JP2009010587A - 接続端部切り替え装置および接続端部切り替え方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部I/Fに複数のポートを有する場合であっても、通信品質を劣化させることなく、当該ポートを通じて接続される外部機器との間で確実に通信を行えるようにする。
【解決手段】外部機器が接続されるI/F端部151A、151Bのそれぞれは、スイッチ回路1521を通じて後段の外部I/F回路153に接続される。スイッチ制御部1522は、I/F端部151A、151Bのどちらに外部機器が接続されたかを検出し、この検出結果に基づいて、スイッチ回路1522を切り替え制御し、実際に外部機器が接続されたI/F端部を外部I/F回路153に接続する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、携帯電話端末などの電子機器に搭載され、外部機器が接続された接続端部との接続制御を行うようにする装置、方法に関する。
近年、携帯電話端末のような携帯端末においては、パーソナルコンピュータなどの外部機器との通信のためにUSB(Universal Serial Bus)等の通信ポート(外部インターフェース)を備えているものが一般的である。なお、以下においては、インターフェースという文言は、I/Fと略称する。
例えば、後に記す特許文献1には、複数の外部I/Fを備えたプリンタや携帯電話端末を用いる発明が開示されている。具体的には、プリンタにUSBI/Fと無線通信I/Fと設け、USBI/Fにはデジタルカメラを、無線通信I/Fには携帯電話端末を接続し、デジタルカメラの画像データをプリンタで出力する際、携帯電話端末で記録出力動作を制御する発明が記載されている。
なお、上述した特許文献1は以下の通りである。
特開2003−293654号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の技術のように、種類の異なる複数のI/Fを搭載するだけでなく、同種のI/Fについて、複数のポート(接続端部)を有するものもある。図10は、同種の外部I/Fのポートを2つ備えた携帯電話端末の構成の概要を示すブロック図である。
図10に示すように、この例の携帯電話端末は、送受信アンテナ1、通信処理回路2、受話器(スピーカ)3、送話器(マイクロホン)4、制御部10、キーI/F21、キー操作部22、外部I/F回路31、I/F端部32、I/F端部33を有するものである。I/F端部32とI/F端部33とが、同じ外部I/F回路31に接続される2つのポートである。
そして、通信処理回路2は、図示しないが、アンテナ共用器、受信回路、送信回路、局発部、ベースバンド処理部、コーデックなどを備え、通信回線を接続して、相手先からのデジタル音声信号を送受信アンテナ1を通じて受信して復調し、これをデコードして受話器3に供給して、受話器3から相手先の音声を放音するとともに、送話器4を通じて集音したアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、これから送信信号を形成して送受信アンテナ1を通じて送信することができるものである。
制御部10は、この携帯情報端末の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)14が、CPUバス15を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータである。
この制御部10に対して、ユーザーからの操作入力を受け付けるキー操作部22が、キーI/F21を通じて接続されている。これにより、制御部10は、キー操作部22を通じてユーザー(使用者)からの指示入力を受け付け、これに応じて通信処理回路を制御し、ユーザーの指示に応じた処理を行うことができるようにしている。
なお、ここでは説明を簡単にするために、通話を行う場合について説明したが、通話以外にも種々の機能を有している。例えば、図10には図示しないが、比較的に大きな表示画面を有するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部を備え、インターネットに接続し、インターネットを通じて種々の情報の提供を受けて、これを表示部の表示画面に表示して利用するようにしたり、自機宛の電子メールを取得して、これを表示部に表示したり、送信する電子メールを作成して、これを送信したりするなどのこともできるものである。
そして、図10に示したように、この例の携帯電話端末においては、外部I/F回路31に対して、2つのポート(I/F端部33、I/F端部34)を備えることにより、異なる外部機器を外部I/F回路31に接続することができるようにしている。しかし、2つのポートに同時に外部機器が接続されたとしても、通信を行う相手先は必ず1つであるので、接続端部の切り替えなどは特に必要はない。
しかしながら、近年においては、利便性の向上のため、同種類のI/F回路のポートであるが、ケーブルを直接接続するポートに加えて、ケーブルを挿さずとも携帯端末をクレードルに置くだけで外部機器との間で通信ができるようなクレードルポートを備えるものも多くなってきている。
この場合、ケーブルを直接接続するポートは、ケーブルが直接接続されることもあり、比較的に高速な通信規格(例えば、USB High Speed、480Mbps)のものであり、一方、クレードルポートは、比較的に低速な通信規格(例えば、USB Full Speed、12Mbps)のものである。
このような場合、何れのポートを通じても通信が可能な状態にしておくと、ケーブルを直接接続するポートを通じて外部機器とデータ通信を行うようにする場合に、クレードルポートを通じてノイズ(例えば信号の反射や不要な容量成分)が混入し、高速かつ高品位なデータ通信を行うことができなくなる可能性があると考えられる。また、例えば、クレードルポートなどの非接触ポートを通じて外部機器とデータ通信を行うようにする場合には、非接触部分が介在し、また、通信経路が長くなるなどのこともあり、できれば他の同種のポートからのノイズ等の影響は受けたくない。
また、直接接続のポートと非接触のポートとが設けられる場合に限らず、直接接続のポートが複数設けられる場合であっても、相互に影響し合うことを防止し、常時、高品位な高速通信を行えるようにしておくことが望まれる。
以上のことに鑑み、この発明は、外部I/Fに複数のポート(接続端部)が設けられている場合であっても、通信品質を劣化させることなく、外部I/Fのポートを通じて接続される外部機器との間で確実に通信を行えるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の接続端部切り替え装置は、
外部機器との少なくとも2つ以上の接続端部と、
前記2つ以上の接続端部の内の1つを選択して後段の回路に接続するように切り替える切り替え手段と、
前記2つ以上の接続端部の何れに外部機器が接続されたかを検出して、外部機器が接続された接続端部を、後段の回路に接続するように、前記切り替え手段を制御する切り替え制御手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の接続端部切り替え装置によれば、外部機器が接続される2つ以上の接続端部のそれぞれは、切り替え制御手段によって制御される切り替え手段を通じて後段の回路に接続するようにされている。そして、切り替え制御手段は、どの接続端部に外部機器が接続されたかを検出し、この検出結果に基づいて、切り換え手段を制御し、実際に外部機器が接続された接続端部が切り替え手段を通じて後段の回路に接続するようにされる。
これにより、2以上の接続端部が設けられている場合であっても、実際に外部機器が接続された接続端部だけが切り替え手段を通じて後段の回路に接続され、外部機器が接続されていない接続端部からのノイズも漏れこみを防止し、接続された外部機器との間で、適切に通信を行う環境を整えることができる。
