JP2000286936A - 移動体端末装置 - Google Patents

移動体端末装置

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JP2000286936A
JP2000286936A JP11092082A JP9208299A JP2000286936A JP 2000286936 A JP2000286936 A JP 2000286936A JP 11092082 A JP11092082 A JP 11092082A JP 9208299 A JP9208299 A JP 9208299A JP 2000286936 A JP2000286936 A JP 2000286936A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性を維持しつつかな文字などの入力を容
易に行えるようにする。 【解決手段】 キーボード110は、イヤホンマイクジ
ャック15を構成するイヤホン端子151およびマイク
端子153を通じて携帯電話機本体に接続されている。
クロック発生回路115が発生したクロック信号はスイ
ッチ113およびマイク端子153を通じてキーボード
110に供給され、キーボード110ではこのクロック
信号を整流して電源とし、また、シリアル信号を生成す
る際の同期信号とする。キーボード110はタッチキー
タイプのキーボード110であり、1つのキーに1つの
かな文字が割り当てられている。キーが操作されるとキ
ーボード110はそのキーに対応するRS232C規格
のシリアル信号を生成し、イヤホン端子151を通じて
携帯電話機本体に供給する。携帯電話機本体では、波形
整形回路111がこの信号を波形整形し、CPU112
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機などの移
動体端末装置に関し、特に外部からデジタル情報の入力
が可能な移動体端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年普及がめざましい携帯電話機は、多
くが電話番号入力用のキーを操作してかな文字などを入
力できる機能を備えている。利用者は短縮番号を登録す
るときなどに、この機能によって相手の名前を入力し、
電話番号と共に名前を登録して電話帳とすることができ
る。
【0003】しかし、携帯電話機に設けられている数字
キーは「0」から「9」までの10種類であり、一方、
かな文字は小文字系を含めると50種類を大きく上回
る。そのため、1つの数字キーに複数のかな文字が割り
当てられており、たとえば「1」の数字キーには、
「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」、「オ」の5文字が割
り当てられ、場合によっては、その小文字系も含めて1
0種類の文字が割り当てられている。
【0004】その結果、携帯電話機におけるかな文字入
力は、非常に時間と手間のかかる作業となっている。キ
ーの数を増やしてかな文字などの入力を容易に行えるよ
うにすることは可能であるが、その場合には、機器の大
型化、重量化を招き、移動体端末装置にとってもっとも
重要な携帯性が失われてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたもので、その目的は、携帯
性を維持しつつかな文字などの入力を容易に行えるよう
にした移動体端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、イヤホン端子およびマイク端子のいずれか
一方である第1の端子と、前記イヤホン端子および前記
マイク端子のいずれか他方である第2の端子とを備え、
通信相手から受信した音声信号が前記イアホン端子を通
じて出力され、前記マイク端子を通じて入力された音声
信号が通信相手に送信される移動体端末装置であって、
クロック信号を発生し前記第1の端子を通じて出力する
クロック発生回路と、前記第2の端子を通じて入力され
た、前記クロック信号に同期したシリアル信号を受け取
って前記シリアル信号の波形整形を行う波形整形回路と
を備えたことを特徴とする。
【0007】したがって、本発明では、たとえば操作さ
れたキーを表す信号をシリアル信号の形で出力するキー
ボードなどを第1および第2の端子を介して接続し、キ
ーボードからかな文字などを入力することができる。そ
の場合、キーボードの出力は第2の端子に接続し、キー
ボードからのシリアル信号は第2の端子を通じて波形整
形回路に供給され波形整形される。波形整形後のシリア
ル信号は移動体端末装置が内蔵するたとえばCPUによ
