JP2000115847A - 留守番電話機能付きコードレス電話機における発信者番号通知方法 - Google Patents

留守番電話機能付きコードレス電話機における発信者番号通知方法

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JP2000115847A
JP2000115847A JP28304398A JP28304398A JP2000115847A JP 2000115847 A JP2000115847 A JP 2000115847A JP 28304398 A JP28304398 A JP 28304398A JP 28304398 A JP28304398 A JP 28304398A JP 2000115847 A JP2000115847 A JP 2000115847A
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Yoji Hayashi
洋史 林
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機で着信メッセージの再生を行った場合で
も録音者の電話番号を確認できる留守番電話機能付きコ
ードレス電話機における発信者番号通知方法を提供する
こと。 【解決手段】 親機10が留守番電話モードのときに着
信があると(104)、発呼者端末の電話番号を記憶す
るとともに(106)、自動応答してこの端末からの着
信メッセージを録音する(112)。このように着信メ
ッセージが親機10に録音されている状態で、子機40
よりメッセージ再生要求のコマンドを親機10が受信す
ると(120)、メッセージを録音した発呼者端末の電
話番号データを子機40に送信する(122)。子機4
0がこの電話番号データを受信すると、受信した電話番
号データを表示部に表示する(124)。また、親機1
0は着信メッセージを子機40に送信し、子機40はこ
の着信メッセージをスピーカより音声出力する(12
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は留守番電話機能を備
えた親機と子機とにより構成されるコードレス電話機、
より具体的には例えば日本電信電話株式会社(以後、N
TTと称す)により提供されるナンバーディスプレイサ
ービスのような発呼者端末の電話番号を受信可能な留守
番電話機能付きコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機の高機能化が進み、回線に
接続される固定式電話機の多くは、留守時に相手からの
着信メッセージを録音する留守番電話機能が付いてい
る。また、回線に接続される親機の他に、この親機と無
線により接続される子機を備えたコードレス電話機が広
く一般に普及しており、これらコードレス電話機のほと
んどが留守番電話機能を備えている。この種のコードレ
ス電話機の中には、留守中に録音された着信メッセージ
を親機と子機の両方で聞くことができるものもあった。
【0003】一方、NTTよりナンバーディスプレイサ
ービスが実施され、希望する加入者に対して着信時に発
呼者端末の電話番号を表示部に表示できるようになっ
た。このサービスを利用することにより、従来ではIS
DN回線に接続された電話機同士でないと表示できなか
った発呼者端末の電話番号がアナログ回線に接続された
電話機同士でも表示でき、利用者は応答前に発呼者を確
認することができる。このナンバーディスプレイサービ
スを利用するには電話機側でその機能を備えていなけれ
ばならないが、ナンバーディスプレイサービス実施後は
ほとんどの電話機がこのサービスに対応する機能を備え
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような留守番電話
機能とナンバーディスプレイサービスに対応する機能と
を備えたコードレス電話機において、従来技術では、親
機では着信メッセージを再生しているときに録音者の電
話番号を表示することはできたが、子機ではこの電話番
号を表示することができなかった。このため、子機で着
信メッセージを再生すると録音者の電話番号を確認する
ことができないという問題があった。特にコードレス電
話機の場合には、子機に親機と同じように着信メッセー
ジの再生機能がある場合、子機で着信メッセージを再生
することが多くなる。したがって、従来技術のように子
機で録音者の電話番号を確認できないと不便であった。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、子機で着信メッセージの再生を行った場合でも録音
