JP4095387B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
携帯電話機のような携帯端末装置は近年、音声通話機能にとどまらず、さまざまな機能を持つようになってきている。そのような機能の一つにメール機能がある。このメール機能は、初期の段階では文字列のみによるメッセージ交換のみが可能であった。しかし近年では、画像や音声などを表わすデータファイルを添付した電子メールを送受することも可能となっている。
【0002】
このような添付ファイルを添付した電子メールに対応する携帯端末装置では従来、電子メールの表示を行う場合、その電子メールに画像ファイルが添付されているならば、電子メール本文に基づく文字メッセージの表示と画像ファイルに基づく画像の表示とをユーザ指示に応じて選択的に行うようにしている。このため、文字メッセージと画像とを同時に確認することはできない。
【0003】
そこで、同一画面内に文字メッセージと画像とを上下に並べて表示することを可能とした携帯端末装置も存在する。しかしながらこの場合、限られた表示画面の多くの領域を画像の表示のために使用することが必要となるため、文字メッセージの表示領域が非常に小さくなってしまう。このため、表示文字数を減らすか、あるいは文字サイズを小さくしなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来の携帯端末装置では、添付ファイルとして画像ファイルが添付された電子メールを表示する場合に、文字メッセージと画像とを同時に表示しようとすると、文字メッセージの表示領域が小さくなって非常に読みづらくなってしまうという不具合があった。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、電子メール本文に基づく文字メッセージの表示と添付ファイルに基づく画像の表示とを同時に行いながらも、それらをともに見やすく表示することが可能な携帯端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様による携帯端末装置は、それぞれ独立して設定された画像領域およびメッセージ領域を含む表示画面を有した表示手段と、添付ファイルが添付された電子メールを受信する受信手段と、この受信手段により受信された前記電子メールを記憶する記憶手段と、前記添付ファイルに含まれた画像ファイルに基づく画像を前記画像領域内に納まるように拡大または縮小する拡大・縮小手段と、前記電子メールの表示を行う際に、その電子メールに添付された添付ファイルに画像ファイルが含まれるならば、前記画像ファイルに基づくとともに前記拡大・縮小手段により拡大または縮小された画像の表示を前記画像領域にて行うとともに、前記電子メールに基づく文字メッセージの表示を自動的にスクロールさせつつ前記メッセージ領域にて行うように前記表示手段を制御する制御手段とを備える。
【0007】
このような手段を講じたことにより、電子メールに基づく文字メッセージの表示とその電子メールの添付ファイルに基づく画像表示とが同一の表示手段にて同時になされるが、画像の表示は画像領域内に納まるように拡大または縮小して行われ、文字メッセージの表示は自動的にスクロールさせつつ行われる。従って、小さな領域で有効に画像および文字メッセージの表示を行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態につき説明する。
【0011】
図1は本実施形態に係る携帯電話機のブロック図である。
【0012】
図1に示すように本実施形態の携帯電話機は、メインアンテナ1、サブアンテナ2、無線部3、ベースバンド部4、モデム部5、メモリ部6、マルチメディアコーデック7、LCDコントローラ8、LCD9、カメラモジュール10、カメラインタフェースコネクタ11、マイクロホン12、レシーバ13、ステレオヘッドセットジャック14、入力部15、サウンダ16、バイブレータ17、USBインタフェースコネクタ18および電源部19を有する。
【0013】
無線部3は、図示はしないが、送信部、デュプレクサ、アイソレータおよび2系統の受信部を有する。そして無線部3は、ベースバンド部4から出力される送信信号(HPSK変調信号)を、送信部で直交変調、アップコンバートおよび電力増幅を行った後、デュプレクサおよびアイソレータを経由してメインアンテナ1に供給し、このメインアンテナ1から図示しない基地局へ向けて送信させる。なお送信部は、高精度の送信利得制御を行うことができる。また無線部3は、図示しない基地局から送信された無線信号をメインアンテナ1およびサブアンテナによりそれぞれ受信して得られた2系統の受信信号を、2系統の受信部でそれぞれダウンコンバートおよび直交復調した上で、ベースバンド部4へと与える。なお、送信部でのアップコンバートや受信部でのダウンコンバートには、シンセサイザ部が発生するローカル信号が用いられる。
