JP2011103675A - 既存の移動装置コネクタを使用する入力装置のための移動装置インタフェース - Google Patents

Abstract

【課題】データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】システムは、移動電子装置に備えられるコネクタへデータ入力装置の接続を検出する回路を備える。この検出は、移動電子装置内に含まれたデバイスの動作状態の検査、前記データ入力装置の存在を決定する電気的センシング回路および前記データ入力装置の存在を決定する機械的センシング回路の少なくとも１つにより実行される。接続されるデバイスがデータ入力装置であることを判断する際、データ入力装置からのデータは、収集され処理される。
【選択図】図５

Description

本発明は、一般的に移動装置インタフェースに係り、特に入力装置インタフェースとして移動装置イヤホンあるいはマイクロホン・コネクタを使用することに関する。

テクノロジーの進歩はより小さくより強力なパーソナルコンピューティング機器に帰着した。例えば、携帯無線電話機、ラップトップ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、および各々小さいページング装置のようなワイアレス・コンピューティング・デバイスを含む様々なポータブルパーソナルコンピューティング機器が現在存在し、軽量、また容易にユーザによって運ぶことができる。無線デバイスは、それらに物理的に固定されることなく、他のデバイスと通信することができるあらゆるデバイスである。ほとんどの無線デバイスは無線周波数によって互いに通信する。

より具体的には、携帯無線電話機は、例えば、ワイヤレス・ネットワーク上で音声とデータのパケットを通信する携帯電話機をさらに含んでいる。さらに、そのような多くの携帯電話機は計算する能力の比較的大きな増加につれて製造されており、そういうものとして、小さなパソコンおよび携帯型のＰＤＡに等しくなっている。

しかしながら、これらのより小さくより強力なパーソナルコンピューティング機器は典型的に厳しくリソース連結式である。例えば、画面サイズ、利用可能なメモリおよびファイル・システム・スペースの量、入出力能力の量および処理能力は各々、デバイスの小規模によって制限されているかもしれない。厳しいリソース制限により、多くは、例えば、制限のあるサイズ、および、遠隔のパーソナルコンピューティング機器（クライアント装置）上で存在する、ソフトウェアアプリケーションおよび他の情報の量を維持することが典型的に望ましい。

アプリケーション・プログラミング・インターフェース（ＡＰＩ）を利用するパーソナルコンピューティング機器、あるいはインターフェース（ＡＰＩ）、ランタイム環境として参照するもの、ソフトウェア・プラットフォームのうちのいくつかは、ローカルのコンピュータ・プラットフォーム上にインストールされ、例えばデバイスのオペレーションの単純化、特定のリソースに対する一般化された呼を提供することに利用される。ＡＰＩは、コンピュータのオペレーティング・システムによって使用される手順の性能を指示するために応用プログラムによって使用される１セットのルーチンである。

さらに、いくつかのＡＰＩもソフトウェア開発者にそのようなデバイス上で完全に実行可能なソフトウェアアプリケーションを作成する能力を供給すると知られている。さらに、そのようなＡＰＩのうちのいくつかは、動作上計算装置システム・ソフトウェアとソフトウェアアプリケーションの間で位置すると知られている。計算装置システム・ソフトウェアおよびソフトウェアアプリケーション、機能性を計算する計算装置が特定の計算装置システム・ソース・コードを持つことは、ソフトウェア開発者に要求することなく、ソフトウェアアプリケーションを利用可能となる。さらに、あるＡＰＩは、安全で暗号の情報を使用するそのような個人のデバイス（つまりクライアント）とリモート装置（つまりサーバー）の間の安全な通信にメカニズムを供給すると知られている。

そのようなＡＰＩの例（それらのうちのいくらかは以下でより詳細に説明する）は、サンディエゴ（カリフォルニア）のクオルコム社によって開発された、ワイヤレス対応バイナリ・ランタイム環境（登録商標）（ＢＲＥＷ（登録商標））のバージョンを含んでいる。

ＢＲＥＷ（登録商標）は、計算装置の（例えば無線携帯電話機）オペレーティング・システムで作動することができ、パーソナルコンピューティング機器上で特に見つかったハードウェアにインタフェースを供給することができる（他の特徴中に）。ＢＲＥＷ（登録商標）は、パーソナルコンピューティング機器上で、デバイス比較・リソースに関する要求、および消費者によってＢＲＥＷ（登録商標）ＡＰＩを含んでいるデバイスに支払われた価格に関しての低価格のうち１つのインタフェースを提供することができる。ＢＲＥＷ（登録商標）の追加の特徴は、無線サービスオペレータ、ソフトウェア開発者および計算装置消費者のために様々な利点を備えるその末端間ソフトウェア配電プラットフォームを含んでいる。少なくとも１つのそのような現在利用可能な末端間ソフトウェア配電プラットフォームは、例えば、サーバが行なうところで、サーバー・クライアント・アーキテクチャー上に分配されたロジック、ビリング、セキュリティおよびアプリケーション配電機能を含んでいる。また、クライアントは、例えば、アプリケーション実行、セキュリティおよびユーザ・インタフェース機能を実行する。

移動通信デバイス（例えば無線電話機）は、ユーザがアルファベット数字式のデータを入力することを可能にするために内蔵の入力装置（例えばキーパッド）を含んでいてもよい。そのような移動体デバイスの制限のあるサイズにより、入力装置は多くの場合比較的小さい。それは困難になりえ、かつ、または典型的にユーザのために使用するのが遅くなりえる。

現在利用可能な移動装置の多くは、イヤホン／マイクロホン・インタフェースを含んでいる。従来のイヤホン／マイクロホン・インタフェースは、移動装置にユーザが外部イヤホン／マイクロホン・アセンブリー（例えばハンドセット）を接続することを可能にすることができる。インタフェースのこれらのタイプの多くは、標準プラグを受理する標準イヤホン／マイクロホン・ソケット・コネクターを使用する。

先の関連技術の説明は、無線デバイスの概観、およびＡＰＩの、およびＢＲＥＷ（登録商標）・プラットフォームへの入門としての既知の用途のうちのいくつかを提供するように単に意図される。それは発明の様々な実施形態の中で使用することができる。しかしながら、その発明は、特定の物理的コンフィギュレーション、インプリメンテーション、操作プラットフォームあるいは環境に制限されたこととして解釈することができない。

