WO2004026021A1

WO2004026021A1 - 走行型芝刈機

Info

Publication number: WO2004026021A1
Application number: PCT/JP2003/002956
Authority: WO
Inventors: Yasuyuki Suhara; Naoto Yamanaka
Original assignee: Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd.
Priority date: 2002-09-19
Filing date: 2003-03-12
Publication date: 2004-04-01
Also published as: EP1595433A2; JP3892376B2; EP1541006B1; DE60311283T2; US20050005587A1; DE60316731D1; DE60311283D1; EP1541006A1; US7047715B2; EP1595433B1; EP1595433A3; JP2004105109A; DE60316731T2; EP1541006A4

Abstract

　走行機体１のうち前車輪２と後車輪３との間の部位に、ロータリーモア１２を昇降可能に装着する一方、刈取芝の排出ダクト２３を後方に延びるように配設した走行型芝刈機において、前記ロータリーモアの刈取芝の排出口５８に断面下向き溝型の上部ダクト５７を被せて、その後端を前記排出ダクト２３の前端上部内に挿入する一方、前記排出ダクト２３を、断面下向き溝型に形成して、この排出ダクト内における底部に、その底板を形成するように断面上向き溝型にした底部ダクト６１を、その前端が上下動するように配設し、更に、前記底部ダクトの前端を、前記ロータリーモアと一緒に上下動するように構成して、刈取芝の排出を、ロータリーモアの刈取高さを低くした状態においても円滑にする。

Description

曰月糸田 · 走行型芝刈機発明の背景

1 . 発明の属する技術分野

本発明は、走行機体に、ロータリーモアを昇降可能に装着して成る走行型の芝刈リ機に関するものである。

2 . 関連技術の説明

従来、この種の走行型芝刈機は、走行機体のうちこれを支持する一対の前車輪と一対の後車輪との間の部位に、ロータリーモアを昇降可能に装着し、この口一タリ一モアによって地面における芝草を適宜高さに刈り取るように構成している (例えば、特開平 9一 9 7 5 7号公報参照）。

この従来における走行型芝刈機は、そのロータリ一モアによって刈り取った刈取芝を、前記ロータリーモアにおける左右方向の一側面に設けた排出口よリ排出するようにしているから、その横幅寸法が増大し、大型化を招来するのであったそこで、最近の走行型芝刈機においては、前記ロータリーモアからの排出ダク卜を、走行機体における下面側のうち両後車輪間の部位に後方に延びるように配設して、前記ロータリ一モアにおいて刈り取った刈取芝をこの排出ダク卜を介して後方に放出するように構成している。

しかし、前記ロータリーモアは、刈り高さ調節及び非刈リ状態での走行のために、走行機体に対して昇降可能に装着されるものであることによリ、このロータリーモアから後方に延びる排出ダク卜も、当該ロータリ一モアと一緒に昇降可能に構成しなければならないから、構造が複雑化するばかリか、地面からの走行機体までの高さも高くしなければならず、機体高さが高くなるという問題があった本発明は、この問題を解消することを技術的課題とするものである。発明の開示本発明の第 1 の局面は、走行機体のうちこれを支持する一対の前車輪と一対の後車輪との間の部位に、ロータリーモアを昇降可能に装着する一方、前記走行機体における下面側のうち両後車輪間の部位に、刈取芝の排出ダク卜を後方に延びるように配設して成る走行型芝刈機において、前記口一タリーモアの上面に、その刈取芝の排出口に被さるように断面下向き溝型にした上部ダク卜を、その後端が上下動するように回転自在に枢着して、この上部ダクトの後端を、前記排出ダク卜の前端上部内に挿入する一方、前記排出ダク卜を、断面下向き溝型に形成して、この排出ダクト内における底部に、その底板を形成するように断面上向き溝型にした底部ダクトを配設して、この底部ダクトの後端を、当該底部ダクトの前端が上下動するように回動自在に枢着し、更に、前記底部ダク卜の前端に前記口ータリーモアに対する昇降操作機構に連動連結したことを特徴としている。このように構成することによリ、口一タリーモアにて刈り取った刈取芝を、上部ダク卜及び底部ダク卜を介して排出ダク卜内に導いたのち、排出ダク卜を介して後方に放出することができて、前記排出ダク卜を昇降動することなく、ロータリーモアのみを昇降動することができるから、構造を簡単化できるとともに、地面から走行機体までの高さ、ひいては、機体の高さを低くすることができるのであ ₀

また、前記ロータリ一モアを地面に近づけるように下降動することで芝草の刈リ高さを低くした場合、これに連動して、前記底部ダク卜が、その前端が下がることになるから、刈り取った刈取芝の底部ダク卜を介しての排出ダク卜内への導入が、芝草の刈リ高さを低くした場合において、確実に且つ円滑にできて、詰まリが発生することを確実に低減できる。

