JP3958290B2 - 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置 - Google Patents

転送忘れ防止機能付きボタン電話装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3958290B2
JP3958290B2 JP2004019326A JP2004019326A JP3958290B2 JP 3958290 B2 JP3958290 B2 JP 3958290B2 JP 2004019326 A JP2004019326 A JP 2004019326A JP 2004019326 A JP2004019326 A JP 2004019326A JP 3958290 B2 JP3958290 B2 JP 3958290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
button
reservation
outside line
reservation information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004019326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005217566A (ja
Inventor
達夫 吉田
良一 尾島
幸宏 幸坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP2004019326A priority Critical patent/JP3958290B2/ja
Publication of JP2005217566A publication Critical patent/JP2005217566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3958290B2 publication Critical patent/JP3958290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置に関し、ボタン電話主装置が保留・転送機能を備え、特にボタン電話機で通話中の外線を終話する際に、他のボタン電話機に転送することを忘れ、保留操作をしないでオンフックし、外線が切断されてしまうことを防止できるようにしたボタン電話装置に関する。
従来、この種のボタン電話装置は、外線通話中のボタン電話機が終話する際に、他のボタン電話機に転送することを忘れ、保留操作をしないでオンフックし、外線が切断されてしまうことを防止するため、外線通話中のボタン電話機の使用者が予めダイヤルや機能ボタンを操作しておくことにより、終話時に自動的に保留、または、他のボタン電話機へ自動的に転送を行えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
但し、一般的には、外線通話中のボタン電話機(第1のボタン電話機)の使用者に、外線を転送してもらいたい他のボタン電話機(第2のボタン電話機)の使用者が「終わったら電話を代わってください」等を口頭で伝えることが多く、通話に集中している場合には、外線通話中のボタン電話機(第1のボタン電話機)の使用者は、うなずくだけで、ダイヤルや機能ボタンの操作を忘れてしまうことが多い。
特許第3093681号公報
本発明が解決しようとする課題は、上述した従来のボタン電話装置では、外線通話中のボタン電話機(第1のボタン電話機)の使用者が予めダイヤルや機能ボタンを操作しておくことを忘れてしまった場合、そのまま終話すると外線が切断されてしまうことを防止することである。
上記課題を解決するために、本発明は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、前記ボタン電話機は、予約操作部と、外線選択操作部とを備え、前記ボタン電話主装置は、第1のボタン電話機が外線通話中に、第2のボタン電話機が待機状態で前記予約操作部の操作に引き続き前記第1のボタン電話機が通話中の外線を選択する前記外線選択操作部の操作を行ったことを検出すると保留予約情報として記憶しておく予約情報記憶手段と、前記第1のボタン電話機が外線通話を終話したとき前記予約情報記憶手段に保留予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず自動保留する保留制御手段とを備えるようにした。
