JP3820968B2 - 留守番電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した発呼側装置からのメッセージを出力する留守番電話装置に関し、特に、受信したメッセージの出力を簡便且つ円滑に行うことのできる留守番電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、親子電話(ファクシミリ装置を含む)の子機などを含むコードレス電話機が多数実用化されている。これらのコードレス電話機は、いずれも本体を片手でもって外線通話などを行うような構成となっている。このコードレス電話機の本体は、充電台に着脱可能に設置されており、通話者は、この充電台から本体を取り上げ、例えば室内などの範囲で、自由に移動してこの本体を使用することができる。一方、本体は、充電台に装着されることにより充電されるようになっており、これにより、動作時の電源が保証されている。
【0003】
また、被呼側電話機において通話者(被呼者)が応答できないと、電話機が自動的に応答して発呼側電話機(発呼者)からのメッセージを記憶するいわゆる留守番電話の機能を備えた電話機(留守番電話装置)が広く普及している。これにより、発呼側電話機から発呼されたタイミングで被呼者が応答できなくとも、被呼側電話機に記憶された発呼者のメッセージを再生することにより、被呼者は、その内容を知ることができる。この留守番電話の機能は、上記したコードレス電話機にも一般的に備えられている。コードレス電話機が子機である場合には、所定の操作により親機に記憶されるメッセージを再生し、親機とは遠隔の位置において、そのメッセージを聴くことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コードレス電話機は、通話機能の使い勝手を優先して設計され、充電台から取り上げるだけで回線閉結状態となるものが多い。一方、通話機能以外の機能を利用する場合であっても、操作性の良さから、使用者は、本体を充電台から取り上げて(手に持って)操作する。このため、留守番電話機能を利用する場合であっても、使用者(被呼者など)が本体を充電台から取り上げると、回線は閉結状態となってしまう。ここで、留守番電話機能は、回線開放状態で利用するように構成されていることが多いので、その利用において使用者は、面倒でも回線の開放操作(所定のボタンの押下など)をいちいち行わなくてはならないという問題点があった。また、メッセージの再生中に、その電話機に対する発呼があると回線が閉結されてしまい、メッセージの再生に支障を来すという問題点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、受信したメッセージの出力を簡便且つ円滑に行うことのできる留守番電話装置に関するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の留守番電話装置は、回線を介して発呼側装置と接続され、前記発呼側装置からの入来メッセージを受信する受信手段と、その受信手段により受信した入来メッセージを記憶するメッセージ記憶手段とを備え、そのメッセージ記憶手段に記憶される入来メッセージを出力するメッセージ出力手段と、そのメッセージ出力手段に入来メッセージを出力させるための指示を回線が開放された状態で出力する開放状態出力手段と、前記メッセージ出力手段に入来メッセージを出力させるための指示を回線が閉結された状態で出力する閉結状態出力手段と、入来メッセージの出力が回線閉結状態で実行されている場合に、発信不能の状態を検出する発信状態検出手段と、その発信状態検出手段により発信不能の状態が検出されると、回線の開放と閉結とを実行して発信可能な状態とする発信状態手段とを備えている。
【0007】
この請求項1記載の留守番電話装置によれば、回線を介して接続される発呼側装置からの入来メッセージは、受信手段により受信される。受信された入来メッセージは、メッセージ記憶手段に記憶される。メッセージ記憶手段に記憶される入来メッセージは、回線が開放された状態で開放状態出力手段により出力される指示に基づいて、メッセージ出力手段により出力される。また、メッセージ記憶手段に記憶される入来メッセージは、回線が閉結された状態で閉結状態出力手段により出力される指示に基づいて、メッセージ出力手段により出力される。
【0008】
【0009】
そして、入来メッセージの出力が回線閉結状態で実行されている場合に、発信状態検出手段により発信不能の状態が検出されると、発信状態手段により、回線の開放と閉結とが実行される。
【0010】
請求項2記載の留守番電話装置は、請求項1記載の留守番電話装置において、回線を介して受信した前記発呼側装置の電話番号を前記発呼側装置からの入来メッセージに対応つけて記憶する受信番号記憶手段と、前記メッセージ出力手段により入来メッセージが出力されている状態で発呼が指示されると、前記受信番号記憶手段に記憶された電話番号に発呼動作を行う発呼指示手段とを備えている。
【0011】
この請求項2記載の留守番電話装置によれば、請求項1に記載の留守番電話装置と同様に作用する上、回線を介して受信した発呼側装置の電話番号は、発呼側装置からの入来メッセージに対応つけて受信番号記憶手段に記憶される。そして、メッセージ出力手段により入来メッセージが出力されている状態で発呼が指示されると、発呼指示手段により、受信番号記憶手段に記憶された電話番号に発呼動作が行われる。
【0012】
請求項3記載の留守番電話装置は、請求項1または2に記載の留守番電話装置において、数値を入力するテンキーと、該テンキーの入力をダイヤル入力として認識するダイヤル入力認識手段と、該テンキーの入力をコマンド入力として認識するコマンド認識手段と、前記テンキーの入力が前記コマンド認識手段によりコマンド入力と認識されると、前記メッセージ出力手段を動作させる出力動作手段とを備えている。
【0013】
この請求項3記載の留守番電話装置によれば、請求項1または2に記載の留守番電話装置と同様に作用する上、ダイヤル入力認識手段により、テンキーの入力は、ダイヤル入力として認識される。一方、コマンド認識手段により、該テンキーの入力は、コマンド入力として認識される。そして、テンキーの入力がコマンド認識手段によりコマンド入力として認識されると、出力動作手段により、メッセージ出力手段は動作される。
