JPH06209505A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JPH06209505A JPH06209505A JP50A JP41293A JPH06209505A JP H06209505 A JPH06209505 A JP H06209505A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 41293 A JP41293 A JP 41293A JP H06209505 A JPH06209505 A JP H06209505A
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- Japan
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- line
- gas
- bus
- insulated switchgear
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型化可能な気中ブッシングの設けられたガ
ス絶縁開閉装置を提供することである。 【構成】 上下２ケ所の分岐口出し部１ａ，１ｂを有す
る遮断器１を使用し、この遮断器を挟んで線路側機器２
と母線側機器３を、分岐口出し部の開口方向に対して軸
線が直交するように配設する。この線路側と母線側の機
器２，３端面には３相ブッシング列４，１１を分岐口出
し部の開口方向に対して平行に設ける。この様な構成に
より、平面図上では線路側と母線側の機器は遮断器の接
続部分において重なった状態となっている。したがっ
て、単純に直線的に接続されていた従来技術に比べる
と、重なり部分及び遮断器の幅に関して縮小されたガス
絶縁開閉装置となる。
ス絶縁開閉装置を提供することである。 【構成】 上下２ケ所の分岐口出し部１ａ，１ｂを有す
る遮断器１を使用し、この遮断器を挟んで線路側機器２
と母線側機器３を、分岐口出し部の開口方向に対して軸
線が直交するように配設する。この線路側と母線側の機
器２，３端面には３相ブッシング列４，１１を分岐口出
し部の開口方向に対して平行に設ける。この様な構成に
より、平面図上では線路側と母線側の機器は遮断器の接
続部分において重なった状態となっている。したがっ
て、単純に直線的に接続されていた従来技術に比べる
と、重なり部分及び遮断器の幅に関して縮小されたガス
絶縁開閉装置となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、引込み側となる母線側
及び送り出し側となる線路側が共に気中ブッシングで引
き出されて構成されたガス絶縁開閉装置に関するもので
ある。
及び送り出し側となる線路側が共に気中ブッシングで引
き出されて構成されたガス絶縁開閉装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、ガス絶縁開閉装置は、その構成機
器である遮断器や断路器、または接地装置等の性能向上
により、また三相１タンク化技術等により、著しく小型
化されている。
器である遮断器や断路器、または接地装置等の性能向上
により、また三相１タンク化技術等により、著しく小型
化されている。
【０００３】この様なガス絶縁開閉装置として、従来か
ら図４に示す様な装置が使用されている。すなわち、ガ
ス絶縁線路である遮断器２１の一方の口出し部にガス絶
縁母線２２が接続されると共に、他方の口出し部に断路
器２３、接地開閉器２４及び電圧変成器２５等を介して
ケーブル線路側のケーブルヘッド２６が接続されてい
る。この様なガス絶縁開閉装置は、制御盤２７により制
御されて使用される。
ら図４に示す様な装置が使用されている。すなわち、ガ
ス絶縁線路である遮断器２１の一方の口出し部にガス絶
縁母線２２が接続されると共に、他方の口出し部に断路
器２３、接地開閉器２４及び電圧変成器２５等を介して
ケーブル線路側のケーブルヘッド２６が接続されてい
る。この様なガス絶縁開閉装置は、制御盤２７により制
御されて使用される。
【０００４】一方、上述したケーブル路線に接続される
装置以外に、線路側と母線側が共に気中ブッシングで引
出されて構成され、気中送電線路に接続されるガス絶縁
開閉装置も従来から広くしようされている。この装置
