JP3433605B2 - 携帯用端末装置 - Google Patents

携帯用端末装置

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JP3433605B2
JP3433605B2 JP07287496A JP7287496A JP3433605B2 JP 3433605 B2 JP3433605 B2 JP 3433605B2 JP 07287496 A JP07287496 A JP 07287496A JP 7287496 A JP7287496 A JP 7287496A JP 3433605 B2 JP3433605 B2 JP 3433605B2
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輝 斎藤
旭 大竹
義人 竹島
亮治 寺田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
携帯用端末装置に関する。詳しくは、待ち受けモードの
設定に応じて公衆基地局または自営基地局の制御チャネ
ルを選択的に受信することによって、簡単な構成で、か
つ使用環境に対応して公衆基地局や自営基地局の制御チ
ャネルを受信し得るようにした携帯用端末装置に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】簡易型携帯電話機(PHS:Personal H
andyphone System)では、公衆基地局や自営基地局の制
御チャネルを受信して制御チャネルとの同期を確立し、
その後に待ち受け状態に移行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】簡易型携帯電話機にお
いては、使用環境によって、自営基地局(親機)からの
み着信がある場合、公衆基地局からのみ着信がある場
合、自営基地局および公衆基地局の双方から着信がある
場合、さらには自営基地局および公衆基地局のいずれか
らも着信がない場合がある。この場合、例えば自営基地
局から離れた位置にあって自営基地局の制御チャネルを
受信できないことが明らかな場合、自営基地局の制御チ
ャネルを受信する状態に制御することは、無駄に電力を
消費することを意味する。
【0004】また、簡易型携帯電話機では、自営基地局
および公衆基地局の制御チャネルを同時に受信する可能
性がある。しかし、これら自営基地局および公衆基地局
の制御チャネルを同時に受信するためには、ハード構
成、制御用のソフト構成が複雑なものとなる。
【0005】そこで、この発明では、簡単な構成で、か
つ使用環境に対応して公衆基地局や自営基地局の制御チ
ャネルを受信し得る携帯用端末装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯用端
末装置は、待ち受けモードを設定するモード設定手段
と、自営基地局または公衆基地局の制御チャネルを選択
的に受信して制御チャネルとの同期を確立した後に待ち
受け状態に移行する受信手段と、モード設定手段によっ
て設定された待ち受けモードに基づいて受信手段の受信
状態を制御する受信制御手段とを備えた携帯用端末装置
において、モード設定手段で公衆優先モードに設定され
るとき、受信制御手段は、交互に公衆基地局および自営
基地局の制御チャネルを受信し、公衆基地局の制御チャ
ネルを受信して同期が確立したときは同期がはずれるま
でその公衆基地局の制御チャネルによる待ち受け状態を
継続し、自営基地局の制御チャネルを受信して同期が確
立したときは同期がはずれるかまたは一定時間が経過す
るまでその自営基地局の制御チャネルによる待ち受け状
態を継続するように受信手段を制御するものである。
た、この発明に係る携帯用端末装置は、待ち受けモード
を設定するモード設定手段と、自営基地局または公衆基
地局の制御チャネルを選択的に受信して制御チャネルと
の同期を確立した後に待ち受け状態に移行する受信手段
と、モード設定手段によって設定された待ち受けモード
に基づいて受信手段の受信状態を制御する受信制御手段
とを備えた携帯用端末装置において、モード設定手段で
自営優先モードに設定されるとき、受信制御手段は、交
互に自営基地局および公衆基地局の制御チャネルを受信
し、自営基地局の制御チャネルを受信して同期が確立し
たときは同期がはずれるまでその自営基地局の制御チャ
ネルによる待ち受け状態を継続し、公衆基地局の制御チ
ャネルを受信して同期が確立したときは同期がはずれる
かまたは一定時間が経過するまでその公衆基地局の制御
チャネルによる待ち受け状態を継続するように受信手段
を制御するものである。
【0007】モード設定手段によって、待ち受けモード
が設定される。例えば、公衆優先モード、自営優先モー
ド、公衆モード、自営モード等である。受信手段は、自
営基地局または公衆基地局の制御チャネルを選択的に受
信するものであり、これら自営基地局および公衆基地局
の制御チャネルを同時に受信するものではない。この受