【0014】
請求項4記載の留守番電話装置は、請求項3記載の留守番電話装置において、前記コマンド認識手段は、前記テンキーの押下された時間の長さに応じてコマンド入力であるか否かを判別し、所定時間以上の押下をコマンド入力として認識するものである。
【0015】
請求項5記載の留守番電話装置は、請求項3又は4に記載の留守番電話装置において、設置台と、その設置台に着脱可能に装着され、その設置台からの脱着により回線閉結状態となる受話器を備え、その受話器に前記テンキーが設けられている。
【0016】
この請求項5記載の留守番電話装置によれば、請求項3又は4に記載の留守番電話装置と同様に作用する上、テンキーの設けられた受話器は、設置台に着脱可能に装着される。そして、その受話器が設置台からの脱着されると回線閉結状態となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、コードレス電話装置(子機1b〜1d)と親機1aとが無線通信により接続されている留守番電話装置1の外観斜視図である。本実施例の留守番電話装置1はファクシミリ装置であり、予め所望の相手側装置の電話番号を登録できるように構成されている。また、留守番電話装置1は、発信電話番号表示サービス(「ナンバーディスプレイ」、「Caller ID」)が利用できるように構成され、着信した相手側(発呼側)装置の電話番号を表示できるよう構成されている。
【0018】
親機1aは、電話回線26を介して接続される相手側装置との間で、電話動作、ファクシミリ動作や電子メールの送受信を行う通信装置である。親機1aは、また、電話回線26を介して接続される発呼側装置からの入来メッセージを記憶し、記憶した入来メッセージをその出力要求に応じて出力するように構成されている。
【0019】
この親機1aの本体2の側部には、受話器3が取り付けられている。受話器3は、非通話時には本体2に設けられた図示しないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げられて使用される。前者をオンフック状態、後者をオフフック状態と称している。
【0020】
本体2の上面前部には、数値や文字などを入力する入力ボタンやコマンドを入力するコマンド入力ボタンなどの複数のボタンを備えた操作パネル4が設けられている。この操作パネル4の左上端部にはコマンド入力ボタンの一つである設定ボタン4aが設けられている。設定ボタン4aは、各種の設定やコマンドを入力する入力画面を液晶表示器(以下単に「LCD」と略す)5に表示させるためのボタンであり、この設定ボタン4aが操作者により押下されると入力画面がLCD5に表示される。
【0021】
操作パネル4の中央部には、上記したLCD5が設けられている。このLCD5は、親機1aにより実行される処理や、親機1a又は子機1b〜1dと電話回線26を介して接続されている相手側装置との通信状態を表示する表示器であり、タッチパネルで構成されている。親機1aが、操作パネル4上に設けられた設定ボタン4aやテンキー4b等のボタンにより操作されると、その操作状態や操作手順などはこのLCD5へ表示される。その表示された所定の操作手順に従って、操作パネル4上に設けられたテンキー4bなどの入力ボタンを押下することにより、使用者は、留守番電話装置1に登録する電話番号を後述の電話帳メモリ14aに記憶させることができる。
【0022】
操作パネル4及びLCD5の後部には原稿挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原稿は、この原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入され、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出される。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が設けられており、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印刷に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられた記録紙排出口8から排出される。
【0023】
また、本体2には、子機1b〜1dと各種信号やデータの送受信を行うための接続手段としてアンテナ18(図2参照)が内蔵されている。親機1aは、このアンテナ18を介して、子機1b〜1dと無線通信により接続される。親機1aと子機1b〜1dとの間で送受信されるデータの媒体としては、電波が用いられる。なお、親機1aと子機1b〜1dとの接続は、必ずしも無線通信に限られるものではなく、ケーブルなどを介して接続することもできる。
【0024】
このアンテナ18を介して親機1aと無線により接続されている子機1b〜1dは、親機1aとの間でデータの送受信を行うためのアンテナ33(図2参照)を備えた通信装置であり、親機1aに記憶される入来メッセージを回線閉結状態でスピーカ36から出力できるように構成されている。更に、入来メッセージの出力中には、その入来メッセージの送信元電話番号が表示されると共に、表示された電話番号への発呼を実行することができるようになっている。この子機1b〜1dでの発呼動作は、コマンドを親機1aに送信し、そのコマンドに基づいた動作を親機1aに実行させることにより実行される。
【0025】
この子機1b〜1dは、操作パネル37とLCD38とを備えている。操作パネル37の中央部には、数値や文字などを入力する複数のテンキー37aが設けられている。テンキー37aの内、最上段の真ん中のボタン42(テンキー数字「2」)は、数値入力のみならずコマンド入力も実行するボタンとなっている。このボタン42の入力においては、その入力(押下)時間が短い場合には、数値入力「2」として認識される。一方、入力(押下)時間が長い場合(長押し、略2秒以上)には、ボタン42の入力は、留守番電話機能を動作させるためのコマンド入力(入来メッセージの出力要求)として認識される。つまり、ボタン42は、入来メッセージを再生する再生ボタンとなっているのである。
【0026】
