JP3332828B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JP3332828B2 JP32017597A JP32017597A JP3332828B2 JP 3332828 B2 JP3332828 B2 JP 3332828B2 JP 32017597 A JP32017597 A JP 32017597A JP 32017597 A JP32017597 A JP 32017597A JP 3332828 B2 JP3332828 B2 JP 3332828B2
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茂幸 田中
弥文 川口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の応答メッセ
ージを選択可能な留守番電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、留守番電話装置にあっては、予め
録音した固定応答メッセージ、ユーザーが作った自作応
答メッセージ等の複数のメッセージを有しており、その
場に応じてユーザーが選択できるようになっている。
【0003】一方、現在、発呼者の電話装置の電話番号
(発呼者番号)を電話局(加入者線交換機)が被呼者の
電話装置に知らせる発信電話番号表示サービス(通信前
情報通知サービス)が平成9年11月1日より実施され
た。
【0004】而して、かかる発信電話番号表示サービス
を利用することによって、発呼者番号の電話番号を確認
してから応答メッセージを選択し、例えば、いたずら電
話、勧誘電話等の対策に活用することが要望されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、留守番
電話装置にあっては、一般的に3〜10回程度の呼出音
を検出すると、自動的に電話回線を閉結し、応答メッセ
ージを送出するため、上記応答メッセージの選択は、か
かる自動応答するまでの間にしなければならなかった。
【0006】従って、例えば、操作を間違え、選択に手
間を取ると、希望する応答メッセージを選択できないこ
とになった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の留守番電話装置
は、かかる点に鑑みなされたもので、複数の応答メッセ
ージを記憶した記憶手段と、前記応答メッセージを手動
にて選択する選択手段と、着信時、所定回数の呼出しを
検出すると、前記選択手段で選択された前記応答メッセ
ージを用いて着信応答する制御手段とを有するものにお
いて、前記制御手段は、着信中に前記選択手段により前
記応答メッセージの選択がなされると、選択された応
答メッセージを再生し、その後、該選択された応答メッ
セージの全ての再生が終了し且つ呼出しが前記所定回数
に達したとき又は達しているとき前記選択された応答メ
ッセージを用いて着信応答することを特徴とするもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を親機(1)と該
親機と無線で接続される子機(2)からなるコードレス
電話装置を例に図面に基づき説明する。図1は親機
(1)の要部の構成を示すブロック図であり、図2は子
機(2)の要部の構成を示すブロック図である。
【0009】まず親機(1)の要部の構成について説明
する。図1に於いて、(11)は着信検出回路で、電話
回線(L)に接続され、着信信号をパルス信号に波形整
形して出力するものである。(12)は発呼者番号検出
回路であり、電話局より電話回線を介して発呼者の電話
番号(発呼者番号)を検出する。検出する電話番号は市
外局番と市内局番と加入者番号からなり、必ず市外局番
を含んでいる。(13)はネットワーク回路であり、電
話回線に接続され回線の解放・閉結を行う。(14)は
ダイヤル発信回路であり、後述の制御回路(23)が指
定するダイヤル番号を発信する。
【0010】(15)はハンドセットであり、スピーカ
(16)とマイクロホン(17)を有している。(1
8)は受信回路であり、アンテナ(19)を介して子機
(2)からの信号を受信する。(20)は送信回路であ
り、ネットワーク回路(14)の出力信号をアンテナ
(19)を介して子機(2)へ発信する。(21)はP
LL回路であり、受信回路(18)と送信回路(20)
の送受信周波数を変える。
【0011】(22)は切替回路であり、ネットワーク
回路(14)への接続をハンドセット(15)側、受信
回路(18)/送信回路(20)側或るいは後述する留
