JP2002027045A - 電子機器及びその外部接続機器 - Google Patents

電子機器及びその外部接続機器

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JP2002027045A
JP2002027045A JP2000200240A JP2000200240A JP2002027045A JP 2002027045 A JP2002027045 A JP 2002027045A JP 2000200240 A JP2000200240 A JP 2000200240A JP 2000200240 A JP2000200240 A JP 2000200240A JP 2002027045 A JP2002027045 A JP 2002027045A
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earphone microphone
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camera
external connection
equipment
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Hajime Omori
肇 大森
Masanori Tanaka
政法 田中
Masayuki Ando
雅幸 安藤
Tsutomu Tanaka
田中  勉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の大型化を招くことなく、複数種の外部
接続機器を接続して使用できるようにする。 【解決手段】 移動通信端末のイヤホンマイクジャック
30をPCMコーデック42及びカメラI/F10に対
し択一的に接続する切替回路20を設けるとともに、制
御部5にジャック挿脱検出手段51、外部接続器機種別
判定手段52及び切替制御手段53を設ける。そして、
イヤホンマイクジャック30に対する外部接続機器の接
続を検出すると、外部接続機器にカメラ用電源を供給し
て起動させ、外部接続機器からのステータス信号の到来
を監視する。そして、所定期間t0内にステータス信号
が到来すると外部接続機器をカメラと判定し、到来しな
かった場合には切替回路をPCMコーデック42側に切
り替えてイヤホンマイクであるかどうかを判定して、そ
れぞれ動作させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イヤホンマイク
端子を備えた携帯電話機やPHS(Personal Handyphon
e System)端末等の電子機器と、この電子機器に接続し
て使用する小型カメラやキーボード、リモートコントロ
ーラ等の外部接続機器に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機やPHS端末、携帯オーディ
オ機器等の電子機器には、イヤホンマイク端子を備え、
このイヤホンマイク端子にイヤホンマイクを接続するこ
とで、送受話や音声の録音又は視聴を行えるようにした
ものが多くある。
【0003】一方、最近の携帯電話機やPHS端末に
は、通話機能だけでなく、カメラから画像データを取り
込んで送信又は表示したり、キーボードからデータを入
力して送信するといった付加機能を備えたものも増えて
いる。このような携帯電話機やPHS端末を使用すれ
ば、ユーザは必要に応じてカメラやキーボード等の外部
接続機器を接続することで、本来の送受話に止まらずテ
レビジョン電話や電子メールの送信等を行うことができ
大変便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来の電子機器は、外部接続機器を接続するためにそれ専
用の外部接続端子を設けている。このため、電子機器の
大型化が避けられない。この問題は、特に小型軽量化が
最重要課題の一つである携帯電話機やPHS端末にあっ
ては非常に好ましくない。
【0005】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、機器の大型化を招くこ
となく複数種の外部接続機器を接続して使用できるよう
にした電子機器及び外部接続機器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係わる電子機器は、イヤホンマイクを含む
複数種の外部接続機器の各々に対応して設けられた複数
の外部インタフェースと、上記複数種の外部接続機器が
選択的に着脱可能に接続されるイヤホンマイク端子と、
このイヤホンマイク端子に外部接続機器が接続されたと
きに、当該外部接続機器から上記イヤホンマイク端子を