また、請求項2に記載の発明の接続端部切り替え装置は、請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
前記2つ以上の接続端部の内、少なくとも1つが高速な通信を行う高速通信規格に対応するものであり、他の1つが低速な通信を行う低速通信規格に対応するものであることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明の接続端部切り替え装置によれば、2つ以上の接続端部のうちの少なくとも1つは、例えば、インターフェースケーブルが直接接続される高速なデータの送受が可能な高速な通信規格の接続端部であり、他の少なくとも1つは、例えば、クレードルポートなどの、非接触で外部機器が接続するようにされて低速ではあるが容易に外部機器との間でデータの送受を可能にする低速な通信規格の接続端部とされる。
これにより、どの接続端部に外部機器が接続されてデータ通信を行うようにする場合であっても、外部機器が接続された接続端部以外の接続端部は、切り替え手段によって後段の回路には接続されないので、外部機器が接続される接続端部以外の接続端部の影響を確実に除去することができるようにされる。
また、請求項3に記載の発明の接続端部切り替え装置は、請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から所定の識別信号の供給を受ける所定の信号ラインを備えるものであり、
前記切り替え制御手段は、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記所定の信号ラインを通じて前記所定の識別信号の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする。
この請求項3に記載の発明の接続端部切り替え装置によれば、接続端部は外部機器からの所定の識別信号の供給を受ける所定の信号ラインを備えており、切り替え制御手段は、当該所定の信号ラインを通じて外部機器から所定の識別信号の供給を受けている接続端部を外部機器が接続された接続端部として認識することができるようにされる。
これにより、外部機器が接続された接続端部を確実に認識(検出)して、これに応じて切り替え手段を適切に制御し、外部機器が接続された接続端部だけを後段の回路と接続するように切り替え制御することができるようにされる。したがって、外部機器が接続されていない接続端部からのノイズも漏れこみを防止し、接続された外部機器との間で、適切に通信を行う環境を整えることができるようにされる。
また、請求項4に記載の発明の接続端部切り替え装置は、請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から駆動電源の供給を受ける電源ラインを備えるものであり、
前記切り替え制御手段は、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記電源ラインを通じて駆動電源の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明の接続端部切り替え装置によれば、接続端部は外部機器から駆動電源の供給を受ける電源ラインを備えており、切り替え制御手段は、当該電源ラインを通じて駆動電源の識別信号の供給を受けている接続端部を外部機器が接続された接続端部として認識することができるようにされる。
これにより、外部機器が接続された接続端部を確実に認識(検出)して、これに応じて切り替え手段を適切に制御し、外部機器が接続された接続端部だけを後段の回路と接続するように切り替え制御することができるようにされる。したがって、外部機器が接続されていない接続端部からのノイズも漏れこみを防止し、接続された外部機器との間で、適切に通信を行う環境を整えることができるようにさえる。
また、請求項5に記載の発明の接続端部切り替え装置は、請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
携帯機器における外部機器とのインターフェース手段として用いられることを特徴とする。
この請求項5に記載の発明の接続端部切り替え装置によれば、当該接続端部切り替え装置は、携帯機器に設けられるインターフェース手段として用いるようにされる。
これにより、携帯機器に同種の複数の外部インターフェース(同種の複数の接続端部)を設けるようにしても、これを適切に使い分け、外部機器が接続されていない接続端部からのノイズも漏れこみを防止し、接続された外部機器との間で、適切に通信を行う環境を整えることができるようにされる。
携帯機器は、家庭などにおいては、パーソナルコンピュータなどの外部機器に接続され、データ通信を行うことも多いので、その利便性、信頼性を高めることができるようにされる。
同種の外部I/Fの複数のポート(接続端部)が設け設けられている場合であっても、通信品質を劣化させることなく、外部I/Fのポートを通じて接続される外部機器との間で確実に通信を行えるようにすることができる。
以下、図を参照しながら、この発明による装置、方法の一実施の形態について説明する。なお、以下においては、この発明による装置、方法を、携帯電話端末に適用した場合を例にして説明する。
[この発明が適用された携帯電話端末の構成について]
図1は、この実施の形態の携帯電話端末を説明するためのブロック図である。図1に示すように、送受信アンテナ101、アンテナ共用器102、受信部103、ベースバンド処理部104、コーデック105、受話器(スピーカ)106、送話器(マイクロホン)107、送信部108、局発部109、制御部120、キーI/F131、キー操作部132、LCD(Liquid Crystal Display)141、リンガ142、バイブレータ143、外部I/F部150を備えたものである。
まず、制御部120と、これに接続されるキーI/F131、キー操作部132、LCD(Liquid Crystal Display)141、リンガ142、バイブレータ143、外部I/F部150について説明する。
制御部120は、この実施の形態の携帯電話端末の各部を制御するものであり、CPU121、ROM122、RAM123、EEPROM124が、CPUバス125を通じて形成されたマイクロコンピュータである。
ここで、CPU121は、制御の主体となるものであり、後述するROM122などに記憶保持されているプログラムを実行し、各部に供給する制御信号を形成して、これを各部に供給したり、各部からの信号を受け付けて、これを処理したりする。ROM122は、上述もしたように、CPU121によって実行される種々のプログラムやフォントデータなどの処理に必要になる各種のデータを記憶保持しているものである。
RAM123は、各種の処理において途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。EEPROM124は、いわゆる不揮発性メモリであり、この携帯電話端末の電源が落とされても保持しておくべき情報、例えば、各種の設定パラメータ、電話帳データ、電子メールデータ、新たに提供されたプログラムなどを記憶保持するものである。
このような制御部120に対しては、図1に示すように、キーI/F131を通じてキー操作部132が接続されている。キー操作部132は、図示しないが、テンキーや各種のファクションキー、回動操作と押下操作とが可能なジョグダイヤルキーなどの複数の操作キーが設けられたものであり、ユーザーからの操作入力を受け付けるものである。
そして、キー操作部132を通じて受け付けた使用者からの操作入力は、電気信号に変換されて制御部120に供給される。これにより、制御部120は、ユーザーからの指示に応じて各部を制御し、ユーザーの指示に応じた処理を行うことができるようにしている。
