JP3692775B2 - 電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電話装置に関し、特に、発呼側装置からの着呼に伴う呼出音の鳴動中に、その呼出音の鳴動をキー操作によって禁止することができる電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話装置の中には、発呼側装置からの着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止する機能を備えたものがある。この機能を備えた電話装置では、予め、かかる機能をオン状態に設定する必要がある。即ち、受信者によってかかる機能が予めオン状態に設定されると、発呼側装置からの着呼があっても、その着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止することができる。よって、受信者は、発呼側装置からの着呼による煩わしさを解消することができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる機能では、発呼側装置からの着呼に伴う呼出音の鳴動中に、その呼出音の鳴動を禁止することができない。よって、受信者は、着呼に伴う呼出音の鳴動中に、心境や状況に応じて、その呼出音の鳴動を禁止することができないという問題点があった。
【0004】
本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、発呼側装置からの着呼に伴う呼出音の鳴動中に、その呼出音の鳴動をキー操作によって禁止することができる電話装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の電話装置は、キー部材が配設されている入力手段と、発呼側装置からの着呼に伴い呼出音を鳴動する鳴動手段とを備えており、前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記鳴動手段による鳴動を禁止する鳴動禁止手段と、前記鳴動手段により鳴動される呼出音の音量を増減する音量増減手段と、回線の閉結前に交換機側から送られる発呼側装置の電話番号を受信可能な受信手段と、その受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号を表示可能な表示手段と、その表示手段による発呼側装置の電話番号の表示中かつ前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記鳴動禁止手段を作動する作動手段と、前記表示手段による発呼側装置の電話番号の非表示中かつ前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記音量増減手段を作動する鳴動音制御手段とを備えている。
請求項1記載の電話装置によれば、鳴動手段による呼出音の鳴動中に入力手段のキー部材が操作された場合に、発呼側装置の電話番号が表示手段に表示されていれば、作動手段により鳴動禁止手段が作動され、呼出音の鳴動が禁止される。一方、かかる場合に、発呼側装置の電話番号が表示手段に表示されていなければ、鳴動音制御手段により音量増減手段が作動され、同様のキー操作により、呼出音の音量が増減される。
【0006】
請求項2記載の電話装置は、請求項1記載の電話装置において、前記発呼側装置からの着呼が途絶えた場合に、前記鳴動禁止手段による鳴動の禁止を解除する解除手段を備えている。
【0007】
請求項3記載の電話装置は、請求項1または2に記載の電話装置において、回線の閉結前に交換機側から送られる発呼側装置の電話番号を受信可能な受信手段と、前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号を記憶する記憶手段と、新たに発呼側装置からの着呼があった場合に、前記受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号と前記記憶手段に記憶されている発呼側装置の電話番号とが一致するか否かを判断する判断手段と、その判断手段により発呼側装置の電話番号が一致すると判断された場合に、前記鳴動手段による鳴動を禁止する番号鳴動禁止手段とを備えている。
【0008】
請求項3記載の電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置と同様に作用する上、鳴動手段による呼出音の鳴動中に入力手段のキー部材が操作されると、受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号が記憶手段に記憶される。ここで新たに発呼側装置からの着呼があると、判断手段によって、受信手段により受信されたその新たに着呼のあった発呼側装置の電話番号と記憶手段に記憶されている先の発呼側装置の電話番号とが一致するか否かが判断される。判断の結果、両電話番号が一致する場合には、番号鳴動禁止手段によって鳴動手段による鳴動が自動的に禁止される。
【0009】
【0010】
【0011】