本特許出願は、２００５年３月３１日に出願された米国仮出願６０／６６７，４１６号の優先権を主張する。

本発明の典型的な実施形態は、システム、および入力装置インタフェースとしてモバイルのデバイス・イヤホンあるいはマイクロホン・コネクタを使用する方法を指示する。

従って、発明の１つの実施形態は、データ入力デバイスから移動電子装置中のデータを受信するための装置になりえる。データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信するための装置は、後続回路の少なくとも１つの使用により移動電子装置に接続されたコネクタへのデバイスの接続を検知するように、移動電子装置内に含まれたデバイスの動作状態を検討する検査回路と、データ入力装置の存在を電気的に検出する回路と、データ入力装置の存在を機械的に検出する回路と、検査回路、電気的に検出する回路あるいは機械的に検出する回路の組み合わせと、接続しているデバイスがデータ入力装置かどうか判断するように構成された回路と、接続しているデバイスがデータ入力装置であることを決めた後にデータ入力装置によって生成されたデータを収集し処理する回路とを備えることができる。

発明の別の実施形態は、データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信する方法を含むことができる。方法は、移動電子装置のイヤホン／マイクロホン・コネクターへのデバイスの接続を検知するために、移動電子装置内に含まれたデバイスの動作状態を検討する（ａ）と、電気感知装置を使用してデータ入力装置の存在を検出する（ｂ）と、機械感知装置を使用してデータ入力装置の存在を検出する（ｃ）と、（ａ）、（ｂ）あるいは（ｃ）の組み合わせと、接続しているデータ入力装置からの応答に応じてデータ入力装置によって生成されたデータを収集し処理することを備えることができる。

図１は、発明の少なくとも１つの実施形態に従うクライアント装置とサーバをサポートする無線網アーキテクチャーの典型的なブロック図である。 図２は、発明の少なくとも１つの実施形態に従うクライアント装置とサーバをサポートする無線網アーキテクチャーの中で詳細な典型的なブロック図である。 図３は、発明の少なくとも１つの実施形態に従う移動電子装置およびデータ入力装置配位を例証する典型的なブロック図である。 図４は、発明の少なくとも１つの実施形態に従う移動電子装置についての詳細な見方を例証する典型的なブロック図である。 図５は、発明の少なくとも１つの実施形態に従うソフトウェア・プラットフォームをデバイス拡張子で例証する無線網アーキテクチャーの典型的なブロック図である。 図６は、発明の少なくとも１つの実施形態に従う無線デバイスの典型的なブロック図である。 図７は、発明の少なくとも１つの実施形態に従うボコーディング・システムの典型的なブロック図である。 図８は、本発明の少なくとも１つの実施形態に従う方法フローの典型的なブロック図である。

発明の様々な実施形態は、発明を特定するべく次の記述および関連する図面を用いて説明する。なお、実施形態は、発明の精神および範囲から外れずに考案されてもよい。さらに、発明の有名なエレメントは詳細に記述されないが、発明の適切な詳細を不明瞭にしないように省略されるだろう。

「典型的である」というワードは「例、インスタンスあるいはイラストとして役立つ」ことを意味するためにここに使用される。好まれるか、他の実施形態上に有利だったように、「典型的な」ものとここに記述されたどんな実施形態も必ずしも解釈することができない。同様に、用語「発明の実施形態」は、発明の実施形態がすべて議論された特徴、利点あるいは動作モードを含むことを必要としない。

さらに、多くの実施例が、例えば計算装置のエレメントによって行なわれるアクションのシーケンスの点から記述される。特定の回路（例えば特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ））によって、１つ以上のプロセッサによって実行されているプログラム・インストラクション、あるいは両方の組み合わせによってここに記述された様々な動作を行なうことができることが認識されるだろう。さらに、これら、ここに記述された動作のシーケンスは、完全に関連するプロセッサに実行させることでここに記述された機能性を行なわせる計算機命令の対応するセットをそこに格納したコンピュータ可読記憶媒体の任意のフォーム内に具体化されると考えることができる。したがって、発明の種々相は多くの異なるフォームで具体化されてもよい。それらのすべては要求された主題の範囲内のために熟考される。さらに、に、任意のそのような実施例の対応するフォームはここに記述されてもよい。例えば、「ロジック、形成された」と記述されたアクションを行なう。

発明の１つ以上の実施形態は、計算装置上で実行するランタイム環境（例えばＡＰＩ）と共に使用することができる。１つのそのようなランタイム環境（ＡＰＩ）は、以前に議論されたワイヤレス対応バイナリ・ランタイム環境（登録商標）（ＢＲＥＷ（登録商標））ソフトウェアである。しかしながら、発明の１つ以上の実施形態は、例えば、無線クライアント計算装置上のアプリケーションの実行をコントロールするために作動する他のタイプのランタイム環境（ＡＰＩ）と共に使用することができる。

下記テクニックおよびメカニズムは、標準イヤホン／マイクロホン・コネクタによって、入力装置を備えたインターオペレートへの移動体電子装置のインプリメントする方法およびコンポーネントに向けられる。一般に、移動電子装置は、標準イヤホン／マイクロホン・コネクタによって移動電子装置と入力装置の間のデータ転送をサポートするインタフェースを含んでいる。このインタフェースはハードウェアおよび（または）ソフトウェア中でインプリメントすることができる。この一般的な概念の特定のインプリメンテーションおよび実施形態が下記に述べられる。

図１は、発明の少なくとも１つの実施形態に従って無線システム１００の１つの典型的な実施形態のブロック図を一例として説明する。システム１００は、無線網１０４にソフトウェアアプリケーション、無線通信入り口を介した無線デバイスへのコンポーネントを送信し、あるいは他のデータアクセスを選択的に実行する少なくとも１つのアプリケーション・ダウンロード・サーバ（ＡＤＳ）１０６を備えた無線網１０４を介した通信に、携帯電話機１０２のようなクライアント装置を含んでいる。図１中で示されるように、無線（クライアント）デバイスは、携帯電話機１０２、携帯情報端末１０８、ポケットベル１１０（それは２ウェイのテキスト・ポケットベルとしてここに示される）、あるいは無線通信入り口を持っている個別のコンピュータ・プラットフォーム１１２などになりえる。この個別のコンピュータ・プラットフォーム１１２は固定するか（例えばデスクトップ）、あるいはモバイルかもしれない（例えばラップトップ）。

