JP2000115054A - 携帯電話機利用制限システム - Google Patents
携帯電話機利用制限システムInfo
- Publication number
- JP2000115054A JP2000115054A JP27611698A JP27611698A JP2000115054A JP 2000115054 A JP2000115054 A JP 2000115054A JP 27611698 A JP27611698 A JP 27611698A JP 27611698 A JP27611698 A JP 27611698A JP 2000115054 A JP2000115054 A JP 2000115054A
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- Japan
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- power
- code
- unit
- mobile phone
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 病院や飛行機等の内部での携帯電話の利用を
確実に制限して、これらの内部での電子機器等の誤動作
を防止する。 【解決手段】 電源遮断コード送信部２２を備えた電源
遮断装置２０と、電源部１６と、電源遮断コードを受信
する電源遮断コード受信部１２と、電源部１６を制御す
る制御部１１とを備えた携帯無線機１０とからなる携帯
電話機利用制限システムにおいて、電源遮断装置２０
を、携帯電話機１０の使用を制限する区域の１又は２以
上の場所に設置し、携帯電話機１０の電源遮断コード受
信部１２は、電源遮断装置２０を通過する際に、電源遮
断コードを受信し、携帯電話機１０の制御部１１は、電
源遮断コード受信部１２からの出力に基いて、携帯電話
機１０の電源部１６を制御して給電を停止させるように
している。
確実に制限して、これらの内部での電子機器等の誤動作
を防止する。 【解決手段】 電源遮断コード送信部２２を備えた電源
遮断装置２０と、電源部１６と、電源遮断コードを受信
する電源遮断コード受信部１２と、電源部１６を制御す
る制御部１１とを備えた携帯無線機１０とからなる携帯
電話機利用制限システムにおいて、電源遮断装置２０
を、携帯電話機１０の使用を制限する区域の１又は２以
上の場所に設置し、携帯電話機１０の電源遮断コード受
信部１２は、電源遮断装置２０を通過する際に、電源遮
断コードを受信し、携帯電話機１０の制御部１１は、電
源遮断コード受信部１２からの出力に基いて、携帯電話
機１０の電源部１６を制御して給電を停止させるように
している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機利用制
限システムに関し、特に、病院や航空機等における医療
機器・航法装置等の誤動作を防止するために携帯電話機
の利用を制限する携帯電話機利用制限システムに関す
る。
限システムに関し、特に、病院や航空機等における医療
機器・航法装置等の誤動作を防止するために携帯電話機
の利用を制限する携帯電話機利用制限システムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、病院や航空機等での携帯電話機使
用による、医療機器等の誤動作を防止するために、基地
局からの指令により、携帯電話機の電源を切る（オフす
る）システムが知られている。たとえば、特開平１０−
９４０３６号公報（「移動通信システム」）において
は、図４に示すように、移動機（携帯電話機）の使用を
制限する場所の近傍にメッセージ送信機能を有する基地
局を設け、移動機が基地局の管理下のエリアに入った時
に、移動機に対して移動機の電源のＯＦＦを命令するメ
ッセージを再生させるデータ信号を送信する。具体的に
は、移動機が通話制限エリアに入ると、基地局は位置登
録要求信号に基いて（Ｓ１）、移動機に既定メッセージ
を送信して（Ｓ２）、電源をオフするように注意する
（Ｆ６）。又、基地局は、移動機が通話中の場合には、
通信接続を中断して、その通話の相手方に通話不能を通
知するメッセージを送信する。
用による、医療機器等の誤動作を防止するために、基地
局からの指令により、携帯電話機の電源を切る（オフす
る）システムが知られている。たとえば、特開平１０−
９４０３６号公報（「移動通信システム」）において
は、図４に示すように、移動機（携帯電話機）の使用を