また、制御部120に対しては、種々の表示情報を表示するためのLCD141と、リンガ142と、バイブレータ143とが接続されている。LCD141はLCDコントローラを含むものであり、制御部120からの制御信号に応じて、種々の表示情報をLCD141の表示画面に表示させることができるものである。
また、リンガ142はリンガコントローラを備え、制御部120からの制御信号に応じて、警告音や着信音を放音することができるものである。また、バイブレータ143はバイブレータコントローラを備え、着信を振動により通知したりするなどのことができるようにしている。
さらに、制御部120に対しては、外部I/F部150が接続されている。この外部I/F部150は、この発明の適用部分であり、2つのI/F端部(接続ポート(コネクタ部))151A、151Bと、スイッチ部152と、外部I/F回路153とからなるものである。スイッチ部152は、詳しくは後述するが、2つの接続端部の内、どちらを後段の外部I/F回路153に接続するかを切り換えるものである。
外部I/F回路153は、スイッチ部152を通じて接続されたI/F端部からのデータを、この実施の形態の携帯電話端末において処理可能な形式に変換して、これを制御部120に供給したり、また、この実施の形態の携帯電話端末から、スイッチ部152を通じて接続されたI/F端部に接続されている外部機器に供給する形式のデータを形成し、これを出力するようにしたりするものである。
次に、この実施の形態の携帯電話端末の受信系について説明する。送受信アンテナ101を通じて受信した受信信号は、アンテナ共用器102を通じて受信部103に供給される。受信部103は、受信信号が適正なレベルになるように、必要な帯域制限、AGC(Automatic Gain Control)を行なうとともに、局発部(周波数シンセサイザ)109からの信号に基づいて、受信信号の周波数を一定の周波数にするなどの処理を行って、処理後の信号をベースバンド処理部104に供給する。
ベースバンド処理部104は、受信部103からの信号をA/D変換し、フェージングなどの影響除去や、受信した信号の種別判別、デ・インターリーブ、エラー訂正を行ない、適切な復号処理を行って、音声データとその他の通信データとを分離する。そして、音声データは、DSP(Digital Signal Processor)の構成とされたコーデック105に供給され、その他の通信データである、例えば、各種の制御情報や文字データなどは、制御部120に供給される。
コーデック105は、ベースバンド処理部104からの音声データをD/A変換してアナログ音声信号を形成し、これをスピーカ106に供給する。スピーカ106は、コーデック105からのアナログ音声信号により駆動され、受信信号に応じた音声を放音する。
一方、ベースバンド処理部104から制御部120に供給された通信データは、この実施の形態の携帯電話端末用の制御データや文字データなどの場合には、制御部120のRAM123に一時記憶されて、この携帯電話端末において使用される。また、それ以外の通信データは、例えば、この携帯電話端末に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部の電子機器(外部装置)に供給することもできるようにされる。
次に、この実施の形態の携帯電話端末の送信系について説明する。マイクロホン107は、収音した音声をアナログ音声信号に変換し、これをコーデック105に供給する。コーデック105は、マイクロホン107からのアナログ音声信号をA/D変換して、デジタル音声信号を形成し、これをベースバンド処理部104に供給する。
ベースバンド処理部104は、コーデック105からのデジタル音声信号を所定の符号化方式で符号化して圧縮し、所定のブロックにまとめる。またベースバンド処理部104は、制御部120を通じて供給される外部I/F部150を通じて受け付けた外部装置からの送信用のデジタルデータやキー操作部132を通じて受け付けた送信用のデジタルデータ等についても所定のブロックにまとめることができるものである。ベースバンド処理部104は、圧縮されたデジタル音声信号や外部装置等からの送信用のデジタルデータをまとめ、送信部108に供給する。
送信部108は、ベースバンド処理部104からのデジタルデータから変調信号を形成し、この変調信号を所定の送信周波数に変換するために、変調信号と、局発部109からの変換用の信号とを混合して、送信用変調信号を形成する。この送信部108において形成された送信用変調信号は、アンテナ共用器102を経由して、送受信アンテナ101から送信される。
このような受信系および送信系を備えたこの実施の形態の携帯電話端末においては、待ち受け受信時(待ち受け時)においては、制御部120は、ベースバンド処理部104からの受信信号を監視することにより、自機への着信を検出する。そして、制御部120は、自機への着信を検出した場合には、リンガ142を制御して、呼び出し音(リンガ音)を放音したり、バイブレータ143を振動させたりすることにより、自機への着信を当該携帯電話端末の使用者に通知する。
そして、携帯電話端末の使用者が、この実施の形態の携帯電話端末1に設けられているテンキーや各種のファンクションキーなどを有するキー操作部132に設けられている通話開始キーを押下するなどのオフフック操作を行なうことにより、着信に応答した場合には、制御部120は、送信系を通じて、接続応答を送出するなどして通信回線を接続し、前述したように、受信系、送信系の動作によって通話が可能となる。
また、この実施の形態の携帯電話端末から発呼する場合には、前述のキー操作部132の通話開始キーを押下するなどのオフフック操作を行った後、キー操作部132のダイヤルキーを通じて、また、予め登録された電話帳データから相手先の電話番号を選択することにより、ダイヤル動作を行なうようにする。
これにより、制御部120は、発呼要求を形成し、送信系を通じて送信することにより、目的とする相手先の電話端末との間に通信回線を接続するようにする。そして、相手先からの着信応答が返信されてきて、通信回線の接続を確認すると、前述したように、受信系、送信系の動作によって通話が可能となる。
また、この実施の形態の携帯電話端末は、インターネットに接続が可能なものであり、例えば、電話会社が提供するプロバイダ機能を通じて、URL(Uniform Resource Locators)を入力して送信することにより、Webページなどの情報を得て、この情報を、制御部120を通じてLCD141に表示したりすることもできるようにしている。
また、この実施の形態の携帯電話端末は、キー操作部132、LCD141を通じて情報を入力して、送信用の電子メールデータをEEPROM124に作成し、これをインターネットを通じて目的とする相手先のメールサーバに送信したり、また、自機宛の電子メールをメールサーバから受信してEEPROM124に格納し、これをLCD141に表示して利用したりするなどのこともできるものである。
このように、この実施の形態の携帯電話端末は、携帯電話ネットワークやインターネットなどの広域ネットワークを通じて、電話通信やデータ通信を行うことができるものである。
そして、以下に詳述するように、この実施の形態の携帯電話端末の外部I/F部150は、上述もしたように、2つのI/F端部151A、151Bを備えているが、スイッチ部152が、I/F端部151AとI/F端部151Bとのどちらに外部機器が接続するようにされたかを判別し、外部機器が接続されたI/F端部だけを後段の外部I/F回路153に接続することができるようにしている。
なお、外部I/F部150としては、種々の規格のI/Fを用いることが可能であるが、この実施の形態においては、USB規格のものである場合を例にして説明することとする。