信手段の受信状態は、設定された待ち受けモードに基づ
き、受信制御手段によって制御される。
【0008】例えば公衆優先モードに設定される場合、
交互に公衆基地局および自営基地局の制御チャネルを受
信する状態となる。そして、公衆基地局の制御チャネル
を受信して同期が確立したときは、同期がはずれるまで
その公衆基地局の制御チャネルによる待ち受け状態を継
続する。一方、自営基地局の制御チャネルを受信して同
期が確立したときは、同期がはずれるかまたは一定時間
が経過するまでその自営基地局の制御チャネルによる待
ち受け状態を継続する。
【0009】また、例えば自営優先モードに設定される
場合、交互に自営基地局および公衆基地局の制御チャネ
ルを受信する状態となる。そして、自営基地局の制御チ
ャネルを受信して同期が確立したときは、同期がはずれ
るまでその自営基地局の制御チャネルによる待ち受け状
態を継続する。一方、公衆基地局の制御チャネルを受信
して同期が確立したときは、同期がはずれるかまたは一
定時間が経過するまでその公衆基地局の制御チャネルに
よる待ち受け状態を継続する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機10を示している。
【0011】電話機10は、システム全体を制御するた
めのマイクロコンピュータ11(以下、「マイコン」と
いう)と、送受信用のアンテナ12と、このアンテナ1
2で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウンコンバ
ートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying)信号を得ると共に、後述するディジタル変
復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信号をアッ
プコンバートして所定周波数の送信信号を得るための無
線部13と、この無線部13より出力されるπ/4シフ
トQPSK信号に復調処理をして受信データを得ると共
に、後述するTDMA(Time Division Multiple Acces
s)処理部より出力される送信データに変調処理をして
π/4QPSK信号を得るディジタル変復調部14とを
有している。
【0012】また、電話機10は、ディジタル変復調部
14より出力される受信データ(複数スロットの時分割
多重データ)より予め設定された下りスロットのデータ
を選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離する
と共に、後述する音声コーデック部より出力される圧縮
音声データや、マイコン11より出力される制御データ
を予め設定された上りスロットに多重するTDMA処理
部15を有している。
【0013】また、電話機10は、TDMA処理部15
より出力される圧縮音声データに対して復号化処理(誤
り訂正処理もを含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部16と、この音声コーデック部16
より出力される受信音声信号が供給されるスピーカ(受
話器)17と、音声コーデック部16に送信音声信号を
供給するためのマイクロホン(送話器)18とを有して
いる。
【0014】また、電話機10は、音声コーデック部1
6で受信音声信号として得られるDTMF(Dual Tone
Multiple Frequency)信号を「*」、「#」の特殊入力
キーや「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータ
に変換してマイコン11に供給すると共に、マイコン1
1より出力される「*」、「#」の特殊入力キーや
「0」〜「9」のテンキーに対応したキーデータをDT
MF信号に変換して音声コーデック部16に送信音声信
号として供給するDTMF変復調部19と、このDTM
F変復調部19より出力されるキーデータを文字データ
に変換するための変換フォーマット記憶部20とを有し
ている。変換フォーマット記憶部20はマイコン11に
接続されている。
【0015】また、電話機10は、留守録モードにおい
て音声コーデック部16で得られる受信音声信号を録音
すると共に、録音された受信音声信号や予め録音されて
いる応答メッセージ(音声信号)を後述するキー入力部
の操作やマイコン11の制御によって再生するための音
声録再部21と、バイブレーションモードが設定されて
いる場合の着信時にマイコン11の制御によって電話機
本体を振動させる振動発生部22と、バイブレーション
モードが設定されていない場合の着信時にマイコン11
の制御によって呼出音を出力する呼出音出力部23とを
有している。ここで、音声録再部21は、音声信号の記
録媒体として例えば半導体メモリを有している。音声録
再部21の動作はマイコン11によって制御されるが、
音声録再部21よりマイコン11には音声録再部21の
動作状態を示す信号が供給される。
