JP2001177623A - 電話番号情報の受発信機能を備える電話機とその制御方法 - Google Patents

電話番号情報の受発信機能を備える電話機とその制御方法

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JP2001177623A
JP2001177623A JP36330599A JP36330599A JP2001177623A JP 2001177623 A JP2001177623 A JP 2001177623A JP 36330599 A JP36330599 A JP 36330599A JP 36330599 A JP36330599 A JP 36330599A JP 2001177623 A JP2001177623 A JP 2001177623A
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signal
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Hidefumi Sakaguchi
秀文 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機の電話帳機能において、電話機間での
電話番号の情報の交換を容易に行なうことの可能な、電
話帳機能の高い汎用性、利便性を備える電話機とその制
御方法を提供する。 【解決手段】 指定された電話番号を対応するDTMF
信号に変換する変換手段13と、変換手段13が変換し
たDTMF信号を、音声によるDTMF信号音として出
力する音声出力手段16と、外部から入力される音声か
らDTMF信号音を検出する検出手段18と、検出手段
18が検出したDTMF信号音を、対応する電話番号の
情報に復元する復元手段13と、通話状態において変換
手段13が変換したDTMF信号を、通話中の通信回線
に対し出力する通信出力手段18を備え、通話状態にお
いて検出手段18は、通話中の通信回線から入力される
信号からDTMF信号を検出する手段を備え、復元手段
13は、検出手段18が検出したDTMF信号を、対応
する電話番号の情報に復元する手段を備えることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は電話機に関し、特に
電話番号の情報の通信機能及び自動ダイヤル機能を備え
る電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆回線網に接続される一般の加入者電
話は、交換機に対しDTMF(Dual Tone M
ultiple Frequency)信号を発信して
ダイヤルを行なっている。
【0003】DTMF信号とは、プッシュボタン式電話
機等でボタンを押すたびに発信される信号音であり、電
話機の番号ボタンにおける“0、1、〜、9”の数値や
“#”、“*”の記号のそれぞれを示すものであり、入
力した電話番号を交換機に通知するために用いられる。
また、DTMF信号は、二つの異なる周波数の正弦波の
合成により表現される信号であり、その周波数は低群周
波数(697、770、852、941Hz)と高群周
波数(1209、1336、1477、1633Hz)
の中からそれぞれ一つずつ取り出してその二つの正弦波
を合成した信号音である。
【0004】加入者電話を接続する交換機に対する、接
続先の電話番号の通知方法は、電話番号を先頭の桁から
各桁の番号を順次DTMF信号に変換して送信すること
により通知するのである。
【0005】図11は、通常の公衆回線網に接続される
一般の加入者電話の利用形態を示したものである。
【0006】公衆回線網81にDTMF信号を認識する
交換機61が接続されており、交換機61にはDTMF
信号によるダイヤルを行なうPB(プッシュボタン)式
電話機20が接続されている。
【0007】PB式電話機20からある通話先に電話を
かける場合、電話機20の各ダイヤルキーを操作する毎
に対応するDTMF信号を発生させ、交換機61に通話
先の電話番号を通知し電話をかける。
【0008】また、PB式電話機20には、通常のダイ
ヤルキーの操作より少ない操作で、予め登録した電話番
号に対応するDTMF信号を発生させる、短縮ダイアル
の機能を備えるものもある。
【0009】図12は、図11の公衆回線網81、交換
機61、PB式電話機20の構成において、通話先の電
話番号を示すDTMF信号を発信する自動ダイヤル装置
30を使用することによって、PB式電話機20による
ダイヤル操作の代替手段を提供できることを示してい
る。
【0010】この場合、自動ダイヤル装置30は、内蔵
するスピーカからPB式電話機20の受話器21の送話
部に対して、通話先の電話番号に対応するDTMF信号
を送りダイアルを行う。すると、交換機61は、PB式
電話機20から直接ダイアルした図11の場合と同様に
通話先への接続を行う。
【0011】図12の構成で、使用する回線がISDN
である場合を示したのが図13である。
【0012】ターミナルアダプタ64のアナログポート
にPB式電話機20が接続されている。この場合のター
ミナルアダプタ64は、DTMF信号をデジタルでの発
呼に変換できる機能を持つものとする。
【0013】図13での電話をかける場合の手順として
は、図11や図12と同様である。この場合にも、図1
2の場合と同様にして、自動ダイヤル装置30からのD
TMF信号を受信したターミナルアダプタ64は、PB
式電話機20からダイアルされた場合と同様に、DTM
F信号が示す通話先への接続を行う。
【0014】また一方で、一般に有線回線の電話機や、
携帯電話、PHS(パーソナルハンディホンシステム)
等の電話機は、現在ではいわゆる電話帳やアドレス帳の
機能や短縮ダイヤルの機能等により、通話先の電話番号
のデータの記録機能を備え、この記録した電話番号に対
しては、通話先を選択する簡易な操作によりダイアルす
ることができる。
【0015】今日では、こうした電話帳機能を備える携
帯電話やPHS等多くの電話機が急速に普及し、またこ
のため利用者からは、各電話機に登録した電話番号のデ
ータを互いに自由に転送できることが望まれるようなっ
た。
【0016】しかし従来では、電話機における電話番号
の記録は、それを記録している電話機のみで使用でき、