この第 1 の局面においては、前記排出ダクトの前端における左右両側に、内向きに突出する軟質弾性体製のシール板を上下方向に延びるように設けることによリ、前記排出ダク卜における左右両側の内面と、これに挿入される上部ダク卜における左右両側の外面との間に必然的に形成される隙間を、前記軟質弾性体製のシール板にて塞ぐことができるから、排出ダク卜を介しての刈取芝の排出性が、前記隙間の存在によって悪化することを、前記上部ダク卜における上下回動を許容した状態のもとで、確実に低減できる利点がある。

次に本発明の第 2の局面は、前記第 1 の局面に加えて、前記走行機体を構成する左右一対のサイドフレーム間に、その相互間を連結するパイプ部材を設け、このパイプ部材内に、昇降操作レバ一にて回転操作される昇降操作軸を回転自在に設けて、この昇降操作軸に、前記ロータリーモアを、当該昇降操作軸の回転によつて昇降動するように連結することを特徴としている。

このように構成することにょリ、前記第 1 の局面に効果に加えて、走行機体を構成する左右一対のサイドフレームの相互間を連結するパイプ部材を利用して、前記ロータリーモアを昇降動するための昇降操作軸を、前記走行機体に軸支することができ、換言すると、前記パイプ部材を、走行機体における左右のサイドフレームの相互間を連結する部材と、前記昇降操作軸を走行機体に対して軸支するための部材とに兼用することができるから、走行機体の構造がそれだけ簡単になるととも、小型 ·軽量化することができ、しかも、製造コス卜を低減できる効果を有する。

また、この第 2の局面においては、前記パイプ部材に、前記走行機体に設けた走行変速ペタルの動きを走行機体に対する走行変速手段に伝える変速用連動レバ —体及び前記走行機体に設けたブレーキペダルの動きを走行機体に対するブレーキ手段に伝えるブレーキ用連動レバ一体のうちいずれか一方又は両方を回転自在に支持することによリ、前記パイプ部材を、変速用連動レバー体及びブレーキ用連動レバ一体のいうちいずれか一方又は両方を走行機体に対して回転自在に支持するため部材にも兼用できるから、前記した効果をよリ助長できる。

本発明の他の目的、特徴及び利点は、以下添付図面に基づいて説明する実施形態から明らかとなろう。図面の簡単な説明図 1 は、本発明の実施形態による走行型芝刈機を示す側面図である。

図 2は、図 1 の平面図である。図 3は、図 1 の要部を示す拡大図である。

図 4は、図 3の平面図である。

図 5は、図 4の要部を示す拡大図である。

図 6は、図 5の VI— VI視拡大断面図である。

図 7は、図 6の VII -VI I 視断面図である。

図 8は、図 7の VI I I— VI I I視断面図である。

図 9は、図 7の IX— IX視断面図である。

図 1 0は、図 6の X— X視断面図である。

図 1 1 は、昇降機構を示す詳細図である。

図 1 2は、図 4の XI I — XII 視拡大断面図である。

図 1 3は、図〗 2の XI 11— XI I I視断面図である。

図 1 4は、図 1 3の XIV -XIV 視断面図である。

図 1 5は、図 1 3の XV— XV視断面図である。

図 1 6は、図 2の XVI -XVI 視拡大断面図である。

図 1 7は、図 1 6の一部切欠平面図である。

図 1 8は、図 1 6の要部拡大図である。好適な実施形態の詳細な説明図面において、符号 1 は、前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム 1 aにて構成した走行機体を示し、この走行機体 1 は、前部における左右一対の前車輪 2と、後部における左右一対の後車輪 3とで支持され、且つ、この走行機体 1 の前部上面には、エンジン 4が搭載されているとともに、前記両前車輪 2を同時に回動するように舵取りするための操縦ハンドル 5が設けられ、また、前記走行機体 1 の後部上面には、作業者が座る操縦座席 6が設けられている。

更にまた、前記走行機体 1 の上面には、前記両後車輪 3の上部を覆うフェンダ一 7 aと、前記操縦座席の前側の部分にステツプ台 7 bとを備えたフロントカウル 7が、走行機体 1 の全体を覆うように設けられ、このフロン卜カウル 7には、前記エンジン 4に対するポンネッ卜カバ一 8が開閉可能又は着脱可能に設けられている。

前記両後車輪 3は、前記走行機体 1 における両サイドフレ一厶 1 aの外側面に上下方向に延びるように固着したブラケット部材 9の下端に装着されている。一方、前記両前車輪 2は、前記走行機体 1 における前部下面のうち平面視において走行機体 1 における横幅方向の中心線 1 b上の部位に中央部をセンターピン 1 0にて上下方向に回動自在に枢着したフロン卜アクスル 1 1 の両端に、水平方向に旋回自在に枢着され、前記フロン卜アクスル 1 1 のセンタ一ピン 1 0を中心としての回動により、一方の前車輪が上昇すると他方の前車輪が下降するというように両前車輪 2が互いに逆作動するように構成されている。