発明の様々な実施形態は、制限、無線モデム、ＰＣＭＣＩＡカード、パソコン、アクセス・ターミナル、電話あるいはそれの任意のコンビネーションか、サブコンビネーションなしで含む無線通信能力を持っている無線通信入り口を含むクライアント装置または無線のデバイスの任意のフォーム上で実現することができる。

アプリケーション・ダウンロード・サーバ（ＡＤＳ）１０６は、無線網１０４との通信で、他のコンピュータ・エレメントを備えたネットワーク１１６に接続される。スタンド・アロンのサーバあるいは複数のサーバ（示されない）がある場合がある。また、サーバはそれぞれ、無線網１０４を介してクライアント装置１０２，１０８，１１０および１１２に個別のサービスおよびプロセスを提供することができる。さらに、無線デバイス１０２，１０８、１１０および１１２によってダウンロード可能なソフトウェアアプリケーションを保持する少なくとも１つの格納されたアプリケーションデータベース１１８がある。しかしながら、技術に熟練している人々は、図１中で例証された配位が単に典型的であることを認識するだろう。従って、発明の実施形態は、すべての記述された機能を各々行ない必要なハードウェアおよびソフトウェアをすべて含むことができるか、そして、単に選択された機能性を含むことができる１つ以上のサーバを含むことができる。さらに、例証されたすべてのエレメント（例えばポケットベル１１０、ＡＤＳ １０６、データベース１１８など）は、実行されてもよい発明の異なる実施形態のすべての中で必ず使用されるとは限らない。

図２において、ブロック図は、それが無線網１０４のコンポーネント、および発明の典型的な実施例の要素の相互関係を含むシステム１００をより完全に例証することを示される。システム１００は単に典型的で、無線クライアント計算装置１０２，１０８，１１０，１１２、通信するために、互いの間で、および互いの中で、および制限、無線網キャリアおよび（または）サーバなしも含め、無線網１０４によって接続しているコンポーネント間、およびそのコンポーネント中に放送中のもののような遠隔クライアント装置を許可するあらゆるシステムを含むことができる。アプリケーション・ダウンロード・サーバ１０６および格納されたアプリケーションデータベース１１８は、セルの遠距離通信サービスを提供するために使用される広告ディスプレイ・サーバー１３０のような他のサーバに加えて、インターネット、安全なＬＡＮ、ＷＡＮあるいは他のネットワークのようなデータリンクによってキャリア・ネットワークと通信する。示された実施形態では、サーバ１２０はアプリケーション・ダウンロード・サーバ１０６、広告ディスパッチサーバー１３０および格納された出願データベース１１８を含むことができる。アプリケーション・ダウンロード・サーバ１０６、サーバ１３０およびアプリケーションを格納したデータベース１１８は、この実施形態中の独立したデバイスとして例証される。しかしながら、これらのデバイスも１つの共通のサーバへ統合することができる。あるいは、技術に熟練している人々によって評価されるとともに、１以上の機能は多数のデバイス上に分配されてもよい。

キャリア・ネットワーク２００は、メッセージ・サービス・コントローラ（ＭＳＣ）２０２へメッセージ（典型的にデータ・パケットとして送る）を送るように制御する。キャリア・ネットワーク２００は、ネットワークによるＭＳＣ２０２、インターネットおよび（または）公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）と通信する。典型的にネットワーク、あるいはキャリア・ネットワーク２００とＭＳＣ２０２との間のインターネット接続はデータを転送し、ＰＳＴＮは音声情報を転送する。ＭＳＣ２０２は多数の基地局（ＢＴＳ）２０４に接続することができる。キャリア・ネットワークと似た方法で、ＭＳＣ２０２は、ネットワーク、インターネットおよび（または）データ転送および（または）音声情報用のＰＳＴＮによってＢＴＳ ２０４に典型的に接続される。ＢＴＳ２０４は、ショート・メッセージ・サービス（ＳＭＳ）、ＵＤＰ ｄａｔａｇｒａｍｓあるいは技術中で既知の他の放送中の（ＯＴＡ）方法によって、携帯電話機１０２のようなクライアント装置にデータ列を無線で放送することができる。

携帯電話機１０２のようなクライアント装置（ここに無線クライアント計算装置）は、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１０６、広告ディスパッチサーバ１３０および（または）サーバ１２０から送信されるソフトウェアアプリケーションおよび（または）コマンドを受付けて実行することができるコンピュータ・プラットフォーム２０６を有する。コンピュータ・プラットフォーム２０６は、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）２０８、あるいは他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路あるいは他のデータ処理デバイスを含むことができる。ＡＳＩＣ２０８あるいは他のプロセッサは、無線デバイスのメモリ２１２中の任意のプログラムとインターフェースするべくＡＰＩ２１０層を実行する。メモリ２１２は、読み出し専用ランダムアクセスのメモリ（ＲＡＭとＲＯＭ）、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュカードあるいはコンピュータ・プラットフォームに共通の任意のメモリで構成することができる。コンピュータ・プラットフォーム２０６は、さらにメモリ２１２の中で活動的に使用されないアプリケーションを保持することができる、ローカル・データベース２１４を含んでいる。ローカル・データベース２１４は典型的にフラッシュ・メモリ・セルであるが、磁気メディア、ＥＰＲＯＭ、視覚のメディア、テープ、柔軟あるいはハードディスクのような技術または同種のものに熟練している人々に知っているように、任意の補助記憶装置デバイスになりえる。

携帯電話機１０２のような無線クライアント計算装置は、ゲーム、ニュース、ストック・モニタおよび同種のもののような１つ以上のソフトウェアアプリケーションをインストール、あるいはダウンロードする。例えば、携帯電話機１０２は、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１０６からダウンロードされた１つ以上のソフトウェアアプリケーションを受付けてもよい。使用されていない場合、ソフトウェアアプリケーションはローカル・データベース２１４上に格納されてもよい。携帯電話１０２あるいは他のワイアレス・コンピューティング・デバイスは、ユーザの要望あるいは別のＡＰＩによって起動されるとき、ＡＰＩ２１０上の実行のためにローカル・データベース２１４上に格納されたアプリケーションをメモリ２１２へアップロードしてもよい。

