JP2001203797A - 無線電話装置及び留守番応答方法 - Google Patents

無線電話装置及び留守番応答方法

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JP2001203797A
JP2001203797A JP2000008901A JP2000008901A JP2001203797A JP 2001203797 A JP2001203797 A JP 2001203797A JP 2000008901 A JP2000008901 A JP 2000008901A JP 2000008901 A JP2000008901 A JP 2000008901A JP 2001203797 A JP2001203797 A JP 2001203797A
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telephone number
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caller
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English (en)
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Toshiyuki Sugitani
俊幸 杉谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージ伝言の煩わしさを軽減することが
でき、また通信の秘密保護に優れ、さらに発信者の電話
番号に応じて着信を振り分けることができる無線電話装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 親機制御部114は、着信検知回路10
3にてサービス網からの着信が検知され、発信者の電話
番号が電話番号検出回路102で検出されると、検出さ
れた発信者の電話番号と子機によってあらかじめ登録さ
れ親機電話番号記憶部105に記憶されている子機関連
情報とを比較することにより、検出された発信者の電話
番号に対応する子機が存在するか否かの判定を行い、対
応する子機が存在する場合には対応する子機の呼出しを
行ない、対応する子機からの応答が無い場合は、自動応
答回路106において自動応答を行わせ、発信者からの
メッセージをメッセージ記憶部107に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信者の電話番号
が通知されるサービス網に接続された無線電話装置及び
その無線電話装置における留守番応答方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の子機が登録され、サー
ビス網に接続された親機で構成され、留守番電話機能を
有する無線電話装置すなわちコードレス電話装置が利用
されている。また、近年、PHSの普及に従い、1つの
デジタルコードレス電話装置の親機に各個人が有する公
衆用のPHS端末を子機として登録し、PHS端末をデ
ジタルコードレス電話装置の親機を介して有線のサービ
ス網に接続し、自営用のコードレス電話装置の子機とし
て、公衆、自営兼用で使用するユーザーが増えてきてい
る。
【0003】このような従来の無線電話装置において
は、サービス網から着信があった場合の呼び出し方法
は、すべての子機にてほぼ同時に着信の表示を行う呼び
出し方法がとられていた。すなわち、サービス網から着
信があった場合、親機と親機を待ち受け中の子機とのす
べてにおいてほぼ同時に、リンガーやバイブが起動さ
れ、着信の表示を行っていた。PHS端末を自営用のコ
ードレス電話装置の子機となし、それぞれのPHS端末
を各個人がパーソナルユースとして占有して使用してい
る場合においても、親機に有線のサービス網から着信が
あった場合、親機を含めすべての子機がほぼ同時に着信
の表示を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、複数の子
機と親機とから成る上記従来の無線電話装置では、着信
の際、すべての子機にほぼ同時に着信を知らせる表示を
行う呼び出し方法で着信の表示をおこなっていた為、登
録された子機が特定使用者のみが使用する子機であって
も、サービス網より発信者の電話番号が知らされた場合
に、その電話番号の発信者に関係する特定使用者が使用
する子機のみに着信を知らせることはできず、発信者が
接続を希望する以外の人に電話がかっかてきたことを知
られてしまうという問題点を有していた。また、特定使
用者が不在の場合、他の人が着信に応答し、発信者のメ
ッセージを聞き、特定使用者に伝えなければならず、煩
雑であるという問題点を有していた。
【0005】この無線電話装置および留守番応答方法で
は、メッセージ伝言の煩わしさを軽減することができ、
また通信の秘密保護に優れ、さらに発信者の電話番号に
応じて着信を振り分けることが要求されている。
【0006】本発明は、この要求を満たすため、メッセ
ージ伝言の煩わしさを軽減することができ、また通信の
秘密保護に優れ、さらに発信者の電話番号に応じて着信
を振り分けることができる無線電話装置、および、メッ
セージ伝言の煩わしさを軽減し、また通信の秘密保護に