テンキー37aの上方左側には、スタートキー44が備えられている。スタートキー44は、電話回線26の閉結および開放を実行するためのボタンである。該キー44が回線開放状態で押下されると電話回線26の閉結が実行され、逆に、回線閉結状態で押下されると電話回線26の開放が実行されるように構成されている。また、このスタートキー44がLCD38に入来メッセージの送信元装置(発呼側装置)の電話番号が表示された状態で押下されると、直ちに該電話番号への発呼が実行される。
【0027】
子機1b〜1dの筐体の下方には、音声信号(使用者の発話)を電気信号に変換するマイク35が設けられ、また子機1b〜1dの筐体の上方には電気信号を音声信号に変換するスピーカ36が設けられている。これにより子機1b〜1dは、親機1aまたは、電話回線26を介して前記発呼側装置と通話ができるように構成されている。
【0028】
上記のように構成された子機1b〜1dは、充電台50に着脱可能に設置されている。子機1b〜1dは、充電台に設置された状態で、コネクタ49(図2参照)を介して充電台50に接続される。また、子機1b〜1dは、コネクタ49により充電台に接続されるとオンフック状態となる。充電台50から取り上げられる(コネクタ49が充電台から外れる)ことによりオフフック状態となる。つまり、子機1b〜1dが充電台50から取り上げられると、回線閉結状態が形成されるのである。
【0029】
上記したように、ボタン42(再生ボタン)が長押しされると、親機1aに記憶される入来メッセージの出力が、ボタン42が押下された子機において実行される。かかる場合に、その子機が充電台50から取り上げられて操作されている場合には、電話回線26の閉結状態を維持したまま入来メッセージの再生が実行される。一方、充電台に設置された状態でボタン42(再生ボタン)が長押しされると、開放状態にある電話回線26を閉結した後、その子機における入来メッセージの出力が実行される。
【0030】
充電台50は、接続(設置)された子機1b〜1dを所定の電圧で充電するものである。この充電台50は、図示しない外部電源に接続されており、外部電源から供給された電源を子機1b〜1dに供給している。
【0031】
図2は、親機(ファクシミリ装置)1aおよび子機1b〜1dの電気的構成を示したブロック図である。親機1aには、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、リアルタイムクロック(以下単に「RTC」と略す)15、音声LSI17、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下単に「NCU」と称す)19、インターフェイス51、モデム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ25、操作パネル4、LCD5およびアンプ27が設けられ、これらはバスライン29を介して互いに接続されている。
【0032】
NCU19は回線制御を行うためのものであり、親機1aはこのNCU19を介して電話回線26に接続されている。NCU19は、交換機から送信される呼出信号や各種信号を受信するとともに、操作パネル4上又は操作パネル37上の入力ボタンの操作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機へ送信したり、電話回線26の閉結時において、アナログ音声信号の送受信などのデータ通信を行うものである。また、NCU19は受話器3と接続されている。
【0033】
留守番電話装置1は、発信者番号表示サービス(「ナンバーディスプレイ」、「Caller ID」)に加入しているので、相手側(発呼側)装置からの着呼の際には、まず、交換機から、相手側装置(発呼側装置、発信者)の電話番号などの発呼側の情報が留守番電話装置1へ送信される。この電話番号が送信されるタイミングは、呼出信号の直前や呼出信号間の無音区間である。このため発信側装置の電話番号は、使用者によって受話器3が取り上げられる前に(受話器がオンフック状態のまま)NCU19によって受信される。受信された電話番号は、後述の番号メモリ13aに記憶される。
【0034】
CPU11は、NCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン29により接続された各部を制御し、ファクシミリ動作や電話動作などのデータ通信を実行するものである。ROM12は、この親機1aで実行される制御プログラム等を格納した書換不能なメモリである。この制御プログラムにより、親機1aで実行されるファクシミリ動作や電話動作は実行される。
【0035】
留守番電話機能は、このCPU11によって実行される電話動作の1つである。この留守番電話機能は、発呼側装置からの着呼に伴い呼出音を所定回出力してもオフフック状態(通話状態)が形成されない場合に動作される。留守番電話機能が動作されると、まず、不在を告知するメッセージが発呼側装置に送信され、これに対する発呼側装置からの応答(入来メッセージ)を受信する。ここで入来メッセージは、発呼者の発話であり、電話回線26により伝送された音声データである。尚、発呼者による発話がなされない場合には、無音のメッセージが入来メッセージとして受信される。
【0036】
RAM13は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、番号メモリ13aと、メッセージメモリ13bとを備えている。番号メモリ13aは、交換機から送信された発呼側装置の電話番号を記憶するためのメモリである。留守番電話装置1において発呼側装置の電話番号が受信されると、受信した電話番号は、この番号メモリ13aに書き込まれた後、LCD5(LCD38)に表示される。ここで、受話器3(または子機1b〜1d)が使用者により操作されて、オフフックの状態(通話状態)となった場合には、この番号メモリ13aからその電話番号(通話中の発呼側装置の電話番号)は消去される。
【0037】
一方、使用者による応答がなされず、留守番電話機能が動作した場合には、番号メモリ13aに記憶される電話番号には、入来メッセージの受信時間が付加される形で書き加えられ、該電話番号は、入来メッセージの受信時間と共にこの番号メモリ13aに格納される。入来メッセージの受信時間と共に記憶された電話番号は、対応する入来メッセージが消去されると消去される。
【0038】