ここに使用される「クライアント装置」、「無線デバイス」あるいは「クライアント計算装置」は、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ（ＤＳＰ）、マイクロコントローラ、携帯無線電話機、携帯情報端末（ＰＤＡ）およびページング装置、例えば、形成されたロジックを実行する１つ以上の処理回路、あるいは、ハードウェア、ソフトウェアおよび（または）少なくともプロセッサと形成されたロジックを含んでいるファームウェアの適切な組み合わせ、クライアント装置とサーバの間で通信される広告に記述されたオペレーションの実行を含んでいる。クライアント計算装置は、少なくともそのような広告に関して少なくとも１つのリモート・サーバによってサービスすることができる。本発明の様々な実施形態に従って使用される「ワイアレス・コンピューティング・デバイス」は、携帯電話あるいは他の無線通信ユニット、ＰＤＡ、ラップトップ、ページング装置、ナビゲーション装置（例えばＧＰＳが本拠のシステム）、携帯ゲーム機、音楽かビデオ内容ダウンロード・ユニット、そして他のもの、ワイヤレス通信装置のような例を含んでいる。

クライアント装置１０２とＢＴＳ２０４の間の無線通信は、符号分割多重接続（ＣＤＭＡ）、時分割多重接続（ＴＤＭＡ）、周波数分割多重接続（ＦＤＭＡ）、移動体通信（ＧＳＭ(登録商標)）用のグローバルなシステム、あるいは無線通信ネットワークあるいはデータ通信網の中で使用されてもよい他のプロトコルのような異なるテクノロジーに基づくことができる。データ通信は、クライアント装置１０２とＢＴＳ２０４およびＭＳＣ２０２の間に典型的にある。ＭＳＣ２０２は、キャリア・ネットワーク２００、ＰＳＴＮ、インターネット、仮想施設通信網および同種のもののような多数のデータ網に接続し、それにより、より広い通信網へのクライアント装置アクセスを許可することができる。前述されるように、音声送信に加えて、データは、技術中で既知のＳＭＳあるいは他のＯＴＡ方法によってクライアント装置に送信することができる。

図３は、２つの主要構成要素を含むシステム３００のブロック図を一例として説明する。それらは、イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４を備えた移動電子装置３０２およびデータ入力装置３０６である。１つの実施形態では、移動電子装置３０２はイヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４によってデータ入力装置３０６に接続することができる。データ入力装置は音声を含めて、任意のタイプのデータ、あるいは、データに関連付けられた非音声を送信してもよい。

この実施形態では、移動電子装置３０２は無線電話機である。また、イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４は、多くの現在利用可能なモバイルの電子装置の中で使用される標準コネクタである。イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４に使用することができる一種のコネクタの１つの例は、２．５ｍｍのコネクタである。技術に熟練している人々は、要求された発明が利用可能なあらゆるコネクタまたはコネクタの配位で働くことができることを認識するだろう。再び、コネクタ・タイプの標準化およびそれらの広範囲の使用法は要求された発明によって達成される多くの利点のうちの２つである。

データ入力装置３０６は、移動電子装置３０２の回路類と互換性をもつ調整されたデータ信号を出力するあらゆる入力装置になりえる。１つの実施形態では、データ入力装置３０６はキーボードである。移動電子装置３０２は、イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４によって受信された電気信号（あるいは電気信号によって受け取られた任意のデータ）上で調整されたデータを抽出することができるインタフェースを含んでいる。

相互に動作することによって、イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４によるデータ入力装置３０６で、移動電子装置３０２は、有効にデータ入力装置のための個別でかつ、またはコネクタを接続する必要をなくすことができ、それによって、移動電子装置の複雑さおよびコストを抑える。更に、イヤホン／マイクロホン・コネクタが多くの移動電子装置において標準であるので、移動電子装置３０２に備えられるデータ入力装置のコネクタは、多くの移動体電子装置と互換性をもつ。これは、各メーカーおよび（または）モデルにとって典型的に異なるいくつかの移動電子装置で利用可能な、非標準化データポートに対する対照である。非標準化データポートおよびコネクタのこれらのタイプの使用は、様々なインプリメンテーションを提供することをデータ入力装置メーカーに要求するだろう。これは、データ入力装置および増加したコストを作り上げて、異なるインプリメンテーションのための後方支援の際に、より高いコストに帰着するだろう。

無線電話／キーボード・システムは記述されるが、他の実施形態では、移動電子装置３０２は、例えば携帯情報端末（ＰＤＡ）、グローバス測位システム（ＧＰＳ）受信機、音楽プレーヤなど（例えばＭＰ３プレーヤ）のような別のタイプの移動体デバイスかもしれない。同様に、データ入力装置は、手書きレコグナイザー（例えばタブレットＰＣで見つかったタイプの１つ）のような別のデータ入力装置かもしれない。

図４は、一般に、発明の１つの実施形態に従って図３の中で示される、データ入力装置３０６とのインタフェースをインプリメントするのに使用される、移動電子装置３０２の部分の一例を説明する。移動電子装置３０２（例えばディスプレイ、キーパッド、無線周波数（ＲＦ）ユニットなど）の他の部分は、明瞭さのための図３から省略される。

この実施形態では、移動電子装置３０２の一部は、入力／出力（Ｉ／Ｏ）回路４０２、プロセッサ・ユニット４０４（例えば、それはメインプロセッサ、専門の通信用プロセッサおよび（または）デジタル・シグナル・プロセッサを含むことができる）およびメモリ４０６を含んでいる。この実施形態では、メモリ４０６はプロセッサ・ユニットによる実行のためのオペレーティング・システム４１０あるいは１以上のアプリケーション４１２およびデバイス・インタフェース４１４を格納するために使用される。

Ｉ／Ｏ回路４０２は、イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４に接続される。Ｉ／Ｏ回路は、抵抗の伝送路終端、Ｉ／Ｏバッファ、入力ライン（例えば、イヤホン／マイクロホン・アセンブリーのマイクロホンによって生成された電気信号を運ぶために使用された）および従来のイヤホン／マイクロホン回路類用のＩ／Ｏサーキットでのような出力線路（例えば、イヤホン／マイクロホン・アセンブリーのイヤホンへの電気信号を運ぶために使用された）を含んでいてもよい。

しかしながら、本発明の他のいくつかの実施形態に従って、Ｉ／Ｏ回路４０２の入出力ライン（図示しない）は、さらにデータ入力装置３０６（図３）に対し信号の入出力を実行することができる。いくつかの実施形態では、イヤホン／マイクロホン・アセンブリーと接続するために使用されるだけのものと比較して、異なるバッファおよびシールドは使用される。