介して入力されるステータス信号の種類を判定する判定
手段と、この判定手段の判定結果をもとに、上記接続さ
れた外部接続機器に対応する外部インタフェースを上記
複数の外部インタフェースの中から選択して動作させる
インタフェース制御手段とを備えたものである。
【0007】またこの発明は、上記イヤホンマイク端子
に対する外部接続機器の接続の有無を検出する接続検出
手段と、この接続検出手段により外部接続機器の接続が
検出された場合に当該外部接続機器に対しイヤホンマイ
ク端子を介して電源を供給する給電手段とを備え、上記
判定手段において、上記給電手段により上記外部接続機
器への給電が開始された時点から所定期間内に当該外部
接続機器から入力されるステータス信号の種類を判定す
ることも特徴とする。
【0008】したがってこの発明によれば、イヤホンマ
イク端子に外部接続機器を接続すると、この外部接続機
器から出力されるステータス信号をもとに外部接続機器
の種類が判定され、対応する外部インタフェースが選択
的に起動される。このため、1つのイヤホンマイク端子
に複数種の外部接続機器を選択的に接続することが可能
となり、これにより外部接続端子の数を減らして機器の
小型化を図ることができる。
【0009】しかも、接続した外部接続機器の種別判定
及びそれに対応する外部インタフェースの選択が自動的
に行われるため、例えばユーザが手動操作により外部接
続機器の種類の指定や外部インタフェースの切替えを行
う必要がなく、これによりユーザの操作性の向上を図る
と共に、外部インタフェースの誤動作等の発生を防止し
て外部接続機器を常に確実に動作させることができる。
【0010】一方、この発明に係わる外部接続機器は、
この外部接続機器を電子機器のイヤホンマイク端子に接
続した状態で、電子機器からそのイヤホンマイク端子を
介して電源が供給されたことに応じて、その時点から所
定期間内に自己機器特有のステータス信号を電子機器へ
出力するようにしたものである。このように構成するこ
とで、電子機器において見逃しや誤検出を起こすことな
く確実に外部接続機器の種別を判定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる電子機
器の一実施形態である移動通信端末の構成を示す回路ブ
ロック図である。
【0012】この移動通信端末は、アンテナ11を備え
た無線部1と、モデム部2と、TDMA部3と、通話部
4と、制御部5と、情報記憶部6と、データ通信部7
と、電源部8とを備え、さらにキーパッドを備えた入力
部91と、液晶表示器(LCD)を使用した表示部92
とを備えている。
【0013】すなわち、図示しない基地局から到来した
無線搬送波信号は、アンテナ11で受信されたのち無線
部1の高周波スイッチ(SW)12を介して受信部13
に入力される。この受信部13では、上記受信された無
線搬送波信号が周波数シンセサイザ14から発生された
局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号にダ
ウンコンバートされる。なお、上記周波数シンセサイザ
14から発生される局部発振信号の周波数は、制御部5
の指示により無線チャネル周波数に対応する値に設定さ
れる。
【0014】また、無線部1には受信電界強度検出部
(RSSI)16が設けられている。この受信電界強度
検出部16では、通信中の基地局又は周辺の基地局から
到来した無線搬送波信号の受信電界強度が検出され、そ
の検出値は例えば受信品質の判定及び表示を行うために
制御部5に通知される。
【0015】上記受信部13から出力された受信中間周
波信号は、モデム部2の復調部21に入力される。復調
部21では上記受信中間周波信号のディジタル復調が行
なわれ、これによりディジタル復調信号が再生される。
【0016】TDMA部3のTDMAデコード部31
は、上記ディジタル復調信号を各受信タイムスロットご
とに分離する。そして、分離したスロットの受信データ
が音声データであれば、この音声データを通話部4に入
力する。一方、分離したスロットの受信データがパケッ
トデータや制御データであれば、これらのデータをデー
タ通信部7に入力する。
【0017】通話部4は、ADPCM(Adaptive Diffe
rential Pulse Code Modulation)トランスコーダ41
と、PCM(Pulse Code Modulation)コーデック42
と、スピーカ43と、マイクロホン44とを備えてい
る。ADPCMトランスコーダ41は、上記TDMAデ
コード部31から出力された音声データを復号する。P
CMコーデック42は、上記ADPCMトランスコーダ
41から出力されたディジタル音声信号をアナログ信号
に変換し、この音声信号をスピーカ43から拡声出力す
