JPH1168916A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1168916A
JPH1168916A JP22276497A JP22276497A JPH1168916A JP H1168916 A JPH1168916 A JP H1168916A JP 22276497 A JP22276497 A JP 22276497A JP 22276497 A JP22276497 A JP 22276497A JP H1168916 A JPH1168916 A JP H1168916A
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JP
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data
telephone directory
directory data
address
unit
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JP22276497A
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Inventor
Akira Otake
旭 大竹
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信された電話帳データを記憶手段に良好に書
き込む。 【解決手段】送信側PHSより受信側PHSに、電話帳
データを送信する。この電話帳データへの登録番号デー
タ(格納先アドレスデータ)の付加は任意に行われてい
る。受信側PHSは、登録番号データの付加によって格
納先アドレスの指定があるとき、格納先アドレスに未だ
電話帳データが書き込まれていないときは、その格納先
アドレスに受信した電話帳データを書き込み、一方格納
先アドレスに既に電話帳データが書き込まれているとき
は、上書き可能に設定されている場合のみその格納先ア
ドレスに受信した電話帳データを上書きする(ST71〜ST
76)。また、受信側PHSは、登録番号データの付加が
なく格納先アドレスの指定がないとき、空きアドレスが
ある場合のみ、その空きアドレスに受信した電話帳デー
タを書き込む(ST77,ST78)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡易型携帯電話
機等に適用して好適な通信端末装置に関する。詳しく
は、受信された電話帳データを、この電話帳データに付
加された格納先アドレスデータに基づいて記憶手段に書
き込むことによって、受信された電話帳データを記憶手
段に良好に書き込むことができ、電話帳データを有効に
活用できるようにした通信端末装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話帳機能を有する電話機が知ら
れている。電話帳機能とは、予め記憶手段に、名前、電
話番号、メモ等からなる電話帳データを記憶しておき、
発呼時にその記憶手段より所定の電話帳データを読み出
して発呼動作を行い得るようにした機能である。
【0003】電話帳データに基づいて発呼を動作を行う
際には、表示部に表示される名前や電話番号等を参照し
ながら複数件の電話帳データを検索して所望の電話帳デ
ータを得た後に例えば通話キーを操作して発呼動作を開
始させる。このような、電話帳機能は、使用者が電話番
号が記載された手帳等から相手側の電話番号を探すと共
に、その電話番号をテンキー等で直接入力する手間を省
くことができ、非常に便利なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電話帳機能を有するあ
る電話機の記憶手段に複数件の電話帳データが記憶され
ている場合、その複数件の電話帳データの一部または全
部を、電話帳機能を有する他の電話機においても電話帳
データとして使用したい場合がある。しかし、従来にお
いては、ある電話機の記憶手段に記憶されている電話帳
データを他の電話機に送信する機能はなく、電話帳デー
タの有効利用を図ることができなかった。そこで、この
発明では、受信された電話帳データを記憶手段に良好に
書き込むことができ、電話帳データを有効に活用し得る
通信端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信端末
装置は、電話帳データが記憶される記憶手段と、回線で
送られてくる電話帳データを受信するデータ受信手段
と、このデータ受信手段で受信された電話帳データを、
この電話帳データに付加された格納先アドレスデータに
基づいて記憶手段に書き込むデータ書き込み手段とを備
えるものである。回線で送られてくる電話帳データが受
信される。電話帳データには、記憶手段の格納先アドレ
スを示す格納先アドレスデータが付加されるようになっ
ている。受信された電話帳データは、格納先アドレスデ
ータに基づき、記憶手段の格納先アドレスに書き込まれ
る。
【0006】なお、記憶手段の各アドレスに対する電話
帳データの上書きを可能とする設定を行う上書き設定手
段をさらに備え、格納先アドレスデータで示される記憶
手段のアドレスに既に電話帳データが書き込まれている
とき、上書き設定手段で上書きを可能とする設定を行っ
ている場合のみ、受信された電話帳データを格納先アド
レスで示される記憶手段のアドレスに書き込むようにし
てもよい。また、電話帳データに格納先アドレスデータ