Ｉ／Ｏ回路４０２の様々なハードウェア・インプリメンテーションは前述するが、１以上の機能が、プロセッサ・ユニット４０４によって実行されるべくソフトウェア中でインプリメントされることに注目されるべきである。

プロセッサ・ユニット４０４は、適切なプロセッサあるいは複数のプロセッサを使用してインプリメントされてもよい。以前に言及されたように、そのようなプロセッサはメインプロセッサ、専門の通信用プロセッサおよび（または）デジタル・シグナル・プロセッサを含んでいる。

メモリ４０６は揮発性および不揮発性メモリデバイスの両方を使用して、典型的にインプリメントされる。オペレーティング・システム４１０あるいは１以上アプリケーション４１２、デバイス・インタフェース２１４、データ構造、ドライバーなど、さらに他のモジュールを格納するために以前に言及されたメモリ４０６を使用することができる。デバイス・インタフェース４１４は、イヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４およびＩ／Ｏ回路４０２を介してデータ入力装置３０６（図３）から受け取られた電気信号上で調整されたデータを抽出する。データ入力装置３０６は、データを抽出するべく対応する復調シームをインプリメントするデバイス・インタフェース４１４と共に、電気信号上のデータを調整する適切な変調シームも使用することができる。

例えば、いくつかの実施形態では、オンオフキーイング（ＯＯＫ）変調スキームは低出力のインプリメンテーションを提供するために使用される。他のアプリケーションでは、Ｍ−アレイ変調スキームは使用することができる。例えば、データ入力装置３０６がキーボードである実施形態では、Ｍ−アレイ変調スキームの単一のシンボルによってキーボード（それはマルチ・ビット走査コードに典型的に写像される）のキャラクターをそれぞれ示すことができるようにＭ−アレイ変調スキームは使用することができる。

別の典型的なシナリオでは、ユーザは、ユーザ（例えば様々なタイプの連絡情報を格納することができる電話帳出願）に英数字データを要求するアプリケーション４１２を始めることができる。このシナリオにおいて、ユーザはイヤホン／マイクロホン・コネクタ３０４によって連絡情報の入力にデータ入力デバイス３０６（例えばキーボード）を接続することができる。キーボードは、移動電子装置３０２に広めることができるデータ信号上にキーボード・データ（例えばアルファベット数字式のキャラクター）を調整する内蔵のインタフェース（あるいは、インタフェースは個別のアダプタ中でインプリメントすることができる）を持っている。無線電話機は、Ｉ／Ｏ回路４０２によって調整された信号を受信する。その後、調整された信号は、キーボード・データを復調するためにデバイス・インタフェース４１４によって処理される。その後、アプリケーション４１２は、デバイス・インタフェース４１４から復調データを受信することができる。

図５は、一般にソフトウェア・プラットフォーム５０２の部分を発明の１つの実施形態によるデータ入力装置３０６に内蔵させるべくデバイス・インタフェース４１４（図４）の中で使用されている拡張子を説明する。このソフトウェア・プラットフォームも、発明の１つの実施形態に従って、データ入力装置３０６を内蔵したプロセッサ・ユニット４０４（図４）によって使用することができる。このソフトウェア・プラットフォームも、アプリケーション４１２をサポートするために、移動電子装置３０２のプロセッサ・ユニット４０４によって使用することができる。この典型的な実施形態では、ソフトウェア・プラットフォーム５０２は、ワイヤレス対応バイナリ・ランタイム環境（ＢＲＥＷ）プラットフォーム（クァルコム社から利用可能）（それは入力データを要求する１つ以上のＢＲＥＷアプリケーション５０４をサポートする）である。この実施形態では、ＢＲＥＷプラットフォーム５０２は、データ入力装置３０６からのデータ転送をサポートするために、ＢＲＥＷアプリケーション５０４が使用することができるデバイス識別拡張子５１０およびデバイス・インタフェース拡張子５１２を含んでいる。

別の実施形態では、デバイス識別拡張子５１０は、デバイスが移動電子装置３０２お呼び従来の移動電子装置に接続されるか決めるために、そして、接続しているデバイスがデータ入力デバイス３０６（イヤホン／マイクロホン・アセンブリーではなく）かどうか判断するためにインプリメントされる。一旦デバイス接続が検知されれば、その後、デバイス識別拡張子５１０は、接続しているデバイスがデータ入力装置３０６かどうか判断するために初期接続手続プロセスか尋問プロセスを実行することができる。データ入力装置３０６は、そのような握手するプロセスあるいは尋問プロセスをサポートするコンポーネントあるいはモジュールを含むだろう。

図５のデバイス・インタフェース拡張子５１２は、データ入力装置３０６から受信し調整されたデータ信号を復調し、ＢＲＥＷアプリケーション５０４にデータを供給する。１つの典型的な実施形態では、この復調機能は、適切な復調スキームと適切にプログラムされたデジタル・シグナル・プロセッサまたはＤＳＰのコア（ＤＳＰ）を使用して実行することができる。いくつかの実施形態では、デバイス・インタフェース拡張子５１２は、さらにアプリケーションが単にデータ入力装置３０６によって入力された文字数字データを受け取るように無効になるか無視される移動電子装置の内蔵のデータ入力デバイス（例えばキーパッド）の英数字キーを許可することができる。

ＢＲＥＷベースの実施形態は上述されるが、ＢＲＥＷに基づかない他の実施形態は本発明の精神および範囲に反せずに使用されてもよい。

図６は、無線デバイス６００の１つの典型的な実施形態の一例を説明する。無線デバイス６００は、様々な機能を実行するように構成される様々な機能的な論理ブロックを含んでいる。図示の目的のために、内部回路類のすべておよび無線デバイス６００のコンポーネントが示されるとは限らないことに注意してください。さらに、論理素子のアレンジは単にイラストの便宜向けで、発明の実施形態の制限として解釈されるべきでない。様々なハードウェアおよびソフトウェア要素中に望まれるように、技術に熟練している人々によって評価されるように、ここに記述された論理素子の機能性は１つのエレメントへ統合されるかあるいは分配されてもよい。