る。
【0018】データ通信部7は、上記TDMAデコード
部31から供給されたデータを受信し、この受信データ
を制御部5に供給する。制御部5は受信データが制御デ
ータであればこの制御データを解析して必要な制御を行
う。これに対し受信データがサーバ等から到来したパケ
ットデータであれば、このパケットデータをデパケット
したのち情報記憶部6に記憶すると共に、LCD表示部
9に供給して表示させる。
【0019】一方、マイクロホン44に入力されたユー
ザの音声信号は、PCMコーデック42でPCM符号化
されたのち、ADPCMトランスコーダ41でさらに圧
縮符号化される。そして、この符号化音声データはTD
MAエンコード部32に入力される。また制御部5から
出力された制御データやパケットデータは、データ通信
部7を経て上記TDMAエンコード部32に入力され
る。
【0020】TDMAエンコード部32は、上記ADP
CMトランスコーダ41から出力されたディジタル音声
データ、及びデータ通信部7から出力された制御データ
やパケットデータを、制御部5から指示された送信タイ
ムスロットに挿入して多重化する。変調部22は、上記
TDMAエンコード部32から出力された多重化ディジ
タル通信信号により送信中間周波信号をディジタル変調
し、この変調した送信中間周波信号を送信部15に入力
する。
【0021】送信部15は、上記変調された送信中間周
波信号を周波数シンセサイザ14から発生された局部発
振信号とミキシングして無線搬送波周波数にアップコン
バートし、さらに所定の送信電力レベルに増幅する。こ
の送信部15から出力された無線搬送波信号は、高周波
スイッチ12を介してアンテナ11から基地局に向け送
信される。
【0022】なお、電源部8はバッテリ81と電源回路
82とを有し、この電源回路82によりバッテリ81の
出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して端末内
の各回路部及び外部接続機器に供給する。
【0023】ところで、本実施形態の移動通信端末は、
外部接続機器としてのイヤホンマイク及びCCD或いは
CMOSセンサを使用した小型のカメラを接続して使用
するための機能を備えている。すなわち、筐体側面部に
はイヤホンマイクジャック30が設けてあり、このイヤ
ホンマイクジャック30は切替回路20を介してPCM
コーデック42又はカメラインタフェース(I/F)1
0に接続される。
【0024】図2は、このイヤホンマイクジャック30
及び切替回路20の構成を示すものである。切替回路2
0は、一対の切替スイッチ201,202と、電源供給
スイッチ203とを有する。切替スイッチ201,20
2は、後述する制御部5から出力される切替制御信号S
WSに従い、イヤホンマイクジャック30をPCMコー
デック42及びカメラI/F10の一方に択一的に切替
接続する。また電源供給スイッチ203は、制御部5か
ら出力される給電制御信号PSSに従い、電源回路82
からイヤホンマイクジャック30に接続されたカメラ
(図示せず)への電源供給をオンオフ制御する。
【0025】一方、イヤホンマイクジャック30は4端
子構造のプラグ40に対応する構造を有する。図3はこ
のプラグ40の構造を示すもので、イヤホンマイク用プ
ラグもカメラ用プラグもこれと同じ構造を持つ。図4は
このプラグ40をイヤホンマイク用プラグとして使用す
る場合、及びカメラ用プラグとして使用する場合の、各
端子T1〜T4の名称と機能の一覧を示すものである。
【0026】すなわち、このプラグ40をイヤホンマイ
ク用プラグとして使用する場合には、端子T1はマイク
給電及び音声出力用、端子T2はスピーカへの音声信号
出力用、端子T3はマイク及びスピーカの接地用、端子
T4は予備端子としてそれぞれ機能する。一方上記プラ
グ40をカメラ用プラグとして使用する場合には、端子
T1は画像データ出力及びステータス信号出力用、端子
T2はクロック入力用、端子T3は信号及び電源の接地
用、端子T4はカメラ電源出力の給電用としてそれぞれ
機能する。
【0027】またイヤホンマイクジャック30は、当該
ジャック30に対するプラグ40の挿脱を検出するため
の接点TDを有し、この接点TDの出力INS(登録商
標)は制御部5に入力される。
【0028】制御部5は、マイクロコンピュータを主制
御部として備えたもので、この発明に係わる制御機能と
して、ジャック挿脱検出手段51と、外部接続機器種別
判定手段52と、切替制御手段53とを備えている。
【0029】ジャック挿脱検出手段51は、前記イヤホ
ンマイクジャック30の検出接点TDの出力INSを監
視することにより、イヤホンマイクジャック30に対す
るプラグ40の挿脱を検出する。