[外部I/F部150について]
図2は、図1に示した携帯電話端末の外部I/F端部150を説明するための図である。図1を用いて説明したように、外部I/F部150は、大きく分けると、2つのI/F端部151A、151Bと、スイッチ部152と、外部I/F回路153とからなっている。そして、スイッチ部152は、図2に示すように、スイッチ回路1521と、スイッチ制御部1522とを備えるものである。
そして、USB規格のデジタルI/Fは、大きく分けると、データライン(D+、D−)と電源ライン(VBUS)と、グランドライン(GND)とを備えている。この実施の形態においては、電源ライン(VBUS)を外部機器が接続されたか否かを検出するための識別ラインとして用いるようにしている。
すなわち、図2に示すように、I/F端部151Aのデータライン(通信路)DAは、スイッチ回路1521の入力端aに接続され、I/F端部151Aの識別ライン(VBUS)SAは、スイッチ制御部1522に接続される。また、I/F端部151Bのデータライン(通信路)DBは、スイッチ回路1521の入力端bに接続され、I/F端部151Bの識別ライン(VBUS)SBは、スイッチ制御部1522に接続される。
スイッチ制御部1522は、これに供給される識別ラインSA、SBからの識別信号に基づいて、実際に外部機器が接続されているI/F端部を特定し、その特定したI/F端部と外部I/F回路153とを接続するように、スイッチ回路1521を切り換えるためのスイッチ信号(切り替え制御信号)SWを形成し、これをスイッチ回路1521に供給する。また、スイッチ制御部1522は、供給を受けた識別ラインSAからの識別信号を、または、識別ラインSBからの識別信号をそのまま外部I/F回路153に供給する。
スイッチ回路1521は、スイッチ制御回路1522からのスイッチ信号SWによって切り替えられ、I/F端部151AとI/F端部151Bの内、実際に外部機器が接続されているI/F端部と外部I/F回路153とを接続する。したがって、実際に外部機器が接続されているI/F端部だけが、スイッチ回路1521を通じて外部I/F回路153と接続される。
これにより、外部機器が接続されていないI/F端部を通じて混入するノイズなどが外部I/F回路153に供給されることはないので、I/F端部に接続された外部機器との間で高品位に通信を行うことができるようにされる。
[スイッチ制御部1522の構成例について]
図3は、図2に示したスイッチ制御部1522の構成例を説明するための回路図である。図3に示すように、この例のスイッチ制御部1522は、並列する識別ラインである、I/F端部151Aからの識別ラインSAと、I/F端部151Bからの識別ラインSBとのそれぞれにおいて、識別ラインSAに対しては直列にダイオード221を設け、識別ラインSBに対しては直列にダイオード222を設けている。
そして、ダイオード221の後段(出力端側)とダイオード222の後段(出力端側)とを接続することにより、ダイオード221、ダイオード222の出力信号が、外部I/F回路153に供給するようにされる。そして、ダイオード222の前段の信号、すなわち、識別ラインSBの識別信号をスイッチ信号SWとしてスイッチ回路1521に供給するようになっている。また、識別ラインSBのダイオード222の前段には、オープン状態の論理を保持するためにプルダウン抵抗223を設けている。
図4は、図3に示した構成のスイッチ制御回路1522における真理値表を示す図である。I/F端部151A、I/F端部151Bの何れにも外部機器が接続されていない場合には、図4の(A)の欄に示すように、I/F端部151Aからの識別ラインSAの識別信号も、I/F端部151Bからの識別ラインSBの識別信号も、何れも値が「0(ローレベル)」の信号である。この場合、外部I/F回路153への出力識別信号も、また、スイッチ信号SWも、何れも値が「0(ローレベル)」の信号となる。
そして、この実施の形態の携帯電話端末の場合、スイッチ信号SWが、値「0(ローレベル)」の信号であるときには、スイッチ回路1521は、入力端a側に切り換えられるようにされる。この実施の形態の携帯電話端末においては、スイッチ回路1521の入力端a側が、いわゆるホームポジションとなっている。
また、I/F端151Bにだけ外部機器が接続されたとする。この場合には、図4の(B)の欄に示すように、I/F端部151Aからの識別ラインSAの識別信号は値が「0(ローレベル)」であるが、I/F端部151Bからの識別ラインSBの識別信号は値が「1(ハイレベル)」の信号となる。この場合、図2に示した構成を有するスイッチ制御部1522の場合、外部I/F回路153への出力識別信号も、また、スイッチ信号SWも、何れも値が「1(ハイレベル)」の信号となる。
そして、この実施の形態の携帯電話端末の場合、スイッチ信号SWが値「1(ハイレベル)」の信号であるときには、スイッチ回路1521は、入力端b側に切り換えられるようにされる。このように、I/F端部151Bに外部機器が接続された場合には、スイッチ回路1521は、入力端b側に切り替えられ、I/F端部151Bが、外部I/F回路153と接続するようにされる。
また、I/F端151Aにだけ外部機器が接続されたとする。この場合には、図4の(C)の欄に示すように、I/F端部151Aからの識別ラインSAの識別信号は、値が「1(ハイレベル)」となるが、I/F端部151Bからの識別ラインSBの識別信号は、値が「0(ローレベル)」の信号となる。この場合、図2に示した構成を有するスイッチ制御部1522の場合、外部I/F回路153への出力識別信号は、値が「1(ハイレベル)」となるが、I/F端部151Bからの識別ラインSBの識別信号は、値が「0(ローレベル)」の信号となる。
そして、この実施の形態の携帯電話端末の場合、スイッチ信号SWが値「0(ローレベル)」の信号であるときには、上述もしたように、スイッチ回路1521は、入力端a側に切り換えられるようにされる。このように、I/F端部151Aに外部機器が接続された場合には、スイッチ回路1521は、入力端a側に切り替えられ、I/F端部151Aが、外部I/F回路153と接続するようにされる。
また、図4の(D)の欄に塗りつぶして示すように、通常は発生しない状況であるが、I/F端部151AとI/F端部151Bとの双方に外部機器が接続された場合には、I/F端部151Aからの識別ラインSAの識別信号も、I/F端部151Bからの識別ラインSBの識別信号も、何れも値が「1(ハイレベル)」の信号となる。この場合、外部I/F回路153への出力識別信号も、また、スイッチ信号SWも、何れも値が「1(ハイレベル)」の信号となる。
そして、この実施の形態の携帯電話端末の場合、上述もしたように、スイッチ信号SWが、値「1(ハイレベル)」の信号であるときには、スイッチ回路1521は、入力端b側に切り換えられるようにされる。すなわち、この実施の形態の携帯電話端末の場合には、I/F端部151AとI/F端部151Bとの両方に外部機器が接続するようにされた場合には、I/F端部151Bが優先的に外部I/F回路153と接続するようにされる。
このように、この実施の形態の携帯電話端末においては、外部機器が接続されたI/F端部を正確に検出し、外部機器が接続されているI/F端部だけを外部I/F回路153に接続することができるようにしている。これにより、外部機器が接続されていないI/F端部を通じて漏れ込んでくるノイズなどの不要な信号が外部I/F回路153に供給されてしまうことを確実に防止し、I/F端部に接続された外部機器との間で高品位に通信を行うことができるようにされる。
[外部I/F部150の具体的な適用例について]
次に、図2〜図4を用いて説明した外部I/F部150の具体的な適用例について説明する。図5は、この実施の形態の携帯電話端末の外部I/F部150の好適な適用例について説明するためのブロック図である。携帯電話端末には、ユーザーの利便性を考慮して、同種の外部I/Fであっても、ケーブル接続用の高速な通信規格に対応するI/F端部と、非接触接続用の低速な通信規格に対応するI/F端部とが設けられる場合がある。
