JP2011049747A - コードレス電話システム - Google Patents

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宏美 徳永
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Abstract

【課題】複雑な操作を要することなく、親機に録音された個別のメッセージを各子機で聞くことができるコードレス電話システムを提供することを目的とすること。
【解決手段】親機から各子機宛のメッセージを、親機に録音した後、各子機に予め送信して子機毎にメッセージ保存しておくようにする。また、子機にメッセージが格納されていることを条件として、当該子機においてはオフフックをトリガーとしてメッセージの再生を開始し、メッセージ再生後のオンフックをトリガーとしてメッセージの消去を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、電話回線に接続された親機と、この親機と無線で接続される子機とからなるコードレス電話システムに関する。更に詳しくは、親機のマイクを通じて吹き込まれた任意のメッセージを指定した子機へ送信して子機側で格納することで、子機別にメッセージを聞くことができるメッセージ機能を備えたコードレス電話システムに関するものである。
昨今、家庭用電話機としてコードレス電話システムが多く利用されている。コードレス電話システムは、電話回線にケーブル接続される親機と、この親機と無線で接続される1又は2台以上の子機とからなる。
この種のコードレス電話システムには、例えば下記特許文献1(特開平11−191803号公報)に示されるように、留守中に電話回線を通じて着信があったとき、自動的に電話機をオフフックして外部電話機からの音声メッセージを録音し、任意のときに該メッセージを再生できるいわゆる留守録機能が装備されているのが一般的である。そして、昨今では、この留守録機能の録音・再生システムを応用して、家人から家人へ任意の音声メッセージを伝えるいわゆるメッセージ機能が付加されたものが多く考案されている。
例えば、下記特許文献2(特開2003−125074号公報)のコードレス電話システムは、親機に各子機宛のメッセージを録音することができ、子機別に指定された時刻が到来すると、親機が該当する子機を呼び出して無線接続状態とし、この状態で親機に録音されたその子機宛のメッセージが自動再生されるものである。これにより、再生操作の分からない者でも、メッセージを容易に聞くことができ、また、各子機の所有者(例えば、父、母、子、祖父母等々)へのメッセージを個別に伝えることも可能となっている。
特開平11−191803号公報(段落[0010]、要約) 特開2003−125074号公報(段落[0011]、要約)
しかしながら、上記特許文献2のコードレス電話システムには種々の問題点がある。例えばこのコードレス電話システムにあっては、メッセージの再生時刻の指定が要求されるため、親機の側ではメッセージを録音済みでも、指定時刻が到来するまで子機でメッセージを聞くことができず、或いは指定時刻到来時にメッセージを聞くべき人間がちょうどそこに居合わせない場合には、メッセージを伝えられないという問題がある。
また、この種のメッセージ機能を使用する際には、録音や再生のための決められた操作が必要となるため、ユーザがその操作を覚えられず、メッセージ機能の利用が敬遠されるケースも多く見られる。更に、親機と子機が無線接続された状態で親機の側でメッセージを再生するものであるため、複数の子機から同時にメッセージを聞くことができないという問題もある。
本願発明者は、これらの問題点を解決すべく種々検討を重ねた結果、各子機宛のメッセージを、親機から各子機に予め送信して子機毎に保存しておくようにすれば、各子機の所有者が任意のときに個別にメッセージを聞くことができ、また、当該メッセージの再生と消去を簡易に行えるようにすれば、ユーザに当該メッセージ機能の使用が敬遠されることもなく、利便性の高いコードレス電話システムとなることを見出し、本願発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、親機のマイクを通じて吹き込まれた任意のメッセージを指定した子機へ送信して子機側で格納することで、子機別にメッセージを聞くことができるメッセージ機能を備えたコードレス電話システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本願請求項1に係るコードレス電話システムは、電話回線に接続された親機と、この親機と無