WO2011148474A1 - ベルト式無段変速機 - Google Patents

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Abstract

 固定シーブ及び可動シーブをそれぞれ備えたプライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトが巻き掛けられ、可動シーブを固定シーブに対して進退移動させることで変速を行うベルト式無段変速機において、セカンダリプーリの固定シーブに、軸方向に突出するボス部を一体的に形成し、このボス部の外周側にパーキングギヤを設ける。そして、固定シーブに一体的に形成したボス部の内周部つまりパーキングの内周部を利用してベアリングを保持する構造として、セカンダリシャフトの軸長を短縮化することで、コストダウンを達成する。

Description

ベルト式無段変速機
 本発明は、車両等に搭載されるベルト式無段変速機に関する。
 エンジンを搭載した車両において、エンジンが発生するトルク及び回転数を車両の走行状態に応じて適切に駆動輪に伝達する変速機として、エンジンと駆動輪との間の変速比を自動的に最適設定する自動変速機が知られている。
 車両等に搭載される自動変速機としては、変速比を無段階に調整するベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
 ベルト式無段変速機の一例を図9に示す。この例のベルト式無段変速機500は、入力側のプライマリプーリ501、出力側のセカンダリプーリ502、及び、これらプライマリプーリ501とセカンダリプーリ502とに巻き掛けられたベルト503などを備えている。
 プライマリプーリ501は、有効径が可変な可変プーリであって、プライマリシャフト510に一体的に設けられた固定シーブ511と、プライマリシャフト510に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ512とによって構成されている。セカンダリプーリ502も同様に有効径が可変な可変プーリであって、セカンダリシャフト520に一体的に設けられた固定シーブ521と、セカンダリシャフト520に軸方向のみの摺動が可能な状態で配設された可動シーブ522とによって構成されている。
 上記プライマリプーリ501の可動シーブ512側には、固定シーブ511と可動シーブ512との間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ513が設けられている。また、セカンダリプーリ502の可動シーブ522側にも、同様に、固定シーブ521と可動シーブ522との間のV溝幅を変更するための油圧アクチュエータ523が設けられている。
 以上の構造のベルト式無段変速機500において、プライマリプーリ501の油圧アクチュエータ513の油圧を制御することによって、プライマリプーリ501及びセカンダリプーリ502の各V溝幅が変化してベルト503の掛かり径(有効径)が変更され、変速比が連続的に変化する。また、セカンダリプーリ502の油圧アクチュエータ523の油圧は、ベルト滑りが生じない所定の挟圧力でベルト503が挟圧されるように制御される。
 ここで、図9に示すベルト式無段変速機4において、プライマリシャフト510は2つのベアリング541,542によって回転自在に支持されている。これら2つのベアリング541,542のうち、固定シーブ511の外側のベアリング541はトランスアクスルケース506に保持されており、可動シーブ512の外側のベアリング542はトランスアクスルリヤカバー507に保持されている。
 また、セカンダリシャフト520の一端部は、固定シーブ521よりも外側で、トランスアクスルリヤカバー507に保持されたベアリング551によって回転自在に支持されており、セカンダリシャフト520の他端部は、可動シーブ522よりも外側に配置されたベアリング552によって回転自在に支持されている。さらに、セカンダリプーリ502の固定シーブ521には、ベアリング551側の外周部にパーキングギヤ508が一体的に設けられている。
特開2008-232389号公報 特開2005-344743号公報
 ところで、図9に示すような構造の従来のベルト式無段変速機においては、パーキングギヤ(508)とベアリング(551)とが横並びに配置(軸方向に並んで配置)されており、これらパーキングギヤとベアリングとが独立して存在している。そのため、セカンダリシャフトの長さ(軸長)はベアリングとパーキングギヤの幅分だけ必要となる。このように、従来のベルト式無段変速機では、セカンダリシャフトの軸長がどうしても長くなり、このことがコストダウンを妨げる一因となっていた。
 なお、ベルト式無段変速機において、シャフトの軸長を短縮化する方法として、変速機を構成する各部品を薄くすることが考えられるが、この場合、変速機としての機能や強度の低下を招いてしまうため、そのような手段をとることはできない。
