JPH11196171A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH11196171A
JPH11196171A JP36093097A JP36093097A JPH11196171A JP H11196171 A JPH11196171 A JP H11196171A JP 36093097 A JP36093097 A JP 36093097A JP 36093097 A JP36093097 A JP 36093097A JP H11196171 A JPH11196171 A JP H11196171A
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JP
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call
key
telephone number
communication terminal
terminal device
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JP36093097A
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Tadashi Adachi
直史 安達
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キーの増加を招くことなく、特定の相手側に対
するユーザの発呼操作を簡単にする。 【解決手段】待ち受け状態で通話キーの押圧があると
き、その通話キーの押圧が一定時間以上で長押タイマが
タイムアウトになっているか否かを判定する(ST21〜ST
25)。そして、長押タイマがタイムアウトになっている
ときは、ビープ音を発生して通話キーの長押しの受け付
けをユーザに報知する(ST28)。その後、ワンタッチフ
ラグがオンでワンタッチモードがオンに設定されている
とき、不揮発性メモリの電話帳データ記憶領域のアドレ
ス「01」に記憶されている特定の相手側の電話番号を
使用した発呼動作をする(ST29,ST31)。ワンタッチモ
ードをオンに設定しておくことで、待ち受け状態で通話
キーを長押しするのみで特定の相手側に発呼することが
可能となる。また、既存のキーの他に別途専用のキーを
設けなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、簡易型携帯電話
機等に適用して好適な通信端末装置に関する。詳しく
は、待ち受け状態で通話キーを押圧するのみで特定の相
手側に発呼する構成とすることによって、キーの増加を
招くことなく、特定の相手側に対するユーザの発呼操作
を簡単にしようとした通信端末装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易型携帯電話機(PHS:Pers
onal Handyphone System)等の通信端末装置における発
呼は、一括発呼や分割発呼であった。一括発呼は、先に
電話番号の入力操作、短縮番号の入力操作等によって相
手側の電話番号がセットされ、その後に通話キーが押圧
操作されることで、発呼動作を行うものである。この場
合、通話キーの押圧操作と同時に発呼動作を開始する。
一方、分割発呼は、先に通話キーが押圧され、その後に
電話番号の入力操作、短縮番号の入力操作等によって相
手側の電話番号がセットされることで、発呼動作を行う
ものである。この場合、一定の桁数が入力された時点ま
たは一定時間入力操作が無かった時点で発呼動作を開始
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した一括発呼およ
び分割発呼は、いずれも複数のキー操作によらずに発呼
することはできず、幼児や児童等にとっては発呼操作が
煩わしいものである。装置本体に例えばワンタッチ呼び
出しキーを配置し、このワンタッチ呼び出しキーを押圧
操作することで、特定の相手側に対する発呼が行われる
ように構成することも考えられるが、既存のキーの他に
別途ワンタッチ呼び出しキーを配置しなければならず、
配置スペース等の問題が生じる。
【0004】そこで、この発明では、キーの増加を招く
ことなく、特定の相手側に対する発呼操作を簡単に行い
得るようにした通信端末装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信端末
装置は、発呼を指示するための通話キーと、特定の相手
側の電話番号を記憶するためのメモリ手段と、待ち受け
状態で通話キーが押圧されるとき、メモリ手段に記憶さ
れている特定の相手側の電話番号を使用した発呼動作を
する発呼手段とを備えるものである。
【0006】この発明において、通話キーが押圧される
とき、メモリ手段に記憶されている特定の相手側の電話
番号を使用した発呼が行われる。これにより、特定の相
手側に対する発呼操作を通話キーを押圧するのみで簡単
に行うことが可能となる。例えば、メモリ手段は電話帳
データを記憶するためのメモリ手段であってもよく、そ
の場合特定の相手側の電話番号は電話帳データとして記
憶されている。また、通話キーが一定時間以上継続して
押圧されるとき、あるいは通話キーが一定時間以内に2
度押圧されるときに、上述した特定の相手側の電話番号
を使用した発呼が行われるようにすることで、通話キー
が誤って押圧された場合に特定の相手側に対する発呼が
行われることを防止することが可能となる。
【0007】なお、ワンタッチモードとするモード設定
手段を備え、ワンタッチモードに設定されているときの
み、上述した特定の相手側の電話番号を使用した発呼が
行われるようにしてもよい。これにより、通話キーの押
圧時に、特定の相手側の電話番号を使用した発呼動作に
入るようにするか、または従来周知の分割発呼動作に入
るようにするかを、ユーザが選択可能となる。
【0008】この場合、モード設定手段は、メモリ手段
に特定の相手側の電話番号が記憶されている場合のみワ
ンタッチモードに設定することが可能となるようにして
もよい。これにより、ワンタッチモードの設定が無駄に
なることを回避できることとなる。また、メモリ手段は
特定の相手側の電話番号を記憶するための専用のメモリ
手段であり、このメモリ手段に特定の相手側の電話番号
が記憶されるとき、モード設定手段は自動的にワンタッ
チモードに設定するようにしてもよい。これにより、ワ
ンタッチモードへの設定の手間を省くことが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての簡易型携帯電話機100を示している。
【0010】この電話機100は、マイクロコンピュー
タを有して構成され、システム全体を制御するための制
御部101と、送受信用のアンテナ102と、このアン
テナ102で捕らえられた所定周波数の受信信号をダウ
ンコンバートしてπ/4シフトQPSK(Quadrature P
hase Shift Keying)信号を得ると共に、後述するディ
ジタル変復調部より出力されるπ/4シフトQPSK信
号をアップコンバートして所定周波数の送信信号を得る
ための無線部103と、この無線部103より出力され
るπ/4シフトQPSK信号に復調処理をして受信デー
タを得ると共に、後述するTDMA(Time Division Mu
ltiple Access)処理部より出力される送信データに変
調処理をしてπ/4QPSK信号を得るディジタル変復
調部104とを有している。
【0011】また、電話機100は、ディジタル変復調
部104より出力される受信データ(複数スロットの時
分割多重データ)より予め設定された下りスロットのデ
ータを選択し、制御データおよび圧縮音声データに分離
すると共に、後述する音声コーデック部より出力される
圧縮音声データや、制御部101より出力される制御デ
ータを予め設定された上りスロットに多重するTDMA
処理部105を有している。
【0012】また、電話機100は、TDMA処理部1
05より出力される圧縮音声データに対して復号化処理
(誤り訂正処理を含む)をして受信音声信号を得ると共
に、送信音声信号に対して圧縮符号化処理(誤り訂正符
号の付加処理を含む)をして圧縮音声データを得るため
の音声コーデック部106と、この音声コーデック部1
06より出力される受信音声信号を増幅する低周波アン
プ107と、このアンプ107の出力音声信号による音
声を出力する受話器としてのスピーカ108と、音声コ
ーデック部106より出力される受信音声信号がDTM
F(Dual ToneMultiple Frequency)信号である場合、
このDTMF信号を復調して4ビット(1ニブル)のD
TMF信号コードを得るDTMF復調器109とを有し
ている。この場合、DTMF復調器109で得られるD
TMF信号コードは制御部101に供給される。
【0013】また、電話機100は、送話器としてのマ
イクロホン111と、このマイクロホン111より出力
される音声信号を増幅する低周波アンプ112と、制御
部101より供給されるDTMF信号コードをDTMF
信号に変換するDTMF変調器113と、アンプ112
の出力音声信号またはDTMF変調器113の出力DT
MF信号を選択的に取り出して音声コーデック部106
に送信音声信号として供給する切換スイッチ114とを
有している。
【0014】この場合、切換スイッチ114のa側の固
定端子にはアンプ112の出力側が接続され、そのb側
の固定端子にはDTMF変調器113の出力側が接続さ
れる。切換スイッチ114は、制御部101によって制
御され、DTMF信号を送信する場合はb側に接続さ
れ、その他の通話等を行う場合はa側に接続される。
【0015】また、電話機100は、ユーザが各種のキ
ー操作を行うための操作部115と、液晶表示器等で構
成される表示部116と、不揮発性メモリ117と、着
信時に制御部101の制御によって呼出音を出力する呼
出音出力部118と、ビープ音を発生するビープ音発生
部121とを有している。これら操作部115、表示部
116、不揮発性メモリ117、呼出音出力部118お
よびビープ音発生部119は、それぞれ制御部101に
接続されている。
【0016】ここで、操作部115には、発呼を指示し
たり、着信時に応答するための通話キー、通話を終了す
るための終話キー、電話番号を入力するためのテンキ
ー、電話帳データを検索するためのキー、ワンタッチモ
ードのオンオフ設定のためのキー等が配されている。表
示部116には、システムの状態の他に、電話帳データ
の検索で選択された電話帳データ、テンキーで入力され
る電話番号、ワンタッチモードで通話キーが長押しされ
た場合の特定の相手側の電話番号等が表示される。不揮
発性メモリ117には、電話帳データ等が記憶される。
ここで、不揮発性メモリ117の電話帳データ記憶領域
のアドレス(登録番号)「01」に記憶される電話番号
は、後述するようにワンタッチモードにおける特定の相
手側の電話番号として使用される。
【0017】また、制御部101は、上述せずもマイク
ロコンピュータの動作プログラム、DTMF信号コード
をキャラクタコードに変換するための変換フォーマット
等が書き込まれているROM(read only memory)11
9と、DTMF復調器109で得られるDTMF信号コ
ード等を一時的に書き込むための作業用のRAM(rand
om access memory)120とを備えている。
【0018】次に、図1に示す簡易型携帯電話機100
の動作を説明する。電源オン時には、制御チャネルとの
同期がはずれた状態にあるので、基地局より送信される
制御チャネルを受信して制御チャネルとの同期確立が行
われる。この場合、利用可能な公衆基地局の制御チャネ
ルを順次受信する、いわゆるショートトラッキングが行
われ、受信信号強度(RSSI:Receive Signal Stren
gth Indicate)が選択レベル以上で、かつ最大の制御チ
ャネルが選択され、その制御チャネルとの同期確立が行
われる。そしてその後に、同期確立が行われた制御チャ
ネルに係る基地局のエリアにいるという位置登録が行わ
れる。この位置登録は通話チャネルを使用して行われ
る。位置登録が終了した後は、同期確立が行われた制御
チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態となる。
【0019】通話を行う場合の動作について説明する。
例えば操作部115のキー操作で相手側の電話番号が入
力され、あるいは電話帳データの検索後に通話キーが押
圧されると、発呼動作が行われる。また、待ち受け状態
より通話キーが長押しされるとき、ワンタッチモードが
オンであるときは特定の相手側の電話番号を使用した発
呼動作が行われ、ワンタッチモードがオフであるときは
その後に入力される電話番号を使用した発呼動作(分割
発呼動作)が行われる。これらの発呼動作においては、
制御部101より制御データとして電話番号データ等が
TDMA処理部105に供給されて制御チャネルで基地
局に送信される。これにより、相手側との回線接続が行
われて通話可能状態となる。
【0020】ここで、通話は通話チャネルを使用して行
われるが、回線接続処理時に制御チャネルを使用して基
地局より通話チャネルの通信周波数およびスロット位置
のデータが制御データとして送信されてTDMA処理部
105より制御部101に供給される。制御部101
は、通信周波数データに基づいて無線部103を制御し
て送受信周波数が通話チャネルの通信周波数と一致する
ようにすると共に、スロット位置データに基づいてTD
MA処理部105で選択されるスロットを設定する。よ
って、通話は基地局より通知された通話チャネルを使用
して行われる。
【0021】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タがTDMA処理部105より制御部101に供給され
て着信が検出されると、制御部101によって呼出音出
力部118が制御されて呼出音が出力される。
【0022】この呼び出し動作が行われている状態で、
通話キーが操作されて応答があると、制御部101より
制御データとして応答データがTDMA処理部105に
供給されて基地局に制御チャネルで送信される。これに
より、相手側との回線接続が行われて通話可能状態とな
る。この場合も、通話は基地局より通知された通話チャ
ネルを使用して行われる。
【0023】通話状態では、通話チャネルで送信されて
きた圧縮音声データがTDMA処理部105より出力さ
れる。この圧縮音声データは音声コーデック部106に
供給されて復号化処理が行われた後にアナログ信号に変
換される。そして、音声コーデック部106より出力さ
れる受信音声信号がアンプ107を介してスピーカ10
8に供給され、このスピーカ108より受信音声信号に
よる音声が出力される。
【0024】また、マイクロホン111より出力される
送信音声信号はアンプ112で増幅され、その後に音声
コーデック部106に供給されてディジタル信号に変換
され、さらに圧縮符号化処理されて圧縮音声データが形
成される。そして、音声コーデック部106より出力さ
れる圧縮音声データがTDMA処理部105に供給さ
れ、通話チャネルで相手側に送信される。
【0025】次に、図2のフローチャートを使用して、
ユーザの操作部115のキー操作によってワンタッチモ
ードのオンオフ設定状態とされた場合の動作を説明す
る。
【0026】ワンタッチモードのオンオフ設定状態とさ
れると、まずステップST1で表示部116を制御し、
「ワンタッチモード セッテイ」のように、ワンタッチ
モードのオンオフ設定状態になった旨の表示をする。そ
の後一定時間後、例えば0.5秒後に、ステップST2
で表示部116を制御し、「セッテイ→1 カイジョ→
3」のように、ワンタッチモードのオンオフを設定する
ための表示をする。この表示は、「1」キーが押圧され
るときはワンタッチモードがオンに設定され、「3」キ
ーが押圧されるときはワンタッチモードがオフに設定さ
れることを示すものである。
【0027】次に、ステップST3で、制御部101内
のT秒タイマ(図示せず)を起動し、ステップST4
で、「1」キーが押圧されたか否かを判定し、ステップ
ST5で「3」キーが押圧されたか否かを判定し、ステ
ップST6で、T秒が経過したか否かを判定する。T秒
が経過する前に「3」キーが押圧されるときは、ステッ
プST7で、ワンタッチフラグをオフにしてワンタッチ
モードをオフに設定し、そしてステップST8で表示部
116を制御し、「ワンタッチモード OFF」のよう
に、ワンタッチモードをオフに設定した旨を表示し、そ
の後一定時間後、例えば0.5秒後に、ステップST9
で、待ち受け状態にする。
【0028】一方、T秒が経過する前に「1」キーが押
圧されるときは、ステップST10で、不揮発性メモリ
117の電話帳データ記憶領域のアドレス(登録番号)
「01」に登録済みか否かを判定する。つまり、アドレ
ス「01」に電話帳データが記憶されているか否かを判
定する。アドレス「01」に電話帳データが記憶されて
いるときは、ステップST11で、ワンタッチフラグを
オンにしてワンタッチモードをオンに設定し、そしてス
テップST12で表示部116を制御し、「ワンタッチ
モード ON」のように、ワンタッチモードをオンに設
定した旨を表示し、その後一定時間後、例えば0.5秒
後に、ステップST9で、待ち受け状態にする。
【0029】一方、アドレス(登録番号)「01」に電
話帳データが記憶されていないときは、ステップST1
3で表示部116を制御し、例えば「デンワチョウ 0
1トウロクアリマセン」のように表示し、その後一定時
間後、例えば0.5秒後に、ステップST9で、待ち受
け状態にする。このように、アドレス「01」に電話帳
データが記憶されていないときワンタッチモードをオン
に設定しないのは、アドレス「01」に記憶される電話
番号が後述するようにワンタッチモードにおける特定の
相手側の電話番号として使用されるものであり、アドレ
ス(登録番号)「01」に電話帳データが記憶されてい
ないときはワンタッチモードをオンに設定することが無
駄となるからである。
【0030】なお、「1」キーや「3」キーが押される
ことなく、ステップST6でT秒が経過するときは、直
ちにステップST9に進み、待ち受け状態になる。この
場合、ワンタッチモードのオンオフの設定状態は、既に
設定されている状態のままとなる。上述せずも、ワンタ
ッチモードのオンオフ設定状態とされた場合に、いまワ
ンタッチモードがオンであるかオフであるかを、表示部
116に表示するようにしてもよい。
【0031】次に、図3のフローチャートを参照して、
通話キーの押圧時における動作を説明する。
【0032】まず、ステップST21で、それまで待ち
受け状態にあったか否かを選択する。待ち受け状態にな
かったときは、ステップST22で、通話キーの押圧に
よる通常の動作に移行する。例えば、操作部115のキ
ー操作で相手側の電話番号が入力され、あるいは電話帳
データの検索が行われているときは、通話キーが押圧さ
れることで発呼動作(一括発呼動作)が行われる。一
方、待ち受け状態にあったときは、ステップST23
で、制御部101内の長押しタイマ(図示せず)を起動
し、ステップST24で、通話キーの押圧が解除された
か否かを判定する。長押しタイマとしては、例えば0.
7秒タイマが使用される。
【0033】ステップST24で通話キーの押圧が解除
されるときは、ステップST25で、一定時間が経過し
て長押タイマがタイムアウトになっているか否かを判定
する。長押タイマがタイムアウトでないときは、ステッ
プST26で、長押タイマをリセットし、ステップST
27で、待ち受け状態にする。このように、通話キーの
押圧が解除された時点で長押タイマがタイムアウトにな
っていない場合に待ち受け状態とするのは、通話キーが
誤って押圧された場合(一般に押圧されている時間は短
い)に、後述するようにワンタッチモードで特定の相手
側に対する発呼が行われることを防止するためである。
【0034】ステップST25で、長押タイマがタイム
アウトになっているきは、ステップST28で、ビープ
音発生部121を制御してビープ音“ピッ”を発生す
る。このビープ音によって、通話キーの長押しの受け付
けがユーザに報知されることとなる。そして、ステップ
ST29で、ワンタッチフラグがオンであるか否かを判
定する。ワンタッチフラグがオフであってワンタッチモ
ードがオフに設定されているときは、ステップST30
で、分割発呼動作に入る。すなわち、その後に入力され
る電話番号を使用した発呼動作が行われることとなる。
一方、ワンタッチフラグがオンであってワンタッチモー
ドがオンに設定されているときは、ステップST31
で、不揮発性メモリ117の電話帳データ記憶領域のア
ドレス(登録番号)「01」に記憶されている特定の相
手側の電話番号を使用した発呼動作をする。
【0035】このように本実施の形態においては、ワン
タッチモードをオンに設定しておくことで、待ち受け状
態で通話キーを長押しするのみで特定の相手側に発呼す
ることができ、キーの増加を招くことなく、特定の相手
側に対するユーザの発呼操作を簡単にできる。したがっ
て、例えば幼児、児童等が緊急に自宅に電話をすると
き、発呼操作を間違いなく行うことができる。
【0036】また、通話キーが一定時間以上継続して押
圧されるときに、上述した特定の相手側の電話番号を使
用した発呼が行われるものであり、通話キーが誤って押
圧された場合に特定の相手側に対する発呼が行われるこ
とを防止することができる。なお、通話キーが一定時間
以上連続して押圧される代わりに、通話キーが一定時間
以内に2度押圧されるとき、特定の相手側の電話番号を
使用した発呼が行われるようにすることでも、同様の作
用効果を得ることができる。
【0037】また、ワンタッチモードに設定されている
ときのみ、上述した特定の相手側の電話番号を使用した
発呼が行われるものであり、通話キーの押圧時に、特定
の相手側の電話番号を使用した発呼動作に入るようにす
るか、または従来周知の分割発呼動作に入るようにする
かを、ユーザはワンタッチモードのオンオフ設定によっ
て任意に選択できる。
【0038】なお、上述実施の形態においては、不揮発
性メモリ117の電話帳データ記憶領域のアドレス(登
録番号)「01」に記憶された電話番号を特定の相手側
の電話番号として利用するものであったが、特定の相手
側の電話番号を記憶する専用のメモリ手段を備えるよう
にしてもよい。この場合、この専用のメモリ手段に特定
の電話番号が記憶されるとき、ワンタッチモードが自動
的にオンに設定されるようにすることで、ワンタッチモ
ードをオンに設定する手間を省くことができる。なお、
不揮発性メモリ117の電話帳データ記憶領域のアドレ
ス(登録番号)「01」に記憶された電話番号を特定の
相手側の電話番号として利用するものにあっては、その
アドレス(登録番号)「01」に電話帳データが記憶さ
れるとき、ワンタッチモードが自動的にオンに設定され
るようにしてもよい。
【0039】また、上述実施の形態においては、通信端
末装置が簡易型携帯電話機であるものを示したが、この
発明はその他の通信端末装置にも同様に適用できること
は勿論である。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、待ち受け状態で通話
キーが押圧されるときメモリ手段に記憶されている特定
の相手側の電話番号を使用した発呼動作が行われるもの
である。したがって、待ち受け状態で通話キーを押圧す
るのみで特定の相手側に発呼することができ、キーの増
加を招くことなく、特定の相手側に対するユーザの発呼
操作を簡単にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての簡易型携帯電話機(PH
S)の構成を示すブロック図である。
【図2】ワンタッチモードのオンオフ設定時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】通話キー押圧時の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
100 簡易型携帯電話機 101 制御部 102 送受信用のアンテナ 103 無線部 104 ディジタル変復調部 105 TDMA処理部 106 音声コーデック部 107,112 低周波アンプ 108 スピーカ 109 DTMF復調器 111 マイクロホン 113 DTMF変調器 114 切換スイッチ 115 操作部 116 表示部 117 不揮発性メモリ 118 呼出音出力部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼を指示するための通話キーと、 特定の相手側の電話番号を記憶するためのメモリ手段
    と、 待ち受け状態で上記通話キーが押圧されるとき、上記メ
    モリ手段に記憶されている上記特定の相手側の電話番号
    を使用した発呼動作をする発呼手段とを備えることを特
    徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記発呼手段は、上記通話キーが一定時
    間以上継続して押圧されるとき、上記特定の相手側の電
    話番号を使用した発呼動作をすることを特徴とする請求
    項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記発呼手段は、上記通話キーが一定時
    間以内に2度押圧されるとき、上記特定の相手側の電話
    番号を使用した発呼動作をすることを特徴とする請求項
    1に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 上記メモリ手段は、電話帳データを記憶
    するためのメモリ手段であることを特徴とする請求項1
    に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 ワンタッチモードとするモード設定手段
    を備え、 上記発呼手段は、上記モード設定手段によって上記ワン
    タッチモードに設定されているときのみ、上記特定の相
    手側の電話番号を使用した発呼動作をすることを特徴と
    する請求項1に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 上記モード設定手段は、上記メモリ手段
    に上記特定の相手側の電話番号が記憶されているときの
    み、上記ワンタッチモードに設定可能とされることを特
    徴とする請求項5に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 上記メモリ手段は電話帳データを記憶す
    るためのメモリ手段であり、 上記モード設定手段は、上記メモリ手段の特定領域に上
    記電話帳データが記憶されているときのみ、上記ワンタ
    ッチモードに設定可能とされることを特徴とする請求項
    5に記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 上記メモリ手段は上記特定の相手側の電
    話番号を記憶するための専用のメモリ手段であり、 上記メモリ手段に上記特定の相手側の電話番号が記憶さ
    れるとき、上記モード設定手段は自動的に上記ワンタッ
    チモードに設定することを特徴とする請求項5に記載の
    通信端末装置。
  9. 【請求項9】 上記メモリ手段は電話帳データを記憶す
    るためのメモリ手段であり、 上記メモリ手段の特定領域に上記電話帳データが記憶さ
    れるとき、上記モード設定手段は自動的に上記ワンタッ
    チモードに設定することを特徴とする請求項5に記載の
    通信端末装置。
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