優れ、さらに発信者の電話番号に応じて着信を振り分け
る留守番応答方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の無線電話装置は、複数の子機と子機と送受信
を行う親機とを有する無線電話装置であって、親機は、
サービス網に接続する回線インターフェイス回路と、回
線インターフェイス回路に接続されサービス網からの着
信を検出する着信検出回路と、回線インターフェイス回
路に接続され着信時にサービス網から通知される発信者
の電話番号を検出する電話番号検出回路と、サービス網
からの着信に対して自動応答を行う自動応答回路と、発
信者のメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、子機
から伝達された特定相手の電話番号と伝達した子機を特
定する子機情報とを含む子機関連情報を記憶する親機電
話番号記憶部と、子機との通信を行う親機無線部と、全
体を制御する親機制御部とを有し、子機は、特定相手の
電話番号が記憶された子機電話番号記憶部と、子機電話
番号記憶部に記憶された特定相手の電話番号を親機に伝
達する子機無線部と、全体を制御する子機制御部とを有
し、親機制御部は、着信検知回路にてサービス網からの
着信が検知され、発信者の電話番号が電話番号検出回路
で検出されると、検出された発信者の電話番号と子機に
よってあらかじめ登録され親機電話番号記憶部に記憶さ
れている子機関連情報とを比較することにより、検出さ
れた発信者の電話番号に対応する子機が存在するか否か
の判定を行い、対応する子機が存在する場合には対応す
る子機の呼出しを行ない、対応する子機からの応答が無
い場合は、自動応答回路において自動応答を行わせ、発
信者からのメッセージをメッセージ記憶部に記憶させる
構成を備えている。
【0008】これにより、メッセージ伝言の煩わしさを
軽減することができ、また通信の秘密保護に優れ、さら
に発信者の電話番号に応じて着信を振り分けることがで
きる無線電話装置が得られる。
【0009】上記課題を解決するために本発明の留守番
応答方法は、複数の子機と子機と送受信を行う親機とを
有する無線電話装置における留守番応答方法であって、
子機に特定相手の電話番号を記憶し、記憶した特定相手
の電話番号を子機から親機に転送し、転送した特定相手
の電話番号と転送してきた子機を特定する子機情報とを
含む子機関連情報を親機に記憶し、サービス網からの着
信の際、サービス網から送られてくる発信者の電話番号
を親機で検出し、検出した発信者の電話番号と親機に記
憶した特定相手の電話番号とが一致した場合、一致した
電話番号と記憶した子機関連情報とに基づいて子機関連
情報に対応する子機の呼出しを開始し、対応する子機か
らの応答が無い場合は、サービス網からの着信に自動応
答し、発信者に対してメッセージの入力を促すメッセー
ジを出力し、発信者からのメッセージを親機に記憶する
構成を備えている。
【0010】これにより、メッセージ伝言の煩わしさを
軽減し、また通信の秘密保護に優れ、さらに発信者の電
話番号に応じて着信を振り分ける留守番応答方法が得ら
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の無線電
話装置は、複数の子機と子機と送受信を行う親機とを有
する無線電話装置であって、親機は、サービス網に接続
する回線インターフェイス回路と、回線インターフェイ
ス回路に接続されサービス網からの着信を検出する着信
検出回路と、回線インターフェイス回路に接続され着信
時にサービス網から通知される発信者の電話番号を検出
する電話番号検出回路と、サービス網からの着信に対し
て自動応答を行う自動応答回路と、発信者のメッセージ
を記憶するメッセージ記憶部と、子機から伝達された特
定相手の電話番号と伝達した子機を特定する子機情報と
を含む子機関連情報を記憶する親機電話番号記憶部と、
子機との通信を行う親機無線部と、全体を制御する親機
制御部とを有し、子機は、特定相手の電話番号が記憶さ
れた子機電話番号記憶部と、子機電話番号記憶部に記憶
された特定相手の電話番号を親機に伝達する子機無線部
と、全体を制御する子機制御部とを有し、親機制御部
は、着信検知回路にてサービス網からの着信が検知さ
れ、発信者の電話番号が電話番号検出回路で検出される
と、検出された発信者の電話番号と子機によってあらか
じめ登録され親機電話番号記憶部に記憶されている子機
関連情報とを比較することにより、検出された発信者の
電話番号に対応する子機が存在するか否かの判定を行
い、対応する子機が存在する場合には対応する子機の呼
出しを行ない、対応する子機からの応答が無い場合は、
自動応答回路において自動応答を行わせ、発信者からの
メッセージをメッセージ記憶部に記憶させることとした
ものである。
【0012】この構成により、子機が保有する特定相手
の電話番号を無線信号によって親機に転送し、親機電話
番号記憶部に子機から伝達された特定相手の電話番号と
伝送した子機を特定する子機情報とが記憶されるという
作用を有し、また、発信者の電話番号に応じて特定の子
機のみに着信表示を行い、該当子機からの応答が無い場
合、自動で留守番応答がはたらき、発信者のメッセージ
が記憶されるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の無線電話装置は、請求項
