JP2001203798A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001203798A
JP2001203798A JP2000013455A JP2000013455A JP2001203798A JP 2001203798 A JP2001203798 A JP 2001203798A JP 2000013455 A JP2000013455 A JP 2000013455A JP 2000013455 A JP2000013455 A JP 2000013455A JP 2001203798 A JP2001203798 A JP 2001203798A
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Kiyonari Sato
聖也 佐藤
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発信側で、メッセージが再生されたか否かを容
易に確認可能とする。 【解決手段】留守録モードで、着信があるときは、自動
的に応答して発信側との回線を接続する(ST11,ST12)。
この着信時に、通知された発信側の電話番号Nxが初め
てか否かを判定する(ST13)。電話番号Nxが初めてで
あるときは、メッセージの送信を促す第1の応答メッセ
ージを発信側に送信し、これに対して発信側より送られ
てくるメッセージを、電話番号Nxに関連づけて、記録
媒体に記録する(ST15,ST19)。電話番号Nxが初めて
でないときは、記録媒体に電話番号Nxに関連づけて記
録されている未再生のメッセージがあるか否かを判定す
る(ST22)。未再生のメッセージがないときは、上述し
た第1の応答メッセージを発信側に送信する(ST15)。
一方、未再生のメッセージがあるときは、その旨を報知
すると共に、メッセージの追加を促す第2の応答メッセ
ージを発信側に送信する(ST23)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば留守録機
能を有する電話機や、留守番電話サービスを提供する移
動通信事業者の留守番電話サービスセンタ等に適用して
好適な通信端末装置に関する。詳しくは、着信時に発信
側の電話番号に係る未再生のメッセージがあるとき、発
信側にその旨を報知することによって、発信側でメッセ
ージが再生されたか否かを容易に確認できるようにした
通信端末装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、留守録機能を有する電話機が周知
である。この種の電話機では、留守録モードに設定され
ている場合、着信があると自動的に応答して通話状態と
なり、回線によって送られてくる発信側からのメッセー
ジを半導体メモリや磁気テープ等の記録媒体に記録し、
使用者の再生ボタンの操作に伴って、内蔵時計による着
信時間を報知した後に記録媒体に記録されているメッセ
ージを再生するようになっている。これにより、使用者
は、不在時にあった電話の用件を聞くことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した留
守録機能を有する電話機に電話をかけてメッセージを記
録した発信側では、記録したメッセージが何時再生され
たかわからないので不安である。そのため、不在の可能
性を認識しながら再度電話をかけてしまうことが多い。
この再発呼時にもまた留守録モードに設定されている
と、前回のメッセージが再生されたかわからないので、
同じメッセージを何度も記録してしまうという不都合が
生じる。
【0004】そこで、この発明では、発信側でメッセー
ジが再生されたか否かを容易に確認し得る通信端末装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信端末
装置は、着信があったことを検出して自動的に応答し、
発信側との回線を接続する回線制御手段と、回線によっ
て発信側より送られてくるメッセージを記録するメッセ
ージ記録手段と、着信時に発信側の電話番号を検出する
発信者番号検出手段と、着信時に発信者番号検出手段で
検出された発信側の電話番号に係る未再生のメッセージ
がメッセージ記録手段にあるとき、発信側にその旨を報
知する報知手段とを備えるものである。
【0006】また、この発明に係る通信端末装置は、着
信があったことを検出して自動的に応答し、発信側との
回線を接続する回線制御手段と、回線によって発信側よ
り送られてくるメッセージを記録するメッセージ記録手
段と、着信時に発信側の電話番号を検出する発信者番号
検出手段と、メッセージ記録手段に記録されたメッセー
ジが再生されたとき、当該再生されたメッセージに対応
して再生された旨を記録する再生済記録手段と、着信時
にメッセージ記録手段に記録されていた発信側の電話番
号に係るメッセージが既に再生されているとき、発信側
に再生された旨を報知する報知手段とを備えるものであ
る。
