JPH0767440A - コンバインの刈取装置 - Google Patents
コンバインの刈取装置Info
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- JPH0767440A JPH0767440A JP24034593A JP24034593A JPH0767440A JP H0767440 A JPH0767440 A JP H0767440A JP 24034593 A JP24034593 A JP 24034593A JP 24034593 A JP24034593 A JP 24034593A JP H0767440 A JPH0767440 A JP H0767440A
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Abstract
ータの組付作業を容易とさせる。 [構成] 刈取穀稈を脱穀部(4)に送給するフィー
ダハウス(19)の駆動軸(51)の正逆駆動を行う油
圧モータ(48)を設け、該油圧モータ(48)をフィ
ーダハウス(19)外側の駆動軸(51)近傍位置に配
設して、前記駆動軸(51)に伝動系(53)を介し油
圧モータ(48)を連動連結させる。
Description
穀物を刈取って脱穀処理するようにした普通形コンバイ
ンの刈取装置に関する。
ンコンベアの駆動軸を油圧モータで行う手段の場合、通
常油圧モータと駆動軸とは直結構造に設けている。
直結構造の場合、駆動軸と油圧モータのモータ軸との芯
出しが容易でなく、これらの組立作業にあっては極めて
高い組立精度を必要とした。
取穀稈を脱穀部に送給するフィーダハウスの駆動軸の正
逆駆動を行う油圧モータを設け、該油圧モータをフィー
ダハウス外側の駆動軸近傍位置に配設して、前記駆動軸
に伝動系を介し油圧モータを連動連結させたもので、組
付時に駆動軸と油圧モータ間に多少の芯ズレが発生して
もこれら間に介設する伝動チェンなど伝動系に吸収させ
て、組立に精度を必要とすることなく組立容易にして油
圧モータの駆動力を確実に駆動軸に伝達することを可能
とした組付が行える。
る。図1はフィーダハウスの正面説明図、図2は全体の
側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クロ
ーラ(2)をトラックフレーム(3)に装備する機台、
(4)は軸流式のスクリュ形扱胴(5)及び処理胴
(6)及び選別機構(7)などを備えていて前記機台
(1)に搭載する脱穀部、(8)は揚穀筒(9)を介し
て取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物タンク、(1
0)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シリンダ(1
1)を介して昇降可能に装設する刈取部、(12)は運
転席(13)及び運転操作部(14)を備えて前記穀物
タンク(8)の前方に配設させる運転キャビン、(1
5)は前記穀物タンク(8)の後方に備えていてエンジ
ン(16)を内設するエンジン部、(17)は前記穀物
タンク(8)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガである。
を取入れる穀物刈取ヘッダー(18)と、該ヘッダー
(18)の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部
(4)に送給するフィーダハウス(19)によって構成
すると共に、未刈り穀稈掻込み用リール(20)と、往
復駆動型第1及び第2刈刃(21)(22)と、穀稈掻
込オーガ(23)とを前記穀物ヘッダー(18)に備
え、前記ヘッダー(18)に取込まれる刈取穀稈をフィ
ーダハウス(19)に内設する供給チェンコンベア(2
4)を介し脱穀部(4)に送り込んで脱穀処理するよう
に構成している。
元筒(25)を配備させていて、二番処理物を処理胴
(6)を介し脱穀部(4)に戻して再脱穀及び再選別す
るように設けている。
0)は本機側前面に回動支点軸(26)を介しローリン
