JP3430886B2 - デジタル電話装置 - Google Patents

デジタル電話装置

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JP3430886B2
JP3430886B2 JP29395497A JP29395497A JP3430886B2 JP 3430886 B2 JP3430886 B2 JP 3430886B2 JP 29395497 A JP29395497 A JP 29395497A JP 29395497 A JP29395497 A JP 29395497A JP 3430886 B2 JP3430886 B2 JP 3430886B2
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勝彦 小野塚
功一 石黒
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線を収
容するデジタル電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複数のアナログ回線を外線として
収容した電話装置では、例えばアナログ回線Aからの着
信は電話機aに、アナログ回線Bからの着信は電話機b
にそれぞれ着信させるように設定されていれば、発呼側
でアナログ回線Aの電話番号をダイヤルするとアナログ
回線Aに着信が到来し、その着信を電話機aに振り分け
て電話機aに着信させることができる。そしてその電話
機aが応答すると発呼側ではリモート操作によりリモー
ト信号を送出して電話機aをリモート制御することがで
きる。また、発呼側でアナログ回線Bの電話番号をダイ
ヤルするとアナログ回線Bに着信が到来し、その着信を
電話機bに振り分けることができる。そして同様に、電
話機bをリモート制御できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のアナロ
グ回線A,Bの2回線分に相当するB1及びB2の2つ
の通話チャネルを有するISDN回線を収容した場合
は、発呼側でそのISDN回線の電話番号をダイヤルし
ても、通話チャネルB1,B2のどちらに着信するかは
固定されていない。即ち、通話チャネルB1,B2をそ
れぞれ外線,とした場合、同一の電話番号をダイヤ
ルしたとしても通話チャネルB1,B2が空いていれば
外線に着信が振り分けられ対応の電話機aが着信鳴動
する一方、通話チャネルB1が塞がっていれば外線に
着信が振り分けられ対応の電話機bが着信鳴動する。
【0004】このため、外部から各電話機a,bの留守
番機能を独立でリモート制御する場合、発呼側でそのI
SDN回線の電話番号を発呼して本来は外線に着信さ
せ対応の電話機aの留守番機能をリモート制御しようと
しても、外線に着信が振り分けられて電話機bの留守
番機能がリモート制御されるといった不具合が生じてい
る。また、ISDN回線に発呼して目的の電話機宛に用
件メッセージを録音しようとしても他の電話機宛に用件
メッセージが録音されるという不具合もある。したがっ
て本発明は、ISDN回線を収容した電話装置の留守番
機能動作を的確に制御することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、相手電話番号と、着信報知される
特定のデジタル電話機と、特定の着信報知外線とが関
づけて登録されたメモリを備え、かつISDN回線の着
信時にこのISDN回線に到来した発信者の電話番号を
受信すると受信した電話番号が前記メモリに登録されて
いる相手電話番号と一致するか否かを判定する判定手段
と、判定手段により一致が判定された前記メモリの前記
相手電話番号に対応する特定の着信報知外線に応じたデ
ジタル電話機の留守番機能を制御する制御手段とを設け
たものである。また、相手電話番号をリモート指定番号
し、かつ特定の着信報知外線をリモート制御外線とし
てそれぞれメモリに登録し、制御手段はISDN回線の
着信に受信された発信者の電話番号とメモリに登録さ
れているリモート指定番号とが一致したときにリモート
制御外線に対応するデジタル電話機の留守番機能をリモ
ート制御するものである。また、リモート指定番号を、
