JP2001007921A - コードレス電話 - Google Patents

コードレス電話

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JP2001007921A
JP2001007921A JP17903799A JP17903799A JP2001007921A JP 2001007921 A JP2001007921 A JP 2001007921A JP 17903799 A JP17903799 A JP 17903799A JP 17903799 A JP17903799 A JP 17903799A JP 2001007921 A JP2001007921 A JP 2001007921A
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slave unit
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JP17903799A
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Nobuhisa Takahashi
伸久 高橋
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各子機または親機に識別名称を登録できるよ
うにすることにより、この識別名称により留守電時の応
答メッセージを行ったり、内線呼出時に表示したりする
ことを可能としたコードレス電話を提供すること。 【解決手段】 子機50より優先着信を行う電話番号が
入力されてその登録操作が行われると(S100〜S1
04)、親機10にその電話番号が送信されて記憶され
る(S120)。また、自分(子機50)を識別するた
めの名前の登録操作を行うと(S106〜S110)、
親機10にその名前データが送信されて記憶される(S
122)。さらに、応答メッセージの選択操作が行われ
てその登録操作が行われると(S112,S114)、
親機10に選択した種別が記憶される(S124)。留
守電設定を行った後、優先番号登録した電話機から着信
があると、選択した応答メッセージ種別で応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコードレス電話、よ
り具体的には親機またはこれと無線リンクで接続される
子機を識別するための名称を登録することができる識別
名称登録機能付きコードレス電話に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者の多様なニーズにより、種
々の機能を備えた電話機が一般家庭等で使用されてい
る。その中で最も普及している電話システムとして、公
衆回線に接続される親機と、この親機と無線にリンクに
より接続される子機とで構成されるコードレス電話シス
テムがある。この種の電話システムでは、着信がある
と、通常、親機と子機との両方から着信を知らせる着信
音が出力される。
【0003】一方、発呼者端末の電話番号を着信側電話
機の表示部に表示する発信電話番号通知サービス(ナン
バーディスプレイサービス(日本電信電話株式会社))
が開始され、付加価値サービスとして加入者が利用でき
るようになっている。このような発信電話番号通知サー
ビスにより、着信側では電話にでる前に発呼者の電話番
号を確認することができるようになった。また、応答前
に発信側の電話番号を知ることができることを利用し
て、種々のサービスが電話機側に追加されている。その
中の一つに、例えばコードレス電話の親機または各子機
に発呼者に応じて直接着信を行う着信優先機能がある。
【0004】この機能は親機と子機より同時に着信音を
鳴らすのでは無く、着信優先を設定した電話番号から着
信があると、この電話番号を設定した親機または子機の
みより着信音を鳴らす機能である。また、親機と子機の
両方で不在時に留守録を行える留守電機能があれば、こ
の機能と着信優先機能とを組み合わせて使用することが
できる。これら機能を組み合わせることで、着信優先を
設定した電話番号から着信があると、これを登録した電
話機は相手からの音声メッセージを直接録音することが
できる。したがって、電話機毎によりプライベートな使
い方ができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな留守番機能と着信優先機能とを組み合わせると、確
かに電話機毎にプライベートな使い方ができるが、留守
電にした場合の着信時の応答メッセージは固定の音声合
成かまたは自分で録音した音声メッセージのいずれかし