【0016】また、電話機10は、発呼を指示したり、
着信時に応答するための通話キー、通話状態を終了する
ための終了キー、電話帳登録モードへの移行、留守録モ
ード、バイブレーションモード、待ち受けモードの設定
等を行うための機能キー、電話番号等を入力するための
テンキーや特殊入力キー、音声録再部21の録音再生を
操作するための録音キー、再生キー、さらには音量調整
キー等が配されたキー入力部24を有している。キー入
力部24はマイコン11に接続され、マイコン11によ
ってキー入力部24のキー操作が監視されている。
【0017】また、電話機10は、電話帳データ、リダ
イヤルデータ、相手側から送信されてきた文字メッセー
ジデータ、さらにはモード設定情報等を記憶しておくた
めの不揮発性メモリ25と、マイコン11の制御によっ
て任意の時点からの時間をカウントするタイマ部28
と、システムの状態、発呼時の相手側電話番号、相手側
から送信されてきた文字メッセージ等を表示するための
液晶表示器(LCD:Liquid Crystal Display)26を
有している。この液晶表示器26は、マイコン11によ
って制御されるLCDドライバ27によって駆動され
る。
【0018】図2および図3は、電話機10の外観を示
しており、図1と対応する部分には同一符号を付して示
している。
【0019】電話機本体40の上端部にはアンテナ12
が配設される。また、本体40の上方に内蔵スピーカか
らの音声を外部に導出するための音声通過孔41が形成
され、その下部に液晶表示器26が配される。さらに、
本体40の下方にはマイクロホン18が配される。ま
た、本体40の中央で液晶表示器26の下部には、通話
キー42、機能キー43および終話キー44が横に並べ
て配されている。終話キー44は、長押し時には電源オ
ン/オフキーとなる。
【0020】さらに、キー42〜44の下部には、左右
上下のカーソル移動キー45、電話帳登録モード等に移
行させるための登録キー46、入力データをクリアする
ためのクリアキー47、テンキー48、特殊入力キー4
9,50が配されている。ここで、カーソル移動キー4
5を構成する「↑」キーはリダイヤルデータや電話帳デ
ータの検索を開始するためのキーを兼用し、また「↓」
キーは通話時に文字送出モードに移行すると共に受信文
字データを確認するためのキーを兼用し、さらに「←」
キーは内線キーを兼用している。
【0021】また、本体40には、マイクロホン18の
配置部分を支点として開閉自在に構成されたキー保護蓋
51が配されている。このキー保護蓋51が閉じること
でキー45〜50が覆われる。そのため、キー45〜5
0の操作は、キー保護蓋51を開けた状態で行う必要が
ある。なお、図2は、キー保護蓋51を取り外した状態
を示している。
【0022】また、本体40の側面には、音声録再部2
1(図1参照)の録音再生を操作するための録音キー5
2および再生キー53、音量を調整するための音量調整
キー54が配されている。音量調整キー54は、その+
側を押圧操作すると音量が増加し、逆に−側を押圧操作
すると音量が減少するように構成されている。
【0023】次に、図1に示す電話機10の動作を説明
する。
【0024】電源オン時には制御チャネルとの同期がは
ずれた状態にあるので、公衆基地局または自営基地局よ
り送信される制御チャネルを受信して制御チャネルとの
同期確立が行われる。そしてその後に、待ち受け状態に
移行する。なお、公衆基地局の制御チャネルとの同期が
確立するときには、待ち受け状態に移行する前に、通話
チャネルを使用して、その公衆基地局のエリアにいると
いう位置登録が行われる。自営基地局に対しては位置登
録は行われないが、子機としての登録処理が必要とな
る。
【0025】本実施の形態では、キー入力部24(機能
キー43等)のキー操作によって、使用環境に対応して
待ち受けモードに設定できる。そのため、マイコン11
は、図4〜図7のフローチャートに沿って、受信状態を
制御している。
【0026】まず、ステップST1で、設定された待ち
受けモードを判定する。公衆優先モードであるときは、
公衆優先モードに対応した受信状態の制御に移る。すな
わち、ステップST2で、タイマをスタートさせる。こ
こで、タイマはタイマ部28によって構成され、スター
ト時にはリセット処理される。そして、ステップST3
で、無線部13を制御して公衆基地局の制御チャネルを
受信する状態とする。
【0027】次に、ステップST4で、制御チャネルを
受信して制御チャネルとの同期が確立したか否かを判定
する。同期が確立していないときは、ステップST5
で、時間t1が経過したか否かを判定する。時間t1が
経過していないときは、ステップST3に戻って、公衆
基地局の制御チャネルを受信する状態を継続させる。
【0028】ステップST4で同期が確立したときは、
ステップST6で、公衆基地局の制御チャネルによる待
ち受け状態とする。そして、ステップST7で、制御チ
ャネルを受信できずに同期がはずれたか否かを判定す
