JP2511189B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number
JP2511189B2
JP2511189B2 JP2269511A JP26951190A JP2511189B2 JP 2511189 B2 JP2511189 B2 JP 2511189B2 JP 2269511 A JP2269511 A JP 2269511A JP 26951190 A JP26951190 A JP 26951190A JP 2511189 B2 JP2511189 B2 JP 2511189B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
line
circuit
insulated switchgear
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2269511A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04150710A (ja
Inventor
修一 神田
博 大桑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2269511A priority Critical patent/JP2511189B2/ja
Publication of JPH04150710A publication Critical patent/JPH04150710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511189B2 publication Critical patent/JP2511189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電力ケーブル系統に設置されるガス絶縁開
閉装置に係り、特に、変電所・開閉所の母線区分回線に
位相調整回路を接続するガス絶縁開閉装置の配置に関す
るものである。
(従来の技術) 大都市周辺や臨界地区に設置されている変電所・開閉
所においては、用地の入手難や塩害などの問題に適応す
る開閉装置として、構成機器をSF6ガスなどの絶縁性ガ
スで密封してなるガス絶縁開閉装置が広く普及してい
る。このガス絶縁開閉装置は、遮断器或いは断路器、そ
の他の所要機器を立体的に配置し、各機器相互間の間隔
を大幅に狭め、敷地面積の大幅な縮小化を図ることがで
きるため、狭い用地で設置でき、塩害対策上も優れてい
る上、環境調和、保守点検の合理化、安全性などの優れ
た長所を有するものである。特に、大都市周辺などの入
口密集地域においては、近年の電力需要の増大に従っ
て、超高圧(300kV級)のガス絶縁開閉装置が設置され
るようになってきている。
第9図に3ユニット構成で2重母線の屋内変電所の単
線結線図の一例を示す。この第9図において、各ユニッ
トは、4回戦の送電線回線1と、1回線の変圧器回線
2、1回線の母線連絡回線3とを有しており、さらに、
各ユニット間を接続するために各ユニット毎に1回線の
母線区分回線4が設けられ、これらの母線区分回線4間
は連絡母線5によって接続されている。
また、第10図は、第9図の単線結線図に対応する実際
のガス絶縁開閉装置の配置例を示す平面図であり、図中
A,Bは主母線である。
さらに、第11図及び第12図は、第10図の配置のA主母
線用母線区分回線4a1及びB主母線用母線区分回線4b1
側面図であり、図中11a,11bは遮断器、12はA主母線、1
3はB主母線を示している。
すなわち、第11図及び第12図に示すように、遮断器11
a,11bは、動作軸が垂直方向となるように配置され、且
つ水平に引出された上下の接続口を有しており、この各
々の接続口には、変流器15a,15bがそれぞれ接続されて
いる。下側の変流器15a,15bは、A主母線用断路器14aま
たはB主母線用断路器14bを介してA主母線12またはB
主母線13にそれぞれ接続され、上側の変流器15a,15b
は、断路器16a,16bを介して連絡母線5a,5bにそれぞれ接
続されている。
一方、ガス絶縁開閉装置の超高圧化傾向に伴い、従来
の架空線に代り、電力ケーブルによるガス絶縁開閉装置
のネットワーク化が進められている。
この場合、電力ケーブルは、固体絶縁のため静電容量
が大きいため、静電容量の大きさに従って電力損失が大
きくなり、これにより、送電系統に位相のずれを生じ、
特に、変電所や開閉所の未端部においては、位相のずれ
が大きくなることが判明している。このような位相のず
れを生じている状態で、系統の開閉機器を開閉すると、
脱調現象などの問題が発生し、運転不能となってしま
う。従って、以上のような電力ケーブルを使用した系統
においては、このような位相のずれを調整し、運転不能
を回避するために、系統に位相調整回路を設けることが
要求される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような要求に応ずるために位相
調整回路を設けようとすると、位相調整回路を接続する
ための接続回路のスペースが必要となるが、既設の変電
所や開閉所においては、第10図に示すように、余分なス
ペースがなく、特に、ビルディングの地下変電所などに
おいては、上下方向においても全くスペースをとれない
ため、位相調整回路用のガス絶縁開閉装置を設置するこ
とが困難となる場合が多かった。
従って、位相調整回路用のガス絶縁開閉装置を設置す
るためには、機器を小型化するか、或いは設置スペース
を拡大しなければならず、結局実現不可能な場合が多か
った。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、位置調整回路を
接続しない場合と同等の限定されたスペース内におい
て、位相調整回路を有する母線区分回線の配置構成が可
能であるような、コンパクトで実用性に優れたガス絶縁
開閉装置を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明によるガス絶縁開閉装置は、母線区分回線に位
相調整回路を接続するガス絶縁開閉装置において、母線
区分回線の遮断器が、動作軸が垂直方向となるように配
置され、且つ上下に接続口を有し、この遮断器の上部の
接続口には水平に並べて配置された2台の断路器が接続
され、これらの断路器のうち、一方の断路器は連絡母線
に接続され、他方の断路器は位相調整回路に接続され、
遮断器の下部の接続口は主母線用断路器を介して主母線
に接続されていることを特徴としている。
(作用) 以上のような構成を有する本発明のガス絶縁開閉装置
においては、母線区分回線の遮断器の上部の接続口に並
べて2台の断路器を配置し、このうちの一方の断路器を
