JP3820146B2 - 電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電話機に係り、とくに伝言板機能付の電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の固定電話機は音声で通話する以外に、メールの送受信をする機能を持ったものがあり、文字情報を用いた通信が可能となっている。具体的には、メールが着信すると、自動的にメモリに記憶される。そして、「メールがあります」の文字が表示される。ユーザがメニューの中から「受信メール」を選択すると、受信メールの送信元アドレスとタイトルのリストが表示される。リストから所望のメールを選択すると、本文が表示されるので、用件を知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
けれども、従来のメール送受信機能付の固定電話機では、所望の受信メールの本文を見るためには、メニューを表示させる操作、メニユーの中から「受信メール」を選択して受信メールリストを表示させる操作、リストから所望メールを選択する操作等、種々の操作をしなければならず煩雑である。このため、受信メールの確認操作を後回しにしてしまう場合も多い。
この結果、外出中のAが同じく外出中のBに伝言するため固定電話機宛てにメールを送信しても、家に戻ったBが受信メールを読むための操作をしないため伝言が伝わらない場合があった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、伝言を確実に伝えることのできる電話機を提供することを、その目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、表示手段付の電話機において、伝言文字情報の入力を行う入力手段と、外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、を備え、外部から電話回線を介して送信される伝言文字情報は、特定の送信元メールアドレスからのメール情報であり、検出手段は、受信メールの送信元メールアドレスが予め設定された伝言用メールアドレスと一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付文字情報を伝言文字情報とするようにしたこと、を特徴としている。
【0008】
請求項記載の発明では、表示手段付の電話機において、伝言文字情報の入力を行う入力手段と、外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、を備え、外部から電話回線を介して送信される伝言文字情報は、メールタイトルまたはメール本文中に特定の文字列を含むメール情報であり、検出手段は、受信メールのメールタイトルまたは本文中の文字列が予め設定された伝言用文字列と一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付文字情報を伝言文字情報とするようにしたこと、を特徴としている。
【0009】
請求項3、4記載の発明では、伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に、新たに入力手段で伝言文字情報が入力されるか、または検出手段で新たな伝言文字情報が検出されると、伝言文字情報記憶手段に上書きして記憶させるとともに、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、代わりに今回の伝言文字情報を表示させるようにしたこと、を特徴としている。
【0010】
請求項記載の発明では、表示手段付の電話機において、伝言文字情報の入力を行う入力手段と、外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、を備え、表示手段は、待ち受け時に所定の待ち受け画面を表示可能であり、伝言制御手段は、伝言文字情報記憶手段に表示すべき伝言文字情報がないときは待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面を表示させ、伝言文字情報記憶手段に表示すべき伝言文字情報があるときは、待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面に代えてまたは所定の待ち受け画面の一部の上に重ねて伝言文字情報を表示させる伝言制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項記載の発明では、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に伝言確認操作がされると、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、所定の待ち受け画面を表示させること、を特徴としている。
【0012】
請求項7、8記載の発明では、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、伝言制御手段は表示手段に伝言文字情報を表示してから伝言確認操作がされるまでの間、光または音で伝言文字情報の存在を告知するようにしたこと、を特徴としている。
【0013】
請求項9、10記載の発明では、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、伝言文字情報を音声合成により音声に変換して出力する音声合成手段と、を設け、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、表示中の伝言文字情報を音声合成手段により音声で出力させるようにしたこと、を特徴としている。
【0014】
請求項11記載の発明では、表示手段付の電話機において、伝言文字情報の入力を行う入力手段と、外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、伝言確認応答先電話番号を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、を設け、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させるようにしたこと、を特徴としている。
【0015】
請求項12記載の発明では、伝言確認応答情報記憶手段には伝言確認応答先電話番号とともに所定の伝言確認応答メッセージを記憶しておき、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させ、通話状態になったあと所定の伝言確認応答メッセージを音声出力するようにしたこと、を特徴としている。
【0016】
請求項13記載の発明では、表示手段付の電話機において、伝言文字情報の入力を行う入力手段と、外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、伝言確認応答メール情報を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、を設け、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答メールを自動発信させるようにしたこと、を特徴としている。
【0017】
請求項14記載の発明では、表示手段付の電話機において、伝言文字情報の入力を行う入力手段と、外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に、新たに文字入力手段で伝言文字列が入力されるか、または検出手段で新たな伝言文字情報が検出されると、伝言文字情報記憶手段に追加して記憶させるとともに表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報に上書きして新たな伝言文字情報を表示させ、伝言確認操作がされる度に、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、次に新しい伝言文字情報を表示させるようにしたこと、を特徴としている。
【0018】
請求項15記載の発明では、表示手段付の電話機において、外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、を備え、外部から電話回線を介して送信される伝言情報は、特定の送信元メールアドレスからのメール情報であり、検出手段は、受信メールの送信元メールアドレスが予め設定された伝言用メールアドレスと一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付情報を伝言情報とするようにしたこと、を特徴としている。
【0022】
請求項16記載の発明では、表示手段付の電話機において、外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、を備え、外部から電話回線を介して送信される伝言情報は、メールタイトルまたはメール本文中に特定の文字列を含むメール情報であり、検出手段は、受信メールのメールタイトルまたは本文中の文字列が予め設定された伝言用文字列と一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付情報を伝言情報とするようにしたこと、を特徴としている。