線で接続される子機とからなるコードレス電話システムあって、前記親機には、マイクを通じて吹き込まれる任意のメッセージを録音するメッセージ録音手段と、前記無線を通じて前記録音されたメッセージを前記指定された子機に送信するメッセージ送信手段と、が設けられ、前記各子機には、前記無線を通じて前記親機から送信された前記メッセージを受信するメッセージ受信手段と、受信された前記メッセージを格納するメッセージ格納手段と、前記メッセージが格納されている旨をユーザに報知するメッセージ受信報知手段と、所定の操作をトリガーにして前記格納されたメッセージをスピーカーを通じて自動再生するメッセージ自動再生手段、及び、前記自動再生後の所定操作をトリガーにして前記格納されたメッセージを自動消去するメッセージ自動消去手段を含む制御部と、が設けられていることを特徴とする。
また、本願の請求項2に係るコードレス電話システムは、請求項1に記載のコードレス電話システムであって、複数台の子機が親機と無線で接続されており、親機には、前記録音されたメッセージの送信先となる子機を選択的に指定する子機指定手段、が更に設けられていることを特徴とする。
また、本願の請求項3に係るコードレス電話システムは、請求項1に記載のコードレス電話システムであって、前記子機は、オフフック操作をトリガーにして前記格納されたメッセージの自動再生を開始する、ことを特徴とする。
また、本願の請求項4に係るコードレス電話システムは、請求項1に記載のコードレス電話システムであって、前記子機は、前記自動再生後のオンフック操作をトリガーにしてメッセージの自動消去を開始することを特徴とする。
本願発明は上記構成を備えることにより、以下に示すような優れた効果を奏するものである。すなわち、請求項1にかかる発明によれば、親機に録音されたメッセージは、子機へ送信され、当該子機に格納される。或いは、親機と指定子機とが無線接続された状態で親機に吹き込まれるメッセージが子機に格納される。そして、メッセージが格納されると、その旨が例えばランプの点滅等でその子機のユーザに報知される。したがって、その子機のユーザは、メッセージ受信報知がされている間、従来のもののように親機からの着信を待たなくても任意のときにそのメッセージを聞くことができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、メッセージは、指定した各子機にそれぞれ別個に格納することができるため、親機でメッセージが再生される従来のものと異なり、子機が複数台ある場合でも、親機からの着信を待つことなく、例えば同時であっても、各子機でそれぞれの子機に格納されたメッセージをそれぞれのタイミングで聞くことができる。
また、請求項3にかかる発明によれば、メッセージ受信報知がされている間は、子機をオフフックするだけで格納されたメッセージが再生されるから、煩雑な操作等が要求されず、利便性が向上される。加えて、メッセージ再生のためのプッシュボタン等を別途設ける必要もなくなる。なお、ここでいう「オフフック」とは、その子機において回線補足がされた状態を示すものであり、充電台から子機を取り上げたときに自動的にオフフックされるようにしてもよいし、或いは、通話ボタン等を押下することでオフフックされるようにしてもよい。
また、請求項4にかかる発明によれば、メッセージ再生後は、子機をオンフックするだけで格納されたメッセージが消去されるから、メモリ容量を空けておくために煩雑な操作等によりいちいちメッセージ消去を実行しなくてもよくなる。加えて、メッセージ消去のためのプッシュボタン等を別途設ける必要もなくなる。なお、ここでいう「オンフック」とは、上記「オフフック」と逆の状態、すなわち回線切断された状態を示すものであり、充電台に子機を装着したときに自動的にオンフックされるようにしてもよいし、或いは、切ボタン等を押下することでオンフックされるようにしてもよい。
本実施形態にかかるコードレス電話システムの全体構成を示す図である。 本実施形態にかかるコードレス電話システムの親機の構成を示すブロック図である。 本実施形態にかかるコードレス電話システムの子機の構成を示すブロック図である。 メッセージ録音にかかる親機での処理手順を示すフローチャートである。 メッセージ受信から再生・消去までの子機における処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化したコードレス電話システムの一例を示すものであって、本発明をこのコードレス電話システムに限定することを意図するものではなく、本発明は、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1は、本発明の一実施形態(以下単に本実施形態という)にかかるコードレス電話システム10の外観を示す図である。本実施形態のコードレス電話システム10は親機20と、2台の子機30A,30Bとが無線で接続された構成となっており、親機20のみならず、子機30からも親機20を介して通話の発信、受信が行えるようになっている。このコードレス電話システム10はアナログコードレス電話システム、デジタルコードレス電話システムの何れであってもよく、また、IP電話システムの端末装置であってもよい。