かなかった。すなわち、例えば各子機のマイクから自分
の音声を録音することにより自分専用の応答メッセージ
を作成してこれを使用するか、またはあらかじめ電話機
に登録されている固定の応答メッセージのうちのいずれ
かしか選択することができなかった。
【0006】また、子機から親機を内線で呼び出す場
合、親機の表示部には子機に設定されている例えば一桁
の識別番号である数字が表示されるだけなので、どの子
機から電話がかかってきたのかが直ぐに判断できないと
いう問題もあった。これは親機から子機を呼び出す場合
も同じであった。本発明はこのような従来技術の課題を
解決し、各子機または親機に識別名称を登録できるよう
にすることにより、この識別名称により留守電時の応答
メッセージを行ったり、内線呼出時に表示したりするこ
とを可能としたコードレス電話を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、親機と無線リンクで接続される子機を備
えたコードレス電話において、親機および子機の何れか
一方または両方は、この親機と無線リンクで接続される
各子機の識別名称を任意に登録する登録手段を備え、登
録手段によって登録された子機の識別名称が前記親機の
記憶手段に記憶される。
【0008】また、本発明によれば、着信があるとこれ
に自動応答して発呼者からのメッセージを録音する留守
電機能と、子機毎に優先着信させる電話番号を登録する
ことができる子機優先着信機能とを備えた、親機と少な
くとも1台の子機により構成されるコードレス電話は、
着信時に受信した発呼者端末の電話番号を検出する発信
者番号検出手段と、子機毎に登録された優先着信させる
電話番号を記憶する優先着信番号記憶手段と、子機毎に
任意の識別名称を登録する識別名称登録手段と、登録手
段によって登録された子機の識別名称を記憶する記憶手
段と、留守電機能により自動応答した際に前記発呼者に
対して、名前発生メッセージ、録音メッセージおよび固
定メッセージの中から設定した応答メッセージを送出す
る音声合成機能を備えた応答メッセージ送出手段とを有
する。そして、着信があると、留守電機能のモードに設
定されているか否かが検出される。この留守電機能のモ
ードに設定されている場合には発信者番号検出手段で検
出した電話番号が子機に優先着信させる電話番号である
かが検出され、優先着信させる電話番号の場合にはこの
優先着信させる子機の応答メッセージの設定が参照さ
れ、応答メッセージの設定が名前発生メッセージの場合
には、記憶手段に記憶された識別名称により応答メッセ
ージを音声合成して送出する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるコードレス電話の実施の形態を詳細に説明する。図
3および図4には、本発明によるコードレス電話の実施
の形態を示す親機と子機の機能ブロック図がそれぞれ示
されている。
【0010】図3において、親機10は、アナログ公衆
網に接続された発信電話番号通知サービスに対応可能な
電話機である。なお、この発信電話番号通知サービスと
は加入者が網会社に対して契約するサービス機能であ
り、このサービスに加入すると発呼者端末の電話番号が
着信時に送られてくる。極性一致回路12は、網側交換
機の回線(以後、加入者線と称す)に接続され、この回
線電圧の極性を一致させるための回路であり、ダイオー
ドによる全波整流回路により構成されている。リンガー
検出回路16は、同様に網側交換機の加入者線に接続さ
れ、網側交換機からの呼出信号を検出する検出回路であ
る。リンガー検出回路16は、マイクロコンピュータ2
4にも接続され、呼出信号を検出するとこのコンピュー
タ24に通知する。
【0011】フックスイッチ14は、親機10または子
機50(図4参照)よりオフフック操作が行われると回
線ループを形成する回路である。フックスイッチ14
は、極性一致回路12に接続されるトランジスタ14a
とマイクロコンピュータ24に制御されるトランジスタ
14bの2つのスイッチング素子により構成されてい
る。親機10または子機50よりオフフック操作(応答
操作)が行われると、マイクロコンピュータ24がトラ
ンジスタ14bを制御してトランジスタ14aを導通状
態にし、極性一致回路12とスピーチネットワーク18
とを接続する。
【0012】スピーチネットワーク18は2線−4線変
換を行う回路である。すなわち、スピーチネットワーク
18により、2線式の加入者線の信号が4線式の信号に
変換されてコーラーIDIC20に送られる。コーラー
IDIC20はモデムデータの解析を行う回路である。
具体的には、コーラーIDIC20は、スピーチネット