前記走行機体 1 における下面側で、且つ、前記両前車輪 2と両後車輪 3 との間には、左右一対の刈取リ羽根 1 2 a , 1 2 bと、この両刈取り羽根 1 2 a , 1 2 bを覆うハウジング 5 6とを備えた口一タリ一モア 1 2が、左右一対の前部リンク 1 3と、後部リンク 1 4とにょリ上下動可能に装着され、且つ、前記操縦座席 6の右側に配設した昇降操作レバー 1 5の回動によって、上下動するように構成されている。

前記エンジン 4における一方の出力軸 4 aを、エンジン 4から前向きに、他方の出力軸 4 bを、エンジン 4から後ろ向きに各々突出し、前記前向きに突出する —方の出力軸 4 aの回転を、前記走行機体 1 の前部で且つ前記センタ一ピン 1 0 ょリ上側に前後方向に延びるように軸支した中間軸 1 6にベル卜 1 7にて動力伝達する。

—方、前記ロータリーモア 1 2の上面に、これに取付けた歯車ケース 1 9を介して縦軸 1 8を回転自在に軸支し、前記歯車ケース 1 9には、前記縦軸 1 8に傘歯車を介して連動する入力軸 2 0を回転自在に軸支して、この入力軸 2 0を水平前向きに突出し、この入力軸 2 0の先端と、前記中間軸 1 6の後端とに、伸縮式の動力伝達軸 2 1 の両端を自在軸継ぎ手 2 1 a , 2 1 bを介して連結することによリ、前記エンジン 4における動力を、前記中間軸 1 6、動力伝達軸 2 1 及び入力軸 2 0を介して前記縦軸 1 8に伝達し、この縦軸 1 8の回転を、当該縦軸 1 8 と、両刈取り羽根 1 2 a , 1 2 bにおける支持軸 1 2 a ' , 1 2 b ' との間に巻掛けした無端ベルト 2 2を介して前記両刈取リ羽根 1 2 a , 1 2 bに伝達することにょリ、この両刈取り羽根 1 2 a , 1 2 bを、図 4 に点線矢印で示すように、走行機体の走行方向に対して互いに内向きの方向に回転するように構成する。前記ロータリーモア 1 2の上面には、当該口一タリ一モア 1 2 における両刈取リ羽根 1 2 a , 1 2 bにて刈り取った芝草を排出するための断面下向き溝型の排出ダクト 2 3が、前記両後車輪 3間、正確には後車輪 3が取付く左右一対のブラケッ卜部材 9の間を後方に延びるように設けられている。

—方、前記排出ダク卜 2 3の上部で、且つ、前記操縦座席 6の下部の部位に、前記ェンジン 4の回転を前記両後車輪 3に伝達するするための走行ミッション機構 2 4を、当該走行ミッション機構 2 4への縦向きの入力軸 2 4 aが上向きに突出するように配設して、この走行ミッション機構 2 4の左右両側より横外向きに突出する出力軸 1 4 bから前記両後車輪 3に対して無端チェン 2 5にて動力伝達するように構成する。

なお、前記走行ミッション機構 2 4 には、図示していないが、走行速度を無段階に変速するようにした走行変速手段と、前記両後車輪 3 に対するブレーキ手段とを内蔵している。

前記走行ミッション機構 2 4よリも前側で、且つ、この走行ミッション機構 2 4に隣接する部分に、縦向きに延びる中間軸 2 6を、走行機体 1 に取付く歯車ケース 2 7にて回転自在に軸支し、この中間軸 2 6の上端と、前記走行ミッシヨン機構 2 4における入力軸 2 4 aとの間に無端ベル卜 2 8を巻掛けする一方、前記中間軸 2 6を軸支する歯車ケース 1 7の下端に、前記中間軸 2 6 に傘歯車を介して連動する横軸 2 9を前向きに突出するように設けて、この横軸 2 9 と、前記ェンジン 4における後向きの他方の出力軸 4 bとの間を、両端に自在軸継ぎ手 3 0 a , 3 0 bを備えた伸縮式の動力伝達軸 3 0を介して連結することによリ、前記エンジン 4から動力を、動力伝達軸 3 0、横軸 2 9、中間軸 2 6及び無端ベルト 2 8を介して前記走行ミッション機構 2 4に伝達するように構成する。

そして、前記ロータリ一モア 1 2を、昇降操作レバー 1 5の回動によって昇降動するに際しては、以下に述べるように構成する。

すなわち、前記走行機体 1 のうち前車輪 2 と後車輪 3との間の部分に、この走行機体 1 における左右の両サイドフレーム 1 aの相互間を互いに連結するパイプ部材 3 1 を設け、このパイプ部材 3 1 内に、昇降操作軸 3 2を回転自在に挿入し、この昇降操作軸 3 2の両端から突出したアーム 3 3の先端と、前記ロータリ一モア 1 2を昇降自在に支持する前記後部リンク 1 4 との間を連杆 3 4 にて連結することにより、前記昇降操作軸 3 2の回転に連動して前記ロータリ一モア 1 2が昇降動するように構成する。

