JP2565164B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JP2565164B2 JP63051345A JP5134588A JP2565164B2 JP 2565164 B2 JP2565164 B2 JP 2565164B2 JP 63051345 A JP63051345 A JP 63051345A JP 5134588 A JP5134588 A JP 5134588A JP 2565164 B2 JP2565164 B2 JP 2565164B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発呼者の声を記録するようにした留守番電話
装置に関する。
〔発明の概要〕
回線接続の直後に発呼者に送出する応答メッセージを
複数個記録しておき、これらの応答メッセージを着信ご
とに変更して送出することにより、留守番電話で応対し
ていることを発呼者に気付かれる可能性を少なくした留
守番電話装置である。
〔従来の技術〕
留守番電話装置には、電話録音機能や伝言機能等が設
けられていて、これらのモードで動作させているときに
は、電話がかかってくると、磁気テープやメモリIC等の
記録媒体に予め記録しておいた応答メッセージ(OGM)
を再生し、これを回線を通じて発呼者に送出している。
これらの留守番電話装置においては、こちらが留守番
電話で応対していることを発呼者に知らせる応答メッセ
ージを送出して発呼者に用件を言ってもらい、それを録
音するようにしている。しかし、発呼者によっては用件
を何も録音しないで電話を切ってしまうことがある。こ
の場合、何も録音されていないか、あるいは“ツー・ツ
ー”音だけが録音されることになるので、後から再生し
ても誰から電話がかかってきたのかわからないことにな
る。
また従来の留守番電話装置では、発呼者に用件を録音
させることを促しているので、引受けたくない用事を録
音でたのまれてしまうことがあり、後から再生してそれ
を知ったときには手遅れとなって断われなくなってしま
うことがあった。
このような不都合を無くすために、着信直後には留守
番電話であることを告げずに、単に“はい○○です。”
のように応答メッセージを送信し、その後の相手の応答
(名前などを云う)の時間をあけてから、“只今留守に
しておりますので信号音の後に用件をお話し下さい。”
のような伝言メッセッジを送信し、これらの対話風の応
答並びに用件を全て録音してしまうようにした留守番電
話装置が知られている。留守番電話であることが最初に
発呼者に悟られなければ、相手の名前(声)を引き出す
ことができる。また伝言として“何時頃かけ直して下さ
い。”などのメッセージを送出すれば、相手の用事を無
条件に引受けてしまうようなことが無くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし対話式録音を行なうようにした従来の留守番電
話装置はいつも同じ応答メッセージを送出していた。従
って何度も電話をかけてくる発呼者はこちらが留守番電
話で応対していることを直ぐに気付いてしまう。この場
合発呼者は返事をしなくなるので、名前や声等をうまく
記録できない着信が多かった。
本発明は上述の問題点にかんがみ、留守番電話で応対
していることに気付かれにくくすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の留守番電話装置は、回線接続の直後に発呼者
に送出するための応答メッセージ17を複数個記録するこ
とができ、且つこれらを選択的に再生し得る録再手段
(記録/再生手段24、第1のメモリ14、記録再生部12)
と、発呼者に再生送出する上記応答メッセージ17を着信
ごとに変更する切換手段23とを具備する。
〔作 用〕
記録媒体14に記録されている応答メッセージ17を再生
送出する順番を切換手段23で管理し、着信があるごとに
再生する応答メッセージ17を切換える。従って、着信ご
とに違う応答メッセージが発呼者に送出されるので、留
守番電話で応対していることが発呼者に気付かれにくく
なる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す留守番電話装置のブ
ロック図である。回線制御回路2は留守番電話装置1を
電話回線に接続するための回路であり、フックスイッチ
やリレー等で構成されている。また本装置1の各回路は
制御用マイクロコンピュータ3により、所定のタイミン
グで動作されるようになされている。
送受話器4が置かれていれば着信及び発呼待機状態と
なっていて、この状態で着信があれば、回線制御回路2
を通じてベル回路5が駆動されてベルが鳴る。そこで使
用者が送受話器4を取り上げればベル回路5が切離され
ると共に、通話回路6が動作され、さらに回線が接続さ
れて通話状態となる。
また着信及び発呼待機状態において、送受話器4を取
