JPH08182052A - 無線通信システム、無線通信携帯情報端末および無線基地局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信携帯情報端末および無線基地局

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JPH08182052A
JPH08182052A JP6337865A JP33786594A JPH08182052A JP H08182052 A JPH08182052 A JP H08182052A JP 6337865 A JP6337865 A JP 6337865A JP 33786594 A JP33786594 A JP 33786594A JP H08182052 A JPH08182052 A JP H08182052A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が意識することなく、自動的に大量の
データをバックアップできる無線通信システム、無線通
信携帯情報端末および無線基地局を提供する。 【構成】 利用者がバックアップ時刻をPHS端末6に
入力すると、該バックアップ時刻は無線基地局5へ送信
される。無線基地局5は、時計22の現在時刻がバック
アップ時刻になると、PHS端末6にデータ送信を指示
する制御コードを送信する。PHS端末6は、制御コー
ドを受信すると、自動的に、RAM18に蓄積している
データ(例えば、住所録、スケジュール、メモ等)を無
線基地5へ送信する。無線基地局局5は、受信したデー
タをRAM24に格納する。このように、PHS端末6
のデータは、バックアップ時刻になると、自動的に、無
線基地局のRAM24にバックアップされる。また、P
HS端末6側でRAM18内のデータに異常が生じた場
合には、PHS端末6は、無線基地局5のRAM24に
格納されているバックアップデータを受信し、RAM1
8に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信システム、特
に、PHS端末等の無線通信携帯情報端末に蓄積された
データをバックアップするのに用いて好適な無線通信シ
ステム、無線通信携帯情報端末および無線基地局に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信システムにおける端末と
して、利用者に携帯され、一般の家庭内電話機を含む他
の端末と、音声やデータを相互に通信する無線通信携帯
情報端末(例えば、携帯電話機、PHS端末:Personal
Handy Phone System 端末、PDA:Personal Digital A
ssistant等)が知られている。これらの無線通信携帯情
報端末は、携帯した上で使用できるように二次電池等に
より駆動され、相手先の電話番号や、住所録、スケジュ
ール、文字・音声によるメモ等の各種データを蓄積でき
るようになっている。この無線通信携帯情報端末は、直
接、他の端末と通信したり、広範囲な地域に敷設された
通信網に所定の間隔で配設された無線基地局を介して、
通信網である公衆回線に接続された上で、同様に無線基
地局を介して無線通信によって通信網に接続された他の
端末と通信することができる。上記無線基地局は、無線
通信携帯情報端末と無線通信によって情報を授受し、無
線通信携帯情報端末と通信網との間での通信経路を確立
する中継器である。ところで、上記無線通信携帯情報端
末では、各種のデータ(住所録、スケジュール、文字・
音声によるメモ等の各種データ)に異常が生じることに
よって、これら各種のデータが消去されたり、あるいは
間違った内容になることを避けるために、定期的にバッ
クアップする必要がある。従来の無線通信携帯情報端末
では、上記データバックアップとして、例えば、本体ま
たはカード等のSRAM(Static Random Access Memor
y)内にデータを保存したり、SRAMの代わりにEE
PROM(Electrically erasable and programmable R
OM)やフラッシュメモリ内にデータを保存していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の無線通信システムでは、PHS端末等の無線通信携
帯情報端末に蓄積されているデータは、無線通信携帯情
報端末側で独自に、例えば、本体またはカード等のSR
AM内や、EEPROM、フラッシュメモリ内にバック
アップしたり、外部の記憶媒体であるフロッピーディス
ク等にバックアップするようになっていたので、以下の
問題があった。
【0004】(イ)SRAMを用いる場合には、データ
を保持しておくために、常時、SRAMに電源を供給し
ておかなければならないという問題があった。 (ロ)上記SRAMに供給する電源には、無線通信携帯
情報端末の二次電池を用いなければならないため、二次
電池の消耗が大きく、無線通信携帯情報端末の駆動時間
が短くなるという問題があった。 (ハ)二次電池の電池容量が消耗してしまうと、無線通
信携帯情報端末が使えなくなるばかりでなく、データも