また、本発明は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、前記ボタン電話機は、予約操作部と、外線選択操作部とを備え、前記ボタン電話主装置は、第1のボタン電話機が外線通話中に、第2のボタン電話機が待機状態で前記予約操作部の操作に引き続き前記第1のボタン電話機が通話中の外線を選択する前記外線選択操作部の操作を行ったことを検出すると転送予約情報として記憶しておく予約情報記憶手段と、前記第1のボタン電話機が外線通話を終話したとき前記予約情報記憶手段に転送予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず前記第2のボタン電話機に自動転送する保留制御手段とを備えるようにした。そして、本発明は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、前記ボタン電話機は、予約操作部と、外線選択操作部とを備え、前記ボタン電話主装置は、第1のボタン電話機が外線通話中に、第2のボタン電話機が待機状態で前記予約操作部の操作に引き続き前記第1のボタン電話機が通話中の外線を選択する前記外線選択操作部の操作を行ったことを検出すると、当該第2のボタン電話機に対応した予約設定を判別し、当該設定が自動保留に設定されていた場合には保留予約情報として記憶し、当該設定が自動転送に設定されていた場合には転送予約情報として記憶しておく予約情報記憶手段と、前記第1のボタン電話機が外線通話を終話したとき前記予約情報記憶手段に保留予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず自動保留し、前記予約情報記憶手段に転送予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず前記第2のボタン電話機に自動転送する保留制御手段とを備えるようにした。
さらに、本発明は、上述したボタン電話装置において、前記ボタン電話主装置は、前記保留制御手段により自動保留された場合、前記第2のボタン電話機に該外線が自動保留されたことを示す可聴音を送出する保留通知制御手段を備えるようにした。また、本発明は、上述したボタン電話装置において、前記保留通知制御手段は、前記自動保留されたことを示す可聴音を送出している間、該ボタン電話機に設けた表示部に自動保留されたことを示す可視表示するようにした
なお、本発明で開示している外線とは、一般公衆回線、IP電話事業者の回線、専用線、私設線、携帯電話機等の無線使用回線(無線/有線変換アダプタ使用)、等も含まれる。
本発明によれば、外線通話中の第1のボタン電話機の使用者ではなく、電話を代わってもらいたい第2のボタン電話機の使用者の意志(操作)で、自動保留の予約、または、自動転送の予約が行えるので、確実に転送を受けることができる。
また、自動保留されたことを示す可聴音が送出されるので、自動保留の予約操作を行った後は、他の作業を実施することができ利便性が向上する。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、ボタン電話装置としてボタン電話主装置と該ボタン電話主装置に接続された有線式ボタン電話機を例にあげて説明する。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、有線式ボタン電話機の代わりに無線式ボタン電話機を用いることができる。また、本発明は、ボタン電話装置で実施するだけでなく、ボタン電話機を収容する構内交換機で実施しても良い。
図1は、本発明に係るボタン電話装置を構成するボタン電話主装置10と、ボタン電話機20の構成概要図である。図2は、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11と、記憶部16の機能ブロック図である。図3は、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11内の保留制御手段F46と、保留通知制御手段F47における処理のフローチャートである。
まず、図1を用いてボタン電話装置を構成するボタン電話主装置10と、ボタン電話機20の構成の概要を説明する。ボタン電話装置は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置10と、該ボタン電話主装置10に接続された複数のボタン電話機20−1〜20−nから構成される。
ボタン電話主装置10は、中央制御部11と、通話路スイッチ12と、1以上の外線回路13−1〜13−nと、可聴音送出部14と、複数の内線回路15−1〜15−nと、記憶部16を有して構成される。
中央制御部11は、ボタン電話主装置10の各回路からの入力情報(ボタン電話機20からの情報も含む)に対する解析や判断、記憶部16に対する情報の入出力、各回路の制御を行う。
通話路スイッチ12は、ボタン電話主装置10内の交換処理(外線と内線の接続、可聴音送出部の内線・外線への接続、他)を行う。
外線回路13−1〜13−nは、外線に接続されるインタフェース回路である。
可聴音送出部14は、外線回路13−1〜13−nへの保留音、内線回路15−1〜15−nへの自動保留を示す可聴音(例えば、「予約外線を保留しました。」など)を通話路スイッチ12経由で送出する回路である。なお、可聴音は音声ではなくて、トーン信号等の可聴音でも良い。また、自動保留を示す可聴音の音源回路は、ボタン電話機20内に設けても良い。
内線回路15−1〜15−nは、ボタン電話機20−1〜20−nと音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
記憶部16は、通常の記憶部としての働きの他に、第2のボタン電話機の保留予約情報、転送予約情報が記憶される。
また、ボタン電話機20は、制御部21と、データ送受信回路22と、音声処理部23と、送受話器24と、スピーカ25と、ダイヤルキー26と、外線キー27と、機能キー28と、LCD表示器29を有して構成される。
制御部21は、ボタン電話機20内の各回路からの入力情報に対する解析や判断、各回路の制御を行う。
