明 細 書
ガス絶縁電力機器
技術分野
[0001] この発明は、ガス絶縁遮断器を介してガス絶縁母線とフィーダとを接続するガス絶 縁電力機器に関するものである。
背景技術
[0002] 複母線方式の給電系では、例えば、図 21に示すように、複母線 X, Yが、母線側断 路器 DS1, DS 2を介してフィーダの遮断器 CBに接続されている。母線側断路器 DS 1, DS2の前記遮断器 CB側および前記遮断器 CBの断路器 DS1, DS2側は接地開 閉器 ES 1に接続されて!、る。フィーダケーブルの接続端であるケーブルヘッド CHD と前記遮断器 CBとの間には、変流器 CT1、断路器 DS3、計器用変圧器 VT、接地 開閉器 ES2、および線路側接地開閉器 FESが接続されている。これら各機器は、図 22に示すようにガス絶縁され相互に連結されて一体ィ匕されたガス絶縁電力機器を構 成する。
[0003] このようなガス絶縁電力機器は、従来においては、図 22に示すように、ガス絶縁主 タンク GIMT、第 1のガス絶縁枝管 GIBT1、第 2のガス絶縁枝管 GIBT2、第 3のガス絶 縁枝管 GIBT3、前記複母線 X, Y、前記母線側断路器 DS1, DS2、前記遮断器 CB、 前記接地開閉器 ESI、前記ケーブルヘッド CHD、前記変流器 CT1、前記断路器 D S3、前記計器用変圧器 VT、前記接地開閉器 ES2、および前記線路側接地開閉器 FES、等が物理的に配置されている。
[0004] フィーダ側の第 1のガス絶縁枝管 GIBT1の直下に Y母線連結の第 2のガス絶縁枝 管 GIBT2が配設され、更にこの第 2のガス絶縁枝管 GIBT2の直下に X母線連結の第 3のガス絶縁枝管 GIBT3が配設されて 、る。
[0005] 図 22に示す構成の場合は、後述の課題があることから、図 23の構成が必要になる 場合がある。図 23では、第 1のガス絶縁枝管 GIBT1の反対側に第 3のガス絶縁枝管 GIBT3が配設され、該第 3のガス絶縁枝管 GIBT3の直下に該第 3のガス絶縁枝管 GI BT3より軸方向長さが長い第 2のガス絶縁枝管 GIBT2が配設されている。
また、前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3には、前記複母線 X, Y、 前記母線側断路器 DS1, DS2、前記接地開閉器 ES1、の各々に対応して覼き窓 P WX, PWYが設けられ、各覼き窓 PWX, PWYからその内部を目視確認できるように 、特に第 2のガス絶縁枝管 GIBT2上の覼き窓 PWYが第 3のガス絶縁枝管 GIBT3と垂 直方向に重ならな 1、ように、前記軸方向長さが長 、第 2のガス絶縁枝管 GIBT2の長さ W2が設定される。なお、覼き窓 PWX, PWYがなぐ前記第 2および第 3のガス絶縁 枝管 GIBT2, GIBT3の軸方向長さがほぼ同じ構造のガス絶縁電力機器としては特開 平 11— 89028号公報 (特許文献 1)がある。
[0006] また、図 24に示すように、前記遮断器 CBと前記母線側断路器 DS1, DS2との間に 、前記各母線側断路器 DS1, DS2に対応して母線側変流器 CT21, CT22が設けら れている場合があり、その物理的配置は、図 25に示すようになっており、前記母線側 変流器 CT21, CT22が前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3内に配設さ れている。
[0007] 特許文献 1 :特開平 11 89028号公報(図 1及びその説明)
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0008] 図 21および図 22で示す従来機器において、ユーザによっては、(何れも図 22中に 一点鎖線で図示)の設置が要望されることもあるが、前記第 1〜第 3の各ガス絶縁枝 管 GIBT1, GIBT2, GIBT3の上下方向の間隔は短いため、仮に覼き窓 PWX, PWY を設けたとしても、覼き窓 PWX, PWYからそれらの内部を目視確認することは実質 的に困難である。
そこで、目視確認できるように前記第 1〜第 3の各ガス絶縁枝管 GIBT1, GIBT2, GI BT3の上下方向の間隔を長くした場合は、前記第 3のガス絶縁枝管 GIBT3の高さが たかくなり、前記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1の高さは更に高くなり、ひいては前記遮 断器 CBの操作装置 HSGの高さは、一点鎖線で示すように HIから H2へと高くなる。 前記遮断器 CBの前記操作装置 HSGの高さは、一点鎖線で示すように HIから H2 へと高くなると、その高さ H2が一般道路の高さ制限、例えば 3. 6m、を超えてしまうケ ースが多くなり、その場合は、一般道路での輸送が出来なくなる。