る。同期がはずれていないときは、ステップST8で、
待ち受けモードの変更があるか否かを判定する。待ち受
けモードの変更がないときは、ステップST7に戻る。
一方、待ち受けモードの変更があるときは、ステップS
T1に戻って、設定された待ち受けモードを判定し、そ
の待ち受けモードに対応した受信状態の制御に移る。
【0029】ステップST5で、時間t1が経過したと
きは、ステップST9で、タイマをスタートさせ、ステ
ップST10で、無線部13を制御して自営基地局の制
御チャネルを受信する状態とする。そして、ステップS
T11で、制御チャネルを受信して制御チャネルとの同
期が確立したか否かを判定する。同期が確立していない
ときは、ステップST12で、時間t2が経過したか否
かを判定する。時間t2が経過していないときは、ステ
ップST10に戻って、自営基地局の制御チャネルを受
信する状態を継続させる。
【0030】ステップST11で同期が確立したとき
は、ステップST13で、タイマをスタートさせ、ステ
ップST14で、自営基地局の制御チャネルによる待ち
受け状態とする。そして、ステップST15で、制御チ
ャネルを受信できずに同期がはずれたか否かを判定す
る。同期がはずれていないときは、ステップST16
で、時間t3が経過したか否かを判定する。時間t3が
経過していないときは、ステップST15に戻る。
【0031】ステップST15で同期がはずれたとき、
またはステップST16で時間t3が経過したときは、
ステップST17で、待ち受けモードの変更があるか否
かを判定する。待ち受けモードの変更がないときは、ス
テップST2に戻り、上述した公衆優先モードの動作を
繰り返すこととなる。一方、待ち受けモードの変更があ
るときは、ステップST1に戻って、設定された待ち受
けモードを判定し、その待ち受けモードに対応した受信
状態の制御に移る。
【0032】また、ステップST12で時間t2が経過
したときは、ステップST18で、タイマをスタートさ
せ、ステップST19で、時間t4が経過したか否かを
判定する。時間t4が経過したときは、ステップST1
7に進む。
【0033】このように公衆優先モードでは、基本的に
は交互に公衆基地局および自営基地局の制御チャネルを
受信する状態となる。そして、公衆基地局の制御チャネ
ルを受信して同期が確立したときは、同期がはずれるま
でその公衆基地局の制御チャネルによる待ち受け状態を
継続る。一方、自営基地局の制御チャネルを受信して同
期が確立したときは、同期がはずれるかまたは一定時間
が経過するまでその自営基地局の制御チャネルによる待
ち受け状態を継続する。
【0034】また、ステップST1で、設定された待ち
受けモードが自営優先モードであると判定するときは、
自営優先モードに対応した受信状態の制御に移る(図5
参照)。すなわち、ステップST22で、タイマをスタ
ートさせる。そして、ステップST23で、無線部13
を制御して自営基地局の制御チャネルを受信する状態と
する。
【0035】次に、ステップST24で、制御チャネル
を受信して制御チャネルとの同期が確立したか否かを判
定する。同期が確立していないときは、ステップST2
5で、時間t1が経過したか否かを判定する。時間t1
が経過していないときは、ステップST23に戻って、
自営基地局の制御チャネルを受信する状態を継続させ
る。
【0036】ステップST24で同期が確立したとき
は、ステップST26で、自営基地局の制御チャネルに
よる待ち受け状態とする。そして、ステップST27
で、制御チャネルを受信できずに同期がはずれたか否か
を判定する。同期がはずれていないときは、ステップS
T28で、待ち受けモードの変更があるか否かを判定す
る。待ち受けモードの変更がないときは、ステップST
27に戻る。一方、待ち受けモードの変更があるとき
は、ステップST1に戻って、設定された待ち受けモー
ドを判定し、その待ち受けモードに対応した受信状態の
制御に移る。
【0037】ステップST25で、時間t1が経過した
ときは、ステップST29で、タイマをスタートさせ、
ステップST30で、無線部13を制御して公衆基地局
の制御チャネルを受信する状態とする。そして、ステッ
プST31で、制御チャネルを受信して制御チャネルと
の同期が確立したか否かを判定する。同期が確立してい
ないときは、ステップST32で、時間t2が経過した
か否かを判定する。時間t2が経過していないときは、
ステップST30に戻って、公衆基地局の制御チャネル
を受信する状態を継続させる。
【0038】ステップST31で同期が確立したとき
は、ステップST33で、タイマをスタートさせ、ステ
ップST34で、公衆基地局の制御チャネルによる待ち
受け状態とする。そして、ステップST35で、制御チ
ャネルを受信できずに同期がはずれたか否かを判定す
る。同期がはずれていないときは、ステップST36
で、時間t3が経過したか否かを判定する。時間t3が
経過していないときは、ステップST35に戻る。