が付加されていないとき、記憶手段の空きアドレスに受
信された電話帳データを書き込むようにしてもよい。
【0007】また、格納先アドレスデータで示される記
憶手段のアドレスに既に電話帳データが書き込まれてい
るとき、受信された電話帳データを格納先アドレスデー
タで示されるアドレスに最も近い記憶手段の空きアドレ
スに書き込むようにしてもよい。また、格納先アドレス
データで示されるアドレスが記憶手段のアドレスにない
とき、受信された電話帳データを記憶手段の空きアドレ
スに書き込むか、あるいはその電話帳データの書き込み
を行わないようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、実施
の形態としての通信システムについて説明する。図1
は、通信システムを構成する送信側端末機および受信側
端末機として使用される簡易型携帯電話機(PHS)1
00を示している。
【0009】この電話機100は、マイクロコンピュー
タを有して構成され、システム全体を制御するための制
御部101と、送受信用のアンテナ102と、このアン
テナ102で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウ
ンコンバートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature P
hase Shift Keying)信号を得ると共に、後述するディ
ジタル変復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信
号をアップコンバートして所定周波数の送信信号を得る
ための無線部103と、この無線部103より出力され
るπ/4シフトQPSK信号に復調処理をして受信デー
タを得ると共に、後述するTDMA(Time Division Mu
ltiple Access)処理部より出力される送信データに変
調処理をしてπ/4QPSK信号を得るディジタル変復
調部104とを有している。
【0010】また、電話機100は、ディジタル変復調
部104より出力される受信データ(複数スロットの時
分割多重データ)より予め設定された下りスロットのデ
ータを選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離
すると共に、後述する音声コーデック部より出力される
圧縮音声データや、制御部101より出力される制御デ
ータを予め設定された上りスロットに多重するTDMA
処理部105を有している。
【0011】また、電話機100は、TDMA処理部1
05より出力される圧縮音声データに対して復号化処理
(誤り訂正処理を含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理も含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部106と、この音声コーデック部1
06より出力される受信音声信号を増幅する低周波アン
プ107と、このアンプ107の出力音声信号による音
声を出力する受話器としてのスピーカ108と、音声コ
ーデック部106より出力される受信音声信号がDTM
F(Dual ToneMultiple Frequency)信号である場合、
このDTMF信号を復調して4ビット(1ニブル)のD
TMF信号コードを得るDTMF復調器109とを有し
ている。この場合、DTMF復調器109で得られるD
TMF信号コードは制御部101に供給される。
【0012】また、電話機100は、送話器としてのマ
イクロホン111と、このマイクロホン111より出力
される音声信号を増幅する低周波アンプ112と、制御
部101より供給されるDTMF信号コードをDTMF
信号に変換するDTMF変調器113と、アンプ112
の出力音声信号またはDTMF変調器113の出力DT
MF信号を選択的に取り出して音声コーデック部106
に送信音声信号として供給する切換スイッチ114とを
有している。
【0013】この場合、切換スイッチ114のa側の固
定端子にはアンプ112の出力側が接続され、そのb側
の固定端子にはDTMF変調器113の出力側が接続さ
れる。切換スイッチ114は、制御部101によって制
御され、DTMF信号を送信する場合はb側に接続さ
れ、その他の通話等を行う場合はa側に接続される。
【0014】また、電話機100は、ユーザが各種のキ
ー操作を行うための操作部115と、液晶表示器等で構
成される表示部116と、リダイヤルデータや電話帳デ
ータ等を記憶しておく不揮発性メモリ117と、着信時
に制御部101の制御によって呼出音を出力する呼出音
出力部118とを有している。これら操作部115、表
示部116、不揮発性メモリ117および呼出音出力部
118は、それぞれ制御部101に接続されている。
【0015】ここで、操作部115には、発呼を指示し
たり、着信時に応答するための通話キー、通話を終了す
るための終話キー、電話番号、文字データ等を入力する
ためのテンキー、リダイヤルデータや電話帳データを検
索するためのキー、電話帳送信モード等とするために使
用する機能キー、子機間直接通話を行うためのトランシ
ーバモードやその自動応答モードに設定するためのキ
ー、電話帳登録モードに移行させるための登録キー、不
揮発性メモリ117の電話帳登録部の各アドレスに対す
る電話帳データの上書きを可能とする設定を行うキー等
が配されている。表示部116には、システムの状態の