消去されてしまうため、信頼性が低いという問題があっ
た。
【0005】(ニ)また、SRAMの代わりに、EEP
ROMやフラッシュメモリを用いる場合には、データの
書き込み回数に制限があるという問題があった。 (ホ)さらに、SRAM、EEPROM、あるいはフラ
ッシュメモリのいずれを用いる場合であっても、データ
量が多くなるとメモリのコストアップにつながるという
問題があった。 (ト)フロッピーディスクに保存する場合には、ディス
クドライブ等の機器の接続や、バックアップの操作を行
わなければならず、操作が繁雑になるという問題があっ
た。
【0006】そこで本発明は、使用者が意識することな
く、自動的に大量のデータをバックアップできる無線通
信システム、無線通信携帯情報端末および無線基地局を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による無線通信システムは、通信回線
網に接続された基地局を介して無線により接続される無
線通信装置とを具備する無線通信システムにおいて、前
記無線基地局は、所定時間に前記無線通信装置にバック
アップ要求信号を送信し、前記無線通信装置は、このバ
ックアップ要求信号に応答して内部のメモリに記憶され
ている情報を前記無線基地局に送信し、前記無線基地局
は、この情報を受信してバックアップメモリに記憶する
ことを特徴とする。また、好ましい態様として、前記無
線基地局は、例えば請求項2記載のように、前記バック
アップ要求信号を出力する所定時間を記憶するバックア
ップ時間記憶手段を具備するようにしてもよい。
【0008】また、好ましい態様として、前記無線基地
局は、例えば請求項3記載のように、前記バックアップ
メモリに情報が記憶された時の時間を記憶する更新時間
記憶手段を具備するようにしてもよい。また、好ましい
態様として、前記無線通信装置は、例えば請求項4記載
のように、内部メモリの情報に異常が生じると、前記無
線基地局に異常を通知し、前記無線基地局は、この異常
の通知を受けて前記バックアップメモリに記憶されてい
る情報を前記無線通信装置に送信し、前記無線通信装置
は、この情報を受信して内部メモリに記憶するようにし
てもよい。
【0009】また、請求項5記載の発明による無線通信
システムは、通信回線網に接続された無線基地局を介し
て無線により接続される無線通信装置を具備する無線通
信システムにおいて、前記無線通信システムは、通信回
線網に接続され、情報を記憶するバックアップメモリを
有する記憶装置を具備し、この記憶装置から前記無線基
地局を介して所定時間に前記無線通信装置にバックアッ
プ要求信号を送信し、前記無線通信装置は、このバック
アップ要求信号に応答して内部のメモリに記憶されてい
る情報を前記無線基地局を介して前記記憶装置に送信
し、前記記憶装置はこの情報を受信して前記バックアッ
プメモリに記憶することを特徴とする。また、好ましい
態様として、前記記憶装置は、例えば請求項6記載のよ
うに、前記バックアップ要求信号を出力する所定時間を
記憶するバックアップ時間記憶手段を具備するようにし
てもよい。
【0010】また、好ましい態様として、前記記憶装置
は、例えば請求項7記載のように、前記バックアップメ
モリに情報が記憶された時の時間を記憶する更新時間記
憶手段を具備するようにしてもよい。また、好ましい態
様として、前記無線通信装置は、例えば請求項8記載の
ように、内部メモリの情報に異常が生じると、前記無線
基地局を介して前記記憶装置に異常を通知し、前記記憶
装置は、この異常の通知を受けて前記バックアップメモ
リに記憶されている情報を前記無線基地局を介して前記
無線通信装置に送信し、前記無線通信装置は、この情報
を受信して内部メモリに記憶するようにしてもよい。ま
た、好ましい態様として、前記無線通信装置は、例えば
請求項9記載のように、前記バックアップ時間記憶手段
に所定時間を入力する入力手段を具備するようにしても
よい。
【0011】また、好ましい態様として、例えば請求項
10記載のように、前記バックアップメモリに記憶され
ている情報とともに、該情報に対応する無線通信装置の
識別符号を記憶するようにしてもよい。また、好ましい
態様として、例えば請求項11記載のように、前記バッ
クアップメモリに記憶されている情報とともに、該情報
の種別を記憶するようにしてもよい。また、好ましい態
様として、例えば請求項12記載のように、前記バック
アップメモリに記憶されている情報を更新するとき、前
記無線通信装置の識別符号により検索するようにしても
よい。
【0012】また、請求項13記載の発明による無線通
信携帯情報端末は、利用者に携帯され、他の無線通信携
帯情報端末と通信する端末であって、通信網に所定の間
隔で配設された無線基地局と無線通信によって情報を送
受信する端末送受信手段と、情報が格納された情報記憶
手段と、前記無線基地局からの送信指示を受信すると、
前記情報記憶手段に格納されている情報を、前記端末送
受信手段によって前記無線基地局に送信するバックアッ
プ制御手段とを具備することを特徴とする。また、好ま
しい態様として、前記バックアップ制御手段は、例えば