ワーク18を介して着信時に加入者線より送られてきた
発呼者端末の電話番号である発信番号のデータを解析
し、その解析結果をマイクロコンピュータ24に通知す
る。
【0013】RFモジュール22はオーディオ信号の変
調・検波を行う回路である。すなわち、RFモジュール
22は、子機50とのやりとりのために、音声信号を変
調してアンテナを介して出力するとともに、アンテナを
介して受信した変調信号の検波を行う。RFモジュール
22はまた、マイクロコンピュータ24よりリンガー発
生のコマンドを入力すると、このコマンドを変調してア
ンテナを介して子機50に送る。アンプ26はマイクロ
コンピュータ24より入力したオーディオ信号の増幅を
行う増幅器である。アンプ26で増幅された信号はスピ
ーカ28より出力される。
【0014】マイクロコンピュータ24は親機10の全
体を制御する制御回路である。すなわち、マイクロコン
ピュータ24は、通話に伴う各種の処理の他に親機10
における各種サービス機能に伴う処理を行う。具体的に
は、本実施の形態によるコードレス電話では、親機10
およびこれと無線リンクにより接続される各子機50に
それぞれ、優先着信を行う電話番号や各電話機毎に固有
の名前を識別名称として登録することができる。
【0015】マイクロコンピュータ24は、優先着信を
行う電話番号の登録操作が行われると、その内容を不揮
発性メモリであるフラッシュメモリ32のメモリ1に書
き込む。図5(1)は子機50が3台(子機A、子機
B、子機C)のときのメモリ1の登録例を示した説明図
である。図5(1)に示すように、この例では各子機5
0毎に30個まで優先着信を行う電話番号を登録するこ
とが可能である。このような登録操作を行うことによっ
て、例えば子機AのNO.1に登録されている電話番号
“0123456789”より着信があると、マイクロ
コンピュータ24は子機Aに対してのみ着信処理を実行
する。
【0016】より具体的には、マイクロコンピュータ2
4は、発信番号表示機能がオン状態に設定されている
と、着信時に一旦回線の補足を行なって網側より送られ
てきた電話番号をコーラーIDIC20で解析する。そ
して、解析したこの電話番号と図5(1)に登録されて
いる電話番号とを比較し、該当する電話番号があった場
合には、この電話番号を登録した子機への着信処理を実
行する。
【0017】また、図5(2)は、メモリ2の登録例を
示したものであり、子機Aに「ハヤカワ」、子機Bに
「マサユキ」、子機Cには固有の名前を登録しなかった
場合が示されている。このように子機50に名前を登録
すると、内線呼出しを行った際に着信側の表示部に登録
した名前が表示される。例えば子機Aを子供部屋で使用
するような場合、子機Aに子供の名前を登録しておけ
ば、子機Aより親機10を呼出(通話)したり、他の子
機BまたはCを呼出(通話)しているときに、登録した
名前が相手方に送られて表示部に表示される。
【0018】また、本実施の形態のコードレス電話では
各子機50毎に留守電機能を設定することができ、その
ときの応答メッセージをメモリ2に登録した名前により
行うことができる。すなわち、留守電機能を設定したと
きの応答メッセージを、あらかじめ電話機に固定で登録
されている固定メッセージと、購入後に録音した録音メ
ッセージと、メモリ2に登録した名前により応答する名
前発生メッセージの中から選択することができる。フラ
ッシュメモリ32のメモリ3は、各子機50の応答メッ
セージの種別を登録する登録エリアである。図5(3)
は、子機Aに「名前発生メッセージ」を、子機Bに「録
音メッセージ」を、子機Cに「固定メッセージ」をそれ
ぞれ登録したときの登録例を示したものである。
【0019】図3に戻って、フラッシュメモリ32に
は、メモリ1、メモリ2およびメモリ3に示した登録内
容の他に、使用者が後から登録した電話番号等が記憶さ
れる。キーマトリクス30は外線発信または内線発信を
行う場合の電話番号を入力するキー操作部である。キー
マトリクス30はまた、図5(1)に示したメモリ1に
登録する電話番号や図5(2)に示した名前を入力した
り、図5(3)に示す応答メッセージ種別を指定する。
【0020】表示部34は、キーマトリクス30で入力
された電話番号や、着信時に網より受信した発呼者端末
の電話番号を表示する。表示部34はまた、子機50か
ら内線呼出しがあった場合や通話中、この子機50が図
5(2)に示すように名前が登録されていれば、登録さ
れている名前が表示される。音声録音・再生/音声合成
回路36は、留守電時の応答メッセージの録音/再生ま
たは音声合成を行う回路であり、DSPや音声メモリに