親機20には、着信時に留守をしていて親機20または子機30で応答ができない場合に、予め定められた留守メッセージを発信元に伝え、発信元からの伝言を録音する、いわゆる留守録機能が備えられおり、留守録音された時刻をメッセージとともに記録する、いわゆるタイムスタンプ機能も備えている。
親機20は、図2のブロック図に示すように、制御部21、電話回線制御部22、音声信号処理部23、マイク・スピーカ部24、無線部25、アンテナ25A、メッセージ録音部26、操作・表示部27、メモリ28、留守録ユニット29を備えて構成されている。
制御部21はマイクロプロセッサからなる制御回路であり、不図示のROM、RAMといった内蔵メモリを備えている。ROMには各部動作を制御するプログラムや、制御部21が通話時間の計時、通話料金の算出を行うためのプログラムなどが記憶されている。RAMには制御部21の動作時に必要な情報が一時的に書き込みされる。
電話回線制御部22は公衆回線Lからの着信、公衆回線への発信を制御するものであり、着信検出、ダイアルトーン検出などを行う。
音声信号処理部23は受話音声信号を処理してマイク・スピーカ部24を介して出力し、あるいは、マイク・スピーカ部24を介して入力された送話音声を処理して音声信号に変換して送出する。
マイク・スピーカー部24は、送受話器を構成するマイク・スピーカーの他、電話機本体に別途設けられた拡声用スピーカーや集音マイクなどからなる。
無線部25は本発明の送信手段に相当し、アンテナ25Aを介して子機30A,30Bとの間で発・着信信号、送・受話音声信号、及びマイクを通じてメッセージ録音部26に格納された音声メッセージを通信する。
メッセージ録音部26は、本発明のメッセージ録音手段を担い、EEPROM等の電気的書き込み・消去が可能な不揮発性の半導体メモリを主体として構成され、マイクを通じて、各子機に送信されるユーザの音声メッセージがデータとして一時的に格納される。
操作・表示部27は、液晶ディスプレイ、ファンクションキー、数字キーなどから構成されている。数字キーは発信の際の電話番号入力の他、音声メッセージを送信する子機を指定するのに用いられ、これが本発明の子機指定手段に相当する。また、ファンクションキーは種々の機能を選択したり設定したりするために用いられる。すなわち、ファンクションキーを操作してディスプレイに所望の機能設定画面を表示してコードレス電話システム10の種々の機能設定をしたり、通信キャリアが提供する種々のサービス機能のオン・オフの設定をしたりすることができる。例えば、ナンバーディスプレイサービスやキャッチホンディスプレイサービス、ネームディスプレイサービスなどのオン・オフの設定ができる。
メモリ28にはコードレス電話システムの各種機能の設定状況や、上記のナンバーディスプレイ関連サービスの設定状況などが記憶される他、ユーザが入力する電話帳、短縮ダイヤルの登録情報を記憶することができる。また、着信音切り替え機能を使用する場合には、着信音切り替え設定情報が記憶される。着信音切り替え設定情報はユーザが操作・表示部27から入力するものであり、ユーザによって入力された着信電話番号と着信音の種別が関係付けられ、設定情報として記憶されるとともに、各着信音の音源データが記憶される。音源データは、各種リムーバブル記録媒体から入力したり、他の機器で再生した音源データを録音して入力したりすることができる。
留守録ユニット29は、いわゆる留守録機能を実現するための回路で構成されており、
不在着信時に流される複数種の固定音声メッセージが格納されている他、留守録用のメモリ領域などを備えている。
次に、子機30A,30Bは、共通の構造を有しており、図3のブロック図に示されるように、制御部31、音声信号処理部32、マイク・スピーカー部33、無線部34、アンテナ34A、メッセージ格納部35、操作・表示部36、メモリ37を備えて構成されている。