一方、前記昇降操作レバ— 1 5の基端を、前記走行機体 1 のうち操縦座席 6の後側の部位に回転自在に軸支した横軸 3 5に固着する一方、前記昇降操作レバー 1 5と、前記昇降操作軸 3 2 との間を連杆 3 6 にて連結することにより、昇降操作レバ一 1 5における実線矢印 A方向への回動によって昇降操作軸 3 2がロータリーモア 1 2を上昇する方向に回転し、昇降操作レバ一 1 5における点線矢印 B 方向への回動によって昇降操作軸 3 2がロータリーモア 1 2を下降する方向に回転するように構成し、更に、前記横軸 3 5から突出したアーム 3 7の先端と、前記走行機体 1 との間に引っ張リばね 3 8を装架することによリ、この引っ張リぱね 3 8にて、前記ロータリーモア 1 2を吊リ上げるように付勢する。

前記昇降操作レバ一 1 5を、図 6及び図 1に示すように、横軸 3 5に固着した基幹部分 1 5 aと、握り部 1 5 bとで構成して、前記握リ部 1 5 bを、前記基幹部分 1 5 aに対して、走行機体〗における走行方向に対して横方向に自在に回動するようにピン 1 5 cにて枢着することによって、当該握り部 1 5 bを操縦座席 6に近づく状態にした位置と、操縦座席 6から離れた状態にした位置との間を往復回動できるように構成する。

なお、この握リ部 1 5 bにおける横方向への往復回動は、図 9に示すように、前記基幹部分 1 5 aに穿設した長溝孔 1 5 f にて所定の角度範囲に規制されている。

また、前記昇降操作レバー 1 5における握リ部 1 5 bの基端に固着した突起 1 5 dを前記基幹部分 1 5 aに装着した板ばね体 1 5 eに対して接触することによリ、前記握リ部 1 5 bを、この板ばね体 1 5 eにて、図 8に示すように、操縦座席 6に近づく状態にした位置（実線で示す位置）と、操縦座席 6から離れた状態にした位置（二点鎖線で示す位置）とに保持するように構成する。

更にまた、前記昇降操作レバ一 1 5における握リ部 1 5 bを、走行機体 1 に装着のガイド板 3 9 に設けたガイド溝 4 0内を、その長手方向に移動するようにして、このガイド溝 4 0の左右両側に、前記握り部 1 5 bがその横方向への回動にて嵌まるようにした係止凹所 4 1 の多数個を、適宜ピッチ Pの間隔で設けることによリ、前記ロータリーモア 1 2 における地面からの高さを、前記各係止凹所 4 1 におけるピッチ Pの間隔で調節できるように構成する。

—方、前記走行機体 1 における上面のうち右側で且つ操縦座席 6よりも前側の部分には、走行変速ペタル 4 2 と、ブレーキペタル 4 3とが設けられており、前記走行変速ペタル 4 2 は、前記走行機体 1 に軸受 4 4 にて回転自在に軸支した中空軸 4 5 に、当該走行変速ペタル 4 2の踏み込み操作によって中空軸 4 5を往復回転するように固着され、また、前記ブレーキペタル 4 3は、前記中空軸 4 5内に回転自在に挿入したブレーキ軸 4 6 に、当該ブレーキペタル 4 3の踏み込み操作によってブレーキ軸 4 6を往復回転するように固着されている。なお、前記プレーキ軸 4 6のうち前記中空軸 4 5ょリ突出する部分は、ブラケット 4 7 にて走行機体 1 に軸支されている。

そして、前記パイプ部材 3 1 に、変速用連動レバ一体 4 8と、ブレーキ用連動レバー体 4 9 とを回転自在に被嵌して設け、前記変速用連動レバ一体 4 8 と、前記中空軸 4 5 との間を連杆 5 0 にて連結することにより、前記走行変速ペダル 4 2の踏み込み操作による回転を前記変速用連動レバ一体 4 8及び連杆 5 1 を介して前記走行ミッション機構 2 4 における走行変速手段に伝えて、その変速を行うように構成する一方、前記ブレーキ用連動レバー体 4 9 と、前記ブレーキ軸 4 6 との間を連杆 5 2 にて連結することにより、前記ブレーキペダル 4 3の踏み込み操作による回転を前記ブレーキ用連動レバー体 4 9及び連杆 5 3を介して前記走行ミッション機構 2 4 におけるブレーキ手段に伝えて、これを作動するように構成する。

