JPH03289249A - 電話交換システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、複数の内線電話機を含む電話交換システムに
関し、特に内線電話機より音声を録音するとともに、こ
の録音されている音声を内線電話機へ向けて再生する機
能を有する録音再生装置を有する電話交換システムに関
する。

［従来の技術］ 従来、ボタン電話装置等の電話交換システムに一斉呼出
しと言われる機能がある。

これは１つの内線電話機より他の複数の内線電話機に同
時に呼び出すものであり、呼出信号により該複数の内線
電話機のベルやスピーカを鳴動させたり、あるいは上記
内線電話機のスピーカに音声を出力させるものである。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記従来例では、内線電話機より他の複数の内
線電話機を呼出したい時、その都度操作しなければなら
ず、煩雑であるという欠点があった。

本発明は、−斉呼出しを容易に行なうことができる電話
交換システムを提供することを目的とする。

［課題を解決する手段］ 本発明は、少なくとも３以上の内線電話機を含む電話交
換システムにおいて、内線電話機からの音声を録音する
とともに内線電話機へ向けて音声を生成する録音再生装
置と、時刻を計時する計時手段と、内線電話機より再生
時刻を指定する再生時刻指定手段と、上記計時手段によ
る計時結果と上記指定された再生時刻とが一致した時、
複数の内線電話機へ向けて同時に録音された音声を再生
する再生制御手段とを有することを特徴とする。

［作用］ 本発明では、予め必要なことを録音しておくことにより
、煩しい操作を行うことなく任意の時刻に複数の相手に
知らせることができる。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示す電話交換システム（
ボタン電話装置）の概略ブロック図である。

このボタン電話装置は、主装置（交換ａ）１と３つの内
線電話４ｉ１３〜５とを有している。

主装置１は、中央制御装置６と、通話路（時間スイ−７
チ等）８に接続された音声録音再生装Ｎ７と、リアルタ
イムクロックＩＣ等の時計９と、中央制御装置６がデー
タを読み書きするメモリｌＯと、外線２とのインタフェ
ース回路１１と、通話線１３を介して音声の送信を行な
うとともに制御線１４を介して内線電話機３と制御信号
の送受を行なう内線インタフェース回路１２とを有する
。

また、内線電話機３は、主に通話線１３と送受話器１６
の間の音声信号の制御を行なう内線電話機内スピーチネ
ットワーク１５と、スピーカアンプ１７と、スピーカ１
８と、ＣＰＵ１９と、ダイヤルキー、保留キーおよびリ
ダイヤルキー等のキー群２０と、表示器２１とを有して
いる。

内ｉｆ電話機、５も、内線電話機３と同一の構成からな
り、各内線電話機３〜５は、切換スイッチ２２により送
受話器による通話とスピーカ１８に音声を出力するスピ
ーカ受話とを行なうものである。なお、オンフック状態
では切換スイー、チ２１はスピーカアンプ１７側にセー
、トされているものとする。

第２図は、内線電話機３（若しくは４．５）の外観図で
ある。

この内線電話機３には、図示のように、上記キー群２０
として、ダイヤルキー２３、ワンタッチダイヤルキー２
４、保留キー２５、リダイヤルキー２６、録音キー２７
、再生時刻設定キー２８を有している。

第３図は、本実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。以下、本図の流れに沿って本実施例を詳細に説明
する。

内線電話機３の送受話器１６を上げてオフフックとする
と（ＳＬ）　、ＣＰＵ１９はこれを検出して制御線１４
、内線インタフェース１２を介して中央制御装置６へ内
線電話機３のオフフッタを通知する（Ｓ３）。

通常の交換手順では、中央側ｍ装置６は図示しない音源
を通話路８を制御することにより内線インタフェースＤ
路１２を介して通話線１３に接続し、ダイヤルトーン（
発信音）を送受信器１６の受話器に出力する。この時、
切換スイッチ２２はオフフックによりスピーチネットワ
ーク１５偶に切換わっている（Ｓ２）。

続けて操作者は電話番号をダイヤルキー２３またはワン
タッチダイヤルキー２４もしくはりダイヤルキー２６を
押下して相手電話番号を入力するわけであるが、音声を
録音するために録音キーを押下するとＣＰＵ１９はこれ
を検出して（Ｓ４、Ｓ５）、オフツー、り時と同様に中
央側ｍ装置６へ通知する（Ｓ６）。

