JP7150681B2 - 草刈機 - Google Patents
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尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明に係る乗用型の草刈機の作業走行時における前進側の進行方向(図1における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
図1,2に示すように、草刈機は、走行機体1における前側に左右一対の操向操作可能な前輪2を備え、後側に左右一対の駆動可能な後輪3を備えて自走するように構成されている。車体の下方で、前後方向における前輪2と後輪3との間に、リヤディスチャージ型式のモーア4が昇降操作可能に吊り下げ支持されている。その走行機体1の後方側に、モーア4で刈り取られた刈草を収容する集草部としての集草容器5が設けられている。
この草刈機には、図11に示すように、バッテリー22が搭載され、複数の電力負荷23に対して電力が供給されている。複数の電力負荷23に対する電力供給路24には各別にヒューズ25が介装され、過電流による異常を防止するようにしている。そして、複数のヒューズ25は、ヒューズボックス26に纏めて収納されている。そして、この草刈機には、例えば、作業に伴っていずれかのヒューズ25が切断した場合、どのヒューズ25が溶断したかが直ぐに分るように異常検知装置27を備えている。
図3に示すように、モーア4は、刈刃ハウジング31内に2枚のブレード32を左右に並べる状態で備える構造のものであり、左側のブレード32が時計回りに駆動されるに対して、右側のブレード32が反時計回りに駆動される。このように、各ブレード32が互いに逆回転駆動されるように構成されている。そして、左側のブレード32が時計回りに駆動され、右側のブレード32が反時計回りに駆動されることで、刈草が両ブレード32の回転によって発生した搬送風に乗って刈刃ハウジング31の後部中央近くに形成した排出部34から後方へ排出されるように構成されている。排出部34から排出される刈草は、その排出部34に接続される集草用のダクト35により案内され、集草容器5に送り込まれて収容される。
次に、集草用のダクト35について説明する。
図3,4,5,8に示すように、刈刃ハウジング31に形成された排出部34に連通するように接続されて排出部34から送り出される刈草を案内する集草用のダクト35が備えられている。図1,9に示すように、ダクト35は、左右の伝動ケース14同士の間に形成される空間において前後方向に延びる状態で備えられている。
図5,8,9,10に示すように、ダクト35の右側には、ダクト本体45の排出部34に対する接続箇所としての、右側の側面41bの後側下端部付近に対して横幅方向外方側から接当して、ダクト本体45の外方側への姿勢変化を抑制する右側の変形防止部材Hとしてのダクトストッパ58が備えられている。図9,10に示すように、ダクトストッパ58は、板体を略Z字状に折り曲げ形成して、上部側の取付用板部58aと、取付用板部58aの下部に連なり斜め外方下方側に向かって延びる中継部58bと、中継部58bの下部に連なりダクト本体45の左側の側面に沿う接当作用部58cとを有している。又、中継部58bの外面と接当作用部58cの外面とに亘って補強リブ58dが一体的に備えられている。
(1)〔別の実施形態を備えるモーア連係機構〕
別の実施形態を備えるモーア連係機構152は、図12,13,14に示すように、第1揺動アーム56、第2揺動アーム57、第1揺動アーム56の遊端部とガイド部材42の支軸44の左側端部とを連係させる連係部材100を備えている。連係部材100は、支軸44に前部が連結された前連係部101、第1揺動アーム56の遊端部に後端部が連結された後連係部102、後連係部102の前端部分102aと前連係部101の後端部分101aとに連結された中連係部103を備えている。前連係部101と支軸44との連結は、支軸44がスライド可能に係入する状態で前連係部101に設けられた長孔104を介して行われている。第2操作レバー51による底板46の揺動操作が行われても、ガイド部材42が連動して揺動しないようにし、かつ、第1操作レバー71によるガイド部材42に揺動操作が行われても、底板46が連動して揺動しないようにするものである。中連係部103は、中連係部103における後連係部102の連結位置の変更が可能なネジ軸によって構成されている。中連係部103における後連係部102の連結位置を変更することにより、連係部材100の長さ調節を行える。前連係部101と後連係部102とにわたって補強部材105が連結されている。補強部材105と後連係部102との連結は、溶接によって行われている。補強部材105と前連係部101との連結は、連結ボルト106によって行われている。補強部材105に連結ボルト106を装着するよう設けられたボルト孔107は、中連係部103による連係部材100の長さ調節を可能にするに長孔に形成されている。前連係部101、後連係部102および補強部材105は、板状部材によって構成されている。
別の実施形態を備える変形防止部材HLは、図12,13、14に示すように、後連係部102によって構成されている。後連係部102は、板状部材によって構成されている。変形防止部材HLは、ダクト35の側面に沿った支持面108を有し、ダクト35に支持面108で接当することによってダクト35の姿勢変形を防止する。
押し引きリンク54に備えられる構成としたが、この構成に代えて、ダクトストッパ58
と同様に伝動ケース14に連結される構成としてもよく、機体フレーム10に連結される
構成でもよい。
4 モーア
14 伝動ケース
14A、14B 分割ケース
34 排出部
35 ダクト
46 底板
52 連係機構
100 連係機構
H 変形防止部材
HL 変形防止部材
Bo ボルト
Claims (6)
- 機体下方に位置して刈草を排出部から外方に送り出すモーアと、前記排出部に連通するように接続されて前記排出部から送り出される刈草を案内するダクトと、機体後部に位置して前記ダクトにより案内される刈草を集草する集草部とが備えられている草刈機であって、
前記ダクトにおける前記排出部に対する接続箇所の姿勢変形を防止する変形防止部材が備えられている草刈機。 - 前記変形防止部材は、前記ダクトにおける前記排出部に対する接続箇所と機体側固定部との間に備えられ、前記機体側固定部にて受止められて前記ダクトの姿勢変形を防止する請求項1に記載の草刈機。
- 前記機体側固定部が、走行車輪に動力伝達を行う伝動機構を内装する伝動ケースである請求項2に記載の草刈機。
- 前記伝動ケースが2つ割り構造の分割ケースをフランジ連結するように構成され、
前記変形防止部材が、前記伝動ケースのフランジ連結用のボルトにより、前記伝動ケースに共締め連結されている請求項3に記載の草刈機。 - 前記モーアが昇降可能に機体に支持され、
前記ダクトの底板が、前記モーアの昇降に伴って姿勢変更可能に支持され、
前記モーアの昇降に連動して前記底板を姿勢変更するように、前記モーアと前記底板とを連動連係する連係機構が備えられ、
前記変形防止部材(H)は、前記ダクトにおける前記排出部に対する接続箇所と前記連係機構との間に備えられ、前記連係機構にて受止められて前記ダクトの姿勢変形を防止する請求項1に記載の草刈機。 - 前記変形防止部材は、前記ダクトの側面に沿った支持面を有し、前記ダクトに前記支持面で接当することによって前記ダクトの姿勢変形を防止する請求項1から5のいずれか一項に記載の草刈機。
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- 2019-10-02 JP JP2019182261A patent/JP7150681B2/ja active Active
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