【0023】
請求項17、18記載の発明では、伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に検出手段で新たな伝言情報が検出されると、伝言情報記憶手段に上書きして記憶させるとともに、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、代わりに今回の伝言情報を表示させるようにしたこと、を特徴としている。
【0024】
請求項19記載の発明では、表示手段付の電話機において、外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、を備え、表示手段は、待ち受け時に所定の待ち受け画面を表示可能であり、伝言制御手段は、伝言情報記憶手段に表示すべき伝言情報がないときは待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面を表示させ、伝言情報記憶手段に表示すべき伝言情報があるときは、待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面に代えてまたは所定の待ち受け画面の一部の上に重ねて伝言情報を表示させる伝言制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0025】
請求項20記載の発明では、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に伝言確認操作がされると、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、所定の待ち受け画面を表示させること、を特徴としている。
【0026】
請求項21、22記載の発明では、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、伝言制御手段は表示手段に伝言情報を表示してから伝言確認操作がされるまでの間、光または音で伝言情報の存在を告知するようにしたこと、を特徴としている。
【0027】
請求項23、24記載の発明では、伝言情報は文字情報であり、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、伝言情報を音声合成により音声に変換して出力する音声合成手段と、を設け、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、表示中の伝言情報を音声合成手段により音声で出力させるようにしたこと、を特徴としている。
【0028】
請求項25記載の発明では、表示手段付の電話機において、外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、伝言確認応答先電話番号を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、を設け、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させるようにしたこと、を特徴としている。
【0029】
請求項26記載の発明では、伝言確認応答情報記憶手段には伝言確認応答先電話番号とともに所定の伝言確認応答メッセージを記憶しておき、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させ、通話状態になったあと所定の伝言確認応答メッセージを音声出力するようにしたこと、を特徴としている。
【0030】
請求項27記載の発明では、表示手段付の電話機において、外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、伝言確認応答メール情報を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、を設け、伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答メールを自動発信させるようにしたこと、を特徴としている。
【0031】
請求項28記載の発明では、表示手段付の電話機において、外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段とを設け、伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に検出手段で新たな伝言情報が検出されると、伝言情報記憶手段に追加して記憶させるとともに表示手段にそれまで表示されていた伝言情報に上書きして新たな伝言情報を表示させ、伝言確認操作がされる度に、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、次に新しい伝言情報を表示させるようにしたこと、を特徴としている
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施の形態を図1を参照して説明する。図1は本発明に係る親子式の固定電話機の親機の構成を示すブロック図である。
1は電話回線、10は家庭に設置された固定電話機の親機であり、電話回線1を介して局側と接続されている。図3の100は子機であり、親機10と無線回線(ここでは上りと下りが異なる周波数で独立した回線となっており、かつ、上り、下りともに音声信号とデータを時分割多重して送受するものとする)で繋がっており、外部との通話は親機10を通じてなされる。
【0033】
親機10の内、11は回線制御部であり、オフフック、オンフック、電話回線1の側へのダイヤルトーン信号出力、通話状態下での電話回線1の側への送話音声信号の出力と電話回線1の側から受信した受話音声信号の電話機内部への出力等の動作を行う。12はDTMF検出部であり、留守録モード下で通話着信が有り、自動応答で通話状態となったあと、外部から電話回線1と回線制御部11を介して入力したDTMF信号をデコードし、0〜9、*、#のキー信号を出力する。
【0034】
13はモデム部であり、回線制御部11と電話回線1を介して局側から受信したモデム信号(ディジタル変調信号)を復調して出力したり、後述するコントロール部から入力したデータをディジタル変調してモデム信号に変換し、局側へ出力する機能を有する。局側からは、データサービスセンタを介して、メールサービス事業者の運用するメールサービスセンタからの受信メールまたは情報提供事業者の運用する情報配信サーバからの例えば、スポーツ情報、株式情報等の配信情報がモデム部13で受信される。また、コントロール部からは送信メールのデータがモデム部13へ出力される。
【0035】
14は回線制御部11と接続されて通話着信を検出する通話着信検出部、15は通話着信音を発生するリンガ部、16は伝言文字情報の存在を知らせるためのビープ音を発生するビープ音発生部、17は送受話器、18は拡声スピーカ、19は留守録モード下で相手側からの音声メツセージを録音媒体20に録音したり、留守録モード解除時に録音媒体20に録音された相手側からの音声メッセージを再生したりする録音・再生部、21は伝言文字情報等を音声合成して出力する音声合成部、22は子機100との間で上りと下りを独立した無線回線で受話音声信号と下りデータ(親機→子機)、送話音声信号と上りデータ(子機→親機)を送受するための無線送受信部である。23は通話路スイッチ部であり、回線制御部11からの受話音声信号を送受話器17、拡声スピーカ18、録音・再生部19、無線送受信部22へ切り替え出力したり、送受話器17または音声合成部21から出力された送話音声信号を回線制御部11へ切り替え出力したり、録音・再生部19から出力された音声メッセージ信号または音声合成部21から出力された音声合成信号を拡声スピーカ18の側へ切り替え出力したりする。
【0036】
24はメモリ部であり、留守録用メッセージ文記憶領域25、固定伝言文字情報記憶部26、表示対象の伝言文字情報を1つ記憶可能な表示対象伝言文字情報記憶領域27、受信メールの内、伝言文字情報として扱う受信メールの送信元メールアドレスを記憶した第1伝言管理情報記憶領域28、受信メールの内、伝言文字情報として扱う受信メールのメールタイトル中またはメール本文中の文字列を記憶した第2伝言管理情報記憶領域29、受信配信情報の内、伝言文字情報として扱う受信配信情報の送信元アドレスを記憶した第3伝言管理情報記憶領域30、伝言確認応答を電話で行うための伝言確認応答用電話番号と伝言確認応答用メッセージ文情報、例えば「伝言見た。了解。」を組で記憶可能な第1伝言確認応答情報記憶領域31と、伝言確認応答をメールで行うための伝言確認応答用送信先メールアドレスと、伝言確認応答用件名、例えば「了解。」と、伝言確認応答用メール本文、例えば「伝言見たよ。」を組で記憶可能な第2伝言確認応答情報記憶領域32を有している。留守録用メッセージ文記憶領域25には、留守録モード下で通話着信があったときに、自動着信応答後送出される「ただいま留守にしています。ピー音の後にメッセージを吹き込んで下さい。」のメッセージ文と、留守録モード解除時に、相手先音声メッセージが無いときに送出される「メッセージは有りません」のメッセージ文が記憶されている。固定伝言文字情報記憶部26には、外部からDTMF信号で指定される番号1〜4と対応付けた4種類の固定伝言文字情報(1・・「出掛けています。17時頃戻ります。」、2・・「出掛けています。18時頃戻ります。」、3・・「出掛けています。19時頃戻ります。」、4・・「出掛けています。20時頃戻ります。」)が記憶されている(図2参照)。