図5において、I/F端部151Aが、ケーブル接続用の高速な通信規格に対応するI/F端部であり、I/F端部151Bが、非接触接続用の低速な通信規格に対応するI/F端部である。したがって、I/F端部151Aには、直接にI/Fケーブルが接続されるのに対して、I/F端部151Bは、図5に示すように、例えばPC(パーソナルコンピュータ)等に接続されたいわゆるクレードル装置200との間で無線により接続される構成となっている。このように、図5に示した外部I/F部150は、各I/F端部の利用形態を特定した点を除き、その他の部分は、図2に示した外部I/F部150と同様に構成されたものである。
そして、I/F端部151Aにだけ外部機器が接続されている場合には、図3、図4を用いて上述したように、スイッチ制御部1522の機能により、スイッチ回路1521は、入力端a側に切り替えられるので、I/F端部151Aに接続された外部機器と、外部I/F回路153とを接続することができる。
また、この場合、I/F端部151Bが外部I/F回路153と接続されることはないので、非接触のI/F端部151Bから混入する可能性のあるノイズを外部I/F回路153には供給することがないようにされる。これにより、ケーブル接続用の高速な通信規格に対応するI/F端部151Aに接続された外部機器との間で高品位に通信を行うことができるようにされる。
逆に、I/F端部151Bにだけ外部機器が接続されている場合には、図3、図4を用いて上述したように、スイッチ制御部1522の機能により、スイッチ回路1521は、入力端b側に切り替えられるので、I/F端部151Bに非接触で接続するようにされる外部機器と、外部I/F回路153とを接続することができる。
この場合、I/F端部151Aが外部I/F回路153と接続されることはないので、たとえI/F端部151Aからノイズが混入したとしても、当該ノイズは外部I/F回路153には供給されることはないので、非接触で接続される外部機器との間においても良好に通信を行うことができるようにされる。
なお、図5において、I/F端部151Bを通じて非接触で外部機器と接続され、当該外部機器と通信を行うようにする場合には、クレードル装置200が介在するなど通信路が長くなると共に、クレードル装置200自身の通信路の影響(クレードル装置200自身の通信能力の影響等)により通信品質の確保が難しくなる場合もあると考えられる。
そこで、スイッチ回路1521が、入力端b側に切り替えられた場合には、通信速度を落とすようにしたり、より低速な通信規格を用いて通信を行うようにしたりすることもできる。具体的には、スイッチ信号SWを外部I/F回路153にも供給する。これにより、外部I/F回路153も、スイッチ回路1521が、入力端aと入力端bとのどちらに切り替えられたかを知ることができる。
そして、入力端b側に切り替えられたことを把握した場合には、外部I/F回路153は、自己における通信速度を落とすようにしたり、より低速な通信規格を用いたりするなどのことができる。このように、外部I/F回路153は、何れのI/F端部と接続されたかに応じて、通信速度や通信規格を変更することができるものである。
また、スイッチ信号SWを外部I/F回路153を通じて制御部120に供給し、これに応じて制御部120が、外部I/F回路153における通信速度や通信規格を制御するように構成することもできる。
[外部I/F部150のIC(Integrated Circuit)化について]
なお、図2、図5に示した外部I/F部150において、I/F端部151A、151B以外の部分は、図6において外部I/F・IC160が示すように、いわゆるワンチップICとして形成することができる。すなわち、スイッチ回路1521とスイッチ制御部1522とからなるスイッチ部152と、外部I/F回路153とからなる部分は、ワンチップICとして構成することができる。
これにより、携帯電話端末をはじめとする種々の携帯端末や、外部I/Fが搭載される種々の電子機器の外部I/F部分に適用することができるようにされる。
なお、上述した実施の形態の外部I/F部150の場合には、図4を用いて説明したように、I/F端部151AとI/F端部151Bの何れにも外部機器が接続されていない場合には、スイッチ回路1521において入力端aを選択し、I/F端部151AとI/F端部151Bの両方に外部機器が接続された場合には、スイッチ回路1521において入力端bを選択するものとして説明した。しかし、これに限るものではない。
例えば、識別ラインSAの識別信号と識別ラインSBの識別信号とをスイッチ回路1521に供給するようにする。そして、I/F端部151AとI/F端部151Bの何れのも外部機器が接続されておらず、識別ラインSAの識別信号と識別ラインSBの識別信号との両方の値が「0(ローレベル)」の場合には、スイッチ回路1521においては、入力端a、bの何れをも選択しないようにする。このようにすれば、未使用のI/F端部151A、151Bの何れからのノイズの混入も防止することができる。
また、I/F端部151AとI/F端部151Bとの両方に外部機器が接続され、識別ラインSAの識別信号と識別ラインSBの識別信号との両方の値が「1(ハイレベル)」の場合には、スイッチ回路1521においては、入力端a、bの両方を選択するようにし、I/F端部151AとI/F端部151Bとの両方を、外部I/F回路153に接続するようにする。
この場合には、従来と同様の態様となり、通信の品位が劣化する可能性があるものの、I/F端部151AとI/F端部151Bとに接続された外部機器の内、目的とする外部機器との間で通信を行えるようにすることも可能である。しかし、通常の使用態様であるI/F端部151AとI/F端部151Bとの内のいずれか一方に外部機器が接続された場合には、上述もしたように、外部機器が接続されていないI/F端部は、外部I/F回路153とは接続されることはないので、高品位な通信を行うことができるようにされる。
[外部I/F部150の他の例について]
上述した実施の形態の携帯電話端末において、外部I/F部150は、2つのI/F端部151A、151Bを備えるものとして説明した。しかし、これに限るものではない。I/F端部は、2つ以上であれば基本的にいくつあっても良い。以下においては、1つの外部I/F回路153に対して4つのI/F端部が設けられる場合について説明する。
図7〜図9は、I/F端部を4つ備えた外部I/F部150Aを説明するための図である。この例の外部I/F部150Aは、4つのI/F端部151A、151B、151C、151Dと、スイッチ部152Aと、外部I/F回路153とを備えたものである。スイッチ部152Aは、図7に示すように、4つの入力端a、b、c、dを有するスイッチ回路1523と、詳しくは後述もするが、スイッチ信号SWA、SWBを形成して出力するスイッチ制御部1524とを備えたものである。
そして、図7に示すように、I/F端部151Aのデータライン(通信路)DAは、スイッチ回路1523の入力端aに接続され、I/F端部151Aの識別ライン(VBUS)SAは、スイッチ制御部1524に接続される。また、I/F端部151Bのデータライン(通信路)DBは、スイッチ回路1523の入力端bに接続され、I/F端部151Bの識別ライン(VBUS)SBは、スイッチ制御部1524に接続される。
同様に、I/F端部151Cのデータライン(通信路)DCは、スイッチ回路1523の入力端cに接続され、I/F端部151Cの識別ライン(VBUS)SCは、スイッチ制御部1524に接続される。また、I/F端部151Dのデータライン(通信路)DDは、スイッチ回路1523の入力端dに接続され、I/F端部151Dの識別ライン(VBUS)SDは、スイッチ制御部1524に接続される。