者の電話番号を確認できる留守番電話機能付きコードレ
ス電話機における発信者番号通知方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、親機と表示部を備えた少なくとも1台の
子機とによりなる留守番電話機能付きコードレス電話機
における発信者番号通知方法において、親機は、留守番
電話モードになっている時に着信があると、着信時に網
より受信した発呼者端末の電話番号を記憶するととも
に、着信に対して応答して発呼者からの着信メッセージ
を録音した後に回線の切断処理を行う。その後、子機よ
り録音した着信メッセージの再生コマンドを受信する
と、この着信メッセージを再生して子機に送信するとと
もに、この着信メッセージを録音した発呼者端末の電話
番号を前記子機に送信する。子機は、親機より発呼者端
末の電話番号を受信すると、表示部にこの発呼者端末の
電話番号を表示する。
【0007】また、本発明によれば、親機と少なくとも
1台の子機とによりなる留守番電話機能付きコードレス
電話機における発信者番号通知方法において、親機は、
留守番電話モードになっている時に着信があると、着信
時に網より受信した発呼者端末の電話番号を記憶すると
ともに、着信に対して応答して発呼者からの着信メッセ
ージを録音した後に回線の切断処理を行う。子機より録
音した着信メッセージの再生操作が行われると、この着
信メッセージを録音した発呼者端末の電話番号を音声合
成により音声信号に変換して前記子機に送信し、その後
に着信メッセージを再生して子機に送信する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる留守番電話機能付きコードレス電話機における発信
者番号通知方法の実施の形態を詳細に説明する。本発明
が適用される留守番電話機能付きコードレス電話機は親
機と少なくとも1台の子機とにより構成されており、図
2には親機の実施の形態を示す親機10の機能ブロック
図が、また図3には子機の実施の形態を示す子機40の
機能ブロック図がそれぞれ示されている。
【0009】図2において、親機10は、アナログ公衆
網に接続された例えばNTTにより提供されるナンバー
ディスプレイサービスのような発信電話番号表示サービ
スに対応可能な電話機である。なお、この発信電話番号
表示サービスとは加入者が網会社に対して契約するサー
ビス機能であり、このサービスに加入すると発呼者端末
の電話番号が着信時に受信できる。
【0010】極性一致回路12は、局交換機の電話回線
(以後、加入者線と称す)に接続され、この回線電圧の
極性を一致させるための回路であり、ダイオードによる
全波整流回路により構成されている。フックスイッチ回
路14は、オフフック操作等により回線ループを形成す
るとともに、局に対してダイヤルパルスを送出する回路
である。フックスイッチ回路14は、極性一致回路12
に接続されるトランジスタとマイクロコンピュータ26
に制御されるトランジスタの2つのスイッチング素子に
より構成されている。
【0011】具体的には、オフフック操作(応答または
発信操作)が行われると、マイクロコンピュータ26
は、フックスイッチ回路14のトランジスタを制御し
て、極性一致回路12とスピーチネットワーククロスポ
イントスイッチ16を接続する。フックスイッチ回路1
4はまた、マイクロコンピュータ26がトランジスタを
オン・オフ制御することで、ダイヤルパルスを局交換機
に送出する。
【0012】スピーチネットワーククロスポイントスイ
ッチ16は2線−4線変換および信号経路の形成を行う
回路である。スピーチネットワーククロスポイントスイ
ッチ16により、2線式の加入者線の信号が4線式の信
号に変換されてコーラーIDIC17、コンパンダIC
18、録音再生装置22に送られる。
【0013】コーラーIDIC17はモデムデータ(ナ
ンバーディスプレイデータ)の解析を行う回路である。
具体的には、コーラーIDIC17は、スピーチネット
ワーククロスポイントスイッチ16を介して加入者線よ
り送られてきた発呼者端末の電話番号である発信番号の
データを解析し、その解析結果をマイクロコンピュータ
26に通知する。
【0014】コンパンダIC18は、スピーチネットワ
ーククロスポイントスイッチ16およびRFユニット2
0に接続され、子機40と無線通信を行うための音声処
理を実行する。すなわち、コンパンダIC18は、クロ
スポイントスイッチ16から受信した信号を音声処理し
てRFユニット20に送るとともに、RFユニット20
から受信した信号を音声処理してクロスポイントスイッ
チ16に送出する。RFユニット20はアンテナを介し
て子機40と無線通信を行うためのFM変復調を行う回
路である。
【0015】録音再生装置22はマイクロコンピュータ
30の制御にしたがって着信メッセージの録音・再生を
行う装置である。すなわち、録音再生装置22は電話機
10が留守番電話モードになっているときに発呼者端末
から受信した着信メッセージを録音したり、この録音し
たメッセージの再生操作が行われると録音したメッセー
ジの再生処理を行う。なお、録音した着信メッセージの
再生操作は親機10または後述する子機40により可能
であり、指定された着信メッセージは再生されてスピー
チネットワーククロスポイントスイッチ16に送出され
る。
【0016】表示部24は、マイクロコンピュータ26
に接続され、これより送られてきた制御データに応じて
表示を行うLCD表示部である。LCD表示部24は、
発信時にダイヤルした電話番号を表示したり、着信時に
回線より送られてきた発呼者端末の電話番号を表示す
る。また、留守番電話機能により録音した着信メッセー
ジを再生している間、このメッセージを録音した発呼者
の電話番号を表示部24に表示する。
【0017】マイクロコンピュータ26は、親機10の
全体を制御する制御回路であり、入出力ポート28、R
OM30、CPU32およびRAM34により構成され
ている。入出力ポート28は、フックスイッチ回路1
4、スピーチネットワーククロスポイントスイッチ1
6、コーラーIDIC17、コンパンダIC18、RF
ユニット20、録音再生装置22および表示部24に接
続され、これら各構成要素とCPU32とを接続する。
【0018】CPU32は、入出力ポート28を介して
信号を入力し、この入力した信号に応じて入出力ポート
28に接続された各構成要素を制御する。すなわち、C
PU32はROM30に格納された呼処理プログラムに
したがって、通話に伴う呼処理や各種サービス機能に伴
う処理を実行する。
【0019】具体的には、留守番電話モードに設定され
た場合、CPU32は、着信を検出すると発呼者端末の
電話番号や留守録日時をRAM34に記憶するととも
に、フックスイッチ回路14を制御して自動応答を行
い、発呼者からの着信メッセージを録音再生装置22に
録音する。また、留守番電話モードで録音した着信メッ
セージの再生操作が親機10で行われると、録音した着
信メッセージの再生を行うとともにその発呼者端末の電
話番号又は発呼者名や留守録日時を表示部24に表示す
る。
【0020】さらに、留守番電話モードで録音した着信
メッセージの再生操作が子機40で行われると、CPU
32は、録音再生装置22を制御し、録音した着信メッ
セージを再生してスピーチネットワーククロスポイント
スイッチ16、コンパンダIC18およびRFユニット
20を介して子機40に送出する。CPU32はまた、
この着信メッセージを録音した発呼者の電話番号や留守
録日時などをRAM34から読み出して表示用データと
して子機40に送出する。このときRAM34に予め登
録してある電話帳に、前述した発呼者の電話番号と対応
させて人名を記憶しておけば、CPU32は録音した発
呼者の電話番号をRAM34から読み出す際に、前記電
話帳を自動的に検索して前述した表示データを発呼者
名、発呼者電話番号とし、子機40に送出してもよい。
【0021】次に、子機40について説明する。図3に
示すように、子機40は、この子機全体を制御するマイ
クロコンピュータ52を備えている。マイクロコンピュ
ータ52には親機10と無線通信を行うためにRFユニ
ット42とコンパンダIC44とが接続されている。コ
ンパンダIC44は、音声出力部が増幅器(図示せず)
を介してスピーカ46に接続され、親機10より受信し
た音声信号をマイクロコンピュータ52の制御によりス
ピーカ46より出力する。
【0022】マイクロコンピュータ52にはまた、キー
マトリクス48や表示部50が接続されている。キーマ
トリクス48は発呼操作および各種機能を実行するため
のキーが配設されたキー操作部であり、例えば電話番号
をダイヤルするダイヤルキーの他に、留守番電話モード
のときに録音した着信メッセージを再生する再生キー等
が配設されている。また、表示部50はマイクロコンピ
ュータからの制御信号応じた表示を行うLCD表示部で
あり、ダイヤルした電話番号や着信時に発呼者の電話番
号や着信日時、人名等が表示される。
【0023】マイクロコンピュータ52は、入出力ポー
ト54、ROM56、CPU58およびRAM59によ