【0037】
33はLCD表示部であり、待ち受け画面(日時)、通話中画面(相手先電話番号)、伝言板画面(伝言文字情報と確認用の「OK」ボタン)等を切り替えて表示する。34はLCD表示部33のバックライトであり、通話中画面と伝言板画面の表示中に点灯して表示情報を目立たせる。35はLCD表示部33に組み込まれたタッチキーであり、伝言板画面の「OK」ボタンに対応する。36はフックスイッチであり、送受話器17が持ち上げられるとスイッチが閉じ、下げられるとスイッチが開く。37は操作部であり、ダイヤルキー、文字・数字・記号キー、クリアキー、カーソルキー、確定キー、留守録モード設定キー、留守録モード解除キー、伝言板機能の設定・解除、伝言管理情報の登録、伝言確認応答情報の登録等を行うためのメニューキー等を有する。
【0038】
38はマイコン構成のコントロール部であり、回線制御部11に対する通話接続制御と通話切断制御、リンガ部15の駆動制御、LCD表示部33に対する表示制御、バックライト34に対する点灯制御、留守録モードのオン・オフ、録音・再生部19に対する録音・再生制御、音声合成部21に対する音声合成制御、子機100への着信制御、子機100からの発信制御を行うほか、伝言板機能が設定された状態で操作部37または子機100の側で入力された伝言文字情報の表示、通話状態で受信したDTMF信号に対する伝言文字情報の検出及び表示と子機100の側への転送、メールまたは配信情報の受信制御と伝言文字情報の検出及び表示と子機100の側への転送、伝言確認操作に伴う表示切り替えと伝言確認応答処理等、各種制御処理を実行する。
【0039】
図3は子機100の構成図であり、101は無線送受信部であり、親機10との間で、上りと下り独立して受話音声信号と下りデータ、送話音声信号と上りデータを無線で送受する。102と103は受話スピーカと送話マイク、104は通話着信音を発生するリンガ部、105は伝言文字情報の存在を知らせるためのビープ音を発生するビープ音発生部、106は操作部であり、オフフックキー、オンフックキー、文字・数字・記号キー、クリアキー、カーソルキー、確定キー、伝言板機能の設定・解除等を行うためのメニューキー等を有する。107はメモリ部であり、表示対象の伝言文字情報を記憶可能となっている。108はLCD表示部であり、待ち受け画面(日時)、通話中画面(相手先電話番号と通話経過時間)、伝言板画面(伝言文字情報と確認用の「OK」ボタン)等を切り替えて表示する。109はLCD表示部108のバックライトであり、通話中画面と伝言板画面の表示中に点灯して表示情報を目立たせる。110はLCD表示部108に組み込まれたタッチキーであり、伝言板画面の「OK」ボタンに対応する。
【0040】
111はマイコン構成のコントロール部であり、オンフックキーまたはオフフックキーの操作に伴う親機10に対する通話発信制御または通話着信応答制御、リンガ部104の駆動制御、ビープ音発生部105の駆動制御、LCD表示部108に対する表示制御、伝言管理情報と伝言確認応答情報の登録、バックライト109に対する点灯制御、親機10から受信した伝言文字情報の記憶及び表示、伝言板機能が設定された状態で操作部106で入力された伝言文字情報の表示、伝言確認操作に伴う表示切り替え等、各種制御処理を実行する。
【0041】
次に上記した実施の形態の動作を図4〜図6を参照して説明する。
なお、メモリ部24の第1〜第3伝言管理情報記憶領域28〜30と、第1、第2伝言確認応答情報記憶領域31、32には何も登録されていないものとする。
(1)留守録モード解除状態、伝言板機能解除状態での待ち受け
親機10のコントロール部38はLCD表示部33に現在の日時を含む待ち受け画面を表示させ、バックライト34は消灯させている(図4(1)参照)。そして、送受話器17が持ち上げられてフックスイッチ36が閉じたか、通話着信検出部14で外部からの通話着信が検出されたか、子機100の側から無線送受信部22を介してオフフック信号または伝言板機能設定信号が入力されたか、モデム部13からデータ入力が有るか、操作部37で留守録モード設定キーが操作されたか、またはメニューキーが操作されたか監視する。また、子機100のコントロール部111はLCD表示部108に日時を含む待ち受け画面を表示させ、バックライト109は消灯させている。そして、操作部106のオフフックキーまたはメニューキーが操作されたか、親機10の側から無線送受信部101を介して通話着信信号または伝言文字情報が入力されたか監視する。
【0042】
(2)伝言管理情報の登録
家人の例えばお母さん(A)が特定の送信元メールアドレスによりメール送信した文字情報を伝言文字情報として自動的に画面表示させ、子供(B)宛てに伝言を伝えたい場合、送信元メールアドレスの登録をしておく。操作部37でメニューキーを操作すると、コントロール部38はLCD表示部33の待ち受け画面に代えてメニューリストを表示させる(図5(1)参照)。伝言管理情報にカーソルを合わせ確定キーを押すと、コントロール部38は受信メールを伝言文字情報として扱う送信元メールアドレスを入力するための第1入力欄#1、受信メールを伝言文字情報として扱うメールタイトルまたはメール本文中の文字列(キーワード)を入力するための第2入力欄#2、受信配信情報を伝言文字情報として扱う送信元アドレスを入力するための第3入力欄#3を表示させる(図5(2)参照)。メモリ部24の第1〜第3伝言管理情報記憶領域28〜30のいずれかに既に登録済の情報が有る場合、対応する入力欄に表示させる(ここでは登録済の情報は無いのでいずれも空欄)。そして、文字・数字・記号キー、カーソルキー、クリアキーと確定キーを用いて第1入力欄に送信元メールアドレス△×・・・○を入力し、確定キーを操作すると、コントロール部38は入力済の第1入力欄#1の入力情報をメモリ部24の対応する第1伝言管理情報記憶領域28に記憶させる。なお、第1〜第3入力欄#1〜#3はいずれか1つしか入力できず、例えば、第1入力欄に入力済の状態で、第2入力欄に或る文字・数字・記号を入力すると、第1入力欄はクリアされる。よって、第1〜第3伝言管理情報記憶領域28〜30の内、2つは常に登録情報が無い。
【0043】
(3)伝言確認応答情報の登録
子供(B)が伝言文字情報を確認後、お母さん(A)に確認した旨を電話で自動的に通知できるようにしたい場合、伝言確認応答用電話番号(例えば、A所持の携帯電話、PHS等)と、電話での伝言確認応答用メッセージ文を登録しておく。操作部37でメニューキーを操作し、メニューリストを表示させ(図5(1)参照)、伝言確認応答情報にカーソルを合わせ確定キーを押すと、コントロール部38は伝言確認応答用電話番号を入力するための第1入力欄*1、電話での伝言確認応答用メッセージ文を入力するための第2入力欄*2、伝言確認応答をメールで行わせる場合の送信先メールアドレスを入力するための第3入力欄*3、伝言確認応答用メールのメールタイトルを入力するための第4入力欄*4、伝言確認応答用メールのメール本文を入力するための第5入力欄*5を表示させる(図6(1)参照)。メモリ部24の第1、第2伝言確認応答情報記憶領域31、32のいずれかに既に登録済の情報が有る場合、対応する入力欄に表示させる(ここでは登録済の情報は無いのでいずれも空欄)。そして、第1入力欄*1に伝言確認応答用電話番号090△・・□○を入力し、第2入力欄*2に伝言確認応答用メッセージ文、例えば「伝言見た。了解。」を入力し、確定キーを操作すると、コントロール部38は情報が入力された第1、第2入力欄*1、*2の入力情報をメモリ部24の対応する第1伝言確認応答情報記憶領域31に記憶させる。なお、第1、第2入力欄*1、*2の組と、第3〜第5入力欄*3〜*5の組のいずれか一方しか入力できず、例えば、第1または第2入力欄に入力済の状態で、第3〜第5入力欄のいずれかに或る文字・数字・記号を入力すると、第1、第2入力欄はクリアされる。よって、第1、第2伝言確認応答情報記憶領域31、32の内、1つは常に登録情報が無い。
【0044】
(4)伝言板機能の設定
お母さん(A)が外出するため、まだ家に帰っていない子供(B)に帰宅予定時間の伝言を残したい場合、待ち受け状態で操作部37でメニューキーを操作し、メニューリストを表示させ(図5(1)参照)、伝言板設定にカーソルを合わせ、確定キーを押して選択する。するとコントロール部38はLCD表示部33に伝言文字情報の入力欄を表示し、例えば「買物へ行ってきます。帰りは17時ごろになります。」を入力し、確定キーを操作すると、コントロール部38は伝言板機能をオンし、入力情報をメモリ部24の表示対象伝言文字情報記憶領域27に記憶させ、LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト34を点灯させて目立たせ(図4(2)参照)、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、コントロール部38は、今回の伝言文字情報を無線送受信部22を介して子機100の側に送信する。子機100の側では無線送受信部101から伝言文字情報を入力したコントロール部111は、メモリ部107に記憶させ、伝言板機能をオンし、LCD表示部108に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ(図4(2)参照)、かつバックライト109を点灯させて目立たせ、、ビープ音発生部105を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。
【0045】
伝言板機能の設定は子機100の側で行うこともできる。待ち受け状態で操作部106でメニューキーを操作し、メニューリストを表示させ(図5(1)参照)、伝言板設定にカーソルを合わせ、確定キーを押して選択する。するとコントロール部111は伝言文字情報の入力欄を表示し、例えば「買物へ行ってきます。帰りは17時ごろになります。」を入力し、確定キーを操作すると、コントロール部111は伝言板機能をオンし、入力情報をメモリ部107に記憶させ、LCD表示部108に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ(図4(2)参照)、かつバックライト109を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部105を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、コントロール部111は、今回の伝言文字情報を無線送受信部101を介して親機10の側に送信する。親機10の側では無線送受信部22から伝言文字情報を入力したコントロール部38は、メモリ部24の伝言文字情報記憶領域27に記憶させ、伝言板機能をオンし、LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ(図4(2)参照)、かつバックライト34を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。
【0046】
(5)伝言板確認
家に帰った子供(B)は親機10または子機100を見れば、とくに操作をしなくても待ち受け画面に代えて伝言板表示になっていることから伝言が有ることが判る。親機10または子機100を見なくても、ビープ音の発生、LCD表示部33のバックライト34と、LCD表示部108のバックライト109の点灯によって伝言の存在を知ることができ、すぐに確認できる。
伝言を確認したあと、子供(B)が親機10の画面のOKボタン33Aに対応するタッチキー35をタッチし、伝言確認操作をすると、コントロール部38は通話路スイッチ部23を制御し、音声合成部21の出力側を拡声スピーカ18と接続したあと、メモリ部24の伝言文字情報記憶領域27の伝言文字情報「買物へ行ってきます。帰りは17時ごろになります。」を読み出し、音声合成部21へ出力して音声合成させて音でも伝言が判るようにする。そして、伝言板機能を解除し、LCD表示部33を伝言文字情報の表示画面から待ち受け画面の表示に戻し、バックライト34を消灯させ、ビープ音発生部16の駆動を停止し、ビープ音を停止させる。コントロール部38は、伝言確認信号を無線送受信部22を介して子機100の側に送信し、伝言確認信号を入力したコントロール部111は伝言板機能を解除し、LCD表示部108を伝言文字情報の表示画面から待ち受け画面の表示に戻し、バックライト109を消灯させ、ビープ音発生部105の駆動を停止し、ビープ音を停止させる。
【0047】
若し、伝言を確認したあと、子供(B)が子機100の画面のOKボタン(図示せず)に対応するタッチキー110をタッチし、伝言確認操作をすると、コントロール部111は伝言板機能を解除し、LCD表示部108を伝言文字情報の表示画面から待ち受け画面の表示に戻し、バックライト109を消灯させ、ビープ音発生部105の駆動を停止し、ビープ音を停止させる。そして伝言確認信号を無線送受信部101を介して親機10の側に送信し、伝言確認信号を入力したコントロール部38は伝言板機能を解除し、LCD表示部33を伝言文字情報の表示画面から待ち受け画面の表示に戻し、バックライト34を消灯させ、ビープ音発生部16の駆動を停止し、ビープ音を停止させる。
【0048】
(6)伝言確認応答
コントロール部38は伝言板機能を解除すると、メモリ部24の第1伝言確認応答情報記憶領域31の伝言確認応答用電話番号を参照して、回線制御部11を制御し、オフフックと伝言確認応答用電話番号に対応するダイヤルトーン信号の送出をさせて自動ダイヤル発信させる。そして、お母さん(A)が携帯電話に出て、回線制御部11で相手側が着信応答したことが検出されて着信応答検出信号が入力されると、コントロール部38は、通話路スイッチ部23を制御し、音声合成部21の出力側を回線接続部11の送話音声信号入力側と接続させ、メモリ部24の第1伝言確認応答情報記憶領域31の伝言確認応答用メッセージ文「伝言見た。了解。」を読み出し、音声合成部21へ出力して音声合成させて相手方に送出させ、回線制御部11を制御し、オンフックさせて待ち受け状態に戻る。これにより、伝言を残したお母さん(A)は子供(B)が伝言を確認したことを知ることができる。
【0049】
若し、第2伝言確認応答情報記憶領域32に伝言確認応答をメールで行わせる場合の伝言確認応答用送信先メールアドレス(お母さん(A)の携帯電話宛)、伝言確認応答用メールタイトル(「伝言見た。」)、伝言確認応答用メール本文(「伝言、了解しました。」)が登録されていたとき、コントロール部38は伝言板機能を解除すると、回線制御部11を制御し、オフフックと所定のメールサービスセンタに対応するダイヤルトーン信号の送出をさせて自動ダイヤル発信させる。そして、回線制御部11で相手側が着信応答したことが検出されて着信応答検出信号が入力されると、まずモデム部13によりメールサービスセンタとの間でメール送信開始のためのモデムネゴシエーションを行わせ、続いてモデム部13に伝言確認応答用送信先メールアドレス宛で伝言確認応答用メールタイトルと伝言確認応答用メール本文を含むメール情報を出力し、メールサービスセンタ宛に送信させる。送信後、モデム部13によりメールサービスセンタとの間でメール送信終了のためのモデムネゴシエーションを行わせ、回線制御部11を制御し、オンフックさせて待ち受け状態に戻る。これにより、伝言を残したお母さん(A)は携帯電話宛のメールを読むことで子供(B)が伝言を確認したことを知ることができる。
【0050】
(7)外からの伝言板機能設定・・DTMF
お母さん(A)が外出する際、伝言板機能の設定操作はしなかったが、親機10の操作部37で留守録モード設定キーを押したとき、コントロール部38は留守録モードとなっている。
外出先で、子供(B)宛の伝言を伝言板機能で行いたい場合、例えば携帯電話から親機10宛に電話を掛ける。通話着信が有り、通話着信検出部14で検出されるとコントロール部38は留守録応答し、回線制御部11を制御してオフフックさせ、通話路スイッチ部23を制御し、音声合成部21と回線制御部11とを接続させる。そして、メモリ部24の留守録用メッセージ文記憶領域25の「ただいま留守にしています。ピー音の後にメッセージを吹き込んで下さい。」を読み出し、音声合成部21へ出力して音声合成させて相手方に送出させ、更に音声合成部21により「ピー」の音を音声合成させて相手方に送出させる。
【0051】
留守録応答による通話状態下において、お母さん(A)が1番目の固定伝言文字情報を使用したい場合、まず携帯電話の「3」のキーを押し、次に、「1」のキーを押す。そして、オンフック操作をする。「3」と「1」に対応するDTMF信号が送信されると、親機10のDTMF検出部12で検出され、「3」と「1」のキー信号が出力される。コントロール部38は通話状態下でDTMF信号に基づく「3」のキー信号が入力されると、録音・再生部19での録音はさせず、それまで伝言板機能が設定されていなければ、伝言板機能をオンする。そして、伝言文字情報検出処理をし、次の「1」のキー信号が入力されたところで、メモリ部24の固定伝言文字情報記憶領域26に「1」に該当する番号の固定伝言文字情報が登録されているか検索する。ここでは登録されているので、該当する「出掛けています。17時頃戻ります。」が入力されたと扱い、該固定伝言文字情報を読み出し、表示対象伝言文字情報記憶領域27に書き込む。LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト34を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、コントロール部38は、今回の伝言文字情報を無線送受信部22を介して子機100の側に送信する。子機100の側では無線送受信部101から伝言文字情報を入力したコントロール部111は、メモリ部107に記憶させ、伝言板機能をオンし、LCD表示部108に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト109を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部105を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。