 本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、固定シーブ及び可動シーブをそれぞれ備えたプライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトが巻き掛けられ、可動シーブを固定シーブに対して進退移動させることにより変速比を無段階に調整するベルト式無段変速機において、シャフト軸長を短縮することが可能な構造を提供することを目的とする。
 本発明は、固定シーブ及び可動シーブをそれぞれ備えたプライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトが巻き掛けられ、駆動側のプライマリプーリの回転力を、ベルトを介して従動側のセカンダリプーリに伝達することが可能であるとともに、前記可動シーブを固定シーブに対して進退移動させることで各プーリの半径方向におけるベルトの巻き掛け位置を変更して変速比を調整するように構成されたベルト式無段変速機を前提としており、このようなベルト式無段変速機において、前記セカンダリプーリの固定シーブを回転自在に支持するベアリングを備えているとともに、前記セカンダリプーリの固定シーブには、軸方向に突出(可動シーブとは反対側に突出)するボス部(円筒形状の部材)が設けられている。そして、前記ボス部の外周側にパーキングギヤが設けられ、当該ボス部の内周側に前記ベアリングのアウタレースが設けられていることを技術的特徴としている。
 本発明の具体的な構成として、前記ベアリングのアウタレースの外周面が前記ボス部の内周面に当接しており、前記セカンダリプーリの固定シーブが前記ボス部を介して前記ベアリングに支持されているという構成を挙げることができる。
 本発明によれば、セカンダリプーリの固定シーブに設けたボス部の内周部、つまり、パーキングギヤの内周部を利用してベアリングを保持する構造としているので、パーキングギヤとベアリングとを縦並び(シャフトと直交する方向の並び)とすることができ、セカンダリシャフトの軸長を短縮することができる。しかも、本発明では、セカンダリプーリの固定シーブのシーブ面(ベルトが当接する斜面)の外周部にベアリングのアウタレースが配置されるので、シーブ面の倒れに対する剛性がアップする。これによって固定シーブの剛性(シーブ肉厚)を従来品よりも小さくすることが可能となり、その分だけシャフト軸長を短縮することができる。
 本発明において、固定シーブのボス部に配置するベアリングの軸方向の移動を規制する手段として例えばスナップリングを用いる。その具体的な構成としては、ベアリングのアウタレースの外周側にリング溝を形成するとともに、固定シーブのボス部の内周側にリング溝を形成しておき、それら2つのリング溝にスナップリングを嵌め込むことにより、ベアリング(アウタレース)の軸方向の移動を規制するという構成を挙げることができる。また、固定シーブのボス部の内周側でアウタレースの側端面に対応する位置にリング溝を形成しておき、そのボス部のリング溝にスナップリングを嵌め込み、当該スナップリングをアウタレースの側端面に当てることによりベアリング(アウタレース)の軸方向の移動を規制するという構成を挙げることができる。
 また、ベアリングの軸方向の移動を規制する他の構成として、固定シーブから突出するボス部の先端面にストッパプレートを固定し、このストッパプレートによってベアリング(アウタレース)の軸方向の移動を規制するという構成を挙げることができる。
 本発明によれば、セカンダリプーリの固定シーブに一体的に形成したパーキングギヤの内周部を利用してベアリングを保持する構造としているので、セカンダリシャフトの全長(軸長)を短くすることができる。これによってコストダウンを達成することができる。
本発明のベルト式無段変速機を備えたトランスアクスルのスケルトン図である。 図1のベルト式無段変速機の要部を示す断面図である。 図2のベルト式無段変速機のセカンダリプーリ及びその周辺部の部分拡大図である。 スナップリングの一例を模式的に示す正面図である。 ベアリングのアウタレースのリング溝と固定シーブのボス部のリング溝とにスナップリングを嵌め込む際の手順の一例の説明図である。 ベアリングのインナレースのリング溝とベアリング保持部のリング溝とにスナップリングを嵌め込む際の一例の説明図である。 固定シーブのボス部に対するベアリング(アウタレース)の移動を規制する構造の他の例を示す断面図である。 固定シーブのボス部に対するベアリング(アウタレース)の移動を規制する構造の別の例を示す断面図である。 従来のベルト式無段変速機の要部を示す断面図である。
 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
 -トランスアクスルの全体構成-
 まず、本実施形態に係るベルト式無段変速機が搭載されたトランスアクスルの全体構成について説明する。
 図1は、本実施形態におけるベルト式無段変速機をFF(フロントエンジン・フロントドライブ)型の車両1に適用した場合のトランスアクスルのスケルトン図である。この例の車両1に搭載されるエンジン2の種類は特に限定されないが、以下の説明においては、エンジン2としてガソリンエンジンを用いた場合について説明する。