り上げればダイヤル回路7が動作されるので、電話機の
ダイヤル釦8を用いてダイヤル呼び出しを行なうことに
より、電話をかけることができる。
留守番電話記録を行なう場合には、操作・表示部9を
操作して行なう。この操作・表示部9は各種の動作モー
ドを設定する操作釦、スイッチ等から成る操作部と動作
モードを表示する表示部とから成っている。
留守番電話モードで動作させるために応答メッセージ
を記録する。この記録はA/D及びD/A変換回路により成る
記録再生部12を記録モードで動作させ、マイクロホン13
を用いて行なう。記録媒体としてマイクロコンピュータ
3にメモリ用のICを設けてある。本実施例においては、
第1のメモリ14と第2のメモリ15の2個のメモリ用ICを
設け、第1のメモリ14に応答メッセージ(OGM)16を記
録し、第2のメモリ15に相手の用件メッセージ(ICM)
を記録する。
応答メッセージ16は、第2図の応答メッセージの説明
図に示すように、冒頭部17と伝言部18とから成ってい
る。本実施例では冒頭部17を複数個設け、相手に名前を
言わせるような応答メッセージを夫々の冒頭部17a、17
b、17c…………に記録する。例えば冒頭部17aには“は
いどちら様ですか”と記録し、冒頭部17bには“もしも
しどなたですか”と記録する。また冒頭部17cには“は
い○○です、どなた”、のように記録する。
また伝言部18は例えば二種類の伝言部18a、18bを設
け、伝言部18aには用件を言ってもらうために、“只今
留守です。ピーと鳴ったらお話し下さい。”と記録し、
伝言部18bには用件を言われないようにするために、
“只今留守です。すみませんが今晩もう一度かけ直して
下さい。”と記録する。
このように記録した応答メッセージ16は記録再生部12
を再生モードにして、ボリウム20、スピーカ21を通じて
モニタすることができる。
本実施例の留守番電話装置1は、相手の用件を録音す
る第1の留守番電話モードと、相手の用件を録音しない
第2の留守番電話モードとの二種類を選択できるように
なっている。
第2図は第1の留守番電話モードで動作させていると
きにメッセージを送受する様子を示している。第2図の
時点t1において電話がかかってくると、マイクロコンピ
ュータ3の切換手段23が着信を検出し、第1のメモリ14
に記録されている複数の冒頭部17a、17b、17c…………
の中から1つ、例えば冒頭部17aを選択する。選択され
た冒頭部17aは記録/再生手段24により読出されて記録
再生部12でアナログオーディオ信号として再生され、通
話回路6、回線制御回路2及び回線を通じて発呼者に伝
えられる。
応答メッセージの冒頭部17aの送出が時点t2において
終了すると、マイクロコンピュータ3の制御により記録
再生部12が所定時間だけ記録モードに切換わる。従って
時点t2以後に、発呼者が冒頭部17aの送出に応じて自分
の名前を言えば、記録再生部12及び記録/再生手段24に
よりそれが第2のメモリ15に記録される。
時点t2から所定時間が経過して時点t3になると記録再
生部12が再生モードに切換えられ、第1のメモリ14に記
録されている応答メッセージ16の伝言部18が記録/再生
手段24により読出されて再生送出される。第1の留守番
電話モードで動作しているときには、切換手段23が伝言
部18aを選択する。従って“只今留守です。ピーと鳴っ
たらお話し下さい。“という伝言メッセージが再生さ
れ、通話回路6、回線制御回路2及び回線を通じて発呼
者に伝えられる。
時点t4において伝言部18aの送出が終了すると、マイ
クロコンピュータ3の制御により記録再生部12が再び所
定時間だけ記録モードに切換わる。従って相手の用件を
第2のメモリ15に記録することができる。そして所定時
間、例えば数十秒から数分が経過した時点t5において、
記録を停止すると共に回線制御回路2をオフにして電話
を切る。
次の電話がかかってきたときには、切換手段23が前回
とは異なる応答メッセージ16の冒頭部17a〜17xを選択す
る。このため何回も電話をかけてくる発呼者に対して
も、伝言部18を送出する迄はこちらが留守番電話で応答
していると気付かれる可能性が少ない。従って着信があ
るごとに、第2図の時点t2から時点t3の間に斜線で示す
冒頭部録音期間26に、相手の名前や声等を確実に記録す
ることができる。これにより、時点t4からt5の用件録音
期間27に用件が録音されていなくても、留守中に誰から
電話があったのかを確実に知ることができる。
またこの実施例の留守番電話装置は、発呼者が話して
いる可能性が高い期間、即ち第2図の時点t2からt3及び
時点t4からt5の期間のみ第2のメモリ15に記録する。従
って自局の応答メッセージ16が記録されていないので、
再生に無駄な時間がかからない。また自局の応答メッセ
ージ16を記録しないので、第2のメモリ15のメモリ容量
を有効に利用することができる。
留守中に誰から電話があったのか知りたいが、用件を