これにより、外出先からも簡単な操作で伝言板機能を設定することができる。コントロール部38は回線制御部11で相手方のオンフックが検出されると、オンフックさせる。
【0052】
若し、任意文で伝言したい場合は、留守録応答の通話状態下において、携帯電話の「2」のキーを押す。コントロール部38は通話状態下でDTMF信号に基づく「2」のキー信号が入力されると、それまで伝言板機能が設定されていなければ、伝言板機能をオンする。そして、その後のDTMF信号によるキー信号入力をポケットベル入力方式で入力された任意文の伝言文字情報として扱う。ここでポケットベル入力方式とは、DTMF信号による0〜9の10個の数字を2つ1組にしてかな、アルファベット、1〜0の数字、記号を符号化するものであり、例えば、「あ」は「11」、Aは「16」、1は「96」である。コントロール部38は「2」のキー信号が入力されると、続くキー信号入力から伝言文字情報の検出をし、検出した伝言文字情報を表示対象伝言文字情報記憶領域27に書き込む。LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト34を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、検出した伝言文字情報を子機100の側へも出力する。
【0053】
なお、既に伝言板機能が設定されている状態で、DTMF信号による新たな伝言文字情報(固定または任意文)が検出されたとき、コントロール部38は既に表示されている伝言文字情報を消去し、新たな伝言文字情報を表示させる。これにより、自宅で伝言板機能を設定し、入力した伝言文字情報の内容から予定が変わった場合でも、外出先からの送信操作で正しい伝言文字情報に変更できる。
【0054】
(8)外からの伝言板機能設定・・メール
お母さん(A)が外出する際、伝言板機能の設定操作はせず、留守録モードともしなかったが、伝言板機能を設定したい場合、例えば携帯電話から親機10宛に伝言文字情報をメールタイトルまたはメール本文に含むメールを送信する。メールはメールサービスセンタに一時記憶され、親機10宛に通信前情報通知サービスによるメール有りの通知がされる。メールサービスセンタからの通知データはモデム部13で受信され、コントロール部38に入力される。コントロール部38はメール有りの通知に基づき、回線制御部11を制御し、オフフックとメールサービスセンタ宛のダイヤルトーン信号の送出をさせ、メールサービスセンタが着信応答すると、モデム部13によりメールサービスセンタとの間でメール受信開始のためのモデムネゴシエーションを行わせたあと、メールサービスセンタからの送信メール情報をモデム部13で受信させ、コントロール部38に出力される。受信後、モデム部13によりメールサービスセンタとの間でメール受信終了のためのモデムネゴシエーションを行わせ回線制御部11を制御し、オンフックさせる。コントロール部38はモデム部13から入力した受信メールの送信元メールアドレスをメモリ部24の第1伝言管理情報記憶領域28に記憶された送信元メールアドレスと一致するかチェックすることで伝言文字情報の検出をする。ここでは一致したとすると伝言文字情報有りと判断し、伝言板機能をオンし、メールタイトルとメール本文を合わせて伝言文字情報として表示対象伝言文字情報記憶領域27に書き込む。そして、LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回入力された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト34を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、入力した伝言文字情報を子機100の側へも出力する。
【0055】
これにより、メール送信をするだけで伝言板機能を設定することができる。従来は、メールの受信側で、メールタイトルまたはメール本文を表示させるためには何らかの操作を必要としたが、この実施の形態によれば、親機10または子機100でとくに受信メールを開く操作をしなくても自動的に伝言文字情報が表示されるので、伝言が伝わり易い。
コントロール部38はメール受信後、回線制御部11をオンフックさせる。
【0056】
なお、既に伝言板機能が設定されている状態で、メール受信による新たな伝言文字情報が検出されたとき、コントロール部38は既に表示されている伝言文字情報を消去し、新たな伝言文字情報を表示させる。これにより、自宅で伝言板機能を設定し、検出した伝言文字情報の内容から予定が変わった場合でも、外出先からの送信操作で正しい伝言文字情報に変更できる。但し、DTMF信号の場合と違って、必ずしも留守録モードとしておく必要はない。
【0057】
また、第1伝言管理情報記憶領域28でなく第2伝言管理情報記憶領域29に例えば、「ママ」の如く、受信メールを伝言文字情報と扱うためのキーワードが登録されていた場合、コントロール部38は、受信メールのメールタイトルまたはメール本文中に第2伝言管理情報記憶領域29に記憶されたキーワードと一致する文字列が存在するかチェックし、存在するとき伝言板機能をオンし、メールタイトルとメール本文を合わせて伝言文字情報として表示対象伝言文字情報記憶領域27に書き込む。そして、LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回検出された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト34を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、今回検出した伝言文字情報を子機100の側へも出力する。
これにより、送信元メールアドレスの如何に関係なく、メール送信で伝言板機能を設定することもできる。
【0058】
(9)外からの伝言板機能設定・・情報配信
以上はお母さん(A)が伝言板機能を設定する場合につき説明したが、外部の特定の情報配信サービス事業者から配信情報を受信したとき、伝言板機能を設定して配信情報を表示させることもできる。
予め、第1、第2伝言管理情報記憶領域28、29でなく、第3伝言管理情報記憶領域30に情報配信元アドレスを登録しておく。例えば、スポーツ情報配信事業者の情報配信元アドレスを登録しておいた場合、当該スポーツ情報配信事業者から親機10宛に文字情報によりスポーツ情報配信がされると、データサービスセンタに一時記憶され、親機10宛に通信前情報通知サービスによる配信情報有りの通知がされる。データサービスセンタからの通知データはモデム部13で受信され、コントロール部38に入力される。コントロール部38は配信情報有りの通知に基づき、回線制御部11を制御し、オフフックとデータサービスセンタ宛のダイヤルトーン信号の送出をさせ、データサービスセンタが着信応答すると配信情報要求を行う。データサービスセンタからの配信情報はモデム部13で受信され、コントロール部38に入力される。コントロール部38は、受信配信情報の送信元アドレスをメモリ部24の第3伝言管理情報記憶領域30に記憶された送信元アドレスと一致するかチェックして伝言文字情報を検出する。ここでは一致したとすると伝言文字情報有りと判断し、伝言板機能をオンし、受信配信情報を伝言文字情報として表示対象伝言文字情報記憶領域27に書き込む。そして、LCD表示部33に待ち受け画面に代えて今回検出された伝言文字情報を表示させ、かつバックライト34を点灯させて目立たせ、ビープ音発生部16を駆動制御してビープ音を発生させて音でも伝言が有ることを強調する。また、検出した伝言文字情報を子機100の側へも出力する。
コントロール部38は配信情報受信後、回線制御部11をオンフックさせる。
【0059】
これにより、配信情報を受信したとき伝言板機能を設定して、自動表示させることができ、特別な操作をしなくても興味の有る情報をいち早く知ることができる。
なお、既に伝言板機能が設定されている状態で、配信情報による新たな伝言文字情報が入力されたとき、コントロール部38は既に表示されている伝言文字情報を消去し、新たな伝言文字情報を表示させる。必ずしも留守録モードとしておく必要がないことは、メール受信の場合と同様である。
【0060】
(10)通常の通話発信、通話着信
