JP2007300894A - 刈取クラッチ機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】刈取装置9と刈取装置9の駆動源21との連動機構を入り切りする刈取クラッチC1との連動機構として刈取レバー47と該レバー47の操作により作動するリンク機構60,62などを備えた機械的連動機構と、電動モータ56と該モータ56で作動する刈取ワイヤ57を備えた電気的連動機構から構成した刈取クラッチ機構であり、刈取クラッチC1と刈取レバー47との間をリンク機構60,62などで接続し、このリンク機構60,62などを支持するL字状フレーム67をリンク機構60,62などと一体化して配置する。
【選択図】図5
Description
コンバインの操縦席のある運転台には変速レバー、操向レバー、刈取レバーなどの各種レバー、各種操作用の操作スイッチ類が配置されている。したがって、操作スイッチ類や各種レバーなどの操作を誤操作なく行う配置にする必要があり、そのための改善提案、または各種レバーの機能を関連付けて、それぞれのレバー類の操作性の改善策が提案されている。
そこで、これらの操作手段の操作性を改良して、一連の農作業を円滑に行うことができるように機能的に、操作スイッチの配置構造を改良した工夫がなされている(特許文献1)。
そこで、本発明の課題は刈取レバーと刈取クラッチ機構の連動性を良くするための構成を備えた刈取クラッチ機構を提供することである。
請求項1記載の発明は、刈取装置(9)と該刈取装置(9)を駆動させる動力源(21)との連動機構を入り切りする刈取クラッチ(C1)を設け、前記連動機構は、刈取レバー(47)と該刈取レバー(47)の操作により作動するリンク機構(60,62など)を備えた機械的連動機構と、電動モータ(56)と該電動モータ(56)で作動する刈取ワイヤ(57)を備えた電気的連動機構からなる刈取クラッチ機構である。
図1から図3に示すように、コンバインの車体フレーム2の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行装置(以下、走行クローラと称す。)3を配設し、該走行クローラ3にはエンジン動力が駆動輪4を介して伝達される。車体2の前端側に分草杆8を備えた刈取装置9が設けられている。刈取装置9は車体2の上方の支点を中心にして上下動する刈取装置支持フレーム7で支持されているので、コンバインに搭乗したオペレータが運転台19の操縦席20にあるパワステレバー(操向レバー)30を前後に傾倒操作することにより、刈取装置支持フレーム7と共に上下に昇降する構成である。
刈取装置9の作動は次のように行われる。まず、エンジン21を始動して、テンションクラッチからなる刈取クラッチC1と図示しない脱穀クラッチを刈取レバー47と脱穀レバー48を入り操作して機体の回転各部を伝動し、HST主変速レバー22をコンバインが前進するように操作して、走行フレーム2を前進走行させる。次に操向レバー30を前方に倒して刈取装置9を下降させ、刈取、脱穀作業が開始される。
穀稈はフィードチェーン14の始端部に受け継がれ、脱穀装置10の内部で脱穀された後にグレンタンク13へ搬送される。該グレンタンク13に貯留された穀粒は、オーガ16、17を経由してコンバインの外部へ搬送される。
脱穀装置10の終端に到達した脱穀された残りの穀稈で長尺のままのものは切断され、圃場に放出される。
刈取レバ−47の操作によって、ベルト46を張圧又は解除し、回転動力の伝動を入り切りするテンション式の刈取クラッチC1が設けられている。
また、刈取装置9を所定量上げると作動が開始するモータ56を設けておき、刈取装置9の前記上昇で刈取装置9とフィードチェーン14の駆動を停止させる。
まず、電気的連動機構について説明する。
支持軸52の両端が断面コ字状のクラッチフレーム53に固着され、支持軸52と並行位置にある回動軸を内装したケース55の一端をその一側面に固着しており、また支持軸52には電動モータ56により刈取クラッチC1のテンションプーリ59をバネ58を介して押し引きする刈取ワイヤ57のアウタ受けが取り付けられている。したがって、電動モータ56で刈取ワイヤ57のインナーケーブルを押し引きすると刈取クラッチC1のテンションプーリ59がクラッチベルト46の張力を調整して刈取クラッチC1に作用する。