1に記載の無線電話装置において、親機制御部は、メッ
セージ記憶部にメッセージと共に対応する子機を特定す
る子機情報を記憶し、対応する子機からメッセージ再生
要求があった場合には、再生要求のあったメッセージを
再生することとしたものである。
【0014】この構成により、親機に記憶されたメッセ
ージは要求に応じて再生され、必要ならば対応する子機
に送信し得るという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の無線電話装置は、請求項
1に記載の無線電話装置において、親機制御部は、メッ
セージ記憶部にメッセージと共に対応する子機を特定す
る暗証番号を記憶し、暗証番号が入力された場合、対応
する子機宛てのメッセージを再生することとしたもので
ある。
【0016】この構成により、親機に記憶されたメッセ
ージは要求に応じて再生され、必要ならば対応する子機
に送信されるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の留守番応答方法は、複数
の子機と子機と送受信を行う親機とを有する無線電話装
置における留守番応答方法であって、子機に特定相手の
電話番号を記憶し、記憶した特定相手の電話番号を子機
から親機に転送し、転送した特定相手の電話番号と転送
してきた子機を特定する子機情報とを含む子機関連情報
を親機に記憶し、サービス網からの着信の際、サービス
網から送られてくる発信者の電話番号を親機で検出し、
検出した発信者の電話番号と親機に記憶した特定相手の
電話番号とが一致した場合、一致した電話番号と記憶し
た子機関連情報とに基づいて子機関連情報に対応する子
機の呼出しを開始し、対応する子機からの応答が無い場
合は、サービス網からの着信に自動応答し、発信者に対
してメッセージの入力を促すメッセージを出力し、発信
者からのメッセージを親機に記憶することとしたもので
ある。
【0018】この構成により、子機が保有する特定相手
の電話番号を無線信号によって親機に転送し、親機電話
番号記憶部に子機から伝達された特定相手の電話番号と
伝送した子機を特定する子機情報とが記憶されるという
作用を有し、発信者の電話番号に応じて特定の子機のみ
に着信表示を行い、該当子機からの応答が無い場合、自
動で留守番応答がはたらき、発信者のメッセージが記憶
されるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による無線電話装置を示すブロック図である。
【0021】図1において、100はサービス網に接続
されたコードレス電話装置(無線電話装置)の親機、1
01は親機100の設けられサービス網と親機100の
接続部分となる回線インターフェイス回路(回線I/F
回路)、102は着信の際サービス網から回線インター
フェイス回路101を介して伝えられた発信者の電話番
号を検出し発信者の電話番号の情報を出力する電話番号
検出回路、103はサービス網から回線インターフェイ
ス回路101を介して伝えられた着信信号を検知し着信
検知信号を出力する着信検知回路、104は発信者のメ
ッセージが文字メール等のデジタル情報だった場合にそ
の内容を表示する親機表示部、105は電話番号検出回
路102にて検出された電話番号に応じてどの子機に着
信をしらせるかを決める情報が記憶される親機電話番号
記憶部、106はサービス網からの着信に子機からの応
答がない場合に着信に自動応答し発信者に伝言等のメッ
セージの入力を促すメッセージを出力する自動応答回
路、107は発信者が入力したメッセージを記憶するメ
ッセージ記憶部、108は音声信号や呼び出しの為の制
御信号を無線信号に変換し送信すると共に受信した無線
信号から音声信号や制御信号を復調する親機無線部、1
09は無線信号の送受信の為のアンテナ、110は通話
時に音声を入力するマイク、111は通話時の音声や音
声の伝言メッセージを出力するスピーカー、112はメ
ッセージ再生等のコマンドを入力する親機キー操作部、
113はメッセージの再生や通話音声の処理を行なう親
機音声処理回路、114は親機100全体の制御を行う
親機制御部である。
【0022】また、200は親機100に登録された第
1の子機、201は無線信号を送受信する為のアンテ
ナ、202は音声信号や呼び出しの為の制御信号を無線
信号に変換し送信すると共に受信した無線信号から音声
信号や制御信号を復調する子機無線部、203は入力さ
れた電話番号を記憶する子機電話番号記憶部、204は
電話番号入力や着信応答の為のキーが備えられた子機キ
ー操作部、205は通話時の音声の増幅やメッセージ再
生時の音声処理等を行う子機音声処理回路、206は通
話時に音声を入力するマイク、207は通話時に音声の
出力を行なったり音声の伝言メッセージの出力を行なう
スピーカー、208は親機100からの着信が検知され
たときに着信中であることを光、文字、絵などで表示し
たり、発信者から送られてきたメッセージが文字メッセ
ージ等のデジタル情報だった場合にメッセージの表示を
行なう子機表示部、209は子機200全体の制御を行
う子機制御部である。
【0023】さらに、300は親機100に登録された
第2の子機である。第2の子機300の構成要素301
〜309は第1の子機の構成要素201〜209に相当
するものなので、その説明は省略する。