請求項4記載の電話装置は、請求項1から3のいずれかに記載の電話装置において、前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、回線を閉結し、発呼側装置に対して所定のメッセージを通知するメッセージ通知手段を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ装置1の外観斜視図である。ファクシミリ装置1の本体2の側部には、受話器3が取り付けられている。受話器3は非通話時には本体2に設けられた図示しないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げられて使用される。前者をオンフック状態、後者をオフフック状態と称している。
【0013】
本体2の上面前部には複数のキー4aを備えた操作パネル4が設けられ、その操作パネル4の左後部には、発信電話番号表示サービス(「ナンバーディスプレー」、「Caller ID」)によって交換機29から送られる発呼側装置(発信者)の電話番号(発信者番号)を表示するための液晶表示器(LCD)5が設けられている。
【0014】
ここで、発信電話番号表示サービスとは、被呼側装置が当該サービスに加入している場合に、交換機から発信者番号を被呼側装置へ送信するサービスである。発信者番号が送信されるタイミングは、日本やイギリスでは、呼出信号の直前の無音区間であり、アメリカでは、最初の呼出信号と次の呼出信号との間の無音区間である。このため発信者番号は、受信者によって被呼側装置の受話器が取り上げられる前に(受話器がオンフック状態のまま)被呼側装置によって受信される。よって、このサービスを利用すれば、被呼側装置の受話器を取り上げる前に、発信者番号を被呼側装置の表示器(例えば、LCD5)へ表示して、受信者に発信者を認識させることができる。
【0015】
操作パネル4の左端部には、上から順に鳴動禁止キー4bと留守キー4cとが設けられている。鳴動禁止キー4bは、発呼側装置からの着呼(呼出信号の着信)に伴う呼出音の鳴動中に、その呼出音の鳴動を禁止するためのものである。受信者は、着呼があった場合の心境や状況に応じて、鳴動禁止キー4bを押下することにより、即座に呼出音の鳴動を禁止することができるのである。
【0016】
留守キー4cは、発呼側装置からの着呼があった場合に、発呼側装置に対して所定のメッセージを通知するためのものである。ファクシミリ装置1は、着呼に伴う呼出音の鳴動中に、受信者によって留守キー4cが押下されると、即座に電話回線を閉結し、発呼側装置に対して留守であることを示すメッセージを通知する。即ち、呼出音の鳴動中であっても、受信者による留守キー4cの押下により、着呼のあった発呼側装置に対して、直ちに留守番モードを起動することができるのである。
【0017】
操作パネル4の右端部には、呼出音の音量を増減するための音量調節キー4dが設けられている。着呼がない待ち受け状態の場合や、着呼に伴う呼出音の鳴動中であって発信者番号がLCD5に表示されていない場合に、受信者により音量調節キー4dが押下されると、呼出音の音量がそのキー4d操作に応じて増減される。一方、着呼に伴う呼出音の鳴動中であって、発信者番号がLCD5に表示されている場合に、音量調節キー4dが一回でも押下されると、即座に呼出音の鳴動が禁止される。
【0018】
なお、ファクシミリ装置1は、この操作パネル4上に設けられた各キー4aが押下されることにより操作され、その操作された状態や操作手順などはLCD5に表示される。
【0019】
操作パネル4及びLCD5の後部には原稿挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原稿は、この原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入され、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出される。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が設けられており、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印刷に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられた記録紙排出口8から排出される。本体2の一側面には、着呼があった場合の呼出音の鳴動を行うためのスピーカ28が設けられている。
【0020】
図2は、本ファクシミリ装置1の電気的構成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1には、CPU11、ROM12、EEPROM13、RAM14、画像メモリ15、音声メモリ16、音声LSI17、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下「NCU」と称す)19、モデム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ25、操作パネル4、アンプ27及び検出回路33が備えられ、これらはバスライン30を介して互いに接続されている。