制限する場所の近傍にメッセージ送信機能を有する基地
局を設け、移動機が基地局の管理下のエリアに入った時
に、移動機に対して移動機の電源のＯＦＦを命令するメ
ッセージを再生させるデータ信号を送信する。具体的に
は、移動機が通話制限エリアに入ると、基地局は位置登
録要求信号に基いて（Ｓ１）、移動機に既定メッセージ
を送信して（Ｓ２）、電源をオフするように注意する
（Ｆ６）。又、基地局は、移動機が通話中の場合には、
通信接続を中断して、その通話の相手方に通話不能を通
知するメッセージを送信する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のシステムでは、基地局から携帯電話機の電源をオフす
るように注意しても、携帯電話機を携帯する者の不注意
等により、電源がＯＦＦされないことがある。
のシステムでは、基地局から携帯電話機の電源をオフす
るように注意しても、携帯電話機を携帯する者の不注意
等により、電源がＯＦＦされないことがある。
【０００４】又、基地局による管理では、病院等から相
当離れた場所であっても、通話制限エリアとみなして通
信接続を中断するため、携帯電話機の利便性が損なわれ
る。
当離れた場所であっても、通話制限エリアとみなして通
信接続を中断するため、携帯電話機の利便性が損なわれ
る。
【０００５】そこで、本発明は、病院や飛行機等の内部
での携帯電話の利用を確実に制限して、これらの内部で
の電子機器等の誤動作を防止することを課題としてい
る。
での携帯電話の利用を確実に制限して、これらの内部で
の電子機器等の誤動作を防止することを課題としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、電源遮断コード送信部を備えた電源遮断
装置と、電源部と、前記電源遮断コードを受信する電源
遮断コード受信部と、前記電源部を制御する制御部とを
備えた携帯無線機とからなる携帯電話機利用制限システ
ムであって、前記電源遮断装置を、携帯電話機の使用を
制限する区域の１又は２以上の場所に設置し、前記携帯
電話機の電源遮断コード受信部は、前記電源遮断装置を
通過する際に、前記電源遮断コードを受信し、前記携帯
電話機の制御部は、前記電源遮断コード受信部からの出
力に基いて、前記携帯電話機の前記電源部を制御して給
電を停止させるようにしている。
めの本発明は、電源遮断コード送信部を備えた電源遮断
装置と、電源部と、前記電源遮断コードを受信する電源
遮断コード受信部と、前記電源部を制御する制御部とを
備えた携帯無線機とからなる携帯電話機利用制限システ
ムであって、前記電源遮断装置を、携帯電話機の使用を
制限する区域の１又は２以上の場所に設置し、前記携帯
電話機の電源遮断コード受信部は、前記電源遮断装置を
通過する際に、前記電源遮断コードを受信し、前記携帯
電話機の制御部は、前記電源遮断コード受信部からの出
力に基いて、前記携帯電話機の前記電源部を制御して給
電を停止させるようにしている。
【０００７】又、本発明は、携帯電子機器の利用も制限
するようにしている。
するようにしている。
【０００８】すなわち、本発明においては、病院等の入
り口に、ある特定の電波を発信する送信機を設置し、こ
れを受信した携帯電話機等の電源をオフにするようにし
ている。
り口に、ある特定の電波を発信する送信機を設置し、こ
れを受信した携帯電話機等の電源をオフにするようにし
ている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【００１０】図１は本発明の携帯電話利用制限システム
のブロック図である。図１に示すように、本発明の携帯
電話利用制限システムは、携帯電話機１０と電源ＯＦＦ
装置（電源遮断装置）２０で構成されている。
のブロック図である。図１に示すように、本発明の携帯
電話利用制限システムは、携帯電話機１０と電源ＯＦＦ
装置（電源遮断装置）２０で構成されている。
【００１１】携帯電話機１０は、制御部１１と、電源Ｏ
ＦＦ装置からの無線による電源ＯＦＦコード（電源遮断
信号）を受信する電源ＯＦＦコード受信部（電源遮断コ
ード受信部）１２と、無線基地局（図示せず）との間で
無線による発着信を行う送受信部１３と、キーボードに
より使用者からのデータ、指示等の情報を入力し制御部
へ伝達する入力部１４と、制御部からの情報を可視表示
する表示部１５と、上記各部に必要な電源を供給する電
源部１６とを有している。
ＦＦ装置からの無線による電源ＯＦＦコード（電源遮断