【0007】着信があると、自動的に応答して発信側と
の回線を接続し、通話状態となる。この状態で発信側よ
り送られてくる音声や文字のメッセージは、半導体メモ
リや磁気テープ等の記録媒体に記録される。この場合、
発信側の電話番号が検出され、メッセージは、発信側の
電話番号に関連づけられて記録媒体に記録される。この
ように記録媒体に記録されたメッセージは、使用者の再
生操作に伴って再生されることとなる。再生されたメッ
セージに対応して、再生された旨、例えば再生時刻が半
導体メモリ等に記録される。
【0008】着信時に発信者番号検出手段で検出された
発信側の電話番号に係る未再生のメッセージがメッセー
ジ記録手段にあるとき、発信側にその旨が報知される。
また、着信時にメッセージ記録手段に記録されていた発
信側の電話番号に係るメッセージが既に再生されている
とき、発信側に再生された旨、例えば再生時刻が報知さ
れる。これにより、発信側で、メッセージが再生された
か否かを容易に確認でき、同じメッセージを何度も送信
するというような不都合を回避できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての電話機10を示している。この場合、電話回
線を介して送信されてくる呼出信号に発信側の電話番号
を示すモデム信号が挿入されてくるものとする。
【0010】電話機10は、マイクロコンピュータを備
え、システム全体の動作を制御するための制御部11を
有している。この制御部11は、マイクロコンピュータ
の動作プログラム、DTMF信号コードをキャラクタコ
ードに変換するための変換フォーマット、応答メッセー
ジデータ等が書き込まれているROM(read only memo
ry)12、データを一時的に記憶する作業用のRAM
(random access memory)13、時刻(日時、曜日)情
報を得るための時計部30、さらに音声合成部32を備
えている。
【0011】また、電話機10は、電話回線接続用の端
子14a,14bと、この端子14a,14bに、直流
カット用のコンデンサ15を介して接続される着信検出
部16、回線切断検出部17およびモデム回路18とを
有している。着信検出部16では交換機より断続的に供
給される16Hzの呼出信号を検出することで着信が検
出され、この着信検出部16より出力される着信検出信
号は制御部11に供給される。モデム回路18では電話
回線を通じて送信されてくるモデム信号が復調され、こ
のモデム回路18より出力されるディジタルデータは制
御部11に供給される。
【0012】発信側による回線切断の場合、交換機より
400Hzの連続信号(ダイヤルトーン信号)、あるい
は400Hzの断続信号(ビジートーン信号)が送られ
てくるか、または無音状態となる。回線切断検出部17
では上述した各状態のいずれかを検出することで回線切
断が検出され、この回線切断検出部17より出力される
回線切断検出信号は制御部11に供給される。
【0013】また、電話機10は、回線側とのインピー
ダンス整合をとりながら、2線/4線変換を行う2線/
4線変換回路19と、端子14a,14bと変換回路1
9との間に挿入接続されるフックスイッチ20と、この
フックスイッチ20に並列に接続された接続スイッチ2
1と、フック状態検出部22とを有している。
【0014】周知のように、後述するハンドセット(送
受話器)がオフフック状態にあるとき、フックスイッチ
20はオン状態となり、回線が直流閉結(直流ループ閉
成)の状態となると共に、一方ハンドセットがオンフッ
ク状態にあるとき、フックスイッチ20はオフ状態とな
り、回線が直流開放(直流ループ開放)の状態となる。
フック状態検出部22は図示せずもフックスイッチ20
と連動してオンオフ動作する接続スイッチを有して構成
され、このフック状態検出部22より出力されるフック
状態検出信号は制御部11に供給される。
【0015】接続スイッチ21のオンオフは制御部11
によって制御される。例えば、後述する操作部のスピー
カキーが押圧されてスピーカの使用モードとされるとき
は、接続スイッチ21はオン状態とされ、ハンドセット
がオンフック状態にあっても、回線は直流閉結の状態と
される。なお、スピーカの使用モードで接続スイッチ2
1がオン状態とされて回線が直流閉結の状態にあると
き、操作部のスピーカキーが押圧されると、接続スイッ
チ21はオフ状態とされて回線は直流開放の状態とな
る。
【0016】また、電話機10は、変換回路19の4線
側(受信)に接続され、回線によって送られてくる受信
音声信号を増幅する低周波アンプ23と、この低周波ア
ンプ23より出力される受信音声信号をスピーカ24ま
たはハンドセット25の受話器(スピーカ)に選択的に
供給するための切換スイッチ26とを有している。この
場合、切換スイッチ26のa側の固定端子はスピーカ2
4に接続され、そのb側の固定端子はハンドセット25
の受話器に接続され、その可動端子は低周波アンプ23
の出力側に接続されている。
【0017】また、電話機10は、マイクロホン27か