【0039】ステップST35で同期がはずれたとき、
またはステップST36で時間t3が経過したときは、
ステップST37で、待ち受けモードの変更があるか否
かを判定する。待ち受けモードの変更がないときは、ス
テップST22に戻り、上述した自営優先モードの動作
を繰り返すこととなる。一方、待ち受けモードの変更が
あるときは、ステップST1に戻って、設定された待ち
受けモードを判定し、その待ち受けモードに対応した受
信状態の制御に移る。
【0040】また、ステップST32で時間t2が経過
したときは、ステップST38で、タイマをスタートさ
せ、ステップST39で、時間t4が経過したか否かを
判定する。時間t4が経過したときは、ステップST3
7に進む。
【0041】このように自営優先モードでは、基本的に
は交互に自営基地局および公衆基地局の制御チャネルを
受信する状態となる。そして、自営基地局の制御チャネ
ルを受信して同期が確立したときは、同期がはずれるま
でその自営基地局の制御チャネルによる待ち受け状態を
継続る。一方、公衆基地局の制御チャネルを受信して同
期が確立したときは、同期がはずれるかまたは一定時間
が経過するまでその公衆基地局の制御チャネルによる待
ち受け状態を継続する。
【0042】また、ステップST1で、設定された待ち
受けモードが公衆モードであると判定するときは、公衆
モードに対応した受信状態の制御に移る(図6参照)。
すなわち、ステップST42で、タイマをスタートさせ
る。そして、ステップST43で、無線部13を制御し
て公衆基地局の制御チャネルを受信する状態とする。
【0043】次に、ステップST44で、制御チャネル
を受信して制御チャネルとの同期が確立したか否かを判
定する。同期が確立していないときは、ステップST4
5で、時間t5が経過したか否かを判定する。時間t5
が経過していないときは、ステップST43に戻って、
公衆基地局の制御チャネルを受信する状態を継続させ
る。
【0044】ステップST44で同期が確立したとき
は、ステップST46で、公衆基地局の制御チャネルに
よる待ち受け状態とする。そして、ステップST47
で、制御チャネルを受信できずに同期がはずれたか否か
を判定する。同期がはずれていないときは、ステップS
T48で、待ち受けモードの変更があるか否かを判定す
る。待ち受けモードの変更がないときは、ステップST
47に戻る。一方、待ち受けモードの変更があるとき
は、ステップST1に戻って、設定された待ち受けモー
ドを判定し、その待ち受けモードに対応した受信状態の
制御に移る。
【0045】ステップST45で、時間t5が経過した
ときは、ステップST49で、タイマをスタートさせ、
ステップST50で、時間t6が経過したか否かを判定
する。時間t6が経過したときは、ステップST51
で、待ち受けモードの変更があるか否かを判定する。待
ち受けモードの変更がないときは、ステップST42に
戻って、上述した公衆モードの動作を繰り返すこととな
る。一方、待ち受けモードの変更があるときは、ステッ
プST1に戻って、設定された待ち受けモードを判定
し、その待ち受けモードに対応した受信状態の制御に移
る。
【0046】このように公衆モードでは、公衆基地局の
制御チャネルのみを受信する状態となる。そして、公衆
基地局の制御チャネルを受信して同期が確立したとき
は、同期がはずれるまでその公衆基地局の制御チャネル
による待ち受け状態を継続する。
【0047】また、ステップST1で、設定された待ち
受けモードが自営モードであると判定するときは、自営
モードに対応した受信状態の制御に移る(図7参照)。
すなわち、ステップST62で、タイマをスタートさせ
る。そして、ステップST63で、無線部13を制御し
て自営基地局の制御チャネルを受信する状態とする。
【0048】次に、ステップST64で、制御チャネル
を受信して制御チャネルとの同期が確立したか否かを判
定する。同期が確立していないときは、ステップST6
5で、時間t5が経過したか否かを判定する。時間t5
が経過していないときは、ステップST63に戻って、
自営基地局の制御チャネルを受信する状態を継続させ
る。
【0049】ステップST64で同期が確立したとき
は、ステップST66で、自営基地局の制御チャネルに
よる待ち受け状態とする。そして、ステップST67
で、制御チャネルを受信できずに同期がはずれたか否か
を判定する。同期がはずれていないときは、ステップS
T68で、待ち受けモードの変更があるか否かを判定す
る。待ち受けモードの変更がないときは、ステップST
67に戻る。一方、待ち受けモードの変更があるとき
は、ステップST1に戻って、設定された待ち受けモー
ドを判定し、その待ち受けモードに対応した受信状態の
制御に移る。
【0050】ステップST65で、時間t5が経過した
ときは、ステップST69で、タイマをスタートさせ、
ステップST70で、時間t6が経過したか否かを判定
する。時間t6が経過したときは、ステップST71