他に、リダイヤルデータや電話帳データの検索で選択さ
れたリダイヤルデータや電話帳データ、テンキーで入力
される電話番号等が表示される。
【0016】また、制御部101は、上述せずもマイク
ロコンピュータの動作プログラム、DTMF信号コード
をキャラクタコードに変換するための変換フォーマット
等が書き込まれているROM(read only memory)11
9と、DTMF復調器109で得られるDTMF信号コ
ード等を一時的に書き込むためのRAM120とを備え
ている。
【0017】図2は、電話機100の外観を示してお
り、図1と対応する部分には同一符号を付して示してい
る。
【0018】電話機本体40の上端部にはアンテナ10
2が配設される。また、本体40の上方に内蔵スピーカ
からの音声を外部に導出するための音声通過孔41が形
成され、その下部に表示部116が配される。さらに、
本体40の下方にはマイクロホン111が配される。ま
た、本体40の中央で表示部116の下部には、通話キ
ー42、機能キー43および終話キー44が横に並べて
配されている。終話キー44は、長押し時には電源オン
/オフキーとなる。
【0019】さらに、キー42〜44の下部には、左右
上下のカーソルキー45、電話帳登録モード等に移行さ
せるための登録キー46、入力データをクリアするため
のクリアキー47、テンキー48、特殊入力キー49,
50が配されている。ここで、カーソルキー45を構成
する「↑」キーはリダイヤルデータや電話帳データの検
索を開始するためのキーを兼用している。
【0020】次に、図1に示す簡易型携帯電話機100
の動作を説明する。
【0021】電源オン時には、制御チャネルとの同期が
はずれた状態にあるので、基地局より送信される制御チ
ャネルを受信して制御チャネルとの同期確立が行われ
る。そしてその後に、その基地局のエリアにいるという
位置登録が行われる。この位置登録は通話チャネルを使
用して行われ、位置登録が終了した後に制御チャネルの
受信状態に戻って待ち受け状態となる。
【0022】まず、通話を行う場合の動作について説明
する。この場合、例えば操作部115のキー操作で相手
側の電話番号を入力し、あるいはリダイヤルデータや電
話帳データを検索した後に通話キー42を操作すると、
発呼処理が行われる。すなわち、制御部101より制御
データとして電話番号データ等がTDMA処理部105
に供給されて制御チャネルで基地局に送信される。これ
により、相手側との回線接続が行われて通話可能状態と
なる。
【0023】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
105より制御部101に供給される。制御部101
は、通信周波数データに基づいて無線部103を制御し
て送受信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致する
ようにすると共に、スロット位置データに基づいてTD
MA処理部105で選択されるスロットを設定する。よ
って、通話は基地局より通知された通話チャネルを使用
して行われる。
【0024】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部105より制御部101に供給され
て着信が検出されると、制御部101によって呼出音出
力部118が制御されて呼出音が出力される。
【0025】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キー42が操作されて応答があると、制御部101
より制御データとして応答データがTDMA処理部10
5に供給されて基地局に制御チャネルで送信される。こ
れにより、相手側との回線接続が行われて通話可能状態
となる。この場合も、通話は基地局より通知された通話
チャネルを使用して行われる。
【0026】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部105より出力さ
れる。この圧縮音声データは音声コーデック部106に
供給されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変
換される。そして、音声コーデック部106より出力さ
れる受信音声信号がアンプ107を介してスピーカ10
8に供給され、このスピーカ108より受信音声信号に
よる音声が出力される。
【0027】また、マイクロホン111より出力される
送信音声信号はアンプ112で増幅された後に音声コー
デック部106に供給されてディジタル信号に変換され
た後に圧縮符号化処理されて圧縮音声データが形成され
る。そして、音声コーデック部106より出力される圧
縮音声データがTDMA処理部105に供給され、通話
チャネルで相手側に送信される。
【0028】次に、図4の制御シーケンス図を使用し、
送信側端末機(送信側PHS)および受信側端末機(受
信側PHS)として、図1に示す簡易型携帯電話機(P
HS)100を使用した通信システムにおいて、1件の
電話帳データを送信する場合の動作について説明する。
【0029】送信側PHSが、ステップST11で発呼
処理をし、これに対して、受信側PHSがステップST
31で応答処理をすることで、送信側PHSと受信側P
HSとの間の回線が接続され、通話可能状態となる。そ
して、送信側PHSは、ステップST12で、例えば機
能キー43が押圧操作された後に、テンキー48で「2
