JPH0631313U - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JPH0631313U JPH0631313U JP6558292U JP6558292U JPH0631313U JP H0631313 U JPH0631313 U JP H0631313U JP 6558292 U JP6558292 U JP 6558292U JP 6558292 U JP6558292 U JP 6558292U JP H0631313 U JPH0631313 U JP H0631313U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- busbar
- gis
- bus bar
- circuit breaker
- insulated switchgear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保守性、事故対応性に優れたガス絶縁開閉装
置を提供する。 【構成】 遮断器10を挟んで前面と奥側の両側に水平に
母線12,15 を配置し、奥側の母線15を跨ぐ場所とさらに
奥側の場所にガス絶縁開閉装置の残りの構成機器を配置
したGISユニットを母線の延長方向に複数並べてGI
Sを構成し、奥側の母線15の下部に、該母線をGISユ
ニットの列方向に移動可能にする搬送用の通路18を設置
する。 【効果】 前面の母線12および遮断器10をGISから撤
去する作業が容易に行えるだけでなく、奥側の母線15
も、前面の母線および遮断器を活かしたまま、容易に撤
去することが可能となる。
置を提供する。 【構成】 遮断器10を挟んで前面と奥側の両側に水平に
母線12,15 を配置し、奥側の母線15を跨ぐ場所とさらに
奥側の場所にガス絶縁開閉装置の残りの構成機器を配置
したGISユニットを母線の延長方向に複数並べてGI
Sを構成し、奥側の母線15の下部に、該母線をGISユ
ニットの列方向に移動可能にする搬送用の通路18を設置
する。 【効果】 前面の母線12および遮断器10をGISから撤
去する作業が容易に行えるだけでなく、奥側の母線15
も、前面の母線および遮断器を活かしたまま、容易に撤
去することが可能となる。
Description
【0001】
本考案は、ガス絶縁開閉装置(以下「GIS」という)に関する。
【0002】
図7〜図9に従来のGISの例を示す。各図はそれぞれ異なる従来例のGIS ユニットの構成機器の配置と接続関係を概念的に示した側面図である。図におい て、1は内部に絶縁ガスとしてSF6 を封入した金属容器で、絶縁スペーサ2に より区画されている。そして各区画毎に、開閉装置を構成する要素のケーブルヘ ッド3、避雷器4、避雷器用断路器5、断路器6と接地開閉器7、接地開閉器8 、変流器9、遮断器10、断路器11、母線12、断路器13と接地開閉器14 、母線15を収納する。 これらGISユニットの各構成機器はベース16上に配置され、図2の単線接 続図に示す回路を構成する。 そしてさらに、これらGISユニットは、水平に配置された母線12、15の 延長方向に複数ユニット並べて配置される。
【0003】 ここで、図7に示す例は、遮断器1を前面に配置し、母線12、15を奥側に 配置し、その他の構成機器を母線12、15を跨いでさらに奥側に配置している 。これは、遮断器1をGISから撤去することを最優先に考慮したもので、遮断 器10を前面に配置して、遮断器10の点検・修理時に遮断器10にアクセスし 易くかつ遮断器10をGISから撤去し易くしたものである。
【0004】 これに対し、遮断器の信頼性が向上すると、GISの構成については、変電所 において最も重要な構成機器である母線に対する考慮が優先的にされるようにな った。 図8に示すものは、2つの母線12、15を前面に配置し、その奥側に遮断器 10を配置し、さらに奥側にその他の構成機器を配置したものである。この配置 によれば、母線へのアクセスおよび母線のGISに対する着脱が容易になり、変 電所において最も重要な母線の事故時の復旧時間が短縮できるものである。なお 、この図8のものは同時に、遮断器10と同一区画内に変流器9、接地開閉器8 、14を複合して収納し、ケーブルヘッド3と同一区画に断路器6、接地開閉器 7を複合して収納することにより、容器数の逓減およびGIS全体の縮小化を実 現している。
【0005】 また、図9に示すように、遮断器10の前面と奥側の両側に水平に母線12、 15を配置し、奥側の母線15を跨ぐ場所とさらに奥側の場所にGISの残りの 構成機器を配置したものがある。これは特に復旧時間を考慮に入れて配置したも のではないが、前面の母線12を撤去する場合は、遮断器10と奥側の母線15 は活かしたままその母線12だけを撤去できる。また遮断器10を撤去する場合 には、奥側の母線15は活かしたまま、遮断器10と前面の母線12を一緒に撤 去できる。
【0006】
以上説明した従来例の内、図7に示すものは、母線事故等で母線12、15を 撤去する必要が生じた場合は、母線12、15は遮断器10およびその他の構成 機器に囲まれているため、その撤去作業は困難である。また、図8に示すものは 、遮断器10がユニットの中央に位置しているため、遮断器を撤去する必要が生 じた場合は、その作業は困難である。さらに、母線12が上下方向に配置されて いるため、上側の母線12はかなり上側に配置されることとなり、断路器11を 手動操作する場合には架台が必要となる。
【0007】 さらに、図9に示すものは、前面の母線12と遮断器10の撤去は容易である が、奥側の母線15を撤去する必要が生じた場合は、その作業用スペースに余裕 がないため、前面の母線12および遮断器10と一緒に奥側の母線を撤去しなけ ればならず、両側の母線12、15を停止する必要があった。 本考案は上記点に鑑み、保守性、事故対応性に優れたガス絶縁開閉装置を提供 することを目的とするものである。
【0008】
上記目的を達成するため本考案は、遮断器を挟んで前面と奥側の両側に水平に 母線を配置し、奥側の母線を跨ぐ場所とさらに奥側の場所にガス絶縁開閉装置の 残りの構成機器を配置したGISユニットを母線の延長方向に複数並べてGIS を構成し、奥側の母線の下部に、該母線をGISユニットの列方向に移動可能に する搬送用の通路を設置するものである。
【0009】
奥側の母線の下部にその母線を搬送する通路を設けたため、前面の母線および 遮断器を活かしたまま、奥側の母線を撤去することが可能となる。
【0010】
本考案の実施例を図1〜図6を用いて説明する。 図1は構成機器の配置と接続関係を概念的に示したGISユニットの側面図で ある。図において、1は内部に絶縁ガスとしてSF6 を封入した金属容器で、絶 縁スペーサ2により複数の区画に分けられている。そして、開閉装置を構成する 要素はこの金属容器1の各区画中に収納される。
【0011】 本例においては、2つの母線12、15の内、一方の母線12が遮断器10の 前面に水平に配置され、他方の母線15は遮断器10の奥側に水平に配置される 。そして、その他の構成機器のケーブルヘッド3、避雷器4、避雷器用断路器5 、断路器6と接地開閉器7、接地開閉器8、変流器9は、奥側の母線15を跨い で奥側に配置される。なお本例においては、ケーブルヘッド3の同一区画内に断 路器等の他機器があると現地でのケーブル接続作業が非常に困難になるため、ケ ーブルヘッド3は単独で配置している。
【0012】 これらGISの各構成機器はベース16上に配置されて、図2の単線接続図に 示す回路を構成する。そしてさらに、これらGISユニットは、図6に示すよう に、水平に配置された母線12、15の延長方向に複数ユニット配置される。 以上のGISユニットの構成により、奥側の母線15の下部および線路側の断 路器6及び接地開閉器7の下部に作業用スペース17が形成され、この作業用ス ペース17の下部には、奥側の母線15を台車に載せて移動するための通路18 がベース16に設けられる。
【0013】 このように構成したGISにおいて、遮断器10の事故時等に遮断器10を撤 去する際には、図3に示すように、前面の母線12と一緒に手前に引き出せばよ く、この場合奥側の母線15を活かしたまま撤去可能である。 次に、前面の母線12を撤去する場合には、図4に示すように前面の母線12 だけを手前に引き出せばよく、遮断器10および奥側の母線15を活かしたまま 撤去可能である。
【0014】 また、奥側の母線15の撤去作業は、図5および図6に示すように、遮断器1 0および前面の母線12を活かしたまま行うことができる。すなわち、奥側の母 線15を撤去する場合は、母線15を下に降ろし、台車19に載置し、ベース1 6に設けられた搬送用通路18を利用して、図6に示すようにGISユニット列 端から容易に運び出すことができる。この作業を行うに当たり作業用スペース1 7は、母線15を下に下ろすリフタ設置用スペースとして利用できる。またこの 作業用スペース17は、母線15を完全に撤去せずその場で行うような作業であ れば、その作業を行う作業用スペースとしても利用できる。
【0015】
本考案は、GISにおいて、複数並べられて配置された遮断器を挟んで両側に 水平に母線を配置し、奥側の母線の下部に、該母線を母線の配置方向に移動可能 にする搬送用の通路を設置したので、前面の母線および遮断器の撤去が容易に行 えるだけでなく、前面の母線および遮断器を活かしたまま、奥側の母線を容易に 撤去することが可能となり、保守性、事故対応性に優れたガス絶縁開閉装置が得 られる。
【図1】本考案のGISの実施例の側面図。
【図2】GISユニットの単線接続図。
【図3】図1のGISの第1の撤去作業を説明する側面
図。
図。
【図4】図1のGISの第2の撤去作業を説明する側面
図。
図。
【図5】図1のGISの第3の撤去作業を説明する側面
図。
図。
【図6】図5の平面図。
【図7】従来のGISの第1の例を示す側面図。
【図8】従来のGISの第2の例を示す側面図。
【図9】従来のGISの第3の例を示す側面図。
1…金属容器 2…絶縁スペーサ 3…ケーブルヘッド 4…避雷器 5…避雷器用断路器 6,11,13…断路器 7,8,14…接地開閉器 9…変流器 10…遮断器 12,15…母線 16…ベース 17…作業用スペース 18…通路 19…台車
Claims (1)
- 【請求項1】 遮断器を挟んで前面と奥側の両側に水平
に母線を配置し、奥側の母線を跨ぐ場所とさらに奥側の
場所にガス絶縁開閉装置の残りの構成機器を配置したガ
ス絶縁開閉装置ユニットを、母線の延長方向に複数並べ
て配置したガス絶縁開閉装置において、奥側の母線の下
部に、該母線をガス絶縁開閉装置ユニットの列方向に搬
送する通路を設置したことを特徴とするガス絶縁開閉装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6558292U JPH0631313U (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6558292U JPH0631313U (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631313U true JPH0631313U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13291149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6558292U Pending JPH0631313U (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631313U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007116479A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | ガス絶縁電力機器 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP6558292U patent/JPH0631313U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007116479A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | ガス絶縁電力機器 |
EP2003755A2 (en) * | 2006-03-31 | 2008-12-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Gas insulated power apparatus |
US7764486B2 (en) | 2006-03-31 | 2010-07-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated power apparatus |
EP2003755A4 (en) * | 2006-03-31 | 2011-08-24 | Mitsubishi Electric Corp | GAS INSULATED POWER APPARATUS |
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