通信先等の他の電話機に対し電話番号のデータを通知す
ることができなかった。
【0017】また、従来でも通話により発信者の電話機
の電話番号を通知する機能は存在するが、それ以外の電
話番号を通話先に通知するには、通話による口頭での通
知または、他の即時性を伴わない通知方法に頼らざるを
得なかった。
【0018】この問題点に対する従来の技術としては、
特開平11−55386号公報に開示された通信端末装
置の技術がある。
【0019】特開平11−55386号公報に開示され
た従来技術では、PHS機間での通話中に、各PHS機
が記録する電話帳等のデータの転送が可能なPHS機の
技術が提案されており、また転送するデータはDTMF
信号により表現し電話回線により転送を行う。
【0020】また、この電話帳の機能を用いて、電話帳
に登録された通話先を選択して前述の自動ダイアルの操
作を行うこともできる。
【0021】一般に携帯電話では、発呼の方法がDTM
F信号による方法とは異なるため、携帯電話自身の発呼
の信号を出力したのでは、有線電話に対する自動ダイヤ
ルはできないという問題点があるが、特開平09−27
0844号公報に開示された従来技術では、この問題点
を解決し、携帯電話の電話帳に登録されている電話番号
をDTMF信号で出力することで有線電話に対して自動
ダイヤル機能を提供する技術が提案されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
の、電話機では、以下に述べるような問題点があった。
【0023】電話番号データは、DTMF信号を用いて
音声出力することにより、容易に明瞭な伝達ができるの
に対して、従来では電話番号データの転送を行うには、
無線回線や接続ケーブルを用いて転送を行なっており、
音声出力を介して転送を行うことはできなかった。
【0024】特開平11−55386号公報に開示され
た従来技術では、PHSの電話帳の情報を通信回線を通
じて転送し、スピーカを通して音声出力する形態は考慮
されていないため、転送時には送信側と受信側の携帯電
話が通話状態でなければならない。
【0025】また、電話帳の各種のデータを同時に特別
の通信のフォーマットにより転送するため、他の通信機
器との互換性がなく、データの転送には送受信を行う双
方のPHSが共に特開平11−55386号公報の通信
のフォーマットに対応する場合に限られる。
【0026】また電話番号データのみをDTMF信号と
して送受信することにも対応せず、他のDTMF信号の
送信機器や受信機器との間での転送ができないため、電
話番号データを汎用的に利用することができない。
【0027】特開平09−270844号公報に開示さ
れた従来技術では、電話番号データをDTMF信号に変
換しスピーカーより音声出力することができるが、電話
番号データを受信する機能はない。つまり、DTMF信
号は音声出力ができても、逆に音声出力されたDTMF
信号の信号音を聞いてこれを電話番号データに変換する
ことや、電話帳に登録することはできない。
【0028】本発明の第1の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、携帯電話等の電話帳機能を備える電話機の
急速な普及を踏まえ、従来個々の電話機での利用しかで
きなかった電話帳機能を発展させ、電話帳機能の高い汎
用性、利便性を備える電話機とその制御方法を提供する
ことである。
【0029】本発明の第2の目的は、上記従来技術の欠
点を解決し、携帯電話機等の電話機に対し新たにDTM
F信号の入出力機能を備え、利用者間での電話帳機能等
における電話番号データの交換の可能な電話機とその制
御方法を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電話機は、指定された電話番号を対応するDT
MF信号に変換する変換手段と、前記変換手段が変換し
たDTMF信号を、音声によるDTMF信号音として出
力する音声出力手段とを備えることを特徴とする。
【0031】請求項2に記載の本発明の電話機は、外部
から入力される音声からDTMF信号音を検出する検出
手段と、前記検出手段が検出したDTMF信号音を、対
応する電話番号の情報に復元する復元手段を備えること
を特徴とする。
【0032】請求項3に記載の本発明の電話機は、通話
状態において、前記変換手段が変換したDTMF信号
を、通話中の通信回線に対し出力する通信出力手段を備
えることを特徴とする。
【0033】請求項4に記載の本発明の電話機は、通話
状態において、前記検出手段は、通話中の通信回線から
入力される信号からDTMF信号を検出する手段を備
え、前記復元手段は、前記検出手段が検出したDTMF
信号を、対応する電話番号の情報に復元する手段を備え
ることを特徴とする。
【0034】請求項5に記載の本発明の電話機は、電話
番号及び電話番号を特定する情報を登録する記憶部と、
前記変換手段が変換する電話番号を、前記記憶部に登録
した電話番号から選択して指定し、前記復元手段が復元
した電話番号を、前記記憶部に登録する制御手段を備え
ることを特徴とする。
【0035】請求項6に記載の本発明の電話機は、電話
番号の各桁を示すDTMF信号が最後に入力された時点
から、一定時間の経過により、受信中の電話番号を全桁
入力完了と認識する手段を備えることを特徴とする。
【0036】請求項7に記載の本発明の電話機は、電話
番号の各桁を示すDTMF信号の入力の受付時におい
て、DTMF信号の入力の受付を終了する手段と、前記
受付終了までに受信したDTMF信号が示す電話番号を
前記記憶部に登録する手段を備えることを特徴とする。
【0037】請求項8に記載の本発明の電話機は、前記
記憶部に登録する電話番号の情報において、前の番号の
ダイアル後、次の番号を定められた一定時間の経過後に
ダイアルすることを示すポーズの情報を、前記前の番号
と前記次の番号の間に記録する手段を備えることを特徴
とする。
【0038】請求項9に記載の本発明の電話機は、前記
DTMF信号と重複しない信号音を用いて、前記ポーズ
の情報を示す信号音を定義し、前記変換手段は、前記ポ
ーズの情報を、前記ポーズの情報を示す信号音に変換
し、前記音声出力手段は、前記ポーズの情報が記録され
た桁の次の桁の番号を、前記ポーズの情報が記録された
桁の前の桁の番号の出力後、定められた一定時間の経過
後に出力する手段を備え、前記通信出力手段は、前記変
換手段が変換した前記ポーズの情報を示す信号音を、通
話中の通信回線に対し出力する手段を備えることを特徴
とする。
【0039】請求項10に記載の本発明の電話機は、前
記復元手段は、前記ポーズの情報を示す信号音を、前記
ポーズの情報に復元する手段を備えることを特徴とす
る。
【0040】請求項11に記載の本発明の電話機は、携
帯電話の機能を備えることを特徴とする。
【0041】請求項12に記載の本発明の電話機の制御
方法は、指定された電話番号を対応するDTMF信号に
変換する変換ステップと、前記変換ステップが変換した
DTMF信号を、音声によるDTMF信号音として出力
する音声出力ステップと、外部から入力される音声から
DTMF信号音を検出する検出ステップと、前記検出ス
テップが検出したDTMF信号音を、対応する電話番号
の情報に復元する復元ステップとを備えることを特徴と
する。
【0042】請求項13に記載の本発明の電話機の制御
方法は、通話状態において、前記変換ステップが変換し
たDTMF信号を、通話中の通信回線に対し出力する通
信出力ステップを備え、前記検出ステップは、通話中の
通信回線から入力される信号からDTMF信号を検出す
るステップを備え、前記復元ステップは、前記検出ステ
ップが検出したDTMF信号を、対応する電話番号の情
報に復元するステップを備えることを特徴とする。
【0043】請求項14に記載の本発明の電話機の制御
方法は、前記変換ステップが変換する電話番号を、電話
番号及び電話番号を特定する情報を登録する記憶部にお
いて登録した電話番号から選択して指定し、前記復元ス
テップが復元した電話番号を、前記記憶部に登録する制
御ステップを備えることを特徴とする。
【0044】請求項15に記載の本発明の電話機の制御
方法は、電話番号の各桁を示すDTMF信号が最後に入
力された時点から、一定時間の経過により、受信中の電
話番号を全桁入力完了と認識するステップを備えること
を特徴とする。
【0045】請求項16に記載の本発明の電話機の制御
方法は、電話番号の各桁を示すDTMF信号の入力の受
付時において、DTMF信号の入力の受付を終了するス
テップと、前記受付終了までに受信したDTMF信号が
示す電話番号を前記記憶部に登録するステップを備える
ことを特徴とする。
【0046】請求項17に記載の本発明の電話機の制御
方法は、前記記憶部に登録する電話番号の情報におい
て、前の番号のダイアル後、次の番号を定められた一定
時間の経過後にダイアルすることを示すポーズの情報
を、前記前の番号と前記次の番号の間に記録するステッ
プを備えることを特徴とする。
【0047】請求項18に記載の本発明の電話機の制御
方法は、前記DTMF信号と重複しない信号音を用い
て、前記ポーズの情報を示す信号音を定義し、前記変換
ステップは、前記ポーズの情報を、前記ポーズの情報を
示す信号音に変換し、前記音声出力ステップは、前記ポ
ーズの情報が記録された桁の次の桁の番号を、前記ポー
ズの情報が記録された桁の前の桁の番号の出力後、定め
られた一定時間の経過後に出力するステップを備え、前
記通信出力ステップは、前記変換ステップが変換した前
記ポーズの情報を示す信号音を、通話中の通信回線に対
し出力するステップを備えることを特徴とする。
【0048】請求項19に記載の本発明の電話機の制御
方法は、前記復元ステップは、前記ポーズの情報を示す
信号音を、前記ポーズの情報に復元するステップを備え
ることを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0050】図1は、本発明の第1の実施の形態による
携帯電話機10の構成を示すブロック図である。本実施
の形態では、本発明の電話機を特に携帯電話機10に適
応した一例を説明する。
【0051】図1を参照すると、本実施の形態の電話機
である携帯電話機10は、記憶部11、制御部12、D
TMF信号変換部13、表示部14、入力部15、音声
出力部16、音声入力部17、通信制御手段18を備え
る。
【0052】記憶部11は、電子データ等を記録するも
のであり、電話番号情報等を格納する。
【0053】制御部12は、携帯電話機10内に備える
他の各部の装置の制御を実行する。
【0054】DTMF信号変換部13は、制御部12か
らの指示により、電話番号情報からDTMF(Dial
Tone Multi Frequency)信号へ
の変換、または、DTMF信号から電話番号情報への変
換を行なう。なお、DTMF信号とは、電話交換機に対
し電話機が通話先の電話番号を通知する信号である。ま
た、DTMF信号は、電話番号を構成する各“0、1〜
9”、“#”、“*”のそれぞれに対応する単純な信号
音であり、これを順次電話番号の入力順に送信すること
により、この電話番号のデータを送信する。この信号音
は、プッシュボタン式の電話機の電話番号ボタンの押下
時等において実際に聞きくことができる。
【0055】表示部14は、ディスプレイ画面等による
もので、利用者に対し各種の情報の表示を行なう。
【0056】入力部15は、電話番号の入力ボタンや各
種携帯電話機10が備える機能を操作するためのボタン
やスイッチからなり、特に電話番号の入力等を行なう。
【0057】音声出力部16は、スピーカにより音声を
出力するものであり、通話相手から受信した音声の再生
や、またDTMF信号の音声出力に用いる。
【0058】音声入力部17は、マイクにより音声を入
力するものであり、通話相手に送信する利用者の音声の
入力や、外部から音声出力されたDTMF信号の入力を
行なう。
【0059】通信制御手段18は、電話回線による通信
を制御する。
【0060】また、通信制御手段18は、DTMF信号
変換部13からのDTMF信号の出力経路の制御や、電
話回線の音声呼上から送信されるDTMF信号を検出し
てDTMF信号変換部13へ渡す処理を、制御部11に
変わり行なうものとしてもよい。
【0061】次に、本実施の形態の携帯電話機10の動
作を説明する。
【0062】本実施の形態の携帯電話機10は、DTM
F信号の出力手段を備えることで、自動ダイヤル及び電
話番号のデータの通話相手への送信を行なう。この両者
の違いは、自動ダイヤルの場合には、DTMF信号を音
声として出力し、電話番号のデータの通話相手への送信
の場合には、現在通話中の電話回線に対しDTMF信号
の出力を行う点であり、このようにDTMF信号の出力