守番回路(30)側に切替える。
【0012】(23)はマイクロプロセッサからなる制
御回路であり、動作のプログラムを記憶したROM(2
4)に基づき各部を制御する。(25)はRAMであ
り、制御回路(23)の動作に必要な情報を記憶する。
このRAM(25)は、着信報知拒否の電話番号を記憶
する領域を有している。
【0013】ところで、切替回路(22)は、この制御
回路(23)の制御下で切替動作する。即ち、ハンドセ
ット(15)のオフフックによる通話時は、ネットワー
ク回路(13)−ハンドセット(15)、子機(2)に
よる通話時は、ネットワーク回路(13)−受信回路
(18)/送信回路(20)、そして留守番モード時
は、ネットワーク回路(13)−留守番回路(30)の
組み合わせで接続切替することになる。
【0014】(26)はベルであり、着信時に呼出音を
出力する。(27)は緑色と赤色のバックライトを切り
替え可能な液晶の表示手段であり、電話番号や名前など
を表示する。(28)は入力手段であり、電話番号入力
を行うテンキー(281)、留守キー(282)及び応
答メッセージを選択するための選択キー(283)を有
する。(29)はハンドセット(15)のオンフック、
オフフックを検出するスイッチである。(30)は留守
番回路で、応答メッセージを記憶するメモリ、用件メッ
セージを記憶するメモリ及びこれらのメモリに対して音
声アナログ信号をデジタルデータに変換してメモリに書
き込み、またメモリのデータをアナログ信号に変換する
デジタル信号プロセッサからなる。(301)は留守番
回路(30)に接続されたアンプ、(302)はアンプ
(301)に接続されたスピーカである。
【0015】次に子機(2)の要部の構成を説明する。
図2に於いて、(31)は受信回路であり、アンテナ
(32)を介して親機(1)からの信号を受信する。
(33)は送信回路であり、入力信号をアンテナ(3
2)を介して親機(1)へ発信する。(34)はPLL
回路であり、受信回路(31)と送信回路(33)の送
受信周波数を変える。
【0016】(35)はスピーカであり、増幅回路(3
6)で増幅された受信回路(31)の電気信号を音声に
変換する。(37)はマイクロホンであり、音声を電気
信号に変換する。(38)は増幅回路であり、マイクロ
ホン(37)の出力を増幅して送信回路(33)に出力
する。
【0017】(39)はマイクロプロセッサからなる制
御回路であり、動作のプログラムを記憶したROM(4
0)に基づき各部を制御する。(41)はRAMであ
り、制御回路(39)の動作に必要な情報を記憶する。
(42)はベルであり、着信時に呼出音を出力する。
(43)は緑色と赤色のバックライトを切替え可能な液
晶の表示手段であり、電話番号や名前などを表示する。
(44)は入力手段であり、通話を開始するための通話
キー(441)、通話を終了するための切キー(44
2)、ダイヤル番号を入力するためのテンキー(44
3)を有する。
【0018】次に、図3は、本発明の留守番モードに関
し、親機(1)の制御回路(23)に書き込まれた要部
のプログラムのフローチャートであり、以下これに基づ
いて動作を説明する。
【0019】尚、留守番回路(30)には、5種類の応
答メッセージが予め記憶されているものとし、それらを
No.1〜5の応答メッセージとする。そして、ここで
は予めNO.1の応答メッセージが選択されているもの
とする。
【0020】まず、ハンドセット(15)がオンフック
の状態で、親機(1)の留守キー(282)が操作され
ると、この図3の留守番モードに移行する。
【0021】この状態で、親機(1)の制御回路(2
3)が発呼者番号検出回路(12)より発呼者番号を検
出すると、その電話番号を表示手段(27)に表示する
と共に、子機(2)に電話番号データを送信する(S
1,2)。この電話番号データを受信した子機(2)の
制御回路(39)は、親機(1)と同様、表示手段(4
3)に受信した電話番号を表示することになる。この
後、親機(1)の制御回路(23)は、着信信号を検出
すると、ベル(26)を駆動すると共に着信検出信号を
子機(2)に送信する(S3,4)。これを受信した子
機(2)の制御回路(39)もベル(42)を駆動する
ことになる。
【0022】さて、親機(1)の制御回路(23)は、
着信検出回路(11)からのパルスを5個計数したか否
かを判定する(5回の呼出音に相当)(S5)。そし
て、選択キー(283)が操作されることなく5回を計
数すると、電話回線(L)を閉結し、ベル(26)の駆
動及び子機(2)への着信信号の送信を停止する(S
7,8)。これにより、子機(2)の制御回路(39)