請求項14記載のように、前記情報記憶手段に格納され
た情報に異常が生じると、前記端末送受信手段によって
前記無線基地局に異常発生信号を送信するとともに、前
記情報記憶手段の情報を消去した後、前記無線基地局を
介して以前にバックアップされた情報が送信されてくる
と、該情報を前記情報記憶手段に格納するようにしても
よい。
【0013】また、請求項15記載の発明による無線基
地局は、通信網に所定の間隔で配設され、利用者に携帯
される無線通信携帯情報端末と無線通信によって情報を
授受し、前記無線通信携帯情報端末と前記通信網との間
での通信経路を確立する中継器であって、前記無線通信
携帯情報端末との間で情報を送受信する基地局送受信手
段と、前記無線通信携帯情報端末からの前記情報が格納
されるバックアップ記憶手段と、現在の時刻を計時する
時計手段と、前記時計手段による前記現在の時刻がバッ
クアップ時刻になった時点で、前記無線通信携帯情報端
末に格納されている情報を送信するよう前記基地局送受
信手段によって前記無線通信携帯情報端末に送信指示を
送信するとともに、前記基地局送受信手段によって受信
した前記無線通信携帯情報端末からの情報を前記バック
アップ記憶手段に格納する情報転送手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】また、好ましい態様として、前記情報転送
手段は、例えば請求項16記載のように、前記無線通信
携帯情報端末からの異常発生信号を前記基地局送受信手
段によって受信すると、 前記バックアップ記憶手段に
格納されている情報を前記基地局送受信手段によって前
記無線通信携帯情報端末に送信するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項17記載のよ
うに、前記バックアップ記憶手段に格納された情報の中
から送信要求のあった無線通信携帯情報端末の情報を検
索する検索手段を備え、前記情報転送手段は、前記無線
通信携帯情報端末からの異常発生信号を前記基地局受信
手段によって受信すると、前記検索手段によって検索さ
れた情報を前記基地局送受信手段によって前記無線通信
携帯情報端末に送信するようにしてもよい。
【0015】
【作用】本発明では、無線通信携帯情報端末に蓄積され
た情報は、定期的に無線基地局に送信される。通信網に
所定の間隔で配設された無線基地局は、無線通信携帯情
報端末から定期的に送信される情報を自動的に保存す
る。したがって、使用者が意識することなく、自動的に
大量のデータをバックアップすることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。本実施例では、PHS端末に適用した例に
ついて説明する。 A.実施例の構成 A−1.無線通信システムの構成 図1は本発明の実施例によるPHS端末等の無線通信シ
ステムの構成を示すブロック図である。図において、1
は、網管理局であり、電話回線網4を介して、各無線基
地局を接続し、PHS端末間での通信を制御および管理
する。2は、サービス管理局であり、データベース3に
ボイスメールや、各種データ等を蓄積し、後述するPH
S端末6からの要求に応じて、上記ボイスメールやデー
タを利用者に与える各種のサービスを提供する。なお、
上記網管理局1とサービス管理局2とは1つのものであ
ってもよい。
【0017】次に、電話回線網4は、全国に張り巡らさ
れた通常のアナログ電話回線網、あるいは専用のデジタ
ル回線網である。次に、無線基地局5,5は、電話回線
網4に所定間隔で設置されており、電話回線網4とPH
S端末6,6とを無線で接続する中継局である。該無線
基地局5は、特に、本実施例では、所定の時刻になると
PHS端末6に対してデータバックアップ制御信号を送
信し、該データバックアップ制御信号を受信したPHS
端末6から送信されてくるデータを自身に設けられたR
AM(Randam Accesse Memory)に保存する機能を備え
ている。なお、該無線基地局5の詳細な構成については
後述する。
【0018】次に、PHS端末6,6は、利用者に携帯
され、近傍に設置された無線基地局5に対して、無線に
よって回線接続要求を出して他のPHS端末6や、家庭
内の通常の電話機7と通話したり、同無線基地局5を介
してサービス管理局2によるサービスを受けたりする。
該PHS端末6は、特に、本実施例では、上述したよう
に、所定の時刻に上記無線基地局5から送信されてくる
データバックアップ制御信号を受信すると、電話帳デー
タ等のデータを自動的に無線基地局5へ送信する機能を
備えている。該PHS端末6の詳細な構成については以
下に述べる。
【0019】A−2.PHS端末の構成 図2(a)は本発明の実施例によるPHS端末の構成を
示すブロック図である。図において、10は送受信部で
あり、受信部および送信部からなる周波数変換部と、受
信部および送信部からなるモデムとから構成されてい
る。周波数変換部の受信部は、送信/受信を振り分ける
アンテナスイッチを介して入力される、アンテナANT
で受信した信号を、PLLシンセサイザから出力される
所定周波数の局部発振信号と混合することにより、1.