 エンジン2の出力側にはトランスアクスル4が設けられている。このトランスアクスル4は、エンジン2の後端側に取り付けられたトランスアクスルハウジング5、このトランスアクスルハウジング5に取り付けられたトランスアクスルケース6、及び、このトランスアクスルケース6の開口部を覆うトランスアクスルリヤカバー7などを備えている。
 トランスアクスルハウジング5の内部にはトルクコンバータ8が設けられている。またトランスアクスルハウジング5の内部には、クランクシャフト3と同一軸線上にインプットシャフト16が設けられており、このインプットシャフト16におけるエンジン2側の端部にはトルクコンバータ8のタービンランナ15が取り付けられている。
 トランスアクスルケース6及びトランスアクスルリヤカバー7の内部には、前後進切替機構9、ベルト式無段変速機(CVT)10、及び、最終減速機11などが設けられている。
 エンジン2のクランクシャフト3の端部には、ドライブプレート12を介してフロントカバー13が連結されており、このフロントカバー13にはトルクコンバータ8のポンプインペラ14が連結されている。このポンプインペラ14と上記タービンランナ15とは互いに対向して配置され、これらタービンランナ15及びポンプインペラ14の内側にはステータ17が設けられている。ステータ17の回転方向は、ワンウェイクラッチ18によって一方向のみに規制されている。
 また、トルクコンバータ8と前後進切替機構9との間にはオイルポンプ22が設けられている。オイルポンプ22はロータ23を備えており、このロータ23はハブ24を介してポンプインペラ14に接続されている。ハブ24は、中空シャフト19に対してスプライン嵌合されており、オイルポンプ22の本体25は、トランスアクスルケース6側に固定されている。したがって、エンジン2の動力は、ポンプインペラ14を介してロータ23に伝達されることになり、これによってオイルポンプ22が駆動される。
 上記トルクコンバータ8の動作としては、エンジン2の駆動によるクランクシャフト3の回転に伴い、ドライブプレート12及びフロントカバー13を介してポンプインペラ14が回転し、オイルポンプ22から供給される作動油の流れによりタービンランナ15が引きずられるようにして回転し始める。ポンプインペラ14とタービンランナ15との回転速度差が大きいときに、ステータ17が作動油の流れをポンプインペラ14の回転を助ける方向に変換する。
 そして、車両1の発進後、車速が所定速度に達すると、ロックアップクラッチ21が作動し、エンジン2からフロントカバー13に伝えられた動力がインプットシャフト16に機械的かつ直接的に伝達されるようになる。なお、フロントカバー13からインプットシャフト16に伝達されるトルクの変動はダンパ20によって吸収される。
 前後進切替機構9は、インプットシャフト16とベルト式無段変速機10との間の動力伝達経路に設けられている。この前後進切替機構9はダブルピニオン形式の遊星歯車機構26を有している。
 遊星歯車機構26は、インプットシャフト16に設けられたサンギヤ27と、このサンギヤ27の外周側に、当該サンギヤ27と同心状に配置されたリングギヤ28と、サンギヤ27に噛み合う内側のピニオンギヤ29と、この内側のピニオンギヤ29及びリングギヤ28に噛み合う外側のピニオンギヤ30と、これら2つのピニオンギヤ29,30を自転可能に支持するとともに、ピニオンギヤ29,30を、サンギヤ27の周囲で一体的に公転可能な状態で保持したキャリヤ31とを備えている。そして、このキャリヤ31と、ベルト式無段変速機10の後述するプライマリシャフト32とが連結されている。
 また、遊星歯車機構26には、キャリヤ31とインプットシャフト16との間の動力伝達経路を接続・遮断するフォワードクラッチCL、及び、リングギヤ28の回転・固定を制御するリバースブレーキBRがそれぞれ設けられている。これらフォワードクラッチCL及びリバースブレーキBRの係合・解放を制御することにより動力伝達経路を変更して前進回転動力(正回転方向)や後進回転動力(逆回転方向)に切り替え可能な構成となっている。
 具体的には、フォワードクラッチCLが係合され、リバースブレーキBRが解放されることにより、前後進切替機構9が一体回転状態となって前進用動力伝達経路が成立(達成)し、この状態で、前進方向の駆動力がベルト式無段変速機10側へ伝達される。一方、リバースブレーキBRが係合され、フォワードクラッチCLが解放されると、前後進切替機構9によって後進用動力伝達経路が成立(達成)する。この状態で、ベルト式無段変速機10のプライマリシャフト32がインプットシャフト16に対して逆方向へ回転し、この後進方向の駆動力がベルト式無段変速機10側へ伝達される。また、フォワードクラッチCL及びリバースブレーキBRがともに解放されると、前後進切替装置3は動力伝達を遮断するニュートラル(遮断状態)になる。
 ベルト式無段変速機10は、インプットシャフト16と同一軸線上に配置されたプライマリシャフト(駆動側シャフト)32と、このプライマリシャフト32に平行に配置されたセカンダリシャフト(従動側シャフト)33とを備えている。プライマリシャフト32は2つのベアリング34,35によって回転自在に支持されている。プライマリシャフト32側にはプライマリプーリ(駆動側プーリ)38が設けられており、セカンダリシャフト33側にはセカンダリプーリ(従動側プーリ)39が設けられている。