は、気中送電線路が、ケーブル路線やガス絶縁線路より
経済的に優れたものである。
装置以外に、線路側と母線側が共に気中ブッシングで引
出されて構成され、気中送電線路に接続されるガス絶縁
開閉装置も従来から広くしようされている。この装置
は、気中送電線路が、ケーブル路線やガス絶縁線路より
経済的に優れたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、気中送
電線路に接続されるガス絶縁開閉装置は、引込み側とな
る母線側及び送り出し側となる線路側が共に必然的に装
置から気中ブッシングを引き出すことにより接続され
る。この様な気中ブッシングは、線路側と母線側の各ブ
ッシングにおける相間絶縁及び対地絶縁を、大気中で確
保する必要があるが、大気中では、絶縁に要する距離が
ガス絶縁母線やケーブル線路に比べて大きくなるため、
ガス絶縁開閉装置の小型化が難しくなっている。したが
って、据付スペースが少ない場合には、経済的に優れた
気中送電線路に接続される装置を設置することはやむを
えず、高価で絶縁構造も複雑なガス絶縁母線やケーブル
線路への接続装置を設置することになる。
電線路に接続されるガス絶縁開閉装置は、引込み側とな
る母線側及び送り出し側となる線路側が共に必然的に装
置から気中ブッシングを引き出すことにより接続され
る。この様な気中ブッシングは、線路側と母線側の各ブ
ッシングにおける相間絶縁及び対地絶縁を、大気中で確
保する必要があるが、大気中では、絶縁に要する距離が
ガス絶縁母線やケーブル線路に比べて大きくなるため、
ガス絶縁開閉装置の小型化が難しくなっている。したが
って、据付スペースが少ない場合には、経済的に優れた
気中送電線路に接続される装置を設置することはやむを
えず、高価で絶縁構造も複雑なガス絶縁母線やケーブル
線路への接続装置を設置することになる。
【０００６】本発明は、上記の様な従来技術の欠点を解
決するために提案されたもので、その目的は、気中ブッ
シングを有する小型化可能なガス絶縁開閉装置を提供す
ることである。
決するために提案されたもので、その目的は、気中ブッ
シングを有する小型化可能なガス絶縁開閉装置を提供す
ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明では、縦形遮断器
の上下２ケ所に分岐口出し部を有し、前記分岐口出し部
の一方には線路側機器が、他方には母線側機器が接続さ
れ、前記線路側及び母線側機器の各端部には気中ブッシ
ングが配設されて構成されたガス絶縁開閉装置におい
て、前記遮断器の分岐口出し部に、その開口方向に対し
て線路側機器の軸線又は母線側機器の軸線のうち少なく
とも一方は直交して接続され、
の上下２ケ所に分岐口出し部を有し、前記分岐口出し部
の一方には線路側機器が、他方には母線側機器が接続さ
れ、前記線路側及び母線側機器の各端部には気中ブッシ
ングが配設されて構成されたガス絶縁開閉装置におい
て、前記遮断器の分岐口出し部に、その開口方向に対し
て線路側機器の軸線又は母線側機器の軸線のうち少なく
とも一方は直交して接続され、
【０００８】線路側機器と母線側機器とが、各軸線が上
下に平行な平面上に配設されると共に、遮断器を挟んで
互いに異なった方向となるように配設されたことを特徴
とする。
下に平行な平面上に配設されると共に、遮断器を挟んで
互いに異なった方向となるように配設されたことを特徴
とする。
【０００９】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、分岐口
出し部が遮断器の上下２カ所に設けられ、線路側機器及
び母線側機器が、分岐口出し部の開口方向に対して軸線
が直交するように接続されていることから、平面図上で
は線路側機器と母線側機器は遮断器の接続部分において
重なった状態となっている。したがって、単純に直線的
に接続されていた従来技術に比べると、重なり部分及び
遮断器に関して縮小されたガス絶縁開閉装置となる。
出し部が遮断器の上下２カ所に設けられ、線路側機器及
び母線側機器が、分岐口出し部の開口方向に対して軸線
が直交するように接続されていることから、平面図上で
は線路側機器と母線側機器は遮断器の接続部分において
重なった状態となっている。したがって、単純に直線的
に接続されていた従来技術に比べると、重なり部分及び