【0014】
ベースバンド部4は、LSIにより構成される。そしてベースバンド部4は、無線部3へと与える送信信号や無線部3から与えられる受信信号に対するベースバンド信号処理を行う機能、通信制御や周辺回路制御などの制御処理を行う機能、ならびに音声の符号化/復号を行う機能を有する。
【0015】
モデム部5は、LSIにより構成される。そしてモデム部5は、送信信号の変調や、受信信号の復調を行う。
【0016】
メモリ部6は、SRAMやFROMを有する。そしてメモリ部6は、各種の設定情報、各種の受信データ、あるいは本装置で作成された各種の送信データなど、さまざまなデータを記憶保持する。
【0017】
マルチメディアコーデック7は、3つの専用プロセッサコア、各処理専用のハードロジックコア、ならびに3つの専用プロセッサコアで共有する16MビットSDRAMを含んで構成されたLSIよりなる。このマルチメディアコーデック7は、ホストCPUに実装するMPEG-4/H.324(Annex C)の制御ソフトウェアと連携して、MPEG-4/H.324(Annex C)を実現するブロックであり、MPEG-4ビデオ符号化処理、音声/オーディオ符号化処理、ならびにH.223多重分離処理を行う。
【0018】
LCDコントローラ8は、LSIにより構成される。このLCDコントローラ8は、マルチメディアコーデック7から与えられる画像データに対しての文字などの合成処理やLCD9の駆動を行う。
【0019】
LCD9は、反射型カラー液晶ディスプレイが用いられる。このLCD9は、LCDコントローラ8の駆動の下に任意の画像を表示する。このLCD9に表示される画像は、相手端末から送信される映像および自端末が送信している映像の他、端末状態を示す画像やその他のユーザに対して通知するべき任意の情報を示す画像などである。LCD9は、電子メールの表示にも用いられる。
【0020】
カメラモジュール10は、カメラインタフェースコネクタ11へと任意に装着が可能である。そしてカメラモジュール10は、カメラインタフェースコネクタ11へと装着された状態にて任意の被写体を撮影し、画像データを生成する。カメラモジュール10は、生成した画像データをカメラインタフェースコネクタ11を介してマルチメディアコーデック7へと与える。
【0021】
マイクロホン12は、ユーザが発声した送話音声などの周囲の音を電気信号に変換し、この電気信号を送話信号としてベースバンド部4へと与える。
【0022】
レシーバ13は、ベースバンド部4から与えられる受話信号や再生音声信号に基づき拡声出力を行う。
【0023】
ステレオヘッドセットジャック14は、ステレオ対応のヘッドセット(図示せず)を接続するためのものである。このステレオヘッドセットジャック14は、ヘッドセットが接続されているときに、ヘッドセットから出力される送話信号をベースバンド部4へと与えるとともに、ベースバンド部4から出力される受話信号や再生音声信号をヘッドセットへと与える。
【0024】
入力部15は、ダイヤルキー、発信キー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キーなどのキー群を有している。そしてこの入力部15は、これらのキーの押下によるユーザ指示を入力する。
【0025】
サウンダ16は、着信音、キー確認音をベースバンド部4の制御の下に出力する。
【0026】
バイブレータ17は、着信通知などのための振動動作をベースバンド部4の制御の下に行う。
【0027】
USBインタフェースコネクタ18は、外部機器を接続するためのものである。このUSBインタフェースコネクタ18に接続された外部機器とベースバンド部4との間でデータの授受を行うことが可能である。
【0028】
電源部19は、ALB電池19a、充電回路19bおよびレギュレータ19cを有する。この電源部19は、各部に必要な電源を供給する。また電源電圧が規定値以下になった時にシステム全体へリセット信号を送出する機能やメモリ部6内のSRAMのバックアップ機能も有する。
【0029】
ところでベースバンド部4は、例えば音声通話機能などのような携帯電話機における周知の一般的な機能を実現するための制御処理を行う手段の他に、制御手段4aおよび受付手段4bとして動作する。ここで制御手段4aは、後述するメール表示制御を実行し、特別な形態でのメール表示を実現する。受付手段4bは、制御手段4aに上記特別な形態でのメール表示を行わせるか否かのユーザ指定を受け付ける。
【0030】
次に以上のように構成された携帯電話機の動作につき説明する。なお、音声通話機能などのような携帯電話機における一般的な機能を実現するための処理や、電子メールの送受信の処理は従来と同様であるのでその説明は省略する。そしてここでは、電子メールの表示に関する動作につき詳しく説明する。
【0031】
まず、電子メールの表示がユーザにより要求されたならばベースバンド部4は、図2に示すようなマルチメディアファイル再生処理を実行する。
【0032】
このメール表示制御においてベースバンド部4はまず、例えば図3(b)に示すような第1メニューをLCD9に表示させた上で、そのメニュー内での項目の指定を受け付ける(ステップST1)。図3(b)に示すように、第1メニューはメモリ部6に記憶されている電子メールの一覧を示し、それらの電子メールのいずれを表示するかの指定を行わせるメニューである。そこでベースバンド部4は、指定された電子メールを表示対象メールに設定する。
【0033】
続いてベースバンド部4は、自動演奏設定がONとなっているか否かを確認する(ステップST2)。自動演奏設定は、携帯電話機の機能設定の1つであって、別の図示しない機能設定処理にて例えば図3(a)に示すような設定画面によるユーザ指定にて任意のONまたはOFFとされる。この自動演奏設定がONとされていることを確認したならばベースバンド部4は次に、表示対象メールに音声ファイルが添付されているか否かを確認する(ステップST3)。そして音声ファイルが添付されていることを確認したならばベースバンド部4は、その音声ファイルに基づく音声再生を開始する(ステップST4)。
【0034】
このように音声再生を開始した後、あるいは自動演奏設定がOFFとなっていることをステップST2で確認するか、音声ファイルが添付されていないことをステップST3で確認した場合、ベースバンド部4は続いてテロップ表示設定がONとなっているか否かを確認する(ステップST5)。テロップ表示設定は、自動演奏設定と同様な機能設定の1つであって、別の図示しない機能設定処理にて例えば図3(a)に示すような設定画面によるユーザ指定にて任意のONまたはOFFとされる。このテロップ表示設定がONとされていることを確認したならばベースバンド部4は、表示対象メールに画像ファイルが添付されているか否かを確認する(ステップST6)。そして画像ファイルが添付されていることを確認したならばベースバンド部4は、その画像ファイルに基づく画像表示を開始する(ステップST7)。さらに続いてベースバンド部4は、表示対象メールのメール本文に関するテロップ表示を開始する(ステップST8)。
【0035】
このように、画像の表示およびメール本文のテロップ表示が開始された後のLCD9での表示例を図3(c)に示す。この図3(c)に示すようにベースバンド部4は、LCD9の表示画面内にそれぞれ独立して設定された画像領域およびメッセージ領域に、画像ファイルに基づく画像とメール本文に基づく文字メッセージとをそれぞれ表示させる。画像は、画像ファイルが示す画像をそのままのサイズで表示させてもよいし、あるいは画像領域内に収まるように拡大・縮小して表示させてもよい。また画像は、動画および静止画のいずれでもよい。一方、本実施形態では、メッセージ領域には文字メッセージ1行分に相当する領域を割り当てている。そしてベースバンド部4は、メール本文に基づく文字メッセージを、その先頭から末尾までメッセージ領域内で横方向にスクロールさせつつ表示させることで、テロップ表示を実現する。なお、文字メッセージの末尾までを表示し終えたならばベースバンド部4は、同じ文字メッセージの先頭からの表示を再度行う。すなわち、同じ文字メッセージを繰り返し表示する。
【0036】
ところで、表示対象メールに画像ファイルが添付されていないことをステップST6にて確認した場合にベースバンド部4は、ステップST7を行わずにステップST8に移行し、表示対象メールのメール本文に関するテロップ表示を開始する。すなわち、図2(c)の画像領域を無表示とした状態で、メッセージ領域における文字メッセージの表示を行う。
【0037】
さて、テロップ表示設定がOFFとされていることをステップST5にて確認した場合にベースバンド部4は、表示対象メールのメール本文に基づく文字メッセージの表示を通常の形態で表示する。通常の形態での文字メッセージの表示とは、例えばLCD9の表示画面内の任意画像の表示領域の全域を利用して、文字メッセージを複数行同時に表示することである。
【0038】
このようにして、ステップST8またはステップST9で文字メッセージの表示を開始した後にベースバンド部4は、何らかのキー操作が入力部15にて行われるのを待ち受ける(ステップST10)。ここでキー操作が行われたことを確認したならばベースバンド部4は、そのキー操作がサブメニューの表示、メール選択状態への戻り、ならびにメール表示の終了のいずれを指定するものであるかの確認を行う(ステップST11乃至ステップST13)。そして、いずれにも該当しないことを確認した場合にはベースバンド部4は、今回なされたキー操作は無視して、処理をステップST10に戻す。
【0039】
しかしながら、サブメニューの表示を指示するキー操作がなされたことをステップST11で確認したならばベースバンド部4は、例えば図3(d)に示すような第2メニューをLCD9に表示させた上で、そのメニュー内での項目の指定を受け付ける(ステップST14)。図3(d)に示すように、第2メニューは電子メールに関する各種機能の一覧を示し、その各種機能のうちのいずれかの指定を行わせるメニューである。そこで項目指定がなされたならばベースバンド部4は、その指定された項目が「添付ファイル切替」であるか否かを確認する(ステップST15)。もし、指定された項目が「添付ファイル切替」ではないことを確認したならば、ベースバンド部4は指定された項目に応じた処理(図示せず)へ移行する。しかしながら、指定された項目が「添付ファイル切替」であることを確認したならばベースバンド部4は、例えば図3(e)に示すような第3メニューをLCD9に表示させた上で、そのメニュー内での項目の指定を受け付ける(ステップST16)。図3(e)に示すように、第3メニューは表示対象メールに添付されたファイルのタイトルの一覧を示し、それらのファイルのうちのいずれかの指定を行わせるメニューである。そこでいずれかのファイルの指定がなされたならばベースバンド部4は、その指定されたファイルが画像ファイルであるか否かを確認する(ステップST17)。
【0040】
ここで指定されたファイルが画像ファイルであることを確認したならばベースバンド部4は、指定された画像ファイルに基づく画像の表示を開始する(ステップST18)。これにより、例えば図3(f)に示すように、表示画像が変更される。このとき、文字メッセージの表示はステップST10に確認されたキー操作が行われた時点の状態から継続して行う。なお、文字メッセージの通常表示が行われていたのであれば、これに代えて画像が表示されることになる。すなわち、表示対象が文字メッセージから画像に変更されるのである。
【0041】
これに対して、指定されたファイルが画像ファイルではないことをステップST17にて確認したならばベースバンド部4は、指定された音声ファイルに基づく音声再生を開始する(ステップST19)。これにより、再生される音声が変更される。そして続いてベースバンド部4は、LCD9での表示をステップST10に確認されたキー操作が行われた時点の状態、すなわち例えば図3(c)に示す状態に戻し、その状態から表示を継続する(ステップST20)。
【0042】
ステップST18の処理またはステップST20の処理を終えたならばベースバンド部4は、ステップST10の待ち受け状態に戻る。
【0043】
ところで、メール選択状態への戻りを指定するキー操作がなされたことをステップST12にて確認したならばベースバンド部4は、処理をステップST1に戻し、移行の処理を前述のように行う。
【0044】
また、メール表示の終了を指定するキー操作がなされたことをステップST13にて確認したならばベースバンド部4は、メール表示に関するLCD9での表示を停止させ(ステップST21)、これをもってメール表示制御を終了する。
【0045】
以上のように本実施形態によれば、電子メール本体に基づく文字メッセージの表示を、自動的にスクロールさせながら行うようにしているので、図3(d)に示すような小さな表示領域でのテロップ表示であっても、読みやすい表示とすることが可能である。従って、画像表示を同時に行うことが可能で、かつそのための領域を十分に大きく確保して画像も見やすく表示することが可能である。
【0046】
また本実施形態によれば、文字メッセージの表示をテロップ表示および通常表示のいずれで行うかをユーザが任意に設定できるので、ユーザニーズに応じた柔軟な形態での使用が可能となる。
【0047】
また本実施形態によれば、画像領域とメッセージ領域とを別々に設定しているので、文字メッセージと画像とが重なることがなく、これによりより見やすい表示が実現される。
【0048】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、複数の画像ファイルが添付されている場合、ユーザによる指示に応じて表示する画像を変更することとしているが、その複数の画像を自動的に順次表示するようにしても良い。この場合例えば、静止画は一定時間の表示を行ったならば別の画像の表示に移行することとし、動画は最後までの表示を終了したならば別の画像の表示に移行することが考えられる。またこのとき、全ての画像ファイルに基づく画像表示が終了したならば、表示済みの画像ファイルに基づく画像表示を再度行うことで画像表示を継続することとしても良い。これらにより、画像変更にかかるユーザの手間を省くことが可能となる。なお、音声ファイルに基づく音声再生についても同様のことを行うことが可能である。
【0049】
また上記実施形態では、画像領域とメッセージ領域とを別々に設定し、文字メッセージと画像とを別々に表示しているが、例えば図4に示すように、画像の前面に重ねる状態で文字メッセージの表示を行うことも可能である。あるいは図5に示すように、画像の表示範囲と文字メッセージの表示範囲とを同一とし、複数行の文字メッセージを例えば縦方向にスクロールさせるようにしても良い。このようにすれば、画像の表示領域を大きくすることが可能であり、画像をより大きく表示することが可能となる。また後者の方法によれば、文字メッセージの表示量も多くすることが可能であり、読みやすくすることができる。なお、このように画像に重ねて文字メッセージを表示させる場合、例えば白などの所定の色で文字を縁取りして表示すると、文字を読みやすくすることが可能である。
【0050】
また、テロップ表示設定がONであっても、画像ファイルが添付されていないならば文字メッセージを通常表示するようにしても良い。
【0051】
また上記実施形態では、W−CDMA方式の携帯電話機を例示しているが、他の方式の移動通信端末であっても良いし、あるいはPHS端末のような他種の移動通信端末であっても良い。
【0052】
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、電子メールに基づく文字メッセージの表示とその電子メールの添付ファイルに基づく画像表示とが同一の表示手段にて同時に行うこととし、画像の表示は画像領域内に納まるように拡大または縮小して行ない、かつ文字メッセージの表示は自動的にスクロールさせつつ行うようにしたので、小さな領域で有効に画像および文字メッセージの表示を行うことが可能となり、この結果、電子メール本文に基づく文字メッセージの表示と添付ファイルに基づく画像の表示とを同時に行いながらも、それらをともに見やすく表示することが可能な携帯端末装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機のブロック図。
【図2】メール表示制御のフローチャート。
【図3】LCD9での表示画面の例を示す図。
【図4】文字メッセージおよび画像の表示形態の変形例を示す図。
【図5】文字メッセージおよび画像の表示形態の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…メインアンテナ
2…サブアンテナ
3…無線部
4…ベースバンド部
4a…制御手段
4b…受付手段
5…モデム部
6…メモリ部
7…マルチメディアコーデック
8…LCDコントローラ
9…LCD
15…入力部
Claims (3)
- それぞれ独立して設定された画像領域およびメッセージ領域を含む表示画面を有した表示手段と、
添付ファイルが添付された電子メールを受信する受信手段と、
この受信手段により受信された前記電子メールを記憶する記憶手段と、
前記添付ファイルに含まれた画像ファイルに基づく画像を前記画像領域内に納まるように拡大または縮小する拡大・縮小手段と、
前記電子メールの表示を行う際に、その電子メールに添付された添付ファイルに画像ファイルが含まれるならば、前記画像ファイルに基づくとともに前記拡大・縮小手段により拡大または縮小された画像の表示を前記画像領域にて行うとともに、前記電子メールに基づく文字メッセージの表示を自動的にスクロールさせつつ前記メッセージ領域にて行うように前記表示手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記制御手段は、前記添付ファイルの切り替えを要求する操作がなされたことに応じて前記電子メールに添付された添付ファイルの一覧を表示するように前記表示手段を制御し、
前記制御手段はさらに、前記一覧に示された添付ファイルのいずれかが指定され、かつこの指定された添付ファイルが画像ファイルであるならば、当該画像ファイルに基づくとともに前記拡大・縮小手段により拡大または縮小された画像の表示を前記画像領域にて行うように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記制御手段は、前記一覧から指定された添付ファイルに基づく画像の表示を開始したとき、前記文字メッセージの表示は前記操作がなされた時点の状態から継続して行うように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
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