 プライマリプーリ38は、プライマリシャフト32に一体形成された固定シーブ40、及び、プライマリシャフト32の軸方向に移動可能に構成された可動シーブ41を備えている。そして、固定シーブ40と可動シーブ41との対向面間にプーリ溝(V溝)42が形成されている。また、可動シーブ41をプライマリシャフト32の軸方向に動作させることにより、可動シーブ41と固定シーブ40とを接近・離隔させるシリンダ部材(油圧アクチュエータ)43が設けられている。
 一方、セカンダリプーリ39も、同様に、セカンダリシャフト33に一体形成された固定シーブ45、及び、セカンダリシャフト33の軸方向に移動可能に構成された可動シーブ46を備えており、それら固定シーブ45と可動シーブ46との対向面間にプーリ溝(V溝)47が形成されている。さらに、可動シーブ46をセカンダリシャフト33の軸方向に動作させることにより、可動シーブ46と固定シーブ45とを接近・離隔させるシリンダ部材(油圧アクチュエータ)48が設けられている。
 そして、プライマリプーリ38のプーリ溝42及びセカンダリプーリ39のプーリ溝47にベルト49が巻き掛けられている。このベルト49は、例えば、多数の金属製の駒(エレメントやブロックとも称されている)及び複数本のスチール製等のリング(フープやバンドとも称されている)を有する、いわゆる押し式金属ベルトとして構成されている(例えば特開2000-220697号公報、特開2002-257200号公報などを参照)。
 上記セカンダリシャフト33の端部(可動シーブ46側の端部)はベアリング37によって回転自在に支持されている。また、このセカンダリシャフト33に一体形成された固定シーブ45はベアリング36によって回転自在に支持されている。さらに、セカンダリシャフト33にはカウンタドライブギヤ51が固定されている。また、セカンダリプーリ39の固定シーブ45にはパーキングギヤ50が一体形成されている。このパーキングギヤ50、及び、上記セカンダリシャフト33の固定シーブ45を支持するベアリング36の詳細については後述する。
 また、上記カウンタドライブギヤ51と最終減速機11との間の動力伝達経路には、上記セカンダリシャフト33に平行なインターミディエイトシャフト52が2つのベアリング53,54によって支持された状態で配設されている。インターミディエイトシャフト52には、カウンタドライブギヤ51に噛み合うカウンタドリブンギヤ56と、ファイナルドライブギヤ57とが設けられている。
 最終減速機11は、ベアリング59,60により回転自在に支持された中空のデフケース58を備えており、このデフケース58の外周にはファイナルドライブギヤ57と噛み合うリングギヤ61が設けられている。そして、デフケース58の内部には、2つのピニオンギヤ63,63が取り付けられたピニオンシャフト62が配置されている。このピニオンギヤ63,63には2つのサイドギヤ64,64が噛み合わされ、それぞれ、左右のドライブシャフト65,65を介して駆動輪66に連結されている。
 -プライマリプーリ・セカンダリプーリの構成-
 次に、上述したベルト式無段変速機10のより具体的な構成について図2を参照して説明する。図2はベルト式無段変速機10の要部を示す拡大断面図である。図2において、プライマリシャフト32は軸心を中心として回転自在となっており、プライマリシャフト32の一端には固定シーブ40が一体形成されている。なお、固定シーブ40とプライマリシャフト32とを別部材として、そのプライマリシャフト32の端部に固定シーブ40を一体的に設けてもよい。
 また、上述したように、プライマリシャフト32は2つのベアリング34,35によって回転自在に支持されている。これら2つのベアリング34,35のうち、固定シーブ40の外側のベアリング34はトランスアクスルケース6に保持されている。また、可動シーブ41の外側のベアリング35はトランスアクスルリヤカバー7に保持されている。
 また、プライマリシャフト32の内部には軸方向に油路71が形成されており、この油路71は図示しない油圧制御装置の油圧回路に連通されている。また、プライマリシャフト32には、このプライマリシャフト32の外周面に向けて放射方向に貫通し、かつ、油路71に連通された油路72が形成されている。
 可動シーブ41は、プライマリシャフト32の外周面に沿って移動自在な内筒部41Aと、内筒部41Aからプライマリシャフト32の放射方向外方に向けて連続して形成された放射部41Bと、放射部41Bの外周端に連続され、かつ、放射部41Bの外周端からシリンダ部材43に向けてプライマリシャフト32の軸方向に沿って延びる外筒部41Cとを備えている。
 また、可動シーブ41の内筒部41Aには、この内筒部41Aの内周面から外周面に亘って貫通する油路73が形成されており、この油路73と油路72とはプライマリシャフト32の外周面に形成されたスプライン部を介して連通されている。