ユーザが親機10で電話を掛けたい場合、待ち受け状態で送受話器17を持ち挙げると、フックスイッチ36が開き、コントロール部38は回線制御部11を制御してオフフックさせるとともに、操作部37での相手先電話番号のダイヤル操作に従いダイヤルトーン信号を送出させる。この際、伝言板機能が解除していればLCD表示部33に相手先電話番号を表示させるとともに、バックライト34を点灯させる。伝言板機能が解除していなければ、LCD表示部33の伝言情報表示を一時的に消して相手先電話番号を一時的に表示させたあと、元の伝言情報表示状態に戻す。そして、通話路スイッチ部23を制御して回線制御部11と送受話器17を接続する。相手側が電話に出れば通話状態となり、通話後、送受話器17を下げると、フックスイッチ36が閉じ、コントロール部38は回線制御部11を制御してオンフックさせ、通話切断させる。そして、伝言板機能が解除していればLCD表示部33を元の待ち受け画面に戻し、バックライト34を消灯させる。
【0061】
若し、子機100で電話を掛けたい場合、操作部106でオフフックキーとダイヤルキーを操作すると、コントロール部111はオフフック信号とダイヤルキー信号を無線送受信部101、22を介して親機10のコントロール部38に出力し、この際、伝言板機能が解除していればLCD表示部108に相手先電話番号を表示させるとともに、バックライト109を点灯させる。伝言板機能が解除していなければ、LCD表示部108の伝言情報表示を一時的に消して相手先電話番号を一時的に表示させたあと、元の伝言情報表示状態に戻す。そして、コントロール部38は回線制御部11を制御してオフフックさせるとともに、ダイヤルトーン信号を送出させる。この際、伝言板機能が解除していればLCD表示部33に「子機使用中」を表示させるとともに、バックライト34を点灯させる。伝言板機能が解除していなければ、LCD表示部33の伝言情報表示を一時的に消して「子機使用中」を一時的に表示させたあと、元の伝言情報表示状態に戻す。そして、通話路スイッチ部23を制御して回線制御部11と無線送受信部22を接続する。相手側が電話に出れば通話状態となり、子機100の受話スピーカ102、送話マイク103で通話できる。通話後、子機100の操作部106でオンフックキーを操作すると、コントロール部111はオンフック信号を親機10へ出力し、伝言板機能が解除していればLCD表示部108を元の待ち受け画面に戻し、バックライト109を消灯させる。コントロール部38は回線制御部11を制御してオンフックさせ、通話切断させる。LCD表示部33を元の待ち受け画面に戻し、バックライト34を消灯させる。
【0062】
留守録モードオフ下の待ち受け状態で相手側から通話着信が有り、通話着信検出部14で検出されると、コントロール部38はリンガ部15を駆動制御して呼出し音を鳴らし、また、通話着信検出信号を子機100の側に送信させる。子機100のコントロール部111はリンガ部104を駆動制御して呼出し音を鳴らす。親機10で送受話器17を持ち上げれば、フックスイッチ36が開き、コントロール部38は回線制御部11に対しオフフック制御をし、通話状態とさせ、LCD表示部33の画面(伝言板機能がオンしているときは、伝言文字情報とOKボタンが隠れない位置)に通話経過時間を表示させるとともに、バックライト34を点灯させる。また、通話路スイッチ部23を制御して回線制御部11と送受話器17を接続する。若し、子機100でオフフックキーを操作したときは、コントロール部111はオフフック信号を親機10に出力し、この際、LCD表示部108の画面(伝言板機能がオンしているときは、伝言文字情報とOKボタンが隠れない位置)に通話経過時間を表示させるとともに、バックライト109を点灯させる。コントロール部38は回線制御部11を制御してオフフックさせて通話状態とさせ、この際、伝言板機能が解除していればLCD表示部33に「子機使用中」を表示させるとともに、バックライト34を点灯させる。伝言板機能が解除していなければ、LCD表示部33の伝言情報表示を一時的に消して「子機使用中」を一時的に表示させたあと、元の伝言情報表示状態に戻す。そして、通話路スイッチ部23を制御して回線制御部11と無線送受信部22を接続する。相手側が電話に出れば通話状態となり、子機100の受話スピーカ102、送話マイク103で通話できる。
【0063】
この実施の形態によれば、電話機で伝言板機能を実現でき、親機10のLCD表示部33、子機100のLCD表示部108に伝言板機能をオンして待ち受け画面の代わりに伝言文字情報を表示させておき、帰宅した家人が特別な呼出し操作をしなくても一目で簡単に伝言を知ることが可能とできる。伝言板機能の設定と伝言文字情報の入力は伝言者が外出する前に親機10または100で行えるが、外部からもDTMF信号送信、メール送信などにより、遠隔で入力できるので、急な予定変更があっても正しい情報を伝えることができる。また、配信情報を受信したときに伝言表示させることで、スポーツ情報、株式情報等、興味有る情報を見落とさないようにすることもできる。
【0064】
また、確認操作をしたとき、所定の宛て先に伝言確認応答情報を自動送信するので、とくに手間を掛けずに伝言者に確認済で有ることを知らせることができる。また、伝言文字情報の表示中、バックライト34、109を点灯したり、ビープ音を発生させたりして光と音で伝言の存在を気づかせることができ、見落としを防止することもできる。
更に、メモリ部24の表示対象の伝言文字情報記憶領域27には1つの伝言文字情報だけ記憶可能としてあり、伝言板機能がオンで現在、或る伝言文字情報を表示中に、外部から送信された新たな伝言文字情報が検出されたとき、伝言文字情報記憶領域27を上書きするようにしたので、別途記憶する場合に比べてメモリ容量を節約できる。
【0065】
なお、上記した実施の形態では、伝言文字情報記憶領域27には1つの伝言文字情報だけ記憶可能としたが、複数のM個記憶可能としておき、親機または子機で伝言文字情報が新たに入力されるか、外部から新たに伝言文字情報が受信され検出されたとき、伝言文字情報記憶領域27に追加して記憶するようにし、LCD表示部には一番最新に入力または検出された伝言文字情報をそれまで表示されていた伝言文字情報に上書きして表示し、確認操作がされる度に、LCD表示部にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、伝言文字情報記憶領域27からも削除し、次に新しい伝言文字情報を表示させるようにしても良い。
このようにすれば、或る伝言者からの伝言の確認前に他の伝言者からの伝言があっても、個々の伝言者の伝言文字情報を確実に知ることができ、とくに、家族からの伝言に加えて、情報配信事業者からの配信情報を伝言板機能で表示させる場合に便利である。
【0066】
また、伝言管理情報は、第1〜第3伝言管理情報記憶領域28〜30の内、いずれか1つだけ登録できるようにしたが、同時に複数登録できるようにし、メールを受信したとき、第1、第2伝言管理情報記憶領域28、29にいずれかの登録情報と条件が一致すれば伝言文字情報の受信有りとし、また配信情報を受信したとき、第3伝言管理情報記憶領域30の登録情報と条件が一致すれば伝言文字情報の受信有りと扱うようにしても良い。
【0067】
また、上記した実施の形態では、外部からはDTMF信号のほか、メール送信、情報配信でも伝言文字情報を伝達できるようにしたが、DTMF信号、メール送信、情報配信の内、1つまたは2つでできるようにしても良い。
また、外部からの伝言文字情報の伝達のほか、親機または子機でも伝言文字情報を入力できるようにしたが、外部からだけ伝言文字情報を送信できるようにしても良い。
【0068】
また、外部から送信された特定の送信元メールアドレスまたはメールタイトルまたはメール本文に特定の文字列(キーワード)を含むメール情報のメールタイトルとメール本文を伝言文字情報とするようにしたが、メールタイトルだけ伝言文字情報としたり、メール本文だけ伝言文字情報としたり、メールに添付された文字情報だけ伝言文字情報としたり、或いは、メールタイトルとメール本文と添付文字情報の全てを伝言文字情報としても良い。
また、上記した実施の形態では、伝言情報は文字情報としたが、文字情報の代わりに画像情報としても良い。例えば、外部から送信された特定の送信元メールアドレス、またはメールタイトルまたはメール本文に特定の文字列(キーワード)を含むメール情報を受信したとき、メールに添付された画像情報を伝言情報として、記憶及び伝言表示させるようにしても良く、同様に、外部から送信された特定の送信元アドレスからの配信情報を受信したとき、配信情報に含まれる画像情報を伝言情報として、記憶及び伝言表示させるようにしても良い。
【0069】
また、伝言確認応答情報は、第1、第2伝言確認応答情報記憶領域31、32のいずれか一方だけ登録できるようにしたが、両方に登録できるようにし、例えば、LCD表示部33の伝言情報表示画面に2つのOKボタン1、2が表示されるようにするとともに、これらOKボタン1、2と各々対応する2つのタッチキーを用意し、ユーザが確認応答をする際、OKボタン1がタッチされたときは、第1伝言確認応答情報記憶領域31に登録された条件で確認応答し、OKボタン2がタッチされたときは、第2伝言確認応答情報記憶領域32に登録された条件で確認応答するようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、電話機で伝言板機能を実現でき、表示手段に伝言文字情報を表示させて家人が特別な操作をしなくても簡単に伝言を知ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る親子式の固定電話機の親機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメモリ部の記憶内容の説明図である。