は、電話番号の表示を止め、ベル(42)の駆動を停止
する。そして、親機(1)の制御回路(23)は、留守
番回路(30)とネットワーク回路(13)を接続する
ように切替回路(22)に指示し、且つ留守番回路(3
0)に選択されている応答メッセージを電話回線(L)
に送出するように指示する(S9)。以後は、発呼者か
らの用件メッセージを留守番回路(30)に録音し、電
話回線(L)の閉結から所定時間経過すると、電話回線
(L)を解放して表示手段(27)の表示を止め、受信
待機状態に戻る(S10)。
【0023】而して、発呼者番号を確認したユーザーが
応答メッセージの変更を希望し、5回の計数途中に、選
択キー(283)を操作すると、制御回路(23)は応
答メッセージの選択を変更する(S6,11)。即ち、
一回選択キー(283)が操作されると、No.1の応
答メッセージからNo.2の応答メッセージとなる。選
択キー(283)が操作される度に、選択が順送りとな
り、その後、No.5の応答メッセージが選択されてい
るときに選択キー(283)が操作されると、次はN
o.1の応答メッセージに戻る。制御回路(23)は、
選択された応答メッセージをスピーカ(302)より出
力するように留守番回路(30)に指示し、選択された
メッセージを使用者に知らせ、そして留守番回路(3
0)からの応答メッセージの再生終了信号を検出する
と、ステップS5に戻り、計数内容を判定する(S1
2,14)。ここで5回以上計数していると、前述した
ステップS7に移行することになる(S5)。従って、
応答メッセージの選択に時間がかかり、既に5回の呼出
音を検出している場合でも、応答メッセージの選択処理
が終了するまで(ここでは、選択した応答メッセージの
再生終了)、着信応答しないことになる。尚、選択され
た応答メッセージが再生されているとき、更に選択キー
(283)が操作されると、制御回路(23)は、次の
応答メッセージを選択してかかる応答メッセージを再生
するように留守番回路(30)に指示する(S13)。
留守番回路(30)は、再生中の応答メッセージを中断
し、次の応答メッセージを再生することになる。留守番
回路(30)は、中断しても再生終了信号を出力するこ
となく、一つの応答メッセージを全て再生したときに出
力することになる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したものであ
るから、着信中であっても確実に応答メッセージの変更
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番電話装置の親機のブロック図で
ある。
【図2】本発明の留守番電話装置の子機のブロック図で
ある。
【図3】本発明の留守番電話装置の親機の要部のプログ
ラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 23 制御回路(親機) 28 入力手段(親機) 30 留守番回路 39 制御回路(子機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−200322(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/64 - 1/658

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の応答メッセージを記憶した記憶手
    段と、前記応答メッセージを手動にて選択する選択手段
    と、着信時、所定回数の呼出しを検出すると、前記選択
    手段で選択された前記応答メッセージを用いて着信応答
    する制御手段とを有するものにおいて、前記制御手段
    は、着信中に前記選択手段により前記応答メッセージの
    選択がなされると、選択された応答メッセージを再生
    し、その後、該選択された応答メッセージの全ての再生
    が終了し且つ呼出しが前記所定回数に達したとき又は達
    しているとき前記選択された応答メッセージを用いて着
    信応答することを特徴とする留守番電話装置。
JP32017597A 1997-11-20 1997-11-20 留守番電話装置 Expired - Lifetime JP3332828B2 (ja)

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JPH11155016A JPH11155016A (ja) 1999-06-08
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