 すなわち、可動シーブ41の内筒部41Aとプライマリシャフト32はスプライン結合されており、プライマリシャフト32と可動シーブ41とは軸方向に滑らかに相対移動自在であるが、プライマリシャフト32と可動シーブ41とが円周方向には相対移動しないようにプライマリシャフト32と可動シーブ41とが接続されている。
 これら固定シーブ40と可動シーブ41の放射部41Bとの対向面にはそれぞれシーブ面(斜面)40a,41bが形成されており、このシーブ面40a,41bによってプーリ溝(V溝)42が形成され、このプーリ溝42にベルト49が巻き掛けられている。
 上記シリンダ部材43は、可動シーブ41のシーブ面41bと反対側の背面に設けられている。このシリンダ部材43は、ベアリング35と可動シーブ41との間のプライマリシャフト32の外周部から当該プライマリシャフト32の放射方向外方に延びる放射部43Aと、放射部43Aの外端からプライマリシャフト32の軸方向に沿って固定シーブ40側に延びる外筒部43Bとを備えており、このシリンダ部材43と可動シーブ41の背面との間にシリンダ室75が形成されている。なお、シリンダ部材43の放射部43Aの内縁部はベアリング35とプライマリシャフト32の段部32aとに挟持されることにより、プライマリシャフト32に位置決め固定されている。
 上記可動シーブ41の外筒部41Cには、シリンダ部材43の外筒部43Bの内周面に摺接するシール部材74が嵌め込まれており、可動シーブ41がプライマリシャフト32の軸方向に沿って移動するときに、外筒部41Cがシール部材74を介してシリンダ部材43の外筒部43Bの内周面に沿って摺動するようになっている。
 以上の構造において、油圧制御装置の油圧回路から油路71,72,73を介してシリンダ室75内に作動油を供給してシリンダ室75内の作動油圧を制御することにより、可動シーブ41を固定シーブ40に対して移動させて、ベルト49の巻き掛け半径を変化させることにより、ベルト式無段変速機10の変速比を連続的に調整することができる。
 一方、セカンダリシャフト33はプライマリシャフト32と平行に配置されている。セカンダリシャフト33の一端には固定シーブ45が一体形成されている。また、セカンダリシャフト33には、その軸方向に移動可能に構成された可動シーブ45が設けられている。そして、上述したように、セカンダリシャフト33の端部(可動シーブ46側の端部)はベアリング37によって回転自在に支持されている。また、このセカンダリシャフト33に一体形成された固定シーブ45はベアリング(ボールベアリング)36によって回転自在に支持されている。なお、固定シーブ45とセカンダリシャフト33とを別部材として、そのセカンダリシャフト33の端部に固定シーブ45を一体的に設けてもよい。
 セカンダリシャフト33の内部には軸方向に油路77が形成されており、この油路77は、図示しないベルト49の挟圧力を制御する挟圧力制御装置の油圧回路に連通されている。また、セカンダリシャフト33にはセカンダリシャフト33の放射方向外方に延びる油路78が形成されており、この油路78は油路77に連通している。なお、油路77の端部にはシール用のスリーブ83が装着されている。
 上記可動シーブ46は、セカンダリシャフト33の外周面に沿って移動自在な内筒部46Aと、内筒部46Aからセカンダリシャフト33の放射方向外方に向けて連続して形成された放射部46Bと、放射部46Bの外周端に連続され、かつ、放射部46Bの外周端からカウンタドリブンギヤ51に向けてセカンダリシャフト33の軸方向に沿って延びる外筒部46Cとを備えている。
 可動シーブ46の内筒部46Aとセカンダリシャフト33とはスプライン結合されており、セカンダリシャフト33と可動シーブ46とは軸方向に滑らかに相対移動自在であるが、セカンダリシャフト33と可動シーブ46とが円周方向には相対移動しないようにセカンダリシャフト33と可動シーブ46とが接続されている。
 固定シーブ45と可動シーブ46の放射部46Bとの対向面には、それぞれ、シーブ面(斜面)45a,46bが形成されている。これらシーブ面45a,46bによってプーリ溝(V溝)47が形成されており、このプーリ溝47にベルト49が巻き掛けられている。
 上記シリンダ部材48は、可動シーブ46のシーブ面46bと反対側の背面に設けられている。このシリンダ部材48は、セカンダリシャフト33の放射方向外方に延びる第1放射部48Aと、第1放射部48Aからセカンダリシャフト33の軸方向と略平行に延びる筒状部48Bと、筒状部48Bから可動シーブ46の背面に向かって傾斜してセカンダリシャフト33の放射方向外方に延びる第2放射部48Cと、第2放射部48Cからセカンダリシャフト33の放射外方に延びる第3放射部48Dとを備えており、このシリンダ部材48と可動シーブ46の背面との間にシリンダ室80が形成されている。
 上記シリンダ部材48の第3放射部48Dの外縁部には可動シーブ46の外筒部46Cの内周面に摺接するシール部材81が嵌め込まれており、可動シーブ46がセカンダリシャフト33の軸方向に沿って移動するときに、第3放射部48Dがシール部材81を介して可動シーブ46の外筒部46Cの内周面に沿って摺動するようになっている。