また、前記ロータリーモア 1 2 は、前記両前部リンク 1 3を着脱可能に搆成する一方、前記両後部リンク 1 4の先端における連結ピン 1 4 aを前記ロータリ一モア 1 2 におけるハウジング 5 6から上向きに突出したブラケッ卜 5 6 aにおける横溝孔 1 2 a ' に嵌め係合することにより、走行機体 1 に対して着脱可能に構成している。一方、前記ロータリ一モア 1 2 に対する両後部リンク 1 4の先端における連結ピン〗 4 aを、前記連杆 3 4に穿設した長溝孔 3 4 aに嵌まリ係合する一方、前記連結ピン 1 4 aに、ばね掛けレバー 5 4の基端を回動自在に枢着し、このばね掛けレバー 5 4に、前記ブラケッ卜 5 6 aに設けたピン 5 5が着脱自在に嵌まる係合する鈎型の長溝孔 5 4 aを設ける一方、前記ばね掛けレバー 5 4 と、前記昇降操作軸 3 2 との間に補助の引っ張りばね 5 5を装架して、前記ばね掛けレバ一 5 4を、図〗 1 に実線で示すように、その長溝孔 5 4 aにピン 5 5が嵌まリ係合する状態にしたとき、前記補助の引っ張リばね 5 5のばね力が前記ロータリーモァ 1 2 に作用して、これを吊り上げように付勢し、前記ばね掛けレバ一 5 4を、図 1 1 に二点鎖線で示すように、その長溝孔 5 4 aがピン 5 5ょリ外れた状態にしたとき、前記補助の引っ張リばね 5 5のばね力が前記口一タリーモア 1 2 に作用しないように構成することによリ、前記補助の引っ張りばね 5 5を設ける場合に、前記ロータリ一モア 1 2の着脱が、前記引っ張リばね 5 5の着脱を必要とすることなく容易にできるようにする。

そして、前記ロータリ一モア 1 2 におけるハウジング 5 6の上面には、下面を開放するように断面下向き溝型に形成した上部ダク卜 5 7を、前記ハウジング 5 6における刈取芝の排出口 5 8を塞いで且つ後方に延びるように配設し、この上部ダク卜 5 7における前端 5 7 cを、前記八ウジング 5 6 に対して、当該上部ダク卜 5 7の後端 5 7 dが上下動するようにピン 5 9にて回転自在に枢着する。更に、この上部ダク卜 5 7を、その後端 5 7 dを前記排出ダクト 2 3における前端内に挿入するとともに、前記枢着ピン 5 9 に設けた捩じりばね 6 0 にて、その後端 5 7 dが常時前記排出ダク卜 2 3 における前端内の上部に位置するように付勢する。

また、前記排出ダクト 2 3内における底部には、上面を排出ダクト 2 3内に開放するように断面上向き溝型に形成した底部ダク卜 6 1 を、排出ダク卜 2 3と同じ方向に延びるように配設して、この底部ダク卜 6 1 における後端 6 1 cを、前記排出ダク卜 2 3 における左右両側面板 2 3 aに対して、当該底部ダク卜 6 1 における前端 6 〗 dが上下動するようにピン 6 2 にて回動自在に枢着する一方、この底部ダク卜 6 1 における前端 6 1 dを、前記排出ダクト 2 3の前端よリも前向きに突出して、この部分と、前記ロータリーモア 1 2の昇降動用連杆 3 4における下端に、連杆 6 3を介して連結することによリ、前記口一タリ一モア 1 2の昇降動と一緒に昇降動するように構成する。

この場合において、前記底部ダク卜 6 1 における横幅寸法は、前記排出ダク卜 2 3 における横幅寸法よリも狭くて、前記ハウジング 5 6の排出口 5 8 における横幅寸法よりも広く構成され、また、前記上部ダクト 5 7における横幅寸法は、前記底部ダク卜 6 1 における横幅寸法よリも狭くて、前記排出口 5 8 における横幅寸法よリも広く構成されている。

前記排出ダクト 2 3における前端 2 3 cに、その左右両側面板 2 3 aから内向きに突出するようにゴム等の軟質弾性体製のシール板 2 3 bを設ける一方、前記底部ダク卜 6 1 における前端 6 1 dに、その左右両側面板 6 1 aから内向きに突出するようにゴム等の軟質弾性体製のシール板 6 1 bを設ける。また、前記排出ダクト 2 3 における両シール板 2 3 bは、下方に延びて、前記底部ダク卜 6 1 における両シール板 6 1 bの前面に接当するように構成されている。

なお、前記排出ダクト 2 3における両シール板 2 3 bは、前記上部ダクト 5 7 における左右両側面板 5 7 aの外側面に接触している。また、前記底部ダクト 6 1 における両シール板 6 1 bは、前記排出口 5 8を形成する左右両側面板 5 8 a の外側面に接触している。