そして、スイッチ制御部1524は、これに供給される識別ラインSA、SB、SC、SDの各識別信号に基づいて、外部機器が接続されたI/F端部を検出し、その外部機器が接続されたI/F端部だけが外部I/F回路153に接続されるようにスイッチ回路1523を切り換えるためのスイッチ信号SWA、SWBを形成して、これらをスイッチ回路1523に供給する。
スイッチ回路1523は、スイッチ制御部1524からのスイッチ信号SWA、SWBに基づいて、どの入力端に接続されたI/F端部と、後段の外部I/F153とを接続するかを切り替える。また、外部I/F回路153は、図1、図2、図5を用いて説明した外部I/F回路153と同様のものであり、外部機器からのデータを自機で処理可能な形式のものに変換して制御部120に供給したり、自機から外部機器に送信する形式のデータを形成したりするものである。
このように、この例の外部I/F部150Aも、4つあるI/F端部151A、151B、151C、151Dの内から外部機器が接続されたI/F端部を検出し、そのI/F端部だけを外部I/F回路153に接続することができるようにしたものである。
[スイッチ制御部1524の構成例について]
次に、この例の外部I/F部150Aのスイッチ部152Aで用いられるスイッチ制御部1524の構成例について説明する。図8は、この例のスイッチ制御部1524の構成例を説明するための回路図である。
図8に示すように、I/F端部151Aからの識別ラインSAと、I/F端部151Bからの識別ラインSBと、I/F端部151Cからの識別ラインSCと、I/F端部151Dからの識別ラインSDとが並列に設けられるが、識別ラインSAには、ダイオード241が、識別ラインSBにはダイオード242が、識別ラインSCにはダイオード244が、識別ラインSDにはダイオード245が、それぞれの識別ラインに対して直列に設けられる。
そして、ダイオード241の後段(出力端側)とダイオード242の後段(出力端側)とが接続され、この接続点の後段に直列してダイオード243が設けられる。また、ダイオード244の後段(出力端側)とダイオード245の後段(出力端側)とが接続され、この接続点の後段に直列にダイオード246が設けられる。そして、ダイオード243の後段(出力端側)とダイオード246の後段(出力端側)とが接続され、ダイオード241、242、244、245の出力信号が、外部I/F回路153に供給するようにされる。そして、ダイオード246の出力信号が、スイッチ信号SWAとしてスイッチ回路に供給するようにされる。
また、ダイオード242の前段の信号(識別ラインSBの識別信号)SW1とダイオード245の前段の信号(識別ラインSDの識別信号)SW2とが、ORゲート(論理和ゲート)247に供給される。このORゲート247の出力信号が、スイッチ信号SWBとしてスイッチ回路1523に供給される。
また、識別ラインSBのダイオード242の前段には、プルダウン抵抗248Aが、識別ラインSDのダイオード245の前段には、プルダウン抵抗248Bが、また、ダイオード246の後段には、プルダウン抵抗248Cが設けられ、オープン状態の論理を保持することができるようにしている。
そして、図8に示した、この例のスイッチ制御部1524の場合には、I/F端部151A、151B、151C、151DのどのI/F端部に外部機器が接続されているかによって、スイッチ信号SWAとスイッチ信号SWBとの組み合わせの状態が異なるようにされる。
図9は、図8に示したスイッチ制御部1524における真理値表を示す図である。図9の真理値表の1行目に示すように、I/F端部151Aだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151B、151C、151Dには外部機器は接続されていない状態、すなわち、I/F端部151Aからの識別ラインSAの識別信号だけが値「1(ハイレベル)」となり、それ以外のI/F端部151B、151C、151Dの識別ラインSB、SC、SDの識別信号は値「0(ローレベル)」である場合について考える。
この場合には、識別ラインSCと識別ラインSDとのいわゆる合算信号であるスイッチ信号SWAは値「0(ローレベル)」の信号となる。また、この場合、スイッチ信号SW1とスイッチ信号SW2とは、何れも値「0(ローレベル)」の信号であるので、それらの論理和の信号であるスイッチ信号SWBも値「0(ローレベル)」の信号となる。
このように、I/F端部151Aだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151B、151C、151Dには外部機器は接続されていない状態のときには、スイッチ信号SWAとスイッチ信号SWBとは、何れも値「0(ローレベル)」の信号となる。
また、図9の真理値表の2行目に示すように、I/F端部151Bだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151C、151Dには外部機器は接続されていない状態、すなわち、I/F端部151Bからの識別ラインSBの識別信号だけが値「1(ハイレベル)」となり、それ以外のI/F端部151A、151C、151Dの識別ラインSA、SC、SDの識別信号は値「0(ローレベル)」である場合について考える。
この場合には、識別ラインSCと識別ラインSDとのいわゆる合算信号であるスイッチ信号SWAは値「0(ローレベル)」の信号となる。また、この場合、スイッチ信号SW1は値「1(ハイレベル)」の信号となり、スイッチ信号SW2は、値「0(ローレベル)」の信号であるので、それらの論理和の信号であるスイッチ信号SWBは値「1(ハイレベル)」の信号となる。
このように、I/F端部151Bだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151C、151Dには外部機器は接続されていない状態のときには、スイッチ信号SWAは値「0(ローレベル)」の信号となり、スイッチ信号SWBは値「1(ハイレベル)」の信号となる。
また、図9の真理値表の3行目に示すように、I/F端部151Cだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151B、151Dには外部機器は接続されていない状態、すなわち、I/F端部151Cからの識別ラインSCの識別信号だけが値「1(ハイレベル)」となり、それ以外のI/F端部151A、151B、151Dの識別ラインSA、SB、SDの識別信号は値「0(ローレベル)」である場合について考える。
この場合には、識別ラインSCと識別ラインSDとのいわゆる合算信号であるスイッチ信号SWAは値「1(ハイレベル)」の信号となる。この場合、スイッチ信号SW1とスイッチ信号SW2とは、何れも値「0(ローレベル)」の信号であるので、それらの論理和の信号であるスイッチ信号SWBも値「0(ローレベル)」の信号となる。
このように、I/F端部151Cだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151B、151Dには外部機器は接続されていない状態のときには、スイッチ信号SWAは値「1(ハイレベル)」の信号となり、スイッチ信号SWBは値「0(ローレベル)」の信号となる。
また、図9の真理値表の4行目に示すように、I/F端部151Dだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151B、151Cには外部機器は接続されていない状態、すなわち、I/F端部151Dからの識別ラインSDの識別信号だけが値「1(ハイレベル)」となり、それ以外のI/F端部151A、151B、151Cの識別ラインSA、SB、SCの識別信号は値「0(ローレベル)」である場合について考える。