メッセージメモリ13bは、発呼側装置から送信された入来メッセージを記憶するためのメモリである。電話回線26を介して送信される入来メッセージはアナログ音声信号であるので、後述の音声LSI17によりデジタル音声信号に変換されてメッセージメモリ13bに記憶される。尚、記憶される入来メッセージには、その受信時間が付加され、受信時間と共にこのメッセージメモリ13bに記憶される。この入来メッセージに付加された受信時間は、番号メモリ13aに記憶される入来メッセージの送信元装置(発呼側装置)の電話番号に付加された受信時間と同じ時間である。これにより、メッセージメモリ13bに記憶される入来メッセージを出力(再生)する際に、その対応する送信元装置の電話番号を番号メモリから読み出すことができる。尚、メッセージメモリ13bに記憶された入来メッセージは、所定の操作が実行されることにより消去される。
【0039】
また、このRAM13の所定のエリアには、復号化されたファクシミリデータが一時的に記憶される。記憶されたファクシミリデータは、その後、プリンタ25に出力される。出力されたファクシミリデータは、プリンタ25によって記録紙に印刷された後に、RAM13から消去される。ファクシミリデータが画像データである場合、一般に、そのデータ量は大容量であるが、ファクシミリデータが印刷されることを条件にそのファクシミリデータを消去しているので、RAM13を有効に使用することができる。
【0040】
EEPROM14は、書換可能な不揮発性のメモリであり、このEEPROM14へ記憶されたデータは電源オフ後も保持される。このEEPROM14は、使用者によって設定或いは登録される各種のデータや設定値を不揮発に記憶しておくために設けられており、電話帳メモリ14aを備えている。
【0041】
電話帳メモリ14aは、使用者の所望の電話番号が記憶されるメモリである。上記したように、留守番電話装置1においては、LCD5に表示される入力画面において、テンキー4bなどの入力ボタンを操作することにより、留守番電話装置1に使用者の所望する電話番号を登録することができる。そして、登録された電話番号が、この電話帳メモリ14aに記憶されることとなる。使用者は、この電話帳メモリ14aに記憶される電話番号を所定の操作によりLCD5に表示し、表示されたかかる電話番号を(テンキー4bによるダイヤル入力動作なしに)簡単なキー操作で発呼することができるようになっている。
【0042】
RTC15は、年月日や曜日、時間、分、秒の計時を行うICである。受信した入来メッセージには、このRTC15の値に基づいて、受信した日付と時刻とのデータが付加され、受信時間による管理を行うことができるようになっている。このRTC15には、親機1aの電源をオフにした場合のバックアップ用の電圧を供給するバッテリー回路15aが接続されている。RTC15は、このバッテリー回路15aにより、親機1aの電源をオフした後でも計時を継続することができる。
【0043】
音声LSI17は、NCU19によって受信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するとともに、この親機1aの内部で生成されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU19に出力するものである。また、メッセージメモリ13bに記憶される入来メッセージの出力(再生)時には、音声LSI17は、メッセージメモリ13bに記憶されるデジタル化された入来メッセージ(音声信号)をアナログ音声信号に変換する。アナログ変換された入来メッセージは、出力要求元装置のスピーカ28,36から出力される。
【0044】
インターフェイス51は、異なる装置間でのデータ通信における接点の規定であり、各装置を接続するための電気的規格である。インターフェイス51は子機1b〜1dとの間でデータの送受信を行うためのものであり、親機1aから子機1b〜1dへと送信される各種信号は、このインターフェイス51に接続されるアンテナ18を介して送信され、一方、子機1b〜1dから親機1aへ送信される各種信号は、アンテナ18に受信された後、インターフェイス51を介してCPU11に入力される。
【0045】
モデム20は、画像データや電子メールデータの変調および復調を実行するものであると共に、伝送制御用の各種手順信号を送受信するものである。バッファ21は、他のファクシミリ装置との間で送受信される符号化されたファクシミリデータやスキャナ22により読み取られた原稿の画像データを一時的に格納するものである。
【0046】
スキャナ22は原稿挿入口6に挿入された原稿の画像を読み取るためのものであり、符号化部23はスキャナ22により読み取られた原稿画像の符号化を行うものである。復号化部24は、バッファ21に記憶された受信したファクシミリデータを読み出して、これを復号化するものであり、復号化されたデータは、RAM13に一旦記憶された後、プリンタ25により記録用紙に順次印刷される。
【0047】
操作パネル4は、上記したように使用者がこの親機1aの設定等の各種の操作を行うためのものである。アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動して、呼出音や音声メッセージである入来メッセージなどを出力するためのものである。
【0048】
次に、子機1b〜1dにおける電気的構成について子機1bを用いて説明する。尚、子機1c,1dは、子機1bと同様に構成されるのでその説明は省略する。子機1bは、CPU30、ROM31、RAM32、インターフェイス34、操作パネル37、LCD38が設けられ、これらは互いに接続されている。
【0049】
CPU30は、使用者により入力された信号や、インターフェイス34を介して親機1aから送信される各種信号などに従って各部を制御し、電話動作や入来メッセージの出力など(親機1aとのデータ通信を含む)を実行するものである。ROM31は、この子機1bで実行される制御プログラム等を格納した書換不能なメモリである。子機1bでの入来メッセージの出力を実行する子機再生処理のプログラムは、制御プログラムの一部としてこのROM31に記憶されている。子機再生処理のプログラムの詳細は、図3と図4とにおいて後述する。RAM32は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。
【0050】