【0021】
NCU19は回線制御を行うためのものであり、ファクシミリ装置1はこのNCU19を介して電話回線31に接続されている。NCU19は、交換機29から送信される呼出信号や発信者番号などを受信するとともに、操作パネル4上のキー4a操作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機29へ送信したり、更には通話時におけるアナログ音声信号の送受信を行うものである。
【0022】
検出回路33は、交換機29とファクシミリ装置1とを接続している電話回線31の極性反転を検出するためのものである。発呼側装置からファクシミリ装置1へ発呼されると、交換機29は、最初に、ファクシミリ装置1と交換機29とを接続している電話回線31の極性反転を行う。電話回線31の極性は、通常、交換機29側に設けられている直流電源(電池)(図示せず)によって、電話回線31のL1側がマイナスに、L2側がプラスにされている。よって、電話回線31の極性反転が行われると、電話回線31のL1側がプラスに、L2側がマイナスに反転されるのである。極性反転後、交換機29とファクシミリ装置1との間で、呼出信号や発信者番号などの各種信号が送受信される。なお、電話回線31の極性は、呼出信号に応じて受信者が受話器3を取り上げることにより、L1側がマイナスに、L2側がプラスに復極される。
【0023】
CPU11は、NCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン30により接続された各部を制御してファクシミリ動作や電話動作、即ち、データ通信を実行するものである。CPU11は、交換機29から呼出信号を受信したことを認識すると、呼出信号のタイミングと同期して呼出音をスピーカ28から鳴動させる。しかし、呼出音の鳴動中に鳴動禁止キー4bが押下された場合、着呼した発呼側装置の電話番号が後述する鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されている場合、若しくは、後述する就寝フラグ14bがオンである場合には、交換機29から呼出信号を受信しても、呼出音をスピーカ28から鳴動させず、呼出音の鳴動を禁止する。ROM12は、このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリであり、図3から図5までのフローチャートに示すプログラムは、このROM12内に格納されている。
【0024】
EEPROM13は書換可能な不揮発性のメモリであり、EEPROM13へ記憶されたデータは、ファクシミリ装置1の電源オフ後も保持される。このEEPROM13は、鳴動禁止先番号メモリ13aを備えている。鳴動禁止先番号メモリ13aは、着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止する発信者番号を記憶するためのメモリである。着呼に伴う呼出音の鳴動中に、受信者によって鳴動禁止キー4bが押下されると、その着呼のあった発呼側装置の電話番号が鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶される。この鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されている発呼側装置から再び着呼があった場合には、鳴動禁止キー4bが押下されなくても、その着呼に伴う呼出音の鳴動が禁止される。
【0025】
RAM14は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、発信者番号メモリ14aと就寝フラグ14bとを備えている。
【0026】
発信者番号メモリ14aは、着呼の際に、上述した発信電話番号表示サービスによって交換機29から送信される発信者番号を一時的に記憶するためのメモリである。このため、着呼があっても交換機29から発信者番号が送信されない場合には、発信者番号メモリ14aの内容を「0」クリアしている。従って、発信者番号メモリ14aの内容を調べて、「0」でなければ、発信者番号メモリ14aに記憶される電話番号の発呼側装置からの着呼であると判断でき、一方、発信者番号メモリ14aの内容「0」であれば、着呼のあった発呼側装置の電話番号が交換機29から送信されなかったと判断することができる。
【0027】
就寝フラグ14bは、全ての発呼側装置からの着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止するか否かを記憶するためのフラグである。就寝フラグ14bは、受信者による操作パネル4上のキー4a操作によってオンオフが設定される。
【0028】