この場合には、識別ラインSCと識別ラインSDとのいわゆる合算信号であるスイッチ信号SWAは値「1(ハイレベル)」の信号となる。また、この場合、スイッチ信号SW1は値「0(ローレベル)」の信号とるが、スイッチ信号SW2は値「1(ハイレベル)」の信号となるため、それらの論理和の信号であるスイッチ信号SWBは値「1(ハイレベル)」の信号となる。
このように、I/F端部151Dだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151B、151Cには外部機器は接続されていない状態のときには、スイッチ信号SWAとスイッチ信号SWBとは、共に値「1(ハイレベル)」の信号となる。
以上のことをまとめると、図9に示したように、(1)スイッチ信号SWAとスイッチ信号SWBとが、何れも値「0(ローレベル)」の信号であるときには、I/F端部151Aだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151B、151C、151Dには外部機器は接続されていない状態であることが分かるので、この場合には、スイッチ回路1523は、入力端aに接続されたI/F端部151Aと、外部I/F回路153とを接続するように切り替えるようにする。
また、図9に示したように、(2)スイッチ信号SWAが値「0(ローレベル)」の信号であり、スイッチ信号SWBが値「1(ハイレベル)」の信号であるときには、I/F端部151Bだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151C、151Dには外部機器は接続されていない状態であることが分かるので、この場合には、スイッチ回路1523は、入力端bに接続されたI/F端部151Bと、外部I/F回路153とを接続するように切り替えるようにする。
また、図9に示したように、(3)スイッチ信号SWAが値「1(ハイレベル)」の信号であり、スイッチ信号SWBが値「0(ローレベル)」の信号であるときには、I/F端部151Cだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151B、151Dには外部機器は接続されていない状態であることが分かるので、この場合には、スイッチ回路1523は、入力端cに接続されたI/F端部151Cと、外部I/F回路153とを接続するように切り替えるようにする。
また、図9に示したように、(4)スイッチ信号SWAとスイッチ信号SWBとが共に値「1(ハイレベル)」の信号であるときには、I/F端部151Dだけに外部機器が接続され、その他のI/F端部151A、151B、151Cには外部機器は接続されていない状態であることが分かるので、この場合には、スイッチ回路1523は、入力端dに接続されたI/F端部151Dと、外部I/F回路153とを接続するように切り替えるようにする。
このように、外部I/F回路153に対して、4つのI/F端部151A、151B、151C、151Dが設けられる場合であっても、スイッチ制御部1524は、どのI/F端部に外部機器が接続されたかを確実に検出し、これに応じて外部機器が接続されたI/F端部だけを外部I/F回路153接続することができるようにされる。これにより、外部機器が接続されていないI/F端部からノイズが混入するなどしても、これが外部I/F回路153に供給されることはないので、通信品質を劣化させることがないようにすることができる。
なお、この例の場合にも、何れのI/F端部にも外部機器が接続されていない場合には、何れのI/F端部も外部I/F回路153に接続しないようにしたり、逆に、複数のI/F端部に外部機器が接続されている場合には、外部機器が接続されている複数のI/F端部を、外部I/F回路153に接続したりするように構成することもできる。
しかし、上述もしたように、4つのI/F端部の内の何れか1つのI/F端部にしか外部機器が接続されていない場合には、その外部機器が接続されたI/F端部だけが外部I/F回路153に接続され、それ以外のI/F端部は外部I/F回路153には接続されないので、外部機器が接続されていないI/F端部を通じてノイズが混入しても、これが外部I/F回路153には供給されないので、通信品質を高品位に保つことができるようにされる。
[その他]
なお、上述した実施の形態においては、I/F端部が2つの場合と、I/F端部が4つの場合とについて説明したが、これに限るものではない。I/F端部は2つ以上設けられる何れの場合であってもこの発明を適用することができる。要は、2つ以上のI/F端部が設けられている場合に、そのそれぞれを常に外部I/F回路に接続する構成ではなく、外部機器が接続されたI/F端部を検出して、この外部機器が接続されたI/F端部だけを外部I/F回路に接続するように構成すればよい。
したがって、外部I/F部150に設けられるスイッチ制御部は、図2、図8に示したものに限るものではなく、スイッチ回路を適切に切り換えられるようにするスイッチ信号を生成することができる種々の構成のスイッチ制御部を用いるようにすることができる。
また、上述した実施の形態においては、外部I/F部150は、USB規格のI/Fである場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格のI/F、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格のI/Fなど、種々のI/Fを用いる場合にこの発明を適用することができる。
そして、上述した実施の形態においては、USB規格のI/Fの電源ライン(VBUS)を識別ラインとして用い、電源の供給の有無に応じて、外部機器の接続の有無を判断するようにしたが、これに限るものではない。例えば、外部機器が接続された場合に、必ず、外部機器から信号が送信される信号ラインの信号を監視し、外部機器が接続されたか否かを判断するようにすればよい。
より具体的な例としては、例えば、HDMI規格のI/Fの場合に、相互に通信が可能な制御ラインを備えているが、当該制御ラインを通じて、携帯電話端末側から応答要求を送信し、当該制御ラインを通じて応答が返信されてきた場合に外部機器が接続されていると判断するようにするなどのことも可能である。
また、上述した実施の形態においては、携帯電話端末にこの発明を適用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、PDA(Personal Digital Assistants)などと呼ばれる携帯情報端末、電子手帳、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、ICレコーダなど、種々の電子機器に適用することができる。特に、携帯機器に適用して好適である。
[方法の発明の適用について]
また、上述した実施の形態から分かるように、図1〜図4を用いて説明した実施の形態の携帯電話端末は、外部機器との少なくとも2つ以上の接続端部が、前記2つ以上の接続端部の内の1つを選択して後段の回路に接続するように切り替える切り替え手段に接続された電子機器において、前記2つ以上の接続端部の何れに外部機器が接続されたかを検出する検出工程と、前記検出工程においての検出結果に基づいて、外部機器が接続された接続端部を、後段の回路に接続するように、前記切り替え手段を制御する切り替え制御工程とを有する第1の接続端部切り替え方法が適用されたものである。
また、図5を用いて説明した外部I/F部150の具体例が、上記の第1の接続端部切り替え方法において、前記2つ以上の接続端部の内、少なくとも1つが高速な通信を行う高速通信規格に対応するものであり、他の1つが低速な通信を行う低速通信規格に対応するものであることを特徴とする方法が適用されたものである。