らの音声信号またはハンドセット25の送話器(マイク
ロホン)からの音声信号を選択的に取り出すための切換
スイッチ28と、この切換スイッチ28で取り出された
音声信号を増幅する低周波アンプ29とを有している。
この場合、切換スイッチ28のa側の固定端子はマイク
ロホン27に接続され、そのb側の固定端子はハンドセ
ット25の送話器に接続され、その可動端子は低周波ア
ンプ29の入力側に接続されている。切換スイッチ2
6,28の切り換えは制御部11によって制御され、ス
ピーカ24およびマイクロホン27の使用時にはa側に
接続され、ハンドセット25の使用時にはb側に接続さ
れる。
【0018】また、電話機10は、変換回路19の4線
側(受信)に接続され、制御部11からのDTMF(Du
al Tone Multiple Frequency)信号コードをDTMF信
号に変換するDTMF変調器31と、DTMF変調器3
1より出力されるDTMF信号SDTMFと制御部11より
出力される合成音声信号SCOMPとを加算する加算器33
とを有している。
【0019】また、電話機10は、低周波アンプ29の
出力音声信号と加算器33の出力信号とを選択的に取り
出して変換回路19の4線側(送信)に供給する切換ス
イッチ34を有している。この場合、切換スイッチ34
のe側の固定端子は低周波アンプ29の出力側に接続さ
れ、そのf側の固定端子は加算器33の出力側に接続さ
れ、その可動端子は変換回路19の4線側(送信)に接
続されている。切換スイッチ34の切り換えは制御部1
1によって制御される。
【0020】また、電話機10は、ユーザが各種のキー
操作を行うための操作部36と、液晶表示素子等で構成
される表示部37と、電話帳データの登録や、留守録モ
ードで発信側より送られてくるメッセージを記録するた
め等に使用される不揮発性メモリ38と、着信時に制御
部11の制御によって呼出音を出力する呼出音出力部3
9とを有している。これら操作部36、表示部37、不
揮発性メモリ38および呼出音出力部39は、それぞれ
制御部11に接続されている。
【0021】ここで、操作部36には、電話番号等を入
力するためのテンキー、スピーカ24の使用モードとす
るためのスピーカキー、電話帳データを登録するための
操作キー、電話帳データを検索するための操作キー、発
呼を指示する操作キー、留守録モードの設定や解除を行
うための操作キー、留守録モードで記録されたメッセー
ジの再生を行うための操作キー等が配されている。表示
部37には、システムの状態の他に、電話帳データの検
索で選択された電話帳データ、テンキーで入力された電
話番号等が表示される。
【0022】次に、図1に示す電話機10の動作を説明
する。ハンドセット25をオフフック状態とするか、あ
るいは操作部36のスピーカキーを押圧して回線を直流
閉結の状態とした後に、操作部36のキー操作で相手側
の電話番号を入力するか、あるいは電話帳データを検索
して所望の電話帳データが表示部37に表示された状態
で発呼操作をすると、発呼動作が行われる。
【0023】すなわち、制御部11の制御により切換ス
イッチ34がf側に接続される。また、制御部11より
DTMF変調器31に相手側の電話番号データに対応し
たDTMF信号コードが供給され、このDTMF変調器
31より相手側の電話番号データに対応したDTMF信
号が出力される。そして、このDTMF信号が切換スイ
ッチ34のf側を通じて変換回路19の4線側(送信)
に供給され、さらに電話回線を通じて交換機(図示せ
ず)に送信される。これにより、相手側との回線が接続
されて通話可能状態となる。
【0024】また、待ち受けの状態で、電話回線を通じ
て呼出信号が送信されてくると、着信検出部16で着信
が検出され、これにより制御部11の制御によって呼出
音出力部39より呼出音が出力される。呼出音出力部3
9より呼出音が出力されている状態で、ハンドセット2
5をオフフック状態とするか、あるいは操作部36のス
ピーカキーを押圧することで応答することができる。こ
の応答操作によって、フックスイッチ20または接続ス
イッチ21がオン状態となって回線が直流閉結の状態と
なる。これにより、相手側との回線が接続されて通話可
能状態となる。なお、回線が接続されて通話可能状態に
ある場合、ハンドセット20をオンフック状態とする
か、あるいは操作部36のスピーカキーを押圧すること
で回線が切断される。
【0025】次に、図2のフローチャートを使用して、
操作部36の操作によって留守録モードに設定されてい
る場合における着信時に係る制御部11の制御動作を説
明する。
【0026】まず、ステップST11で、着信があるか
否かを判定する。着信があるときは、ステップST12
で、接続スイッチ21をオン状態、つまりオフフック状
態として応答し、発信側との回線を接続する。
【0027】次に、ステップST13で、モデム回路1
8の出力データより発信側の電話番号(発信者番号)N
xを検出し、この電話番号Nxが初めてか否かを判定す