一端がクラッチフレーム53に支持されている回動軸を内装したケース55の他端は平行四辺形状に組み立てられ、かつ各プレートが互いに回動自在に連結されたリンク機構の一つのプレート60と一体的に接続されている。
刈取レバー47を操作することで、刈取クラッチテンションプーリ59の係止部59aに係止されたバネ58は図7(a)に示すように長さS1だけ作動する。また電動モータ56では前記バネ58は長さS2だけ作動する。バネ58の前記長さS1又は長さS2だけの動きでは刈取クラッチテンションプーリ59は刈取クラッチC1を「入」にするだけの動きができず、刈取レバー47と電動モータ56が共に作動することで始めてバネ58が刈取クラッチC1を「入」にするだけの長さS(=S1+S2)の動きができ、刈取クラッチテンションプーリ59が図7(a)に示す「入」の位置へ移動し、刈取クラッチC1が「入」となる。
また、脱穀レバー48を作動させると、脱穀レバー作動用検出スイッチ(図示せず)がこれを検知して前記電動モータ56を作動させる構成になっているので刈取ワイヤ57の前記長さS2分だけ刈取クラッチテンションプーリ59が作動して刈取クラッチC1が「入」状態となり、穀稈の刈取りと刈り取った穀稈の脱穀が可能となる。
図6には図5に比して長いアーム回動軸ケース61を設けた構成を示す。この場合は、刈取レバー47とクラッチ部が左右方向に大きくずれていても、刈取レバー47の入、切をダイレクトに刈取クラッチC1に伝えることが可能となる。
4 駆動輪 7 刈取装置支持フレーム
8 分草杆 9 刈取装置
10 脱穀装置 11 穀稈引起し装置
13 グレンタンク 14 フィードチェーン
15 オーガ 16 縦オーガ
17 横オーガ 19 運転台
20 操縦席 21 エンジン
22 HST主変速レバー 23 副変速レバー
24 変速装置 25 走行伝動ケ−ス
26 入出力部 28 無段変速装置(HST)
28a 油圧ポンプ 28b 油圧モータ
30 操向レバー 32 ケース
33 油圧入力軸 35 入力プーリ
37 エンジン出力軸 38 プーリ
40 ベルト 41 刈取入力軸
42 刈取入力プ−リ 43 回動体
46 ベルト 47 刈取レバー
48 脱穀レバー 50 駆動シャフト
51 揺動棚 52 支持軸
53 クラッチフレーム 55 回動軸ケース
56 電動モータ 57 刈取ワイヤ
58 バネ 59 刈取クラッチテンションプーリ
60、62、64、65,66 プレート
61 アーム回動軸ケース 67,67’ 折れ曲がりフレーム
69 ケーブル 70 連結ロッド
73,75 ワイヤ受け 85 ワイヤケーブル
95 出力プーリ 96 脱穀入力プーリ
125 カウンタシャフト 126、129 プーリ
128 テンションプーリ 127 ワンウェイクラッチ
134 駆動軸 135 ギアボックス
136 揺動軸 137 唐箕軸
138 ベルト 139 テンションプーリ
141,142 ベルト 161 手動クラッチレバー
C1 刈取クラッチ C2 脱穀クラッチ
Claims (3)
- 刈取装置(9)と該刈取装置(9)を駆動させる動力源(21)との連動機構を入り切りする刈取クラッチ(C1)を設け、前記連動機構は、刈取レバー(47)と該刈取レバー(47)の操作により作動するリンク機構(60,62など)を備えた機械的連動機構と、電動モータ(56)と該電動モータ(56)で作動する刈取ワイヤ(57)を備えた電気的連動機構からなることを特徴とする刈取クラッチ機構。
- 刈取クラッチ(C1)と刈取レバー(47)との間をリンク機構(60,62など)で接続し、該リンク機構(60,62など)を支持する支持部材(67)をリンク機構(60,62など)と一体化して配置することを特徴とする請求項1記載の刈取クラッチ機構。
- 刈取クラッチ(C1)と刈取レバー(47)との間を連結するリンク機構(60,62など)には、該リンク機構(60,62など)を構成する部材同士を連結する連結部材(70)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の刈取クラッチ機構。
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