録音されたくないことがある。このようなときには第2
の留守番電話モードで動作させる。第3図は第2の留守
番電話モードで動作させているときにメッセージを送受
する様子を示している。第3図において、時点t3までの
動作は第1の留守番電話モードの場合と同じである。
時点t3において応答メッセージ16の伝言部18を送出す
るときに、切換手段23の切換えにより、用件を録音させ
ない伝言部18bの内容“只今留守です。すみませんが今
晩もう一度かけ直して下さい。”を送出する。そしてマ
イクロコンピュータ3の制御により、伝言部18bの送出
が終了した時点t4において記録再生部12及び回線制御回
路2をオフにして電話を切る。このモードで動作させて
いる場合でも、時点t2からt3の冒頭部録音期間26で発呼
者の名前や声等を録音することができる。従って、引受
けたくない用事が録音されてしまう不都合無く、留守中
に誰れから電話があったのか知ることができる。また、
留守中に電話してきた発呼者に対し、“こちらから電話
します。”のようなメッセージを送出し、留守番電話の
持ち主側がコールバックの選択権を持つようにすること
ができる。
第1の留守番電話モードで動作させているときに、用
件が何件か録音されることにより、第2のメモリ15のメ
モリ容量の残りが少なくなることがある。この場合には
マイクロコンピュータ3が自動的に第2の留守番電話モ
ードに切換えて、冒頭部録音期間26に相手の名前や声だ
けを記録する。冒頭部の記録を一回行なうために必要な
メモリ容量は少ないので、残り少なくなったメモリ容量
を有効に使うことができる。
なお上記実施例においては、応答メッセージ(OGM)
及び用件メッセージ(ICM)を記録する記録媒体とし
て、両方共にメモリICを使用した。しかしこの記録媒体
は両方共に、磁気テープや磁気ディスク等の記録媒体を
用いてもよい。また応答メッセージ用にはメモリICを使
用し、相手の用件を長時間記録ができるように用件メッ
セージ用のみ磁気テープ等を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述したように、複数の応答メッセージを記
録しておき、着信時に再生して発呼者に送出する応答メ
ッセージを着信ごとに変えるようにしたので、何度も電
話をかけてくる発呼者に対してもこちらが留守番電話で
応対していることを気付かれにくくすることができる。
従って着信があるごとに、応答メッセージに応じた返答
を得てこれを録音する確率を高くすることができ、発呼
者から何も発声されない無信号録音を確実に減らすこと
ができる。このため留守中に誰から電話があったのかを
高い確率で知り得るので、その後は次のような回線切断
の処理をしても差し支えが生じない。即ち、留守番電話
の持ち主が後で電話をかけるか又は後でかけ直してもら
うようにするメッセージを送出して回線を切る。このよ
うにすれば引き受けたくない用事が記録されることが無
く、かけ返す相手を選択することもでき、またメモリの
残り容量が少なくなったとき、それを節約して使うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す留守番電話装置のブロ
ック図、第2図は用件を録音する留守番電話モードで動
作しているときのメッセージの送受を説明するための
図、第3図は用件を録音しない留守番電話モードで動作
しているときのメッセージの送受を説明するための図で
ある。 なお図面に用いた符号において、 3……マイクロコンピュータ 14……第1のメモリ 15……第2のメモリ 16……応答メッセージ 17……冒頭部 18……伝言部 23……切換手段 24……記録/再生手段 である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−68604(JP,A) 特開 昭52−19012(JP,A) 特開 昭53−39005(JP,A) 特開 昭61−139151(JP,A) 特開 昭63−46040(JP,A) 特開 昭63−260253(JP,A) 特開 平1−50656(JP,A) 実開 昭52−101308(JP,U) 実開 昭58−191760(JP,U) 実公 昭52−20971(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線接続の直後に発呼者に送出するための
    応答メッセージを複数個記録することができ、且つこれ
    らを選択的に再生し得る録再手段と、 発呼者に再生送出する上記応答メッセージを着信ごとに
    変更する切換手段とを具備する留守番電話装置。
JP63051345A 1988-03-04 1988-03-04 留守番電話装置 Expired - Fee Related JP2565164B2 (ja)

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