また、図1〜図9を用いて説明した実施の形態は、上記の第1の接続端部切り替え方法において、前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から駆動電源の供給を受ける電源ラインを備えるものであり、前記切り替え制御工程においては、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記電源ラインを通じて駆動電源の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする接続端部切り替え方法を適用されたものである。
また、図1〜図9を用いて説明した実施の形態は、上記の第1の接続端部切り替え方法において、前記電子機器は、携帯機器であり、当該携帯端末における外部機器とのインターフェース部分に用いられる接続端部切り替え方法が適用されたものである。
そして、上述もしたように、外部I/FはUSBだけでなく種々の規格のI/Fに対応可能であり、この場合には、上記の第1の接続端部切り替え方法において、前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から所定の識別信号の供給を受ける所定の信号ラインを備えるものであり、前記切り替え制御工程においては、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記所定の信号ラインを通じて前記所定の識別信号の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする接続端部切り替え方法が適用可能である。
この発明の一実施の形態が適用された携帯電話端末を説明するためのブロック図である。 図1に示した外部I/F部150を説明するためのブロック図である。 図2に示したスイッチ制御部1522の構成例を説明するための回路図である。 図3に示した構成のスイッチ制御回路1522における真理値表を示す図である。 外部I/F部150の適用例を説明するためのブロック図である。 外部I/F部150の構成例を説明するためのブロック図である。 外部I/F部の他の例を説明するためのブロック図である。 図7に示したスイッチ制御部1524の構成例を説明するための回路図である。 図8に示した構成のスイッチ制御回路1524における真理値表を示す図である。 同種の外部I/Fのポートを2つ備えた従来の携帯電話端末の構成の概要を示すブロック図である。
符号の説明
101…送受信アンテナ、102…アンテナ共用器、103…受信部、104…ベースバンド処理部、105…コーデック、106…受話器(スピーカ)、107…送話器(マイクロホン)、108…送信部、109…局発部、120…制御部、121…CPU、122…ROM、123…RAM、124…EEPROM、125…CPUバス、131…キーI/F、132…キー操作部、141…LCD、142…リンガ、143…バイブレータ、150…外部I/F部、151A、151B、151C、151D…I/F端部、152…スイッチ部、1521、1523…スイッチ回路、1522、1524…スイッチ制御部、153…外部I/F回路

Claims (10)

  1. 外部機器との少なくとも2つ以上の接続端部と、
    前記2つ以上の接続端部の内の1つを選択して後段の回路に接続するように切り替える切り替え手段と、
    前記2つ以上の接続端部の何れに外部機器が接続されたかを検出して、外部機器が接続された接続端部を、後段の回路に接続するように、前記切り替え手段を制御する切り替え制御手段と
    を備えることを特徴とする接続端部切り替え装置。
  2. 請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
    前記2つ以上の接続端部の内、少なくとも1つが高速な通信を行う高速通信規格に対応するものであり、他の1つが低速な通信を行う低速通信規格に対応するものであることを特徴とする接続端部切り替え装置。
  3. 請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
    前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から所定の識別信号の供給を受ける所定の信号ラインを備えるものであり、
    前記切り替え制御手段は、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記所定の信号ラインを通じて前記所定の識別信号の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする接続端部切り替え装置。
  4. 請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
    前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から駆動電源の供給を受ける電源ラインを備えるものであり、
    前記切り替え制御手段は、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記電源ラインを通じて駆動電源の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする接続端部切り替え装置。
  5. 請求項1に記載の接続端部切り替え装置であって、
    携帯機器における外部機器とのインターフェース手段として用いられることを特徴とする接続端部切り替え装置。
  6. 外部機器との少なくとも2つ以上の接続端部が、前記2つ以上の接続端部の内の1つを選択して後段の回路に接続するように切り替える切り替え手段に接続された電子機器においての接続端部切り替え方法であって、
    前記2つ以上の接続端部の何れに外部機器が接続されたかを検出する検出工程と、
    前記検出工程においての検出結果に基づいて、外部機器が接続された接続端部を、後段の回路に接続するように、前記切り替え手段を制御する切り替え制御工程と
    を有することを特徴とする接続端部切り替え方法。
  7. 請求項6に記載の接続端部切り替え方法であって、
    前記2つ以上の接続端部の内、少なくとも1つが高速な通信を行う高速通信規格に対応するものであり、他の1つが低速な通信を行う低速通信規格に対応するものであることを特徴とする接続端部切り替え方法。
  8. 請求項6に記載の接続端部切り替え方法であって、
    前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から所定の識別信号の供給を受ける所定の信号ラインを備えるものであり、
    前記切り替え制御工程においては、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記所定の信号ラインを通じて前記所定の識別信号の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする接続端部切り替え方法。
  9. 請求項6に記載の接続端部切り替え方法であって、
    前記2つ以上の接続端部のそれぞれは、接続される外部機器から駆動電源の供給を受ける電源ラインを備えるものであり、
    前記切り替え制御工程においては、前記2つ以上の接続端部のそれぞれの前記電源ラインを通じて駆動電源の供給を受けている接続端部を、外部機器が接続された接続端部として認識し、これに応じて前記切り替え手段を制御することを特徴とする接続端部切り替え方法。
  10. 請求項6に記載の接続端部切り替え方法であって、
    前記電子機器は、携帯機器であり、当該携帯端末における外部機器とのインターフェース部分に用いられることを特徴とする接続端部切り替え方法。
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