【0024】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、その着信時動作の説明を行う。
【0025】まず、親機電話番号記憶部105の設定に
ついて説明を行う。親機100の親機電話番号記憶部1
05に特定相手の電話番号を設定するためには、まず、
子機200、子機300の子機電話番号記憶部203、
303に特定相手の電話番号を記憶させる必要がある。
【0026】子機200を例に、特定相手の電話番号の
記憶方法について述べると、使用者は、子機キー操作部
204より登録したい特定相手の電話番号を入力し、登
録のためのコマンドを入力すると、子機制御部209
は、子機キー操作部204より入力された電話番号を子
機電話番号記憶部203に記憶する。また、別の方法と
して、PHS端末のように子機単体で公衆回線に発着信
可能なデジタルコードレス電話装置の子機では、子機が
直接公衆網からの着信を受け、その際に公衆網から知ら
される発信者の電話番号を子機電話番号記憶部203に
記憶することも可能である。
【0027】以上のようにして子機電話番号記憶部20
3に記憶された特定相手の電話番号は、子機キー操作部
204より電話番号転送のためのコマンドを入力するこ
とによって、親機100へ転送される。子機キー操作部
204にて電話番号転送のコマンドが入力され、子機制
御部209がコマンドを検知すると、子機制御部209
は、子機無線部202を起動し、親機100との無線の
リンクを確立するための親機100への呼出し信号の送
信と親機100からの応答を受信するための受信とを開
始する。親機100への送信信号あるいは親機100か
らの受信信号は、それぞれアンテナ201を介して入出
力される。親機100では、親機無線部108は常時あ
るいは定期的に親機制御部114より受信が起動されて
おり、アンテナ109を介して入力される子機からの呼
出し信号を検出している。親機制御部114にて子機か
らの呼出し信号が検出されると、親機制御部114は、
親機無線部108の送信回路を起動し、該当子機に対す
る応答をアンテナ109を介して送信する。
【0028】子機制御部209は、親機100からの応
答を受信すると、子機電話番号記憶部203に記憶され
ていた電話番号の一部または全部を読み出し、電話番号
の情報を子機無線部202に送り、無線信号として親機
100に送信する。このとき送信される電話番号は、子
機キー操作部204からの操作によって、子機電話番号
記憶部203に記憶されている電話番号の中から一部ま
たは全部が選択されることにより送信されるものであ
る。親機制御部114は、子機200からの呼出しに対
する応答信号を送信するように制御した後は、親機無線
部108を子機200から送信されてくる電話番号の情
報が含まれる無線信号の受信が可能になるように制御す
る。電話番号の情報が含まれる無線信号が受信され親機
制御部114に伝えられると、親機制御部114は、電
話番号の情報と送ってきた子機を識別する子機番号(例
えば子機情報や暗証番号)とを合わせた子機関連情報を
親機電話番号記憶部105に記憶させる。なお、子機の
識別は、子機から送られてくる呼出し信号と電話番号の
情報との一方又は両方に信号や情報の一部として一緒に
送られてくる子機のIDや内線番号等によって行なう。
【0029】以上、子機200を例に電話番号の記憶方
法について述べたが、子機300においても同様の方法
にて電話番号の記憶、親機100への転送が行なわれ
る。
【0030】(表1)に、親機100の電話番号記憶部
105に記憶された発信者電話番号と子機200、30
0との対応データを示す。
【0031】
【表1】
【0032】(表1)においては、該当子機によって登
録された電話番号を「1」、未登録の電話番号を「0」
として表示している。すなわち、子機200からは00
01、0003、0004の電話番号が、子機300か
らは0002、0003、0005の電話番号が上記の
方法によって親機100に転送され、記憶された例を示
している。例に示すように、同一の電話番号が異なる子
機によって重複して転送記憶された場合は、親機100
は、各々の子機から該当する電話番号が送られてきたこ
とを記憶する。
【0033】次に、以上の方法で親機電話番号記憶部1
05に電話番号の情報が記憶された親機100にサービ
ス網から着信があった場合の動作について説明を行な
う。
【0034】サービス網からの着信の場合、まず発信者
の電話番号の情報を含む信号がサービス網から送られて
くる。発信者の電話番号の情報を含んだ信号は、回線イ
ンターフェイス回路101を介して親機100に取り込
まれ、電話番号検出回路102に伝えられる。電話番号
検出回路102では、サービス網からの信号から発信者
の電話番号を読み出し、親機制御部114に伝える。続
いてサービス網から着信を示す着信信号が送られてく
る。着信信号は回線インターフェイス回路101を介し
て親機100に取り込まれる。着信検知回路103は、
着信信号を検出すると、着信中であることを親機制御部
114に伝える。親機制御部114では、着信中である
ことが伝えられると、電話番号検出回路102で検出さ
れた発信者の電話番号と親機電話番号機記憶部105に
記憶された電話番号情報とを比較する。発信者の電話番
号と同一の電話番号が親機電話番号記憶部105に登録
されていた場合、親機制御部114は、その電話番号を