信号）を受信する電源ＯＦＦコード受信部（電源遮断コ
ード受信部）１２と、無線基地局（図示せず）との間で
無線による発着信を行う送受信部１３と、キーボードに
より使用者からのデータ、指示等の情報を入力し制御部
へ伝達する入力部１４と、制御部からの情報を可視表示
する表示部１５と、上記各部に必要な電源を供給する電
源部１６とを有している。
【００１２】電源ＯＦＦ装置２０は、電源ＯＦＦコード
を記憶したＲＯＭ等からなるコード記憶回路を含む制御
部２１と、制御部から電源ＯＦＦコードを微弱電力の無
線により送信する電源ＯＦＦコード送信部２２と、上記
回路に必要な電源を供給する電源部２３とを有してい
る。このような電源ＯＦＦ装置２０を病院の入り口等に
設置する。
を記憶したＲＯＭ等からなるコード記憶回路を含む制御
部２１と、制御部から電源ＯＦＦコードを微弱電力の無
線により送信する電源ＯＦＦコード送信部２２と、上記
回路に必要な電源を供給する電源部２３とを有してい
る。このような電源ＯＦＦ装置２０を病院の入り口等に
設置する。
【００１３】図２は、本発明の携帯電話利用制限システ
ムの動作を説明するフローチャートである。図２に示す
ように、この電源ＯＦＦ装置２０は、常時微弱電力の電
波により、電源ＯＦＦコードを出力し、携帯電話機１０
の電源ＯＦＦコード受信部１２がこれを受信すると、制
御部１１が携帯電話機１０の電源を強制ＯＦＦにする。
ムの動作を説明するフローチャートである。図２に示す
ように、この電源ＯＦＦ装置２０は、常時微弱電力の電
波により、電源ＯＦＦコードを出力し、携帯電話機１０
の電源ＯＦＦコード受信部１２がこれを受信すると、制
御部１１が携帯電話機１０の電源を強制ＯＦＦにする。
【００１４】ここに、電源ＯＦＦ装置２０は、電源ＯＦ
Ｆコードと共に、他の信号を送出してもよい。たとえ
ば、制御チャンネルにて、基地局同様の移動局番号及び
メッセージ信号を送出するものでもよい。具体的には、
入場するすべての携帯電話機に対して制御可能なよう
に、予めすべての携帯電話機に固有のＩＤ以外に共通の
ＩＤを持たせておき、電源ＯＦＦ装置２０から、共通Ｉ
Ｄと、この共通ＩＤに後続して電源をＯＦＦさせる制御
信号を送出する。
Ｆコードと共に、他の信号を送出してもよい。たとえ
ば、制御チャンネルにて、基地局同様の移動局番号及び
メッセージ信号を送出するものでもよい。具体的には、
入場するすべての携帯電話機に対して制御可能なよう
に、予めすべての携帯電話機に固有のＩＤ以外に共通の
ＩＤを持たせておき、電源ＯＦＦ装置２０から、共通Ｉ
Ｄと、この共通ＩＤに後続して電源をＯＦＦさせる制御
信号を送出する。
【００１５】携帯電話機側では、この共通ＩＤを受け取
ると、後続する制御信号を受信して、電源をＯＦＦにす
る。これにより、操作者により、電源を入れる（ＯＮす
る）操作が行われるまで、携帯電話のスイッチはＯＦＦ
状態のままとなる。
ると、後続する制御信号を受信して、電源をＯＦＦにす
る。これにより、操作者により、電源を入れる（ＯＮす
る）操作が行われるまで、携帯電話のスイッチはＯＦＦ
状態のままとなる。
【００１６】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、これに限らず、電源ＯＦＦ制御に伴っ
て、タイマを動作させてもよい。
が、本発明は、これに限らず、電源ＯＦＦ制御に伴っ
て、タイマを動作させてもよい。
【００１７】すなわち、タイマにより、電源ＯＦＦから
所定時間経過前は電源を再投入できないように制御して
もよい。これにより、病院等の内部での電子機器の誤動
作を確実に防止する。
所定時間経過前は電源を再投入できないように制御して
もよい。これにより、病院等の内部での電子機器の誤動
作を確実に防止する。
【００１８】又、タイマにより、一定時間経過後に、携
帯電話機の電源がＯＦＦとなっていることを、音声又は
振動で携帯者に報知する制御を行うこともできる。これ
により、携帯者が電源のＯＦＦに気づき、病院等から出
ている状態で携帯電話機の電源をＯＮすることになる。
帯電話機の電源がＯＦＦとなっていることを、音声又は
振動で携帯者に報知する制御を行うこともできる。これ
により、携帯者が電源のＯＦＦに気づき、病院等から出
ている状態で携帯電話機の電源をＯＮすることになる。
【００１９】又、本発明は、携帯電話機に限定されず、
パソコンやＣＤプレーヤ等の携帯機器にも適応すること
ができる。すなわち、これらの携帯機器に電源ＯＦＦコ
ード受信部１２を備えさせ、電源をＯＦＦする制御をさ
せることもできる。