2」が入力されることで、1件の電話帳データを送信す
る電話帳送信モードとなり、ステップST13で、表示
部116に、「電話帳データ送信1」を表示する。
【0030】そして、ステップST14で、カーソルキ
ー45の操作により送信すべき電話帳データの検索が行
われる。表示部116には、検索された電話帳データが
表示される。ステップST15で、登録キー46が押圧
操作されることで、表示部116に表示されている電話
帳データが転送すべき電話帳データとして決定され、ス
テップST16で、表示部116に、「データ送信?Y
ES→1/NO→3」を表示する。
【0031】そして、送信側PHSでは、ステップST
17で、YESであるかNOであるかを判定する。テン
キー48で「3」が入力されてNOであるとき、電話帳
送信モードが解除され、通話可能状態に戻る。一方、テ
ンキー48で「1」が入力されてYESであるとき、送
信側PHSは、ステップST18で、電話帳データを回
線に送出する。
【0032】図3は、送信データ例を示している。つま
り、送信データは、DTMF信号コードからなる電話帳
データ部と、この電話帳データ部の前に配され、電話帳
データ部を構成するDTMF信号コード等の個数(長
さ)を示すレングスデータ部と、電話帳データ部の後に
配され、DTMF信号コードからなるデータ終了コマン
ド「#」とで構成されている。なお、レングスデータ部
もDTMF信号コードからなっている。
【0033】電話帳データ部は、電話帳データの開始を
示すヘッダ「*1」と、ヘッダ「*2」とそれに続く3
桁の登録番号データとからなる登録番号部と、ヘッダ
「*3」とそれに続く名前データとからなる名前部と、
ヘッダ「*4」とそれに続くメモデータとからなるメモ
部と、ヘッダ「*51」〜「*5N」とそれに続く電話
番号データとからなる第1〜第Nの電話番号部とを有し
て構成されている。
【0034】ここで、Nは1〜9,0のいずれかの値を
とり、ヘッダ「*51」〜「*59」はそれぞれ1〜9
番目の電話番号であることを示し、ヘッダ「*50」は
10番目の電話番号であることを示すものとなる。な
お、上述した1件の電話帳データを送信するときには、
登録番号部は省略してもよい。また、送信すべき電話帳
データに対応するデータがない場合には、名前データ
部、メモ部等は適宜省略される。
【0035】レングスデータ部は、レングスデータと、
そのレングスデータの先頭に付加されたヘッダ「*
8」、その後尾に付加された取り消しコマンド「**」
とからなっている。ヘッダ「*8」はレングスデータで
あることを示すものである。また、取り消しコマンド
「**」は、“それ以前のデータは無効”という意味を
持っており、受信側PHSがレングスデータに対処して
いない場合、レングスデータによって誤動作することを
防止するために付加されている。ここで、DTMF信号
コード等の個数は、例えば電話帳データ部を構成するD
TMF信号コードの個数、あるいは名前データやメモデ
ータの部分に関してはDTMF信号コードで表される文
字数として数え、それにその他の部分のDTMF信号コ
ードの個数を加算した個数を示すものとされる。
【0036】送信側PHSでは、ステップST18で、
切換スイッチ114をb側に接続した状態とし、送信す
べき電話帳データに対応した送信データ(図3参照)を
構成するDTMF信号コードを、制御部101よりDT
MF変調器113に供給し、それらのDTMF信号コー
ドをDTMF信号に変換して音声コーデック部106に
供給する。これにより、送信側PHSは、送信すべき電
話帳データに対応した送信データを回線に送出する。
【0037】これに対して、受信側PHSでは、送られ
てくるDTMF信号をDTMF復調器109で復調して
DTMF信号コードを得、ステップST32で、レング
スデータ部や電話帳データ部を構成するDTMF信号コ
ードを制御部101のRAM120に一時的に記憶す
る。そして、ステップST33で、受信側PHSの制御
部101は、RAM120に記憶された電話帳データ部
のDTMF信号コード等の個数が、同様にRAM120
に記憶されたレングスデータで示されるDTMF信号コ
ード等の個数と一致するか否かを判定する。一致しない
と判定するとき、受信側PHSでは、ステップST34
で、切換スイッチ114をb側に接続し、制御部101
より再送信要求データとしての「#」のDTMF信号コ
ードをDTMF変調器113に供給し、このDTMF信
号コードをDTMF信号に変換して音声コーデック部1
06に供給する。これにより、受信側PHSは、再送信
要求データを回線に送出する。
【0038】これに対して、送信側PHSでは、送られ
てくるDTMF信号をDTMF復調器109で復調して
DTMF信号コードを得、このDTMF信号コードを制
御部101に供給する。そして、ステップST19で、
再送信要求データとしてのDTMF信号コードを受信し
たか否かを判定する。再送信要求データとしてのDTM
F信号コードを受信したときは、ステップST18に戻
って、電話帳データを回線に再送出する。これに伴っ
て、受信側PHSは、上述したと同様の処理、つまりス
テップST32〜ステップST34の処理を繰り返すこ
とになる。なお、この再送出時には、送信データのう
ち、レングスデータ部の送出を省略するようにしてもよ
い。
【0039】また、受信側PHSでは、ステップST3
3で、双方の個数が一致すると判定するときは、ステッ
プST35に進み、制御部101は、RAM120に記