アンテナ33は、子機1bと親機1aとの間でのデータの送受信を行うものであり、インターフェイス34、マイク35、スピーカ36と接続されている。親機1aから送信されたアナログ音声信号は、アンテナ33に受信された後、スピーカ36に出力され、マイク35から入力されたアナログ音声信号(使用者の発話)は、アンテナ33から親機1aへと送信される。
【0051】
インターフェイス34は、異なる装置間でのデータ通信における接点の規定であり、各装置を接続するための電気的規格である。インターフェイス34は親機1aとの間でデータの送受信を行うためのものであり、子機1bから親機1aへと送信される各種信号は、このインターフェイス34からアンテナ33を介して送信され、一方、親機1aから子機1bへ送信される各種信号は、アンテナ33に受信された後、インターフェイス34を介してCPU30に入力される。
【0052】
この子機1bは、コネクタ49を介して充電台50と接続されるように構成されている。そして、コネクタ49で充電台50と接続されることにより、子機1bは、外部電源からの電源供給を受ける。供給された電源は、コネクタ49を経由して子機1bに内蔵される電源ユニット48へ供給される。電源ユニット48には2次電池が備えられており、供給された電源により該2次電池は充電される。子機1bは、この電源ユニット48から電源供給を受けるので、充電台50から取り上げて操作する場合においても、(電源ユニットに備えられた2次電池により)電源が保証される。
【0053】
このコネクタ49と充電台50との接続状態をCPU30は監視しており、CPU30は、コネクタ49が充電台50から外れたことを認識した場合には電話回線26を閉結状態にする(オフフック状態)。一方、脱着していたコネクタ49が充電台50に装着されたことを認識した場合には、CPU30は、電話回線26を開放状態にする(オンフック状態)。
【0054】
次に、図3と図4とのフローチャートを参照して、上記のように構成された留守番電話装置1の子機1b〜1dで実行される子機再生処理について説明する。子機再生処理は、子機1b〜1dにおいて、入来メッセージを出力(再生)する処理である。留守番電話装置1において留守番電話機能が動作すると、発呼側装置からの入来メッセージは、親機1aのメッセージメモリ13bに記憶される。よって、子機再生処理においては、この親機1aに記憶される入来メッセージの読み出しと、子機1b〜1dへの送信とが、親機1aに指示されることにより実行される。
【0055】
この子機再生処理では、まず、充電台50に子機1b〜1dが載置され電話回線26が開放された待機状態において(S1)、充電台50から子機1b〜1dが取り上げられたか否かを確認する(S2)。確認の結果、子機が充電台50から取り上げられていると(S2:Yes)、電話回線26を閉結する(S3)。この電話回線26の閉結は、子機1b〜1dから回線閉結を指示するコマンドが親機1aに送信されることにより実行される。
【0056】
そして次に、テンキー37aが入力されたか否かを確認する(S4)。確認の結果、テンキー37aが入力されていれば(S4:Yes)、再生ボタン(ボタン42)の長押し入力か否かを確認する(S5)。その結果、再生ボタン(ボタン42)の長押し入力であれば(S5:Yes)、入来メッセージの出力(再生)要求であるので、親機1aのメッセージメモリ13bに次の入来メッセージ(再生開始時は先頭の入来メッセージが次のメッセージに相当)が記憶されているか否かを確認する(S6)。確認の結果、メッセージメモリ13bに次の入来メッセージがある(記憶されている)と(S6:Yes)、その1件の入来メッセージを再生(スピーカ36から出力)する。
【0057】
これによれば、子機1b〜1dが充電台50から取り上げられ、電話回線26が閉結された状態で入来メッセージが再生されるので、電話回線26を開放された状態にすることなく入来メッセージの再生を円滑に実行することができる。電話回線26が開放状態で入来メッセージを再生する場合には、相手側装置からの発呼に基づいて着呼処理を実行してしまいメッセージの再生が中断されるなど、その再生に支障を来してしまう。しかし、本実施例の留守番電話装置1では、回線閉結状態で入来メッセージを再生することができるので、その再生に支障を来すことがない。この子機1b〜1dでの入来メッセージの再生は、親機1aとの通信により実行される。
【0058】
その後、再生された入来メッセージに対応する電話番号が番号メモリ13aに記憶されているか否かを確認し(S8)、その結果、対応する電話番号が番号メモリ13aに記憶されていれば(S8:Yes)、対応する電話番号を(親機1aに送信させて)LCD38に表示する(S9)。続いて、入来メッセージの再生が1件終了したか否かを判断し(S10)、その結果、1件の入来メッセージの再生を終了していなければ(S10:No)、ビジートーンの検出と発信不能状態の解消とを実行するビジートーンチェック処理を実行する(S11)。このS10の入来メッセージの再生終了の判断は、次ステップS12の判定を行うために実際の入来メッセージの出力終了から1秒経過するまで継続される。
【0059】
そして、スタートキー44が押下されたか否かを確認し(S12)、ここで、スタートキー44が押下されていれば(S12:Yes)、LCD38に表示されている電話番号へ発呼を行うダイヤル処理を実行して(S13)、この子機再生処理を終了する。
【0060】
このように、ビジートーンチェック処理により、発信不能状態が解消されるので、発信可能状態を継続したまま回線閉結状態を維持することができ、使用者により入来メッセージの送信者(発呼者、発行側装置)に対する発呼が指示された場合に、直ちにこれを滞り無く実行することができる。
【0061】
また、S4の処理で確認した結果、テンキー37aの入力でなければ(S4:No)、子機1b〜1dが充電台50に設置されたか否かを確認し(S14)、その結果、充電台50に設置されていれば(S14:Yes)、その処理をS1の処理に移行し、電話回線26を開放する。一方、S14の処理で確認した結果、子機1b〜1dが充電台50に設置されていなければ(S14:No)、その処理をS4の処理に移行して、テンキー37aの入力または、充電台50への設置を待機する。
【0062】