先が異なるのである。
【0063】また、本実施の形態の携帯電話機10は、
入力されたDTMF信号を電話番号に変換する手段を備
えることで、上述した現在通話中の電話回線により送信
されるDTMF信号の受信及び、音声として出力される
DTMF信号を用いる電話番号の入力を行なう。この場
合も、この両者のように、DTMF信号の入力方式とし
て電話回線による入力と、音声による入力との双方に対
応するのである。
【0064】まず、自動ダイヤルの動作について説明す
る。
【0065】ここで自動ダイヤルとは、ある電話機と通
話先の電話機との接続を行なうものであり、通話先の電
話番号に対応するDTMF信号を音声を用いて、まだ通
話を開始していない電話機の受話器に対し入力すること
で、このDTMF信号が交換機に送信され、交換機がこ
の電話機とDTMF信号が示す通話先の電話機との接続
を行なうものである。これは、交換機が受信したDTM
F信号を、発信元の電話機のダイアル操作により発信さ
れた信号と、受話器から入力された信号とを区別しない
からである。
【0066】図2は、本発明の第1の実施の形態のDT
MF信号の出力処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【0067】図2を参照すると、はじめに自動ダイヤル
を行なうのか電話番号のデータの通話相手への送信を行
なうのかを指定する(ステップ201)。
【0068】この場合には、自動ダイヤルを行なうた
め、DTMF信号は音声出力部16であるスピーカに出
力する。
【0069】図5は、本発明の第1の実施の形態による
携帯電話の自動ダイヤルの利用を説明する図であり、図
6は、本発明の第1の実施の形態による携帯電話のIS
DN回線の場合の自動ダイヤルの利用を説明する図であ
る。
【0070】自動ダイヤルを行なう場合には、図5、図
6に示すように、予め通話を行なうPB(プッシュボタ
ン)式電話機20の受話器21のマイクに対し、本発明
による携帯電話機10の音声出力手段16であるスピー
カを接近させておくと良い。
【0071】次に、利用者は入力部15に備える電話帳
機能呼び出し用のボタンを操作し、電話帳機能を呼び出
して実行し、通話相手を決定する(ステップ202)。
【0072】ここで、電話帳機能とは、携帯電話機10
等の電話機において、通話先の電話番号を記録し参照す
る機能を示すものとする。例えば、通話先の名前と電話
番号の対応を登録し、通話を行なう時には簡単にこの登
録された通話先の中から選択し通話先を決定するもので
ある。
【0073】次に、DTMF信号変換部13により、選
択した通話先の電話番号をDTMF信号に変換する(ス
テップ203)。
【0074】そして、このDTMF信号を、始めにステ
ップ201で指定した自動ダイヤルを行なうために、音
声出力部16であるスピーカから出力する(ステップ2
04、205)。
【0075】すると、図5や図6に示すように、DTM
F信号はPB式電話機20の受話器21のマイクから入
力され、交換機61やターミナルアダプタ64に送信さ
れ、これらの交換機により通話先と接続が行われる。
【0076】ここで、電話番号を電話帳機能により選択
して指定する方式を用いているのは、自動ダイヤルの目
的である電話番号を直接入力する手間を軽減するためで
ある。
【0077】しかし、電話番号の指定方法は、電話帳機
能を用いるものに限らない。例えば、入力部15である
電話番号ボタンから直接入力した電話番号をDTMF信
号に変換して出力することも可能である。これを行なう
のは、電話帳機能に未登録の電話番号の自動ダイアルを
行なう場合などがあり、また、この場合には、同時にこ
の電話番号の電話帳機能への登録処理を行なうようにし
てもよい。
【0078】次に、通話中に電話番号のデータを通話相
手に送信する動作を説明する。
【0079】ここで電話番号のデータの通話相手への送
信とは、音声の信号の通信中の電話回線に対し、送信側
の電話機から電話番号のデータをDTMF信号により送
信し、受信側の電話機がこのDTMF信号を送信される
音声の信号の中から検出し、電話番号のデータを認識す
るものである。
【0080】図10は、本発明の第1の実施の形態によ
る携帯電話10の、電話番号のデータの送受信の一例を
示す図である。
【0081】電話番号のデータの送受信を行なう電話機
には、音声の信号の通信回線においてDTMF信号の送
受信を行なう機能を備えることが必要であるため、図1
0の例に示されるように、電話番号のデータの送受信
は、本実施の形態の携帯電話機10(又は本実施の形態
の携帯電話機10の機能を備える電話機)の相互間での
通話中に行なうものである。
【0082】本実施の形態の携帯電話機10の電話番号
のデータの通信の処理は、送信側においてDTMF信号
変換部13から送出するDTMF信号を通信制御手段1
8を通し通信路上に音声信号として送信し、受信側にお
いて通信路上から受信するDTMF信号を通信制御手段
18により検出し、DTMF信号変換部13に渡し電話
番号情報に変換する。
【0083】再び図2を参照し、この通話中に電話番号
のデータを通話相手に送信する詳細な動作を説明する。
【0084】始めに、自動ダイヤルを行なうのか電話番
号のデータの通話相手への送信を行なうのかを指定する
(ステップ201)。
【0085】この場合には、電話番号のデータの送信を
行なうため、DTMF信号は通信制御手段18を介し
て、音声の通信回線上に出力する。
【0086】また、電話番号のデータを通話相手に送信
するためには、図10に示すように、予め本実施の形態
の携帯電話機10(又は本実施の形態の携帯電話機10
の機能を備える電話機)との間で通話中であることが必
要である。
【0087】次に、利用者は入力部15に備える電話帳
機能呼び出し用のボタンを操作し、電話帳機能を呼び出
して実行し、通話相手を決定する(ステップ202)。
【0088】次に、DTMF信号変換部13により、選
択した通話先の電話番号をDTMF信号に変換する(ス
テップ203)。
【0089】そして、このDTMF信号を、始めにステ
ップ201で指定した電話番号のデータの送信を行なう
ため、通信制御装置18から通信回線上に出力する(ス
テップ204、206)。
【0090】すると、図10に示すように、DTMF信
号は通話先の携帯電話機10に送信され、電話番号のデ
ータの送信が完了する。