りパラレル信号に変換し、かな文字などを特定すること
ができる。また、クロック発生回路が発生したクロック
信号は第1の端子を通じてキーボードに入力すること
で、キーボードはこのクロック信号に同期してシリアル
信号を生成することができる。また、キーボードではこ
のクロック信号を整流して電源とすることが可能であ
る。
【0008】すなわち、本発明では、たとえば1つのキ
ーに1つのかな文字が対応したキーボードを用いて移動
体端末装置本体にかな文字を入力できるので、従来のよ
うに移動体端末装置本体に設けられた少数のキーによっ
てかな文字を入力する場合にくらべ、手間をかけずにき
わめて容易に短時間でかな文字を入力することができ
る。そして、移動体端末装置本体には、クロック発生回
路や波形整形回路といった小規模の回路などを追加する
のみであるから、移動体端末装置本体が特に大型化した
り、重量が増すこともなく、コストアップもわずかであ
る。さらに、本発明では、たとえばキーボードを用いた
場合、キーボードはクロック信号を整流して電源とする
ことができるので、キーボードに電池などの電源を設け
る必要がない。また、キーボードなどの接続にイヤホン
端子やマイク端子を使用するため、移動体端末装置本体
にコネクタなどを新たに追加する必要がない。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明による携帯電
話機の一例を示す要部ブロック図である。図1に示した
ように、本実施の形態例の携帯電話機2の携帯電話機本
体10は、イヤホンマイクジャック15を構成するイヤ
ホン端子151およびマイク端子153を備え、イヤホ
ンおよびマイクを通じて通話を行う場合には、通信相手
から受信した音声信号がイアホン端子151を通じて出
力され、また、マイク端子153を通じて入力された音
声信号が通信相手に送信される。なお、イヤホン端子1
51およびマイク端子153はそれぞれグランド端子1
52およびグランド端子154と対になっている。
【0010】そして、携帯電話機2は、クロック発生回
路115および波形整形回路111を備え、クロック発
生回路115は、クロック信号を発生してマイク端子1
53を通じ出力し、一方、波形整形回路111はイヤホ
ン端子151を通じて入力された、クロック信号に同期
したシリアル信号を受け取ってシリアル信号の波形整形
を行う。
【0011】イヤホン端子151およびマイク端子15
3は各グランド端子と共に一体化されて上述のようにイ
ヤホンマイクジャック15を構成し、不図示の筐体に取
り付けられ、イヤホンマイクジャック15に対するイヤ
ホンマイクプラグの挿入箇所は筐体の外部に露出してい
る。
【0012】なお、本実施の形態例ではこのようにイヤ
ホン端子151およびマイク端子153は一体化されて
いるが、それぞれが個別に配設されていている場合にも
本発明は有効である。携帯電話機2はまた切り換えスイ
ッチ113を備え、スイッチ113の共通端子113A
は上記マイク端子153に接続され、スイッチ113の
一方の切り換え端子113Bは抵抗16を通じて電源A
VDDに、もう一方の切り換え端子113Cは抵抗11
4を通じて上記クロック発生回路115の出力端子に接
続されている。
【0013】図2は実施の形態例の携帯電話機2を構成
する波形整形回路111を示す回路図であり、波形整形
回路111は詳しくはこのこのような構成となってい
る。図2に示したように、波形整形回路111はイヤホ
ン端子151に直列に接続された抵抗401と、抵抗4
01の、イヤホン端子151とは反対側の端子とグラン
ド4との間に接続されたツェナーダイオード402とを
含んでいる。抵抗401とツェナーダイオード402と
の共通接続点はダイオード403のアノードに接続さ
れ、ダイオード403のカソードはシュミットバッファ
405の入力端子に接続されている。そしてシュミット
バッファ405の入力端子とグランド4との間には抵抗
404が接続されている。
【0014】入力端子6から入力されたパルス状のシリ
アル信号はその振幅がツェナーダイオード402によっ
て制限されて、シュミットバッファ405に供給され、
シュミットバッファ405により波形が矩形波に整形さ
れる。抵抗401によってツェナーダイオード402に
流れる電流が制限され、ダイオード403と抵抗404
とにより正の電圧のみがバッファ405に入力される。
波形整形回路111の出力、したがってシュミットバッ
ファ405の出力に接続されたCPU112がたとえば
3Vの電源電圧で動作しているとすると、ツェナーダイ
オード402の定電圧値は、ダイオード403における
順方向降下電圧を見込んで3.6V程度とするのが適当
である。
【0015】波形整形回路111により波形整形された