更に、S5の処理で確認した結果、再生ボタン(ボタン42)の長押しでなければ(S5:No)、その処理をS13の処理に移行し、ダイヤル処理を実行する。また、S6の処理で確認した結果、メッセージメモリ13bに次の入来メッセージが記憶されていなければ(S6:No)、その処理をS4の処理に移行し、テンキー37aの入力または充電台50への設置を待機する。加えて、S8の処理で確認した結果、再生された入来メッセージに対応する電話番号が番号メモリ13aに記憶されていなければ(S8:No)、ビジートーンチェック処理を実行する(S11)。そして、ビジートーンチェック処理(S11)の実行後は、1件の入来メッセージの再生が終了したか(S7の処理で再生した入来メッセージ1件の再生が完了したか)を確認し、再生が終了していれば(S15:Yes)、その処理をS6の処理に移行する。一方、1件の入来メッセージの再生が終了していなければ(S15:No)、その処理をS11のビジートーンチェック処理に移行した後、1件の入来メッセージの再生が終了するまで、ビジートーンチェック処理(S11)を繰り返して実行する。
【0063】
また、S10の処理で確認した結果、1件の入来メッセージの再生が終了していれば(S10:Yes)、その処理をS6の処理に移行する。更に、S12の処理で確認した結果、スタートキー44が押下されていなければ(S12:No)、その処理をS10の処理に移行し、入来メッセージの再生終了またはスタートキー44の入力を待機する。子機1b〜1dを充電台50から取り上げた状態での入来メッセージの再生は、以上のS1からS15の処理により実行される。
【0064】
一方、S2の処理で確認した結果、充電台50から子機1b〜1dが取り上げられていなければ(S2:No)、子機1b〜1dが充電台50で設置されている場合の処理が実行され、まず、テンキー37aが入力されたか否かを確認する(S16)。そして、テンキー37aが入力されていれば(S16:Yes)、その入力が再生ボタン(ボタン42)の長押しか否かを調べる(S17)。その結果、再生ボタン(ボタン42)の長押しであれば(S17:Yes)、S6の処理と同様に、親機1aのメッセージメモリ13bに次の入来メッセージ(再生開始時は先頭の入来メッセージが次のメッセージに相当)が記憶されているか否かを確認する(S18)。
【0065】
確認の結果、メッセージメモリ13bに次の入来メッセージが記憶されていれば(S18:Yes)、電話回線26を閉結し(S19)、その後、その処理をS7の処理に移行する。これにより、子機1b〜1dが充電台50に設置された状態においても電話回線26が閉結された状態で入来メッセージの再生が実行される。このため、留守番電話装置1に対する発呼がなされても、すでに電話回線26は閉結された状態となっているので、入来メッセージの再生に支障が来されることがない。
【0066】
また、S16の処理で確認した結果、テンキー37aが入力されていなければ(S16:No)、その処理をS1の処理に移行する。つまり、子機1b〜1dは回線開放状態で充電台50に設置されることとなる。更に、S17の処理で確認した結果、再生ボタン(ボタン42)の長押しでなければ(S17:No)、テンキー37aの入力は、ダイヤル入力であるので、電話回線26を閉結し(S21)、その処理をダイヤル処理(S13)に移行する。加えて、S18の処理で確認した結果、メッセージメモリ13bに次の入来メッセージが記憶されていなければ(S18:No)、その処理をS16の処理に移行して、テンキー37aの入力を待機する。
【0067】
入来メッセージの出力が回線開放状態で実行されていると、回線は閉結可能な状態(待機状態)となっている。このため、発呼側装置からの発呼があると、閉結動作が実行され、(入来メッセージの出力が中断されるなど)メッセージの出力動作に支障を来しやすい。特に、メッセージの出力動作が音声で実行される場合には、出力動作が継続されても、その音声が呼出音に重畳してしまい、内容の聞き取りが困難となる。しかし、上記した子機再生処理では、回線閉結状態のまま入来メッセージを出力するので、入来メッセージの出力に支障を来すことなく、円滑に入来メッセージを出力することができる。
【0068】
図4は、図3の子機再生処理の中で実行されるビジートーンチェック処理(S11)のフローチャートである。本実施例の留守番電話装置1においては、上記したように回線閉結状態で入来メッセージの再生ができるように構成されている。一般に、ダイヤル発信無しに回線閉結状態が所定時間以上継続されると、発信不能な状態となってしまう。ビジートーンチェック処理(S11)は、この発信不能状態で出力されるビジートーンを検出すると共に、発信不能状態を解消するための処理である。
【0069】
ビジートーンチェック処理(S11)では、まず、ビジートーンが出力されているか否かが確認され(S31)、ここで、ビジートーンが出力されていると(S31:Yes)、電話回線26を開放した後(S32)、所定時間(6秒間)待機する。一旦開放した電話回線26は、所定時間経過後でなければ再び閉結することができないので、S32の処理により所定時間の待機を行う。その後、電話回線26を閉結し(S34)、このビジートーンチェック処理(S11)を終了する。一方、S31の処理で確認した結果、ビジートーンが出力されていなければ(S31:No)、このビジートーンチェック処理(S11)を終了する。
【0070】
以上、説明したように、本実施例の留守番電話装置1によれば、回線閉結状態で入来メッセージを再生することができるので、子機1b〜1dにおいて入来メッセージを再生する場合に、充電台50から取り上げられた子機1b〜1dにおいて、回線開放動作をわざわざ行わなくとも、直ちにその再生を実行することができる。また、入来メッセージの再生中に相手先から発呼がなされても、電話回線26は閉結状態であるので、留守番電話装置1はその発呼に応答しない。このため、入来メッセージの再生に支障を来たすことがない。更に、入来メッセージの再生中、或いは終了時に入来メッセージの送信者(発呼側装置)に対し発呼を行う場合にも、ビジートーンチェック処理により発信不能な状態は解消されているので、直ちに電話動作を実行することができる。
【0071】