制御部31はマイクロプロセッサからなる制御回路であり、不図示のROM、RAMといった内蔵メモリを備えている。ROMには各部動作を制御するプログラムが記憶されており、親機20と通信するためのプログラムなども書き込まれている。RAMには制御部31の動作に必要な情報が一時的に書き込まれる。なお、制御部31は、オンフック・オフフックの状態検出も行い、本発明のメッセージ自動再生手段と、メッセージ自動消去手段を担っている。これらの詳細は後述する。
音声信号処理部32は受話音声信号を処理してマイク・スピーカ部33を介して出力し、あるいは、マイク・スピーカ部33を介して入力された送話音声を処理して音声信号に変換して送出する。
マイク・スピーカー部33は、送受話器としてのマイクとスピーカーとからなるが、必要に応じて拡声用スピーカーや集音マイクを取り付けることも可能である。
無線部34はアンテナ34Aを介して親機20との間で発・着信信号、送・受話音声信号、及び親機20のメッセージ録音部26に格納された音声メッセージを通信する。
メッセージ格納部35は、親機20から送信されてくる音声メッセージを格納する不揮発性メモリからなり、本発明のメッセージ格納手段を担う。
操作・表示部36は、液晶ディスプレイ、ファンクションキー、数字キーなどから構成され、数字キーは発信の際の電話番号入力に用いられ、ファンクションキーは種々の機能を選択したり設定したりするために用いられる。すなわち、ファンクションキーを操作してディスプレイに所望の機能設定画面を表示して子機30の種々の機能設定をすることができる。また、操作・表示部36には、親機から音声メッセージが送信されてくると(メッセージ格納手段35に音声メッセージが格納されると)、文字や記号により液晶ディスプレイ上にその旨を表示する。すなわち操作・表示部36は、本発明のメッセージ受信報知手段を担っている。
メモリ37には子機30の各種機能の設定状況が記憶される他、ユーザが入力する電話帳、短縮ダイヤルの登録情報を記憶することができる。また、着信音切り替え機能を使用する場合には、子機30側で直接着信音を再生出力できるように音源データが記憶される。この音源データには、親機20から着信信号とともに送信される識別符号が対応付けられて記憶される。各着信音の音源データは、各種リムーバブル記録媒体から入力したり、他の機器で再生した音源データを録音して入力したりすることができる。
以下、フローチャートを用いて、メッセージ録音・再生にかかるコードレス電話システム10の動作を説明する。
図4は親機におけるメッセージ録音・送信動作にかかる処理の手順が示されている。まず、所定のファンクションキー等を押下することによりメッセージ録音が開始され、再び所定のファンクションキーを押下することによりメッセージ録音が終了される(ステップS11Yes)。この間に録音されたメッセージは、メッセージ録音部26に一時的に格納される(ステップS12)。次に、この録音されたメッセージを送信する先の子機番号を数字キーの押下により決定する。例えば、子機30Aであれば数字キーの「1」を、子機30Bなら数字キーの「2」を押下する。更に数字キーの「0」を押下すると、すべての子機に当該メッセージが一斉送信されるように構成することもできる(ステップS13Yes)。これにより、親機20に録音されたメッセージが指定された子機(30Aor30B)に送信される(ステップS14)。なお、子機の指定がなんらなされない場合には(ステップS13No)、メッセージは送信されることなく処理が終了される。この場合には録音されたメッセージを消去するようにしてもよい。
なお、メッセージの録音、子機への送信の手順は、図4に示す手順に限られるものではなく、コードレス電話の構成により種々の手順を採ることができる。例えば、子機選択を行った後にメッセージを録音し、選択した子機にメッセージを送信する手順とすることもできる。
図5は子機におけるメッセージ受信・再生動作にかかる処理の手順が示されている。先に図4で示したステップS14により、メッセージが送信されると、指定された子機で当該メッセージが受信され(ステップ21Yes)、メッセージ格納部35に格納される(ステップS22)。このようにしてメッセージが格納されると、文字や記号により液晶ディスプレイ上にその旨が表示され、メッセージが記憶されていることを報知する(ステップS23)。この報知動作は、ユーザがこの子機をオフフックするまで継続される(ステップS24No)。
次いで、ユーザがこの子機を充電台(子機ホルダー)から取り外しオフフックする(ステップS24Yes)と、スピーカーを通じて格納されたメッセージが自動再生される(ステップ25)。なお、メッセージ自動再生中、あるいは、メッセージの再生が終了して、所定の操作(例えば、消去キーの押下)によりメッセージ消去要求がなされると(ステップ26Yes)、メッセージが消去され(ステップS27)処理は終了する。或いは、メッセージ消去以外の操作(ステップ26No)、すなわちなんらかのボタン操作(ボタン押下)がなされると(ステップS28No)、再生が中断されて子機は操作されたボタンに対応した処理の待ち受け状態に戻る(ステップ29)