シリアル信号を受け取るCPU112は、本実施の形態
例では、一例としてRS232C規格に従う調歩同期式
のシリアル信号をパラレル信号に変換するペリフェエラ
ル回路を内蔵したワンチップCPUであるとする。
【0016】図3は、図1に示した携帯電話機2の構成
要素のうち、イヤホンマイクに係わる要素のみを取り出
して示したブロック図である。なお、図3では分かり易
くするため図1に示したスイッチ113を省略し、マイ
ク端子153が直接、抵抗16に接続されている。図3
に示したように、携帯電話機2は、受信に係わる構成要
素として、受信回路19、レシーバアンプ11、ならび
にコンデンサ12を備え、一方、送信に係わる構成要素
として、送信回路20、マイクアンプ18、ならびにコ
ンデンサ17を備えている。
【0017】イヤホンマイクを使用して通話を行う場
合、利用者は、イヤホン(イヤピースレシーバともい
う)とマイクが一体化されたイヤホンマイクのコードの
先端に取り付けられているイヤホンマイクプラグをイヤ
ホンマイクジャック15に挿入して接続する。その結
果、電気的には、図3に示したように、マイク端子15
3にマイク14が接続され、イヤホン端子151にイヤ
ホン13が接続されることになる。なお、イヤホン13
としては、具体的には、たとえば数十オームのインピー
ダンスを持つコイルから成るダイナミックレシーバを用
いることができる。
【0018】そして、受信回路19が受信した通話先か
らの音声信号はレシーバアンプ11により増幅されコン
デンサ12を通じてイヤホン13に供給され、イヤホン
13が駆動される。その結果、イヤホン13から通話相
手の音声が発せられる。また、利用者が発した音声はマ
イク14により電気信号に変換され、この電気信号、す
なわち音声信号はマイクアンプ18で増幅されて送信回
路20に供給され、通話相手側に送信される。コンデン
サ12、17はそれぞれレシーバアンプ11の出力信号
に含まれる直流成分、およびマイク14からマイクアン
プ18に供給される信号に含まれる直流成分を遮断する
ためのものである。また、各アンプ11、18には共に
直流バイアス電圧VREFが供給されている。抵抗16
は、マイク14からの交流信号に対して信号伝達のため
の直流バイアス電圧を与える役割を果たしている。
【0019】図4は、マイク端子153およびイヤホン
端子151にそれぞれマイク14およびイヤホン13を
接続した場合の全体の構成を示す要部ブロック図であ
る。マイク14およびイヤホン13を使用する場合に
は、スイッチ113は、CPU112の制御のもとで抵
抗16側に切り換えられる。その結果、電気的に図3と
等価となり、マイク14およびイヤホン13による通話
が可能となる。なお、スイッチ113をどちらに切り換
えるかは、たとえば利用者が携帯電話機2の筐体に設け
られた操作部を操作して決める。CPU112はこの操
作部に対する操作にもとづいてスイッチ113を制御す
る。
【0020】一方、たとえばかな文字を入力する場合、
本実施の形態例では、図1に示したように、マイク端子
153およびイヤホン端子151にキーボード110を
接続する。キーボード110から導出されたコードの先
端には、イヤホンマイクジャック15に装着可能なプラ
グ(後述)が取り付けられており、このプラグをイヤホ
ンマイクジャック15に装着することで、キーボード1
10が携帯電話機本体に電気的に接続される。
【0021】図5は携帯電話機本体に接続されたキーボ
ード110の構成を示す概略ブロック図である。図5に
示したように、キーボード110は、キーボード110
を制御するワンチップのCPU503、キーボード回路
504、ならびに整流回路22などにより構成されてい
る。整流回路22はダイオード501とコンデンサ50
2からなり、ダイオード501のアノードは、上述のよ
うにキーボード110のプラグがイヤホンマイクジャッ
ク15に接続されて状態では、マイク端子153に接続
され、一方、カソードは、CPU503の電源端子50
33に接続されている。コンデンサはCPU503の電
源端子5033と、グランド端子5034との間に接続
されている。
【0022】CPU503の動作クロック信号入力端子
5032はマイク端子153に、RS232C規格に従
うシリアル信号を出力するシリアルアウト端子5031
はイヤホン端子151にそれぞれ接続され、グランド端
子5034はグランド端子152、154に接続されて
いる。
【0023】図6はキーボード110の外観を示し、
(A)はキーボード110を巻物のように丸めた状態を
示す外観図、(B)はキーボード110を使用するため
に展開した状態を示す外観図である。これらの図面に示