憶されている電話帳データ部を構成するDTMF信号コ
ードより、名前データ、メモデータ、電話番号データを
取得し、これらのデータを1件の電話帳データとして、
不揮発性メモリ117の電話帳登録部に記憶する処理を
する。
【0040】図5のフローチャートは、受信した電話帳
データの記憶処理の動作を示している。まず、ステップ
ST71で、格納先アドレスの指定があるか否かを判定
する。すなわち、電話帳データ部に登録番号部が含まれ
ているか否かを判定する。登録番号部が含まれている場
合には、登録番号データを取得でき、この登録番号デー
タによって不揮発性メモリ117の電話帳登録部におけ
る格納先アドレスが一意的に決まり、結果的に格納先ア
ドレスの指定があったことと等価となる。
【0041】格納先アドレスの指定があるときは、ステ
ップST72で、不揮発性メモリ117の電話帳登録部
における格納先アドレスに電話帳データが書き込まれて
いるか否かを判定する。格納先アドレスに未だ電話帳デ
ータが書き込まれていないときは、ステップST73
で、その格納先アドレスに受信した電話帳データを書き
込み、記憶処理を終了する。
【0042】一方、格納先アドレスに電話帳データが既
に書き込まれているときは、ステップST74で、不揮
発性メモリ117の電話帳登録部の各アドレスに対する
電話帳データの上書きを可能とするように設定されてい
るか否かを判定する。上書き可能に設定されているとき
は、ステップST75で、格納先アドレスに書き込まれ
ている電話帳データを受信した電話帳データに書き換
え、記憶処理を終了する。上書き可能に設定されていな
いときは、ステップST76で、受信した電話帳データ
を格納先アドレスに書き込むことなく(受信した電話帳
データの廃棄)、記憶処理を終了する。
【0043】また、上述したステップST71で格納先
アドレスの指定がないときは、ステップST77で、不
揮発性メモリ117の電話帳登録部に電話帳データが書
き込まれていない空きアドレスがあるか否かを判定す
る。空きアドレスがあるときは、ステップST78で、
その空きアドレスに受信した電話帳データを書き込み、
記憶処理を終了する。一方、空きアドレスがないとき
は、ステップST76で、受信した電話帳データを格納
先アドレスに書き込むことなく、記憶処理を終了する。
【0044】上述せずも、登録番号データで示される登
録番号が適切なものでなく、電話帳登録部にそれ対応す
るアドレスがないときは、格納先アドレスの指定がなか
ったものとして受信した電話番号データを空きアドレス
に書き込むか、あるいは受信した電話帳データを廃棄し
てもよい。また、図5のフローチャートの動作では、指
定された格納先アドレスに既に電話帳データが格納され
ているときは、上書きあるいは受信した電話帳データの
廃棄を行うものであるが、その格納先アドレスに最も近
い空きアドレスに受信した電話帳データを書き込むよう
にしてもよい。図4のフローチャートに戻って、受信側
PHSは、ステップST35で電話帳データの記憶処理
をした後、ステップST36で、切換スイッチ114を
b側に接続し、制御部101より電話帳データの記憶処
理をした旨のメッセージデータとしてのDTMF信号コ
ードをDTMF変調器113に供給し、このDTMF信
号コードをDTMF信号に変換して音声コーデック部1
06に供給する。これにより、受信側PHSは、電話帳
データの記憶処理をした旨のメッセージデータを回線に
送出する。これに対応して、送信側PHSでは、受信側
PHSからの電話帳データの記憶処理をした旨のメッセ
ージデータを受信するとき、ステップST20で、表示
部116に、「送信完了」の表示をする。
【0045】なお、送信がPHSでは、「送信完了」の
表示を行うだけでなく、例えば受信側PHSより記憶処
理結果を示すメッセージデータを送ってもらうことで、
受信がPHSで電話帳データが実際に電話帳登録部に書
き込まれたか否か、書き込まれなかったときはその原因
が何か等の表示も行うようにしてもよい。これにより、
ユーザは、電話帳データが電話帳登録部に書き込まれな
かったとき、それを認識し、その対処が可能となる。
【0046】また、送信側PHSが、上述したように表
示部116に「送信完了」の表示を行った後、送信側P
HSと受信側PHSとの間で通話可能な状態に復帰す
る。その後、送信側PHSは、例えばステップST21
で、回線切断の処理をし、ステップST22で、待ち受
けの状態となる。受信側PHSは、送信側PHSの回線
切断処理に対応して、ステップST37で、回線切断の
処理をし、ステップST38で、待ち受けの状態とな
る。
【0047】次に、図6の制御シーケンス図を使用し、
送信側端末機(送信側PHS)および受信側端末機(受
信側PHS)として、図1に示す簡易型携帯電話機(P
HS)100を使用した通信システムにおいて、トラン
シーバモード(子機間直接通話機能)によって、全件の
電話帳データを送信する場合の動作について説明する。
ここで、トランシーバモードは、同一の親機に子機とし
て登録され、同一システム呼出符号を共有しているPH
S間で通話を行い得るモードである。このトランシーバ
モードで使用する機能チャネルを、周知のように制御用
物理スロットとしてはSCCH、通信用物理スロットと
してはTCH、FACCHとしている。なお、電波法に
より、このトランシーバモードにおける送信継続時間は
3分以内に制限されている。
【0048】送信側PHSは、ステップST41で、ユ
ーザによってトランシーバモードに設定される。また、
受信側PHSは、ステップST61で、ユーザによって
トランシーバモードにおける自動応答モードに設定され
る。そして、送信側PHSは、ステップST42で、例
えば機能キー43が押圧操作された後に、テンキー48
で「23」が入力されることで、全件の電話帳データを
送信する電話帳送信モードとなり、ステップST43
で、表示部116に、「電話帳データ送信2」を表示
し、さらに一定時間後に、ステップST44で、表示部
116に、「全て送信、相手番号?」を表示し、ユーザ
に対して相手番号の入力を促す。
【0049】そして、送信側PHSでは、ステップST
45で、相手番号の入力があるか否かを判定する。相手
番号の入力がないときは、ステップST46で、一定時
間が経過したか否かを判定する。一定時間が経過したと
きは、トランシーバモードの設定状態に戻る。ステップ
ST45で相手番号の入力があるときは、ステップST
47で、トランシーバ発呼処理をし、これに対して、受
信側PHSがステップST62で自動応答処理をするこ
とで、送信側PHSと受信側PHSとの間で回線が接続
され、通話可能状態となる。
【0050】そして、送信側PHSは、ステップST4
8で、電話帳データを回線に送出する。すなわち、ま
ず、1件目の電話帳データに係る送信データ(図3参
照)を回線に送出する。つまり、送信側PHSでは、ス
テップST48で、切換スイッチ114をb側に接続し
た状態とし、1件目の電話帳データに係る送信データを
構成するDTMF信号コードを、制御部101よりDT
MF変調器113に供給し、それらのDTMF信号コー
ドをDTMF信号に変換して音声コーデック部106に
供給する。これにより、送信側PHSは、1件目の電話
帳データに対応した送信データを回線に送出する。
【0051】これに対して、受信側PHSでは、送られ
てくるDTMF信号をDTMF復調器109で復調して
DTMF信号コードを得、ステップST63で、レング
スデータ部や電話帳データ部を構成するDTMF信号コ
ードを制御部101のRAM120に一時的に記憶す
る。そして、ステップST64で、受信側PHSの制御
部101は、RAM120に記憶された電話帳データ部
のDTMF信号コード等の個数が、同様にRAM120
に記憶されたレングスデータで示されるDTMF信号コ
ード等の個数と一致するか否かを判定する。一致しない
と判定するとき、受信側PHSでは、ステップST65
で、切換スイッチ114をb側に接続し、制御部101
より再送信要求データとしての「#」のDTMF信号コ
ードをDTMF変調器113に供給し、このDTMF信
号コードをDTMF信号に変換して音声コーデック部1
06に供給する。これにより、受信側PHSは、再送信
要求データを回線に送出する。
【0052】これに対して、送信側PHSでは、送られ
てくるDTMF信号をDTMF復調器109で復調して
DTMF信号コードを得、このDTMF信号コードを制
御部101に供給する。そして、ステップST49で、
再送信要求データとしてのDTMF信号コードを受信し
たか否かを判定する。再送信要求データとしてのDTM
F信号コードを受信したときは、ステップST48に戻
って、1件目の電話帳データを回線に再送出する。これ
に伴って、受信側PHSは、上述したと同様の処理、つ
まりステップST63〜ステップST65の処理を繰り
返すことになる。なお、この再送出時には、送信データ
のうち、レングスデータ部の送出を省略するようにして
もよい。
【0053】また、受信側PHSでは、ステップST6
4で、双方の個数が一致すると判定するときは、ステッ
プST66に進み、制御部101は、RAM120に記
憶されている電話帳データ部を構成するDTMF信号コ
ードより、名前データ、メモデータ、電話番号データを
取得し、これらのデータを1件目の電話帳データとし
て、不揮発性メモリ117の電話帳登録部に記憶する処
理をする。この記憶処理も、上述した図5のフローチャ
ートに沿って行われる。
【0054】そして、受信側PHSは、ステップST6
6で電話帳データの記憶処理をした後、ステップST6
7で、切換スイッチ114をb側に接続し、制御部10
1より電話帳データの記憶処理をした旨のメッセージデ
ータとしてのDTMF信号コードをDTMF信号コード
をDTMF変調器113に供給し、このDTMF信号コ
ードをDTMF信号に変換して音声コーデック部106
に供給する。これにより、受信側PHSは、電話帳デー
タの記憶処理をした旨のメッセージデータを回線に送出
する。これに対応して、送信側PHSでは、受信側PH
Sからの電話帳データの記憶処理をした旨のメッセージ
データを受信するとき、ステップST50で、全件の電
話帳データの送信が終了したか否かを判定する。
【0055】全件の電話帳データの送信が終了していな
いときは、ステップST51で、一旦トランシーバ回線
の切断処理をし、受信側PHSには切断信号を送信す
る。受信側PHSでは、ステップST68で、切断信号
を受信したか否かを判定し、切断信号を受信したとき
は、ステップST69で、トランシーバ回線の切断処理
をし、トランシーバモードの自動応答モードの状態とな
る。
【0056】そして、送信側PHSは、上述したように
トランシーバ回線の切断処理をした後、ステップST4
7に戻って、再度トランシーバ発呼処理をする。これに
対して、受信側PHSは、ステップST62で応答処理
をし、送信側PHSと受信側PHSとの間で回線が接続
され、通話可能状態となる。この状態で、送信側PHS