【図3】本発明の一つの実施の形態に係る親子式の固定電話機の子機の構成を示すブロック図である。
【図4】図1中のLCD表示部の表示内容の説明図である。
【図5】図1中のLCD表示部の表示内容の説明図である。
【図6】図1中のLCD表示部の表示内容の説明図である。
【符号の説明】
1 電話回線 10 親機
11 回線制御部 12 DTMF検出部
13 モデム部ス 14 通話着信検出部
16 ビープ音発生部 17 送受話器
18 拡声スピーカ 19 録音・再生部
20 録音媒体 21 音声合成部
23 通話路スイッチ部 24 メモリ部
33 LCD表示部 34 バックライト
35 タッチキー 36 フックスイッチ
37 操作部 38 コントロール部

Claims (28)

  1. 表示手段付の電話機において、
    伝言文字情報の入力を行う入力手段と、
    外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、
    入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    を備え、
    外部から電話回線を介して送信される伝言文字情報は、特定の送信元メールアドレスからのメール情報であり、
    検出手段は、受信メールの送信元メールアドレスが予め設定された伝言用メールアドレスと一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付文字情報を伝言文字情報とするようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  2. 表示手段付の電話機において、
    伝言文字情報の入力を行う入力手段と、
    外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、
    入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    を備え、
    外部から電話回線を介して送信される伝言文字情報は、メールタイトルまたはメール本文中に特定の文字列を含むメール情報であり、
    検出手段は、受信メールのメールタイトルまたは本文中の文字列が予め設定された伝言用文字列と一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付文字情報を伝言文字情報とするようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  3. 伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に、新たに入力手段で伝言文字情報が入力されるか、または検出手段で新たな伝言文字情報が検出されると、伝言文字情報記憶手段に上書きして記憶させるとともに、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、代わりに今回の伝言文字情報を表示させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項記載の電話機。
  4. 伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に、新たに入力手段で伝言文字情報が入力されるか、または検出手段で新たな伝言文字情報が検出されると、伝言文字情報記憶手段に上書きして記憶させるとともに、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、代わりに今回の伝言文字情報を表示させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項記載の電話機。
  5. 表示手段付の電話機において、
    伝言文字情報の入力を行う入力手段と、
    外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、
    入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    を備え、
    表示手段は、待ち受け時に所定の待ち受け画面を表示可能であり、
    伝言制御手段は、伝言文字情報記憶手段に表示すべき伝言文字情報がないときは待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面を表示させ、伝言文字情報記憶手段に表示すべき伝言文字情報があるときは、待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面に代えてまたは所定の待ち受け画面の一部の上に重ねて伝言文字情報を表示させるようにしたこと、
    特徴とする電話機。
  6. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に伝言確認操作がされると、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、所定の待ち受け画面を表示させること、
    を特徴とする請求項記載の電話機。
  7. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は表示手段に伝言文字情報を表示してから伝言確認操作がされるまでの間、光または音で伝言文字情報の存在を告知するようにしたこと、
    を特徴とする請求項1または3記載の電話機。
  8. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は表示手段に伝言文字情報を表示してから伝言確認操作がされるまでの間、光または音で伝言文字情報の存在を告知するようにしたこと、
    を特徴とする請求項2または4記載の電話機。
  9. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言文字情報を音声合成により音声に変換して出力する音声合成手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、表示中の伝言文字情報を音声合成手段により音声で出力させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項1または3記載の電話機。
  10. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言文字情報を音声合成により音声に変換して出力する音声合成手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、表示中の伝言文字情報を音声合成手段により音声で出力させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項2または4記載の電話機。
  11. 表示手段付の電話機において、
    伝言文字情報の入力を行う入力手段と、
    外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、
    入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言確認応答先電話番号を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させるようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  12. 伝言確認応答情報記憶手段には伝言確認応答先電話番号とともに所定の伝言確認応答メッセージを記憶しておき、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させ、通話状態になったあと所定の伝言確認応答メッセージを音声出力するようにしたこと、
    を特徴とする請求項11記載の電話機。
  13. 表示手段付の電話機において、
    伝言文字情報の入力を行う入力手段と、
    外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、
    入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言確認応答メール情報を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答メールを自動発信させるようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  14. 表示手段付の電話機において、
    伝言文字情報の入力を行う入力手段と、
    外部から電話回線を介して送信された伝言文字情報を検出する検出手段と、