画像メモリ15は、通信履歴、画像データ及び印刷のためのビットイメージを記憶するためのメモリであり、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。受信された画像データは、一旦画像メモリ15に記憶され、プリンタ25によって記録紙に印刷された後に、この画像メモリ15から消去される。一般に、画像データは大容量であるが、画像データが印刷されることを条件にその画像データを消去しているので、画像メモリ15を有効に使用することができる。音声メモリ16は、発呼側装置へ送出される応答メッセージや、発呼側装置から送られてきた入来メッセージを記憶するメモリである。画像メモリ15と同様に、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。音声メモリ16に記憶された入来メッセージは、操作パネル4を介して消去操作がなされることにより、或いは、電話回線に接続された他の装置から送られる消去コマンドを受信することによって、消去される。
【0029】
音声LSI17は、NCU19によって受信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声認識処理を行うとともに、ファクシミリ装置1の内部で生成されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して、NCU19やスピーカ28(アンプ27)へ出力する音声合成処理を行うためのものである。着呼に伴う呼出音の鳴動中に、前記した留守キー4cが受信者によって押下されると、電話回線を閉結した後に、音声メモリ16に記憶される「留守であることを示すメッセージ」が、この音声LSI17によって、NCU19を介して発呼側装置へ送信される。
【0030】
モデム20は、画情報を変調および復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信するためのものであり、バッファ21は、相手側ファクシミリ装置との間で送受信される符号化された画情報を含むデータを一時的に格納するためのものである。スキャナ22は、原稿挿入口6に挿入された原稿から画像を読み取るためのものであり、符号化部23は、スキャナ22により読み取られた画像の符号化を行うものである。復号化部24は、バッファ21又は画像メモリ15に記憶された受信画像データを読み出して、これを復号化するものであり、復号化されたデータは、プリンタ25により記録紙に印刷される。
【0031】
操作パネル4は、受信者がこのファクシミリ装置1の設定等を行う場合に各種の操作を行うためのものである。アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動して、呼出音や音声を出力するためのものである。呼出音の鳴動が禁止されている場合には、着呼(呼出信号の着信)があっても、スピーカ28から呼出音の鳴動は行われない。
【0032】
このように構成されたファクシミリ装置1は、NCU19を介して、電話回線31に接続されている。この電話回線31は、本ファクシミリ装置1の交換機29に接続され、この交換機29は電話回線32を介して、他の交換機に接続されている。なお、他の交換機は、更に、電話回線を介して発呼側装置に接続されている。
【0033】
次に図3から図5までのフローチャートを参照して、上記のように構成されたファクシミリ装置1の動作について説明する。図3は、着信時における処理を示したフローチャートである。図3に示すように、ファクシミリ装置1は、発呼側装置からの着呼に伴う呼出音の鳴動を許可する設定をする(S1)。設定後、交換機29によって電話回線31の極性反転が行われるのを待機し(S2:No)、極性反転が行われると(S2:Yes)、図4に示す特定番号鳴動禁止処理を実行する(S3)。
【0034】
図4の特定番号鳴動禁止処理は、電話回線31の極性反転が行われた場合に、着呼(呼出信号の着信)に伴う呼出音の鳴動を禁止する処理である。図4に示すように、まず、就寝フラグ14bがオンであるか否かを確認する(S21)。前記した通り、就寝フラグ14bは、受信者による操作パネル4上のキー4a操作によってオン又はオフにされている。就寝フラグ14bがオンであれば(S21:ON)、着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止して(S26)、この特定番号鳴動禁止処理を終了する。
【0035】
一方、就寝フラグ14bがオフであれば(S21:OFF)、上述した発信電話番号表示サービスによって交換機29から送られる発信者番号を受信したか否かを確認する(S22)。発信者番号を受信した場合には(S22:Yes)、その受信した発信者番号を発信者番号メモリ14aに書き込み(S23)、発信者番号メモリ14aの内容をLCD5へ表示する(S24)。表示後、発信者番号メモリ14aの内容が鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されているか否かを判断する(S25)。判断の結果、発信者番号メモリ14aの内容が鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されている場合には(S25:Yes)、着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止する(S26)。鳴動禁止後、この特定番号鳴動禁止処理を終了する。一方、発信者番号メモリ14aの内容が鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されていない場合には(S25:No)、着呼に伴う呼出音を鳴動して(S28)、この特定番号鳴動禁止処理を終了する。