遮断器に関して縮小されたガス絶縁開閉装置となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき具体
的に説明する。なお、図１は本実施例のガス絶縁装置の
正面図、図２は図１の平面図、図３は図１の単線結線を
示す説明図である。
的に説明する。なお、図１は本実施例のガス絶縁装置の
正面図、図２は図１の平面図、図３は図１の単線結線を
示す説明図である。
【００１１】図１及び図２に示す様に、内部に絶縁ガス
を封入した縦形三相遮断器１には、この遮断器軸と直交
する水平方向に分岐口出し部１ａ、１ｂが上下並列に設
けられている。上部の口出し部１ａには線路側機器２
が、また下部の口出し部１ｂには母線側機器３がそれぞ
れ接続されている。この時、線路側機器２及び母線側機
器３は、それぞれの軸線が分岐口出し部１ａ、１ｂの開
口方向に対して直交する水平方向となり、さらにそれぞ
れの端部が対向するように接続されている。
を封入した縦形三相遮断器１には、この遮断器軸と直交
する水平方向に分岐口出し部１ａ、１ｂが上下並列に設
けられている。上部の口出し部１ａには線路側機器２
が、また下部の口出し部１ｂには母線側機器３がそれぞ
れ接続されている。この時、線路側機器２及び母線側機
器３は、それぞれの軸線が分岐口出し部１ａ、１ｂの開
口方向に対して直交する水平方向となり、さらにそれぞ
れの端部が対向するように接続されている。
【００１２】この様な線路側機器２は、分岐口出し部１
ａとの接続手段となる絶縁ガスを封入した第１の線路側
容器１０に、設置開閉器６及び断路器７と図示しないが
内装形変流器が接続されると共に、絶縁ガスを封入した
第２の線路側容器９が取り付けられて構成されている。
この第２の容器９には、気中送電線路に接続される三相
の線路側気中ブッシング４列と、電圧変成器５が設けら
れている。一方、母線側機器３は、分岐口出し部１ｂと
の接続手段となる絶縁ガスを封入した母線側容器１３
と、この端部に三相の母線側気中ブッシング１１列が設
けられ、この気中ブッシング１１列の基部に外装形変流
器１２が取り付けられて構成されている。
ａとの接続手段となる絶縁ガスを封入した第１の線路側
容器１０に、設置開閉器６及び断路器７と図示しないが
内装形変流器が接続されると共に、絶縁ガスを封入した
第２の線路側容器９が取り付けられて構成されている。
この第２の容器９には、気中送電線路に接続される三相
の線路側気中ブッシング４列と、電圧変成器５が設けら
れている。一方、母線側機器３は、分岐口出し部１ｂと
の接続手段となる絶縁ガスを封入した母線側容器１３
と、この端部に三相の母線側気中ブッシング１１列が設
けられ、この気中ブッシング１１列の基部に外装形変流
器１２が取り付けられて構成されている。
【００１３】ところで、第１及び第２の線路側容器９，
１０と母線側容器１３には、それぞれ高電圧の三相導体
が収納されている。各三相導体は、線路側気中ブッシン
グ列の各ブッシング４ａ，４ｂ，４ｃ及び母線側気中ブ
ッシング列の各ブッシング１１ａ，１１ｂ，１１ｃに対
して、それぞれ電気的に接続されている。この様なブッ
シング４，１１列は線路側機器２及び母線側機器３の軸
線に対して直交し、各ブッシング４，１１列の列方向
が、分岐口出し部１ａ，１ｂの開口方向と共に平行とな
るように装置の端面に配設されている。この様に設けら
れた線路側気中ブッシング４ａと母線側気中ブッシング
１１ａとの配設空間には、制御盤１４が配設されてい
る。また、遮断器の下部の口出し部１ｂと接続された母
線側機器３は、気中ブッシング１１の充電部が地面に対
し十分な絶縁距離（人が近づいても十分な高さ）を有す
る必要があり、この空間にはブッシング下部に変流器１
２を取り付けている。
１０と母線側容器１３には、それぞれ高電圧の三相導体
が収納されている。各三相導体は、線路側気中ブッシン
グ列の各ブッシング４ａ，４ｂ，４ｃ及び母線側気中ブ
ッシング列の各ブッシング１１ａ，１１ｂ，１１ｃに対
して、それぞれ電気的に接続されている。この様なブッ
シング４，１１列は線路側機器２及び母線側機器３の軸
線に対して直交し、各ブッシング４，１１列の列方向
が、分岐口出し部１ａ，１ｂの開口方向と共に平行とな
るように装置の端面に配設されている。この様に設けら
れた線路側気中ブッシング４ａと母線側気中ブッシング
１１ａとの配設空間には、制御盤１４が配設されてい