留守番機能が動作し用件メッセージが録音されると、そ
の用件メッセージが伝達される転送先電話番号としたも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るデジタル電話装置の
構成を示すブロック図である。同図において、デジタル
電話装置は、デジタル局線(以下、ISDN回線)#
1,#2及びアナログ局線(以下、アナログ外線)#
3,#4を外線として収容する主装置1と、主装置1に
内線として接続されるデジタル電話機31 〜3n とから
なる。
【0007】主装置1には、各ISDN回線#1,#2
との間のインタフェースであるデジタル局線ユニット1
1 ,112 、各アナログ局線#3,#4との間のイン
タフェースである各局線回路121 ,122 を有するア
ナログ局線ユニット12が設けられている。ここで、デ
ジタル局線ユニット11は、ISDN回線を終端する回
線終端回路(DSU)11A,トランスT及びISDN
の基本インタフェース(2B+D)である基本インタフ
ェースコントローラ11Bから構成される。
【0008】また、主装置1には、ISDN回線からの
図示しないクロック信号を検出して本装置をISDN回
線側に同期させる同期ユニット13、各デジタル電話機
1〜3n 宛の用件メッセージの録音及び再生を行う録
再ユニット14、外線を介し本装置へ到来するPB信号
を受信するPBレシーバ15、外線の保留時に外線へ保
留音を送出するための保留音回路16、外線からのビジ
ートーン(BT)を検出するBT検出回路17が設けら
れている。
【0009】また、主装置1には、ISDN回線のB
1,B2の2つの通話チャネルの通話路上への送出のタ
イミングを制御するBチャネル制御部18、通話路であ
る時分割多重通話路スイッチ19、デジタル電話機31
〜3n との間で伝送を行う伝送回路、デジタル電話機3
1 〜3n とのインタフェースである内線回路211 〜2
1n 、以上の各部を制御する制御部22、短縮ダイヤル
データ等が登録される短縮エリア23Aを有する記憶部
23、及び主装置1の各部に電源を供給する電源回路2
4が設けられている。
【0010】一方、デジタル電話機3には、図2に示す
ように、主装置1との間で伝送を行うと共に伝送線路を
介して主装置1から供給される電力を抽出して電話機の
各部に供給する伝送回路31と、通話回路32と、デジ
タル電話機3の制御を行うCPU33とが設けられてい
る。ここでCPU33には、各外線キーからなる外線キ
ー部34、ダイヤルキー35、機能キー36及びフック
スイッチ37等の操作部が接続されている。また、CP
U33には、メモリ38、LCD表示回路39、外線ラ
ンプなどのLED表示回路40、着信音等を出力するト
ーンリンガ41が接続されている。そして、トーンリン
ガ41から出力される着信音等はスピーカSPから送出
される。
【0011】ところで、ISDN回線は周知のように1
回線当たりB1及びB2の2つの通話チャネル(通話パ
ス)を有しアナログ回線の2回線分に相当している。こ
のため、デジタル電話機3には、図3に示すように、例
えばISDN回線#1に対しては、2つの外線キーK
1,K2を割り当て、かつ外線キーK1,K2に対応し
て外線ランプL1,L2を設けるようにしている。ま
た、ISDN回線#2に対しては、2つの外線キーK
3,K4を割り当て、かつ外線キーK3,K4に対応し
て外線ランプL3,L4を設けている。
【0012】ここで、ISDN回線#1の各通話チャネ
ルB1,B2が空き状態のときに発呼側でそのISDN
回線#1の電話番号をダイヤルすると、ISDN回線#
1に着信が到来する。主装置1の制御部22は、デジタ
ル局線ユニット111 の基本インタフェースコントロー
ラ11Bを介してその着信を入力すると、内部処理によ
り伝送回路20からデジタル電話機3の外線ランプL1
を着信表示するデータを送信させて外線ランプL1を着
信表示させ、かつトーンリンガ41を駆動するデータを
送信させてスピーカSPから着信音を送出させる。ここ
で、デジタル電話機3側で対応の外線キーK1を押下し
て応答操作を行うと、その操作データを受信した制御部
22は、デジタル電話機3の外線ランプL1が通話中表
示となるように、また着信音の鳴動が停止するように伝
送回路20からデータを伝送させ、かつ時分割多重通話
路スイッチ19を制御し応答電話機3に対して通話を行
わせる。この場合、着信時に網から通知されたISDN
回線#1の通話チャネルB1を介した通話が行われる。
【0013】なお、こうした通話チャネルB1のみが着
信または通話により使用されている状況下では、同一の
ISDN回線#1の他の通話チャネルは空き状態にあ
る。このため、発呼側でそのISDN回線#1の電話番
号をダイヤルするとそのISDN回線#1には着信が到
来する。この場合、主装置1の制御部22は内部処理に
よりデジタル電話機3の外線ランプL2を着信表示させ
る。また、通話チャネルB1のみが使用されている状況
下でデジタル電話機3の外線キーK2及びダイヤルキー
が押下されると制御部22は同一ISDN回線を介した
発呼制御を行う。これにより通話チャネルB2を介する
通話が行われ、この場合はデジタル電話機3側では外線
ランプL2が通話中表示となる。
【0014】このように1つのISDN回線は2つの通
話チャネルを有しているため、同時に2つの通話が可能
であり、また同時に1つの着信と1つの通話が可能であ
り、さらには2つの着信が同時に可能である。そこで、
1本のISDN回線を2つの外線,に分け、外線
は例えばデジタル電話機31 宛の用件メッセージを再生
するデジタル電話機31 の留守番機能のリモート制御用
として割り当てる。また、外線は例えばデジタル電話
機32宛の用件メッセージを再生するデジタル電話機32
の留守番機能のリモート制御用として割り当てるよう
にする。
【0015】この場合、記憶部23の短縮エリア23A
に短縮ダイヤルデータと外線,の何れかを登録す
る。なお、この短縮ダイヤルデータとしては、デジタル
電話機3の利用者が所持している例えば携帯電話の電話
番号等が登録される。そして、そのデジタル電話機3の
利用者が、出先から自身が利用するデジタル電話機3内
に自身宛の用件メッセージが録音されているかどうかを
確認するために本装置に収容されているISDN回線の
電話番号を携帯電話から発信すると、ISDN回線に着
信が到来する。
【0016】この場合、主装置1の制御部22は網側か
ら通知される発信者の電話番号(以下、発番号)と短縮
エリア23Aに登録された短縮ダイヤルデータとの一致
を検出し、双方が一致していれば、制御部22は短縮エ
リア23Aに登録されている対応の外線に着信を報知す
る制御を行う。これにより、利用者のデジタル電話機3
が着信鳴動した後その着信に応答し、自電話機に録音さ
れている用件メッセージを再生する。その結果、利用者
は携帯電話から自身宛のメッセージを聴取することがで
きる。
【0017】即ち、制御部22は上記着信報知外線が外
線ならば、外線が使用可能なデジタル電話機31
外線ランプL1を着信表示しかつスピーカSPが着信鳴
動するように制御することにより、そのデジタル電話機
1 に着信させ、さらに該着信に応答させて用件を再生
させるようにする。また、上記着信報知外線が外線な
らばデジタル電話機32 の外線ランプL2を着信表示
し、かつスピーカSPが着信鳴動するように制御するこ
とにより、そのデジタル電話機32 に着信させ、さらに
該着信に応答させて用件を再生させるようにする。以上
の動作は、デジタル電話機3内に用件メッセージを録音
及び再生する録再ユニットを設けた場合の動作例である
が、デジタル電話機3に録再ユニットが無ければ、制御
部22は、着信報知外線が検出された時点で主装置1の
録再ユニット14内の上記着信報知外線により着信が報
知されるデジタル電話機に対応するエリアを制御しその
デジタル電話機3に関する用件メッセージを再生してI
SDN回線へ送出する。
【0018】以下、図4及び図5の各フローチャートを
参照して本発明の要部動作をさらに詳細に説明する。図
4は、主装置1の制御部22がデジタル電話機3の操作
による操作データを入力して記憶部23の短縮エリア2
3Aに短縮ダイヤルを登録する登録動作を示すものであ
る。まずデジタル電話機3の機能キー中の登録キーが操
作された後、図4のステップS1でデジタル電話機3の
ダイヤルキー35を操作して2桁の短縮番号××を入力
する。すると、この操作データは主装置1に伝送され主
装置1の制御部22に入力される。続いてデジタル電話
機3のダイヤルキー35が操作されると、同様に制御部
22に入力され制御部22は、ステップS2の「ダイヤ
ル押下」を「Y」と判定する。この場合、制御部22は
その押下されたダイヤル番号をステップS3で短縮番号
××に関連づけて記憶部23の仮登録エリアに仮登録す
る。こうしてデジタル電話機3側で操作されたダイヤル
番号が1桁づつ仮登録される。
【0019】次に、機能キー36内の例えば会議通話時
に用いられる会議キーが操作されると、これが制御部2
2に伝達され制御部22はステップS4の「会議キー押
下」を「Y」と判定する。ここで、そのデジタル電話機
3でダイヤルキー35が操作されると、制御部22はス
テップS7の「ダイヤル押下」の「Y」を経てステップ
S8でその操作ダイヤル番号を鳴動先指定外線(即ち、
着信報知外線)として上述の短縮番号××に関連づけて
記憶部23に仮登録する。その後デジタル電話機3側で
機能キー36中の登録キーが操作されることによりステ
ップS9の判定が「Y」となると、制御部22は、ステ
ップS3で仮登録したダイヤルデータ及びステップS8
で仮登録した鳴動先指定外線を短縮番号XXに関連づけ
て短縮ダイヤルデータとしてステップS6で短縮エリア
23Aに本登録する。このようにして、相手電話番号と
鳴動先指定外線とを対に短縮エリア23Aに登録する。
【0020】なお、ダイヤル番号が仮登録され会議キー
が押下された後、ダイヤルキー35が押下されずに登録
キーが押下されステップS10の判定が「Y」となる場
合、及びダイヤル番号が仮登録された後で会議キーが押
下されずに登録キーが押下されステップS5の判定が
「Y」となる場合は、鳴動先指定外線を登録せずに、ス
テップS3で仮登録したダイヤルデータのみを短縮エリ
ア23Aに本登録する通常の短縮ダイヤル登録処理をス
テップS6で実行する。
【0021】こうして主装置1の記憶部23内の短縮エ
リア23Aに相手電話番号及び鳴動指定外線が登録され
た後、発呼側が本装置に収容されている例えばISDN
回線#1の電話番号をダイヤルすると、ISDN回線#
1に着信が到来し、制御部22は図5のステップS11
の「着信か」を「Y」と判定する。そしてその際に網側
から発番号が通知されステップS12の判定が「Y」と
なると、その通知された発番号が短縮エリア23A内に
相手電話番号として登録されているか否かを検索する短
縮ダイヤル検索をステップS13で行う。
【0022】ここで、短縮エリア23A内にその発番号
と一致する相手電話番号が登録されステップS14の判
定が「Y」となれば、次にステップS17でその一致し
た相手電話番号に対応して鳴動指定外線が登録されてい
るか否かを判断する。そして、短縮エリア23A内に鳴
動指定外線が登録されていれば、その鳴動指定外線が空
いているかどうかをステップS18で判断し、鳴動指定
外線が空いている場合は、その指定外線を介して着信を
報知する指定外線着信処理をステップS20で実行す
る。
【0023】即ち、例えばISDN回線#1の着信時に
回線#1から受信した発番号と一致する相手電話番号が
短縮エリア23Aに登録されており、かつその相手電話
番号と対に例えば外線の番号が登録されている場合
は、その外線が空きか否かをステップS18で判断
し、外線が空いている場合は制御部22はその外線
によりデジタル電話機3側に着信を報知する。また、発
番号と一致した相手電話番号と対に外線の番号が登録
されていれば、その外線によりデジタル電話機3側に
着信を報知する。そして、ステップS21以降の処理へ
移行する。
【0024】なお、鳴動指定外線が使用中であれば、制
御部22はステップS19で網側に着信拒否通知を行
い、処理を終了する。また、着信時にISDN回線側か
ら発番号が通知されずにステップS12で「N」となる
場合、及び通知された発番号に相当する相手電話番号が
短縮エリア23Aに登録されていても鳴動指定外線が登
録されておらずステップS17の判定が「N」の場合
は、ステップS19で通常の着信処理を行い処理を終了
する。このステップS19の処理により報知された着信
はどの電話機に対しても振り分けられる。
【0025】次に、短縮ダイヤルエリア23Aに該当の
電話番号が登録されておらずステップS14で「N」と
なる場合は、受信した発番号が記憶部23の別途エリア
に鳴動指定外線とともに登録されているリモコン指定番
号または転送先番号と一致するか否かをステップS15
で判断する。ここで、リモコン指定番号は、デジタル電
話機3の利用者が自身の所持する携帯電話を用いて本装
置の留守番機能をリモート制御する目的のために登録さ
れる番号でありその携帯電話の電話番号が記憶部23の
別途エリアに登録される。また、転送先電話番号は、留
守番機能が動作し発呼者からのメッセージが録音される
と、該転送先電話番号へダイヤルしてメッセージ入力が
あったことを知らせる目的のために登録される番号であ
り、出先の電話機の電話番号などが転送先電話番号とし
て記憶部23の別途エリアに登録される。
【0026】そして、発番号と一致するリモコン指定番
号または転送先番号が記憶部23に登録されておらずス
テップS15の判定が「N」の場合は、制御部22はス
テップS16で通常の着信処理を行う。一方、発番号と
一致するリモコン指定番号または転送先番号が登録され
ていれば、ステップS18で対応の鳴動指定外線が空き
か否かを判断のうえ、これが空いていればその指定外線
を介して着信を報知する指定外線着信処理をステップS
20で実行する。この場合、登録されている鳴動指定外
線は留守番機能指定外線であるため、ステップS21の
判定が「Y」となり、さらに着信を報知されたデジタル
電話機3側が留守セット中に設定されており、デジタル
電話機3に録再ユニットが内蔵されていれば、そのデジ
タル電話機3では着信に応答して応答メッセージを送出
し、発呼側の用件メッセージを録音するなどの留守応答
処理をステップS23で行う。
【0027】その後、そのデジタル電話機3では発呼側
からの暗証番号の入力がありその番号を正しいものと判
定すると、録音されている用件メッセージの再生などの
リモコン処理をステップS24で行い、再生された用件
メッセージはISDN回線側へ送出され発呼側で聴取さ
れる。そしてこの用件メッセージを聴取した発呼側がオ
ンフックしステップS25の「相手開放」が「Y」とな
ると、主装置1の制御部22はステップS26でISD
N回線側と所定のプロトコルを行って外線を開放する。
【0028】なお、デジタル電話機3で録再ユニットを
備えていない場合は、制御部22は受信発番号と記憶部
23内の電話番号とが一致し、かつこれに対応して登録
されている鳴動指定外線が空き状態でステップS18で
「Y」となった時点で、主装置1の録再ユニット14内
の上記鳴動指定外線により着信が報知されるデジタル電
話機に対応するエリアを制御しそのデジタル電話機3に
関する用件メッセージを再生してISDN回線へ送出す
る。
【0029】また、登録されている番号がリモート指定
番号や転送先番号の場合は、その番号は本装置の使用者
の電話番号であり、予めわかっている番号であるため、
発呼側の番号(即ち、発番号)がこれらの番号と一致し
た場合は、発呼側では暗証番号を入力せずにリモート制
御を可能にすることもできる。なお、この際に発呼側の
用件を録音するようにしても良く、また録音しないよう
にしても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、相
手電話番号と、着信報知される特定のデジタル電話機
と、特定の着信報知外線とを関連づけてメモリに登録
し、ISDN回線の着信時に発信者の電話番号を受信す
ると受信した電話番号がメモリに登録されている相手電
話番号と一致するか否かを判定し、相手電話番号と一致
する場合はメモリの相手電話番号に対応する着信報知外
線に応じたデジタル電話機の留守番機能を制御するよう
にしたので、ISDN回線を収容した電話装置の留守番
機能動作を的確に制御できる。また、相手電話番号を
モート指定番号とし、かつ特定の着信報知外線リモー
ト制御外線としてそれぞれメモリに登録し、ISDN回
線の着信に受信された発信者の電話番号とメモリに登
録されているリモート指定番号とが一致したときにリモ
ート制御外線に対応するデジタル電話機の留守番機能を
制御するようにしたので、その電話装置の利用者が外部
から例えば携帯電話等を用いて自在に自身宛の用件メッ