で、待ち受けモードの変更があるか否かを判定する。待
ち受けモードの変更がないときは、ステップST62に
戻って、上述した自営モードの動作を繰り返すこととな
る。一方、待ち受けモードの変更があるときは、ステッ
プST1に戻って、設定された待ち受けモードを判定
し、その待ち受けモードに対応した受信状態の制御に移
る。
【0051】このように自営モードでは、自営基地局の
制御チャネルのみを受信する状態となる。そして、自営
基地局の制御チャネルを受信して同期が確立したとき
は、同期がはずれるまでその自営基地局の制御チャネル
による待ち受け状態を継続する。
【0052】また、図1に示す電話機10において、キ
ー入力部24(テンキー48等)のキー操作で相手側の
電話番号を入力し、あるいはリダイヤルデータや電話帳
データを検索した後に通話キー42を操作すると、まず
マイコン11より制御データとして電話番号データ等が
TDMA処理部15に供給されて制御チャネルで基地局
に送信される。これにより、相手側との回線接続が行わ
れて通話可能状態となる。
【0053】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
15よりマイコン11に供給される。マイコン11は、
通信周波数データに基づいて無線部13を制御して送受
信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致するように
すると共に、スロット位置データに基づいてTDMA処
理部15で選択されるスロットを設定する。よって、通
話は基地局より通知された通話チャネルを使用して行わ
れる。
【0054】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部15よりマイコン11に供給されて
着信が検出されると、マイコン11によって呼出音出力
部23が制御されて呼出音が出力され、あるいはマイコ
ン11によって振動発生部22が制御されて電話機本体
40が振動するようにされる。
【0055】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キー42が操作されて応答があると、マイコン11
より制御データとして応答データがTDMA処理部15
に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。この場合も、通話は基地局より通知された通話チ
ャネルを使用して行われる。
【0056】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部15より出力され
る。この圧縮音声データは音声コーデック部16に供給
されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変換さ
れる。そして、音声コーデック部16より出力される受
信音声信号がスピーカ17に供給され、このスピーカ1
7より音声が出力される。
【0057】また、マイクロホン18より出力される送
信音声信号は音声コーデック部16に供給されてディジ
タル信号に変換された後に圧縮符号化処理されて圧縮音
声データが形成される。そして、音声コーデック部16
より出力される圧縮音声データがTDMA処理部15に
供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
【0058】この場合、カーソル移動キー45の「↓」
キーを操作することで、テンキー48や特殊入力キー4
9,50を使用して文字データの送信が可能となる。こ
の場合、操作されたキーに対応するDTMF信号がDT
MF変復調部19より出力されて音声コーデック部16
に送信音声信号として供給される。
【0059】また、上述したように呼出データがTDM
A処理部15よりマイコン11に供給されて着信が検出
される場合、留守録モードに設定されているときは、呼
出音が所定時間だけ出力された後に自動的に応答して通
話可能状態となる。そして、発呼側に受信音声信号が録
音される旨の応答メッセージが送信された後、音声録再
部21で受信音声信号の録音が開始される。
【0060】また、留守録中、あるいは通話中に相手側
よりDTMF信号による文字メッセージデータが送られ
てくるとき、DTMF変復調部19より出力されるキー
データはマイコン11の制御に基づいて変換フォーマッ
ト記憶部20を参照して文字データに変換され、その文
字データが不揮発性メモリ25の文字メッセージ領域に
書き込まれる。このように不揮発性メモリ25に文字デ
ータが書き込まれている場合、カーソル移動キー45の
「↑」キーを長押し操作することで、その文字データに
よる文字メッセージを液晶表示器26に表示して確認可
能となる。
【0061】本実施の形態においては、キー入力部24
のキー操作で待ち受けモードを使用環境に対応して設定
できる。例えば、自営基地局より離れた位置にあって自
営基地局の制御チャネルを受信できないことが明らかな