この構成において、走行機体 1 を、その口一タリーモア 1 2 を回転駆動しながら前進走行することにより、所定の芝刈リを行うことができ、この芝刈りにて刈リ取った刈取芝は、排出口 5 8から上部ダク卜 5 7を介して排出ダク卜 2 3内に導かれたのち、この排出ダクト 2 3から後方に放出されるか、或いは、前記排出ダクト 2 3の後端部に着脱可能に設けた後述するキヤッチヤ一装置 6 4内に放出される。

本発明は、前記したように構成したことによリ、ロータリーモア 1 2 にて刈り取った刈取芝を、上部ダク卜 5 7及び底部ダク卜 6 1 を介して排出ダク卜 2 3内に導いたのち、排出ダクト 2 3を介して後方に放出することができる一方、前記ロータリーモア 1 2を地面に近づけるように下降動することで芝草の刈リ高さを低くした場合、これに連動して、前記底部ダク卜 6 1 が、その前端が下がることになるから、刈リ取った刈取芝の底部ダク卜 6 1 を介しての排出ダク卜内への導入が確実に且つ円滑にできる。

また、前記排出ダクト 2 3 における左右両側板 2 3 aの内面と、これに挿入される上部ダク卜 5 7における左右両側の外面との間に必然的に形成される隙間を、前記軟質弾性体製のシール板 2 3 bによって、前記上部ダクト 5 7 における上下回動を許容した状態のもとで、略完全に塞ぐことができる。

前記したように、走行機体 1 に、その左右のサイドフレーム 1 aの相互間を連結するパイプ部材 3 1 を設け、このパイプ部材 3 1 内に、昇降操作レバー 1 5 にて回転操作される昇降操作軸 3 2を回転自在に設けて、この昇降操作軸 3 2 に、ロータリーモア 1 2を、当該昇降操作軸 3 2の回転によって昇降動するように連結したことにより、走行機体 1 における左右のサイドフレーム 1 aの相互間を連結するパイプ部材 3 1 を利用して、口一タリーモア 1 2を昇降動するための昇降操作軸 3 2 を、前記走行機体 1 に対して軸支することができる。

すなわち、前記パイプ部材 3 1 を、走行機体 1 における左右のサイドフレーム 1 aの相互間を連結する部材と、前記昇降操作軸 3 2を走行機体 1 に対して軸支するための部材とに兼用することができる。

また、前記パイプ部材 3 1 に、前記走行機体 1 に設けた走行変速ペダル 4 2の動きを走行機体 1 に対する走行変速手段に伝える変速用連動レバー体 4 8及び前記走行機体 1 に設けたブレーキペダル 4 3の動きを走行機体 1 に対するブレーキ手段に伝えるブレーキ用連動レバー体 4 9の両方を回転自在に被嵌して支持したことにより、前記パイプ部材 3 1 を、前記変速用連動レバ一体 4 8及びブレーキ用連動レバー体 4 9の両方を走行機体に対して回転自在に支持するためにも兼用できる。もちろん、前記パイプ部材 3 1 には、前記変速用連動レバー体 4 8及びブレーキ用連動レバ一体 4 9のうちいずれか一方のみを支持するようにしても良い。

更にまた、走行機体 1 に、走行変速ペタル 4 2 を備えた中空軸 4 5を回転自在に軸支し、この中空軸 4 5内に、ブレーキペタル 4 3を備えたブレーキ軸 4 6を回転自在に挿入するという構成にしたことにより、前記走行変速ペダル 4 2 と、ブレーキペダル 4 3 とを一方の支持軸に纏めることができて、取付けスペースの縮小、組み立て手数の低減及び構造の簡単化等を図ることができる。

前記キャッチャ一装置 6 4は、キャッチャーボックス 6 5 と、このキャッチャ —ボックス 6 5を前記走行機体 1 における両サイドフレ一厶 1 aの後端に対して着脱自在に装着するためのブラケッ卜 6 6 とからなり、前記キヤッチヤ一ボックス 6 5は、前側面にのみ開口部 6 5 aを形成するようにその他の全ての側面を布又は網等にて囲うように構成されている一方、前記ブラケット 6 6は、前記両サィドフレーム 1 aの後端に着脱自在に被嵌され且つねじ 6 7 にて固着される鞘管 6 8 と、前記両鞘管 6 8を横方向に延びて互いに連結するパイプ部材 6 9 とで構成されている。

前記ブラケッ卜 6 6 におけるパイプ部材 6 9 内に回転自在に揷入した支持軸 7 0の両端を、前記キャッチャ一ボックス 6 5 における上面のうち前面に近い部分に固着することにより、前記キャツチヤーボックス 6 5を、前記支持軸 7 0を中心として、当該キャツチヤーボックス 6 5 における開口部 6 5 aが前記排出ダク卜 2 3の後端に対して対面するように前向きに成る状態（図に実線で示す状態）と開口部 6 5 aが下向きになる状態（図に二点鎖線で示す状態）とに自在に回動するように構成する。

前記支持軸 Ί 0のうち前記キヤッチヤ一ボックス 6 5からの突出端部に、三角形レバ一 7 1 を回転自在に装着する一方、前記走行機体 1 における後部には、両サイドフレーム 1 aの間に、横向きに延びる操作軸 7 2を回転自在に軸支して、この操作軸 7 2 に、前記操縦座席 6の右側を前方向に延びる操作レバー 7 3を固着する一方、この操作軸 7 3から突出したアーム 7 4 と、前記支持軸 6 9上の三角形レバー 7 1 と間を、当該操作レバ一 7 3 における下から上向きへの回動操作に連動して前記三角形レバー 7 1 が反時計方向に回転するように連杆 7 5 を介して着脱自在に連動連結する。

この場合において、前記三角形レバー 7 1 に支持軸 6 9を中心とする円弧状に穿設した長溝孔 7 6内に、前記キャツチヤーボックス 6 5から突出したピン 7 7 を嵌まリ係合することによリ、前記操作レバー 7 3 における下から上向きへの回動操作のうち最初の小さい角度 Θ 1 の回転では、前記三角形レバ一 7 1 のみが反時計方向に回転して前記キャッチャーボックス 6 5 は回転しないが、前記最初の小さい角度 e 1 から更なる大きい角度 0 2への回転にょリ、前記三角形レバ一 7 1 に次いで前記キャツチヤーポックス 6 5が、矢印 Cで示す方向に回転して、当該キヤッチヤ一ボックス 6 5 における開口部 6 5 aが前記排出ダク卜 1 3の後端に対して対面する前向きの状態（図に実線で示す状態）から開口部 6 5 aが下向きの状態（図にニ点鎮線で示す状態）になリ、また、前記操作レバ一 7 3における逆方向の開度操作により、前記キャッチャーボックス 6 5が、矢印 Dで示す方向に逆回転して、開口部 6 5 aが下向きの状態から前記排出ダク卜 2 3の後端に対して対面する前向きの状態になるように構成する。

また、前記支持軸 6 9 には、捩じりばね 7 8を設けることによリ、この捩じリばね 7 8 にて、前記キャツチヤーボックス 6 5をその開口部 6 5 aが前記排出ダク卜 2 3の後端に対して対面する前向きの状態に保持するように付勢する。これに加えて、前記ブラケッ卜 6 6の後端には、前記支持軸 6 9を迂回するように円弧状に形成した支点越えリンク 7 9を枢着し、この支点越えリンク 7 9 と、前記キャッチャーボックス 6 5の前端上部との間に引っ張りばね 8 0を装架することによリ、この引っ張リばね 8 0 によっても、前記キヤッチヤ一ボックス 6 5をその開口部 6 5 aが前記排出ダク卜 1 3の後端に対して対面する前向きの状態に保持するように付勢する。

なお、前記操作軸 7 2 には、操作レバ一 7 3を下から上向きに回動するように付勢する捩じリばね 8 1 が設けられているが、この捩じリばね 8 1 におけるばね力は、前記捩じりばね 7 8及び引っ張リばね 8 0 におけるばね力よりも小さい。前記キャッチャーボックス 6 5 における前端下部には、前記排出ダクト 2 3の後端下部に設けた係合片 8 2 に対して着脱自在に係合する鉤レバー 8 3を回転自在に枢着し、この鉤レバ一 8 3の枢着した連杆 8 4の上端を、前記三角形レバ一 7 1 の他端に回転自在に枢着した連結体 8 5内に軸線方向に摺動自在に挿入して、この連杆 8 4の上端に止めリング 8 6を固着する一方、この連杆 8 4 に、前記連結体 8 5を前記止めリング 8 6 に接当するように付勢するばね 8 7を設けることにょリ、前記操作レバー 7 3 における最初の小さい角度 0 1 の回転に連動して前記鉤レバー 8 3がニ点鎮線で示すように走行機体 1 側における係合片 8 2 から外れて前記キヤツチヤーボックス 6 5の矢印 C方向への回動が可能になリ、前記操作レバ一 7 3の上から下向きへの回動によって前記キャッチャーボックス 6 5 が前記排出ダク卜 1 3の後端に対して対面する前向きの状態に矢印 Dの方向に回動すると、前記鉤レバ一 8 3が走行機体 1 側における係合片 8 2 に自動的に係合して、前記キャツチヤーボックス 6 5を回動不能にロックするように構成している。

このキャッチャーボックス 6 5内に刈取芝が溜まると、前記操作レバー 7 3を下から上向きに回動操作することによリ、前記前記キヤツチヤーボックス 6 5を、その支持軸 7 0を中心にして矢印 Cで示す方向に回動して、当該キャツチヤーボックス 6 5 における開口部 6 5 aが前記排出ダクト 2 3の後端に対して対面する前向きの状態（図に実線で示す状態）から開口部 6 5 aが下向きの状態（図に二点鎖線で示す状態）することにより、その内部に蓄えていた刈取芝を地上に放出するのである。