【0091】図4は、本発明の第1の実施の形態の電話
番号の出力パターンの一例を示す図である。
【0092】ここで、送信する電話番号のデータ中にダ
イヤル間隔を空けるためのポーズの情報が記録されてい
る場合、自動ダイヤルの場合には、各番号の値を示すD
TMF信号の出力を当該個所において一定間隔を空けて
出力することにより対応させることが可能であるが、電
話番号の送信の場合には、ポーズの情報を示すDTMF
信号が定義されていないため、DTMF信号を用いるの
みでは通知することができない。
【0093】このため、本実施の形態では、本実施の形
態の携帯電話機10相互間での電話番号のデータの送受
信のために、ポーズの情報を示すためのDTMF信号と
同様の信号音を、現行のDTMF信号との信号音と重複
しないように新たに定義して使用する。
【0094】この場合、電話帳機能においても、ポーズ
を含む電話番号の表示に対応し、ポーズであることを示
す文字を(例えば、図4においては下線“_”を)ポー
ズのある桁の位置に表示する。
【0095】次に、DTMF信号の入力処理を説明す
る。
【0096】図3は、本発明の第1の実施の形態のDT
MF信号の入力処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【0097】入力処理の場合も、出力の場合と同様に、
電話回線と音声との2種類の方式に対応する。また、い
ずれの方式においても、受信したDTMF信号を電話番
号に変換し、この電話番号を内部の電話帳等に追加して
登録する。
【0098】まず、電話回線により、通話中に電話番号
を通話相手から受信する動作を説明する。
【0099】はじめに利用者は、通話中に電話番号の受
信を開始するために、入力部15備える電話番号受信機
能ボタンを押し、通話相手からのDTMF信号の受信開
始を明示的に指示する。
【0100】すると、通信制御手段18は、音声通信路
上からのDTMF信号の受信待ち状態となり、DTMF
信号の受信処理を開始する(ステップ301)。
【0101】そして、受信するDTMF信号を構成する
数値または記号を示す各信号を、DTMF信号変換部1
3により順次受信順に変換する(ステップ302)。こ
こで、前述の出力処理において説明したように、ダイヤ
ル間隔を空けるポーズの情報を示すために特別に定義し
た信号にも対応し、通信制御手段18はこのポーズを示
す特別に定義された信号をDTMF信号変換部13に渡
し、DTMF信号変換部13はこれを正しく変換する。
【0102】次に、受信した電話番号の桁数を、定めら
れた制限桁数と比較しチェックを行なう(ステップ30
3)。
【0103】チェックを正常に通過した場合には、表示
部14に受信した電話番号の数値や記号を表示する(ス
テップ304)。
【0104】次に、利用者がこの受信した電話番号を、
電話帳等に記録するかどうかの指示を行なう(ステップ
305)。この指示方法として本実施の形態では、受信
した電話番号の電話帳への記録を指示する確定ボタンを
入力部15に備え、この確定ボタンの押下により指示を
行なう。
【0105】ここで、電話帳等への記録が指示された場
合は、受信した現在表示部14に表示されている電話番
号の登録処理を行なう(ステップ306)。
【0106】また、受信した電話番号がまだ要求する桁
数に足らない場合には、ここで電話帳等への記録を指示
せず待機することにより(ステップ305)、始めのス
テップ301に戻り電話番号の残りの桁を引き続き受信
することができる。
【0107】また、ここで受信した電話番号を記録する
ことなく破棄する場合のために、受信した電話番号の破
棄を指示する取り消しボタンを入力部15に備えるもの
としても良い。
【0108】また、ステップ305において、最終桁入
力後一定時間以上次の桁の送信がなく待ち状態であった
場合、送信側からの送信される電話番号の全ての桁の受
信が完了したものとみなし、この電話番号の受信完了を
受けて電話帳に対し自動的に登録処理を行なうものとし
ても良い。これは、電話番号の登録処理を指示する手間
を省くための処理である。この処理により不要な電話番
号が自動的に登録されたとしても受信者に大きな被害が
発生する心配はなく、またこの処理により誤った登録が
された場合にも、その登録の削除や修正が可能である。
【0109】ここで自動的に完了したものとして処理す
るのは、最終桁入力から一定時間が経過した場合であっ
て、最初の1桁目には適用しない。
【0110】また、ステップ303において、制限桁数
を超えていた場合は、利用者に対して、制限桁数を超え
ている旨のメッセージを表示(ステップ307)して、
その時点での制限桁数内の番号を電話番号として登録す
るか問い合わせる(ステップ308)。利用者により登
録するように指定された場合は、制限桁数内の番号を登
録する(ステップ309)。登録しないように指定され
た場合は、登録処理を終了する。
【0111】次に、非通話状態において、他の装置から
音声出力されたDTMF信号を受信し、電話番号として
登録する処理を説明する。この処理を説明するフローチ
ャートは、通話中の通話相手からの送出された電話番号
の登録と同じく図3である。
【0112】はじめに、利用者は入力部15に割り当て
れている、外部装置からの電話番号入力ボタンを押すこ
とで明示的に、外部の装置からDTMF信号を受信する
ことを指示する。ここで、前述の通話状態での登録にお
いては、通信制御手段18を通してDTMF信号を待ち
受けるのに対して、非通話状態では、通信制御手段18
をは通さず、制御部12が監視を行なうという違いがあ
る。
【0113】したがって、ステップ301で受信する信
号は、音声入力部17から入力されるものである。
【0114】これ以外は、通話状態でのDTMF信号に
よる電話番号登録と動作上の相違はない。
【0115】以上の動作の説明をもとに、実施例を挙げ
て詳細に説明する。
【0116】まず第一の実施例として、発信元と通話先
の双方が本実施の形態の携帯電話10を使用し電話番号
情報の転送を行なう一実施例を、この場合の利用イメー
ジを示す図である図10を参照して説明する。
【0117】図10の例においては、電話番号情報を転
送する側の携帯電話10を携帯電話Aとし、電話番号情
報を受信する側の携帯電話10を携帯電話Bとする。
【0118】まず、電話番号情報の転送の前に、予め携