登録した子機に対して着信表示を行うように制御を行
う。子機に着信表示をする場合は、親機制御部114
は、該当子機に着信中であることを知らせる制御信号を
親機無線部108を用いて無線信号に変調し、アンテナ
109より送信する。
【0035】一方、子機200、300では、それぞれ
の子機制御部209、309は、それぞれの子機無線部
202、302を、親機100からの着信中を知らせる
無線信号を受信可能な待ち受け状態になるように制御す
る。すなわち、親機100からの着信を知らせる無線信
号は、それぞれのアンテナ201、301を介し、子機
無線部202、203に伝えられ、復調される。復調信
号は子機制御部209、309に伝えられる。子機制御
部209、309は、復調された信号が自分に着信を知
らせる制御信号だった場合、各々の表示部208、30
8を着信中を示す表示になるように制御する。ここで、
親機100が呼び出そうとする子機が親機100からの
呼出しに応答できない状態、すなわち、親機100の電
波の届かない場所に位置しているとか、電源が切られて
いるとか、子機の使用者が子機の呼出し表示に応答でき
ないとかの状態にある等の理由により親機100の呼出
しに対し一定時間経過後も子機が応答しなかった場合
や、該当子機が内線通話等で既に使用中であり接続がで
きない状態にある場合には、親機制御部114は、自動
応答回路106を起動し、サービス網からの着信に応答
し、自動応答回路106よりサービス網すなわち発信者
に対して留守番応答のメッセージを流し、伝言メッセー
ジの入力を促す。また、親機制御部114は、メッセー
ジ記憶部107を起動し、発信者からの伝言メッセージ
を記録する。
【0036】上記の構成及び制御によって、親機100
の電話番号記憶部105の内容が(表1)に示す状態の
とき、“0001”の電話番号の発信者から着信があっ
た場合は、親機100は、子機200の呼出しを行な
う。この時、子機200からの着信応答が無い場合は、
留守番応答状態になり、発信者の伝言メッセージの記録
を行なう。また、“0003”の電話番号の発信者から
着信があった場合は、親機100は、子機200及び子
機300の呼出しを行なう。この時、子機200、子機
300両方の子機からの着信応答が無い場合は、留守番
応答状態になり、発信者の伝言メッセージの記録を行な
う。
【0037】メッセージの再生は、親機キー操作部11
2からのメッセージ再生コマンドの入力によって行なわ
れる。メッセージ再生コマンドが入力され親機制御部1
14で検知されると、親機制御部114は、メッセージ
記憶部107を起動し、メッセージの再生を行なう。メ
ッセージは、親機音声処理回路113を介し、スピーカ
ー111より出力される。上記例はメッセージが音声信
号の場合を示したが、メッセージが文字メール等のデジ
タル信号である場合は、メッセージは親機表示部104
に表示される。
【0038】以上のように本実施の形態では、親機制御
部114は、着信検知回路103にてサービス網からの
着信が検知され、発信者の電話番号が電話番号検出回路
102で検出されると、検出された発信者の電話番号と
子機によってあらかじめ登録され親機電話番号記憶部1
05に記憶されている子機関連情報とを比較することに
より、検出された発信者の電話番号に対応する子機が存
在するか否かの判定を行い、対応する子機が存在する場
合には対応する子機の呼出しを行ない、対応する子機か
らの応答が無い場合は、自動応答回路106において自
動応答を行わせ、発信者からのメッセージをメッセージ
記憶部107に記憶させるようにしたことにより、発信
者の電話番号に応じて特定の子機のみに着信表示を行
い、該当子機からの応答が無い場合、自動で留守番応答
がはたらき、発信者のメッセージを記憶することができ
るので、メッセージ伝言の煩わしさを軽減することがで
きると共に、発信者の電話番号に応じて着信を対応する
子機に振り分けることができる。
【0039】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる無線電話装置の構成は実施の形態1の場合と同様に
図1の構成である。
【0040】このような本実施の形態におけるメッセー
ジ再生方法について説明する。このメッセージ再生方法
は、実施の形態1で示したメッセージの再生方法とは異
なる別の方法である。
【0041】実施の形態1では、メッセージの再生を親
機100のキー操作部112からのコマンドによって許
可しているが、本実施の形態では、子機からの要求での
みメッセージの再生が行なわれる。親機100は、発信
者からのメッセージをメッセージ記憶部107に記憶す
る際、どの子機宛てのメッセージであったかを合わせて
記憶する。すなわち、実施の形態1で述べたように親機
電話番号記憶部105にて電話番号と子機との対応が記
憶されていた場合、“0001”の電話番号の発信者か
らの着信に対し、子機200を呼出し、子機200から
の応答が無く、自動応答にて発信者のメッセージを記憶
した場合は、そのメッセージが子機200へのメッセー
ジであることを判別できるように、メッセージと併せ
て、呼出した子機の番号を記憶しておく。
【0042】メッセージを聴取したい場合、子機200
の使用者は、子機キー操作部204よりメッセージ再生
要求のコマンドを入力する。子機制御部209でメッセ
ージ再生コマンドが検知されると、子機無線部202を