位相調整回路との接続用とすることにより、主母線上の
空間を有効利用でき、主母線から直接位相調整回路を引
出すための専用のスペースを別途設ける必要がなくなっ
ている。従って、位相調整回路を接続しない場合と同等
の限定されたスペース内において、位相調整回路を有す
る母線区分回線の配置構成が可能である。
(実施例) 以上説明したような本発明によるガス絶縁開閉装置の
実施例について、第1図乃至第8図を参照して具体的に
説明する。なお、第9図乃至第12図に示した従来技術と
同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
まず、第1図乃至第5図は、本発明によるガス絶縁開
閉装置を、電力ケーブルによってネットワーク化された
地下変電所に適用した一実施例を示す図であり、第1図
及び第2図は、具体的な母線区分回線の配置を示す側面
図、第3図は母線区分回線の単線結線図、第4図は変電
所の単線結線図、第5図は変電所の配置構成を示す平面
図である。この場合、第4図及び第5図に示す変電所
は、第9図及び第10図に示した変電所と同じく、3ユニ
ット構成で2重母線の屋内変電所構成とされており、構
成の概要は第9図及び第10図に示した変電所と同様であ
るが、図中CHとして示すように、電力ケーブル接続用の
ケーブルヘッドを有している。また、第1図及び第2図
は、第5図の配置のA主母線用母線区分回線4a2及びB
主母線用母線区分回線4b2の側面図である。なお、これ
らの主母線用母線区分回線は、同等の構成を有している
ため、以下では、これらの回線を一括して説明する。
すなわち、第1図及び第2図に示すように、遮断器11
a,11bは、動作軸が垂直方向となるように配置され、且
つ水平に引出された上下の接続口を有しており、各々の
接続口に、変流器15a,15bがそれぞれ接続されている。
下側の変流器15a,15bは、A主母線用断路器14aまたはB
主母線用断路器14bを介してA主母線12またはB主母線1
3に接続されている。一方、上側の変流器15a,15bは、断
路器16a,16bを介してその上部に配設された連絡母線5a,
5bにそれぞれ接続されると共に、断路器16a,16bと水平
に並べて配置された位相調整回路用断路器17a,17bにも
接続されている。この位相調整回路用断路器17a,17bに
は、さらに、変流器18a,18b、接地開閉器19a,19b、ケー
ブルヘッド20a,20bが水平方向に順次接続されている。
ケーブルヘッド20a,20bは、垂直方向に配置されてお
り、その下部にて電力ケーブル21a,21bに接続され、こ
の電力ケーブル21a,21bを介して、第3図に示すよう
に、位相調整器100へと接続されるような配置構成とな
っている。
以上のような構成を有する本実施例によれば、母線区
分回線の遮断器11a,11bの上部の接続口に、水平に並べ
た連絡母線用の断路器16a,16b及び位相調整回路用断路
器17a,17bをそれぞれ接続して、位相調整回路用断路器1
7a,17bを、位相調整回路に接続する配置構成とすること
により、A主母線12及びB主母線13上の空間を有効利用
でき、これらの主母線12,13から直接位相調整回路を引
出すための専用のスペースを別途設ける必要がなくなっ
ている。従って、位相調整回路を接続しない従来の母線
区分回線の設置スペースと同等の限定された設置スペー
ス内において、位相調整回路を有する母線区分回線を配
置構成できる。
次に、第6図乃至第8図は、本発明による他の実施例
を示す図であり、第6図及び第7図は、具体的な母線区
分回線の配置を示す側面図、第8図は母線区分回線の単
線結線図である。この第6図乃至第8図に示すように、
本実施例においては、位相調整回路用断路器17a,17b
に、さらに、位相調整回路用遮断器22a,22bが接続さ
れ、これを介して位相調整器100が接続されている。
すなわち、第6図及び第7図に示すように、遮断器11
a,11bと位相調整回路用遮断器22a,22bは、共に動作軸が
垂直方向となるように配置され、且つ同一側面上の上下
に接続口を有しており、この上下の接続口がそれぞれ対
向するように配置されている。遮断器11a,11bの上下の
接続口には、変流器15a,15bがそれぞれ接続されてお
り、同様に、位相調整回路用遮断器22a,22bの上下の接
続口には、変流器23a,23bがそれぞれ接続されている。
また、上側の変流器15a,23a間、または15b,23b間には、
連絡母線用の遮断器16a,16b及び位相調整回路用遮断器1
7a,17bが水平に並べて配置され、連絡母線用の断路器16
a,16bの上方には、連絡母線5a,5bが配置され、この断路
器16a,16bに接続されている。さらに、遮断器11a,11bに
接続された下側の変流器15a,15bは、前記実施例と同様
に、A主母線用断路器14aまたはB主母線用断路器14bを
介してA主母線12またはB主母線13に接続されている。
一方、位相調整回路用遮断器22a,22bに接続された下側
の変流器23a,23bは、接地開閉器24a,24bを介して、第8
図に示すように、位相調整器100に接続されるようにな
っている。
以上のような構成を有する本実施例においても、前記
実施例と同様の作用効果を得られる。すなわち、位相調
整回路を接続しない従来の母線区分回線の設置スペース
と同等の限定された設置スペース内において、位相調整
回路を有する母線区分回線を配置構成できる。
なお、前記各実施例においては、いずれも単相形、3
ユニット構成の2重母線構成のガス絶縁開閉装置に適用
した場合について説明したが、本発明はこの構成に限定
されるものではなく、これ以外のガス絶縁開閉装置、例
えば、母線区分回線を有する三相形や単母線方式のガス
絶縁開閉装置にも同様に適用可能であり、同様の作用効
果を得られるものである。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明においては、母線区分回線
の遮断器の上部の接続口に並べて2台の断路器を配置
し、このうちの一方の断路器を位相調整回路との接続用
とすることにより、主母線上の空間を有効利用でき、主
母線から直接位相調整回路を引出すための専用のスペー
スを別途設ける必要がなくなるため、位相調整回路を接
続しない従来の母線区分回線の設置スペースと同等の限
定されたスペース内において、位相調整回路を有する母
線区分回線を配置構成可能であるような、コンパクトで
実用性に優れたガス絶縁開閉装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本発明によるガス絶縁開閉装置
を、電力ケーブルによってネットワーク化された地下変
電所に適用した一実施例を示す図であり、第1図及び第