る。また、遮断器の下部の口出し部１ｂと接続された母
線側機器３は、気中ブッシング１１の充電部が地面に対
し十分な絶縁距離（人が近づいても十分な高さ）を有す
る必要があり、この空間にはブッシング下部に変流器１
２を取り付けている。
【００１４】上述の様な本実施例の単線結線図を図３に
示す。すなわち、遮断器１を挟んで両側に、線路側機器
と母線側機器とが接続されている。線路側には、端部か
ら気中ブッシング４列、電圧変成器５、接地開閉器６、
断路器７、内装形変流器８が接続されている。また、母
線側には、端部から気中ブッシング１１列、外装型変流
器１２が接続されている。
示す。すなわち、遮断器１を挟んで両側に、線路側機器
と母線側機器とが接続されている。線路側には、端部か
ら気中ブッシング４列、電圧変成器５、接地開閉器６、
断路器７、内装形変流器８が接続されている。また、母
線側には、端部から気中ブッシング１１列、外装型変流
器１２が接続されている。
【００１５】以上の様に構成される本実施例の作用効果
は、以下の様になる。すなわち、上下２ケ所の分岐口出
し部を有する遮断器１を使用し、この遮断器１を挟んで
両側に気中ブッシング４，１１を含めた線路側機器２と
母線側機器３が配設されているガス絶縁開閉装置では、
線路側機器２に設けられた気中ブッシング４列の列両端
部４ａ，４ｃ間の距離をＷ1 、母線側に設けられた気中
ブッシング１１列の列両端部１１ａ，１１ｃ間の距離を
Ｗ2 とし、線路側と母線側のブッシング４，１１間の距
離をＬとすると、概略でＷ1 とＷ2 のいずれか一方の大
きい方がガス絶縁開閉装置の幅Ｗに、距離Ｌが装置の長
さＬとなる。この時、ガス絶縁開閉装置の据付面積Ｓ
は、
は、以下の様になる。すなわち、上下２ケ所の分岐口出
し部を有する遮断器１を使用し、この遮断器１を挟んで
両側に気中ブッシング４，１１を含めた線路側機器２と
母線側機器３が配設されているガス絶縁開閉装置では、
線路側機器２に設けられた気中ブッシング４列の列両端
部４ａ，４ｃ間の距離をＷ1 、母線側に設けられた気中
ブッシング１１列の列両端部１１ａ，１１ｃ間の距離を
Ｗ2 とし、線路側と母線側のブッシング４，１１間の距
離をＬとすると、概略でＷ1 とＷ2 のいずれか一方の大
きい方がガス絶縁開閉装置の幅Ｗに、距離Ｌが装置の長
さＬとなる。この時、ガス絶縁開閉装置の据付面積Ｓ
は、
【００１６】
【数１】Ｓ＝Ｗ×Ｌ となる。
【００１７】なお、幅Ｗは線路側機器の軸線と母線側機
器の軸線を、平面図上において同一線上として構成する
と、最小とすることができる。また、幅Ｗの最小寸法は
気中ブッシングの相間絶縁距離まで縮小することができ
る。
器の軸線を、平面図上において同一線上として構成する
と、最小とすることができる。また、幅Ｗの最小寸法は
気中ブッシングの相間絶縁距離まで縮小することができ
る。
【００１８】ここで、本実施例では、３相の気中ブッシ
ング４，１１列を遮断器分岐口出し部１ａ，１ｂの開口
方向と平行に、すなわち線路側機器２及び母線側機器３
の軸線と直交するように配設しているが、これを、ブッ
シング列４，１１の列方向を機器の軸線と同一方向とす
ると、幅Ｗは更に１／３程度に縮小できる。しかし、こ
の場合には、長さＬが非常に長くなり母線長の増加によ
る経済的不利、および変電所用地の効果的運用面で難点
が多く、実用的とはいえない。したがって、幅Ｗの最小
寸法は適用する系統電圧で大気の絶縁強度一定のため一
義的に決まるため、ガス絶縁開閉装置の小型化は長さＬ
を縮小することにより可能となる。
ング４，１１列を遮断器分岐口出し部１ａ，１ｂの開口
方向と平行に、すなわち線路側機器２及び母線側機器３
の軸線と直交するように配設しているが、これを、ブッ
シング列４，１１の列方向を機器の軸線と同一方向とす
ると、幅Ｗは更に１／３程度に縮小できる。しかし、こ
の場合には、長さＬが非常に長くなり母線長の増加によ
る経済的不利、および変電所用地の効果的運用面で難点
が多く、実用的とはいえない。したがって、幅Ｗの最小
寸法は適用する系統電圧で大気の絶縁強度一定のため一
義的に決まるため、ガス絶縁開閉装置の小型化は長さＬ
を縮小することにより可能となる。
【００１９】この長さＬに関しては、以下の様になる。
すなわち、図３に示す単線結線図の様に、必ず遮断器を
挟んで線路側機器２と母線側機器３とが直列に接続され