起動し、無線信号にて親機100にメッセージ再生の要
求を行なう。親機100の制御部114では、子機20
0からの無線信号が受信され、メッセージ再生要求であ
ったばあい、メッセージ記憶部107に記憶されたメッ
セージを検索し、子機200宛てのメッセージがあれ
ば、該当メッセージの再生を行なう。メッセージが音声
信号であった場合は、メッセージは、親機音声処理回路
113を介し、スピーカー111より出力され、デジタ
ル情報であった場合は、親機表示部104に表示され
る。また、再生の異なる方法として、メッセージを無線
信号にのせ、子機200におくり、子機200の無線部
202で受信されたメッセージを、メッセージが音声信
号であった場合は子機音声処理回路205を介してスピ
ーカー207にて再生し、デジタル情報であった場合は
子機表示部208に表示する方法もある以上のように本
実施の形態では、メッセージ記憶部107にメッセージ
と共に対応する子機を特定する子機情報を記憶し、対応
する子機からメッセージ再生要求があった場合には、再
生要求のあったメッセージを再生するようにしたことに
より、親機100に記憶されたメッセージを要求に応じ
て再生することができ、必要ならば対応する子機に送信
することができるので、メッセージ伝言の煩わしさを軽
減することができ、また通信の秘密を確実に保護するこ
とができる。
【0043】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる無線電話装置の構成は実施の形態1の場合と同様に
図1の構成である。
【0044】このような本実施の形態におけるメッセー
ジ再生方法について説明する。このメッセージ再生方法
は、実施の形態1、2で示したメッセージの再生方法と
は異なる別の方法である。
【0045】本実施の形態では、実施の形態1における
動作に加え、次の動作が付け加えられる。
【0046】本実施の形態による無線電話装置はあらか
じめ、メッセージ記憶部107の内容を再生するため
に、子機毎に設定される暗証番号の入力を要求する。そ
のため使用者はあらかじめ、各登録された子機ごとの暗
証番号を設定・登録しておく必要がある。この暗証番号
の登録は、親機100のキー操作部112から行なわ
れ、暗証番号の入力モードの選択コマンド、子機番号、
暗証番号の入力によって行なわれる。
【0047】また、別の設定方法の例として、子機側の
操作によって暗証番号を設定する方法がある。この場合
は、子機200のキー操作部204より、暗証番号の登
録コマンドと暗証番号を入力する。その場合、暗証番号
は子機のIDや内線番号等の子機を識別する情報ととも
に、無線信号で親機100に送られる。親機100は、
子機から暗証番号が送られてくると、暗証番号と子機の
番号を記憶する。
【0048】メッセージの再生は次のようにして行なわ
れる。使用者は、親機100のキー操作部112よりメ
ッセージ再生要求のコマンドと暗証番号を入力する。親
機制御部114でメッセージ再生コマンドと暗証番号が
検知されると、入力された暗証番号と登録されている暗
証番号とを比較し、一致した場合、暗証番号が一致した
子機宛てのメッセージの再生を行なうために、メッセー
ジ記憶部107に記憶されたメッセージを検索し、子機
200宛てのメッセージがあれば、該当メッセージの再
生を行なう。メッセージは、親機音声処理回路113を
介し、スピーカー111より出力される。
【0049】また、別の再生方法として、暗証番号を子
機200のキー操作部204より入力する方法が挙げら
れる。暗証番号を子機200で入力する場合、子機20
0の使用者は、子機200のキー操作部204よりメッ
セージ再生要求のコマンドと暗証番号を入力する。その
場合、メッセージ再生要求のコマンドと暗証番号は子機
のIDや内線番号等の子機を識別する情報とともに、無
線信号で親機100に送られる。親機100は、子機2
00から暗証番号が送られてくると、送られてきた暗証
番号と登録されている暗証番号とを比較し、一致した場
合、暗証番号が一致した子機200宛てのメッセージの
再生を行なうために、メッセージ記憶部107に記憶さ
れたメッセージを検索し、子機200宛てのメッセージ
があれば、該当メッセージの再生を行なう。メッセージ
は、親機音声処理回路113を介し、スピーカー111
より出力される。
【0050】上記説明では、メッセージの再生を親機1
00のスピーカー111を用いて出力する方法について
述べたが、別の再生方法として、メッセージを無線信号
にのせ、子機200におくり、子機200の無線部20
2で受信されたメッセージを子機音声処理回路205を
介してスピーカー207にて再生する方法もある。さら
に、メッセージがデジタル情報であった場合は、実施の
形態1で述べたように親機100の表示部104、子機
200の表示部208にデジタル情報のメッセージを表
示することが可能である。
【0051】以上のように本実施の形態では、メッセー
ジ記憶部107にメッセージと共に対応する子機を特定
する暗証番号を記憶し、暗証番号が入力された場合、対
応する子機宛てのメッセージを再生するようにしたこと
により、親機に記憶されたメッセージを要求に応じて再
生することができ、必要ならば対応する子機に送信する
ことができるので、メッセージ伝言の煩わしさを軽減す