[0009] 従って、図 23に示すように、前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3に は、前記複母線 X, Y、前記母線側断路器 DS1, DS2、前記接地開閉器 ESI、の各 々に対応して覼き窓 PWX, PWYが設けられ、各覼き窓 PWX, PWYからその内部を 目視確認できるように、特に第 2のガス絶縁枝管 GIBT2上の覼き窓 PWYが第 3のガ ス絶縁枝管 GIBT3と垂直方向に重ならな 、ように、前記軸方向長さが長!、第 2のガス 絶縁枝管 GIBT2の長さ W2が設定される。
[0010] この 23図に示す構造の場合は、各覼き窓 PWX, PWYからその内部を確実に目視 確認できるが、ガス絶縁電力機器としては、図 22に示すガス絶縁電力機器に比べ、 その幅が図示の W2だけ広くなる。し力も、前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2 , GIBT3の何れも第 1のガス絶縁枝管 GIBT1の反対側に配設され、且つ第 2のガス絶 縁枝管 GIBT2の長さが W2と長いため、ガス絶縁主タンク GIMTに偏荷重がかかり、不 安定な構造となる。
[0011] また、図 24、図 25で示す従来機器においては、前記母線側変流器が CT21, CT22 と 2個必要であり、し力も、前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3の何れ もその軸方向長さが、前記母線側変流器が CT21, CT22が無い場合の長さ W1より W 3と長くなり、図 23の場合よりガス絶縁主タンク GIMTにかかる偏荷重が大きくなり、よ り不安定な構造となる。
そこで、図 24に一点鎖線の楕円で囲む共通領域 CAに、 XY両母線に共通の 1個 の変流器を配設することも考えられる力 その場合は、図 25に一点鎖線で示すように 、前記遮断器 CB、その操作装置 HSGを上方に配置し、その下に共通の 1個の変流 器を配設することになるので、前記操作装置 HSGの高さが一連鎖線で示すように H 1から H3へと高くなると、その高さ H3が一般道路の高さ制限、例えば 3. 6m、を超え てしまうケースが多くなり、その場合は、一般道路での輸送が出来なくなる。
[0012] この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、幅は若干広くなるが高さは 殆ど変わらずしかも安定した構造のガス絶縁電力機器を実現することを目的とするも のである。
課題を解決するための手段
[0013] この発明に係るガス絶縁電力機器は、縦型配置のガス絶縁主タンクに内蔵された
縦型配置のガス絶縁遮断器、前記ガス絶縁主タンクの上部一側に当該ガス絶縁主タ ンクの延在方向とほぼ直角を成して連結され前記ガス絶縁遮断器の可動側からフィ ーダを引き出す第 1のガス絶縁枝管、前記ガス絶縁主タンクの下部の周方向両側に それぞれ当該ガス絶縁主タンクの延在方向とほぼ直角を成して連結され一方が前記 ガス絶縁遮断器の固定側をガス絶縁複母線の一方のガス絶縁 Y母線に他方が前記 ガス絶縁遮断器の固定側を前記ガス絶縁複母線の他方のガス絶縁 X母線にそれぞ れ接続する第 2および第 3のガス絶縁枝管を備えたものであり、幅は若干広くなるが 高さは殆ど変わらずし力も安定した構造のガス絶縁電力機器を実現する。
発明の効果
[0014] この発明は、ガス絶縁電力機器は、縦型配置のガス絶縁主タンクに内蔵された縦 型配置のガス絶縁遮断器、前記ガス絶縁主タンクの上部一側に当該ガス絶縁主タン クの延在方向とほぼ直角を成して連結され前記ガス絶縁遮断器の可動側力 フィー ダを引き出す第 1のガス絶縁枝管、前記ガス絶縁主タンクの下部の周方向両側にそ れぞれ当該ガス絶縁主タンクの延在方向とほぼ直角を成して連結され一方が前記ガ ス絶縁遮断器の固定側をガス絶縁複母線の一方のガス絶縁 Y母線に他方が前記ガ ス絶縁遮断器の固定側を前記ガス絶縁複母線の他方のガス絶縁 X母線にそれぞれ 接続する第 2および第 3のガス絶縁枝管を備えたものであり、幅は若干広くなるが高 さは殆ど変わらずし力も安定した構造のガス絶縁電力機器を実現することができる。 発明を実施するための最良の形態
[0015] 実施の形態 1.