データ送受信回路22は、内線を介してボタン電話主装置10と音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
音声処理部23は、音声のデジタル/アナログ変換、アナログ/デジタル変換と、ボタン電話機20内の送受話器24やスピーカ25等との通話路切替および音量を制御する。
送受話器24は、一般的な通話時の送話、受話を行うためのハンドセットである。
スピーカ25は、通常は着信音の送出や、スピーカによる拡声受話に使用し、自動保留予約を行い第1のボタン電話機が終話したときに送出される自動保留されたことを示す可聴音を出力する。
ダイヤルキー26は、電話番号を入力する手段であり、また、各種設定の入力手段としても用いられる。本実施例では、第1のボタン電話機が通話中の外線を自動保留、または、自動転送することを予約する操作は、機能キー28に含まれる“予約”ボタンを使用することで説明するが(後述)、“予約”ボタンの代わりに、例えば“#”ダイヤルを使用しても良い。
外線キー27は、複数ある外線から使用したい外線を選択するための複数のボタンである。外線キー27には当該外線が選択されたことなどを示すLED表示器271を設けることができる。
機能キー28は、ボタン電話装置で一般的に使用する“保留”ボタン、“拡声受話”ボタン、“設定”ボタン、および第1のボタン電話機が通話中の外線を自動保留することを予約する操作に使用する“保留予約”ボタン、または、自動転送することを予約する操作に使用する“転送予約”ボタン、等により構成される(各ボタンは図示していない)。また、自動保留と自動転送の2種類に分けず、いずれか片方を選択し設定できるように構成し、“予約”ボタンのみとして、選択し設定された自動保留、または自動転送のいずれか片方のみの運用としても良い。なお、第1のボタン電話機が通話中の外線を自動保留、または自動転送することを予約する操作手順としては、第2のボタン電話機が待機状態で、例えば、“予約”ボタンを押し、引き続き予約したい外線キー27を押すことで行うことで説明するが、外線キー27の代わりに外線番号をダイヤルキー26(例えば、外線1を予約したい場合は、ダイヤル“1”を押す)を押すこととしても良い。また、“予約”ボタンを押し、引き続き予約したい第1のボタン電話機の内線番号を、ダイヤルキー26を用いて押すことでも良い。機能キー28には当該機能キーが選択されたことなどを示すLED表示器281を設けることができる。
LCD表示器29は、電話番号、通話時間等を表示する。また、自動保留予約を行い第1のボタン電話機が終話したときに送出される自動保留されたことを示す可聴音を送出している間に、例えば“予約外線保留中”などの可視表示を行う。
既述のように、ボタン電話主装置10の内線回路15と、ボタン電話機20のデータ送受信回路22との間は、有線で接続することができ、また無線で接続してもよい。
次に、本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11と記憶部16の機能構成を、図2を用いて説明する。ボタン電話主装置10は、中央制御部11が、少なくとも、外線回路制御手段F40と、可聴音制御手段F41と、通話路制御手段F42と、データ送受信手段F43と、受信分析手段F44と、保留制御手段F46と、保留通知制御手段F47とを有し、記憶部16に予約情報記憶手段F45を有して構成される。
外線回路制御手段F40は、外線発信、外線着信の制御を行い、保留制御手段F46から通知を受けると、外線回路13を保留状態にする指示を出す機能を有している。
可聴音制御手段F41は、第1のボタン電話機が通話中の外線を終話して、保留制御手段F46から、自動保留または自動転送するための該外線を切断せず保留状態にする通知を受けた場合、可聴音送出部14に対し該外線に通話路スイッチ12経由で保留音を送出する指示を出す機能を有している。なお、自動保留の場合に送出する保留音としては、通常の保留音(例えば、音楽)とは別に、例えば、「転送しますので暫くお待ちください。」などの音声を送出することでも良い。また、可聴音制御手段F41は、保留通知制御手段F47から、自動保留を示す可聴音の送出通知を受けた場合、可聴音送出部14に対し第2のボタン電話機に対応する内線回路15に通話路スイッチ12経由で自動保留を示す可聴音(例えば、「予約外線を保留しました。」など)の送出指示を出す機能を有している。なお、可聴音は音声ではなくて、トーン信号等の可聴音でも良い。
通話路制御手段F42は、保留制御手段F46から第1のボタン電話機が終話したことの通知を受けると、第1のボタン電話機と該外線間の通話路を開放し、該外線と可聴音送出部14の保留音との間を接続する指示を通話路スイッチ12へ出す。また、保留通知制御手段F47からの通知で、第2のボタン電話機と可聴音送出部14の自動保留を示す可聴音との間を接続する指示を通話路スイッチ12へ出す機能を有している。
データ送受信手段F43は、ボタン電話機20より内線回路15を経由して受信したデータを受信分析手段F44へ通知する。また、データ送受信手段F43は、保留制御手段F46から通知された該外線の保留表示情報(外線キー27対応のLED表示器271への表示)、および、保留通知制御手段F47から通知された、第2のボタン電話機への自動保留を示す可聴音を送出するためのボタン電話機20内のスピーカ25の動作情報と、LCD表示器29への例えば“予約外線保留中”などの可視表示情報とを、内線回路15を経由し、ボタン電話機20へ送出する機能を有している。