ることができ、また通信の秘密を確実に保護することが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の無線電話装置によれば、複数の子機と子機と送受
信を行う親機とを有する無線電話装置であって、親機
は、サービス網に接続する回線インターフェイス回路
と、回線インターフェイス回路に接続されサービス網か
らの着信を検出する着信検出回路と、回線インターフェ
イス回路に接続され着信時にサービス網から通知される
発信者の電話番号を検出する電話番号検出回路と、サー
ビス網からの着信に対して自動応答を行う自動応答回路
と、発信者のメッセージを記憶するメッセージ記憶部
と、子機から伝達された特定相手の電話番号と伝達した
子機を特定する子機情報とを含む子機関連情報を記憶す
る親機電話番号記憶部と、子機との通信を行う親機無線
部と、全体を制御する親機制御部とを有し、子機は、特
定相手の電話番号が記憶された子機電話番号記憶部と、
子機電話番号記憶部に記憶された特定相手の電話番号を
親機に伝達する子機無線部と、全体を制御する子機制御
部とを有し、親機制御部は、着信検知回路にてサービス
網からの着信が検知され、発信者の電話番号が電話番号
検出回路で検出されると、検出された発信者の電話番号
と子機によってあらかじめ登録され親機電話番号記憶部
に記憶されている子機関連情報とを比較することによ
り、検出された発信者の電話番号に対応する子機が存在
するか否かの判定を行い、対応する子機が存在する場合
には対応する子機の呼出しを行ない、対応する子機から
の応答が無い場合は、自動応答回路において自動応答を
行わせ、発信者からのメッセージをメッセージ記憶部に
記憶させることにより、発信者の電話番号に応じて特定
の子機のみに着信表示を行い、該当子機からの応答が無
い場合、自動で留守番応答がはたらき、発信者のメッセ
ージを記憶することができるので、メッセージ伝言の煩
わしさを軽減することができると共に、発信者の電話番
号に応じて着信を対応する子機に振り分けることができ
るという有利な効果が得られる。また、子機の有する電
話番号情報を転送することによって伝言メッセージの記
憶を行う発信者の電話番号の設定を行えることとすれ
ば、自らが電話帳データや着信電話番号履歴などの電話
番号情報を有するPHS端末のような子機を用いた場合
には、電話番号の設定が容易に行えると同時に、親機に
データ設定のためのキー操作部等の入力手段を設ける必
要がなく、親機のコスト削減が図れるという有利な効果
が得られる。さらに、子機が保有する特定相手の電話番
号を無線信号によって親機に転送し、親機電話番号記憶
部に子機から伝達された特定相手の電話番号と伝送した
子機を特定する子機情報とを記憶することができるとい
う有利な効果が得られる。
【0053】請求項2に記載の無線電話装置によれば、
請求項1に記載の無線電話装置において、親機制御部
は、メッセージ記憶部にメッセージと共に対応する子機
を特定する子機情報を記憶し、対応する子機からメッセ
ージ再生要求があった場合には、再生要求のあったメッ
セージを再生することにより、親機に記憶されたメッセ
ージを要求に応じて再生することができ、必要ならば対
応する子機に送信することができるので、メッセージ伝
言の煩わしさを軽減することができ、また通信の秘密を
確実に保護することができるという有利な効果が得られ
る。
【0054】請求項3に記載の無線電話装置によれば、
請求項1に記載の無線電話装置において、親機制御部
は、メッセージ記憶部にメッセージと共に対応する子機
を特定する暗証番号を記憶し、暗証番号が入力された場
合、対応する子機宛てのメッセージを再生することによ
り、親機に記憶されたメッセージを要求に応じて再生す
ることができ、必要ならば対応する子機に送信すること
ができるので、メッセージ伝言の煩わしさを軽減するこ
とができ、また通信の秘密を確実に保護することができ
るという有利な効果が得られる。
【0055】請求項4に記載の留守番応答方法によれ
ば、複数の子機と子機と送受信を行う親機とを有する無
線電話装置における留守番応答方法であって、子機に特
定相手の電話番号を記憶し、記憶した特定相手の電話番
号を子機から親機に転送し、転送した特定相手の電話番
号と転送してきた子機を特定する子機情報とを含む子機
関連情報を親機に記憶し、サービス網からの着信の際、
サービス網から送られてくる発信者の電話番号を親機で
検出し、検出した発信者の電話番号と親機に記憶した特
定相手の電話番号とが一致した場合、一致した電話番号
と記憶した子機関連情報とに基づいて子機関連情報に対
応する子機の呼出しを開始し、対応する子機からの応答
が無い場合は、サービス網からの着信に自動応答し、発
信者に対してメッセージの入力を促すメッセージを出力
し、発信者からのメッセージを親機に記憶することによ
り、発信者の電話番号に応じて特定の子機のみに着信表
示を行い、該当子機からの応答が無い場合、自動で留守
番応答がはたらき、発信者のメッセージを記憶すること
ができるので、メッセージ伝言の煩わしさを軽減するこ
とができると共に、発信者の電話番号に応じて着信を対
応する子機に振り分けることができるという有利な効果
が得られる。また、子機が保有する特定相手の電話番号
を無線信号によって親機に転送し、親機電話番号記憶部
に子機から伝達された特定相手の電話番号と伝送した子
機を特定する子機情報とを記憶することができるという