 以上の構造において、挟圧力制御装置の油圧回路から油路77,78を介してシリンダ室80内に作動油を供給してシリンダ室80内の作動油圧を制御することにより、可動シーブ46を固定シーブ45に対して移動させて、ベルト49の巻き掛け半径を変化させることにより、所定のベルト挟圧力を得ることができる。
 シリンダ室80にはスプリング(圧縮コイルばね)82が収容されている。このスプリング82は、一端部がシリンダ部材48に当接し、他端部が可動シーブ46に当接している。そして、このスプリング82の弾性力によって可動シーブ46が固定シーブ45側に押圧されており、ベルト49に初期推力が付与される。
 また、シリンダ部材48の内端縁はセカンダリシャフト33の外周部に嵌合されたスリーブ79とセカンダリシャフト33の段部33aによって挟持されており、シリンダ部材48はスリーブ79及び段部33aによってセカンダリシャフト33に位置決め固定されている。
 次に、この例のベルト式無段変速機10の特徴部分について図2及び図3を参照して説明する。
 まず、この例では、セカンダリプーリ39の固定シーブ45にボス部100が一体形成されている。このボス部100は、固定シーブ45の外周部から軸方向に、可動シーブ46とは反対側(トランスアクスルリヤカバー7側)に向けて突出する円筒形状の部材であって、その軸心が固定シーブ45の軸心(セカンダリシャフト33の軸心)と一致している。
 ボス部100の外周側にはパーキングギヤ50が一体形成されている。ボス部100の内径はベアリング36のアウタレース361の外径に対応する寸法(例えば、アウタレース361の外周面に対して隙間嵌めとなるような寸法)に加工されており、このボス部100の内周部(パーキングギヤ50の内周部)110にベアリング36が配置される。ボス部100の内側周縁(基端部周縁)には、ベアリング36のアウタレース361の軸方向の位置を規制する円環状の位置決め面101が形成されている。
 ボス部100の内周面の軸方向の略中央部にはスナップリング用のリング溝102が設けられている。また、ベアリング36のアウタレース361の外周面の軸方向中央部にスナップリング用のリング溝361aが設けられており、そのアウタレース361をボス部100の内周部110に嵌め込み、このアウタレース361の側端面361bを位置決め面101に当てた状態で、アウタレース361の外周面のリング溝361aと上記ボス部100の内周面のリング溝102とが一致するようになっている。そして、これらボス部100のリング溝102及びアウタレース361のリング溝361aにスナップリング201(図4参照)が後述する手順にて嵌め込まれており、これによってアウタレース361(ベアリング36)の軸方向の移動(ボス部100に対する移動)が規制されている。
 一方、トランスアクスルリヤカバー7には、セカンダリプーリ39の固定シーブ45と対向する部分にベアリング保持部107が一体形成されている。このベアリング保持部107は、固定シーブ45に向けて突出する円柱形状の部材であって、その軸心が固定シーブ45の軸心(セカンダリシャフト33の軸心)と一致している。
 ベアリング保持部107の外径は、ベアリング36のインナレース362の内径に対応した寸法(例えば、インナレース362の内周面に対して隙間嵌めとなるような寸法)に加工されており、このベアリング保持部107の外周部にベアリング36が配置される。ベアリング保持部107の基端部の周縁にはベアリング36のインナレース362の軸方向の位置を規制するための円環状の位置決め面171が形成されている。
 ベアリング保持部107の外周面にはスナップリング用のリング溝172が設けられている。また、ベアリング36のインナレース362の内周面の軸方向中央部にスナップリング用のリング溝362aが設けられており、そのインナレース362をベアリング保持部107の外周部に嵌め込み、このインナレース362の側端面362bを位置決め面171に当てた状態で、インナレース362の内周面のリング溝362aと上記ベアリング保持部107の外周面のリング溝172とが一致するようになっている。そして、これらベアリング保持部107のリング溝172及びインナレース362のリング溝362aにスナップリング202(図4参照)が後述する手順にて嵌め込まれており、これによってインナレース362(ベアリング36)の軸方向の移動(ベアリング保持部107に対する移動)が規制されている。
 そして、この例のベルト式無段変速機10においては、図2及び図3に示すように、ベアリング36のアウタレース361の外周面がボス部100の内周面に当接しており、セカンダリプーリ39の固定シーブ45がボス部100を介してベアリング36に支持されている点に特徴がある。
 -スナップリングの嵌め込み手順-
 次に、スナップリングの嵌め込み手順について図5及び図6を参照して説明する。
 まず、ベアリング36のアウタレース361のリング溝361a及びボス部100のリング溝102にスナップリング201を嵌め込む際の手順の一例について図5を参照して説明する。