セージを再生できる。また、リモート指定番号を、留守
番機能が動作し用件メッセージが録音されるとその用件
メッセージが伝達される転送先電話番号としたので、用
件メッセージが録音されたときにそのメッセージを的確
に転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル電話装置を構成する主装置
のブロック図である。
【図2】 デジタル電話機の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 デジタル電話機の外線キー及び外線ランプの
配設状況を示す図である。
【図4】 主装置の第1の要部動作を示すフローチャー
トである。
【図5】 主装置の第2の要部動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…主装置、31 〜3n …デジタル電話機、#1,#2
…デジタル局線(ISDN回線)、111 、112 …デ
ジタル局線ユニット、19…時分割多重通話路スイッ
チ、20,31…伝送回路、211 〜21n …内線回
路、22…制御部、23…記憶部、23A…短縮エリ
ア、33…外線キー部、40…LED表示回路、K1〜
K6…外線キー、L1〜L6…外線ランプ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−220048(JP,A) 特開 平3−165154(JP,A) 特開 平5−211544(JP,A) 特開 平4−358458(JP,A) 特開 平9−219743(JP,A) 特開 昭62−51861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/57 H04M 1/64 - 1/82 H04M 11/00 - 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデジタル電話機と少なくとも1つ
    ISDN回線とを収容し、収容したISDN回線の
    つが2つの外線として使用可能にデジタル電話機側に割
    り当てられているとともに、前記ISDN回線の着信
    際にはこの着信ISDN回線に対応してデジタル電話機
    側に割り当てられている2つの割当外線のうちの任意の
    1つがデジタル電話機のユーザに対し着信の旨を報知す
    るための着信報知外線として用いられるデジタル電話装
    置において、 相手電話番号と、前記着信報知される特定のデジタル
    電話機と、特定の着信報知外線とが関連づけて登録され
    たメモリと、 前記ISDN回線の着信時にこのISDN回線に到来し
    発信者の電話番号を受信すると受信した電話番号が前
    記メモリに登録されている相手電話番号と一致するか否
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段により一致が判定された前記メモリの前記
    相手電話番号に対応する特定の着信報知外線に応じたデ
    ジタル電話機の留守番機能を制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とするデジタル電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記相手電話番号を リモート指定番号とし、かつ前記特
    定の着信報知外線をリモート制御外線としてそれぞれ
    記メモリに登録し、 前記制御手段は、ISDN回線の着信に受信された発
    信者の電話番号と前記メモリに登録されているリモート
    指定番号とが一致したときにリモート制御外線に対応す
    デジタル電話機の留守番機能をリモート制御すること
    を特徴とするデジタル電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記リモート指定番号は、前記留守番機能が動作し用件
    メッセージが録音されると、その用件メッセージが伝達
    される転送先電話番号であることを特徴とするデジタル
    電話装置。
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