【0030】外部接続機器種別判定手段52は、前記ジ
ャック挿脱検出手段51によりジャック30へのプラグ
40の挿入が検出された場合に、この接続された外部接
続機器に対する給電を開始してから所定期間内に当該外
部接続機器からの“H”レベルのステータス信号が到来
するか否かを監視する。そして、このステータス信号の
到来を検出した場合には外部接続機器をカメラと判定
し、一方ステータス信号の到来を検出できなかった場合
には外部接続機器をイヤホンマイクと判定する。
【0031】切替制御手段53は、前記ジャック挿脱検
出手段51によりジャック30へのプラグ40の挿入が
検出されたとき、及び上記外部接続機器種別判定手段5
2により判定結果が得られたときに、切替回路30に対
し切替制御信号SWS及び給電制御信号PSSを供給す
ることで、切替スイッチ201,202及び電源供給ス
イッチ203を制御する。
【0032】次に、以上のように構成された移動通信端
末の動作を説明する。図5はその制御部5における制御
手順及び制御内容を示すフローチャート、図6及び図7
は移動通信端末と外部接続機器との間の信号のやりとり
を示すシーケンス図である。
【0033】移動通信端末を単独で使用している状態に
おいて、切替回路20はイヤホンマイクジャック30を
音声インタフェースとしてのPCMコーデック42に
も、またカメラI/F10にも接続しない状態に設定さ
れている。
【0034】この状態で、ユーザが例えば通信相手に対
し画像データを送信するために、イヤホンマイクジャッ
ク30にカメラ用プラグを挿着したとする。そうする
と、制御部5はステップ5aにおいて、イヤホンマイク
ジャック30の検出接点TDの出力を監視することによ
りイヤホンマイクジャック30に対する上記プラグ40
の挿着を検出する。そして、この挿着を検出すると制御
部5は、先ずステップ5bにより切替回路20に切替制
御信号SWSを与えて切替スイッチ201,202をカ
メラI/F10側に切り替える。またそれと共に、タイ
ムアウトカウンタをリセットしてカウントを開始させ
る。次にステップ5cにおいて、給電制御信号PSSを
出力して電源供給スイッチ203を導通させる。そうす
ると電源回路82で生成されたカメラ用電源出力(3
V)が、上記電源供給スイッチ203及びイヤホンマイ
クジャック30を介してカメラに給電される。
【0035】さて、カメラは、移動通信端末から電源出
力(3V)が供給されると、図8(a)に示すように
“H”レベルのステータス信号を発生し、このステータ
ス信号を所定期間t0だけ移動通信端末へ出力する。
【0036】これに対し移動通信端末の制御部5は、ス
テップ5dにおいてカメラからのステータス信号の到来
を監視している。そして、この状態でステータス信号の
到来を検出すると、いま接続されている外部接続機器は
カメラであると判断し、以後カメラ制御に移行する。
【0037】すなわち、移動通信端末は図示しないクロ
ック発生回路から発生したクロックを図8(a)に示す
ようにカメラに対し供給する。移動通信端末からクロッ
クが供給されると、カメラはこのクロックに同期して図
8(a)に示すように画像データのパケットを移動通信
端末へ出力する。図8(b)はこの画像データの詳細な
出力タイミングを示すもので、画像データはクロックの
立ち上がりに同期して出力される。
【0038】移動通信端末は、カメラから送られた画像
データパケットを、カメラI/F10で受信したのち制
御部5からデータ通信部7に与える。このため、上記画
像データパケットはTDMAエンコード部32、変調部
22及び送信部15介して基地局へ向け送信される。な
お、上記画像データパケットは、制御部5から表示部9
2にも供給されて表示される。一方、ユーザが例えばイ
ヤホンマイクジャック30を使用して通話を行うため
に、イヤホンマイクジャック30にイヤホンマイク用プ
ラグを挿着したとする。そうすると制御部5は、前記カ
メラを接続した場合と同様に、ステップ5aでイヤホン
マイクジャック30に対する上記プラグ40の挿着を検
出すると、ステップ5bにより切替回路20を一旦カメ
ラI/F10側に切り替えると共に、タイムアウトカウ
ンタをリセットしてステップ5eによりカウントを開始
させる。そして、ステップ5cにおいて外部接続機器に
対しプラグの給電端子T4を介してカメラ用電源出力
(3V)の給電を開始する。
【0039】これに対しイヤホンマイクは、移動通信端
末からプラグの端子T4を介して電源が供給されても特
に動作せず、ステータス信号を“L”レベルに保持す
る。このため、移動通信端末の制御部5では、所定期間
t0が経過するとタイムアウトカウンタがタイムアウト
する。
【0040】このタイムアウトを検出すると制御部5
は、ステップ5fからステップ5gに移行して、ここで