 この図5に示す例では、アウタレース361のリング溝361aの溝深さを図4に示すスナップリング201の幅(径方向の幅)Wよりも深く加工しておき、そのアウタレース361のリング溝361aにスナップリング201を嵌め込んだ状態(図5(A))で、アウタレース361(ベアリング36)をボス部100の内周部110に嵌め込み、このボス部100の先端部の円すいテーパ面103にてスナップリング201を径方向に収縮(縮径)させながらアウタレース361を押し込んでいく(図5(B))。そして、アウタレース361の側端面361bが位置決め面101に当接した時点、つまり、アウタレース361のリング溝361aがボス100のリング溝102に一致した時点(図5(C))で、縮径状態のスナップリング201が復元力にて拡径して、当該スナップリング201がボス部100のリング溝102内に嵌り込む。このようにして、アウタレース361のリング溝361aとボス部100のリング溝102とにスナップリング201を嵌め込むことができる。
 なお、上記図5に示す形態とは反対に、ボス100のリング溝102の溝深さをスナップリング201の幅(径方向の幅)Wよりも深く加工しておき、そのボス部100のリング溝102にスナップリング201を嵌め込んだ状態で、アウタレース361をボス部100の内周部110に嵌め込み、そのアウタレース361の端部(テーパ面もしくはアール面)にてスナップリング201を拡径しながらアウタレース361を押し込むことによって、スナップリング201をアウタレース361のリング溝361aに嵌め込むという手順でスナップリング201を装着するようにしてもよい。
 次に、ベアリング36のインナレース362のリング溝362a及びベアリング保持部107のリング溝172にスナップリング202を嵌め込む際の手順の一例について図6を参照して説明する。
 この図6に示す例では、インナレース362のリング溝362aの溝深さを図4に示すスナップリング202の幅(径方向の幅)Wよりも深く加工しておき、そのインナレース362のリング溝362aにスナップリング202を嵌め込んだ状態(図6(A))で、インナレース362(ベアリング36)をベアリング保持部107の外周部に嵌め込み、ベアリング保持部107の先端部の円すいテーパ面173にてスナップリング202を径方向に拡大(拡径)させながらインナレース362を押し込んでいく(図5(B))。そして、インナレース362の側端面362bが位置決め面171に当接した時点、つまりインナレース362のリング溝362aがベアリング保持部107のリング溝172に一致した時点(図6(C))で、拡径状態のスナップリング202が復元力にて縮径して、当該スナップリング202がベアリング保持部107のリング溝172内に嵌り込む。このようにして、インナレース362のリング溝362aとベアリング保持部107のリング溝172とにスナップリング202を嵌め込むことができる。
 なお、上記図6に示す形態とは反対に、ベアリング保持部107のリング溝172の溝深さをスナップリング202の幅(径方向の幅)Wよりも深く加工しておき、そのベアリング保持部107のリング溝172にスナップリング202を嵌め込んだ状態で、インナレース362をベアリング保持部107の外周部に嵌め込み、このインナレース362の端部(テーパ面もしくはアール面)にてスナップリング202を縮径しながらインナレース362を押し込むことによって、スナップリング202をインナレース362のリング溝362aに嵌め込むという手順でスナップリング202を装着するようにしてもよい。
 以上のように、この例のベルト式無段変速機10によれば、セカンダリプーリ39の固定シーブ45に一体形成したボス部100の内周部110つまりパーキングギヤ50の内周部を利用してベアリング36を保持する構造としているので、パーキングギヤ50とベアリング36とを縦並び(セカンダリシャフト33と直交する方向の並び)とすることができ、セカンダリシャフト33の軸長を短縮することができる。すなわち、この例のベルト式無段変速機10では、図3に示すように、セカンダリプーリ39の固定シーブ45がボス部100を介してベアリング36に支持されているので、セカンダリシャフト33は固定シーブ45の端面33eまでの長さでよく、その固定シーブ45の端面33e以降のシャフトが不要になるので、図9のベルト式無段変速機500の場合と比較して、セカンダリシャフト33の軸長を大幅に短縮することができる。
 しかも、この例のベルト式無段変速機10では、セカンダリプーリ39の固定シーブ45のシーブ面(ベルト49が当接する斜面)45aの外周部に、ベアリング36のアウタレース361が配置されるので、シーブ面45aの倒れに対する剛性がアップする。これによって固定シーブの剛性(シーブ肉厚)を従来品(図9に示す従来のベルト式無段変速機)よりも小さくすることが可能になり、その分だけシャフト軸長を短縮することができる。
 このように、この例のベルト式無段変速機10によれば、セカンダリシャフト33の全長(軸長)を短くすることができるので、大幅なコストダウンを達成することができる。
 [他の実施形態]
 本発明のベルト式無段変速機の他の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。これらの他の実施形態([実施形態2]及び[実施形態3])は、セカンダリプーリ39の固定シーブ45を支持するベアリング36のアウタレース361の移動を規制する形態のみが上記した[実施形態1]と異なる。それ以外の構成は上記した[実施形態1]と同じである。