【0036】
このように、発呼側装置からの着呼があっても、その発呼側装置の電話番号が鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されている場合には、着呼に伴う呼出音の鳴動が禁止される。よって、鳴動禁止先番号メモリ13aに記憶されている電話番号の発呼側装置から着呼があった場合には、受信者に操作パネル4上のキー4a操作をさせることなく、その着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止することができるのである。
【0037】
S22の処理において、本ファクシミリ装置1が発信電話番号表示サービスに加入していても、発信者が電話番号の送信を拒否している場合には、交換機29から発信者番号は送信されないので、発信者番号を受信することができない。よって、かかる場合には(S22:No)、発信者番号メモリ14aの内容を「0」クリアして(S27)、発信者番号が受信できなかったことを記憶する。記憶後、着呼に伴う呼出音を鳴動して(S28)、この特定番号鳴動禁止処理を終了する。
【0038】
特定番号鳴動禁止処理(S3)の終了後は、処理を図3のS4へ移行して、図5に示す音量設定処理を実行する(S4)。図5の音量設定処理は、着呼に伴う呼出音の音量を設定する処理である。図5に示すように、まず、LCD5に発信者番号が表示されているか否かを確認するために、発信者番号メモリ14aの内容が「0」であるか否かを判断する(S31)。判断の結果、発信者番号メモリ14aの内容が「0」でない場合には(S31:No)、LCD5に発信者番号が表示されている。この場合に、音量調節キー4dが押下されれば(S32:Yes)、着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止する(S33)。よって、受信者は、LCD5に表示されている発信者番号を認識した場合に、音量調節キー4dを一回でも押下すれば、即座に呼出音の鳴動を禁止することができるのである。
【0039】
一方、音量調節キー4dが押下されなければ(S32:No)、呼出音の鳴動を禁止することなく、S33の処理をスキップして、この音量設定処理を終了する。
【0040】
S31の処理において、発信者番号メモリ14aの内容が「0」である場合には(S31:Yes)、LCD5に発信者番号は表示されていない。この場合に、音量調節キー4dが押下されれば(S34:Yes)、押下されたキー4dに応じて呼出音の音量を増減する(S35)。増減後、この音量設定処理を終了する。一方、音量調節キー4dが押下されなければ(S34:No)、呼出音の音量を増減することなく、S35の処理をスキップして、この音量設定処理を終了する。
【0041】
なお、この音量調節キー4dは、上記の用途以外にも、待ち受け状態での呼出音の音量調節および通話相手の音声の音量調節等の際にも使用されるため、入力キーを兼用することができ、装置全体としてのキーの数を減らすことができるのである。
【0042】
音量設定処理(S4)の終了後は、処理を図3のS5へ移行して、受信者によって留守キー4cが押下されたか否かを確認する(S5)。留守キー4cの押下がなければ(S5:No)、受信者によって鳴動禁止キー4bが押下されたか否かを確認する(S6)。鳴動禁止キー4bが押下されれば(S6:Yes)、着呼に伴う呼出音の鳴動を禁止する(S7)。鳴動禁止後、発信者番号メモリ14aの内容が「0」であるか否かを判断する(S8)。判断の結果、発信者番号メモリ14aの内容が「0」でない場合には(S8:No)、交換機29から送られる発信者番号を受信することができたので、発信者番号メモリ14aの内容を鳴動禁止先番号メモリ13aへ書き込む(S9)。一方、発信者番号メモリ14aの内容が「0」である場合には(S8:Yes)、発信者番号を受信することができなかったので、S9の処理をスキップする。また、S6の処理において、鳴動禁止キー4bが押下されなければ(S6:No)、呼出音の鳴動を禁止する処理を行わないので、S7からS9までの処理をスキップする。
【0043】
このように受信者によって鳴動禁止キー4bが押下されると、着呼に伴う呼出音の鳴動が禁止される。よって、受信者は、着呼があった場合の心境や状況に応じて鳴動禁止キー4bを押下することにより、即座に呼出音の鳴動を禁止することができるのである。また、鳴動禁止キー4bが押下された場合に、発信者番号メモリ14aの内容が「0」でなければ、その発信者番号メモリ14aの内容が鳴動禁止先番号メモリ13aへ記憶される。よって、再度、同じ発呼側装置からの着呼があっても、即ち、鳴動禁止先番号メモリ13aへ記憶されている電話番号の発呼側装置からの着呼があっても、着呼に伴う呼出音の鳴動を自動的に禁止することができるのである。