一方、ステップ25においてメッセージの自動再生が最後まで終了し、メッセージの消去要求がなく(ステップS26のNo)、また、他のボタン操作もない(ステップS28のNo)場合には、子機が充電台に戻されオンフックされたか否かを検出する(ステップS30)。オンフックが検出されなければ(ステップS30のNo)ステップS28に戻り、他のボタン操作の判別を繰り返す。
子機が充電台に戻され、オンフックが検出されると(ステップS30のYes)、メッセージ格納部35に格納されたメッセージが自動消去され、処理を終了する。
なお、子機におけるメッセージ受信・再生動作にかかる処理の手順は、図5に示す手順に限られるものではなく、種々の手順を採ることができる。例えば、図5の手順において、子機のオンフックの検出(ステップS30)を、他のボタン操作の有無を判別する処理(ステップS28)の後に行っているが、子機のオンフックの検出処理をメッセージ再生の終了後に行う手順としてもよい。この場合、オンフックが検出されたらメッセージを自動消去して待ち受け状態に戻り、オンフックが検出されなければ図5の消去操作があったか否かを判別する処理(ステップS26)に戻る手順とすればよい。
以上のように、本発明にかかるコードレス電話システムにあっては、親機のマイクを通じて吹き込まれた任意のメッセージが指定された子機へ送信して子機側で格納されるので、子機のユーザは任意のときに個別メッセージを聞くことができる。そして、当該子機におけるメッセージの再生は、子機のオフフックをトリガーとして再生開始されるものであるから、煩雑な操作が不要となっている。また、メッセージ再生後のオンフックにより、メッセージが自動消去されるから、少ないメモリ容量でも、次々と新しいメッセージを格納することができる。
なお、上記実施形態では、親機から子機へメッセージを送信するものに限定して記載したが、上記実施例を参照して、子機から子機又は親機へのメッセージ送信を可能に構成することもできる。
10 コードレス電話システム
20 親機
21 制御部
22 電話回線制御部
23 音声信号処理部
24 マイク・スピーカー部
25 無線部
25A アンテナ
26 メッセージ録音部
27 操作・表示部
28 メモリ
29 留守録ユニット
30(30A,30B) 子機
31 制御部
32 音声信号処理部
33 マイク・スピーカー部
34 無線部
34A アンテナ
35 メッセージ格納部
36 操作・表示部
37 メモリ

Claims (4)

  1. 電話回線に接続された親機と、この親機と無線で接続される子機とからなるコードレス電話システムあって、
    前記親機には、
    マイクを通じて吹き込まれる任意のメッセージを録音するメッセージ録音手段と、
    前記無線を通じて前記録音されたメッセージを前記指定された子機に送信するメッセージ送信手段と、が設けられ、
    前記子機には、
    前記無線を通じて前記親機から送信された前記メッセージを受信するメッセージ受信手段と、
    受信された前記メッセージを格納するメッセージ格納手段と、
    前記メッセージが格納されている旨をユーザに報知するメッセージ受信報知手段と、
    所定の操作をトリガーにして前記格納されたメッセージをスピーカーを通じて自動再生するメッセージ自動再生手段と、
    前記自動再生後の所定操作をトリガーにして前記格納されたメッセージを自動消去するメッセージ自動消去手段を含む制御手段と、が設けられていることを特徴とするコードレス電話システム。
  2. 複数台の子機が親機と無線で接続されており、
    親機には、
    前記録音されたメッセージの送信先となる子機を選択的に指定する子機指定手段、が更に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコードレス電話システム。
  3. 前記子機は、オフフック操作をトリガーにして前記格納されたメッセージの自動再生を開始する、ことを特徴とする請求項1に記載のコードレス電話システム。
  4. 前記子機は、前記自動再生後のオンフック操作をトリガーにしてメッセージの自動消去を開始することを特徴とする請求項1に記載のコードレス電話システム。
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