切替回路20に対し切替制御信号SWSを出力し、これ
により切替スイッチ201,202を図2に示すごとく
カメラI/F10側からPCMコーデック42側に切り
替える。また、給電制御信号PSSを出力して電源供給
スイッチ203を非道通状態とし、これにより外部接続
機器へのカメラ用電源の供給を停止する。
【0041】そうして切替えが終了すると、移動通信端
末は図7に示すようにプラグの端子T1を介してイヤホ
ンマイクに対しマイク用電源を供給する。このため、イ
ヤホンマイクは動作状態となり、この結果周囲音がマイ
クにより検出されて音声信号に変換され、端子T1を介
して移動通信端末に送られる。このとき移動通信端末の
制御部5は、ステップ5hで音声入力の有無を監視して
おり、上記音声信号が入力されると、いま接続されてい
る外部接続機器はイヤホンマイクであると判断して以後
イヤホンマイクを使用した通信制御を実行する。
【0042】これに対しマイク電源を供給したにも拘わ
らず、外部接続機器から音声信号が到来しない場合に
は、制御部5はステップ5iに移行してここで切替回路
20に対し切替制御信号SWSを与え、これにより切替
スイッチ201,202を中立の状態、つまりPCMコ
ーデック42及びカメラI/F10のいずれにも接続し
ない状態に設定する。最後に、ステップ5jにおいてイ
ヤホンマイクジャック30からのプラグ40の引き抜き
を監視し、引き抜きが検出されると移動通信端末が単独
で動作する状態に復帰する。
【0043】以上述べたように上記実施形態では、移動
通信端末のイヤホンマイクジャック30をPCMコーデ
ック42及びカメラI/F10に対し択一的に接続する
切替回路20を設けるとともに、制御部5にジャック挿
脱検出手段51、外部接続器機種別判定手段52及び切
替制御手段53を設けている。そして、イヤホンマイク
ジャック30に対する外部接続機器の接続を検出する
と、外部接続機器にカメラ用電源を供給して起動させ、
外部接続機器からのステータス信号の到来を監視する。
そして、所定期間t0内にステータス信号が到来する
と、外部接続機器をカメラと判断して以後カメラを使用
した通信制御を行う。これに対し、所定期間t0内にス
テータス信号が到来しなかった場合には、切替回路をP
CMコーデック42側に切り替えて、外部接続機器がイ
ヤホンマイクであるかどうかを判定し、イヤホンマイク
であれば以後イヤホンマイクを使用した通信制御を実行
するようにしている。
【0044】したがってこの実施形態によれば、1個の
イヤホンマイクジャック30にイヤホンマイクとカメラ
を選択的に接続することが可能となり、これにより外部
接続端子の数を減らして移動通信端末の小型化を図るこ
とができる。
【0045】また、接続した外部接続機器の種別判定及
びそれに対応するインタフェースの切替選択が自動的に
行われるので、例えばユーザが手動操作により外部接続
機器の種類の指定や使用するインタフェースの切替えを
行う必要がなく、これによりユーザの操作性を高めるこ
とができると共に、インタフェースの誤動作等の発生等
を防止して外部接続機器であるイヤホンマイク及びカメ
ラを常に確実に動作させることができる。
【0046】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態では外部接続機
器からのステータス信号の到来の有無を判定することで
外部接続機器の種別を判定するようにした。しかし、そ
れに限定されるものではなく、複数の外部接続機器がそ
れぞれステータス信号を出力するようにし、これらのス
テータス信号の信号長や信号レベルを外部接続機器ごと
に異ならせたり、また異なるコードを用いるようにして
もよい。
【0047】また、イヤホンマイク以外の外部接続機器
としてはカメラ以外に、キーボードやリモートコントロ
ーラ、表示装置、音声レコーダ等であってもよく、さら
に電子機器としては携帯電話機やPHS端末等の移動通
信端末以外に、携帯型のオーディオ機器やラジオ、時計
等であってもよい。
【0048】その他、イヤホンマイク端子の種類や構
造、電子機器及び外部接続機器の構成、イヤホンマイク
端子に対する外部接続機器の接続検出から、外部接続機
器の種別判定、その判定結果に基づくインタフェースの
選択切替えまでの制御手順とその内容等についても、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明に係わる電
子機器では、イヤホンマイクを含む複数種の外部接続機
器の各々に対応して複数の外部インタフェースを設ける
と共に、上記複数種の外部接続機器が選択的に着脱接続
が可能なイヤホンマイク端子を設け、上記イヤホンマイ
ク端子に外部接続機器が接続されたときに、当該外部接