無線デバイス６００の入力端６０２の中への入力装置（示されない）の挿入で、３つの機能回路ベースの論理ブロック（６０６、６０８および６１０）の少なくとも１つ、選択的に無線デバイス６００およびこれらの論理ブロックの入力端６０２経由で入力装置につながれる、入力装置の挿入を決定するためにロジック６０４（例えばマイクロプロセッサー）と共に独力であるいは協働（あるいはそれの任意のコンビネーション）で動くことができる。

１つのシナリオでは、機械的に感知できる回路は、機械的な方法による入力装置の挿入を感知する。この機械的なセンサーの様々な典型的なインプリメンテーションは、スイッチの閉鎖、接触器の低下、あるいは入力装置の物理的な挿入を感知することができ、次に、この物理作用を処理し入力装置が無線デバイス６００に付けられていることを決めるためにロジック６０４へ転送される電気インパルスあるいはインパルスに変換することができる他の機械的な感じる手段を含んでいてもよい。

別のシナリオでは、電子センシング回路６０８は、電気的な手段による入力装置の挿入を感知する。例えば、これは、無線デバイスの入力端６０２の中への入力装置の挿入によって引き起こされた抵抗値変化かインピーダンスを測定することを含むことができる。例えば、無線デバイス６００内の検出器（示されない）は、Ａの抵抗かインピーダンス値を持つことができる。入力装置の追加は、抵抗か、インピーダンス（あるいは他の電気的パラメータあるいはパラメータのコンビネーション）がＡ＋Ｂであることを検出器が検知する時、量Ｂによる増加／減少への検出器によって測定された抵抗かインピーダンスを引き起こす。このため、検出器は、電気的パラメータの変化のモニタにより、無線デバイス６００に入力装置が加えられたことを知る。

別のシナリオでは、動作状態センシング回路は、コンポーネントの動作状態あるいは入力装置の存在か欠如にリンクされる無線デバイス内のコンポーネントのセットの分析により、入力装置の挿入を感知する。したがって、動作状態センシング回路によって検知され測定されるような動作状態の変化のモニタおよび検知によって、入力装置の存在は検知される。

技術に熟練している人々は、さらに回路ベースの方法論に加えて検査の下のデバイスの動作状態の変化を検知するために、ソフトウェアあるいはファームウェア（あるいはそれの任意のコンビネーション）も使用されてもよいことを認識するだろう。例えば、ＢＲＥＷ（あるいは他のＡＰＩ）は、１つの「手の自由なモード」あるいはマイクロホン／イヤホンの存在示す動作状態を検知してもよい。

動作状態センシング回路６１０の典型的な１つの実施形態は続く。音声機能をサポートする多くの無線デバイスがボコーダを含んでいる。図７は、移動局の中で使用される１つのように、典型的なボコーディング・システムを例証する。ボコーダ・オペレーションの簡潔な議論は、ボコーダを使用して、本発明の典型的なインプリメンテーションについて議論する前に示されるだろう。しかしながら、ボコーダ、ボコーダ・オペレーションおよびボコーダ・インプリメンテーションは技術に熟練している人々に有名である。

音声のデジタル通信については、スピーチおよび（または）背景雑音のような音は有名なテクニックによってサンプリングされデジタル化される。例えば図７中では、音は、マイクロホン７０８によってアナログ信号に変換され、その後、コーデック７０４によってデジタル信号に変換される。

コーデックは、圧縮／非圧縮のための短い手である。コーデックは、デジタル化された音声をとり、セルラ・システムへの伝送に先立ってそれを圧縮する電話の内部のデバイスである。また、どれが圧縮した音声をさらにとるかはセルから受け取り、電話上のスピーカでそれを実行する前にそれを減圧する。コーデック・アルゴリズムは非常に精巧で、特に人間の音声および人間の耳の特性に基づき設計されている。

コーデック７０４は、典型的には標準８ビット／μｌａｗのフォーマットを使用するアナログ／デジタル変換処理を実行する。代案では、アナログ信号は、一定のパルス符号変調（ＰＣＭ）フォーマットでのデジタル・フォームに直接変換されてもよい。１つの典型的なシナリオでは、コーデック７０４は８ｋＨｚのサンプリングレートを使用し、６４のｋｂｐｓデータ率を実現するように８ビットのサンプリングレートをサンプル出力を提供する。

８ビットのサンプルは、コーデック７０４からμｌａｗ／ユニフォームコーデック処理を実行するボコーダ７０２に出力される。ボコーダ７０２において、サンプルは、フレームがそれぞれ８ｋＨｚのサンプリングレートで１６０のサンプルあるいは２０ミリ秒のスピーチで構成される入力データのフレームを認識される。技術に熟練している人々は、他のサンプリングレートおよびフレーム・サイズが関連する風習の中で使用されてもよいことを認識するだろう。

スピーチ・サンプルのフレームはそれぞれ、データ・パケットに対応してフォーマットされたパラメータ・データを生成することでボコーダ７０２によって符号化される。ボコーダ７０２は、スピーチ・アクティビティおよびシステム動作条件を含むそのような要因に依存するレートでスピーチ・サンプルの各フレームを符号化する可変率ボコーダとしてむしろ形成される。その後、ボコーダ・データ・パケットは伝送フォーマットのためにマイクロプロセッサに出力される。マイクロプロセッサ７０７は、変調と伝送にトランシーバ（示されない）への伝送定様式データの出力を供給する。例えば、マイクロプロセッサの出力は、巡回冗長検査または後部のビット生成（ＣＲＣ）に使用することができる。

図７において、検波器７０７は、ボコーディング・システム（例えば７００、７０２、７０４）の様々なコンポーネントに操作しやすくつながれる。検波器７００は単純にこの実例となる方法で示され、図６（６０６、６０８、６１０）の中で示される、センシング回路の１つ以上の組み合わせを含むことができる。

ユーザがマイクロホン７０８へ話し始める場合、マイクロホン入力はコーデック７０４に供給される。従って、コーデック７０４の動作状態は、コーデック７０４（例えば７０２と７０７）に操作しやすくつながれるコンポーネントの動作状態と同様に変更する。したがって、ユーザがマイクロホンへいつ話し始めるとき、検波器７０７は、マイクロホン７０８あるいは任意のコンポーネントの挿入を検出でき、ボコーダ・システムのコンポーネントの動作状態を単独にあるいは組み合わせに変更できる。