より構成されている。例えば、応答メッセージの種別が
名前発生メッセージの場合、メモリ2に登録された名前
データが音声合成されて発呼者に送られる。
【0021】図4に示した子機50は、RFモジュール
52、マイクロコンピュータ54、アンプ56、スピー
カ58、キーマトリクス60、E2 PROM62および
表示部64により構成されている。RFモジュール5
2、アンプ56、スピーカ58、キーマトリクス60お
よび表示部64はそれぞれ、図3に示したRFモジュー
ル22、アンプ26、スピーカ28、キーマトリクス3
0および表示部34と実質的に同じ機能の回路である。
【0022】マイクロコンピュータ54は子機50の全
体を制御する制御回路である。マイクロコンピュータ5
4は、通常の通話処理の他に、キーマトリクス60によ
り優先着信を行う電話番号、子機の名前登録または応答
メッセージ種別の選択操作が行われると、RFモジュー
ル52およびアンテナを介してこれらデータを親機10
に送信する。親機10ではこれらデータを受信すると、
マイクロコンピュータ24によってフラッシュメモリ3
2への書込み処理が行われる。
【0023】図1は子機50から親機10に対して優先
番号登録操作、名前の登録操作および応答メッセージの
選択操作後に、留守電の設定を行ったときの処理シーケ
ンスを示したものである。以下、図1、図3および図4
を用いてこれら処理シーケンスを説明する。子機50の
キーマトリクス60により優先番号登録処理が選択さ
れ、優先番号が入力されると(S100)、その電話番
号が表示部64に表示される(S102)。
【0024】表示部64に表示された電話番号を確認
後、確定操作を実行すると(S104)、マイクロコン
ピュータ54は入力された電話番号をRFモジュール5
2を介して親機10に送信する。親機10のマイクロコ
ンピュータ24は、RFモジュール22を介して優先着
信を行う電話番号を受信すると、フラッシュメモリ32
のメモリ1に記憶する。具体的には、例えば親機10が
子機A(図5(1)参照)より“012345678
9”の電話番号を、優先着信を行う電話番号として初め
て受信すると、登録エリアの1番目(先頭)にこの“0
111111111”電話番号を登録する。
【0025】次に、子機50の名前の登録操作がキーマ
トリクス60により行われると(S106)、入力した
名前が表示部64に表示される(S108)。表示され
た名前を確認後、確定操作が行なわれると、マイクロコ
ンピュータ54はRFモジュール52を介して入力され
た名前を親機10に送信する(S110)。親機10の
マイクロコンピュータ24は、子機50より送られてき
た名前のデータをRFモジュール22を介して受信する
と、その内容をメモリ2に記憶する(S122)。具体
的には、親機10が例えば「ハヤカワ」という名前のデ
ータを子機A(図5(2)参照)より受信すると、フラ
ッシュメモリ32におけるメモリ2の子機Aのエリアに
「ハヤカワ」という文字を登録する。
【0026】次に、子機50の留守電時における応答メ
ッセージ種別の選択操作がキーマトリクス60により行
われると(S112)、マイクロコンピュータ54はR
Fモジュール52を介して親機10に選択したメッセー
ジ種別を送信する(S114)。親機10のマイクロコ
ンピュータ24は、RFモジュール22を介して選択し
たメッセージ種別を受信すると、その内容をフラッシュ
メモリ32のメモリ3に記憶する(S124)。
【0027】子機50が選択できる応答メッセージ種別
は、ここでは電話機に初めから登録されている固定音声
(1)と、使用者が録音した録音メッセージ(2)と、
メモリ2(図5(2)参照)に登録された名前で応答す
る名前発生メッセージ(3)とがある。例えば図5
(3)の子機Aに示すように名前発生メッセージ(3)
が選択されると、メモリ2に登録された子機Aの「ハヤ
カワ」により音声録音・再生/音声合成回路36によっ
て音声合成された応答メッセージが発呼者に送られる。
具体的には、「はい、『ハヤカワ』です。只今留守にし
ておりますので、ご用件を録音して下さい。」等の応答
メッセージであり、『』で囲まれた部分に登録された名
前データが挿入された状態で音声合成されて送出され
る。
【0028】図1に戻って、ステップS114の送信処
理を行った後、キーマトリクスの操作により留守電がセ
ットされると、子機50は留守電モードに移行する。な
お、優先番号入力、名前登録および応答メッセージの選
択操作は親機10の不揮発性メモリであるフラッシュメ
モリ32に記憶されるので、一度登録すれば留守電をセ
ットする度に登録操作を行う必要は勿論無い。
【0029】図2は着信時における親機10の動作を示