パソコンやＣＤプレーヤ等の携帯機器にも適応すること
ができる。すなわち、これらの携帯機器に電源ＯＦＦコ
ード受信部１２を備えさせ、電源をＯＦＦする制御をさ
せることもできる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、病院や飛
行機等での携帯電話の電波による機器の誤動作を防止す
ることができる。
行機等での携帯電話の電波による機器の誤動作を防止す
ることができる。
【図１】本発明の携帯電話機利用制限システムのブロッ
ク図。
ク図。
【図２】本発明の携帯電話機利用制限システムの動作を
説明するためのフローチャート。
説明するためのフローチャート。
【図３】本発明の携帯電話機利用制限システムのブロッ
ク図。
ク図。
【図４】従来の移動通信システム。
１０ 携帯電話機 １１ 制御部 １２ 電源ＯＦＦコード受信部 １６ 電源部 ２０ 電源ＯＦＦ装置 ２２ 電源ＯＦＦコード送信部
Claims (4)
- 【請求項１】 電源遮断コード送信部を備えた電源遮断
装置と、電源部と、前記電源遮断コードを受信する電源
遮断コード受信部と、前記電源部を制御する制御部とを
備えた携帯無線機とからなる携帯電話機利用制限システ
ムであって、 前記電源遮断装置を、携帯電話機の使用を制限する区域
の１又は２以上の場所に設置し、 前記携帯電話機の電源遮断コード受信部は、前記電源遮
断装置を通過する際に、前記電源遮断コードを受信し、 前記携帯電話機の制御部は、前記電源遮断コード受信部
からの出力に基いて、前記携帯電話機の前記電源部を制
御して給電を停止させることを特徴とする携帯電話機利
用制限システム。 - 【請求項２】 前記電源遮断コードは、すべての携帯電
話機に共通の識別コードを含むことを特徴とする請求項
１記載の携帯電話機利用制限システム。 - 【請求項３】 電源遮断コード送信部を備えた電源遮断
装置と、電源部と、前記電源遮断コードを受信する電源
遮断コード受信部と、前記電源部を制御する制御部とを
備えた携帯電子機器とからなる携帯電子機器利用制限シ
ステムであって、 前記電源遮断装置を、携帯電子機器の使用を制限する区
域の１又は２以上の場所に設置し、 前記携帯電子機器の電源遮断コード受信部は、前記電源
遮断装置を通過する際に、前記電源遮断コードを受信
し、 前記携帯電子機器の制御部は、前記電源遮断コード受信
部からの出力に基いて、前記携電子機器の前記電源部を
制御して給電を停止させることを特徴とする携帯電子機
器利用制限システム。 - 【請求項４】 前記電源遮断コードは、すべての携帯電
子機器に共通の識別コードを含むことを特徴とする請求
項３記載の携帯電子機器利用制限システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27611698A JP2000115054A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 携帯電話機利用制限システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27611698A JP2000115054A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 携帯電話機利用制限システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000115054A true JP2000115054A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17565027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27611698A Pending JP2000115054A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 携帯電話機利用制限システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000115054A (ja) |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP27611698A patent/JP2000115054A/ja active Pending
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