以下、この発明の実施の形態 1を、図 1〜図 4によって説明する。図 1は複母線方式 の給電系の一例を示す系統図、図 2は図 1の系統図に対応するガス絶縁電力機器 の一例を一部を断面にして示す側面図、図 3は図 2に示すガス絶縁電力機器の平面 図、図 4は断路器に機能と接地開閉器の機能とを有するロータリ式の開閉器 DSZE Sの事例を示す平面図である。なお、図 1〜図 5において同一部分には同一符号を 付してある。
[0016] この発明の実施の形態 1における複母線方式の給電系の一例は図 1に示すように 、前述の図 21と同じであり、複母線 X, Yが、母線側断路器 DS1, DS2を介してフィ
ーダの遮断器 CBに接続されている。母線側断路器 DS1, DS2の前記遮断器 CB側 および前記遮断器 CBの断路器 DS 1 , DS2側は接地開閉器 ES 1に接続されて!ヽる 。フィーダケーブルの接続端であるケーブルヘッド CHDと前記遮断器 CBとの間には 、変流器 CT1、断路器 DS3、計器用変圧器 VT、接地開閉器 ES2、および線路側接 地開閉器 FESが接続されている。これら各機器は、図 2に示すようにガス絶縁され相 互に連結されて一体化されたガス絶縁電力機器を構成する。この図 2に示すガス絶 縁電力機器の構成は前述の従来機器の構成を示す図 22、 23、 25とは本質的に異 なる。
[0017] つまり、本実施の形態 1の構成は、ガス絶縁主タンク GIMT、第 1のガス絶縁枝管 GI BT1、第 2のガス絶縁枝管 GIBT2、第 3のガス絶縁枝管 GIBT3、前記複母線 X, Y、前 記母線側断路器 DS1, DS2、前記遮断器 CB、前記接地開閉器 ES1、前記ケープ ルヘッド CHD、前記変流器 CT1、前記断路器 DS3、前記計器用変圧器 VT、前記 接地開閉器 ES2、および前記線路側接地開閉器 FES、等力 図 2に示すように物理 的に配置された構成である。
[0018] 特に、縦型配置の前記ガス絶縁主タンク GIMTに内蔵された縦型配置の前記ガス 絶縁遮断器 CB、前記ガス絶縁主タンク GIMTの上部一側に当該ガス絶縁主タンク GI MTの延在方向とほぼ直角を成してフランジ FLFを介して連結され変流器 CT1を内 蔵すると共に前記ガス絶縁遮断器 CBの可動側からフィーダを引き出す第 1のガス絶 縁枝管 GIBT1、前記ガス絶縁主タンク GIMTの下部の周方向両側にそれぞれ当該ガ ス絶縁主タンク GIMTの延在方向とほぼ直角を成してフランジ FLX, FLYを介して連 結され一方が前記ガス絶縁遮断器 CBの固定側をガス絶縁複母線の一方のガス絶 縁 Y母線に他方が前記ガス絶縁遮断器 CBの固定側を前記ガス絶縁複母線の他方 のガス絶縁 X母線にそれぞれ接続する第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3 を備えた構成にしてあることから、前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3 、および前記母線 X, Yが、前記ガス絶縁主タンク GIMTの下部の周方向両側に位置 するので、耐震性が向上すると共に、母線側変流器の設置スペースを前記ガス絶縁 主タンク GIMTの高さを高くすることなく確保することが可能であり、覼き窓も第 2あるい は第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3の軸方向長さを長くすることなく本来機能を呈
するように設置することが可能であり、前記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1と第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3との間に保守点検等の作業スペースを確保できる。
[0019] なお、前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3は同軸上に配設され、前 記第 2のガス絶縁枝管 GIBT2は、前記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1の直下に当該第 1 のガス絶縁枝管 GIBT1と平行をなして配設され、更に、前記第 1のガス絶縁枝管 GIB T1および前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3は、前記ガス絶縁主タン ク GIMTと直角を成して配設されて!/ヽる。
[0020] また、図 3に例示してあるように、前記ガス絶縁複母線の一方の前記ガス絶縁 Y母 線は前記第 2のガス絶縁枝管 GIBT2と直角を成して交差し、前記ガス絶縁複母線の 他方の前記ガス絶縁 X母線は前記第 3のガス絶縁枝管 GIBT3と直角を成して交差し ている。