帯電話Aと携帯電話Bとを互いに通話状態にしておく。
【0119】通話の途中で、携帯電話Aの電話帳に格納
されている電話番号情報を、携帯電話Bの利用者へ通知
する場合の動作は次のようになる。
【0120】まず、携帯電話Aの利用者と携帯電話Bの
利用者は、音声通話等により、電話番号の転送を行なう
ことをお互いに確認する。そして互いに、電話番号の送
信と受信が実行できるように準備する。
【0121】携帯電話Aの利用者の側では、携帯電話A
の電話帳機能を動作させ転送すべき電話番号を選択す
る。ここでは、「0334567891」いう番号を選
択したものとする。
【0122】携帯電話Bの利用者の側では、携帯電話B
の機能のうち「通話状態での電話番号受信」機能を動作
させ、DTMF信号の待ち受け状態にする。この間も、
携帯電話Aと携帯電話Bの間の音声による会話は可能で
ある。
【0123】そして、携帯電話Aから、選択した電話番
号を音声通信路上に出力する。この時、携帯電話Aは、
DTMF信号変換部13により前述の電話番号「033
4567891」をその先頭の数字(又は記号)から順
次対応するDTMF信号に変換し、変換した順にDTM
F信号を通信制御手段18に渡し、通信制御手段18は
音声の一部としてDTMF信号を音声通信路上へ出力す
る。
【0124】携帯電話Aから出力されたDTMF信号が
音声通信路上から、携帯電話Bに入力され、携帯電話B
の通信制御手段18はこのDTMF信号をDTMF信号
変換部13へ渡す。
【0125】電話番号の各桁の数字(又は記号)を示す
DTMF信号が、先頭の桁から順次送信される。
【0126】このため、最初に受信するDTMF信号が
示す数字は「0」である。このように、携帯電話Aから
DTMF信号が続いて送られてくるため、同様にして携
帯電話Bに入力されたDTMF信号は通信制御手段18
からDTMF信号変換部13に渡され、DTMF信号が
示す数字又は記号に変換される。
【0127】携帯電話Bが最後の桁の「1」を受け取っ
た後は、携帯電話Aが送信する電話番号情報はもうない
ので、続けて受信するDTMF信号はない。
【0128】携帯電話Bは、各桁のDTMF信号を受信
する度に、次の桁のDTMF信号の受信を5秒間待ち受
ける待ち受け処理を行ない、このため最後の桁のDTM
F信号の受信後5秒間待った後に、タイムアウトして、
受信する電話番号の全桁の受信終了を認識する。
【0129】次に、受信した電話番号の登録処理を行な
う。登録処理では、受信した電話番号の情報に加えて、
その電話番号が示す通話先の名前等の電話番号を特定す
る情報の入力を行なうことが可能である。
【0130】また、受信した電話番号情報に対しても編
集が可能である。
【0131】登録処理において、携帯電話Bの利用者が
一通りの入力作業を行なった後、登録決定を入力部15
から指示することよって、携帯電話Bの電話帳への登録
を完了する。
【0132】これらの登録処理は、通話中はもちろんの
こと、電話番号の受信後に既に通話を終了している場合
にも可能である。
【0133】次に第二の実施例として、本実施の形態の
携帯電話10への、音声通話中以外の場面における電話
番号の受信と登録の一実施例を、この場合の利用イメー
ジを示す図である図7から図9を参照して説明する。
【0134】図7は、本実施の形態による携帯電話10
の、通話中以外での電話機からの携帯電話への電話番号
登録を示す図である。
【0135】図7では、携帯電話10は非通話状態であ
り、また電話機20は、(本実施の形態の携帯電話10
と同様に)DTMF信号が出力可能な他の電話機との通
話を行なっている。
【0136】携帯電話10の入力部15より指示を与え
ることにより、「非通話状態での電話番号受信」機能を
動作させ、音声入力部17であるマイクに対するDTM
F信号の待ち受け状態にする。
【0137】次に、電話機20の通話相手に、DTMF
信号を送るように電話機20を使用して口頭で指示す
る。
【0138】電話機20の通信相手は、自分の電話機に
登録している短縮ダイヤルの情報などをDTMF信号で
電話機10に対して送出する。例として「033456
7891」という番号を送出するものとする。
【0139】このとき、携帯電話機10は、DTMF信
号の待ち受け状態のまま、音声入力部17のマイクを電
話機20の受話器のスピーカに密着させておく。する
と、DTMF信号の待ち受け状態にある携帯電話10
は、電話機20のスピーカが出力するDTMF信号を音
声入力部17のマイクから入力する。
【0140】最初の桁の「0」を示すDTMF信号が音
声入力部17から入力されると、制御部12の指示によ
りDTMF信号変換部13で数値「0」への変換が行わ
れる。
【0141】以降は、最後の桁まで繰り返し各桁を示す
DTMF信号を、入力、変換していく。
【0142】最後の桁の「1」が入力された後、前述の
実施例と同様に次のDTMF信号の入力を5秒間待つ待
ち受け処理を行った後にタイムアウトし、電話番号の登
録処理に移る。
【0143】電話番号の登録処理は、前述の実施例と同
様に名前等の電話番号を特定する情報の入力を行なう。
携帯電話により一通りの入力作業を行なった後、登録決
定を入力部15から指示し、電話帳への登録を完了す
る。
【0144】なお、電話機20の通話の相手先の電話機
においては、手動でDTMF信号が送出できる電話機で
あれば、DTMF信号を機械的に連続して送出する機能
や電話帳機能を持たない場合でも、携帯電話10へのD
TMF信号による電話番号の登録は可能である。
【0145】図8は、本実施の形態による携帯電話の、
自動ダイヤル装置からの携帯電話10への電話番号登録
を示す図である。
【0146】図8においては、DTMF信号の発生源
が、電話機ではなく、自動ダイヤル装置30などのDT
MF信号発生装置である。
【0147】登録の手順については、図7の例と同じで
ある。
【0148】図9は、本実施の形態による携帯電話A
の、同じく本発明による機能を持つ携帯電話Bへの電話
番号登録を示す図である。
【0149】どちらも本発明による機能を持つ携帯電話
であるが、図10の例で示した通話中の場合と異なり、
携帯電話Aの受話部分からDTMF信号を出力し、携帯
電話Bの送話部分のマイクからDTMF信号を入力する
ことで、携帯電話Aの電話帳に登録されている電話番号
を携帯電話Bへ登録する。
【0150】登録の手順については、図7の例と同じで