    入力手段で入力された伝言文字情報または検出手段で検出された伝言文字情報を伝言文字情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に、新たに文字入力手段で伝言文字列が入力されるか、または検出手段で新たな伝言文字情報が検出されると、伝言文字情報記憶手段に追加して記憶させるとともに表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報に上書きして新たな伝言文字情報を表示させ、伝言確認操作がされる度に、表示手段にそれまで表示されていた伝言文字情報を消去し、次に新しい伝言文字情報を表示させるようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  15. 表示手段付の電話機において、
    外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、
    検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    を備え、
    外部から電話回線を介して送信される伝言情報は、特定の送信元メールアドレスからのメール情報であり、
    検出手段は、受信メールの送信元メールアドレスが予め設定された伝言用メールアドレスと一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付情報を伝言情報とするようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  16. 表示手段付の電話機において、
    外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、
    検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    を備え、
    外部から電話回線を介して送信される伝言情報は、メールタイトルまたはメール本文中に特定の文字列を含むメール情報であり、
    検出手段は、受信メールのメールタイトルまたは本文中の文字列が予め設定された伝言用文字列と一致するとき、メール本文またはメールタイトルまたはメール添付情報を伝言情報とするようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  17. 伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に検出手段で新たな伝言情報が検出されると、伝言情報記憶手段に上書きして記憶させるとともに、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、代わりに今回の伝言情報を表示させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項15記載の電話機。
  18. 伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に検出手段で新たな伝言情報が検出されると、伝言情報記憶手段に上書きして記憶させるとともに、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、代わりに今回の伝言情報を表示させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項16記載の電話機。
  19. 表示手段付の電話機において、
    外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、
    検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    を備え、
    表示手段は、待ち受け時に所定の待ち受け画面を表示可能であり、
    伝言制御手段は、伝言情報記憶手段に表示すべき伝言情報がないときは待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面を表示させ、伝言情報記憶手段に表示すべき伝言情報があるときは、待ち受け時に表示手段に所定の待ち受け画面に代えてまたは所定の待ち受け画面の一部の上に重ねて伝言情報を表示させるようにしたこと、
    特徴とする電話機。
  20. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に伝言確認操作がされると、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、所定の待ち受け画面を表示させること、
    を特徴とする請求項19記載の電話機。
  21. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は表示手段に伝言情報を表示してから伝言確認操作がされるまでの間、光または音で伝言情報の存在を告知するようにしたこと、
    を特徴とする請求項15または17記載の電話機。
  22. 伝言確認操作を行う伝言確認操作手段を設け、
    伝言制御手段は表示手段に伝言情報を表示してから伝言確認操作がされるまでの間、光または音で伝言情報の存在を告知するようにしたこと、
    を特徴とする請求項16または18記載の電話機。
  23. 伝言情報は文字情報であり、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言情報を音声合成により音声に変換して出力する音声合成手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、表示中の伝言情報を音声合成手段により音声で出力させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項15または17記載の電話機。
  24. 伝言情報は文字情報であり、伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言情報を音声合成により音声に変換して出力する音声合成手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、表示中の伝言情報を音声合成手段により音声で出力させるようにしたこと、
    を特徴とする請求項16または18記載の電話機。
  25. 表示手段付の電話機において、
    外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、
    検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言確認応答先電話番号を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させるようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  26. 伝言確認応答情報記憶手段には伝言確認応答先電話番号とともに所定の伝言確認応答メッセージを記憶しておき、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答先電話番号に自動発信させ、通話状態になったあと所定の伝言確認応答メッセージを音声出力するようにしたこと、
    を特徴とする請求項25記載の電話機。
  27. 表示手段付の電話機において、
    外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、
    検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表 示させる伝言制御手段と、
    伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    伝言確認応答メール情報を記憶した伝言確認応答情報記憶手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は伝言確認操作がされると、伝言確認応答情報記憶手段に記憶された伝言確認応答メールを自動発信させるようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
  28. 表示手段付の電話機において、
    外部から電話回線を介して送信された伝言情報を検出する検出手段と、
    検出手段で検出された伝言情報を伝言情報記憶手段に記憶させるとともに表示手段に表示させる伝言制御手段と、
    伝言確認操作を行う伝言確認操作手段と、
    を設け、
    伝言制御手段は、表示手段に伝言表示中に検出手段で新たな伝言情報が検出されると、伝言情報記憶手段に追加して記憶させるとともに表示手段にそれまで表示されていた伝言情報に上書きして新たな伝言情報を表示させ、伝言確認操作がされる度に、表示手段にそれまで表示されていた伝言情報を消去し、次に新しい伝言情報を表示させるようにしたこと、
    を特徴とする電話機。
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