ところで、前記キャッチヤ一ボックス 6 5 における矢印 Cで示す方向への回動に際して、このキヤッチヤ一ボックス 6 5 における重心は、図 1 6に示すように、 G 〗点から G 2点に移動し、その回転中心であるところの支持軸 7 0から重心点までの距離が、前記キャッチヤ一ボックス 6 5 における回動に伴い L 1 からし 2へと増大し、ひいては、前記操作レバー 7 3を回動操作することに要する操作力が増大することになる。

これに対して、前記捩じリばね 7 8 と、前記支持軸 7 0 に対して支点越えする引っ張リばね 8 0 とが設けられている。この場合において、前記捩じリばね 7 8 によって前記キヤッチヤ一ボックス 6 5を矢印 Cの方向に回動するように付勢するばね力は、前記キャッチャーボックス 6 5の矢印 C方向への回動に伴って次第に低下するが、前記キャッチャーボックス 6 5の矢印 C方向への回動に伴って、前記引っ張りばね 8 0 の軸線が、支持軸 7 0よリも上側から支持軸 7 0よリも下側になるように支点越えすると、この引っ張リばね 8 0のばね力にて、今度は、前記キャツチヤーボックス 6 5を矢印 Cの方向に回動するように付勢することになる。

つまリ、前記ねじリばね 7 8及び支点越えする引っ張りばね 8 0が、前記キャツチヤーボックス 6 5の矢印 C方向への回動を、弾性的に付勢するように補助するから、前記キャッチャーボックス 6 5を回動操作することに要する操作力を軽減できるのである。

前記排出ダクト 2 3の後端下部に、底板 8 8をはね上げ回動自在にピン 8 9 にて枢着し、この底板 8 8をリンク機構 9 0 を介して前記操作レバー 7 2 に連動連結することによリ、前記操作レバー 7 2を上向きに回動して前記キヤツチヤーポックス 6 5を矢印 C方向へ回動したとき、これに連動して、底板 8 8が、図 1 6 に実線の状態から二点鎖線で示す状態にはね上げ回動し、前記キャツチヤーポックス 6 5を矢印 C方向へ回動したあとにおいて、前記排出ダク卜 2 3から排出される刈取芝を、二点鎖線の矢印で示すように下向きにガイドし、以て、刈取芝が舞い上がらないように構成している。

また、前記キヤッチヤ一装置 6 4は、そのブラケッ卜 6 6の鞘管 6 8 におけるねじ 6 7を緩めるとともに、操作レバー 7 2 と三角形レバ一 7 1 との連杆 7 5 による連結を切り離すことによリ、走行機体 1 から取リ外すことができる。

更にまた、前記キャッチャーボックス 6 5 における前端の上部には、固定の力バー 9 1 が、前記プラケッ卜 6 6 に支持して設けられている。

Claims

言青求の範囲

1 - 走行機体のうちこれを支持する一対の前車輪と一対の後車輪との間の部位に

、ロータリーモアを昇降可能に装着する一方、前記走行機体における下面側のうち両後車輪間の部位に、刈取芝の排出ダクトを後方に延びるように配設して成る走行型芝刈機において、

前記ロータリ一モアの上面に、その刈取芝の排出口に被さるように断面下向き溝型にした上部ダクトを、その後端が上下動するように回転自在に枢着して、この上部ダク卜の後端を、前記排出ダク卜の前端上部内に挿入する一方、前記排出ダクトを、断面下向き溝型に形成して、この排出ダクト内における底部に、その底板を形成するように断面上向き溝型にした底部ダク卜を配設して、この底部ダク卜の後端を、当該底部ダク卜の前端が上下動するように回動自在に枢着し、更に、前記底部ダク卜の前端に前記口—タリーモアに対する昇降操作機構に連動連結したことを特徴とする走行型芝刈機。

2 . 前記排出ダクトの前端における左右両側に、内向きに突出する軟質弾性体製のシール板を上下方向に延びるように設けることを特徴とする前記請求項 1 に記載した走行型芝刈機。

3 . 前記走行機体を構成する左右一対のサイドフレーム間に、その相互間を連結するパイプ部材を設け、このパイプ部材内に、昇降操作レバ一にて回転操作される昇降操作軸を回転自在に設けて、この昇降操作軸に、前記ロータリーモアを、当該昇降操作軸の回転によって昇降動するように連結することを特徴とする前記請求項 1 に記載した走行型芝刈機。

4 . 前記パイプ部材に、前記走行機体に設けた走行変速ペタルの動きを走行機体に対する走行変速手段に伝える変速用連動レバー体及び前記走行機体に設けたプレーキペダルの動きを走行機体に対するブレーキ手段に伝えるブレーキ用連動レバー体のうちいずれか一方又は両方を回転自在に支持することを特徴とする前記請求項 1 に記載した走行型芝刈機。