ある。
【0151】次に第三の実施例として、本実施の形態
の、通話状態での、他の装置からのDTMF信号の入力
による電話番号の登録について、図10を参照して説明
する。
【0152】DTMF信号の送出側については、前記第
二の実施例の図7、8、9の例の通りとする。
【0153】本実施例では、図10の携帯電話Aは単に
携帯電話Bと通話を行なうだけのものである。携帯電話
Aと携帯電話Bが通話状態にあるとき、携帯電話Bにお
いて、「非通話状態の電話番号受信」機能を動作させ
る。この操作により、携帯電話Bは音声入力部17のマ
イクからのDTMF信号受信待ち状態となる。またこの
場合も、携帯電話Aと携帯電話Bの通話は継続できる。
携帯電話BへのDTMF信号の入力は、第二の実施例で
説明した図7、8、9の通りである。
【0154】本実施例では、新たな作用として、携帯電
話Bへ入力された外部からのDTMF信号は、音声通信
路上を通して携帯電話Aへも送出されるため、携帯電話
Aで「通話状態の電話番号受信」機能を動作させること
により、携帯電話A及び携帯電話Bに同時に電話番号の
登録が可能となる。
【0155】なお、以上の実施の形態においては、本発
明の電話機を特に携帯電話に適応した例により説明した
が、本発明の電話機はこれに限定されるものでなく、そ
の他PHSや有線の電話機等にも適応することができ
る。
【0156】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0157】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電話番号情
報の受発信機能を備える電話機とその制御方法によれ
ば、以下のような効果が達成される。
【0158】第1に、電話帳に登録した電話番号の情報
を容易に送受信することができるため、電話番号情報を
速く正確に転送することが可能となり、電話帳の機能を
大幅に拡張し、高い汎用性と利便性を実現する。
【0159】第2に、電話機に対し新たにDTMF信号
の入出力機能を備え、かつ携帯電話の送話部分のマイク
からのDTMF信号の入力と、音声通信路上からのDT
MF信号の入力のどちらからでも電話番号データの送受
信を可能としており、さらに本発明による電話機同士の
通信においては、遠く離れた場所にあっても通話可能な
状態であれば容易に電話番号の交換が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態のDTMF信号の
出力処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態のDTMF信号の
入力処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の電話番号の出力
パターンの一例を示す図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話の
自動ダイヤルの利用を説明する図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話の
ISDN回線の場合の自動ダイヤルの利用を説明する図
である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話
の、通話中以外での電話機からの携帯電話への電話番号
登録を示す図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話
の、自動ダイヤル装置からの携帯電話への電話番号登録
を示す図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話
の、他の携帯電話からの、携帯電話への電話番号登録を
示す図である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態による携帯電話
の、電話番号のデータの送受信の一例を示す図である。
【図11】 有線電話における通信機器と通信回線を示
す図である。
【図12】 自動ダイヤル装置による自動ダイヤルを説
明する図である。
【図13】 ISDN回線における通信機器と通信回線
と、自動ダイヤル装置による自動ダイヤルを説明する図
である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 11 記憶部 12 制御部 13 DTMF信号変換部 14 表示部 15 入力部 16 音声出力部 17 音声入力部 18 通信制御手段 20 プッシュボタン式電話機 21 電話機の送受話器 30 自動ダイヤル装置 61 DTMF信号を認識する交換機 62 ISDN交換機 63 DSU 64 ターミナルアダプタ 70 携帯電話用の無線基地局 81 公衆回線網 82 ISDN網 83 移動通信網

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された電話番号を対応するDTMF
    信号に変換する変換手段と、 前記変換手段が変換したDTMF信号を、音声によるD
    TMF信号音として出力する音声出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 外部から入力される音声からDTMF信
    号音を検出する検出手段と、 前記検出手段が検出したDTMF信号音を、対応する電
    話番号の情報に復元する復元手段を備えることを特徴と
    する請求項1に記載の電話機。
  3. 【請求項3】 通話状態において、 前記変換手段が変換したDTMF信号を、通話中の通信
    回線に対し出力する通信出力手段を備えることを特徴と
    する請求項2に記載の電話機。
  4. 【請求項4】 通話状態において、 前記検出手段は、 通話中の通信回線から入力される信号からDTMF信号
    を検出する手段を備え、 前記復元手段は、 前記検出手段が検出したDTMF信号を、対応する電話
    番号の情報に復元する手段を備えることを特徴とする請
    求項3に記載の電話機。
  5. 【請求項5】 電話番号及び電話番号を特定する情報を
    登録する記憶部と、 前記変換手段が変換する電話番号を、前記記憶部に登録
    した電話番号から選択して指定し、前記復元手段が復元
    した電話番号を、前記記憶部に登録する制御手段を備え