したように、キーボード110は、キーボード本体24
と、キーボード本体24より導出されたケーブル26
と、ケーブル26の端部に装着されたプラグ28から成
り、プラグ28が携帯電話機本体の上記イヤホンマイク
ジャック15に接続される。
【0024】このキーボード110はタッチキータイプ
のキーボードであり、キーボード本体24の主要部はフ
ィルムシートにより構成され、したがって、使用しない
ときは図6の(A)に示したように巻物のように丸める
ことができ、持ち運びが容易である。そして、使用する
場合には図6の(B)に示したように展開し、各キー3
0にタッチすることでキー入力が可能となる。キー30
の数は通常のパーソナルコンピュータで使用されている
キーボード110と同程度とすることができ、基本的に
1つのキー30に1つのかな文字が割り当てられている
ものとする。なお、CPU503や整流回路22など
は、たとえば、ケーブル26の導出箇所32の内部に収
めることができる。
【0025】次に、このように構成された携帯電話機2
に対してたとえばかな文字を入力する場合の動作につい
て説明する。かな文字を入力する場合には、利用者はイ
ヤホンマイクジャック15にキーボード110のプラグ
28を挿入し、キーボード110を携帯電話機本体10
に接続する。また、携帯電話機2の操作部において所定
の操作を行い、CPU112の制御のもとでスイッチ1
13を抵抗114側に接続させる。
【0026】これにより、クロック発生回路115が発
生したクロック信号は、抵抗114により適切に電流が
制限された上で、スイッチ113およびマイク端子15
3を通じてキーボード110に供給される。キーボード
110では、このクロック信号を整流回路22が受け取
り、整流して平滑化された正の電圧としてCPU503
の電源端子5033に出力する。CPU503はこの直
流電圧を電源として動作する。したがって、クロック発
生回路115からのクロック信号はCPU503に対し
て電源を供給する役割も果たしている。
【0027】また、マイク端子153を通じてキーボー
ド110に供給されたクロック信号はCPU503の動
作クロック信号入力端子5032に供給され、CPU5
03はこのクロック信号にもとづいて動作する。ここ
で、利用者がキーボード本体24を操作すると、利用者
がタッチしたキー30に対応するデジタル信号をキーボ
ード回路504が生成し、CPU503はその信号を受
け取り、RS232C規格にしたがうシリアル信号を生
成して、端子5031より出力する。
【0028】ここでCPU503は、端子5032に入
力された動作クロック信号としてのクロック信号を適切
に分周してシリアル信号を送信するための同期クロック
信号を生成し、その同期クロック信号に同期してシリア
ル信号を出力する。CPU503が出力したシリアル信
号は、イヤホン端子151を通じて携帯電話機本体に供
給され、携帯電話機本体では波形整形回路111がこの
シリアル信号を受け取る。シリアル信号は上述のように
RS232C規格に従うため振幅は±12Vとなってい
るが、このシリアル信号はまず波形整形回路111でツ
ェナーダイオード402により正側の振幅が3.6V程
度に制限され、さらにダイオード403により正側の電
圧のみがシュミットバッファ405に供給される。そし
てシュミットバッファ405は波形整形を行ってCPU
112に出力する。
【0029】CPU112は、波形整形されたシュミッ
トバッファ405からからのシリアル信号を受け取る
と、内蔵のペリフェラル回路でパラレル信号に変換して
文字コード情報として保持する。その後、利用者が続け
てキーボード110を操作してかな文字を入力すると、
CPU503は、上述の場合と同様、各かな文字を表す
シリアル信号を生成してイヤホン端子151を通じ携帯
電話機本体に出力する。そして、携帯電話機本体では波
形整形回路111が各シリアル信号の波形を整形してC
PU112に供給し、CPU112はシリアル信号をパ
ラレル信号に変換して文字コード情報として保持し、こ
れらの文字コード情報をたとえば相手の名前情報とし
て、電話番号と共に不図示のメモリに格納する。
【0030】このように本実施の形態例では、1つのキ
ー30に1つのかな文字が対応したキーボード110を
用いて携帯電話機本体にかな文字を入力できるので、従
来のように携帯電話機本体に設けられた少数のキーによ
ってかな文字を入力する場合にくらべ、手間をかけずに
きわめて容易に短時間でかな文字を入力することができ
る。そして、携帯電話機本体には、クロック発生回路や
波形整形回路といった小規模の回路などを追加するのみ
であるから、携帯電話機本体が特に大型化したり、重量
が増すこともなく、コストアップもわずかである。さら