【0044】
次に、呼出信号が継続しているか否かを確認する(S10)。呼出信号が継続している場合には(S10:Yes)、受話器3が取り上げられたか否か、即ち、オフフック状態であるか否かを確認する(S11)。未だ、受話器3が取り上げられず、オンフック状態であれば(S11:No)、処理をS4へ移行して、呼出信号が継続している間(S10:Yes)、S4からS11の処理を繰り返す。その間に呼出信号が中断すれば(S10:No)、処理をS1へ移行して、呼出音の鳴動を許可する設定をした後(S1)、極性反転が行われるのを待機する(S2)。よって、着呼が途絶えた場合には、呼出音の鳴動が禁止されていても、その呼出音の鳴動禁止の状態を解除することができるのである。
【0045】
受話器3が取り上げられ、オフフック状態となれば(S11:Yes)、電話処理を行う(S12)。この電話処理では、電話回線を閉結し、発信者と受信者との間で通話が行われる。通話後、受信者によって受話器3がおろされオンフック状態となれば、電話回線を開放して、電話処理を終了する。電話処理(S12)の終了後は、処理をS1へ移行して、呼出音の鳴動を許可する設定をした後(S1)、極性反転が行われるのを待機する。
【0046】
S5の処理において、留守キー4cが押下された場合には(S5:Yes)、電話回線を閉結し(S13)、発呼側装置に対して「只今、留守にしております。」とメッセージを出力する(S14)。メッセージの出力後、電話回線を開放する(S15)。開放後、処理をS1へ移行して、呼出音の鳴動を許可する設定をした後(S1)、極性反転が行われるのを待機する(S2)。
【0047】
このように受信者によって留守キー4cが押下されると、直ちに電話回線を閉結して、発呼側装置に対して留守であることを示すメッセージが通知される。即ち、呼出音の鳴動中であっても、即座に留守番モードを起動することができるのである。
【0048】
なお、請求項1から4に記載の鳴動手段としてはS28の処理が、鳴動禁止手段としてはS7及びS33の処理がそれぞれ該当する。また、請求項1から4に記載の音量増減手段としてはS34及びS35の処理が、表示手段としてはS24の処理が、作動手段としてはS33の処理が、鳴動音制御手段としてはS35の処理がそれぞれ該当する。請求項2から4に記載の解除手段としてはS1の処理が該当する。請求項3又は4に記載の記憶手段としてはS9の処理が、判断手段としてはS25の処理が、番号鳴動禁止手段としてはS26の処理がそれぞれ該当する。請求項4記載のメッセージ通知手段としてはS13及びS14の処理が該当する。
【0049】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0050】
例えば、本実施例のファクシミリ装置1では、発呼側装置への留守であることを示すメッセージの通知は、受信者によって留守キー4cが押下されることによって行われた。しかし、これに代えて、予め、受信者による操作パネル4上のキー4a操作によって留守番モードに設定し、呼出信号が着信した場合に、電話回線を閉結し発呼側装置に対してかかるメッセージを通知することができるように構成しても良い。このように構成することにより、受信者に操作パネル4上のキー4a操作をさせることなく、発呼側装置へ留守であることを通知することができるのである。
【0051】
【発明の効果】
請求項1記載の電話装置によれば、鳴動手段による呼出音の鳴動中に入力手段のキー部材が操作されると、鳴動手段による鳴動が鳴動禁止手段によって禁止される。よって、受信者は、着呼に伴う呼出音の鳴動中に、心境や状況に応じてキー操作を行い、その呼出音の鳴動を禁止することができるという効果がある。
また、請求項1記載の電話装置によれば、鳴動手段による呼出音の鳴動中に入力手段のキー部材が操作された場合に、発呼側装置の電話番号が表示されていれば、作動手段により鳴動禁止手段が作動され、呼出音の鳴動が禁止される。一方、かかる場合に、発呼側装置の電話番号が表示されていなければ、鳴動音制御手段により音量増減手段が作動され、キー操作に応じて、呼出音の音量が増減される。よって、受信者が、表示手段に表示されている発呼側装置の電話番号を認識してからキー操作を行った場合は、呼出音の鳴動を即座に禁止することができ、また、発呼側装置の電話番号が表示手段に表示されていない状態で同様のキー操作を行った場合には、そのキー操作により呼出音の音量を増減させることができるという効果がある。例えば、通常、呼出音の音量を増加させたり減少させたりする場合に用いられるキーを、本発明の鳴動禁止手段を作動させるためのキーと兼用することができ、装置の状態に応じて、同じキーが押下された場合の処理と異ならせることで、装置全体としてのキーの数を減らすことができるのである。
【0052】
請求項2記載の電話装置によれば、請求項1記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、発呼側装置からの着呼が途絶えた場合には、解除手段によって、鳴動禁止手段による鳴動の禁止状態が解除されるので、着呼ごとに呼出音の鳴動を禁止することができるという効果がある。