9GHz帯から1MHz帯付近のIF(中間周波)信号
に周波数変換する。また、周波数変換部の送信部は、後
述するモデムから供給されるπ/4シフトQPSKの変
調波をPLLシンセサイザから出力される所定周波数の
局部発振信号と混合することにより、1.9GHz帯に
周波数変換し、アンテナスイッチを介してアンテナAN
Tから輻射する。次に、上述したモデムの受信部は、周
波数変換部からのIF信号を復調し、IQデータに分離
してデータ列とし、通信制御部11へ送出する。また、
モデムの送信部では、通信制御部11から供給されるデ
ータからIQデータを作成して、π/4シフトQPSK
の変調をして、送受信部10の周波数変換部へ送出す
る。
【0020】次に、通信制御部11は、送信側および受
信側とで構成されており、フレーム同期およびスロット
のデータフォーマット処理を行う。上記受信側は、送受
信部10のモデムから供給される受信データから所定の
タイミングで1スロット分のデータを取り出し、このデ
ータの中からユニークワード(同期信号)を抽出してフ
レーム同期信号を生成し、かつ、制御データ部および音
声データ部のスクランブル等を解除した後、制御データ
を制御部16へ送出し、音声データを音声処理部12へ
送出する。また、上記送信側は、音声処理部12から供
給される音声データに制御データ等を付加するととも
に、スクランブル等を付与した後にユニークワード等を
付加して、1スロット分の送信データを作成し、所定タ
イミングでフレーム内の所定スロットに挿入して送受信
部10のモデムに送出する。
【0021】次に、上述した音声処理部12は、スピー
チコーディックおよびPCMコーディックで構成されて
いる。上記スピーチコーディックは、デジタルデータの
圧縮/伸張処理を行うものであり、受信側および送信側
とで構成されている。受信側は、通信制御部11から供
給されるADPCM音声信号(4ビット×8KHz=3
2Kbps)をPCM音声信号(8ビット×8KHz=
64Kbps)に復号化することにより伸張してPSM
コーディックに出力する。送信側は、PCMコーディッ
クから供給されるPCM音声信号をADPCM音声信号
に符号化することにより圧縮して通信制御部11へ送出
する。上述したPCMコーディックは、アナログ/デジ
タル変換処理を行うものであり、受信側は、スピーチコ
ーディックから供給されるPCM音声信号をD/A変換
によりアナログ音声信号へ変換し、スピーカ13から発
音させ、送信側はマイク14から入力されたアナログ音
声信号をA/D変換によりPCM信号に変換し、スピー
チコーディックに送出する。
【0022】次に、キー入力部15は、相手先の電話番
号を入力する数値キーや、オンフック/オフフックを行
うスイッチ、音声出力を変えるボリュームスイッチ等か
ら構成される。これらキーやスイッチの状態は制御部1
6に供給される。次に、制御部16は、所定のプログラ
ムに従って装置全体を制御する。ROM17には上記制
御部16で実行されるプログラムや、種々のパラメータ
等が格納されている。また、RAM18には、上記制御
部16の制御に伴って生成されるデータが格納された
り、ワーキングエリアとして用いられるとともに、例え
ば、電話をかける相手先の住所や、電話番号等のデータ
からなる住所録等のバックアップすべきデータが格納さ
れている。このRAM18の記憶は、図示しない二次電
池からの電源により保持されている。
【0023】すなわち、上記住所録は、二次電池の電池
容量が無くなると消去されてしまうので、定期的にバッ
クアップする必要がある。本実施例では、上述した無線
基地局5内の記憶手段(RAM)に定期的に記憶させる
ようになっている。この結果、二次電池の電池容量が無
くなってRAM18内の住所録が消去されても、無線基
地局5に半永久的に保存されることになる。この動作の
詳細については後述する。次に、表示部19は、動作モ
ードや、電話番号、通話時間等の各種データ等を表示す
る液晶表示器や、スイッチ等のオン/オフ等を示すLE
Dから構成されており、上記制御部の制御の下、各種デ
ータを表示する。
【0024】A−3.無線基地局の構成 次に、図2(b)は、前述した無線基地局5の構成を示
すブロック図である。図において、20はアンテナであ
り、上述したPHS端末6との間で無線でデータを授受
する。無線制御部21は、上述したPHS端末の送受信
部10および通信制御部11に相当するものであり、C
PU23から供給されるデータを変調し、アンテナ20
から送信したり、アンテナ20で受信したデータを復調
し、CPU23へ供給する。上記データには、音声デー
タ以外に、サービス管理局2へのコマンドや、バックア
ップするためにPHS端末6から送信されたバックアッ
プデータ等がある。次に、時計22は現在の時刻を計時
しており、そのリアルタイムで時刻データをCPU23
へ供給する。CPU23は、網管理局1の指示に基づい
て、電話回線網4と所定のPHS端末6とを無線で接続
する制御を行うものであり、特に、本実施例では、前述
したように、上記時刻データに基づいて、所定の時刻に
なるとPHS端末6に対してデータバックアップ制御信
号を送信し、該データバックアップ制御信号を受信した
PHS端末6から送信されてくるデータをメモリ24に
