JPH02119491A - 留守番テレビ電話 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、電話の呼出信号に自動で対応することがで
きるようにした、いわゆる留守番機能を有するテレビ電
話に関するものである。

〔従来の技術〕

従来より、電話の呼出信号に応答して、自動でメソセー
ジを再生し、また先方からの音声を記録することができ
るようにした留守番電話が用いられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところがこのような留守番電話では、先方電話からの音
声の記録が行われた時刻、すなわち受信時間の記録を行
うことができなかった。

また一方、現在普及しつつあるテレビ電話は、音声信号
とともに映像信号の送受信を行うことができるが、電話
の呼出信号に応答して、自動で先方からの映像信号の記
録を行う機能を有しておらず、したがって留守時には前
記映像信号の記録を行うことができず利便性に劣ってい
た。

この発明の目的は、利便性が格段に向上される留守番テ
レビ電話を提供することである。

（課題を解決するための手段〕 この発明の留守番テレビ電話は、電話の呼出信号に応答
してメツセージを出力する音声メモリと、先方電話から
の音声信号および映像信号ならびに記録開始時刻を記録
する記録装置と、電話の呼出信号に応答して前記記録装
置を作動させる制御装置とを備えたものである。

〔作用〕

この発明の構成によれば、電話の呼出信号に応答して音
声メモリからはメンセージが出力され、このメツセージ
によって先方の電話の話者は、この電話が自動受信状態
にあることを知ることができる。制御装置は、前記呼出
信号に応答して記録装置を作動させる。この記録装置は
、先方電話からの音声信号および映像信号ならびに記録
開始時刻を記録する。したがって前記先方の電話の話者
が前記音声メモリから出力されたメツセージを聞いた後
に、メツセージなどを話し、かつ映像の送信を行った場
合に、これらは前記記録装置によって記録される。しか
もこの記録が行われるときに、記録開始時刻の記録も行
われるので、前記記録された各情報の再生によって、前
記音声信号および映像信号を受信した時刻をも知ること
ができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例の留守番テレビ電話の基本
的な構成を示すブロック図である。この留守番テレビ電
話は、電話回線に接続されたテレビ電話端末４ｔｌｌと
、このテレビ電話端末機１において検出される呼出信号
に応答してメツセージを出力する音声メモリ２と、先方
電話からの音声信号および映像信号ならびに記録開始時
刻を記録するＶＴＲなどの記録袋Ｗ３と、この記録装置
３を前記呼出信号に応答して作動させる制御装置４と備
えている。前記制御装置４には、タイマ５が接続されお
り、前記テレビ電話端末機１において前記呼出信号が検
出されると、制御装置４からの指令信号に応答して前記
タイマ５出力がライン６から前記記録装置３に与えられ
る。記録装置３では、このタイマ５出力を前記記録開始
時刻として記録する。前記音声メモリ２には、たとえば
現在家人が留守であること、そして音声および映像の記
録が可能である旨のメツセージが予め入力されている。

留守時などにおいてこの留守番テレビ電話が自動受信状
態に設定されているときに、電話回線からの呼出信号が
テレビ電話端末機１に入力されると、このテレビ電話端
末機１は前記音声メモリ２にアクセスして前記メツセー
ジを読み出し、このメツセージを電話回線を介して先方
の電話に送信する。このとき制御装置４は、テレビ電話
端末機１からの前記呼出信号が検出されたことを表す信
号の人力を受けて、記録装置３には記録開始信号を与え
、またタイマ５には現在時刻を表す信号の出力を指示す
る指令信号を与える。このようにして記録装置３は記録
動作状態となり、前記タイマ５出力を記録開始時刻とし
て記録するとともに、電話回線からテレビ電話端末機１
および制御装置４を介して与えられる先方の電話からの
音声信号および映像信号を記録する。

前記タイマ５は、その出力を記録袋Ｗ３に与えた後予め
定めた時間だけ経過すると、制御装置４にライン７を介
して停止信号を出力する。制御装置４はこの停止信号に
応答して、記録装置３には記録停止信号を、テレビ電話
端末機１には留守番待機信号を与える。このようにして
、記録装置３の記録動作が停止されるとともに、テレビ
電話端末機１は次の呼出信号を待機する状態となる。

このようにしてこの実施例によれば、自動受信状態時に
おいて、先方の電話の話者が前記音声メモリ２から出力
されたメツセージを聞いた後に、メツセージなどを話し
、かつ映像を送信した場合に、これらは記録装置３によ
って記録される。しかもこの記録が行われるときに、記
録開始時刻の記録をも行われるので、前記記録された各
情報が図示しない再生装置によって再生されるときには
、前記音声信号および映像信号を受信した時刻をも知る
ことができる。このようにしてこの実施例によれば、利
便性が格段に向上されるようになる。

この発明の他の実施例では、記録装置３の記録動作の停
止は、テレビ電話端末機１において先方の電話との間が
遮断されたことを検出するようにし、このときに制御装
置４から記録装置３に記録停止信号を与えるようにして
行われる。前述の実施例では、先方の電話の話者がタイ
マ５において前記予め定めた時間内に送信を終える場合
に記録装置３の記録媒体（たとえば磁気テープ）にむや
みに多くの空白部分が生じる場合があり、また送信時間
が長い場合には先方の話者のメツセージなどを全て記録
できない場合が生じるなどの問題があるが、これらの問
題はこの実施例によって解決される。

上述の実施例では、音声信号、映像信号、および記録開
始時刻の記録が、呼出信号に応答して自動で行われるよ
うにしたが、上記記録動作を手動によっても行うことが
できるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

この発明の留守番テレビ電話によれば、電話の呼出信号
に応答して音声メモリからはメツセージが出力され、こ
のメツセージによって先方の電話の話者は、この電話が
自動受信状態にあることを知ることができる。制御装置
は、前記呼出信号に応答して記録装置を作動させる。こ
の記録装置は、先方電話からの音声信号および映像信号
ならびに記録開始時刻を記録する。したがって前記先方
の電話の話者が前記音声メモリから出力されたメツセー
ジを聞いた後に、メツセージなどを話し、かつ映像の送
信を行った場合に、これらは前記記録装置によって記録
される。しかもこの記録が行われるときに、記録開始時
刻の記録をも行われるので、前記記録された各情報の再
生によって、前記音声信号および映像信号が受信された
時刻をも知ることができるようになる。このようにして
利便性が格段に向上されるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の基本的な構成を示すブロ
ック図である。 １・・・テレビ電話端末機、２・・・音声メモリ、３・
・・記録装置、４・・・制御装置、５・・・タイマＥｐ
産ギ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話の呼出信号に応答してメッセージを出力する音声メ
   モリと、先方電話からの音声信号および映像信号ならび
   に記録開始時刻を記録する記録装置と、電話の呼出信号
   に応答して前記記録装置を作動させる制御装置とを備え
   た留守番テレビ電話。