は、ステップST48で、2件目の電話帳データを回線
に送出し、受信側PHSは、上述した1件目の電話帳デ
ータにおけると同様に、ステップST66で、2件目の
電話帳データの記憶処理をする。
【0057】以下、同様にして、3件目以降の電話帳デ
ータも送信側PHSより受信側PHSに送信し、受信側
PHSは、その電話帳データの記憶処理をする。つま
り、送信側PHSでは、ステップST47〜51の動作
を繰り返し、受信側PHSでは、ステップST62〜6
9の動作を繰り返すこととなる。なお、電話帳データを
1件送信する毎に、トランシーバ回線を切断するのは、
上述したトランシーバモードにおける送信制限時間(3
分)に対処するためである。したがって、この送信制限
時間内に収まるのであれば、1件毎ではなく、数件毎に
トランシーバ回線を遮断するようにしてもよい。
【0058】また、送信側PHSは、ステップST50
で全件の電話帳データの送信が終了したときは、ステッ
プST52で、トランシーバ回線の遮断処理をし、ステ
ップST53で、待ち受けの状態となる。受信側PHS
は、送信側PHSの回線切断処理に対応して、ステップ
ST70で、回線切断の処理をし、ステップST71
で、待ち受けの状態となる。
【0059】以上説明したように本実施の形態において
は、送信側PHSより受信側PHSに電話帳データを送
信して不揮発性メモリ117の電話帳登録部に記憶させ
るものであって、受信側PHSで受信された電話帳デー
タは、この電話帳データに付加された登録番号データ
(格納先アドレスデータ)に基づいて電話帳登録部に書
き込まれる。すなわち、格納先アドレスの指定があるか
否か、格納先アドレスの指定があるときは、その格納先
アドレスに既に電話帳データが書き込まれているか否か
等の判定に従って、受信された電話帳データの電話帳登
録部への書き込みが制御される。これにより、受信側P
HSは受信された電話帳データを電話帳登録部に良好に
書き込むことができ、電話帳データを有効に活用できる
利益がある。
【0060】なお、上述実施の形態において、図4、図
6に示すフローチャートの動作において、送信側PHS
より受信側PHSにレングスデータ部と電話帳データ部
とが連続して送信されるように説明したが、例えば最初
にレングスデータ部を送信し、このレングスデータ部に
誤りのないことを確認した後に、送信側PHSより受信
側PHSに電話帳データ部を送信するようにしてもよ
い。受信側PHSで受信したレングスデータに誤りのな
いことの確認は、例えば受信側PHSで受信したレング
スデータ部をそのまま送信側PHSに送信し、この受信
側PHSで受信されたレングスデータ部と送信したレン
グスデータ部との一致を見ることで行うことができる。
これにより、電話帳データの誤送信をより高精度に防止
することが可能となる。
【0061】また、上述実施の形態において、送信側P
HSより受信側PHSに1件の電話帳データを送信する
場合には、電話回線を使用して送信するようにしている
が(図4参照)、トランシーバモードを使用して送信す
るようにしてもよい。また、上述実施の形態において、
送信側PHSより受信側PHSに全件の電話帳データを
送信する場合には、トランシーバモードを使用して送信
するようにしているが(図6参照)、電話回線を使用し
て送信するようにしてもよい。電話回線を使用する場
合、送信側PHSおよび受信側PHSは、同一の親機に
登録されたものである必要はなく、また遠く離れていて
も電話帳データの送信が可能となり、さらに途中で回線
を切断することなく全件の電話帳データを連続して送信
することができる。
【0062】また、上述せずも、図4、図6に示すフロ
ーチャートの動作において、送信側PHSより受信側P
HSに、レングスデータ部が送信されることなく、電話
帳データ部のみが送信される場合においては、ステップ
ST33(図4参照)、ステップST64(図6参照)
で、個数の一致を判定することなく、電話帳データを不
揮発性メモリ117に直ちに記憶するようにすればよ
い。また、このとき、受信側PHSで個数を計数し、こ
れを送信側PHSに送出し、送信側PHSで受信した個
数と送信した個数とを比較し、一致したときは「一致」
を示すデータを、不一致のときには電話帳データを再送
出するようにしてもよい。これによれば、送信側PHS
は、レングスデータ部を作成する必要がなくなり、デー
タ送出時の負担を低減できる。
【0063】また、上述実施の形態において、簡易型携
帯電話機100は、DTMF信号コードを送出する際、
DTMF変調器113でDTMF信号コードをDTMF
信号に変換して回線に送出するようにしているが、基地
局に受信したDTMF信号コードに基づいてDTMF信
号を生成する手段があれば、電話機100はDTMF変
調器113を有しない構成とすることができる。これに
よれば、構成が簡単になると共に、信号劣化がさらに減
少し、良好な電話帳データの送信が期待できる。
【0064】また、上述実施の形態においては、送信側
端末機や受信側端末機として簡易型携帯電話機を使用し
た通信システムを示したが、これに限定されるものでは
なく、その他の通信端末装置で構成される通信システム
にも適用できることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、受信された電話帳デ
ータを、この電話帳データに付加された格納先アドレス
データに基づいて記憶手段に書き込むものであり、受信