本発明の別の実施形態において、図７の検波器７０７は、コンポーネントの電気的パラメータの変更を発見するかあるいは無線デバイス内のコンポーネントのセットの変更を発見するために使用することができる。

技術に熟練している人々は、しきい値か基線、そして次に検波器７０７が入力装置の挿入に連動される特定のパラメータ（複数可）を測定し、次にこれを確立しているしきい値か基線と比較するとともに、電気的パラメータまたはパラメータを選び定めることができることを認識するだろう。例えば、抵抗値変化あるいはインピーダンスの変化は無線デバイスの中への入力装置の挿入を検知するために使用されてもよい。１例において、マイクロプロセッサは、Ｒ１がそれに関連させた電気抵抗値を持つことができる。ボコーダは電気抵抗値Ｒ２に関係しているかもしれない。また、コーデックは抵抗Ｒ３を持つことができる。入力装置を挿入する前に、検波器は、Ｒｉ＋Ｒ２＋Ｒ３であるように選定され代表的な３つのマーカーの全抵抗を測定する。入力装置は、Ｒ４である抵抗を持つことができる。また、ボコーディング・システムに挿入された時、検波器は、Ｒｉ＋Ｒ２＋Ｒ３＋Ｒ４である抵抗を測定する。

別の例において、スピーカ７０６の抵抗は測定される。例えば、デバイスが存在しない場合、抵抗は断線である。デバイスが存在する場合、抵抗は、約１キロオーム未満（あるいはそうであるために値が測定され先決されるものすべて）である。

関連する実施形態では、無線デバイスのコンポーネントおよび電気的機械的なパラメータも、入力装置の挿入を決定するために検波器７０７によってモニタすることができる。ただ一つのガイドラインは、パラメータを検知し、測定し、量を計ることができ、代表的か、入力装置の挿入に連動されるということである。

図８は、動作の１つの典型的な実施形態を示すフローチャートである。デバイスは、８００で、移動電子装置に接続され、検出される。８０２で、決定は、接続しているデバイスがデータ入力装置かどうか判断するために下される。決定は、下記方法の１つあるいは任意の組み合わせによって実行することができる。第１の方法は、モバイルの少なくとも１つのボコーダの運用上のサイクルの状態を検討することである（８０２．１）。第２の方法は、移動装置中の少なくとも１つのボコーダの少なくとも１つのオン／オフ・サイクル遷移を決定することである（８０２．２）。第３の方法は、移動装置中の少なくとも１つのボコーダの少なくとも１つのオン／オフ状態を決定することである（８０２．３）。第４の方法は、移動装置中のトーンの存在を決定するためにボコーダを使用することである（８０２．４）。第５の方法は、入力装置を検知する電気的センシング手段（例えば、データ入力装置の挿入に連動して電気的パラメータの変化を感知する）を使用する（８０２．５）。第６の方法は、入力装置を検知する機械的センシング手段（例えば、データ入力装置の挿入に連動して機械的なパラメータの変化を感知する）を使用する（８０２．６）。

８０４で、陽性の決定がない場合、１、２、３、４、５および（または）６（８０２．１、８０２．２、８０２．３、８０２．４、８０２．５あるいは８０２．６に対応する）に検知されており感じられる条件を満した場合に、８０６で正常な移動電子装置の動作を継続する。一方、８０４で陽性の決定がある場合、接続しているデバイスは、入力装置として使用される（８１０）。

技術に熟練している人々は、意図した方法機能ブロックを実行する特別のオーダーがないことを認識するだろうか、あるいは前の記述で意味した。上に議論された先の方法は、同じ目的を達成するために独力であるいはそれの任意の組み合わせ中で使用することができる。

例えば、データ入力装置の挿入は、電気的センシング手段（８０２．５）および機械的センシング手段（８０２．６）の両方によって同時に出来事を検知することができる。別の典型的なインプリメンテーションでは、８０２．６は、８０２．４に先立って行なわれる８０２．５に先立って行なわれてもよい。

さらなる実施形態では、技術に熟練している人々は、コンピュータ・プラットフォームの記憶のようなコンピューター読取り可能なメディア上で具体化されたプログラムの実行によって先の方法をインプリメントすることができることを認識するだろう。インストラクションは、様々なタイプの信号の方位あるいはデータ保存がメインか、第２か、第３のメディアに存在することができる。メディアは例えば、アクセス可能なＲＡＭ（示されない）を含んでもよし、あるいは内蔵、クライアント装置および（または）サーバを含んでもよい。インストラクションは、ＲＡＭ、ディスケットあるいは他の補助記憶装置メディアに含まれてもよいし、ＤＡＳＤ記憶装置（例えば従来の「ハードドライブ」あるいはＲＡＩＤアレイ）、磁気テープ、電子の読み出し専用メモリ（例えばＲＯＭ、ＥＰＲＯＭあるいはＥＥＰＲＯＭ）、フラッシュ・メモリカード、光記憶装置デバイス（例えばＣＤ−ＲＯＭとＷＯＲＭ）、ＤＶＤ、デジタル光学テープ、ペーパーパンチカード、あるいはデジタルとアナログ伝送のメディアを含む他の適切なデータ保存メディアのような様々な機械可読のデータ保存メディア上に格納されてもよい。

示された実施形態の前述はどんな当業者も本発明を作るか使用することを可能にするために提供される。それらの実施形態への様々な改良は技術に熟練している人々に容易に明白になる。また、ここに定義された総括的な法則は、発明の精神か範囲から外れずに、他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本発明は、ここに示された実施形態に制限されたようには意図されないが、ここに示された法則と小説の特徴と一致する最も広い範囲を与えられることになっている。

先の開示が発明の実例となる実施形態を示している間に、出願せずに、アペンドされた請求項によって定義されるような発明の範囲から様々な変更および改良をここに行なうことができるかもしれないことは注目されるべきである。どんな特別の順にもここに記述された発明の実施形態に従う方法請求項のアクティビティやステップを行なう必要はない。更に、発明のエレメントは単数に記述されてもよいが、もし単数への制限が明示的に述べられなければ、複数は熟考される。

Claims (40)

1. データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信するための装置であって、
   移動電子装置内に含まれたデバイスの動作状態を検査する検査ロジック、前記データ入力装置の存在を決定する電気的センシングロジックおよび前記データ入力装置の存在を決定する機械的センシングロジックの少なくとも１つの使用により、移動電子装置につながれたコネクタへのデバイスの接続を検出するロジックと、
   接続しているデバイスがデータ入力装置かどうか判断するロジックと、
   接続しているデバイスがデータ入力デバイスであることを決めた後に、前記データ入力装置によって生成されたデータを収集し処理するロジックとを備えた装置。
2. 前記コネクタは、イヤホン／マイクロホン・コネクタである請求項１の装置。
3. 前記移動電子装置内のデバイスの動作状態は、ボコーダの動作状態である請求項１の装置。
4. 前記コネクタは、前記移動電子装置への無線接続を支援する請求項１の装置。
5. データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信するための方法であって、
   前記移動電子装置のイヤホン／マイクロホン・コネクタへのデバイスの接続を検出すること、
   移動電子装置内に含まれたデバイスの動作状態を検査すること(ａ)、電気的センシング回路を使用して前記データ入力装置の存在を決定すること(ｂ)、機械的センシング回路を使用して前記データ入力装置の存在を決定すること(ｃ)の少なくとも１つの使用により、接続されたデバイスが前記データ入力装置であるか決定すること、
   接続しているデバイスがデータ入力デバイスであることを決めたことに応答して、前記データ入力装置によって生成されたデータを収集し処理することを備えた方法。
6. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置の少なくとも１つのボコーダの運用上のサイクルの状態の検査により検出される請求項５の方法。
7. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置中で少なくとも１つのボコーダの少なくとも１つのオン／オフ・サイクル遷移を検査することにより検出される請求項６の方法。
8. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置中の少なくとも１つのボコーダのオン／オフ状態の決定により検出される請求項５の方法。
9. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置中のトーンの存在を決定するためにボコーダを使用することにより検出される請求項５の方法。
10. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置の存在を決定するべく電気的センシング手段を使用することにより検出される請求項５の方法。
11. 前記センシング手段は、前記データ入力装置の追加に関連した電気的パラメータの変化を感知する請求項１０の方法。
12. 前記データ入力装置の追加に関連した電気的パラメータは、電気抵抗値である請求項１１の方法。
13. 前記データ入力装置の追加に関連した電気的パラメータは、インピーダンス値である請求項１１の方法。
14. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置の存在を決定するべく機械的センシング手段を使用することにより検出される請求項５の方法。
15. 前記機械的センシング手段は、前記データ入力装置の物理接続を感知する請求項１４の方法。
16. 前記機械的センシング手段は、外部イヤホン／マイクロホンの接続を感知する請求項１５の方法。
17. 外部イヤホン／マイクロホンの存在を感知する際、スイッチ構造は前記移動電子装置の別の部分への外部イヤホン／マイクロホンの接続へ切り替える請求項１６の方法。
18. 前記移動電子装置の別の部分は、前記移動電子装置中のプロセッサである請求項１７の方法。
19. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置の存在を決定するべく電気的センシング手段及び機械的センシング手段の組み合わせを使用することにより検出される請求項５の方法。
20. 前記移動電子装置は、無線電話機である請求項５の方法。
21. データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信するための装置であって、
    前記移動電子装置からのデータを通信するために使用されるコネクタへのデバイスの接続を検出する手段と、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置かどうか判断する手段と、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置であることを決めることに応答して、前記データ入力装置によって生成されたデータを抽出する手段とを備えた装置。
22. 前記移動電子装置からのデータを通信するために使用されるコネクタは、イヤホン／マイクロホン・コネクタである請求項２１の装置。
23. データ入力装置から移動電子装置中のデータを受信するための装置であって、
    前記移動電子装置のイヤホン／マイクロホン・コネクタへのデバイスの接続を検出する手段と、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置かどうか判断する手段と、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置であることを決めることに応答して、前記データ入力装置によって生成されたデータを処理する手段とを備えた装置。
24. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置の少なくとも１つのボコーダの運用上のサイクルの状態の検査により検出される請求項２３の装置。
25. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置中で少なくとも１つのボコーダの少なくとも１つのオン／オフ・サイクル遷移を検査することにより検出される請求項２４の装置。
26. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置中の少なくとも１つのボコーダのオン／オフ状態の決定により検出される請求項２３の装置。
27. 前記データ入力装置は、前記移動電子装置中のトーンの存在を決定するべくボコーダを使用することにより検出される請求項２３の装置。
28. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置の存在を決定する電気的センシング手段を使用することにより検出される請求項２３の装置。
29. 前記センシング手段は、前記データ入力装置の追加に関連した電気的パラメータの変化を感知する請求項２８の装置。
30. 前記データ入力装置の追加に関連した電気的パラメータは、電気抵抗値である請求項２９の装置。
31. 前記データ入力装置の追加に関連した電気的パラメータは、インピーダンス値である請求項２９の装置。
32. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置の存在を決定するべく機械的センシング手段を使用することにより検出される請求項２３の装置。
33. 前記機械的センシング手段は、前記データ入力装置の物理接続を感知する請求項３２の装置。
34. 前記機械的センシング手段は、外部イヤホン／マイクロホンの接続を感知する請求項３３の装置。
35. 外部イヤホン／マイクロホンの存在を感知する際、スイッチ構造は前記移動電子装置の別の部分への外部イヤホン／マイクロホンの接続へ切り替える請求項３４の装置。
36. 前記移動電子装置の別の部分は、前記移動電子装置中のプロセッサである請求項３５の装置。
37. 前記データ入力装置は、前記データ入力装置の存在を決定するべく電気的センシング手段及び機械的センシング手段の組み合わせを使用することにより検出される請求項２３の装置。
38. 前記移動電子装置は、無線電話機である請求項２３の装置。
39. コンピュータ装置に実行させるインストラクションを含むコンピュータプログラムが格納されるコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
    前記移動電子装置からのデータを通信するために使用されるコネクタへのデバイスの接続を検出すること、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置かどうか判断すること、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置であることを決めることに応答して、前記データ入力装置によって生成されたデータを処理することを備えた媒体。
40. コンピュータ装置に実行させるインストラクションを含むコンピュータプログラムが格納されるコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
    前記移動電子装置のイヤホン／マイクロホン・コネクタへのデバイスの接続を検出すること、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置かどうか判断すること、
    接続しているデバイスが前記データ入力装置であることを決めることに応答して、前記データ入力装置によって生成されたデータを処理することを備えた媒体。

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