続機器から上記イヤホンマイク端子を介して入力される
ステータス信号の種類を判定し、この判定結果をもとに
上記接続された外部接続機器に対応する外部インタフェ
ースを上記複数の外部インタフェースの中から選択して
動作させるようにしている。
【0050】したがってこの発明によれば、機器の大型
化を招くことなく複数種の外部接続機器を接続して使用
することができる電子機器及び外部接続機器を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる電子機器の一実施形態であ
る移動通信端末の構成を示す回路ブロック図。
【図2】 図1に示した移動通信端末のイヤホンマイク
ジャック及び切替回路の構成を示す図。
【図3】 接続プラグの構造の一例を示す図。
【図4】 接続プラグをイヤホンマイク用プラグとして
使用する場合及びカメラ用プラグとして使用する場合の
各端子の名称と機能の一覧を示す図。
【図5】 図1に示した移動通信端末の制御部における
制御手順及び制御内容を示すフローチャート。
【図6】 図1に示した移動通信端末とカメラとの間の
信号の授受を示すシーケンス図。
【図7】 図1に示した移動通信端末とイヤホンマイク
との間の信号の授受を示すシーケンス図。
【図8】 図1に示した移動通信端末とカメラとの間で
送受信される信号の構成及びそのタイミングを示す図。
【符号の説明】
1…無線部 2…モデム部 3…TDMA部 4…通話部 5…制御部 6…情報記憶部 7…データ通信部 8…電源部 10…カメラインタフェース(カメラI/F) 11…アンテナ 12…高周波スイッチ(SW) 13…受信部 14…シンセサイザ 15…送信部 16…受信電界強度検出部(RSSI) 20…切替回路 21…復調部 22…変調部 30…イヤホンマイクジャック 31…TDMAデコード部 32…TDMAエンコード部 40…プラグ 41…ADPCMトランスコーダ 42…PCMコーデック 43…スピーカ 44…マイクロホン 51…ジャック挿脱検出手段 52…外部接続機器種別判定手段 53…切替制御手段 91…入力部 92…表示部 201,202…切替スイッチ 203…電源供給スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 雅幸 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 田中 勉 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内 Fターム(参考) 5D005 BB07 BB11 5K023 AA07 EE04 GG11 MM21 5K027 AA11 GG02 HH26 KK06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤホンマイクを含む複数種の外部接続
    機器の各々に対応して設けられた複数の外部インタフェ
    ースと、 前記複数種の外部接続機器が選択的に着脱可能に接続さ
    れるイヤホンマイク端子と、 前記イヤホンマイク端子に外部接続機器が接続されたと
    きに、当該外部接続機器から前記イヤホンマイク端子を
    介して入力されるステータス信号の種類を判定する判定
    手段と、 この判定手段の判定結果をもとに、前記接続された外部
    接続機器に対応する外部インタフェースを前記複数の外
    部インタフェースの中から選択して動作させるインタフ
    ェース制御手段とを具備したことを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 前記イヤホンマイク端子に対する前記外
    部接続機器の接続の有無を検出する接続検出手段と、 この接続検出手段により外部接続機器の接続が検出され
    た場合に、当該外部接続機器に対し前記イヤホンマイク
    端子を介して電源を供給する給電手段とを、さらに具備
    し、 前記判定手段は、前記給電手段により前記外部接続機器
    への給電が開始された時点から所定期間内に当該外部接
    続機器から入力されるステータス信号の種類を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子機器に接続して使用
    される外部接続機器において、 前記電子機器からそのイヤホンマイク端子を介して電源
    が供給された場合に、前記所定期間内に自己の外部接続
    機器特有のステータス信号を電子機器へ出力するステー
    タス信号発生手段を具備したことを特徴とする外部接続
    機器。
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