尚、本実施例において、請求項1記載の閉結状態出力手段としては図3のS4とS5との処理が該当する。請求項2記載の発信状態検出手段としては図4のS31の処理が該当する。請求項2記載の発信状態手段としては図4のS32〜S34の処理が該当する。請求項3記載の発呼指示手段としては図3のS12の処理のYesへの分岐が該当する。請求項4記載のダイヤル入力認識手段としては図3のS5の処理のNoへの分岐とS17の処理のNoへの分岐とが該当する。請求項4記載のコマンド認識手段としては図3のS5の処理のYesへの分岐とS17の処理のYesへの分岐とが該当する。請求項4記載の出力動作手段としては図3のS7の処理が該当する。
【0072】
以上実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0073】
例えば、本実施例では、子機1b〜1dでの入来メッセージの出力時において、その入来メッセージに対応する電話番号が番号メモリ13aに記憶されていると、その電話番号をLCD38に表示するように構成した。これに代えて、番号メモリ13aに記憶されている電話番号が、電話帳メモリ14aに記憶されている場合にのみかかる表示を実行するように構成しても良い。一般的に電話動作において、受信拒否を登録した番号でない限り、いずれの番号からの発呼であっても着信する。このため、勧誘やセールスを目的とした電話や、重要性の無い電話でも、被呼側の電話装置は受信せざるを得ない。つまり、使用者に不必要な入来メッセージも必要なメッセージと同じように記憶され、出力されてしまう。しかし、電話帳メモリ14aに予め登録する電話番号を使用者にとって重要な電話番号や、必要性の高い電話番号としておけば、使用者に重要でない電話番号からの入来メッセージについて、その電話番号はLCD38に表示されない。これにより、使用者は、重要な入来メッセージと重要でない入来メッセージとを容易に識別することができる。
【0074】
尚、本実施例においては、子機1b〜1dで入来メッセージを出力する場合について説明したが、親機1aにおいて入来メッセージを出力する際にも、同様に、回線閉結状態での入来メッセージの出力や、電話番号の表示、更には表示された電話番号への発呼や、ビジートーンチェック処理(S11)を実行しても良い。
【0075】
また、本実施例の留守番電話装置1においては、テンキー37a(再生ボタン(ボタン42))の長押しをコマンド入力として認識したが、これに代えて、2のキーの同時押下などをコマンド入力として認識するように構成しても良い。ダイヤル入力では、テンキー37aが1ずつ押下されて電話番号が入力される。ここで、操作に不慣れな使用者によるダイヤル入力や、確実にダイヤル入力を図る場合などにおいては、そのダイヤル入力の操作時間が長くなりがちである。このため、ダイヤル入力をコマンド入力として誤認する場合がある。しかし、2のキーの同時入力をコマンド入力とすれば、コマンド入力とダイヤル入力とをそれぞれ確実に判別することができる。
【0076】
更に、本実施例においては、子機1b〜1dにおいて入来メッセージの出力(再生)を実行する場合には、充電台50に設置された状態においても、充電台50から取り上げられた状態においても、回線を閉結して入来メッセージの出力を実行した。これに代えて、子機1b〜1dが充電台50に設置されている場合には、子機再生処理のS19の処理を非実行として、回線開放状態で入来メッセージの出力を実行するように構成しても良い。かかる場合の、S16,S17の処理が、請求項1記載の開放状態出力手段に相当する。
【0077】
また、メッセージメモリ13bに記憶された入来メッセージは、所定の操作が実行されることにより消去されるが、これに代えて、子機再生処理において、その入来メッセージに対するダイヤル処理(S13)、即ち、発呼動作が終了すると消去するように構成しても良い。発呼の実行は、使用者が既に入来メッセージを聞いたということであり、その入来メッセージは不要となる。一方、入来メッセージが複数記憶されていると、使用者は、残りの入来メッセージを聞くべく再度子機再生処理を実行する。ここで、不要となった入来メッセージが消去されていると、使用者は、既に聞いた入来メッセージを再聴することなく、効率的に次の入来メッセージを聞くことができる。
【0078】
加えて、本実施例においては、回線閉結状態で入来メッセージを出力することができるが、通話時において入来メッセージの再生要求(再生ボタンの押下)がなされた場合には、その入来メッセージを回線へ流し、通話者がその入来メッセージを可聴できるように構成してもよい。
【0079】
また、S11の処理はダイヤルトーンが途絶えたことを検出して発信不能状態の確認としても良いし、また、一定時間の閉結状態の継続を発信不能状態としてもよい。
【0080】
更に、入来メッセージとしては、音声メッセージに限らず、電子メールなどのデータメッセージでもよい。この場合、親機1aで受信した電子メールを子機1b〜1dで表示して内容を確認する際に、子機1b〜1dを充電台50から取り上げた回線閉結状態でも、充電台50に載置したまま回線開放状態でも内容を出力する指示をすることができ、回線を閉結状態から開放したりする余分な操作をする必要がない。
【0081】
【発明の効果】
請求項1記載の留守番電話装置によれば、入来メッセージを出力させるための指示を回線が閉結された状態で出力する閉結状態出力手段と、入来メッセージを出力させるための指示を回線が開放された状態で出力する開放状態出力手段とを備えている。よって、回線の閉結/開放状態に拘わらず、入来メッセージを出力するための指示を出力することができ、容易に入来メッセージの出力ができるという効果がある。
【0082】
また、入来メッセージの出力が回線閉結状態で実行されている場合に発信状態検出手段により発信不能の状態が検出されると、回線の開放と閉結とを実行して発信可能な状態とすることができる。よって、常に、発信可能な状態を維持することができ、入来メッセージの出力中、或いは出力後直ちに発呼動作を行うことができるという効果がある。このため、使用者は、出力された入来メッセージが、重要な場合や緊急性の高い場合などにおいて、かかる入来メッセージに対する対応(例えば、必要な場所、者への電話連絡)を素早く実行することができる。
【0083】