 [実施形態2]
 図7に示す例では、ボス部100の軸方向の長さを延伸(図3の形態よりも長く)するとともに、そのボス部100の内周面で、アウタレース361の側端面361c(ボス部100の位置決め面101に当接する側端面361bとは反対側の面)に対応する位置にスナップリング用のリング溝104を形成しておき、そのリング溝104にスナップリング201を嵌め込み、スナップリング201をアウタレース361の側端面361cに当てることにより、ボス部100に対するアウタレース361の軸方向の移動を規制している。なお、ベアリング保持部107に対するインナレース362の移動を規制する構成は上記した[実施形態1]と同じとする。
 [実施形態3]
 図8に示す例では、ボス部100に固定したストッパプレート301によって、当該ボス部100に対するアウタレース361の移動を規制している。
 具体的には、ボス部100に、その先端面103から軸方向(固定シーブ45側)に延びる雌ねじ穴100aを形成しておき、また、ボルト挿通穴301aを有するストッパプレート301を作製しておく。そして、ボス部100の内周部110にアウタレース361を嵌め込み、そのアウタレース361の側端面361c(ボス部100の位置決め面101に当接する側端面361bとは反対側の面)にストッパプレート301を当てた状態で、このストッパプレート301をボルト302にてボス部100に対して締結することによって、ボス部100に対するアウタレース361の軸方向の移動を規制している。なお、この例においても、ベアリング保持部107に対するインナレース362の移動を規制する構成は、上記した[実施形態1]と同じとする。
 なお、以上説明した各実施形態では、車両用のベルト式無段変速機に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこれに限られることなく、車両用以外の用途で使用されるベルト式無段変速機にも適用可能である。
 本発明は、車両等に搭載される無段変速機に利用可能であり、さらに詳しくは、固定シーブ及び可動シーブをそれぞれ備えたプライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトが巻き掛けられ、可動シーブを固定シーブに対して進退移動させることにより変速比を無段階に調整するベルト式無段変速機に有効に利用することができる。
 10 ベルト式無段変速機
 32 プライマリシャフト
 33 セカンダリシャフト
 36 ベアリング
 361 アウタレース
 361a リング溝
 362 インナレース
 362a リング溝
 38 プライマリプーリ
 39 セカンダリプーリ
 43 シリンダ部材(油圧アクチュエータ)
 45 固定シーブ(セカンダリプーリ)
 46 可動シーブ(セカンダリプーリ)
 45a シーブ面
 42,47 プーリ溝
 48 シリンダ部材(油圧アクチュエータ)
 49 ベルト
 50 パーキングギヤ
 100 ボス部
 110 ボス部の内周部
 101 位置決め面
 102 リング溝
 103 円すいテーパ面
 107 ベアリング保持部
 171 位置決め面
 172 リング溝
 201,202 スナップリング
 301 ストッパプレート

Claims (4)

  1.  固定シーブ及び可動シーブをそれぞれ備えたプライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトが巻き掛けられ、駆動側のプライマリプーリの回転力を、ベルトを介して従動側のセカンダリプーリに伝達することが可能であるとともに、前記可動シーブを固定シーブに対して進退移動させることで各プーリの半径方向におけるベルトの巻き掛け位置を変更して変速比を調整するように構成されたベルト式無段変速機おいて、
     前記セカンダリプーリの固定シーブを回転自在に支持するベアリングを備えているとともに、前記セカンダリプーリの固定シーブには、軸方向に突出するボス部が設けられており、前記ボス部の外周側にパーキングギヤが設けられ、当該ボス部の内周側に前記ベアリングのアウタレースが設けられていることを特徴とするベルト式無段変速機。
  2.  請求項1記載のベルト式無段変速機において、
     前記ベアリングのアウタレースの外周面が前記ボス部の内周面に当接しており、前記セカンダリプーリの固定シーブが前記ボス部を介して前記ベアリングに支持されていることを特徴とするベルト式無段変速機。
  3.  請求項1または2記載のベルト式無段変速機において、
     前記ベアリングは、スナップリングによって軸方向の移動が規制されていることを特徴とするベルト式無段変速機。
  4.  請求項1または2記載のベルト式無段変速機において、
     前記ベアリングは、前記ボス部に固定されたストッパプレートによって軸方向の位置が規制されていることを特徴とするベルト式無段変速機。
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