る。この場合、発信側の電話番号Nxに関連づけて、R
AM13または不揮発性メモリ38に、着信回数Mx=
「1」が記録されているときは初めてでないと判定し、
それ以外は初めてであると判定する。
【0028】発信側の電話番号Nxが初めてであると判
定するときは、ステップST14で、発信側の電話番号
Nxに関連づけて、RAM13または不揮発性メモリ3
8に、着信回数Mx=「1」を記録する。そして、ステ
ップST15で、発信側に、メッセージの送信を促す第
1の応答メッセージを送信する。この場合、切換スイッ
チ34をf側に接続すると共に、音声合成部32より第
1の応答メッセージに対応した合成音声信号SCOMPを出
力させ、この合成音声信号SCOMPを加算器33、切換ス
イッチ34を介して変換回路19に供給する。第1の応
答メッセージとしては、「ピーと音がしたらメッセージ
をどうぞ。必要がなければ、このまま電話をお切りくだ
い。」等が考えられる。
【0029】次に、ステップST16で、回線切断検出
部17の検出出力に基づいて発信側の回線切断があった
か否かを判定し、ステップST17で、ピー音を出力す
るまでの所定時間が経過したか否かを判定する。発信側
の回線切断があったときは、ステップST18で、接続
スイッチ21をオフ状態、つまりオンフック状態として
発信側との回線を切断し、その後にステップST11に
戻る。
【0030】また、発信側で回線切断が行われることな
く、所定時間が経過したときは、ステップST17A
で、音声合成部32よりピー音の合成音声信号SCOMPを
出力させて発信側に送信する。そして、ステップST1
9で、不揮発性メモリ38に、発信側の電話番号Nxに
関連づけて、発信側から送られてくるメッセージ(本実
施の形態では音声メッセージ)の記録を開始する。なお
このとき、記録開始時刻も記録する。
【0031】次に、ステップST20で、記録を開始し
てから予め設定された所定時間が経過したか、あるいは
回線切断検出部17の検出出力に基づいて発信側の回線
切断があったか否かを判定する。所定時間の経過、ある
いは発信側の回線切断があったときは、ステップST2
1で、記録を終了し、その後にステップST18で、接
続スイッチ21をオフ状態として発信側との回線を切断
し、ステップST11に戻る。
【0032】また、ステップST13で、発信側の電話
番号Nxが初めてでないと判定するときは、ステップS
T22で、不揮発性メモリ38に、その電話番号Nxに
関連づけて記録されている未再生のメッセージがあるか
否かを判定する。未再生のメッセージがないときは、ス
テップST15に進み、上述したように発信側にメッセ
ージの送信を促す第1の応答メッセージを送信し、その
後にステップST16に進む。これにより、発信側で
は、メッセージを送信して、不揮発性メモリ38にその
メッセージを記録することが可能となる。
【0033】一方、ステップST22で、発信側の電話
番号Nxに関連づけて記録されている未再生のメッセー
ジがあるときは、ステップST23で、発信側に未再生
メッセージの存在を報知すると共に、メッセージの追加
を促す第2の応答メッセージを送信し、その後にステッ
プST16に進む。これにより、発信側では、未再生の
メッセージがあることを確認でき、また追加のメッセー
ジを送信して不揮発性メモリ38にそのメッセージを記
録することが可能となる。
【0034】この場合、切換スイッチ34をf側に接続
すると共に、音声合成部32より第2の応答メッセージ
に対応した合成音声信号SCOMPを出力させ、この合成音
声信号SCOMPを加算器33,切換スイッチ34を介して
変換回路19に供給する。第2の応答メッセージとして
は、「○時○分のメッセージは未だ再生されておりませ
ん。他のメッセージがあればピーという音の後にどう
ぞ。必要がなければ、このまま電話をお切りくだい。」
等が考えられる。第2の応答メッセージに「○時○分
の」と付け加えることで、発信側では、何時記録したメ
ッセージが未再生であるかを容易に知ることができる。
【0035】次に、図3のフローチャートを使用して、
操作部36の操作によって留守録モードに設定されてい
る場合における再生操作時に係る制御部11の制御動作
を説明する。
【0036】まず、ステップST31で、再生操作があ
るか否かを判定する。再生操作があるときは、ステップ
ST32で、電話番号Nxに関連づけて不揮発性メモリ
38に記録されているそれぞれのメッセージを再生す
る。ここで、切換スイッチ26はa側に接続され、不揮
発性メモリ38より再生されるメッセージは制御部11
より低周波アンプ23、切換スイッチ26のa側を介し
てスピーカ24に供給され、このスピーカ24よりメッ
セージ音声が出力される。
【0037】この場合、上述したように、メッセージと
共に記録開始時刻も記録しているので、各電話番号Nx
のメッセージが再生される前に、そのメッセージの記録
開始時刻が報知される。なお、各メッセージに対応する
電話番号Nxをも音声で報知するようにしてもよい。こ
の場合、電話帳データに登録されている電話番号に関し