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3による無線電話
装置を示すブロック図
【符号の説明】
101 回線インターフェイス回路 102 電話番号検出回路 103 着信検出回路 104 親機表示部 105 親機電話番号記憶部 106 自動応答回路 107 メッセージ記憶部 108 親機無線部 109、201、301 アンテナ 110、206、306 マイク 111、207、307 スピーカー 112 親機キー操作部 113 親機音声処理回路 114 親機制御部 202、302 子機無線部 203、303 子機電話番号記憶部 204、304 子機キー操作部 205、305 子機音声処理回路 208、308 子機表示部 209、309 子機制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の子機と前記子機と送受信を行う親機
    とを有する無線電話装置であって、 前記親機は、サービス網に接続する回線インターフェイ
    ス回路と、前記回線インターフェイス回路に接続されサ
    ービス網からの着信を検出する着信検出回路と、前記回
    線インターフェイス回路に接続され着信時にサービス網
    から通知される発信者の電話番号を検出する電話番号検
    出回路と、サービス網からの着信に対して自動応答を行
    う自動応答回路と、発信者のメッセージを記憶するメッ
    セージ記憶部と、前記子機から伝達された特定相手の電
    話番号と前記伝達した子機を特定する子機情報とを含む
    子機関連情報を記憶する親機電話番号記憶部と、前記子
    機との通信を行う親機無線部と、全体を制御する親機制
    御部とを有し、 前記子機は、前記特定相手の電話番号が記憶された子機
    電話番号記憶部と、前記子機電話番号記憶部に記憶され
    た前記特定相手の電話番号を前記親機に伝達する子機無
    線部と、全体を制御する子機制御部とを有し、 前記親機制御部は、前記着信検知回路にてサービス網か
    らの着信が検知され、発信者の電話番号が前記電話番号
    検出回路で検出されると、前記検出された発信者の電話
    番号と前記子機によってあらかじめ登録され前記親機電
    話番号記憶部に記憶されている前記子機関連情報とを比
    較することにより、前記検出された発信者の電話番号に
    対応する子機が存在するか否かの判定を行い、前記対応
    する子機が存在する場合には前記対応する子機の呼出し
    を行ない、前記対応する子機からの応答が無い場合は、
    前記自動応答回路において自動応答を行わせ、前記発信
    者からのメッセージを前記メッセージ記憶部に記憶させ
    ることを特徴とする無線電話装置。
  2. 【請求項2】前記親機制御部は、前記メッセージ記憶部
    にメッセージと共に前記対応する子機を特定する子機情
    報を記憶し、前記対応する子機からメッセージ再生要求
    があった場合には、前記再生要求のあったメッセージを
    再生することを特徴とする請求項1に記載の無線電話装
    置。
  3. 【請求項3】前記親機制御部は、前記メッセージ記憶部
    にメッセージと共に前記対応する子機を特定する暗証番
    号を記憶し、前記暗証番号が入力された場合、前記対応
    する子機宛てのメッセージを再生することを特徴とする
    請求項1に記載の無線電話装置。
  4. 【請求項4】複数の子機と前記子機と送受信を行う親機
    とを有する無線電話装置における留守番応答方法であっ
    て、前記子機に特定相手の電話番号を記憶し、前記記憶
    した特定相手の電話番号を前記子機から前記親機に転送
    し、前記転送した特定相手の電話番号と転送してきた子
    機を特定する子機情報とを含む子機関連情報を前記親機
    に記憶し、サービス網からの着信の際、サービス網から
    送られてくる発信者の電話番号を前記親機で検出し、前
    記検出した発信者の電話番号と前記親機に記憶した特定
    相手の電話番号とが一致した場合、前記一致した電話番
    号と前記記憶した子機関連情報とに基づいて前記子機関
    連情報に対応する子機の呼出しを開始し、前記対応する
    子機からの応答が無い場合は、サービス網からの着信に
    自動応答し、前記発信者に対してメッセージの入力を促
    すメッセージを出力し、前記発信者からのメッセージを
    前記親機に記憶することを特徴とする留守番応答方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290578A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Kyocera Corp 基地局および移動局

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009290578A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Kyocera Corp 基地局および移動局

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