受信分析手段F44は、データ送受信手段F43から通知されたボタン電話機20からの受信データを分析し、第1のボタン電話機が外線通話中にオンフックしたことを検出すると、保留制御手段F46へ外線通話終話を通知する。また、第2のボタン電話機が待機状態で、“転送予約”ボタンを押し、引き続き予約したい外線キー27を押したことを検出すると、転送予約情報を記憶部16の予約情報記憶手段F45に記憶する。さらに、第2の電話機が待機状態で、“保留予約”ボタンを押し、引き続き予約したい外線キー27を押したことを検出すると、保留予約情報を記憶部16の予約情報記憶手段F45に記憶する。
なお、第2のボタン電話機から予約できる機能を、自動保留と自動転送の2種類に分けず、いずれか片方を選択し設定できるように構成し、“予約”ボタンのみとして、自動保留または自動転送のいずれか片方のみを選択し設定する運用とした場合は、受信分析手段F44は、第2のボタン電話機が待機状態で、“予約”ボタンを押し、引き続き予約したい外線キー27を押したことを検出すると、自動保留に設定されていた場合は保留予約情報を、自動転送に設定されていた場合は転送予約情報を、記憶部16の予約情報記憶手段F45に記憶する機能を有している。なお、図示していないが、予約されたことを表示するため“転送予約”ボタン、“保留予約”ボタン、“予約”ボタンに設けたLED表示器等を点灯させる方法は一般的である。
また、受信分析手段F44は、第2のボタン電話機が前記保留予約または転送予約を取り消す操作(例えば、予約が受け付けられ点灯している“予約”ボタンを押下する。)を行ったことを検出すると、予約取消情報として記憶部16の予約情報記憶手段F45に記憶された予約情報を消去し、点灯していた“予約”ボタンを消灯する機能を有している。さらに、受信分析手段F44は、第1のボタン電話機が通話中の外線を保留または転送操作を行ったことを検出すると、前記予約取消情報と見なして同様な処理を行う。
予約情報記憶手段F45は、転送予約情報または保留予約情報を記憶する手段である。なお、転送予約情報または保留予約情報(この二つを総称して予約情報と言う)には、例えば外線毎に、転送か保留かの識別と、予約した第2のボタン電話機の内線番号(内線収容位置情報でも良い)が含まれている。また、受信分析手段F44からの予約取消情報により予約情報を消去する。
保留制御手段F46は、受信分析手段F44から外線通話終話を通知されると、予約情報記憶手段F45を参照し、予約情報が記憶されているか否かを判定し、予約情報が記憶されていない場合は、該外線を切断する処理(公知)に引き継ぐ。また、予約情報が記憶されている場合は、該外線に対応した外線回路制御手段F40へ外線保留を通知し、通話路制御手段F42へ該外線と第1のボタン電話機間の通話路開放と該外線と可聴音送出部14の保留音との通話路接続を通知し、可聴音制御手段F41へ保留音送出を通知し、予約情報が保留予約情報の場合はデータ送受信手段F43へ該外線の保留表示情報の送出を通知し、保留通知制御手段F47へ保留を通知する。予約情報が転送予約情報の場合は、該外線を第2のボタン電話機へ転送する処理(公知)に引き継ぐ機能を有している。
保留通知制御手段F47は、保留制御手段F46から保留を通知されると、第2のボタン電話機が呼出可能な場合は、通話路制御手段F42へ第2のボタン電話機と可聴音送出部14の自動保留を示す可聴音との間の接続を通知し、可聴音制御手段F41へ自動保留を示す可聴音の送出を通知し、データ送受信手段F43へ第2のボタン電話機への自動保留を示す可聴音を送出するためのボタン電話機20内のスピーカ25の動作情報と、LCD表示器29への例えば“予約外線保留中”などの可視表示情報の送出を通知する。なお、第2のボタン電話機が呼出可能ではない場合は通常保留処理(公知)に引き継ぐ機能を有している。
次に、図3を用いて、ボタン電話主装置10の中央制御部11内の保留制御手段F46と、保留通知制御手段F47の処理を説明する。図3は、受信分析手段F44から外線通話終話が通知されたところから開始している。
まず、保留制御手段F46は、記憶部16内の予約情報記憶手段F45を参照し、該外線(対応外線)は予約情報があるか(記憶されているか)の判定を行う(S50)。予約情報がない場合は、対応外線の切断処理(公知)を行う(S51)。
ステップS50で予約情報がある場合は、対応外線回路の保留指示(S52)と、対応外線回路と第1のボタン電話機間の通話路開放指示(S53)と、対応外線回路と保留音間の通話路接続指示(S54)と、保留音送出指示(S55)を行う。
引き続き、予約情報は、転送予約情報かの判定を行う(S56)。転送予約情報の場合は、対応外線を第2のボタン電話機へ転送する処理(公知)を行う(S57)。
ステップS56で転送予約情報ではなかった場合(保留予約情報の場合)、ボタン電話機へ対応外線の保留表示情報送出指示を行う(S58)。保留表示情報は、例えば、第2のボタン電話機の対応外線LED表示器271は緑の早い点滅、他のボタン電話機の対応外線LED表示器271は赤の遅い点滅とすることで視認性の向上を図っている。