に、本実施の形態例では、キーボードは、クロック信号
を整流して電源としているため、キーボードに電池など
の電源を設ける必要がない。また、キーボードの接続に
イヤホンマイクジャックを使用するため、携帯電話機本
体にコネクタなどを新たに追加する必要もない。
【0031】さらに、本実施の形態例では、シートフィ
ルムから成るキーボードを用いていおるため、図6の
(A)に示したように使用しないときは巻物のように丸
めることができ、キーボードの持ち運びも容易に行え
る。そして、本実施の形態例では、RS232C規格の
シリアル信号を用いており、その結果、キーボードの設
計や製造においては携帯電話機本体の構成に関する情報
は不要であり、携帯電話機の製造者以外の製造者でもさ
まざまなニーズに応えるキーボードを製造することがで
きる。また、RS232C規格に従うシリアル信号なら
どのような信号でも携帯電話機本体に取り込むことがで
きるので、キーボードの代わりにたとえばパーソナルコ
ンピュータを接続し、パーソナルコンピュータから情報
を入力することも可能である。
【0032】なお、本実施の形態例では、かな文字を入
力するとしたが、かな文字以外にもアルファベット、記
号、数字などさまざまな文字や記号を入力することがで
きる。また、携帯電話機本体に接続するキーボードをた
とえば鍵盤状のものとし、音階を構成する各音とシリア
ル信号とを対応づけて、着信音のメロディを任意に入
力、登録できるようにすることも可能である。
【0033】さらに、本実施の形態例ではシリアル信号
はRS232C規格に従うとしたが、RS232C規格
以外のシリアル信号を用いる場合にも本発明は有効であ
る。そして、本実施の形態例では、イヤホン端子を通じ
てシリアル信号を携帯電話機本体に入力し、一方、マイ
ク端子を通じてクロック信号を出力するとしたが、逆
に、マイク端子を通じてシリアル信号を携帯電話機本体
に入力し、一方、イヤホン端子を通じてクロック信号を
出力する構成とすることも可能である。
【0034】また、マイク端子とイヤホン端子が一体化
されていない場合でも本発明は無論有効である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、たとえ
ば操作されたキーを表す信号をシリアル信号の形で出力
するキーボードなどを第1および第2の端子を介して接
続し、キーボードからかな文字などを入力することがで
きる。その場合、キーボードの出力は第2の端子に接続
し、キーボードからのシリアル信号は第2の端子を通じ
て波形整形回路に供給され波形整形される。波形整形後
のシリアル信号は移動体端末装置が内蔵するたとえばC
PUによりパラレル信号に変換し、かな文字などを特定
することができる。また、クロック発生回路が発生した
クロック信号は第1の端子を通じてキーボードに入力す
ることで、キーボードはこのクロック信号に同期してシ
リアル信号を生成することができる。また、キーボード
ではこのクロック信号を整流して電源とすることが可能
である。
【0036】すなわち、本発明では、たとえば1つのキ
ーに1つのかな文字が対応したキーボードを用いて移動
体端末装置本体にかな文字を入力できるので、従来のよ
うに移動体端末装置本体に設けられた少数のキーによっ
てかな文字を入力する場合にくらべ、手間をかけずにき
わめて容易に短時間でかな文字を入力することができ
る。そして、移動体端末装置本体には、クロック発生回
路や波形整形回路といった小規模の回路などを追加する
のみであるから、移動体端末装置本体が特に大型化した
り、重量が増すこともなく、コストアップもわずかであ
る。さらに、本発明では、たとえばキーボードを用いた
場合、キーボードはクロック信号を整流して電源とする
ことができるので、キーボードに電池などの電源を設け
る必要がない。また、キーボードなどの接続にイヤホン
端子やマイク端子を使用するため、移動体端末装置本体
にコネクタなどを新たに追加する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話機の一例を示す要部ブロ
ック図である。
【図2】実施の形態例の携帯電話機を構成する波形整形
回路を示す回路図である。
【図3】図1に示した携帯電話機の構成要素のうち、イ
ヤホンマイクに係わる要素のみを取り出して示したブロ
ック図である。
【図4】マイク端子およびイヤホン端子にそれぞれマイ
クおよびイヤホンを接続した場合の全体の構成を示す要
部ブロック図である。
【図5】携帯電話機本体に接続されたキーボードの構成
を示す概略ブロック図である。
【図6】キーボードの外観を示し、(A)はキーボード
を巻物のように丸めた状態を示す外観図、(B)はキー