場合、自営基地局の制御チャネルを受信する状態を省
き、無駄に電力を消費することを防止できる。
【0062】また、本実施の形態においては、自営基地
局または公衆基地局の制御チャネルを選択的に受信する
ものであり、自営基地局および公衆基地局の制御チャネ
ルを同時に受信するものでなく、簡単な構成で実現でき
る。
【0063】なお、上述実施の形態は、この発明を簡易
型携帯電話機に適用したものであるが、この発明は、公
衆基地局や自営基地局の制御チャネルを受信して制御チ
ャネルとの同期を確立した後待ち受け状態に移行する、
その他の携帯用端末装置にも同様に適用できることは勿
論である。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、待ち受けモードを設
定するモード設定手段を備えており、待ち受けモードを
使用環境に対応して設定できる。また、自営基地局また
は公衆基地局の制御チャネルを選択的に受信するもので
あり、簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機を示すブ
ロック図である。
【図2】簡易型携帯電話機を示す正面図(キー保護蓋の
取り外し状態)である。
【図3】簡易型携帯電話機を示す側面図である。
【図4】実施の形態における受信状態の制御を示すフロ
ーチャート(1/4)である。
【図5】実施の形態における受信状態の制御を示すフロ
ーチャート(2/4)である。
【図6】実施の形態における受信状態の制御を示すフロ
ーチャート(3/4)である。
【図7】実施の形態における受信状態の制御を示すフロ
ーチャート(4/4)である。
【符号の説明】
10 簡易型携帯電話機 11 マイクロコンピュータ 12 送受信用のアンテナ 13 無線部 14 ディジタル変復調部 15 TDMA処理部 16 音声コーデック部 17 スピーカ(受話器) 18 マイクロホン(送話器) 19 DTMF変復調部 20 変換フォーマット記憶部 21 音声録再部 22 振動発生部 23 呼出音出力部 24 キー入力部 25 不揮発性メモリ 26 液晶表示器 28 タイマ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹島 義人 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (72)発明者 寺田 亮治 東京都台東区池之端1丁目2番11号 ア イワ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−240966(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待ち受けモードを設定するモード設定手
    段と、 自営基地局または公衆基地局の制御チャネルを選択的に
    受信して制御チャネルとの同期を確立した後に待ち受け
    状態に移行する受信手段と、 上記モード設定手段によって設定された待ち受けモード
    に基づいて上記受信手段の受信状態を制御する受信制御
    手段とを備えた携帯用端末装置において、 上記モード設定手段で公衆優先モードに設定されると
    き、上記受信制御手段は、交互に上記公衆基地局および
    自営基地局の制御チャネルを受信し、上記公衆基地局の
    制御チャネルを受信して同期が確立したときは同期がは
    ずれるまでその公衆基地局の制御チャネルによる待ち受
    け状態を継続し、上記自営基地局の制御チャネルを受信
    して同期が確立したときは同期がはずれるかまたは一定
    時間が経過するまでその自営基地局の制御チャネルによ
    る待ち受け状態を継続するように上記受信手段を制御す
    ることを特徴とする携帯用端末装置。
  2. 【請求項2】 待ち受けモードを設定するモード設定手
    段と、 自営基地局または公衆基地局の制御チャネルを選択的に
    受信して制御チャネルとの同期を確立した後に待ち受け
    状態に移行する受信手段と、 上記モード設定手段によって設定された待ち受けモード
    に基づいて上記受信手段の受信状態を制御する受信制御
    手段とを備えた携帯用端末装置において、 上記モード設定手段で自営優先モードに設定されると
    き、上記受信制御手段は、交互に上記自営基地局および
    公衆基地局の制御チャネルを受信し、上記自営基地局の
    制御チャネルを受信して同期が確立したときは同期がは
    ずれるまでその自営基地局の制御チャネルによる待ち受
    け状態を継続し、上記公衆基地局の制御チャネルを受信
    して同期が確立したときは同期がはずれるかまたは一定
    時間が経過するまでその公衆基地局の制御チャネルによ
    る待ち受け状態を継続するように上記受信手段を制御す
    ることを特徴とする携帯用端末装置。
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