ては、電話番号の代わりに名前を報知するようにしても
よい。
【0038】次に、ステップST33で、電話番号Nx
に関連づけて記録されているそれぞれの着信回数Mxを
クリアする。つまり、Mx=「0」にする。そして、ス
テップST34で、留守録モードの設定を解除し、ステ
ップST35で、通常の待ち受け状態とする。
【0039】以上説明した本実施の形態においては、
着信時に発信側の電話番号Nxに係る未再生のメッセー
ジがあるとき、発信側に第2の応答メッセージが送信さ
れ、その旨が報知される。したがって、発信側で、メッ
セージが再生されたか否かを容易に確認でき、同じメッ
セージを何度も記録するというような不都合を回避でき
る。
【0040】なお、上述実施の形態においては、発信側
に未再生のメッセージがある旨を報知するようにしたも
のであるが、さらに、メッセージが再生済みであるとき
は、再生済みである旨を、例えば再生時刻を発信側に報
知することも考えられる。
【0041】図4のフローチャートは、その場合の着信
時に係る制御部11の制御動作を示しており、また図5
のフローチャートはその場合の再生操作時に係る制御部
11の制御動作を示している。
【0042】図4のフローチャートに示す着信時に係る
制御部11の制御動作を説明する。この図4において、
図2と対応するステップには同一符号を付し、その詳細
説明を省略する。
【0043】ステップST13で、発信側の電話番号N
xが初めてでないと判定するときは、ステップST24
で、不揮発性メモリ38にその電話番号Nxに関連づけ
て記録されていたメッセージの再生があったか否かを判
定する。メッセージの再生がないときは、ステップST
22に進む。このステップST22では、図2のフロー
チャートでも説明したように、発信側の電話番号Nxに
関連づけて記録されている未再生のメッセージがあるか
否かを判定し、未再生のメッセージがあるときは、ステ
ップST23で、発信側に未再生のメッセージの存在を
報知すると共に、メッセージの追加を促す第2の応答メ
ッセージを送信する。
【0044】一方、ステップST24で、発信側の電話
番号Nxに関連づけて記録されていたメッセージの再生
があったときは、ステップST25で、その電話番号N
xに関連づけて記録されている着信回数Mxをクリア
し、その後にステップST26で、メッセージの再生時
刻を報知すると共に、メッセージの追加を促す第3の応
答メッセージを送信し、その後にステップST16に進
む。これにより、発信側では、メッセージが何時再生さ
れたかを容易に確認でき、また追加のメッセージを送信
して不揮発性メモリ38にそのメッセージを記録するこ
とが可能となるこの場合、切換スイッチ34をf側に接
続すると共に、音声合成部32より第3の応答メッセー
ジに対応した合成音声信号SCOMPを出力させ、この合成
音声信号SCOMPを加算器33,切換スイッチ34を介し
て変換回路19に供給する。第3の応答メッセージとし
ては、「○時○分のメッセージは△時△分に再生されま
した。他のメッセージがあればピーという音の後にどう
ぞ。必要がなければ、このまま電話をお切りくだい。」
等が考えられる。第3の応答メッセージに「○時○分
の」と付け加えることで、発信側では、何時記録したメ
ッセージが再生されたかを容易に知ることができる。
【0045】図4のフローチャートに示すその他のステ
ップは、図2のフローチャートに示すステップと同様で
ある。
【0046】次に、図5のフローチャートに示す再生操
作時に係る制御部11の制御動作を説明する。この図5
において、図3と対応するステップには同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。
【0047】ステップST32で、電話番号Nxに関連
づけて不揮発性メモリ38に記録されているそれぞれの
メッセージを再生した後、ステップST36で、RAM
13または不揮発性メモリ38に、電話番号Nxに関連
づけて記録されていたそれぞれのメッセージに対応して
再生時刻を記録し、その後にステップST34に進む。
このように記録される再生時刻は、図4のステップST
26で発信側に送信する第3の応答メッセージにおける
再生時刻情報として用いられることとなる。
【0048】図5のフローチャートに示すその他のステ
ップは、図3のフローチャートに示すステップと同様で
ある。
【0049】また、上述実施の形態は、この発明を留守
録機能を有する電話機10に適用したものであるが、こ
の発明は留守番電話サービスを提供する移動通信事業者
の留守番電話サービスセンタにも同様に適用できる。
【0050】図2および図4のフローチャートに示す電
話機の着信時における制御動作は、そのまま留守番電話
サービスセンタの着信時における制御動作に適用でき
る。
【0051】図6は、図2のフローチャートに示す着信
時(メッセージ入力に係る)の制御動作を行う場合に対
応した、使用者からの着信時(メッセージ再生に係る)
の制御動作を示している。