ボードを使用するために展開した状態を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
2……携帯電話機、4……グランド、6……入力端子、
10……携帯電話機本体、11……レシーバアンプ、1
2……コンデンサ、13……イヤホン、14……マイ
ク、15……イヤホンマイクジャック、16……抵抗、
18……マイクアンプ、19……受信回路、20……送
信回路、22……整流回路、24……キーボード本体、
26……ケーブル、28……プラグ、30……キー、3
2……導出箇所、110……キーボード、111……波
形整形回路、112……CPU、113……スイッチ、
113A……共通端子、113B……端子、113C…
…端子、114……抵抗、115……クロック発生回
路、151……イヤホン端子、152……グランド端
子、153……マイク端子、154……グランド端子、
401……抵抗、402……ツェナーダイオード、40
3……ダイオード、404……抵抗、405……シュミ
ットバッファ、501……ダイオード、502……コン
デンサ、503……CPU、504……キーボード回
路、5031……シリアルアウト端子、5032……動
作クロック信号入力端子、5033……電源端子、50
34……グランド端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04B 7/26 109M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤホン端子およびマイク端子のいずれ
    か一方である第1の端子と、前記イヤホン端子および前
    記マイク端子のいずれか他方である第2の端子とを備
    え、通信相手から受信した音声信号が前記イアホン端子
    を通じて出力され、前記マイク端子を通じて入力された
    音声信号が通信相手に送信される移動体端末装置であっ
    て、 クロック信号を発生し前記第1の端子を通じて出力する
    クロック発生回路と、 前記第2の端子を通じて入力された、前記クロック信号
    に同期したシリアル信号を受け取って前記シリアル信号
    の波形整形を行う波形整形回路とを備えたことを特徴と
    する移動体端末装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号を出力するとき、前記
    クロック発生回路の出力端子を前記第1の端子に接続
    し、移動体端末装置内の他の回路と前記第1の端子との
    接続を切断するスイッチを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の移動体端末装置。
  3. 【請求項3】 前記波形整形回路は、前記第2の端子に
    直列に接続された抵抗と、前記抵抗の、前記第2の端子
    とは反対側の端子と基準電位点との間に接続されたツェ
    ナーダイオードとを含んで構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の移動体端末装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の端子は一体化され
    たジャックとして筐体に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1記載の移動体端末装置。
  5. 【請求項5】 キーボード本体と、前記キーボード本体
    より導出されたケーブルと、前記ケーブルの端部に装着
    された端子から成るキーボードを含み、前記キーボード
    の端子は前記第1および第2の端子に接続され、前記キ
    ーボードは、前記第1の端子を通じて供給される前記ク
    ロック信号を整流して電源とし、前記クロック信号に同
    期した前記シリアル信号を前記第2の端子を通じて移動
    体端末装置本体に入力することを特徴とする請求項4記
    載の移動体端末装置。
  6. 【請求項6】 前記キーボードはタッチキータイプのキ
    ーボードであり、前記キーボード本体の主要部はフィル
    ムシートにより構成されていることを特徴とする請求項
    5記載の移動体端末装置。
  7. 【請求項7】 前記シリアル信号はRS232C規格に
    従う信号でることを特徴とする請求項1記載の移動体端
    末装置。
  8. 【請求項8】 CPUを備え、前記波形整形回路の出力
    信号は前記CPUに供給されることを特徴とする請求項
    1記載の移動体端末装置。
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