された電話帳データを記憶手段に良好に書き込むことが
でき、電話帳データを有効に活用できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての通信システムの送信側端末
機や受信側端末機として使用される簡易型携帯電話機
(PHS)の構成を示すブロック図である。
【図2】簡易型携帯電話機の外観を示す正面図である。
【図3】実施の形態において、電話帳データを送信する
場合の送信データの一例を示す図である。
【図4】1件の電話帳データを送信する場合における送
信側端末機(送信側PHS)および受信側端末機(受信
側PHS)の動作例を示す制御シーケンス図である。
【図5】受信した電話帳データの記憶処理の動作を示す
フローチャートである。
【図6】全件の電話帳データを送信する場合における送
信側端末機および受信側端末機の動作例を示す制御シー
ケンス図である。
【符号の説明】
100 簡易型携帯電話機 101 制御部 102 送受信用のアンテナ 103 無線部 104 ディジタル変復調部 105 TDMA処理部 106 音声コーデック部 107,112 低周波アンプ 108 スピーカ 109 DTMF復調器 111 マイクロホン 113 DTMF変調器 114 切換スイッチ 115 操作部 116 表示部 117 不揮発性メモリ 118 呼出音出力部 120 RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話帳データが記憶される記憶手段と、 回線で送られてくる電話帳データを受信するデータ受信
    手段と、 上記データ受信手段で受信された電話帳データを、この
    電話帳データに付加された格納先アドレスデータに基づ
    いて上記記憶手段に書き込むデータ書き込み手段とを備
    えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段の各アドレスに対する電話
    帳データの上書きを可能とする設定を行う上書き設定手
    段をさらに備え、 上記データ書き込み手段は、上記格納先アドレスデータ
    で示される上記記憶手段のアドレスに既に電話帳データ
    が書き込まれているとき、上記上書き設定手段で上記上
    書きを可能とする設定を行っている場合のみ、上記受信
    された電話帳データを上記格納先アドレスデータで示さ
    れる上記記憶手段のアドレスに書き込むことを特徴とす
    る請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記データ書き込み手段は、上記受信さ
    れた電話帳データに上記格納先アドレスデータが付加さ
    れていないとき、上記記憶手段の空きアドレスに上記受
    信された電話帳データを書き込むことを特徴とする請求
    項1に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 上記データ書き込み手段は、上記格納先
    アドレスデータで示される上記記憶手段のアドレスに既
    に電話帳データが書き込まれているとき、上記受信され
    た電話帳データを上記格納先アドレスデータで示される
    アドレスに最も近い上記記憶手段の空きアドレスに書き
    込むことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 上記データ書き込み手段は、上記格納先
    アドレスデータで示されるアドレスが上記記憶手段のア
    ドレスにないとき、上記記憶手段の空きアドレスに上記
    受信された電話帳データを書き込むことを特徴とする請
    求項1に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 上記データ書き込み手段は、上記格納先
    アドレスデータで示されるアドレスが上記記憶手段のア
    ドレスにないとき、上記受信された電話帳データを上記
    記憶手段に書き込まないことを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末装置。
JP22276497A 1997-08-19 1997-08-19 通信端末装置 Pending JPH1168916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001030054A1 (fr) * 1999-10-18 2001-04-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Telephone
US8452349B2 (en) 2011-07-29 2013-05-28 Denso Corporation In-vehicle apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001030054A1 (fr) * 1999-10-18 2001-04-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Telephone
US8452349B2 (en) 2011-07-29 2013-05-28 Denso Corporation In-vehicle apparatus

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