【0052】まず、ステップST41で、使用者からの
着信があるか否かを判定する。留守番電話サービスセン
タは、例えば、着信時に通知される発信者番号より使用
者であるか否かを判定する。使用者からの着信があると
きは、ステップST42で、その着信に対して自動的に
応答し、その後にステップST43で、当該使用者宛て
のメッセージがあるか否かを判定する。なお、図2のフ
ローチャートの説明では、発信側の電話番号Nxにそれ
ぞれ関連づけてメッセージが記録されるものであるが、
留守番電話サービスセンタの場合には、さらに使用者毎
に区別されて記録媒体にメッセージの記録が行われるこ
ととなる。
【0053】着信に係る使用者宛てのメッセージがある
ときは、ステップST44で、電話番号Nxに関連づけ
て記録媒体に記録されているそれぞれのメッセージを再
生して、発信側に送信する。この場合、上述したよう
に、メッセージと共に記録開始時刻も記録しているの
で、各電話番号Nxのメッセージの再生前に、その記録
時刻の音声信号が使用者に送信される。なお、各メッセ
ージに対応する電話番号Nxの音声信号をも使用者に送
信するようにしてもよい。
【0054】次に、ステップST45で、電話番号Nx
に関連づけて記録されているそれぞれの着信回数Mxを
クリアする。つまり、Mx=「0」にする。そして、ス
テップST46で、発信側との間の回線を切断して、ス
テップST41に戻る。
【0055】また、ステップST43で、着信に係る使
用者宛てのメッセージがないときは、ステップST47
で、使用者にメッセージがない旨を示す応答メッセージ
を送信し、その後にステップST46で、発信側との間
の回線を切断して、ステップST41に戻る。
【0056】図7は、図4のフローチャートに示す着信
時(メッセージ入力に係る)の制御動作を行う場合に対
応した、使用者からの着信時(メッセージ再生に係る)
の制御動作を示している。
【0057】この図7において、図6と対応するステッ
プには同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0058】ステップST44で、電話番号Nxに関連
づけて記録媒体に記録されているそれぞれのメッセージ
を再生した後、ステップST48で、記録媒体に、電話
番号Nxに関連づけて記録されていたそれぞれのメッセ
ージに対応して再生時刻を記録し、その後にステップS
T46に進む。
【0059】図7のフローチャートに示すその他のステ
ップは、図6のフローチャートに示すステップと同様で
ある。
【0060】なお、上述実施の形態においては、音声メ
ッセージを記録するものを示したが、この発明は文字メ
ッセージを記録するものにも同様に適用できることは勿
論である。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、着信時に発信側の電
話番号に係る未再生のメッセージがあるとき、発信側に
その旨を報知するものであり、発信側では、メッセージ
が再生されたか否かを容易に確認でき、同じメッセージ
を何度も送信するというような不都合を回避できる。ま
た、この発明によれば、着信時に発信側の電話番号に係
るメッセージが再生されているときは、その旨を報知す
るものであり、発信側は自分のメッセージが再生された
ことを容易に確認できる。この場合、再生された旨とし
て再生時刻を報知することで、いつ再生されたかまで知
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての電話機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】留守録モードにおける着信時の制御動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】留守録モードにおける再生操作時の制御動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】留守録モードにおける着信時の他の制御動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】留守録モードにおける再生操作時の他の制御動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】留守番電話サービスセンタにおける使用者から
の着信時の制御動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】留守番電話サービスセンタにおける使用者から