したフローチャートである。以下、図2および図3を用
いて着信時における親機10の動作を説明する。着信が
あると、マイクロコンピュータ24は一旦回線の捕捉を
行って、網側より送られてきた電話番号をコーラーID
IC20で解析する(S200)。マイクロコンピュー
タ24は、ステップS200で解析した電話番号がフラ
ッシュメモリ32のメモリ1に登録されているか否かを
判断し、登録されている場合には通話のための回線の捕
捉を行う(S204)。
【0030】また、メモリ1に登録されていない場合に
は親機10のリンガーを鳴動させる通常の着信処理を実
行する(S206)。また、マイクロコンピュータ24
は、ステップS200で解析した電話番号を登録した子
機50に留守電モードが設定されているか否かを判断し
(S210)、留守電モードが設定されていればフラッ
シュメモリ32のメモリ3を参照して応答メッセージ種
別を確認する(S214)。
【0031】その結果、固定メッセージに設定されてい
れば固定メッセージによる応答を、録音メッセージに設
定されていれば録音メッセージによる応答を、名前発生
メッセージに設定されていれば名前発生メッセージを、
それぞれ音声録音・再生/音声合成回路36によって発
呼者に送出する(S216)。この応答メッセージ送出
後に発呼者より音声メッセージを受信すると、マイクロ
コンピュータ24はその内容を音声録音・再生/音声合
成回路36に録音する(S218)。その後、設定され
た録音時間が経過するか、相手の切断を認識(ビジート
ーン検出)すると、録音を終了し回線を解放する。な
お、本実施の形態では優先電話番号の登録、名前および
応答メッセージの種別の指定を子機50を例に説明した
が、これらは特に子機50のみに限定されるものではな
く、親機10に登録することも可能である。
【0032】以上、詳細に説明したように本実施の形態
によれば、留守電における子機50の応答メッセージの
バリエーションが増える。また、応答メッセージに登録
した名前を加えることで発呼者に誰にかかったかを知ら
せることができる。さらに、各々の子機50に名前を付
けることができることで留守電用応答メッセージ以外に
も、例えば内線で呼び出したり、通話したときに相手に
対して登録した名前を表示させることができる。
【0033】
【発明の効果】このように本発明のコードレス電話によ
れば、電話機毎に識別名称を登録することができるの
で、これを利用した各種サービスを使用者に提供するこ
とができる。一例として、留守電時における応答メッセ
ージを登録した識別名称により行ったり、内線呼出しや
通話時に相手方に登録した識別名称を表示させること等
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコードレス電話の実施の形態を示
す登録処理(優先番号、名前、応答メッセージ種別)の
フロー図。
【図2】本実施の形態におけるコードレス電話の着信時
の動作を示す処理フロー。
【図3】本発明によるコードレス電話の親機の実施の形
態を示す機能ブロック図。
【図4】本発明によるコードレス電話の子機の実施の形
態を示す機能ブロック図。
【図5】図3に示した親機におけるメモリ構成例を示し
た説明図。
【符号の説明】
10 親機 12 極性一致回路 14 フックスイッチ 16 リンガー検出回路 18 スピーチネットワーク 20 コーラーIDIC 22,52 RFモジュール 24,54 マイクロコンピュータ 26,56 アンプ 28,58 スピーカ 30,60 キーマトリクス 32 フラッシュメモリ 34,64 表示部 36 音声録音・再生/音声合成回路 50 子機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109T 109L Fターム(参考) 5K027 AA12 BB04 EE15 FF03 FF22 HH21 HH23 JJ03 JJ07 MM17 5K036 AA01 AA07 BB11 EE13 JJ04 JJ12 KK07 KK09 5K039 AA02 BB01 BB05 CC03 CC07 DD01 EE01 EE17 HH16 HH19 JJ04 JJ07 5K067 AA21 AA34 BB08 DD13 DD17 DD23 EE02 EE10 FF02 FF23 FF40 GG12 GG13 HH05 HH06 HH22 HH23 JJ17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と無線リンクで接続される子機を備
    えたコードレス電話において、 前記親機および子機の何れか一方または両方は、この親