[0021] 前記ガス絶縁複母線の一方の前記ガス絶縁 Y母線および他方の前記ガス絶縁 X 母線は、図示のように、何れも 3相一括のガス絶縁母線である。なお、これらガス絶縁 母線 X、 Yは、各相毎に分離された相分離ガス絶縁母線としてもよい。しかし、相分離 ガス絶縁母線方式にした場合は、当該母線に接続あるいは連結される機器も含めて 構造が複雑となることから、例えば、 60KVを 1ランク超える高電圧系では採用しても 、例えば、 60KVレベル、あるいは 60KV以下の系では構造が複雑にならない 3相一 括ガス絶縁母線方式の方が好まし ヽ。
[0022] また、前記ガス絶縁 Y母線と前記第 2のガス絶縁枝管 GIBT2との交差部および前記 ガス絶 母線と前記第 3のガス絶縁枝管 GIBT3との交差部に、母線側断路器 DS2 および母線側断路器 Z設置開閉器 DS1ZES1が内蔵され、当該断路器の操作装置 DSOM2, DSOM1が、前記ガス絶縁 Y母線と前記第 2のガス絶縁枝管 GIBT2との交差 部の下側および前記ガス絶縁 X母線と前記第 3のガス絶縁枝管 GIBT3との交差部の 下側に設けられている。
なお、前記母線側断路器 Z設置開閉器 DS1ZES1は周知のものであるが、図 4に例 示してあるように、操作装置によって操作されることによって、断路器投入位置 DSか ら断路器開放位置 Nへ回動し、更に回動操作されれば、接地電位のタンク或いは菅 に接続された接地端子に接続される接地位置 ESに至り、逆方向に操作すれば ES
→N→DSの各位置に順に至る。
[0023] また、前記ガス絶縁主タンク GIMT内に配設され前記ガス絶縁複母線の一方の前記 ガス絶縁 Y母線と前記ガス絶縁複母線の他方のガス絶縁 X母線とを接続する 3相の 直線状の第 1の接続導体 3 Φ CD 1、および前記ガス絶縁主タンク GIMT内に配設され 上端が前記ガス絶縁遮断器 CBに下端が前記第 1の接続導体 3 CD1に夫々接続さ れた 3相の直線状の第 2の接続導体 3 CD2を備えている。従って、接続用の折れ曲 力 Sり導体は不要であり、し力も、任意に必要となる母線側変流器 (後述の CT2)の設 置も容易に可能隣る。
前記第 2の接続導体 3 CD2は、図示のように、前記第 1の接続導体 3 Φ CD 1と直角 を成して周知のチューリップコンタクトにより当該第 1の接続導体 3 Φ CD1に接続され ている。
[0024] また、図示のように、前記ガス絶縁遮断器 CBおよび当該ガス絶縁遮断器 CBよりフ ィーダ側は 3相一括のガス絶縁機器である。なお、前記ガス絶縁遮断器 CBおよび当 該ガス絶縁遮断器 CBよりフィーダ側は、各相毎に分離されたもの、つまり相分離ガス 絶縁機器としてもよい。しかし、各相毎に分離した相分離方式にした場合は、構造が 複雑となることから、例えば、 60KVを 1ランク超える高電圧系では採用しても、例え ば、 60KVレベル、あるいは 60KV以下の系では、本実施の形態 1のように、構造が 複雑にならな 、3相一括方式の方が好ま 、。
[0025] また、図示のように、前記ガス絶縁遮断器 CBの可動側力 フィーダを引き出す前 記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1はべローズ GIBT1BLを直列に有している。前記べロー ズ GIBT1BLはその構造上伸縮できるので、前記フィーダケーブル FCの接続端であ るケーブルヘッド CHD側のタンクと前記ガス絶縁主タンク GIMTとの間への前記第 1 のガス絶縁枝管 GIBT1の組み込み、事故時や点検時の前記ケーブルヘッド CHD側 のタンクと前記ガス絶縁主タンク GIMTとの間力 の前記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1の 取り外し、を容易に行うことができる。
[0026] また、図示のように、前記ガス絶縁遮断器 CBの前記遮断器操作装置 HSGが前記 ガス絶縁主タンク GIMTの外側に位置して当該ガス絶縁主タンク GIMTの上部に取り 付けられ、前記縦型配置のガス絶縁遮断器 CBの消孤室 AECは当該ガス絶縁遮断
器 CBの下部側に位置して 、る。
[0027] また、図示のように、前記消孤室 AECの下端部に対応して前記ガス絶縁主タンク G IMTの側壁にパーティクルトラップ PTCLTPが設けられて!/、る。パーティクルトラップ P TCLTP自体は周知であるが、本実施の形態 1では、前記消孤室 AECの下端部に対 応して前記ガス絶縁主タンク GIMTの側壁に設けられたパーティクルトラップ PTCLTP は、前記ガス絶縁遮断器 CBの遮断動作時にその接点力 アークによって蒸発する 金属蒸気が前記消孤室 AECの下端部から若干量飛散するので、当該飛散し浮遊 する金属蒸気を捕捉するものである。
[0028] 実施の形態 2.
以下、この発明の実施の形態 2を、図 5および図 6によって説明する。図 5は複母線 方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 6は図 5の系統図に対応するガス絶縁 電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 5および図 6にお いて、前述の図 1〜図 4と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、以下の本 実施の形態 2についての説明は、前述の図 1〜図 4と異る点を主に説明し、その他説 明は割愛する。
[0029] 本実施の形態 2は、図 5に例示してあるように、前記遮断器 CBの前記母線 X, Y側 に、前記母線 X, Yに共用の母線側変流器 CT2が設けられている点が、前述の実施 の形態 1と異なっている。
[0030] 前記母線側変流器 CT2の物理的な配置は、図 6に例示してあるように、前記第 1の 接続導体 3 Φ CD 1と前記ガス絶縁遮断器 CBの前記消孤室 AECとの間に位置して前 記第 2の接続導体 3 Φ CD2の電流を検出するように当該第 2の接続導体 3 Φ CD2の周 りに設けられている。
[0031] 前記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3、および前記母線 X, Yが、前記 ガス絶縁主タンク GIMTの下部の周方向両側に位置するので、前記母線側変流器 C T2を、前記第 1の接続導体 3 CD1と前記ガス絶縁遮断器 CBの前記消孤室 AECと の間に設置しても前記ガス絶縁主タンク GIMTの高さを高くする必要はなぐ一般道 路の高さ制限以内の高さに維持できる上、図 25に示す従来機器のように前記母線 側変流器を 2個 CT21, CT22設ける必要もなぐし力も、図 25に示す従来機器のよう
に第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3を母線側変流器の長さ分だけ軸方 向に長くする必要も無い。
[0032] 実施の形態 3.
以下、この発明の実施の形態 3を、図 7および図 8によって説明する。図 7は複母線 方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 8は図 7の系統図に対応するガス絶縁 電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 7および図 8にお いて、前述の図 1〜図 6と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、以下の本 実施の形態 3についての説明は、前述の図 1〜図 6と異る点を主に説明し、その他説 明は割愛する。
[0033] 本実施の形態 3は、図 8に例示してあるように、前記ガス絶縁 Y母線と前記第 2のガ ス絶縁枝管 GIBT2との交差部の上側および前記ガス絶縁 X母線と前記第 3のガス絶 縁枝管 GIBT3との交差部の上側に、覼き窓 PWX, PWYが設けられている点力 前 述の実施の形態 1と異なっている。
[0034] 前記覼き窓 PWXは、前記第 3のガス絶縁枝管 GIBT3の下部にある前記操作装置 D SOM1の真上に位置し、前記覼き窓 PWYは、前記第 2のガス絶縁枝管 GIBT2の下部 にある前記操作装置 DSOM2の真上に位置して 、る。
[0035] 前記覼き窓 PWXの上方を遮るものは無いので、当該覼き窓 PWX力 その内部の 目視は容易に行え、前記覼き窓 PWYの上方には前記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1が 在るが、前記第 1のガス絶縁枝管 GIBT1と前記覼き窓 PWYとの間には充分な空間が 形成されることから当該覼き窓 PWYからその内部の目視は容易に行える。なお、前 記覼き窓 PWX, PXYと前記操作装置 DSOMl, DSOM2とを同じ側、例えば何れも前 記第 2および第 3のガス絶縁枝管 GIBT2, GIBT3の上側、に配設してもよい。
[0036] 実施の形態 4.
以下、この発明の実施の形態 4を、図 9および図 10によって説明する。図 9は複母 線方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 10は図 9の系統図に対応するガス絶 縁電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 9および図 10に おいて、前述の図 1〜図 8と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、以下の 本実施の形態 4についての説明は、前述の図 1〜図 8と異る点を主に説明し、その他
説明は割愛する。
[0037] 本実施の形態 4は、図 10に例示してあるように、前述の実施の形態 2 (図 5および図 6で例示)の特徴点である前記母線 X, Yに共用の母線側変流器 CT2を前述の実施 の形態 2と同様に備え、更に、前述の実施の形態 3 (図 7および図 8で例示)の特徴点 である覼き窓 PWX, PWYを前述の実施の形態 3と同様に備えている事例であり、前 述の実施の形態 2および実施の形態 3の利点を夫々有して ヽるものである。
[0038] 実施の形態 5.
以下、この発明の実施の形態 5を、図 11および図 12によって説明する。図 11は単 母線方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 12は図 11の系統図に対応するガ ス絶縁電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 11および 図 12において、前述の図 1〜図 10と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、 以下の本実施の形態 5についての説明は、前述の図 1〜図 10と異る点を主に説明し 、その他説明は割愛する。
[0039] 本実施の形態 5は、図 11および 12に例示してあるように、単母線 Yに適用する場 合の事例であり、その構成は、図 12に示すように、縦型配置のガス絶縁主タンク GIM Tに内蔵された縦型配置のガス絶縁遮断器 CB、前記ガス絶縁主タンク GIMTの上部 一側に当該ガス絶縁主タンク GIMTの延在方向とほぼ直角を成して連結され変流器 CT1を内蔵すると共に前記ガス絶縁遮断器 CBの可動側力 フィーダを引き出す第 1のガス絶縁枝管 GIBT 1、前記ガス絶縁主タンク GIMTの下部に前記第 1のガス絶縁 枝管 GIBT1の下方に位置して該ガス絶縁主タンク GIMTの延在方向とほぼ直角を成 して連結され前記ガス絶縁遮断器 CBの固定側をガス絶縁母線 Yに接続する第 2の ガス絶縁枝管 GIBT2、一端が前記ガス絶縁 Y母線に接続され他端が前記ガス絶縁 主タンク内の下部へ延在する直線状の第 1の接続導体 3 Φ CD 1、前記ガス絶縁主タ ンク GIMT内に配設され上端が前記ガス絶縁遮断器 CBに下端が前記第 1の接続導 体 3 Φ CD1に夫々接続された直線状の第 2の接続導体 3 Φ CD2、および前記第 2の接 続導体 3 Φ CD2に対応して前記ガス絶縁主タンク GIMT内に配設された母線側変流 器 CT2を備えたガス絶縁電力機器である。
[0040] なお、前述の実施の形態 1〜4にお 、てはガス絶縁母線 Xがある力 本実施の形態
5では当該ガス絶縁母線 Xは無 、ので、前記フランジ FLXは密閉蓋 ATCXで密閉さ れている。
[0041] 実施の形態 6.
以下、この発明の実施の形態 6を、図 13および図 14によって説明する。図 13は複 母線方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 14は図 13の系統図に対応するガ ス絶縁電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 13および 図 14において、前述の図 1〜図 12と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、 以下の本実施の形態 6についての説明は、前述の図 1〜図 12と異る点を主に説明し 、その他説明は割愛する。
[0042] 本実施の形態 6は、図 14に例示してあるように、前記ガス絶縁主タンク GIMTが上下 に 2分割された構造であり、これら 2分割構造の上部ガス絶縁主タンク GIMTUと下部 ガス絶縁主タンク GIMTLとがフランジ FLULを介して着脱可能に結合され、前記上部 ガス絶縁主タンク GIMTU内に前記縦型配置のガス絶縁遮断器 CBが配設されて 、る
[0043] 本実施の形態 6によれば、前記ガス絶縁主タンク GIMTを上下に 2分割できるので、 組み立て効率が向上し、また、ガス絶縁遮断器 CB事故時に、母線 X, Yを解体せず に、上部ガス絶縁主タンク GIMTUのみ取り外すことが可能となる。
[0044] 実施の形態 7.
以下、この発明の実施の形態 7を、図 15および図 16によって説明する。図 15は複 母線方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 16は図 15の系統図に対応するガ ス絶縁電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 15および 図 16において、前述の図 1〜図 14と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、 以下の本実施の形態 7についての説明は、前述の図 1〜図 14と異る点を主に説明し 、その他説明は割愛する。
[0045] 本実施の形態 7は、図 16に例示してあるように、前記ガス絶縁主タンク GIMTが上下 に 2分割された構造であり、これら 2分割構造の上部ガス絶縁主タンク GIMTUと下部 ガス絶縁主タンク GIMTLとがフランジ FLULを介して着脱可能に結合され、前記上部 ガス絶縁主タンク GIMTU内に、前記縦型配置のガス絶縁遮断器 CBおよび前記母線
側変流器 CT2が配設されて 、る。
[0046] 前記母線側変流器 CT2は前記ガス絶縁遮断器 CBより前記フランジ FLUL側に配 設されていることもあり、前述の実施の形態 6と同様に前記ガス絶縁主タンク GIMTを 上下に 2分割できるので、組み立て効率が向上し、また、ガス絶縁遮断器 CB事故時 に、母線 X, Yを解体せずに、上部ガス絶縁主タンク GIMTUのみ取り外すことが可能 となる上、ユーザ力 前記母線側変流器 CT2の組み込みの要望があった場合、当該 母線側変流器 CT2の組み込み作業が容易である。
[0047] 実施の形態 8.
以下、この発明の実施の形態 8を、図 17および図 18によって説明する。図 17は複 母線方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 18は図 17の系統図に対応するガ ス絶縁電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 17および 図 18において、前述の図 1〜図 16と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、 以下の本実施の形態 7についての説明は、前述の図 1〜図 16と異る点を主に説明し 、その他説明は割愛する。
[0048] 本実施の形態 8は、図 18に例示してあるように、前記ガス絶縁遮断器 CBの下方に 位置して母線側変流器 CT2が前記下部ガス絶縁主タンク内に配設され、前記ガス 絶縁主タンク内が、絶縁物製の絶縁ガス区分板 GSSPによって、前記ガス絶縁遮断器 CBと前記母線側変流器 CT2との間で前記ガス絶縁遮断器側と前記母線側変流器 CT2側とに絶縁ガスが区分されている。
[0049] 前記絶縁ガス区分板 GSSPは、前記フランジ FLULに取り付けられている。また、当 該絶縁ガス区分板 GSSPを、 3相分の前記第 2の接続導体 3 CD2が気密に貫通して いる。
[0050] 本実施の形態 8によれば、前述のような構成であることから、例えば、前記母線側変 流器 CT2側の絶縁ガスを抜くことなく、前記ガス絶縁遮断器 CB側の絶縁ガスだけを 抜いて前記ガス絶縁遮断器 CBの点検作業を行うことが可能となる。
[0051] 実施の形態 9.
以下、この発明の実施の形態 9を、図 19および図 20によって説明する。図 19は複 母線方式の給電系の他の一例を示す系統図、図 20は図 19の系統図に対応するガ
ス絶縁電力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。なお、図 19および 図 20において、前述の図 1〜図 18と同一又は相当部分には同一符号を付してあり、 以下の本実施の形態 7についての説明は、前述の図 1〜図 18と異る点を主に説明し 、その他説明は割愛する。
[0052] 本実施の形態 9は、図 20に例示してあるように、縦型配置のガス絶縁主タンク GIMT に内蔵された縦型配置のガス絶縁遮断器 CB、前記ガス絶縁主タンク GIMTの上部一 側に第 1のフランジ FLFを介して当該ガス絶縁主タンク GIMTの延在方向とほぼ直角 を成して連結され変流器 CT1を内蔵すると共に前記ガス絶縁遮断器 CBの可動側か らフィーダを引き出す第 1のガス絶縁枝管 GIBT1、前記ガス絶縁主タンク GIMTの下 部の周方向一側に第 2のフランジ FLYを介して当該ガス絶縁主タンク GIMTの延在 方向とほぼ直角を成して連結され前記ガス絶縁遮断器 CBの固定側をガス絶縁複母 線の一方のガス絶縁 Y母線に接続する第 2のガス絶縁枝管 GIBT2、前記ガス絶縁主 タンク GIMTの下部の周方向他側に第 3のフランジ FLXを介して当該ガス絶縁主タン ク GIMTの延在方向とほぼ直角を成して連結され前記ガス絶縁遮断器 CBの固定側 をガス絶縁複母線の他方のガス絶縁 X母線に接続する第 3のガス絶縁枝管 GIBT3、 前記第 1のフランジ FLFと前記第 2のフランジ FLYとの間に位置して前記ガス絶縁主 タンク GIMTの中間部の周方向一側に設けられた第 4のフランジ FLSP、および前記ガ ス絶縁主タンクの中間部の周方向他側に設けられ前記第 4のフランジ FLSPと前記周 方向の反対側に位置する第 5のフランジ FLSPAを備え、前記第 2乃至第 5のフランジ FLY, FLX, FLSP, FLSPAの各径が同じであるガス絶縁電力機器である。
[0053] 本実施の形態 8によれば、前述のような構成であることから、前記第 2乃至第 5のフ ランジ FLY, FLX, FLSP, FLSPAの何れに対しても前記第 2および第 3の各ガス絶縁 枝管 GIBT2, GIBT3の着脱が容易に行え、従って、母線の配置についての客先使用 に柔軟に対応でき、また、現地据え付け時の据え付け環境に応じて母線の配置を変 えることが可能である。