保存する。
【0025】A−4.PHS端末の外観構成 次に、図3(a)は、上述したPHS端末6の外観構成
を示す上面図であり、図3(b)は同PHS端末6の左
側面図、図3(c)は同PHS端末6の正面図、図3
(d)は同PHS端末の右側面図である。なお、図2
(a)に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省
略する。図において、31は、テンキー、文字、および
記号等を入力するダイヤルボタンである。32は通話ボ
タンであり、この通話ボタンを押下することによりオフ
フックとなる。33は切ボタンであり、通話ボタンを押
下してオフフックとした後、この切ボタンを押下するこ
とでオンフックとなる。34はトランシーバ/内線ボタ
ンであり、PHS端末同士で直接会話する場合に用いら
れる。
【0026】次に、35は応答/保留ボタンであり、会
話中に保留する場合に押下されるか、あるいは内部に記
憶されたボイスメールを相手先へ送信する場合に押下さ
れる。36は、リダイヤルや、短縮番号の登録・削除、
通話時間の計測等を行ったり、予め登録しておいた電話
番号のデータベースである電話帳を呼び出すための各種
機能ボタン群である。また、図3(b)に示す音量ボタ
ン37は、上記電話帳での前後サーチや、音量調整に用
いられる。録音ボタン38は、相手先からの音声を録音
したり、相手先へ送信するボイスメールを本機で録音す
る際に操作される。また、図3(d)において、40
は、当該PHS端末の電源、およびトランシーバ、電話
機のいずれかで用いるかを切り換えるスライドスイッチ
である。また、41は、本体に着脱可能に設けられたタ
ッチペンであり、上述した表示部19の液晶表示表面を
押圧することにより、各種機能を表すアイコンに割り当
てられた機能を実行させたり、選択肢における選択を行
う。
【0027】B.実施例の動作 次に、上述した実施例によるバックアップ処理の動作に
ついて説明する。以下の説明では、RAM18内のデー
タ(例えば、住所録、スケジュール、メモ等)を定期的
に無線基地局5に保存するデータ自動バックアップ処理
と、PHS端末側に異常が生じ、RAM18内のデータ
(例えば、住所録、スケジュール、メモ等)が消去して
しまった場合に上記データ自動バックアップ処理によっ
て無線基地局5にバックアップしておいたバックアップ
データをPHS端末側に送信するデータ異常時のバック
アップ処理とについて説明する。
【0028】B−1.データ自動バックアップ処理 図4は、本実施例のデータ自動バックアップ処理を説明
するためのフローチャートである。まず、PHS端末6
側では、ステップS10において、バックアップする時
刻(以下、バックアップ時刻)を設定する。時刻は、キ
ー入力部15のダイヤルボタン31から入力される。次
に、ステップS12において、上記ステップS10で設
定されたバックアップ時刻を、通信制御部11および送
受信部10を介してアンテナANTから近傍の無線基地
局5へ送信する。
【0029】一方、無線基地局5では、ステップS20
においてバックアップ時刻を受信して、メモリ24に設
定する。次に、ステップS22において、時計22から
の時刻がバックアップ時刻であるか否かを判断する。そ
して、バックアップ時刻でなければ、ステップS22に
おける判断結果は「NO」となり、同ステップS22を
繰り返し実行する。一方、バックアップ時刻となった場
合には、ステップS22における判断結果は「YES」
となり、ステップS24へ進む。ステップS24では、
PHS端末6に対して無線制御部41を介してアンテナ
40から制御コードを送信し、当該処理を終了する。
【0030】PHS端末6は、ステップS14におい
て、上記制御コードを受信する。次いで、ステップS1
6へ進み、RAM18内のデータ(例えば、住所録、ス
ケジュール、メモ等)を、通信制御部11および送受信
部10を介してアンテナANTから無線基地局5に送信
する。これに対して、無線基地局5は、ステップS26
において、上記PHS端末6から送信されてくるデータ
を受信する。次に、ステップS28へ進み、ステップS
24で受信したデータをメモリ24に格納する。そし
て、ステップS30において、前回のバックアップデー
タをメモリ24から消去し、当該処理を終了する。
【0031】上述したデータ自動バックアップ処理は、
1つのPHS端末に対してだけでなく、複数のPHS端
末に対して行われる。そこで、メモリ24に格納される
バックアップデータには、そのバックアップデータを送
信したPHS端末を識別するための端末番号(あるいは
端末ID)が付加される。また、メモリ24に保存した
バックアップ日時も記憶される。
【0032】B−2.データ異常時のバックアップ処理 次に、図5は、本実施例のデータ異常時のバックアップ
処理を説明するためのフローチャートである。PHS端
末6側では、定期的に図5に示すフローチャートを実行
する。まず、ステップS40において、RAM18内の
データに何らかの原因で異常が発生したか否かを判断す
る。そして、異常がない場合には、ステップS40にお
ける判断結果は「異常なし」となり、当該処理を終了し
て通常の処理に戻る。一方、何らかの原因でRAM18
内のデータに異常が発生すると、ステップS40におけ
る判断結果は「異常あり」となり、ステップS42へ進
む。ステップS42では、データに異常が発生したこと
を示すデータ異常制御コードを、通信制御部11および
送受信部10を介してアンテナANTから近傍の無線基
地局5へ送信する。
【0033】これに対して、無線基地局5では、ステッ
プS70において、上記PHS端末6からのデータ異常
制御コードを受信する。次いで、ステップS72へ進
み、データ異常制御コードを送信したPHS端末6の端
末番号に従って、当該PHS端末6のバックアップデー
タを検索する。そして、ステップS74において、該当
するバックアップデータを保存したバックアップ日時
を、PHS端末6に対して無線制御部41を介してアン
テナ40から送信する。
【0034】PHS端末6は、ステップS44におい
て、上記無線基地局5から送信されてくるバックアップ
日時を受信し、ステップS46へ進む。ステップS46
では、受信したバックアップ日時を図2(a)に示す表
示部19に表示する。次に、ステップS48において、
RAM18内の現在のデータを、無線基地局5に保存さ
れているバックアップデータに書き換えるか否かを判断
する。この書き換え指示は、利用者がキー入力部15に
よって入力するか、タッチペン31で表示部19の所定
の箇所(例えば、Yes、Noの文字列またはアイコン
を表示させた箇所)をタッチすることで行われる。すな
わち、利用者は、表示部19に表示されたバックアップ
日時を確認し、そのバックアップデータでRAM18内
のデータを書き換えてもよいと判断した場合に、データ
書き換えを指示する。
【0035】そして、データ書き換えの指示がなけれ
ば、ステップS48における判断結果は「NO」とな
り、当該処理を終了して通常の処理に戻る。一方、デー
タ書き換えの指示があった場合には、ステップS48に
おける判断結果は「YES」となり、ステップS50へ
進む。ステップS50では、現在、RAM18内に記憶
されているデータをクリアするためにデータリセットを
行う。次いで、ステップS52へ進み、バックアップデ
ータの送信を指示するためのデータ要求コードを、通信
制御部11および送受信部10を介してアンテナANT
から無線基地局5へ送信する。
【0036】これに対して、無線基地局5は、ステップ
S76において、上記データ要求コードを受信する。次
いで、ステップS78へ進み、該当するPHS端末6の
バックアップデータをメモリ24から読み出し、無線制
御部41を介してアンテナ40から送信し、当該処理を
終了する。一方、PHS端末6は、ステップS54にお
いて、上記バックアップデータを受信し、ステップS5
6へ進む。ステップS56では、受信したバックアップ
データをRAM18に格納し、当該処理を終了する。
【0037】このように、本実施例では、PHS端末6
側で設定されたバックアップ時刻になると、自動的に、
PHS端末6のデータ(例えば、住所録、スケジュー
ル、メモ等)が無線基地局5のメモリ24にバックアッ
プされるようにしたので、利用者はバックアップ時刻の
みを設定すればよく、操作が非常に簡略化でき、バック
アップを忘れることもなくなる。また、無線基地局のメ
モリ24にバックアップデータが保存されるので、大量
のデータを保存することが可能となり、また、メモリを
コストダウンできる。また、PHS端末5における二次
電池の消耗が小さくでき、駆動時間を長くすることがで
きる。また、利用者は、バックアップのための機器や、
記憶媒体を購入する必要がない。さらに、PHS端末6
側でRAM18内のデータに異常が生じた場合には、自
動的に、無線基地局5のメモリ24にバックアップされ
たバックアップデータを受信し、PHS端末6のRAM
18に格納するようにしたので、利用者はバックアップ
データのバックアップ日時を確認してデータの書き換え
指示を出すだけでよく、操作が非常に簡略化できる。
【0038】なお、上述した実施例では、無線基地局5
に保存されるデータを区別していないが、データの種類
(例えば、住所録、スケジュール、メモ等)を区別して
バックアップしておき、PHS端末6でデータ異常が発
生した場合には、無線基地局5に保存されているバック
アップデータの種類を表示部19に表示するようにし、
そのなかからPHS端末6のRAM18に格納すべきデ
ータを選択させ、必要なデータのみを受信するようにし
てもよい。また、上述した実施例では、バックアップを
基地局5のメモリ24に記憶したが、これに限ることな
く、例えば、サービス管理局2のデータベース3に記憶
してもよい。この場合、上記基地局5の動作がサービス
管理局で実施される。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、無線通信携帯情報端末
に蓄積された情報を通信網に所定の間隔で配設された無
線基地局に定期的に送信し、該無線基地局に自動的に保
存するようにしたので、以下の効果を得ることができ
る。 (1)バックアップ時刻のみを設定すれば、バックアップ
は、定期的に、かつ自動的に行われるので、操作が非常
に簡略化でき、バックアップを忘れることがなくなる。 (2)バックアップデータは無線基地局に保存されるの
で、バックアップデータを保持するのに無線通信携帯情
報端末の二次電池を用いる必要がなくなり、二次電池の
消耗を小さくでき、かつ、無線通信携帯情報端末の駆動
時間を長くすることができる。 (3)バックアップデータは、無線基地局に保存されるの
で、無線通信携帯情報端末の二次電池が切れてデータが
消去されてしまうことを心配することがない。 (4)バックアップデータは、無線基地局において、半永
久的に、かつ定期的に更新されるので、信頼性を向上で
きる。 (5)また、無線基地局のバックアップ記憶手段をSRA
M等にすれば、データの書き込み回数の制限をなくすこ
とができる。 (6)さらに、バックアップすべきデータ量が多くなって
も、無線通信携帯情報端末側のコストアップにならな
い。 (7)また、利用者は、バックアップのための機器や、記
憶媒体を購入する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるPHS端末等の無線通信
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は本実施例によるPHS端末の構成を示
すブロック図であり、(b)は本実施例による無線基地
局の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例によるPHS端末の外観構成を示す模
式図である。
【図4】本実施例のデータ自動バックアップ処理を説明
するためのフローチャートである。
【図5】本実施例のデータ異常時のバックアップ処理を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 網管理局 2 サービス管理局 3 データベース(記憶装置、バックアップ時間記憶手
段、更新時間記憶手段) 4 電話回線網(通信回線網) 5 無線基地局 6 PHS端末(無線通信装置、無線通信携帯情報端
末) 7 電話機 ANT アンテナ 10 送受信部(端末送受信手段) 11 通信制御部(端末送受信手段) 12 音声処理部(通信手段) 13 スピーカ(通信手段) 14 マイク(通信手段) 15 キー入力部(入力手段) 16 制御部(バックアップ制御手段) 17 ROM 18 RAM(内部メモリ、情報記憶手段) 19 表示部 20 アンテナ 21 無線制御部(基地局送受信手段) 22 時計(時計手段) 23 CPU(情報転送手段、検索手段) 24 メモリ(バックアップメモリ、バックアップ時間
記憶手段、更新時間記憶手段) 31 ダイヤルボタン 32 通話ボタン 33 切ボタン 34 トランシーバ/内線ボタン 35 応答/保留ボタン 36 各種機能ボタン 37 音量ボタン 38 録音ボタン 40 スライドスイッチ 41 タッチペン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線網に接続された基地局を介して
    無線により接続される無線通信装置とを具備する無線通
    信システムにおいて、 前記無線基地局は、所定時間に前記無線通信装置にバッ
    クアップ要求信号を送信し、 前記無線通信装置は、このバックアップ要求信号に応答
    して内部のメモリに記憶されている情報を前記無線基地
    局に送信し、 前記無線基地局は、この情報を受信してバックアップメ
    モリに記憶することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局は、前記バックアップ要
    求信号を出力する所定時間を記憶するバックアップ時間
    記憶手段を具備することを特徴とする請求項1記載の無
    線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記無線基地局は、前記バックアップメ
    モリに情報が記憶された時の時間を記憶する更新時間記
    憶手段を具備することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信システム。
  4. 【請求項4】 前記無線通信装置は、内部メモリの情報
    に異常が生じると、前記無線基地局に異常を通知し、 前記無線基地局は、この異常の通知を受けて前記バック
    アップメモリに記憶されている情報を前記無線通信装置
    に送信し、 前記無線通信装置は、この情報を受信して内部メモリに
    記憶することを特徴とする請求項1記載の無線通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 通信回線網に接続された無線基地局を介
    して無線により接続される無線通信装置を具備する無線
    通信システムにおいて、 前記無線通信システムは、通信回線網に接続され、情報
    を記憶するバックアップメモリを有する記憶装置を具備
    し、 この記憶装置から前記無線基地局を介して所定時間に前
    記無線通信装置にバックアップ要求信号を送信し、 前記無線通信装置は、このバックアップ要求信号に応答
    して内部のメモリに記憶されている情報を前記無線基地
    局を介して前記記憶装置に送信し、 前記記憶装置は、この情報を受信して前記バックアップ
    メモリに記憶することを特徴とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置は、前記バックアップ要求
    信号を出力する所定時間を記憶するバックアップ時間記
    憶手段を具備することを特徴とする請求項5記載の無線
    通信システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置は、前記バックアップメモ
    リに情報が記憶された時の時間を記憶する更新時間記憶
    手段を具備することを特徴とする請求項5記載の無線通
    信システム。
  8. 【請求項8】 前記無線通信装置は、内部メモリの情報
    に異常が生じると、前記無線基地局を介して前記記憶装
    置に異常を通知し、 前記記憶装置は、この異常の通知を受けて前記バックア
    ップメモリに記憶されている情報を前記無線基地局を介
    して前記無線通信装置に送信し、 前記無線通信装置は、この情報を受信して内部メモリに
    記憶することを特徴とする請求項5記載の無線通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記無線通信装置は、前記バックアップ
    時間記憶手段に所定時間を入力する入力手段を具備する
    ことを特徴とする請求項2または6記載の無線通信シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記バックアップメモリに記憶されて
    いる情報とともに、該情報に対応する無線通信装置の識
    別符号を記憶することを特徴とする請求項1ないし9記
    載の無線通信システム。
  11. 【請求項11】 前記バックアップメモリに記憶されて
    いる情報とともに、該情報の種別を記憶することを特徴
    とする請求項1ないし10記載の無線通信システム。
  12. 【請求項12】 前記バックアップメモリに記憶されて
    いる情報を更新するとき、前記無線通信装置の識別符号
    により検索することを特徴とする請求項1ないし11記
    載の無線通信システム。
  13. 【請求項13】 利用者に携帯され、他の無線通信携帯
    情報端末と通信する端末であって、 通信網に所定の間隔で配設された無線基地局と無線通信
    によって情報を送受信する端末送受信手段と、 情報が格納された情報記憶手段と、 前記無線基地局からの送信指示を受信すると、前記情報
    記憶手段に格納されている情報を、前記端末送受信手段
    によって前記無線基地局に送信するバックアップ制御手
    段とを具備することを特徴とする無線通信携帯情報端
    末。
  14. 【請求項14】 前記バックアップ制御手段は、前記情
    報記憶手段に格納された情報に異常が生じると、前記端
    末送受信手段によって前記無線基地局に異常発生信号を
    送信するとともに、前記情報記憶手段の情報を消去した
    後、前記無線基地局を介して以前にバックアップされた
    情報が送信されてくると、該情報を前記情報記憶手段に
    格納することを特徴とする請求項13記載の無線通信携
    帯情報端末。
  15. 【請求項15】 通信網に所定の間隔で配設され、利用
    者に携帯される無線通信携帯情報端末と無線通信によっ
    て情報を授受し、前記無線通信携帯情報端末と前記通信
    網との間での通信経路を確立する中継器であって、 前記無線通信携帯情報端末との間で情報を送受信する基
    地局送受信手段と、 前記無線通信携帯情報端末からの前記情報が格納される
    バックアップ記憶手段と、 現在の時刻を計時する時計手段と、 前記時計手段による前記現在の時刻がバックアップ時刻
    になった時点で、前記無線通信携帯情報端末に格納され
    ている情報を送信するよう前記基地局送受信手段によっ
    て前記無線通信携帯情報端末に送信指示を送信するとと
    もに、前記基地局送受信手段によって受信した前記無線
    通信携帯情報端末からの情報を前記バックアップ記憶手
    段に格納する情報転送手段とを具備することを特徴とす
    る無線基地局。
  16. 【請求項16】 前記情報転送手段は、前記無線通信携
    帯情報端末からの異常発生信号を前記基地局送受信手段
    によって受信すると、前記バックアップ記憶手段に格納
    されている情報を前記基地局送受信手段によって前記無
    線通信携帯情報端末に送信することを特徴とする請求項
    15記載の無線基地局。
  17. 【請求項17】 前記バックアップ記憶手段に格納され
    た情報の中から送信要求のあった無線通信携帯情報端末
    の情報を検索する検索手段を備え、 前記情報転送手段は、前記無線通信携帯情報端末からの
    異常発生信号を前記基地局受信手段によって受信する
    と、前記検索手段によって検索された情報を前記基地局
    送受信手段によって前記無線通信携帯情報端末に送信す
    ることを特徴とする請求項16記載の無線基地局。
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