    ることを特徴とする請求項4に記載の電話機。
  6. 【請求項6】 電話番号の各桁を示すDTMF信号が最
    後に入力された時点から、一定時間の経過により、受信
    中の電話番号を全桁入力完了と認識する手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の電話機。
  7. 【請求項7】 電話番号の各桁を示すDTMF信号の入
    力の受付時において、 DTMF信号の入力の受付を終了する手段と、 前記受付終了までに受信したDTMF信号が示す電話番
    号を前記記憶部に登録する手段を備えることを特徴とす
    る請求項5又は請求項6に記載の電話機。
  8. 【請求項8】 前記記憶部に登録する電話番号の情報に
    おいて、 前の番号のダイアル後、次の番号を定められた一定時間
    の経過後にダイアルすることを示すポーズの情報を、前
    記前の番号と前記次の番号の間に記録する手段を備える
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一つ
    に記載の電話機。
  9. 【請求項9】 前記DTMF信号と重複しない信号音を
    用いて、前記ポーズの情報を示す信号音を定義し、 前記変換手段は、 前記ポーズの情報を、前記ポーズの情報を示す信号音に
    変換し、 前記音声出力手段は、 前記ポーズの情報が記録された桁の次の桁の番号を、前
    記ポーズの情報が記録された桁の前の桁の番号の出力
    後、定められた一定時間の経過後に出力する手段を備
    え、 前記通信出力手段は、 前記変換手段が変換した前記ポーズの情報を示す信号音
    を、通話中の通信回線に対し出力する手段を備えること
    を特徴とする請求項4から請求項8のいずれか一つに記
    載の電話機。
  10. 【請求項10】 前記復元手段は、 前記ポーズの情報を示す信号音を、前記ポーズの情報に
    復元する手段を備えることを特徴とする請求項9に記載
    の電話機。
  11. 【請求項11】 携帯電話の機能を備えることを特徴と
    する請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の電
    話機。
  12. 【請求項12】 指定された電話番号を対応するDTM
    F信号に変換する変換ステップと、 前記変換ステップが変換したDTMF信号を、音声によ
    るDTMF信号音として出力する音声出力ステップと、 外部から入力される音声からDTMF信号音を検出する
    検出ステップと、 前記検出ステップが検出したDTMF信号音を、対応す
    る電話番号の情報に復元する復元ステップとを備えるこ
    とを特徴とする電話機の制御方法。
  13. 【請求項13】 通話状態において、 前記変換ステップが変換したDTMF信号を、通話中の
    通信回線に対し出力する通信出力ステップを備え、 前記検出ステップは、 通話中の通信回線から入力される信号からDTMF信号
    を検出するステップを備え、 前記復元ステップは、 前記検出ステップが検出したDTMF信号を、対応する
    電話番号の情報に復元するステップを備えることを特徴
    とする請求項12に記載の電話機の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記変換ステップが変換する電話番号
    を、電話番号及び電話番号を特定する情報を登録する記
    憶部において登録した電話番号から選択して指定し、前
    記復元ステップが復元した電話番号を、前記記憶部に登
    録する制御ステップを備えることを特徴とする請求項1
    3に記載の電話機の制御方法。
  15. 【請求項15】 電話番号の各桁を示すDTMF信号が
    最後に入力された時点から、一定時間の経過により、受
    信中の電話番号を全桁入力完了と認識するステップを備
    えることを特徴とする請求項14に記載の電話機の制御
    方法。
  16. 【請求項16】 電話番号の各桁を示すDTMF信号の
    入力の受付時において、 DTMF信号の入力の受付を終了するステップと、 前記受付終了までに受信したDTMF信号が示す電話番
    号を前記記憶部に登録するステップを備えることを特徴
    とする請求項14又は請求項15に記載の電話機の制御
    方法。
  17. 【請求項17】 前記記憶部に登録する電話番号の情報
    において、 前の番号のダイアル後、次の番号を定められた一定時間
    の経過後にダイアルすることを示すポーズの情報を、前
    記前の番号と前記次の番号の間に記録するステップを備
    えることを特徴とする請求項14から請求項16のいず
    れか一つに記載の電話機。
  18. 【請求項18】 前記DTMF信号と重複しない信号音
    を用いて、前記ポーズの情報を示す信号音を定義し、 前記変換ステップは、 前記ポーズの情報を、前記ポーズの情報を示す信号音に
    変換し、 前記音声出力ステップは、 前記ポーズの情報が記録された桁の次の桁の番号を、前
    記ポーズの情報が記録された桁の前の桁の番号の出力
    後、定められた一定時間の経過後に出力するステップを
    備え、 前記通信出力ステップは、 前記変換ステップが変換した前記ポーズの情報を示す信
    号音を、通話中の通信回線に対し出力するステップを備
    えることを特徴とする請求項17に記載の電話機。
  19. 【請求項19】 前記復元ステップは、 前記ポーズの情報を示す信号音を、前記ポーズの情報に
    復元するステップを備えることを特徴とする請求項18
    に記載の電話機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002041616A1 (fr) * 2000-11-14 2002-05-23 Kabushiki Kaisha Kenwood Terminal de communication, procede de communication et support d'enregistrement
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