    機と無線リンクで接続される各子機の識別名称を任意に
    登録する登録手段を備え、 前記登録手段によって登録された子機の識別名称が前記
    親機の記憶手段に記憶されることを特徴とするコードレ
    ス電話。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコードレス電話におい
    て、前記子機より親機(または他の子機)に対して内線
    呼び出しが行なわれると、前記記憶手段に記憶された当
    該子機の識別名称が前記親機(または他の子機)に送信
    され、この親機(または他の子機)の表示部に当該子機
    の識別名称が表示されることを特徴とするコードレス電
    話。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコードレス電話におい
    て、前記登録手段は前記親機の識別名称も登録可能であ
    り、この登録手段によってこの親機の識別名称が前記記
    憶手段に記憶されると、 前記親機から前記子機に対して内線呼び出し行った際
    に、この親機の識別名称が前記子機に送信され、この子
    機の表示部に当該親機の識別名称が表示されることを特
    徴とするコードレス電話。
  4. 【請求項4】 着信があるとこれに自動応答して発呼者
    からのメッセージを録音する留守電機能と、子機毎に優
    先着信させる電話番号を登録することができる子機優先
    着信機能とを備えた、親機と少なくとも1台の子機によ
    り構成されるコードレス電話において、 着信時に受信した発呼者端末の電話番号を検出する発信
    者番号検出手段と、 前記子機毎に登録された優先着信させる電話番号を記憶
    する優先着信番号記憶手段と、 前記子機毎に任意の識別名称を登録する識別名称登録手
    段と、 前記登録手段によって登録された子機の識別名称を記憶
    する記憶手段と、 前記留守電機能により自動応答した際に前記発呼者に対
    して、名前発生メッセージ、録音メッセージおよび固定
    メッセージの中から設定した応答メッセージを送出する
    音声合成機能を備えた応答メッセージ送出手段とを有
    し、 着信があると、前記留守電機能のモードに設定されてい
    るか否かが検出され、この留守電機能のモードに設定さ
    れている場合には前記発信者番号検出手段で検出した電
    話番号が前記子機に優先着信させる電話番号であるかが
    検出され、優先着信させる電話番号の場合にはこの優先
    着信させる子機の応答メッセージの設定が参照され、応
    答メッセージの設定が名前発生メッセージの場合には、
    前記記憶手段に記憶された識別名称により応答メッセー
    ジを音声合成して送出することを特徴とするコードレス
    電話。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコードレス電話におい
    て、 前記優先着信番号記憶手段は優先着信させる電話番号の
    指定先として親機を選択することができ、 前記登録手段は前記親機の識別名称を登録可能であり、 前記登録手段によって登録された親機の識別名称は前記
    記憶手段に記憶され、 着信があると、前記留守電機能のモードに設定されてい
    るか否かが検出され、この留守電機能のモードに設定さ
    れている場合には前記発信者番号検出手段で検出した電
    話番号が前記子機または親機に優先着信させる電話番号
    であるかが検出され、前記親機に優先着信させる電話番
    号の場合には親機に優先着信させる応答メッセージの設
    定が参照され、応答メッセージの設定が名前発生メッセ
    ージの場合には、前記記憶手段に記憶された識別名称に
    より応答メッセージを送出することを特徴とするコード
    レス電話。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7471958B2 (en) 2002-05-15 2008-12-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cordless telephone system, telephone equipment and terminal device used in cordless telephone system

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