図面の簡単な説明
[0054] [図 1]この発明の実施の形態 1を示す図で、複母線方式の給電系の一例を示す系統 図である。
圆 2]この発明の実施の形態 1を示す図で、図 1の系統図に対応するガス絶縁電力機 器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
圆 3]この発明の実施の形態 1を示す図で、図 2に示すガス絶縁電力機器の平面図 である。
圆 4]この発明の実施の形態 1を示す図で、断路器に機能と接地開閉器の機能とを 有するロータリ式の開閉器 DSZESの事例を示す平面図である。
圆 5]この発明の実施の形態 2を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示す 系統図である。
圆 6]この発明の実施の形態 2を示す図で、図 5の系統図に対応するガス絶縁電力機 器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
圆 7]この発明の実施の形態 3を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示す 系統図である。
圆 8]この発明の実施の形態 3を示す図で、図 7の系統図に対応するガス絶縁電力機 器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
圆 9]この発明の実施の形態 4を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示す 系統図である。
圆 10]この発明の実施の形態 4を示す図で、図 9の系統図に対応するガス絶縁電力 機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
圆 11]この発明の実施の形態 5を示す図で、単母線方式の給電系の一例を示す系 統図である。
[図 12]この発明の実施の形態 5を示す図で、図 11の系統図に対応するガス絶縁電 力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
圆 13]この発明の実施の形態 6を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示 す系統図である。
[図 14]この発明の実施の形態 6を示す図で、図 13の系統図に対応するガス絶縁電 力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
圆 15]この発明の実施の形態 7を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示 す系統図である。
[図 16]この発明の実施の形態 7を示す図で、図 15の系統図に対応するガス絶縁電 力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
[図 17]この発明の実施の形態 8を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示 す系統図である。
[図 18]この発明の実施の形態 8を示す図で、図 17の系統図に対応するガス絶縁電 力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
[図 19]この発明の実施の形態 9を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示 す系統図である。
[図 20]この発明の実施の形態 9を示す図で、図 19の系統図に対応するガス絶縁電 力機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
[図 21]従来機器の一つ例を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示す系統 図である。
[図 22]従来機器の一つ例を示す図で、図 21の系統図に対応するガス絶縁電力機器 の一例を一部を断面にして示す側面図である。
[図 23]従来機器の他の例を示す図で、ガス絶縁電力機器の他の例を一部を断面に して示す側面図である。
[図 24]従来機器の更に他の例を示す図で、複母線方式の給電系の他の一例を示す 系統図である。
[図 25]従来機器の更に他の例を示す図で、図 24の系統図に対応するガス絶縁電力 機器の一例を一部を断面にして示す側面図である。
符号の説明
AEC ガス絶縁遮断器 CBの消孤室 CB ガス絶縁遮断器
CHD ケーブルヘッド CT1 変流器
CT2, CT21, CT22 母線側変流器 DS 断路器投入位置
DS1, DS2 母線側断路器 DS3 断路器
DSOM1, DSOM2断路器の操作装置 DSlZESl母線側断路器 Z設置開 閉器
ES 接地位置 ESI, ES2 接地開閉器
FC フィーダケープノレ FES 線路側接地開閉器
FLF フランジ(第 1のフランジ) FLSP 第 4のフランジ
FLSPA第 5のフランジ FLX フランジ(第 3のフランジ)
FLY フランジ(第 2のフランジ) FLUL フランジ
GIBT1第 1のガス絶縁枝管 GIBT1BLベローズ
GIBT2第 2のガス絶縁枝管 GIBT3第 3のガス絶縁枝管
GIMT ガス絶縁主タンク GIMTL下部ガス絶縁主タンク
GIMTU上部ガス絶縁主タンク GSSP 絶縁ガス区分板
N 断路器開放位置 PTCLTP パーティクルトラップ
PWX, PWY 覼き窓 VT 計器用変圧器
X, Y 複母線 3 CD1直線状の第 1の接続導体
3 CD2直線状の第 2の接続導