引き続き、保留通知制御手段F47は、第2のボタン電話機が呼出可能かの判定を行う(S59)。呼出可能ではない場合(ステップS59がNo)は、通常保留処理として保留警報用のタイマー設定(公知)等を行う(S63)。
ステップS59で第2のボタン電話機が呼出可能な場合は、第2のボタン電話機と自動保留を示す可聴音間の通話路接続指示(S60)と、自動保留を示す可聴音の送出指示(S61)と、第2のボタン電話機へスピーカ動作と可視表示情報の送出指示(S62)を行う。
ステップS62において、第2のボタン電話機20が自動保留を示す可聴音をスピーカ25から放出すると、第2のボタン電話機のユーザが送受話器24をオフフックする。ボタン電話主装置10の保留制御手段F46は、受信分析手段F44から第2のボタン電話機がオフフックした通知を受信すると、記憶部16の予約情報記憶手段F45の予約情報を参照し、保留情報予約があるとき、保留されている外線とボタン電話機との間を接続する指令を、通話路制御手段F42と外線回路制御手段F40へ通知し、保留されている外線とボタン電話機とを接続し、通話可能な状態とする。
ステップS57の転送処理により、第1のボタン電話機が使用していた外線が第2のボタン電話機へ転送されると、保留制御手段F46は、第2のボタン電話機の転送予約ボタンのLED表示装置にその旨を表示するとともに呼出音を放出する。第2のボタン電話機のユーザが送受話器をオフフックすると第2のボタン電話機を第1のボタン電話機が使用していた外線に接続し、第2のボタン電話機は当該外線と通話を行う。
以上のように、本発明によれば、第1のボタン電話機の外線通話が終了すると、第2のボタン電話機が予め予約した保留または転送処理が自動的に行われる。
本発明に係るボタン電話主装置10と、ボタン電話機20の構成概略図。 本発明に係る中央制御部11と、記憶部16の機能ブロック図。 本発明に係るボタン電話主装置10の中央制御部11内のフローチャート。
符号の説明
10 ボタン電話主装置
11 中央制御部
12 通話路スイッチ
13 外線回路
14 可聴音送出部
15 内線回路
16 記憶部
20 ボタン電話機
21 制御部
22 データ送受信回路
23 音声処理部
24 送受話器
25 スピーカ
26 ダイヤルキー
27 外線キー
28 機能キー
29 LCD表示器
F40 外線回路制御手段
F41 可聴音制御手段
F42 通話路制御手段
F43 データ送受信手段
F44 受信分析手段
F45 予約情報記憶手段
F46 保留制御手段
F47 保留通知制御手段

Claims (5)

  1. 1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、
    前記ボタン電話機は、予約操作部と、外線選択操作部とを備え、
    前記ボタン電話主装置は、第1のボタン電話機が外線通話中に、第2のボタン電話機が待機状態で前記予約操作部の操作に引き続き前記第1のボタン電話機が通話中の外線を選択する前記外線選択操作部の操作を行ったことを検出すると保留予約情報として記憶しておく予約情報記憶手段と、前記第1のボタン電話機が外線通話を終話したとき前記予約情報記憶手段に保留予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず自動保留する保留制御手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、
    前記ボタン電話機は、予約操作部と、外線選択操作部とを備え、
    前記ボタン電話主装置は、第1のボタン電話機が外線通話中に、第2のボタン電話機が待機状態で前記予約操作部の操作に引き続き前記第1のボタン電話機が通話中の外線を選択する前記外線選択操作部の操作を行ったことを検出すると転送予約情報として記憶しておく予約情報記憶手段と、前記第1のボタン電話機が外線通話を終話したとき前記予約情報記憶手段に転送予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず前記第2のボタン電話機に自動転送する保留制御手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  3. 1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置と、前記内線に接続される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置において、
    前記ボタン電話機は、予約操作部と、外線選択操作部とを備え、
    前記ボタン電話主装置は、第1のボタン電話機が外線通話中に、第2のボタン電話機が待機状態で前記予約操作部の操作に引き続き前記第1のボタン電話機が通話中の外線を選択する前記外線選択操作部の操作を行ったことを検出すると、当該第2のボタン電話機に対応した予約設定を判別し、当該設定が自動保留に設定されていた場合には保留予約情報として記憶し、当該設定が自動転送に設定されていた場合には転送予約情報として記憶しておく予約情報記憶手段と、前記第1のボタン電話機が外線通話を終話したとき前記予約情報記憶手段に保留予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず自動保留し、前記予約情報記憶手段に転送予約情報が記憶されている場合には該外線を切断せず前記第2のボタン電話機に自動転送する保留制御手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  4. 請求項1又は3に記載のボタン電話装置において、
