JP2004113215A - コンバインの刈取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引起装置が上方へ回動するものにおいて、高速走行での安全性を確保する。
【解決手段】引起装置4の上部にはこの引起装置4を上方へ回動する引起し回転軸8を設け、前記操作部7に設ける操作手段9を操作すると前記引起装置4は引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動する構成とし、操作部7に設ける副変速レバー10が高速状態のときは、前記引起装置4は上方へ回動しないように構成したことを特徴とするコンバインの刈取装置とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインの刈取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術は、引起装置の上方に引起し回転軸を設け、畦際での刈取作業など作業の状況によってスイッチを操作することにより引起装置が上方へ回動する構成である(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−161145号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような構成では、コンバインが高速状態、即ち、路上での走行時においてスイッチを操作すると引起装置が上方へ回動していた。特に、高速での走行状態において、不用意にスイッチを操作してしまうと、作業者が気付かないうちに引起装置が上方へ回動してしまい、安全性を損ねてしまうという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものである。すなわち、請求項1記載の発明では、走行装置1を有する車台2の上方には脱穀装置3を有し、該脱穀装置3の前方には、多条列の植立穀稈を引き起こす複数の引起装置4と、該引起装置4で引き起こした穀稈を刈刃11で刈り取って、刈り取られた穀稈を後方の脱穀装置3へ向けて搬送する搬送装置12からなる刈取装置5を設け、前記脱穀装置3の右側にはこの脱穀装置3で脱穀選別した穀粒を一時貯溜するグレンタンク6を設け、該グレンタンク6の前方には操作部7を設けたコンバインにおいて、前記引起装置4の上部にはこの引起装置4を上方へ回動する引起し回転軸8を設け、前記操作部7に設ける操作手段9を操作すると前記引起装置4は引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動する構成とし、操作部7に設ける副変速レバー10が高速状態のときは、前記引起装置4は上方へ回動しないように構成したことを特徴とするコンバインの刈取装置としたものである。
【0006】
上記構成によると、操作部7の操作手段9を操作すると、引起装置4は引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動する。副変速レバー10が高速状態のときは、前記操作手段9を操作しても、引起装置4は上方へ回動しない。
請求項2記載の発明では、前記引起装置4が引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動しているときには、前記副変速レバー10の高速位置への変速を牽制するように構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの刈取装置としたものである。
【0007】
上記構成によると、請求項1の作用とともに、引起装置4が引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動しているときに操作手段9を操作すると、副変速レバー10は高速位置へ変速できない。
【0008】
【発明の効果】
本発明は、前述のごとく構成したので、請求項1記載の発明では、コンバインが路上での高速走行中や、また、これから高速走行を行おうとしているときには、引起装置4は上方へ回動しないので、運転者の視界を妨げることなく安全な走行が可能となる。
【0009】
請求項2記載の発明においては、請求項1の効果とともに、引起装置4が上方へ回動しているときには、副変速レバー10は高速位置へ変速できないので、引起装置4を上昇させた状態で不用意に走行を開始しても、高速状態とはならず安全な走行が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、本発明の実施の形態を具現化したコンバインが示されている。
走行装置1を有する車台2の前方には、刈取装置5が設けられている。この刈取装置5には、植立穀稈を分草する分草具13と、植立穀稈を引き起こす引起装置4と、植立穀稈を刈り取る刈刃11と、該刈刃11にて刈り取られた穀稈を挟持して後方に搬送する搬送装置12が設けられている。この搬送装置12は刈刃11後方の株元搬送装置14と該株元搬送装置14から搬送されてくる穀稈を引き継いで脱穀装置3に供給する供給搬送装置15とから構成されている。
【0011】
前記刈取装置5は、車台2の前部に立設する懸架台16の上方に設ける回転軸17aを支点にして上下動する刈取装置支持フレーム17にて、その略左右中間部で支持されている。そして、刈取装置5は刈取装置支持フレーム17と共に上下動する構成である。
【0012】
車台2の上方には、前記供給搬送装置15から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフィードチェン18を有する脱穀装置3と、該脱穀装置3の右側方であって、この脱穀装置3で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタンク6と、該グレンタンク6の前方に位置していてコンバインの各種操作を実行する操作部7が載置されている。また、車台2の前部には走行装置1を駆動する走行伝動装置2aが設けられている。
【0013】
脱穀装置3の後方には、前記フィードチェン18から搬送されてくる排稈を引き継いで搬送する排稈チェン18aと、該排稈チェン18aの終端部下方には排稈を切断するカッター装置19が設けられている。また、この実施例のカッター装置19の後方には、排稈を結束するノッター等の他の作業機を装着してもよい。
【0014】
前記グレンタンク6内の穀粒量が満杯となると、揚穀筒20と穀粒排出オーガ21から穀粒を機外へと排出する。揚穀筒20は電気モータ(図示せず)にて旋回可能に構成され、また、穀粒排出オーガ21油圧シリンダ22にて昇降可能に構成されている。そして、穀粒排出オーガ21は揚穀筒20の上部に連結されていて一体構成なので、揚穀筒20が旋回すると、穀粒排出オーガ21も一緒に旋回する構成となっている。
【0015】
このようなコンバインを前進させて刈取作業を実行すると、圃場面に植立している穀稈は、分草具13にて分草され、その後、引起装置4にて引き起こされて刈刃11にて刈り取られる。その後、株元搬送装置14にて後方へ搬送され、供給搬送装置15へ引き継ぎ搬送される。この供給搬送装置15に引き継がれた穀稈は、さらに後方へと搬送されていく。そして、脱穀装置3のフィードチェン18へと引継ぎ搬送されて、穀稈はフィードチェン18で後方へ搬送されながら脱穀装置3にて脱穀選別される。
【0016】
このように脱穀選別された穀粒は、一番揚穀筒23からグレンタンク6内へと搬送されて一時貯留される。該グレンタンク6内に貯留される穀粒量が満杯になると、操作部7の報知手段(ブザーや表示装置)でオペレータに報知される。するとオペレータは刈取作業を中断して、グレンタンク6内の穀粒を機外へと排出する作業を開始する。コンバインを任意の位置(トラック近傍位置)へと移動させ、穀粒排出オーガ21をオーガ受け24から離脱させて穀粒排出口21aをトラックの荷台等の位置へ移動させる。そして、操作部7に設けている穀粒排出レバー25を入り状態として、グレンタンク6内の穀粒を機外へと排出する。グレンタンク6内の穀粒排出が終了すると、穀粒排出オーガ21は再びオーガ受け24へと収納されていく。
【0017】
次に、図3に基づいて前記引起装置4の具体的な構成について説明する。
前記刈取装置支持フレーム17の下端部には左右方向に亘ってフレーム26が固着して設けられいる。このフレーム26の左右両端部からは、それぞれ上方に向かって左フレーム27と右フレーム28が立設して設けられていて、この左フレーム27と右フレーム28の上端部には左ボス部27aと右ボス部28aが設けられている。該左ボス部27aと右ボス部28aとの間を、前記引起し回転軸8で連結している構成である。また、引起し回転軸8の後方には強度向上のためのフレーム29が設けられており、該フレーム29の両端部はU字状に前方へ迂回して引起し回転軸8の左右両端部に連結している構成である。前記フレーム29の中間部には後方へ向かって延出するフレーム30が連結されている。該フレーム30の後端部は、前記懸架台16の上方に設ける回転軸17aに連結している。
【0018】
前記引起し回転軸8の左右両端部にはフランジ8aとフランジ8bが固着して設けられていて、これらフランジ8aとフランジ8bとは、それぞれ左ボス部27aに固定のフランジ27bと右ボス部28aに固定のフランジ28bに遊嵌接続している。そして、フランジ8aとフランジ27bはカイド体31で外れないように挟み込んでおり、フランジ8bとフランジ28bもガイド体32で外れないように挟み込んでいる構成である。
【0019】
前記左フレーム27の上部から前方に向かってプレート33が設けられ、このプレート33には面積の広いプレート34が設けられている。このプレート34にはモータ35が設けられている。該モータ35の出力軸35aにはピニオン36が固着されていて、このピニオン36は前記引起し回転軸8に固定の歯車37に噛み合っている構成である。引起し回転軸8には引起装置4を支持する支持アーム4aが固着して設けられている。この支持アーム4aの数は、引起装置4の数と同じである。実施例のコンバインは4条刈りのコンバインであるので、引起装置4と支持アーム4aの数はそれぞれ4個である。前記モータ35が駆動されると、回転駆動力はピニオン36,歯車37を介して引起し回転軸8へと伝達され、該引起し回転軸8と共に引起装置4が上方へ回転移動する構成である。
【0020】
次に、図4に基づいて前記引起装置4の伝動構成について説明する。
エンジン38の出力軸38aにはプーリ39,プーリ40及びプーリ41が設けられている。一方、これらプーリ群と反対側であるラジエータファン42側にもプーリ43が設けられていて、このプーリ43はグレンタンク6内の穀粒排出ラセンを駆動するものである。前記プーリ39とプーリ40は脱穀装置3へ動力伝達し、プーリ41は走行装置1と刈取装置5へ動力伝達する構成である。
【0021】
プーリ41の回転駆動力はベルト44,プーリ45,入力軸46を介して油圧無段変速装置47の可変油圧ポンプ47へ伝達される。その後、動力は変速されて油圧無段変速装置47の定量モータ47bの出力軸48から出力されるとともに、走行伝動装置2aに入力される構成である。該走行伝動装置2a内で任意に変速されて走行装置1が駆動される。また、走行伝動装置2aの中間の軸49から刈取装置5が駆動されていく。刈取装置5の駆動は油圧無段変速装置47よりも下手側から駆動されるので、刈取装置5の回転速度はコンバインの車速の増減速に追従して変速する構成である。
【0022】
前記軸49の動力はプーリ50,ベルト51,プーリ52を介して懸架台16に支持されて回転する回転軸17a内の軸53に伝達される。軸53にはベベルギヤ54が固着されていて、軸56に固定のベベルギヤ55と噛み合っている。該ベベルギヤ55は刈取装置支持フレーム17内の軸56の端部に固着されている。該軸56の中間から右側の株元搬送装置14aが駆動されている。57と58はスターホイルである。軸56の下端部にはベベルギヤ59設けられいて、左右方向のフレーム26内の軸61に固定のベベルギヤ60と噛み合っている。軸61の右側と左側から上下の刈刃11を駆動している。軸61の左部にはベベルギヤ62が固定され、左フレーム27内の軸64に固定のベベルギヤ63と噛み合っている。該軸64の中間から左側の株元搬送装置14bが駆動されている。65と66はスターホイルである。
【0023】
前記左フレーム27内の軸64の上端部にはベベルギヤ67が固定され、左ボス部27a内の変速装置68へと動力伝達される構成である。該変速装置68を変速することにより、引起装置4の回転速度が変速する構成である。前記変速装置68で変速された動力は引起し回転軸8内の軸69へと伝達され、さらに、ベベルギヤ70,ベベルギヤ71,軸72,ベベルギヤ73,ベベルギヤ74を介して軸75へと動力伝達される構成である。この軸75からベベルギヤ76,軸77を介して引起装置4が駆動される構成である。
【0024】
次に、図5について説明する。
操作部7には作業者が着座するシート78が設けられいて、このシート78の前方に前パネル79が配置され、シート78の左側方に左パネル79aが配置されている構成である。前記前パネル79の右端部には刈取装置5の昇降とコンバインの進行方向を決定するパワステレバー80が設けられ、前記左パネル79aにはコンバインの前後進と車速を決定する走行変速レバー81,走行伝動装置2a内の副変速を変速する副変速レバー10が設けられている構成である。
【0025】
引起装置4を上動させる操作手段9は、上昇スイッチ9aと下降スイッチ9bとから構成されており、これら上昇スイッチ9aと下降スイッチ9bは前記パワステレバー80の上面部80aに設けられている構成である。また、前記走行変速レバー81の前面側に、上昇スイッチ9aと下降スイッチ9bとを設ける構成としてもよいし、パワステレバー80と走行変速レバー81の両方に設ける構成としてもよい。引起装置4が上昇した作用図を図6に示している。このように、引起装置4を上昇させる場合は、畦際での刈取作業のときである。引起装置4を上動させて穀稈を刈ると、穀稈は刈刃11で刈り取られ、搬送装置11,供給搬送装置15からフィードチェン18へと引継ぎ搬送されていく。このように、刈刃11を畦際に最接近させることができるので、手刈り作業が不要となる。
【0026】
コンバインは刈取走行作業中においては、右手でパワステレバー80を把持し、左手で走行変速レバー81を把持するので、刈取作業中において、容易に引起装置4を上昇させることが可能となる。また、保守管理の時にも、引起装置4を容易に上昇させることができるようになる。
【0027】
次に、前記上昇スイッチ9aと下降スイッチ9bの牽制について説明する。操作部7に設けている副変速レバー10が高速の位置に変速されているときは、前記上昇スイッチ9aを入り状態としても引起装置4は上昇しないように構成する。これにより、コンバインが路上での高速走行中や、また、これから高速走行を行おうとしているときには、引起装置4は上方へ回動しないので、運転者の視界を妨げることなく安全な走行が可能となる。また、既に、引起装置4が上昇している状態にあっては、副変速レバー10は高速の位置に変速できないように構成する。具体的には、副変速レバー10の下部に牽制用アクチュエータ82(油圧構成や電気構成の何れでもよい)を設け、通常では、牽制用アクチュエータ82は副変速レバー10の移動とともに自由に動く構成とし、引起装置4が上昇しているときは牽制用アクチュエータ82に付勢力を作用させて、副変速レバー10が動かないようにする。これにより、安全な作業ができるようになる。
【0028】
また、別の実施例として、副変速レバー10が高速位置の状態で走行中に、引起装置4を上昇させると、コンバインの車速を所定速度まで自動的に減速するように構成してもよい。この場合、走行変速レバー81の回動支点部にモータ(図示せず)を設け、このモータを駆動して走行変速レバー81を自動的に動かすように構成している。これにより、安全な走行が可能となる。
【0029】
さらに、前記走行変速レバー81を操作してコンバインが後進状態になると、引起装置4を通常の位置に収納するように構成する。畦際での刈取作業が終了すると、コンバインは後進するので、コンバインが後進を開始すると速やかに引起装置4が収納されて作業能率が向上するようになる。また、圃場の状態が湿田状態にあっては、コンバインが後進を開始すると、駆動反力で刈取装置5側が下がるようになるが、引起装置4が上昇していると、さらに刈取装置5が下方に下がってしまい、その結果、刈刃11等を損傷するおそれがあり、最悪の場合、刈取装置5が圃場面にもぐってしまい後進不能になることがあるが、このような不具合を防止できるようになる。
【0030】
次に、図8について説明する。
カッター装置19の後方にウェイト83を設け、油圧シリンダ89によって前後方向に位置変更可能に構成する。ウェイト83は重量があるので、さらに、支持プレート85aと支持プレート85bとによって支持され、この支持プレート85aと支持プレート85bとは回動部85cによって連結されているので、ウェイト83の移動によって、パンタグラフのように伸縮する構成である。そして、引起装置4を上動させると、油圧シリンダ84のピストンロッド84aを伸ばして、ウェイト83を走行装置1から遠ざけるようにする。これにより、引起装置4の上動による前バランスを修正することができ、安定した作業が可能となる。
【0031】
次に、図9〜図11について説明する。
刈取装置5の側方にはサイドカバー86を設ける構成としているが、このサイドカバー86は引起装置4に取り付けないようにする。即ち、左フレーム27に取り付けるように構成する。そして、引起装置4を上昇させると、サイドカバー86は上昇しないので、刈取装置5が保護される。また、刈取の駆動部は常時覆われているので安全性が向上するようになる。この作用図を図11に示している。
【0032】
次に、図12について説明する。
引起装置4に補助引起装置87を設ける際には、引起装置4の上昇と共に、補助引起装置87を一緒に上昇するように構成する。このため、補助引起装置87は引起装置4に一体的に取り付ける構成とする。これにより、刈取装置5を畦際に接近させたとき、補助引起装置87が存在しないので刈刃11を畦際側へより接近させることができる。そして、刈り残す穀稈が少なくなり、手刈り作業の手間が少なくなり、作業能率が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左側面図
【図2】平面図
【図3】平面図
【図4】伝動機構線図
【図5】平面図
【図6】左側面図
【図7】斜視図
【図8】左側面図
【図9】左側面図
【図10】平面図
【図11】左側面図
【図12】左側面図
【符号の説明】
1…走行装置、2…車台、3…脱穀装置、4…引起装置、5…刈取装置、6…グレンタンク、7…操作部、8…引起し回転軸、9…操作手段、10…副変速レバー、11…刈刃、12…搬送装置。

Claims (2)

  1. 走行装置1を有する車台2の上方には脱穀装置3を有し、該脱穀装置3の前方には、多条列の植立穀稈を引き起こす複数の引起装置4と、該引起装置4で引き起こした穀稈を刈刃11で刈り取って、刈り取られた穀稈を後方の脱穀装置3へ向けて搬送する搬送装置12からなる刈取装置5を設け、前記脱穀装置3の右側にはこの脱穀装置3で脱穀選別した穀粒を一時貯溜するグレンタンク6を設け、該グレンタンク6の前方には操作部7を設けたコンバインにおいて、前記引起装置4の上部にはこの引起装置4を上方へ回動する引起し回転軸8を設け、前記操作部7に設ける操作手段9を操作すると前記引起装置4は引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動する構成とし、操作部7に設ける副変速レバー10が高速状態のときは、前記引起装置4は上方へ回動しないように構成したことを特徴とするコンバインの刈取装置。
  2. 前記引起装置4が引起し回転軸8を軸芯として上方へ回動しているときには、前記副変速レバー10の高速位置への変速を牽制するように構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの刈取装置。
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