【0053】
請求項3記載の電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置の奏する効果に加え、新たに発呼側装置からの着呼があり、その新たに着呼のあった発呼側装置の電話番号が記憶手段に記憶されている発呼側装置の電話番号と一致する場合には、番号鳴動禁止手段によって鳴動手段による鳴動が禁止される。よって、特定の発呼側装置から再び着呼があっても、その着呼に伴う呼出音の鳴動については、キー操作を行うことなく自動的に禁止することができるという効果がある。
【0054】
【0055】
請求項4記載の電話装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、鳴動手段による呼出音の鳴動中に入力手段のキー部材が操作されると、メッセージ通知手段によって、回線が閉結され、発呼側装置に対して所定のメッセージが通知される。よって、所定のメッセージとして、例えば留守であることを示すメッセージを用いれば、呼出音の鳴動中であっても、心境や状況に応じてキー操作を行うことで留守番モードを即座に起動することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】 上記ファクシミリ装置の電気的構成を示したブロック図である。
【図3】 着信時の処理を示したフローチャートである。
【図4】 特定番号鳴動禁止処理を示したフローチャートである。
【図5】 音量設定処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(電話装置)
3 受話器
4 操作パネル(入力手段)
4a キー(キー部材)
4b 鳴動禁止キー(鳴動禁止手段)
4c 留守キー(メッセージ通知手段の一部)
4d 音量調節キー(音量増減手段)
5 液晶表示器(LCD)(表示手段)
13 EEPROM
13a 鳴動禁止先番号メモリ(記憶手段)
14 RAM
14a 発信者番号メモリ
14b 就寝フラグ
17 音声LSI(メッセージ通知手段の一部)
19 ネットワークコントロールユニット(NCU)(受信手段及びメッセージ通知手段の一部)
20 モデム(受信手段の一部)
21 バッファ(受信手段の一部)
27 アンプ(鳴動手段の一部)
28 スピーカ(鳴動手段の一部)
29 交換機
31,32 電話回線
Claims (4)
- キー部材が配設されている入力手段と、発呼側装置からの着呼に伴い呼出音を鳴動する鳴動手段とを備えた電話装置において、
前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記鳴動手段による鳴動を禁止する鳴動禁止手段と、
前記鳴動手段により鳴動される呼出音の音量を増減する音量増減手段と、
回線の閉結前に交換機側から送られる発呼側装置の電話番号を受信可能な受信手段と、
その受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号を表示可能な表示手段と、
その表示手段による発呼側装置の電話番号の表示中かつ前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記鳴動禁止手段を作動する作動手段と、
前記表示手段による発呼側装置の電話番号の非表示中かつ前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記音量増減手段を作動する鳴動音制御手段とを備えていることを特徴とする電話装置。 - 前記発呼側装置からの着呼が途絶えた場合に、前記鳴動禁止手段による鳴動の禁止を解除する解除手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
- 回線の閉結前に交換機側から送られる発呼側装置の電話番号を受信可能な受信手段と、
前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、前記受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号を記憶する記憶手段と、
新たに発呼側装置からの着呼があった場合に、前記受信手段によって受信された発呼側装置の電話番号と前記記憶手段に記憶されている発呼側装置の電話番号とが一致するか否かを判断する判断手段と、
その判断手段により発呼側装置の電話番号が一致すると判断された場合に、前記鳴動手段による鳴動を禁止する番号鳴動禁止手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の電話装置。 - 前記鳴動手段による呼出音の鳴動中に前記入力手段のキー部材が操作された場合に、回線を閉結し、発呼側装置に対して所定のメッセージを通知するメッセージ通知手段を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電話装置。
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