    前記ボタン電話主装置は、前記保留制御手段により自動保留された場合、前記第2のボタン電話機に該外線が自動保留されたことを示す可聴音を送出する保留通知制御手段を備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  5. 請求項4記載のボタン電話装置において、
    前記保留通知制御手段は、前記自動保留されたことを示す可聴音を送出している間、該ボタン電話機に設けた表示部に自動保留されたことを示す可視表示することを特徴とするボタン電話装置。
JP2004019326A 2004-01-28 2004-01-28 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置 Expired - Fee Related JP3958290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004019326A JP3958290B2 (ja) 2004-01-28 2004-01-28 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004019326A JP3958290B2 (ja) 2004-01-28 2004-01-28 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006065917A Division JP2006157973A (ja) 2006-03-10 2006-03-10 ボタン電話装置の転送忘れ防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005217566A JP2005217566A (ja) 2005-08-11
JP3958290B2 true JP3958290B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=34903571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004019326A Expired - Fee Related JP3958290B2 (ja) 2004-01-28 2004-01-28 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3958290B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005217566A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6002763A (en) Telephone with a mute ringer function having an automatic ringer reactivation capability
JP3851474B2 (ja) 話し中電話機からのフラッシュフック信号を取り扱う方法および発信者識別データを表示する電話機
JP3080262B2 (ja) 交換制御装置
JPH06133038A (ja) 多機能電話機の保留表示方式
JP3958290B2 (ja) 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置
JP4008477B2 (ja) ボタン電話装置の転送通知方法
JP3958292B2 (ja) 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置
JPS62214799A (ja) 電話装置
JP2006157973A (ja) ボタン電話装置の転送忘れ防止方法
JP3866727B2 (ja) 留守録転送機能付きボタン電話装置
JP3958291B2 (ja) 転送忘れ防止機能付きボタン電話装置
JP4143196B2 (ja) ナースコール装置
JP2011049747A (ja) コードレス電話システム
JPH11187434A (ja) ボタン電話装置
JP4336253B2 (ja) 特定相手発信通知方法およびボタン電話装置
JP4008476B2 (ja) ボタン電話装置の転送方法
JP4084822B2 (ja) 重複着信防止方法およびボタン電話装置
JP3697020B2 (ja) 通信装置
JP2006157974A (ja) ボタン電話装置の転送忘れ救済方法
JP2006203933A (ja) ボタン電話装置の転送忘れ予防方法
JP2892242B2 (ja) 電話交換装置
JP4336388B2 (ja) 特定相手発信通知方法およびボタン電話装置
JP4570142B2 (ja) ナースコールシステム
JP3866728B2 (ja) 留守録転送機能付きボタン電話装置
KR200181486Y1 (ko) 다국선 자동응답 전화기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees