JPH1139131A - 移動情報通信端末装置 - Google Patents
移動情報通信端末装置Info
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- JPH1139131A JPH1139131A JP19728597A JP19728597A JPH1139131A JP H1139131 A JPH1139131 A JP H1139131A JP 19728597 A JP19728597 A JP 19728597A JP 19728597 A JP19728597 A JP 19728597A JP H1139131 A JPH1139131 A JP H1139131A
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表示画像を縦長および横長のどちらの表示器状
態に適したものとするかを自動決定し、見易い状態での
画像表示をユーザの操作を介することなしに常に行うこ
とを可能とする。 【解決手段】複数の動作モードのそれぞれに対応付けて
表示器の使用向きを示した表示器向き情報を表示器向き
情報記憶領域25aに記憶しておく。そして、実行中の
動作モードを動作モード判定手段26aによって判定
し、表示器15に表示させるべき画像を、表示器向き情
報にて前記判定された動作モードに対応付けられた使用
向きで表示器15を使用するのに適した所定の画像とし
て表示するように画像表示制御手段26bが表示制御を
行う。
態に適したものとするかを自動決定し、見易い状態での
画像表示をユーザの操作を介することなしに常に行うこ
とを可能とする。 【解決手段】複数の動作モードのそれぞれに対応付けて
表示器の使用向きを示した表示器向き情報を表示器向き
情報記憶領域25aに記憶しておく。そして、実行中の
動作モードを動作モード判定手段26aによって判定
し、表示器15に表示させるべき画像を、表示器向き情
報にて前記判定された動作モードに対応付けられた使用
向きで表示器15を使用するのに適した所定の画像とし
て表示するように画像表示制御手段26bが表示制御を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末機能
と携帯情報端末機能とを統合した移動情報通信端末装置
に関する。
と携帯情報端末機能とを統合した移動情報通信端末装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような移動情報通信端末装置は、ポ
ケットや鞄に収まる程度の小さな筐体に、PHS(Pers
onal Handyphone System)やPDC(Personal Digital
Cellular )といった移動通信ネットワークを介して移
動通信を行う機能と、情報収集や情報管理を行う機能と
を搭載することにより、音声通話、情報交信(電子メー
ル)、インターネットやパソコン通信業者を介しての情
報照会(検索)、位置確認および個人情報管理(電子手
帳)などといった種々の機能を、場所を選ばずに自由に
利用することができるようにしたものである。
ケットや鞄に収まる程度の小さな筐体に、PHS(Pers
onal Handyphone System)やPDC(Personal Digital
Cellular )といった移動通信ネットワークを介して移
動通信を行う機能と、情報収集や情報管理を行う機能と
を搭載することにより、音声通話、情報交信(電子メー
ル)、インターネットやパソコン通信業者を介しての情
報照会(検索)、位置確認および個人情報管理(電子手
帳)などといった種々の機能を、場所を選ばずに自由に
利用することができるようにしたものである。
【0003】図5は、このような移動情報通信端末装置
の利用環境を模式的に示す図である。図中、符号10
1,102で示すものがそれぞれ上述のような機能を持
った移動情報通信端末装置であって、PHS用交換機1
03、基地局104,105、ISDN用ゲートウェイ
106、加入者電話網用ゲートウェイ107およびコミ
ュニケーションサーバ108を有して構成されたPHS
網109に無線回線を介して接続される。
の利用環境を模式的に示す図である。図中、符号10
1,102で示すものがそれぞれ上述のような機能を持
った移動情報通信端末装置であって、PHS用交換機1
03、基地局104,105、ISDN用ゲートウェイ
106、加入者電話網用ゲートウェイ107およびコミ
ュニケーションサーバ108を有して構成されたPHS
網109に無線回線を介して接続される。
【0004】そして移動情報通信端末装置101,10
2では、他の移動情報通信端末装置、PHS用ターミナ
ルアダプタ(PHS用TA)110を介して直接的にP
HS網109に接続されたコンピュータ111、ISD
N用ゲートウェイ106によりPHS網109に接続さ
れたISDN112にISDN用ターミナルアダプタ
(ISDN用TA)113を介して接続されたコンピュ
ータ114、あるいは加入者電話網用ゲートウェイ10
7によりPHS網109に接続された加入者電話網11
5にモデム116を介して接続されたコンピュータ11
7などとの間でデータの授受を行うことができる。
2では、他の移動情報通信端末装置、PHS用ターミナ
ルアダプタ(PHS用TA)110を介して直接的にP
HS網109に接続されたコンピュータ111、ISD
N用ゲートウェイ106によりPHS網109に接続さ
れたISDN112にISDN用ターミナルアダプタ
(ISDN用TA)113を介して接続されたコンピュ
ータ114、あるいは加入者電話網用ゲートウェイ10
7によりPHS網109に接続された加入者電話網11
5にモデム116を介して接続されたコンピュータ11
7などとの間でデータの授受を行うことができる。
【0005】またこのようなデータの授受は、コミュニ
ケーションサーバ108に一旦蓄積したのちに、受信側
にて任意に取り出すことにより実現することも可能であ
る。なおコンピュータ118は、移動情報通信端末装置
101に接続されたものであって、移動情報通信端末装
置101を介して移動情報通信端末装置101と同様に
データの授受を行うことができる。
ケーションサーバ108に一旦蓄積したのちに、受信側
にて任意に取り出すことにより実現することも可能であ
る。なおコンピュータ118は、移動情報通信端末装置
101に接続されたものであって、移動情報通信端末装
置101を介して移動情報通信端末装置101と同様に
データの授受を行うことができる。
【0006】このように移動情報通信端末装置101,
102では、情報交信や照会機能などに使用するテキス
トなどのキャラクタデータやイメージデータなどを送受
信できる。このため移動情報通信端末装置101,10
2では、キャラクタデータやイメージデータなどをユー
ザが確認できる必要があり、例えば320×240ドッ
トといった比較的大型の表示器101a,102aを搭
載する必要がある。
102では、情報交信や照会機能などに使用するテキス
トなどのキャラクタデータやイメージデータなどを送受
信できる。このため移動情報通信端末装置101,10
2では、キャラクタデータやイメージデータなどをユー
ザが確認できる必要があり、例えば320×240ドッ
トといった比較的大型の表示器101a,102aを搭
載する必要がある。
【0007】このような表示器101a,102aは一
般的に長方形をなしている。また、移動情報通信端末装
置101,102の筐体形状も、送話用のマイクと受話
用のスピーカとをある程度離隔する必要があるととも
に、片手で持ちやすくするためには長方形を基本とした
ものになることが一般的である。従って、筐体に対して
表示器を効率的に配置するためには、図5に示すように
筐体の長辺と表示器101a,102aの長辺とがほぼ
平行となるような位置関係で配置される。
般的に長方形をなしている。また、移動情報通信端末装
置101,102の筐体形状も、送話用のマイクと受話
用のスピーカとをある程度離隔する必要があるととも
に、片手で持ちやすくするためには長方形を基本とした
ものになることが一般的である。従って、筐体に対して
表示器を効率的に配置するためには、図5に示すように
筐体の長辺と表示器101a,102aの長辺とがほぼ
平行となるような位置関係で配置される。
【0008】このため、音声通話を行おうとする場合に
は、移動情報通信端末装置101,102は縦長の状態
で使用されることになり、その時の表示器101a,1
02aの向きも縦長となる。一方、他のコンピュータ等
から取得するキャラクタデータやイメージデータなど
は、一般に横長の表示器で表示することを想定したもの
となっており、移動情報通信端末装置101,102を
横長の状態で使用するようにして横長の表示器101
a,102aに表示させるようにした方が見易い。
は、移動情報通信端末装置101,102は縦長の状態
で使用されることになり、その時の表示器101a,1
02aの向きも縦長となる。一方、他のコンピュータ等
から取得するキャラクタデータやイメージデータなど
は、一般に横長の表示器で表示することを想定したもの
となっており、移動情報通信端末装置101,102を
横長の状態で使用するようにして横長の表示器101
a,102aに表示させるようにした方が見易い。
【0009】そこで移動情報通信端末装置101,10
2は、表示すべきデータを、表示器101a,102a
が縦長状態である時に適した画像および横長状態である
時に適した画像のいずれかとして表示器101a,10
2aに表示させる機能を有しており、ユーザによる設定
に応じて、表示器101a,102aでの表示画像を切
り換えるものとなっている。
2は、表示すべきデータを、表示器101a,102a
が縦長状態である時に適した画像および横長状態である
時に適した画像のいずれかとして表示器101a,10
2aに表示させる機能を有しており、ユーザによる設定
に応じて、表示器101a,102aでの表示画像を切
り換えるものとなっている。
【0010】ところが、このように表示画像を縦長およ
び横長のどちらの表示器状態に適したものとするかの設
定をユーザが行うものとなっていると、操作性を極めて
劣化させる。
び横長のどちらの表示器状態に適したものとするかの設
定をユーザが行うものとなっていると、操作性を極めて
劣化させる。
【0011】例えば、文書作成中に、その文書作成作業
を中断して音声通話を行ったのちに文書作成作業に戻る
ような場合には、文書作成作業を中断する時と文書作成
作業を再開する時とのそれぞれに、ユーザがそれぞれ画
像表示に関する設定操作を行わなければならない。
を中断して音声通話を行ったのちに文書作成作業に戻る
ような場合には、文書作成作業を中断する時と文書作成
作業を再開する時とのそれぞれに、ユーザがそれぞれ画
像表示に関する設定操作を行わなければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の移
動情報通信端末装置では、表示画像を縦長および横長の
どちらの表示器状態に適したものとするかの設定をユー
ザが行わなければならなかったため、操作性が悪いもの
となっていた。
動情報通信端末装置では、表示画像を縦長および横長の
どちらの表示器状態に適したものとするかの設定をユー
ザが行わなければならなかったため、操作性が悪いもの
となっていた。
【0013】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、表示画像を縦
長および横長のどちらの表示器状態に適したものとする
かを自動決定し、見易い状態での画像表示をユーザの操
作を介することなしに常に行うことができる移動情報通
信端末装置を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、表示画像を縦
長および横長のどちらの表示器状態に適したものとする
かを自動決定し、見易い状態での画像表示をユーザの操
作を介することなしに常に行うことができる移動情報通
信端末装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の動作モードのそれぞれに対応付けて
表示器の使用向きを示した例えば表示器向き情報などの
使用向き情報を記憶するための例えば表示器向き情報記
憶領域などの記憶手段と、実行中の動作モードを判定す
る例えば動作モード判定手段などの判定手段と、例えば
画像表示制御手段などの表示制御手段とを備え、この表
示制御手段により、前記表示器に表示させるべき画像
を、前記記憶手段に記憶された前記使用向き情報にて前
記判定手段により判定された動作モードに対応付けられ
た使用向きで前記表示器を使用するのに適した所定の画
像として前記表示器に表示させるようにした。
に本発明は、複数の動作モードのそれぞれに対応付けて
表示器の使用向きを示した例えば表示器向き情報などの
使用向き情報を記憶するための例えば表示器向き情報記
憶領域などの記憶手段と、実行中の動作モードを判定す
る例えば動作モード判定手段などの判定手段と、例えば
画像表示制御手段などの表示制御手段とを備え、この表
示制御手段により、前記表示器に表示させるべき画像
を、前記記憶手段に記憶された前記使用向き情報にて前
記判定手段により判定された動作モードに対応付けられ
た使用向きで前記表示器を使用するのに適した所定の画
像として前記表示器に表示させるようにした。
【0015】このような手段を講じたことにより、実行
中の動作モードに応じて、予めその動作モードに対応付
けられた使用向きで前記表示器を使用するのに適した所
定の画像とするように、表示器での表示画像が自動的に
制御される。
中の動作モードに応じて、予めその動作モードに対応付
けられた使用向きで前記表示器を使用するのに適した所
定の画像とするように、表示器での表示画像が自動的に
制御される。
【0016】また本発明はさらに、使用向き情報の変更
指定を受け付けるための例えば表示器向き設定受付手段
などの受付手段と、この受付手段により受け付けられた
使用向き情報の変更指定に応じて記憶手段に記憶された
使用向き情報を更新する例えば表示器向き情報更新手段
などの使用向き情報更新手段と備えた。このような手段
を講じたことにより、ユーザの指定に応じて、動作モー
ドと表示器での表示画像の向きとの対応関係が変更され
る。
指定を受け付けるための例えば表示器向き設定受付手段
などの受付手段と、この受付手段により受け付けられた
使用向き情報の変更指定に応じて記憶手段に記憶された
使用向き情報を更新する例えば表示器向き情報更新手段
などの使用向き情報更新手段と備えた。このような手段
を講じたことにより、ユーザの指定に応じて、動作モー
ドと表示器での表示画像の向きとの対応関係が変更され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係る移動
情報通信端末装置の要部構成を示す機能ブロック図であ
る。
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係る移動
情報通信端末装置の要部構成を示す機能ブロック図であ
る。
【0018】この図に示すように本実施形態の移動情報
通信端末装置は、アンテナ1、無線部2、チャネルコー
デック部3、ADPCMデコーダ4、複合コーデック
5、切換スイッチ6、受話アンプ7、スピーカ8、イヤ
ホン・マイク端子9、マイクロホン10、切換スイッチ
11、ADPCMコーダ12、アンプ13、サウンダ1
4、表示器15、表示器駆動部16、入力操作部17、
外部ディスプレイ用端子18、試験用コネクタ19、外
部電源端子20、充電端子21、バッテリ22、電源回
路23、電源スイッチ24、RAM25および制御部2
6を有している。
通信端末装置は、アンテナ1、無線部2、チャネルコー
デック部3、ADPCMデコーダ4、複合コーデック
5、切換スイッチ6、受話アンプ7、スピーカ8、イヤ
ホン・マイク端子9、マイクロホン10、切換スイッチ
11、ADPCMコーダ12、アンプ13、サウンダ1
4、表示器15、表示器駆動部16、入力操作部17、
外部ディスプレイ用端子18、試験用コネクタ19、外
部電源端子20、充電端子21、バッテリ22、電源回
路23、電源スイッチ24、RAM25および制御部2
6を有している。
【0019】PHS網の基地局から送信されて到来した
無線搬送波信号は、アンテナ1で受信されたのち無線部
2で受信中間周波信号または受信ベースバンド信号に周
波数変換される。
無線搬送波信号は、アンテナ1で受信されたのち無線部
2で受信中間周波信号または受信ベースバンド信号に周
波数変換される。
【0020】上記無線部2から出力された受信中間周波
信号または受信ベースバンド信号は、チャネルコーデッ
ク部3に入力される。チャネルコーデック部3はさら
に、復調部3a、フレームタイミング発生部3b、フレ
ーム制御部3c、スロット交換バッファ3d、スロット
交換バッファ3e、フレーム制御部3f、変調部3g、
シンセ制御部3hおよびVOX(voice-operated trans
mission )制御部3iを有している。
信号または受信ベースバンド信号は、チャネルコーデッ
ク部3に入力される。チャネルコーデック部3はさら
に、復調部3a、フレームタイミング発生部3b、フレ
ーム制御部3c、スロット交換バッファ3d、スロット
交換バッファ3e、フレーム制御部3f、変調部3g、
シンセ制御部3hおよびVOX(voice-operated trans
mission )制御部3iを有している。
【0021】そしてチャネルコーデック部3では、受信
中間周波信号または受信ベースバンド信号に対して復調
部3aによりディジタル復調(π/4シフトQPSK復
調)が行なわれて、ディジタル通話信号が再生される。
さらにこのディジタル通話信号から、フレームタイミン
グ発生部3b、フレーム制御部3cおよびスロット交換
バッファ3dによって、自局に割り当てられたタイムス
ロットに挿入されているディジタル通信信号が抽出され
る。
中間周波信号または受信ベースバンド信号に対して復調
部3aによりディジタル復調(π/4シフトQPSK復
調)が行なわれて、ディジタル通話信号が再生される。
さらにこのディジタル通話信号から、フレームタイミン
グ発生部3b、フレーム制御部3cおよびスロット交換
バッファ3dによって、自局に割り当てられたタイムス
ロットに挿入されているディジタル通信信号が抽出され
る。
【0022】この抽出されたディジタル通信信号は、音
声通話モード時にはADPCMデコーダ4へと与えら
れ、データ通信モード時にはバス27を介して制御部2
6へと与えられる。またチャネルコーデック部4では、
制御チャネルに割り当てられたタイムスロットのデータ
が別途取り出され、これが制御部26に与えられる。
声通話モード時にはADPCMデコーダ4へと与えら
れ、データ通信モード時にはバス27を介して制御部2
6へと与えられる。またチャネルコーデック部4では、
制御チャネルに割り当てられたタイムスロットのデータ
が別途取り出され、これが制御部26に与えられる。
【0023】さて、音声通話モード時においてディジタ
ル通信信号は、ADPCMデコーダ4でADPCM復号
が行なわれたのちに、複合コーデック5に与えられる。
複合コーデック5は、PCMデコーダ5a、可変アンプ
5b、トーン発生部5c、側音回路5d、可変アンプ5
eおよびPCMコーダ5fを有している。
ル通信信号は、ADPCMデコーダ4でADPCM復号
が行なわれたのちに、複合コーデック5に与えられる。
複合コーデック5は、PCMデコーダ5a、可変アンプ
5b、トーン発生部5c、側音回路5d、可変アンプ5
eおよびPCMコーダ5fを有している。
【0024】そして複合コーデック5では、ADPCM
デコーダ4でADPCM復号が行なわれたのちのディジ
タル通信信号がPCMデコーダ5aによってデコードさ
れてアナログ音声信号に変換される。さらにこのアナロ
グ音声信号には、トーン発生部5cにて必要に応じて発
生されるサービストーンや、側音回路5dを介して与え
られる側音信号が可変アンプ5bで合成される。そして
可変アンプ5bから出力されるアナログ音声信号は、切
換スイッチ6および受話アンプ7を介して受話器として
のスピーカ8に与えられ、このスピーカ8によって音声
として出力される。また可変アンプ5bから出力される
アナログ音声信号は、切換スイッチ6の設定によりイヤ
ホン・マイク端子9へと与えることも可能であり、この
イヤホン・マイク端子9に接続されたイヤホン(図示せ
ず)によって音声として出力させることも可能である。
デコーダ4でADPCM復号が行なわれたのちのディジ
タル通信信号がPCMデコーダ5aによってデコードさ
れてアナログ音声信号に変換される。さらにこのアナロ
グ音声信号には、トーン発生部5cにて必要に応じて発
生されるサービストーンや、側音回路5dを介して与え
られる側音信号が可変アンプ5bで合成される。そして
可変アンプ5bから出力されるアナログ音声信号は、切
換スイッチ6および受話アンプ7を介して受話器として
のスピーカ8に与えられ、このスピーカ8によって音声
として出力される。また可変アンプ5bから出力される
アナログ音声信号は、切換スイッチ6の設定によりイヤ
ホン・マイク端子9へと与えることも可能であり、この
イヤホン・マイク端子9に接続されたイヤホン(図示せ
ず)によって音声として出力させることも可能である。
【0025】なお、複合コーデック5にてトーン発生部
5cは、着信時などにリンガ信号を発生する機能も有す
る。このトーン発生部5cが発生するリンガ信号は、ア
ンプ13を介してサウンダ14に与えられ、このサウン
ダ14によって呼出音として出力される。
5cは、着信時などにリンガ信号を発生する機能も有す
る。このトーン発生部5cが発生するリンガ信号は、ア
ンプ13を介してサウンダ14に与えられ、このサウン
ダ14によって呼出音として出力される。
【0026】これに対し、マイクロホン10またはイヤ
ホン・マイク端子9に接続された外部マイクロホン(図
示せず)に入力された送話音声は、このマイクロホン1
0または外部マイクロホンにおいてアナログ音声信号に
変換され、切換スイッチ11を介して複合コーデック5
に与えられる。
ホン・マイク端子9に接続された外部マイクロホン(図
示せず)に入力された送話音声は、このマイクロホン1
0または外部マイクロホンにおいてアナログ音声信号に
変換され、切換スイッチ11を介して複合コーデック5
に与えられる。
【0027】複合コーデック5にてアナログ音声信号に
は、トーン発生部5cが必要に応じて発生するDTMF
信号が可変アンプ5eによって合成されたのち、PCM
コーダ5fでPCM符号化されてディジタル送話信号に
変換される。
は、トーン発生部5cが必要に応じて発生するDTMF
信号が可変アンプ5eによって合成されたのち、PCM
コーダ5fでPCM符号化されてディジタル送話信号に
変換される。
【0028】このディジタル送話信号はさらに、ADP
CMコーダ12によってADPCM符号化が施されたの
ち、チャネルコーデック部3へと与えられる。チャネル
コーデック部3では、上記ADPCMコーダ12から出
力されたディジタル通信信号が、スロット交換バッファ
3eおよびフレーム制御部3fによって自局に割り当て
られたタイムスロットに挿入されたのち、変調部3gに
入力される。変調部3gでは、上記ディジタル通信信号
により高周波信号がディジタル変調されて変調波信号が
出力され、この変調波信号は無線部2に入力される。
CMコーダ12によってADPCM符号化が施されたの
ち、チャネルコーデック部3へと与えられる。チャネル
コーデック部3では、上記ADPCMコーダ12から出
力されたディジタル通信信号が、スロット交換バッファ
3eおよびフレーム制御部3fによって自局に割り当て
られたタイムスロットに挿入されたのち、変調部3gに
入力される。変調部3gでは、上記ディジタル通信信号
により高周波信号がディジタル変調されて変調波信号が
出力され、この変調波信号は無線部2に入力される。
【0029】無線部2では、内蔵の周波数シンセサイザ
(図示せず)から発生された送信局部発振信号が上記変
調波信号にミキシングされることにより、上記変調波信
号が無線チャネル周波数にアップコンバートされ、さら
に所定の送信電力レベルに増幅される。そして、この無
線部2から出力された無線搬送波信号はアンテナ1から
送信される。
(図示せず)から発生された送信局部発振信号が上記変
調波信号にミキシングされることにより、上記変調波信
号が無線チャネル周波数にアップコンバートされ、さら
に所定の送信電力レベルに増幅される。そして、この無
線部2から出力された無線搬送波信号はアンテナ1から
送信される。
【0030】なおチャネルコーデック部3におけるシン
セ制御部3hは、無線部2に内蔵された周波数シンセサ
イザ(図示せず)の動作を制御する。またVOX制御部
3iは、ADPCMデコーダ4に与えられるディジタル
通信信号に音声成分が含まれていない場合にADPCM
デコーダ4の動作を、またADPCMコーダ12に与え
られるディジタル送話信号に音声成分が含まれていない
場合にADPCMコーダ12の動作をそれぞれ、バッテ
リセービングなどを目的として停止させるものである。
セ制御部3hは、無線部2に内蔵された周波数シンセサ
イザ(図示せず)の動作を制御する。またVOX制御部
3iは、ADPCMデコーダ4に与えられるディジタル
通信信号に音声成分が含まれていない場合にADPCM
デコーダ4の動作を、またADPCMコーダ12に与え
られるディジタル送話信号に音声成分が含まれていない
場合にADPCMコーダ12の動作をそれぞれ、バッテ
リセービングなどを目的として停止させるものである。
【0031】一方、複合コーデック5における側音回路
5dは、送話音声の一部を側音として受話音声に反映さ
せるべく、可変アンプ5eから出力されるアナログ音声
信号を所定のレベルの側音信号として可変アンプ5bに
与える。
5dは、送話音声の一部を側音として受話音声に反映さ
せるべく、可変アンプ5eから出力されるアナログ音声
信号を所定のレベルの側音信号として可変アンプ5bに
与える。
【0032】表示器15は、例えば液晶表示器などを用
いてなり、表示器駆動部16に駆動されて任意の画像を
表示する。表示器駆動部16は、制御部26に接続され
ており、この制御部26から与えられた画像データに応
じた画像を表示器15に表示させるべく表示器15を駆
動する。
いてなり、表示器駆動部16に駆動されて任意の画像を
表示する。表示器駆動部16は、制御部26に接続され
ており、この制御部26から与えられた画像データに応
じた画像を表示器15に表示させるべく表示器15を駆
動する。
【0033】入力操作部17は、例えば表示器15の表
示面に重ねて配置されたタッチパネルやキースイッチを
用いてなり、ユーザによる各種の入力操作を受付けるた
めのものである。
示面に重ねて配置されたタッチパネルやキースイッチを
用いてなり、ユーザによる各種の入力操作を受付けるた
めのものである。
【0034】外部ディスプレイ用端子18および試験用
コネクタ19は、それぞれ制御部26に接続されてお
り、これらを介して外部ディスプレイ(図示せず)や試
験用機器(図示せず)を制御部26に接続可能とする。
コネクタ19は、それぞれ制御部26に接続されてお
り、これらを介して外部ディスプレイ(図示せず)や試
験用機器(図示せず)を制御部26に接続可能とする。
【0035】外部電源端子20、充電端子21およびバ
ッテリ22は、それぞれ電源回路23に接続されてい
る。外部電源端子20は、例えば商用電源などの外部の
電力源を電源回路23に接続可能とする。充電端子21
は、充電器を電源回路23に接続可能とする。バッテリ
22は、電源回路23に電力を供給する。
ッテリ22は、それぞれ電源回路23に接続されてい
る。外部電源端子20は、例えば商用電源などの外部の
電力源を電源回路23に接続可能とする。充電端子21
は、充電器を電源回路23に接続可能とする。バッテリ
22は、電源回路23に電力を供給する。
【0036】電源回路23は、外部電源端子20を介し
て外部の電力源から供給される電力またはバッテリ22
から供給される電力から各部を動作させるための所定の
電力を生成し、各部に供給する。この電源回路23の動
作は、電源スイッチ24によってON/OFFされる。
また電源回路23は制御部26に接続されており、電源
スイッチ24によりONとされている時であっても、バ
ッテリセービング等を目的として制御部26の制御によ
って動作がON/OFFされる。
て外部の電力源から供給される電力またはバッテリ22
から供給される電力から各部を動作させるための所定の
電力を生成し、各部に供給する。この電源回路23の動
作は、電源スイッチ24によってON/OFFされる。
また電源回路23は制御部26に接続されており、電源
スイッチ24によりONとされている時であっても、バ
ッテリセービング等を目的として制御部26の制御によ
って動作がON/OFFされる。
【0037】RAM25は、バス27を介して制御部2
6に接続されており、制御部26が各種の処理を行なう
上で必要となるデータを保持しておく。このRAM25
の記憶領域の一部は、本移動情報通信端末装置がもつ各
種の動作モードに対応付けて表示器15の使用向きを示
した例えば図2に示すような表示器向き情報を記憶する
ための表示器向き情報記憶領域25aに設定されてい
る。
6に接続されており、制御部26が各種の処理を行なう
上で必要となるデータを保持しておく。このRAM25
の記憶領域の一部は、本移動情報通信端末装置がもつ各
種の動作モードに対応付けて表示器15の使用向きを示
した例えば図2に示すような表示器向き情報を記憶する
ための表示器向き情報記憶領域25aに設定されてい
る。
【0038】制御部26は、例えばマイクロプロセッサ
を主体として構成されたものであり、以上に説明した各
部を総括制御することによって移動情報通信端末装置と
しての動作を実現するものである。この制御部26は、
移動情報通信端末装置における周知の一般的な制御手段
に加えて、動作モード判定手段26a、画像表示制御手
段26b、表示器向き設定受付手段26cおよび表示器
向き情報更新手段26dを例えばソフトウエア処理によ
って実現可能となっている。
を主体として構成されたものであり、以上に説明した各
部を総括制御することによって移動情報通信端末装置と
しての動作を実現するものである。この制御部26は、
移動情報通信端末装置における周知の一般的な制御手段
に加えて、動作モード判定手段26a、画像表示制御手
段26b、表示器向き設定受付手段26cおよび表示器
向き情報更新手段26dを例えばソフトウエア処理によ
って実現可能となっている。
【0039】ここで動作モード判定手段26aは、実行
中の動作モードを判定する。画像表示制御手段26b
は、表示器15に表示させるべき画像を縦長画像と横長
画像とのどちらとするかの制御を行うものであり、動作
モード判定手段26aにより判定された動作モードに表
示器向き情報にて対応付けられた使用向きで表示器15
を使用するのに適した所定の画像として表示器15に表
示させる。表示器向き設定受付手段26cは、ユーザに
よる使用向き情報の変更指定を受け付ける。そして表示
器向き情報更新手段26dは、表示器向き設定受付手段
26cにより受け付けられた使用向き情報の変更指定に
応じて表示器向き情報記憶領域25aに記憶された表示
器向き情報を更新する。
中の動作モードを判定する。画像表示制御手段26b
は、表示器15に表示させるべき画像を縦長画像と横長
画像とのどちらとするかの制御を行うものであり、動作
モード判定手段26aにより判定された動作モードに表
示器向き情報にて対応付けられた使用向きで表示器15
を使用するのに適した所定の画像として表示器15に表
示させる。表示器向き設定受付手段26cは、ユーザに
よる使用向き情報の変更指定を受け付ける。そして表示
器向き情報更新手段26dは、表示器向き設定受付手段
26cにより受け付けられた使用向き情報の変更指定に
応じて表示器向き情報記憶領域25aに記憶された表示
器向き情報を更新する。
【0040】次に以上のように構成された移動情報通信
端末装置の動作につき説明する。なお、音声通話、情報
交信(電子メール)、インターネットやパソコン通信業
者を介しての情報照会(検索)、位置確認および個人情
報管理(電子手帳)などといった種々の機能を実現する
ための基本動作は、従来よりある移動情報通信端末装置
と同様であるのでここでは説明を省略し、ここでは表示
器15における画像の表示に係る本発明の特徴的な動作
のみを制御部26の制御手順にしたがって説明する。
端末装置の動作につき説明する。なお、音声通話、情報
交信(電子メール)、インターネットやパソコン通信業
者を介しての情報照会(検索)、位置確認および個人情
報管理(電子手帳)などといった種々の機能を実現する
ための基本動作は、従来よりある移動情報通信端末装置
と同様であるのでここでは説明を省略し、ここでは表示
器15における画像の表示に係る本発明の特徴的な動作
のみを制御部26の制御手順にしたがって説明する。
【0041】まず動作モードの変化が発生すると、制御
部26は図3に示すような表示モード設定処理を開始す
る。この表示モード設定処理において制御部26はま
ず、変化後の新しい動作モードの判定を動作モード判定
手段26aによって行う(ステップST1)。この動作
モードの判定は、動作モードの変化が本移動情報通信端
末装置のユーザによるモード選択操作により生じたもの
であれば、そのモード選択操作の内容を認識することで
容易に行うことができる。また着信発生にともなう動作
モードの変化の際には、その着信に対する応答後のプロ
トコルを認識することで動作モードの判定を行うことが
できる。
部26は図3に示すような表示モード設定処理を開始す
る。この表示モード設定処理において制御部26はま
ず、変化後の新しい動作モードの判定を動作モード判定
手段26aによって行う(ステップST1)。この動作
モードの判定は、動作モードの変化が本移動情報通信端
末装置のユーザによるモード選択操作により生じたもの
であれば、そのモード選択操作の内容を認識することで
容易に行うことができる。また着信発生にともなう動作
モードの変化の際には、その着信に対する応答後のプロ
トコルを認識することで動作モードの判定を行うことが
できる。
【0042】そして制御部26は、上記のように判定し
た動作モードに対応付けられた表示器向きを、表示器向
き情報記憶領域25aに記憶された表示器向き情報を参
照して判定する(ステップST2)。具体的には、表示
器向き情報記憶領域25aに記憶された表示器向き情報
が図2に示すような内容となっていた場合、動作モード
が音声通話モードになった時には表示器向きとして「縦
長」が、また動作モードがデータ通信モードになった時
には表示器向きとして「横長」がそれぞれ判定される。
た動作モードに対応付けられた表示器向きを、表示器向
き情報記憶領域25aに記憶された表示器向き情報を参
照して判定する(ステップST2)。具体的には、表示
器向き情報記憶領域25aに記憶された表示器向き情報
が図2に示すような内容となっていた場合、動作モード
が音声通話モードになった時には表示器向きとして「縦
長」が、また動作モードがデータ通信モードになった時
には表示器向きとして「横長」がそれぞれ判定される。
【0043】続いて制御部26は、上記のように判定し
た表示器向きが「横長」であるか否かの判断を行う(ス
テップST3)。そして制御部26は、表示器向きが
「横長」であったならば表示モードを横長モードに設定
し(ステップST4)、また表示器向きが「縦長」であ
ったならば表示モードを縦長モードに設定する(ステッ
プST5)。
た表示器向きが「横長」であるか否かの判断を行う(ス
テップST3)。そして制御部26は、表示器向きが
「横長」であったならば表示モードを横長モードに設定
し(ステップST4)、また表示器向きが「縦長」であ
ったならば表示モードを縦長モードに設定する(ステッ
プST5)。
【0044】そして、ステップST4またはステップS
T5の処理の終了後に制御部26は表示モード設定処理
を終了し、他の処理に移行するが、他の処理において表
示器15への画像表示の必要が生じた場合には、設定し
てある表示モードに応じ、横長モードであれば表示器1
5を横長状態として使用するのに適した画像を、また縦
長モードであれば表示器15を縦長状態として使用する
のに適した画像をそれぞれ表示器15に表示するように
表示器駆動部16を制御する。なお、この処理と、前述
のステップST2乃至ステップST5の処理は、画像表
示制御手段26bにより行われる。
T5の処理の終了後に制御部26は表示モード設定処理
を終了し、他の処理に移行するが、他の処理において表
示器15への画像表示の必要が生じた場合には、設定し
てある表示モードに応じ、横長モードであれば表示器1
5を横長状態として使用するのに適した画像を、また縦
長モードであれば表示器15を縦長状態として使用する
のに適した画像をそれぞれ表示器15に表示するように
表示器駆動部16を制御する。なお、この処理と、前述
のステップST2乃至ステップST5の処理は、画像表
示制御手段26bにより行われる。
【0045】一方、入力操作部17で表示器向き設定操
作が行われた場合、制御部26は図4に示すような表示
器向き情報更新処理を開始する。この表示器向き情報更
新処理において制御部26はまず、入力操作部17で行
われる表示器向き設定操作による表示器向き設定を表示
器向き設定受付手段26cにより受け付ける(ステップ
ST11)。
作が行われた場合、制御部26は図4に示すような表示
器向き情報更新処理を開始する。この表示器向き情報更
新処理において制御部26はまず、入力操作部17で行
われる表示器向き設定操作による表示器向き設定を表示
器向き設定受付手段26cにより受け付ける(ステップ
ST11)。
【0046】そして制御部26は、ステップST11で
受け付けた表示器向き設定に応じて、表示器向き情報記
憶領域25aに記憶されている表示器向き情報を表示器
向き情報更新手段26dによって更新する(ステップS
T12)。具体的には、表示器向き情報記憶領域25a
に記憶された表示器向き情報が図2に示すような内容と
なっていた場合に、文書入力モード時の表示器向きを
「縦長」とする旨の表示器向き設定が指定されたなら
ば、制御部26は文書入力モードに対応する表示器向き
を「横長」から「縦長」に変更する。
受け付けた表示器向き設定に応じて、表示器向き情報記
憶領域25aに記憶されている表示器向き情報を表示器
向き情報更新手段26dによって更新する(ステップS
T12)。具体的には、表示器向き情報記憶領域25a
に記憶された表示器向き情報が図2に示すような内容と
なっていた場合に、文書入力モード時の表示器向きを
「縦長」とする旨の表示器向き設定が指定されたなら
ば、制御部26は文書入力モードに対応する表示器向き
を「横長」から「縦長」に変更する。
【0047】このように本実施形態によれば、表示器1
5に表示される画像の向きが、表示器15を横長状態に
した場合に適した向きおよび縦長状態にした場合に適し
た向きのいずれかに、動作モードに応じて自動的に切り
換えられる。従って、ユーザが画像の表示向きを逐一設
定する必要がなく、操作性が向上する。なお、表示器1
5に表示する画像は、各動作モード毎でパターンがある
程度決まっているので、動作モードに応じて画像の表示
向きを設定しておくことが可能である。
5に表示される画像の向きが、表示器15を横長状態に
した場合に適した向きおよび縦長状態にした場合に適し
た向きのいずれかに、動作モードに応じて自動的に切り
換えられる。従って、ユーザが画像の表示向きを逐一設
定する必要がなく、操作性が向上する。なお、表示器1
5に表示する画像は、各動作モード毎でパターンがある
程度決まっているので、動作モードに応じて画像の表示
向きを設定しておくことが可能である。
【0048】また本実施形態では、表示器向き情報、す
なわち動作モードと画像の表示向きとの関係をユーザに
よって更新可能としているので、画像の表示向きをユー
ザの個人的嗜好に応じて設定することが可能である。
なわち動作モードと画像の表示向きとの関係をユーザに
よって更新可能としているので、画像の表示向きをユー
ザの個人的嗜好に応じて設定することが可能である。
【0049】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない、例えば、ユーザの指示に応じて、画像の
表示向きを一時的に変更可能としておいても良い。この
ようにしておくことにより、パターンが通常とは異なる
画像であり、自動的に選択した画像向きがその画像を表
示するのに適さないような場合に、適切な表示向きを設
定できるようになる。
ものではない、例えば、ユーザの指示に応じて、画像の
表示向きを一時的に変更可能としておいても良い。この
ようにしておくことにより、パターンが通常とは異なる
画像であり、自動的に選択した画像向きがその画像を表
示するのに適さないような場合に、適切な表示向きを設
定できるようになる。
【0050】また上記実施形態では、PHS網を介して
通信を行うものを示しているが、PDCなどの他の移動
通信網を介して通信を行うようにすることもできる。こ
のほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実
施が可能である。
通信を行うものを示しているが、PDCなどの他の移動
通信網を介して通信を行うようにすることもできる。こ
のほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実
施が可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、複数の動作モードのそ
れぞれに対応付けて表示器の使用向きを示した使用向き
情報を記憶するための記憶手段と、実行中の動作モード
を判定する判定手段と、表示制御手段とを備え、この表
示制御手段により、前記表示器に表示させるべき画像
を、前記記憶手段に記憶された前記使用向き情報にて前
記判定手段により判定された動作モードに対応付けられ
た使用向きで前記表示器を使用するのに適した所定の画
像として前記表示器に表示させるようにしたので、表示
画像を縦長および横長のどちらの表示器状態に適したも
のとするかを自動決定し、見易い状態での画像表示をユ
ーザの操作を介することなしに常に行うことができる移
動情報通信端末装置となる。
れぞれに対応付けて表示器の使用向きを示した使用向き
情報を記憶するための記憶手段と、実行中の動作モード
を判定する判定手段と、表示制御手段とを備え、この表
示制御手段により、前記表示器に表示させるべき画像
を、前記記憶手段に記憶された前記使用向き情報にて前
記判定手段により判定された動作モードに対応付けられ
た使用向きで前記表示器を使用するのに適した所定の画
像として前記表示器に表示させるようにしたので、表示
画像を縦長および横長のどちらの表示器状態に適したも
のとするかを自動決定し、見易い状態での画像表示をユ
ーザの操作を介することなしに常に行うことができる移
動情報通信端末装置となる。
【0052】また本発明はさらに、使用向き情報の変更
指定を受け付けるための受付手段と、この受付手段によ
り受け付けられた使用向き情報の変更指定に応じて記憶
手段に記憶された使用向き情報を更新する使用向き情報
更新手段と備えたので、表示画像を縦長および横長のど
ちらの表示器状態に適したものとするかをユーザの嗜好
も考慮して自動決定することができ、より適切な画像表
示を行うことができる移動情報通信端末装置となる。
指定を受け付けるための受付手段と、この受付手段によ
り受け付けられた使用向き情報の変更指定に応じて記憶
手段に記憶された使用向き情報を更新する使用向き情報
更新手段と備えたので、表示画像を縦長および横長のど
ちらの表示器状態に適したものとするかをユーザの嗜好
も考慮して自動決定することができ、より適切な画像表
示を行うことができる移動情報通信端末装置となる。
【図1】本発明の一実施形態に係る移動情報通信端末装
置の要部構成を示す機能ブロック図。
置の要部構成を示す機能ブロック図。
【図2】図1中の表示器向き情報記憶領域25aに記憶
された表示器向き情報の一例を模式的に示す図。
された表示器向き情報の一例を模式的に示す図。
【図3】図1中の制御部26による表示モード設定処理
の処理手順を示すフローチャート。
の処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1中の制御部26による表示器向き情報更新
処理の処理手順を示すフローチャート。
処理の処理手順を示すフローチャート。
【図5】移動情報通信端末装置の利用環境を模式的に示
す図。
す図。
1…アンテナ 2…無線部 3…チャネルコーデック部 4…ADPCMデコーダ 5…複合コーデック 6…切換スイッチ 7…受話アンプ 8…スピーカ 9…イヤホン・マイク端子 10…マイクロホン 11…切換スイッチ 12…ADPCMコーダ 13…アンプ 14…サウンダ 15…表示器 16…表示器駆動部 17…入力操作部 18…外部ディスプレイ用端子 19…試験用コネクタ 20…外部電源端子 21…充電端子 22…バッテリ 23…電源回路 24…電源スイッチ 25…RAM 25a…表示器向き情報記憶領域 26…制御部 26a…動作モード判定手段 26b…画像表示制御手段 26c…表示器向き設定受付手段 26d…表示器向き情報更新手段
Claims (2)
- 【請求項1】 表示器を有するとともに、この表示器を
用いて表示すべき画像がそれぞれ異なる複数の動作モー
ドを有した移動情報通信端末装置において、 前記複数の動作モードのそれぞれに対応付けて前記表示
器の使用向きを示した使用向き情報を記憶するための記
憶手段と、 実行中の動作モードを判定する判定手段と、 前記表示器に表示させるべき画像を、前記記憶手段に記
憶された前記使用向き情報にて前記判定手段により判定
された動作モードに対応付けられた使用向きで前記表示
器を使用するのに適した所定の画像として前記表示器に
表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする
移動情報通信端末装置。 - 【請求項2】 使用向き情報の変更指定を受け付けるた
めの受付手段と、 この受付手段により受け付けられた使用向き情報の変更
指定に応じて記憶手段に記憶された使用向き情報を更新
する使用向き情報更新手段とを具備したことを特徴とす
る請求項1に記載の移動情報通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19728597A JPH1139131A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 移動情報通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19728597A JPH1139131A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 移動情報通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1139131A true JPH1139131A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16371929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19728597A Withdrawn JPH1139131A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 移動情報通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1139131A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1574852A (zh) * | 2003-06-04 | 2005-02-02 | 佳能株式会社 | 便携式设备 |
US7174195B2 (en) | 2002-04-26 | 2007-02-06 | Nec Corporation | Foldable portable telephone having a display portion selectively put into a lengthwise state or an oblong state and a pair of front camera portions |
CN100381000C (zh) * | 2000-05-31 | 2008-04-09 | 国际商业机器公司 | 在便携式设备上显示数据的系统和方法 |
CN100446085C (zh) * | 2005-05-17 | 2008-12-24 | 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 | 具有静态图像显示功能的移动通信终端及其显示方法 |
JP2014072649A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Brother Ind Ltd | 画像読取装置、画像読取システム及び媒体搬送装置 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19728597A patent/JPH1139131A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100381000C (zh) * | 2000-05-31 | 2008-04-09 | 国际商业机器公司 | 在便携式设备上显示数据的系统和方法 |
US7174195B2 (en) | 2002-04-26 | 2007-02-06 | Nec Corporation | Foldable portable telephone having a display portion selectively put into a lengthwise state or an oblong state and a pair of front camera portions |
EP2254312A1 (en) | 2002-04-26 | 2010-11-24 | Nec Corporation | Portable telephone having a rotating display and two cameras |
CN1574852A (zh) * | 2003-06-04 | 2005-02-02 | 佳能株式会社 | 便携式设备 |
CN102638621A (zh) * | 2003-06-04 | 2012-08-15 | 佳能株式会社 | 便携式设备 |
CN100446085C (zh) * | 2005-05-17 | 2008-12-24 | 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 | 具有静态图像显示功能的移动通信终端及其显示方法 |
JP2014072649A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Brother Ind Ltd | 画像読取装置、画像読取システム及び媒体搬送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050428 |