る構成においては、線路側機器２の軸方向寸法をＬ1 、
母線側機器３の軸方向寸法をＬ2 、遮断器１の巾寸法を
Ｌ3 とした場合、従来技術のガス絶縁開閉装置の長さＬ
A は、単純に接続した構成のため、
すなわち、図３に示す単線結線図の様に、必ず遮断器を
挟んで線路側機器２と母線側機器３とが直列に接続され
る構成においては、線路側機器２の軸方向寸法をＬ1 、
母線側機器３の軸方向寸法をＬ2 、遮断器１の巾寸法を
Ｌ3 とした場合、従来技術のガス絶縁開閉装置の長さＬ
A は、単純に接続した構成のため、
【００２０】
【数２】ＬA ＝Ｌ1 ＋Ｌ2 ＋Ｌ3 となる。しかし、本実施例では、線路側機器２と母線側
機器３との遮断器１に対する接続部において、遮断器の
分岐口出し部１ａ，１ｂが上下２ケ所に設けられ、それ
ぞれの機器２，３が遮断器１を中心に逆方向となるよう
に配設されるため、概略として、長さＬに与えるＬ1 及
びＬ2 の実質長さＬ1 ＋Ｌ2 から、重なり部分となるＬ
3 を除いた長さＬ、すなわち、
機器３との遮断器１に対する接続部において、遮断器の
分岐口出し部１ａ，１ｂが上下２ケ所に設けられ、それ
ぞれの機器２，３が遮断器１を中心に逆方向となるよう
に配設されるため、概略として、長さＬに与えるＬ1 及
びＬ2 の実質長さＬ1 ＋Ｌ2 から、重なり部分となるＬ
3 を除いた長さＬ、すなわち、
【００２１】
【数３】Ｌ＝Ｌ1 ＋Ｌ2 −Ｌ3 となる。したがって、本実施例の長さＬと従来技術の長
さＬA を比べると、
さＬA を比べると、
【００２２】
【数４】 Ｌ−ＬA ＝（Ｌ1 ＋Ｌ2 −Ｌ3 ）−（Ｌ1 ＋Ｌ2 ＋Ｌ3 ） ＝−２Ｌ3 となり、遮断器の幅Ｌ3 の２倍の長さを縮小することが
できる。
できる。
【００２３】さらに、制御盤１４が線路側気中ブッシン
グ４ａと母線側気中ブッシング１１ａの間の空間に設け
られ、また変流器１２が気中ブッシング１１下部に設け
られる等、装置内部の空間を有効に利用することができ
る。
グ４ａと母線側気中ブッシング１１ａの間の空間に設け
られ、また変流器１２が気中ブッシング１１下部に設け
られる等、装置内部の空間を有効に利用することができ
る。
【００２４】したがって、装置全体を大巾に小型化する
ことができ、据付け場所の広さに左右されずに、経済的
に優れた気中送電線路に接続されるガス絶縁開閉装置を
提供することができる。
ことができ、据付け場所の広さに左右されずに、経済的
に優れた気中送電線路に接続されるガス絶縁開閉装置を
提供することができる。
【００２５】なお、本発明の絶縁開閉装置は、上述の実
施例に限定れるものではなく、例えば、遮断器、気中ブ
ッシング、導体等は三相として構成されたものに限定さ
れず、単相の場合にも前記実施例と同様の効果を得るこ
とができる。また、遮断器の分岐口出し部に、その開口
方向に対して線路側または母線側の少なくとも一方の軸
線を直交させ、他方の軸線を平行方向等他の異なる方向
となるように接続して構成することも可能である。この
場合も、装置の長さＬを縮小することができ、装置を小
型化することができ、優れた作用効果を得ることができ
る。すなわち、本発明は、気中送電線路に接続されるガ
ス絶縁開閉装置において、相間絶縁及び対地絶縁が確保
されると共に、構成機器の配置により小型化されたこと
に特徴を有するものであり、この特徴を有する限り、具
体的な各部材の形状、或いは各々の取付け位置及び方法
は適宜変更可能である。
施例に限定れるものではなく、例えば、遮断器、気中ブ
ッシング、導体等は三相として構成されたものに限定さ
れず、単相の場合にも前記実施例と同様の効果を得るこ
とができる。また、遮断器の分岐口出し部に、その開口
方向に対して線路側または母線側の少なくとも一方の軸
線を直交させ、他方の軸線を平行方向等他の異なる方向
となるように接続して構成することも可能である。この
場合も、装置の長さＬを縮小することができ、装置を小
型化することができ、優れた作用効果を得ることができ
る。すなわち、本発明は、気中送電線路に接続されるガ
ス絶縁開閉装置において、相間絶縁及び対地絶縁が確保
されると共に、構成機器の配置により小型化されたこと
に特徴を有するものであり、この特徴を有する限り、具
体的な各部材の形状、或いは各々の取付け位置及び方法
は適宜変更可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、機器の配
置を改良することにより、遮断器、断路器、接地開閉器
等を特殊設計することなく、標準品をそのまま使用し
て、気中ブッシングを有するガス絶縁開閉装置を十分小
型化することができる。したがって、設置場所の広さに
左右されることなく、経済的に優れた気中送電線路に接
続されるガス絶縁開閉装置を提供することができる。
置を改良することにより、遮断器、断路器、接地開閉器
等を特殊設計することなく、標準品をそのまま使用し
て、気中ブッシングを有するガス絶縁開閉装置を十分小
型化することができる。したがって、設置場所の広さに
左右されることなく、経済的に優れた気中送電線路に接
続されるガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の気中ブッシングを有するガ
ス絶縁開閉装置の側面図。
ス絶縁開閉装置の側面図。
【図２】第１図の平面図。
【図３】第１図の単線結線を示す説明図。
【図４】従来技術のケーブル引外しによるガス絶縁開閉
装置の側面図。
装置の側面図。
１，２１ … 遮断器 １ａ、１ｂ … 分岐口出し部 ２ … 線路側機器 ３ … 母線側機器 ４（４ａ、４ｂ、４ｃ） … 線路側気中ブッシング ５，２５ … 電圧変成器 ６，２４ … 接地開閉器 ７，２３ … 断路器 ８ … 内装形変流器 ９ … 第２の線路側容器 １０ … 第１の線路側容器 １１（１１ａ、１１ｂ、１１ｃ） … 母線側気中ブッ
シング １２ … 外装形変流器 １３ … 母線側容器 １４，２７ … 制御盤 ２６ … ケーブルヘッド
シング １２ … 外装形変流器 １３ … 母線側容器 １４，２７ … 制御盤 ２６ … ケーブルヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】 縦形遮断器の上下２ケ所に分岐口出し部
を有し、前記分岐口出し部の一方には線路側機器が、他
方には母線側機器が接続され、前記線路側及び母線側機
器の各端部には気中ブッシングが配設されて構成された
ガス絶縁開閉装置において、 前記遮断器の分岐口出し部に、その開口方向に対して線
路側機器の軸線又は母線側機器の軸線のうち少なくとも
一方は直交して接続され、 線路側機器と母線側機器とが、各軸線が上下に平行な平
面上に配設されると共に、遮断器を挟んで互いに異なっ
た方向となるように配設されたことを特徴とするガス絶
縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06209505A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06209505A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06209505A true JPH06209505A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11473090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06209505A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06209505A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7764486B2 (en) * | 2006-03-31 | 2010-07-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated power apparatus |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP50A patent/JPH06209505A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7764486B2 (en) * | 2006-03-31 | 2010-07-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated power apparatus |
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