中央制御装置６はこれを受けて録音再生装置７を録音可
能状態に起動すると共に（Ｓ７）、通話路８を制御して
通話線１３からの音声を録音再生装置７へ接続する（Ｓ
８）。

以後、内線電話ａ１３の操作者が発する音声は送受話器
１６の受話器に入り、スピーチネットワーク１５、切換
スイッチ２２、通話［１３、内線インタフェース回路１
２、通話路８を介して録音再生装置７に録音される（Ｓ
９）。

次に、内線電話機３の送受話器を下してオンフックする
と、ＣＰＵ１９はこれを検出して（Ｓ１０）、中央制御
装置６へ通知する。

中央制御装置はここで録音終了とみなしく５１１）、録
音再生装Ｎ７と通話線１７との間の通話路を切り離す（
Ｓ　１２）　。

次に、内線電話機３の操作者が再生時刻設定キーを押下
しくＳ　１３）　、続けてダイヤルキーにより時刻を入
力すると（Ｓ１４）　、ＣＰＵ１６は中央制御装Ｍ６へ
通知して（Ｓ　１５）　、中央制御装置６は設定時刻を
メモ１，１１０へ記憶する（Ｓ　１６）　。

暫くして時計９の出力をメモリ１０に記憶されている時
刻と比較しくＳ　１７）　、一致したら（５１８）　、
内線電話機４．５のＣＰＵヘスビー力アンプをオンする
よう指示する（Ｓ　ｌ　９）　、この時も内線インタフ
ェース１２及び制御線を介することは言う迄もない。

更に中央制御装置６は、通話路８を制御して録音再生装
置を内線インタフェース回路１２を介して内線電話機４
，５の通話線に接続すると共に（Ｓ２０）、録音再生装
置７の再生を起動する。

これにより録音再生装置７に録音されている内線電話機
３から録音された音声は通話路８、内線インタフェース
１２、通話線、内線電話機４．５のスピーカアンプを介
して内線電話機４．５のスピーカに出力される（Ｓ２１
）。録音されている音声が終了したことを録音再生装置
７が中央制御装置に知らせたり、あるいは録音時間を時
間監視しておき、再生時間が該録音時間と一致したら再
生終了とみなしく５２２）、内線電話機４．５のＣＰＵ
へ通知する。

内線電話機４．５のＣＰＵはスピーカアンプをオフしく
５２３）、中央制御装置６は録音再生装置７と内線電話
機４．５との間を接続した通話路を切断して初期の状態
に戻る（Ｓ２４）。

以上により、内線電話ａ１３の操作者は任意の時刻に用
件を録音し、別の任意の時刻に再生して内線電話機４お
よび内線電話機５の利用者にその要件を伝えることが可
能となる。

なお、前述の実施例においては、伝えたい用件を録音し
た後で再生時刻を設定したが、逆に再生時刻を設定して
から伝えたい用件を録音してもよい。また再生する音声
を内線電話機４，５のみに出力するのではなく、確認の
意味で自分の電話機（内線電話機３）へ出力してもよい
、さらに、再生した音声を出力する内線電話機は、全内
線電話機としたり、グループ内の全内線電話機としたり
、あるいは内線電話機３を操作して指定された内線電話
機とすることも可能である。

［発明の効果ｊ 以上説明したように、本発明によれば、従来の一斉放送
、−斉呼出しと呼ばれる電話交換システムのサービス機
能に対し、その都度操作しなくとも、任意の時刻に音声
で用件を録音し、任意の時刻に複数の相手に伝えること
が可能である。従って、例えば会議の開始メツセージ等
をその都度−人一人に伝える手間が省け、会議を行なう
ことが決まったその時点で、その旨の用件を録音し、会
議を始める時刻を設定しておけば、その時刻に確実に伝
えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例を示を概略ブロック図であ
る。 第２図は、同実施例における内線電話機を示す外［図で
ある。 第３図は、同実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。 ｌ・・・主装置、 ３〜５・・・内線電話機。 ７・・・録音再生装置、 ９・・・時計、 ２７・・・録音キー ２８・・・再生時刻設定キー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 少なくとも３以上の内線電話機を含む電話交換システム
   において、 内線電話機からの音声を録音するとともに内線電話機へ
   向けて音声を生成する録音再生装置と； 時刻を計時する計時手段と； 内線電話機より再生時刻を指定する再生時刻指定手段と
   ； 上記計時手段による計時結果と上記指定された再生時刻
   とが一致した時、複数の内線電話機へ向けて同時に録音
   された音声を再生する再生制御手段と； を有することを特徴とする電話交換システ ム。