請求項2記載の留守番電話装置によれば、請求項1記載の留守番電話装置の奏する効果に加え、メッセージ出力手段により入来メッセージが出力されている状態で発呼が指示されると、受信番号記憶手段に記憶された電話番号に発呼動作を行う。よって、使用者は、必要時には、発呼側装置(入来メッセージの送信者)への発呼動作により、直ちに折り返しの電話を行うことができるという効果がある。このため、使用者は、電話帳やアドレス帳から発呼者の電話番号を調べることや、その電話番号の入力操作を行うといった面倒な作業を省略して、迅速且つ効率的に、発呼者に電話することができる。
【0084】
請求項3記載の留守番電話装置によれば、請求項1または2に記載の留守番電話装置の奏する効果に加え、数値を入力するテンキーの入力は、ダイヤル入力認識手段により、ダイヤル入力として認識される。一方、かかるテンキーの入力は、コマンド認識手段によりコマンド入力として認識される。そして、コマンド認識手段により、コマンド入力が認識されると、出力動作手段は、メッセージ出力手段を動作させる(入来メッセージを出力させる)。数値を入力するテンキーは、電話番号を入力(ダイヤル入力)するために必要なキーであり、一般的に電話装置に備えられる必然性の高いキーである。このため、かかるテンキーの入力をコマンド入力として認識する、即ち、コマンド入力キーとして(ダイヤル入力する)テンキーを使用することにより、コマンドを入力するための新たなキーを余分に設ける必要がない。これにより、従来の装置の仕様(キー配列やキー数)を変更することなく、新たな機能を発現させることができる上、安価に製造することができるという効果がある。また、使用者は、操作性になれた(なじみのある)テンキーを使用して各種操作を実行することができるので使い勝手が良いという効果がある。
【0085】
請求項4記載の留守番電話装置によれば、請求項3記載の留守番電話装置の奏する効果に加え、コマンド認識手段は、テンキーの押下された時間の長さに応じてコマンド入力であるか否かを判別し、所定時間以上の押下をコマンド入力として認識する。よって、使用者は、複雑な操作を行うことなく簡便にコマンドの入力を行うことができるという効果がある。
【0086】
請求項5記載の留守番電話装置によれば、請求項3又は4に記載の留守番電話装置の奏する効果に加え、設置台と、その設置台に着脱可能に装着され、その設置台からの脱着により回線閉結状態となる受話器を備えている。よって、受話器を設置台から脱着すると閉結状態となるので、通話動作に際しても、入来メッセージの出力に際しても、効率的にこれらを実行することができるという効果がある。例えば、コードレス電話機などの電話装置では、通話操作のみならず、他の操作を実行する場合にも、受話器を設置台から脱着した状態で(例えば手に持って)受話器に備えられたテンキーを操作する方が操作性が良い。このため、入来メッセージの出力に際しても、使用者は、設置台から脱着した状態でこれを行うことが多いので、回線は閉結状態となる。本発明においては、この回線閉結状態で入来メッセージの出力を行うことができるので、回線の開放動作などの余分な動作を行うことなく、(設置台から受話器を脱着するだけで)直ちに入来メッセージの出力を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の一実施例である留守番電話装置の外観斜視図である。
【図2】 上記留守番電話装置の電気的構成を示したブロック図である。
【図3】 子機再生処理のフローチャートである。
【図4】 ビジートーンチェック処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 留守番電話装置(留守番電話装置)
1b〜1d コードレス電話装置、子機(受話器)
19 ネットワーク・コントロール・ユニット(受信手段)
13a 番号メモリ(受信番号記憶手段)
13b メッセージメモリ(メッセージ記憶手段)
26 電話回線(回線)
36 スピーカ(メッセージ出力手段)
37a テンキー(テンキー)
50 充電台(設置台)
Claims (5)
- 回線を介して発呼側装置と接続され、前記発呼側装置からの入来メッセージを受信する受信手段と、その受信手段により受信した入来メッセージを記憶するメッセージ記憶手段とを備えた留守番電話装置において、
そのメッセージ記憶手段に記憶される入来メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
そのメッセージ出力手段に入来メッセージを出力させるための指示を回線が開放された状態で出力する開放状態出力手段と、
前記メッセージ出力手段に入来メッセージを出力させるための指示を回線が閉結された状態で出力する閉結状態出力手段と、
入来メッセージの出力が回線閉結状態で実行されている場合に、発信不能の状態を検出する発信状態検出手段と、
その発信状態検出手段により発信不能の状態が検出されると、回線の開放と閉結とを実行して発信可能な状態とする発信状態手段とを備えていることを特徴とする留守番電話装置。 - 回線を介して受信した前記発呼側装置の電話番号を前記発呼側装置からの入来メッセージに対応つけて記憶する受信番号記憶手段と、
前記メッセージ出力手段により入来メッセージが出力されている状態で発呼が指示されると、前記受信番号記憶手段に記憶された電話番号に発呼動作を行う発呼指示手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の留守番電話装置。 - 数値を入力するテンキーと、
該テンキーの入力をダイヤル入力として認識するダイヤル入力認識手段と、
該テンキーの入力をコマンド入力として認識するコマンド認識手段と、
前記テンキーの入力が前記コマンド認識手段によりコマンド入力と認識されると、前記メッセージ出力手段を動作させる出力動作手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の留守番電話装置。 - 前記コマンド認識手段は、前記テンキーの押下された時間の長さに応じてコマンド入力であるか否かを判別し、所定時間以上の押下をコマンド入力として認識することを特徴とする請求項3記載の留守番電話装置。
- 設置台と、その設置台に着脱可能に装着され、その設置台からの脱着により回線閉結状態となる受話器を備え、その受話器に前記テンキーが設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の留守番電話装置。
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