の着信時の他の制御動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 電話機 11 制御部 14a,14b 電話回線接続用端子 16 着信検出部 17 回線切断検出部 18 モデム回路 19 2線/4線変換回路 20 フックスイッチ 21 接続スイッチ 22 フック状態検出部 24 スピーカ 25 ハンドセット 26,28,34 切換スイッチ 27 マイクロホン 30 時計部 31 DTMF変調器 32 音声合成部 36 操作部 37 表示部 38 不揮発性メモリ 39 呼出音出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K036 AA01 DD35 5K039 CC03 CC06 CC08 EE01 EE22 HH17 5K067 AA34 BB04 DD13 DD24 DD30 DD43 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF05 FF06 FF07 FF13 FF25 FF31 FF40 GG12 GG13 HH23 KK15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信があったことを検出して自動的に応
    答し、発信側との回線を接続する回線制御手段と、 上記回線によって上記発信側より送られてくるメッセー
    ジを記録するメッセージ記録手段と、 上記着信時に上記発信側の電話番号を検出する発信者番
    号検出手段と、 上記着信時に上記発信者番号検出手段で検出された上記
    発信側の電話番号に係る未再生のメッセージが上記メッ
    セージ記録手段にあるとき、上記発信側にその旨を報知
    する報知手段とを備えることを特徴とする通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 上記メッセージ記録手段に記録されたメ
    ッセージが再生されたとき、当該再生されたメッセージ
    に対応して再生された旨を記録する再生済記録手段をさ
    らに備え、 上記報知手段は、上記着信時に上記メッセージ記録手段
    に記録されていた上記発信側の電話番号に係るメッセー
    ジが既に再生されているとき、上記発信側に上記再生さ
    れた旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記再生済記録手段は、上記再生された
    メッセージに対応して再生時刻を記録し、 上記報知手段は、上記発信側に上記再生時刻を報知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 上記発信側より送られてくるメッセージ
    を上記メッセージ記録手段に記録する際に、当該メッセ
    ージに関連づけて記録時刻を記録する記録時刻記録手段
    をさらに備え、 上記報知手段は、上記未再生のメッセージがある旨を上
    記発信側に報知する際に、上記記録時刻記録手段の記録
    を参照して、当該未再生のメッセージの記録時刻を上記
    発信側に報知することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 着信があったことを検出して自動的に応
    答し、発信側との回線を接続する回線制御手段と、 上記回線によって上記発信側より送られてくるメッセー
    ジを記録するメッセージ記録手段と、 上記着信時に上記発信側の電話番号を検出する発信者番
    号検出手段と、 上記メッセージ記録手段に記録されたメッセージが再生
    されたとき、当該再生されたメッセージに対応して再生
    された旨を記録する再生済記録手段と、 上記着信時に上記メッセージ記録手段に記録されていた
    上記発信側の電話番号に係るメッセージが既に再生され
    ているとき、上記発信側に上記再生された旨を報知する
    報知手段とを備えることを特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】 上記再生済記録手段は、上記再生された
    メッセージに対応して再生時刻を記録し、 上記報知手段は、上記発信側に上記再生時刻を報知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 上記発信側より送られてくるメッセージ
    を上記メッセージ記録手段に記録する際に、当該メッセ
    ージに関連づけて記録時刻を記録する記録時刻記録手段
    をさらに備え、 上記報知手段は、上記発信側の電話番号に係るメッセー
    ジが再生された旨を上記発信側に報知する際に、上記記
    録時刻記録手段の記録を参照して、当該再生されたメッ
    セージの記録時刻を上記発信側に報知することを特徴と
    する請求項5または6に記載の通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009118192A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Nec Corp メッセージ返信システム、着信側電話装置、中継基地局装置、返信サービス方法、及びそのプログラム

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