グ自在に支持させるもので、刈取部(10)後端側の上
部横フレーム(27)を回動枠(28)上部の載置台
(29)及びフック部材(30)に係合保持させると共
に、刈取部(10)後端側の下部横フレーム(31)を
回動枠(28)下部の横フレーム(32)にセットボル
ト(33)を介して固定支持させて、前記刈取部(9)
を回動枠(28)と一体に前記支点軸(26)を中心に
左右に揺動自在に支持させている。
9)の前面に開口する穀物取入口(34)の右前面板
(19a)に先端を突設させ、前記回動枠(28)に開
設する穀物送給口(35)の右枠板(28a)の略中央
に取付ける支点軸受板(36)を、前記支点軸(26)
に調芯ベアリング(37)を介して水平回動自在に嵌合
支持させている。そして前記前面板(19a)の支点軸
(26)を中心とした上下位置に刈取回動補助用の上下
摺動ローラ(38)(39)をローラ保持体(40)
(41)を介して設けると共に、前記穀物取入口(3
4)の左前面板(19b)の左外側略中央寄りに刈取回
動補助用の左摺動ローラ(42)をローラ保持体(4
3)を介して設け、前記摺動ローラ(38)(39)を
前記右枠板(28a)の後側面にボルト止め固定する凵
形状の一対のローラ案内部材(44)(44)に、また
前記左摺動ローラ(42)を前記送給口(35)の左枠
板(28b)にボルト止め固定するローラ案内部材(4
5)にそれぞれ嵌合支持させて、これら各ローラ(3
8)(39)(42)でもって支点軸(26)を中心と
する刈取部(10)回動時の補助を行うように構成して
いる。
と、回動枠(28)に係合保持する横フレーム(27)
との間に一定の回動隙間(t)を形成して、ローリング
時の干渉防止を行うと共に、ローリング時の穀物送給口
(35)の開口率を大とさせるように構成している。
の前部左外側面と回動枠(28)の左枠板(28b)裏
側下部間にローリングシリンダ(46)及びストローク
センサ(47)を介設して、ローリングシリンダ(4
6)でもって刈取部(10)のローリング制御を行うよ
うに構成している。
コンベア(24)を正逆駆動する刈取駆動用の油圧モー
タ(48)を、フィーダハウス(19)左外側下方で脱
穀部(4)前面位置のモータ台(49)に設置するもの
で、モータ台(49)の左外側に突出状にモータ(4
8)を固設すると共に、モータ台(49)右外側に突出
させるモータ軸(48a)のスプロケット(50)に、
前記チェンコンベア(24)送り終端側のコンベア駆動
軸(51)のスプロケット(52)を伝動系であるチェ
ン(53)を介し連動連結させて、これら駆動軸(5
1)と油圧モータ(48)組付時の芯ズレを吸収させて
芯出しを容易とさせるように構成している。
動軸(51)はフィーダハウス(19)の右外側で、リ
ール(20)・刈刃(21)・オーガ(23)など刈取
各部に駆動力を伝達する刈取駆動チェン(54)に連結
させるもので、右前面板(19a)裏側の軸受(55)
に支持する第1カウンタ軸(56)の従動スプロケット
(57)を、前記駆動軸(51)の原動スプロケット
(58)に駆動チェン(54)を介し連動連結させてい
る。
第2カウンタ軸(59)を連動連結させていて、前記掻
込オーガ(23)のオーガ軸(23a)にスプロケット
(60)(61)及びチェン(62)を介し、また前記
第1刈刃(21)の刈刃入力軸(63)にプーリ(6
4)(65)及びベルト(66)及び刈刃クラッチであ
るテンションローラクラッチ(67)を介し第2カウン
タ軸(59)をそれぞれ連動連結させて、掻込オーガ
(23)及び第1刈刃(21)の各駆動を行うように構
成している。
は、リール駆動用の第3カウンタ軸(68)にスプロケ
ット(69)(70)及びチェン(71)及び爪クラッ
チで構成するリールクラッチ(72)を介し連動連結す
ると共に、前記リール(20)を支持するリール支持ア
ーム(73)基端の第4カウンタ軸(74)にスプロケ
ット(75)(76)及びチェン(77)を介し第3カ
ウンタ軸(68)を連動連結させて、リール(20)の
駆動を行うように構成している。
7)(72)を操作するモノレバー式のクラッチレバー
(78)を、横フレーム(27)背面に固設するレバー
ガイド(79)のレバー軸(80)に左右横方向に揺動
操作自在に設けるもので、前記ローラクラッチ(67)
のテンションアーム(81)に引張バネ(82)及びワ
イヤ(83)を介しクラッチレバー(78)を連結させ
ると共に、前記リールクラッチ(72)を入切するクラ
ッチレバー(84)に前記ワイヤ(83)とは180度
逆方向に引張バネ(85)及びワイヤ(86)を介しク
ラッチレバー(78)を連動連結させて、この1本のク
ラッチレバー(78)によってリール(20)及び刈刃
(21)のクラッチ(72)(67)を同時に入切する
ように構成している。またこの場合、前記レバー(7
8)を中心に180度反対方向にワイヤ(83)(8
6)を連結させる如く配設することによって、レバー
(78)の入切操作時に一方のバネ(82)或いは(8
5)を引張るとき、レバー(78)には他方のバネ(8
5)或いは(82)による戻し力が働いて操作力を軽減
させることができる。
タ(87)で行うもので、図12に示す如く、第2刈刃
用油圧モータ(87)と刈取駆動用油圧モータ(48)
とがエンジン(16)によって駆動する油圧ポンプ(8
8)に直列に配管接続されていて、使用油量の低減化を
可能とさせると共に、刈取本体部に負荷が加わるとき第
2刈刃(22)も減速させるように構成したものであ
る。
ローラ(2)を支持するイコライザ転輪(89)は、ト
ラックフレーム(3)の外側に片持ち状に支持するもの
で、トラックフレーム(3)の下側で枢着板(90)に
枢支するイコライザ軸(91)に、前後両端に一対の転
輪(89)を有するイコライザ(92)のボス(93)
を前後揺動自在に支持させて、トラックフレーム(3)
より外側に片持ちで、ボス(93)の地面よりの地上高
さ(A)を低く形成して、イコライザ転輪(89)の前
後揺動代を大とさせるように構成している。
て、大豆刈取作業などにあって左右一方のクローラ
(2)が大豆畝面に乗り上げて本機姿勢が傾いた場合な
どに水平センサの検出に基づいて前記ローリングシリン
ダ(46)を駆動制御して刈取部(10)の水平保持を
図るものである。
する供給チェンコンベア(24)の駆動軸(51)に油
圧モータ(48)を連結させることなく、この近傍位置
に分離させて設けて、油圧モータ(48)と駆動軸(5
1)とをチェン(53)で連動連結させることによっ
て、これらの組立時油圧モータ(48)のモータ軸(4
8a)と駆動軸(51)の芯合せに精度を必要とさせる
ことなく、多少の芯ズレがある場合でもチェン(53)
によって吸収してこの組立作業の容易化を可能とするこ
とができる。
は、刈取穀稈を脱穀部(4)に送給するフィーダハウス
(19)の駆動軸(51)の正逆駆動を行う油圧モータ
(48)を設け、該油圧モータ(48)をフィーダハウ
ス(19)外側の駆動軸(51)近傍位置に配設して、
前記駆動軸(51)に伝動系(53)を介し油圧モータ
(48)を連動連結させたものであるから、組付時に駆
動軸(51)と油圧モータ(48)間に多少の芯ズレが
発生してもこれら間に介設する伝動チェンなど伝動系
(53)に吸収させて、組立に精度を必要とすることな
く組立容易にして油圧モータ(48)の駆動力を確実に
駆動軸(51)に伝達することを可能とした組付が行え
て、この作業性向上が図れるなど顕著な効果を奏する。
Claims (1)
- 【請求項1】 刈取穀稈を脱穀部に送給するフィーダハ
ウスの駆動軸の正逆駆動を行う油圧モータを設け、該油
圧モータをフィーダハウス外側の駆動軸近傍位置に配設
して、前記駆動軸に伝動系を介し油圧モータを連動連結
させたことを特徴とするコンバインの刈取装置。
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1993
- 1993-08-31 JP JP24034593A patent/JP3549058B2/ja not_active Expired - Fee Related
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