り構成されている。入出力ポート54は、RFユニット
42、コンパンダIC44、キーマトリクス48および
表示部50とCPU58とを接続し、この間でのデータ
のやりとりを行えるようにするポートである。ROM5
6はCPU58の処理プログラムが格納された記憶部で
ある。RAM59はCPU58のワークエリアとして処
理に伴う各種のデータが記憶される記憶部である。
【0024】図1は本発明による留守番電話機能付きコ
ードレス電話機における発信者番号通知方法の実施の形
態を示す処理シーケンス図である。以下、図1、図2お
よび図3を用いて本実施の形態の動作を説明する。な
お、ここでは、メッセージを録音する発呼者端末の電話
番号を「△△△−○×○×」、図2に示した親機10の
電話番号を「○○○−△△△△」とし、親機10は留守
番電話モードに設定されているものとする(100)。
【0025】発呼者端末が発呼処理を行って「○○○−
△△△△」の電話番号を網に送信すると(102)、網
は受信した電話番号の電話機である親機10に対し着信
処理を行う。この時、網は発信者番号データ、すなわち
発呼者端末の電話番号である「△△△−○×○×」を親
機10に送信する(104)。親機10はこの発信者番
号データを、極性一致回路12、フックスイッチ回路1
4およびスピーチネットワーククロスポイントスイッチ
16を経由してコーラIDIC17で受信し、このコー
ラIDIC17で解析する。そして、その解析結果は入
出力ポート28を介してCPU32に送られ、発呼者端
末の電話番号である「△△△−○×○×」がRAM34
に格納される(106)。
【0026】また、親機10は留守番電話モードに設定
されているので、着信があるとCPU32はフックスイ
ッチ回路14を制御して自動応答を行う(108)。網
は親機10の応答を検出すると、発呼者端末と親機10
との間の通話路を形成する(110)。親機10は通話
路が形成されると、留守番電話モードである旨の音声ガ
イダンスを発呼者端末に対して送信し、音声によるメッ
セージの送信を促す。これにより発呼者からメッセージ
が送られてくると、このメッセージを録音再生装置22
で録音する(112)。発呼者がメッセージを送信後に
網に対して切断操作を行うと(114)、網は回線を解
放する(116)。
【0027】その後、子機40において、キーマトリク
ス48のメッセージ再生キーが押下されると(11
8)、CPU58はコンパンダIC44、RFユニット
42を介してメッセージ再生コマンドを親機10に送信
し、録音したメッセージの再生要求を行う(120)。
子機40から送信されたメッセージ再生コマンドは親機
10のRFユニット20、コンパンダIC18を介して
CPU32で受信される。CPU32はこのコマンドを
受信すると、例えばメッセージを録音した発呼者端末の
電話番号データ「△△△−○×○×」をRAM59から
読み出し、コンパンダIC18、RFユニット20を介
して子機40に送信する(122)。このとき前記メッ
セージ再生コマンドを受信後、前述した発呼者端末の電
話番号以外に留守録日時や発呼者名等を子機40に送信
するようにしてもよい。
【0028】子機40のCPU58がRFユニット4
2、コンパンダIC44を介してこの電話番号データ
「△△△−○×○×」を受信すると、CPU58は受信
した電話番号データ「△△△−○×○×」を表示部50
に表示する(124)。また、親機10において、CP
U32は電話番号データを送信した後、この電話番号に
対応した着信メッセージを再生するよう録音再生装置2
2にコマンドを送出する。これにより再生された着信メ
ッセージは、スピーチネットワーククロスポイントスイ
ッチ16、コンパンダIC18およびRFユニット20
を介して子機40に送信される(126)。子機40で
はこの着信メッセージを受信すると、RFユニット4
2、コンパンダIC44を介してスピーカ46より出力
する(128)。
【0029】なお、着信メッセージを録音した発呼者端
末の電話番号が親機10または子機40の電話帳等に氏
名とともに登録されている場合には、メッセージ再生中
に電話番号と氏名とを子機40の表示部50に表示する
ことも可能である。また、電話番号と同時に、録音した
日時も表示するようにしてもよい。さらに、メッセージ
再生中にキーマトリクス48の発呼キーを押下すること
で、聴取しているメッセージを録音した発呼者端末への
発信操作を行うようにしてもよい。
【0030】図4〜図6は本発明による留守番電話機能
付きコードレス電話機における発信者番号通知方法の他
の実施の形態を示したものである。この実施の形態で
は、子機に表示部が無い場合に着信メッセージを録音し
た発呼者端末の電話番号を、音声により通知する例を示
している。なお、これら図において、図1〜図3に示し
た同じ内容の処理または同一の構成要素には同じ符号を
記し、重複する説明はここでは省略する。
【0031】図5はこの実施の形態における親機60の
機能ブロック図を示したものである。図5において、親
機60は音声合成フレーズの格納または再生を行う音声
合成IC23を備えており、これ以外の各構成要素は親
機10と同じである。すなわち、図6に示した子機70
には表示部が無いので、親機60は着信メッセージを録
音した発呼者端末の電話番号データ等を、RAM34か
ら読み出して音声信号に変換して子機70に送出する。
以下、図4を用いてこの実施の形態の処理シーケンスを
説明する。なお、図4において、処理100〜処理11
8までは図1に示した処理と同じなので、ここでは処理
118から後の動作を説明する。
【0032】子機70において、メッセージ再生キーが
押下されると(118)、子機70より親機60に対し
て着信メッセージ再生要求のコマンドが送出される(1
20)。親機60のCPU32がこのコマンドを受け取
ると、録音再生装置22に記録されている着信メッセー
ジの再生の準備を行うとともに、この着信メッセージに
対応する番号データをRAM34より呼び出す。そし
て、例えば呼び出したこの番号データ「△△△−○×○
×」を音声合成IC23に送り、このIC23より番号
データに対応した音声「△△△−○×○×」を出力させ
る。
【0033】音声合成IC23より出力された番号デー
タの音声「△△△−○×○×」は、スピーチネットワー
ククロスポイントスイッチ16、コンパンダIC18お
よびRFユニット20を介して子機70に送られる(1
30)。子機70では、この音声を受信すると、RFユ
ニット42、コンパンダIC44を介してスピーカ46
より出力する(132)。
【0034】また、親機60において、CPU32は電
話番号データの音声を送信した後、この電話番号に対応
した着信メッセージを再生するよう録音再生装置22に
コマンドを送出する。これにより、着信メッセージが再
生され、スピーチネットワーククロスポイントスイッチ
16、コンパンダIC18およびRFユニット20を介
して子機70に送信される(134)。子機70ではこ
の着信メッセージを受信すると、RFユニット42、コ
ンパンダIC44を介してスピーカ46より出力する
(136)。
【0035】なお、この実施の形態でも、着信メッセー
ジを録音した発呼者端末の電話番号が親機60または子
機70の電話帳等に氏名とともに登録されている場合に
は、メッセージ再生前に電話番号と氏名の音声を子機7
0に送出し、子機70でこれらを出力することも可能で
ある。また、同様に、電話番号と同時に録音した日時も
音声で出力するようにしてもよい。さらに、メッセージ
再生中にキーマトリクス48の発呼キーを押下すると、
メッセージを録音した発呼者端末への発信操作を行うよ
うにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】このように本発明の留守番電話機能付き
コードレス電話機における発信者番号通知方法によれ
ば、メッセージを録音した端末の電話番号を子機でも確
認することができる。したがって、折り返し電話を行う
場合も電話番号を探す手間が省け、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による留守番電話機能付きコードレス電
話機における発信者番号通知方法の実施の形態を示す処
理シーケンス図。
【図2】図1に示した処理シーケンスにおける親機の実
施の形態を示した機能ブロック図。
【図3】図1に示した処理シーケンスにおける子機の実
施の形態を示した機能ブロック図。
【図4】本発明による留守番電話機能付きコードレス電
話機における発信者番号通知方法の他の実施の形態を示
す処理シーケンス図。
【図5】図4に示した処理シーケンスにおける親機の実
施の形態を示した機能ブロック図。
【図6】図4に示した処理シーケンスにおける子機の実
施の形態を示した機能ブロック図。
【符号の説明】
10、60 親機 12 極性一致回路 14 フックスイッチ回路 16 スピーチネットワーククロスポイントスイッチ 17 コーラIDIC 18、44 コンパンダIC 20、42 RFユニット 22 録音再生装置 23 音声合成IC 24、50 表示部 26、52 マイクロコンピュータ 28、54 入出力ポート 30、56 ROM 32、58 CPU 34、59 RAM 40、60 子機 46 スピーカ 48 キーマトリクス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と表示部を備えた少なくとも1台の
    子機とによりなる留守番電話機能付きコードレス電話機
    における発信者番号通知方法において、 前記親機は、 留守番電話モードになっている時に着信があると、着信
    時に網より受信した発呼者端末の電話番号を記憶すると
    ともに、前記着信に対して応答して発呼者からの着信メ
    ッセージを録音した後に回線の切断処理を行い、 前記子機より前記録音した着信メッセージの再生コマン
    ドを受信すると、この着信メッセージを再生して前記子
    機に送信するとともに、この着信メッセージを録音した
    発呼者端末の電話番号を前記子機に送信し、 前記子機は、 前記親機より発呼者端末の電話番号を受信すると、前記
    表示部にこの発呼者端末の電話番号を表示することを特
    徴とする留守番電話機能付きコードレス電話機における
    発信者番号通知方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発信者番号通知方法に
    おいて、前記着信メッセージの録音を行った発呼者端末
    の電話番号が予め名前とともに登録されていれば、前記
    電話番号とともに前記名前を前記子機の表示部に表示す
    ることを特徴とする留守番電話機能付きコードレス電話
    機における発信者番号通知方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発信者番号通知方法に
    おいて、前記着信メッセージの録音を行った発呼者端末
    の電話番号は、録音した日時とともに前記子機の表示部
    に表示されることを特徴とする留守番電話機能付きコー
    ドレス電話機における発信者番号通知方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の発信者番号通知方法に
    おいて、前記着信メッセージの録音を行った発呼者端末
    の電話番号が前記子機の表示部に表示されているときに
    発信操作を行うと、前記着信メッセージの録音を行った
    発呼者端末への発呼処理が行われることを特徴とする留
    守番電話機能付きコードレス電話機における発信者番号
    通知方法。
  5. 【請求項5】 親機と少なくとも1台の子機とによりな
    る留守番電話機能付きコードレス電話機における発信者
    番号通知方法において、 前記親機は、 留守番電話モードになっている時に着信があると、着信
    時に網より受信した発呼者端末の電話番号を記憶すると
    ともに、前記着信に対して応答して発呼者からの着信メ
    ッセージを録音した後に回線の切断処理を行い、 前記子機より前記録音した着信メッセージの再生操作が
    行われると、この着信メッセージを録音した発呼者端末
    の電話番号を音声合成により音声信号に変換して前記子
    機に送信し、 その後に前記着信メッセージを再生して前記子機に送信
    することを特徴とする留守番電話機能付きコードレス電
    話機における発信者番号通知方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の発信者番号通知方法に
    おいて、前記発呼者端末の電話番号とともに前記着信メ
    ッセージを録音した日時も音声合成により音声信号に変
    換して前記子機に送信することを特徴とする留守番電話
    機能付きコードレス電話機における発信者番号通知方
    法。
JP28304398A 1998-10-05 1998-10-05 留守番電話機能付きコードレス電話機における発信者番号通知方法 Pending JP2000115847A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016051958A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 シャープ株式会社 通信システム
JP2017098770A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 オンキヨー株式会社 電話機

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