2図は、第5図のA主母線用母線区分回線及びB主母線
用母線区分回線を示す側面図、第3図は母線区分回線を
示す単線結線図、第4図は変電所を示す単線結線図、第
5図は変電所の配置構成を示す平面図である。 第6図乃至第8図は、本発明による他の実施例を示す図
であり、第6図及び第7図は、具体的な母線区分回線の
配置を示す側面図、第8図は母線区分回線を示す単線結
線図である。 第9図及び第10図は従来のガス絶縁開閉装置を示す単線
結線図とその配置例を示す平面図、第11図及び第12図
は、第10図のA主母線用母線区分回線及びB主母線用母
線区分回線を示す側面図である。 1……送電線回線、2……変圧器回線、3……母線連絡
回線、4……母線区分回線、4a1,4a2……A主母線用母
線区分回線、4b1,4b2……B主母線用母線区分回線、5,5
a,5b……連絡母線。 11a,11b……遮断器、12……A主母線、13……B主母
線、14a……A主母線用断路器、14b……B主母線用断路
器、15a,15b……変流器、16a,16b……(連絡母線用の)
断路器、17a,17b……位相調整回路用断路器、18a,18b…
…変流器、19a,19b……接地開閉器、20a,20b……ケーブ
ルヘッド、21a,21b……電力ケーブル、22a,22b……位相
調整回路用遮断器、23a,23b……変流器、24a,24b……接
地開閉器、100……位相調整器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】母線区分回線に位相調整回路を接続するガ
    ス絶縁開閉装置において、 前記母線区分回線の遮断器が、動作軸が垂直方向となる
    ように配置され、且つ上下に接続口を有し、この遮断器
    の上部の接続口には水平に並べて配置された2台の断路
    器が接続され、これらの断路器のうち、一方の断路器は
    連絡母線に接続され、他方の断路器は位相調整回路に接
    続され、遮断器の下部の接続口は主母線用断路器を介し
    て主母線に接続されていることを特徴とするガス絶縁開
    閉装置。
JP2269511A 1990-10-09 1990-10-09 ガス絶縁開閉装置 Expired - Fee Related JP2511189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2269511A JP2511189B2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 ガス絶縁開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2269511A JP2511189B2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 ガス絶縁開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04150710A JPH04150710A (ja) 1992-05-25
JP2511189B2 true JP2511189B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=17473436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2269511A Expired - Fee Related JP2511189B2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 ガス絶縁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511189B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04150710A (ja) 1992-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1149773A (zh) 气体绝缘开关装置及使用该开关装置的输电系统
JP2511189B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0670416A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000253520A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS5846818A (ja) 保護継電装置
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH056405B2 (ja)
JP3763988B2 (ja) 開閉装置の更新方法
JPH04304105A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6213377Y2 (ja)
JPH0210722Y2 (ja)
JPS58222706A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0349510A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06253426A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0213525B2 (ja)
JPS61102108A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06209505A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000253519A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06197424A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH10285728A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH04299006A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH04304104A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH02262809A (ja) 集合形変電設備
JPH0564523B2 (ja)
JPS59106807A (ja) ガス絶縁開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees