JP3391653B2 - リアディスチャージモーアユニット及び芝刈機 - Google Patents

リアディスチャージモーアユニット及び芝刈機

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JP3391653B2
JP3391653B2 JP09892697A JP9892697A JP3391653B2 JP 3391653 B2 JP3391653 B2 JP 3391653B2 JP 09892697 A JP09892697 A JP 09892697A JP 9892697 A JP9892697 A JP 9892697A JP 3391653 B2 JP3391653 B2 JP 3391653B2
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/63Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
    • A01D34/64Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis mounted on a vehicle, e.g. a tractor, or drawn by an animal or a vehicle
    • A01D34/66Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis mounted on a vehicle, e.g. a tractor, or drawn by an animal or a vehicle with two or more cutters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D2101/00Lawn-mowers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレードによって
刈り取られた刈草を後方に排出するリアディスチャージ
モーアユニット及びそのようなリアディスチャージモー
アユニットを前・後車輪の間に吊り下げ配置するととも
に集草器を後輪の後方に配置した芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】リアディスチャージモーアユニットは、
モーアハウジングに横並びで回転可能に支持された複数
のブレードによって刈り取られた刈草を回転するブレー
ドによって引き起こされた空気流に乗せて後方へ放出す
るものである。例えば、米国特許3,469,376号
公報に示されたリアディスチャージモーアユニットで
は、左右対称に4つのブレードが配置され、左側の2つ
のブレードが時計方向に、そして右側の2つのブレード
が半時計方向に回転することで、一旦全ての刈草を中心
部に集め、集められた刈草は中央よりの2つのブレード
の間を通過させられて後方に拡散放出される。
【0003】また、米国特許4,916,887号公報
に示されたリアディスチャージモーアユニットでは、セ
ンターブレードの両側に1つづつサイドブレードが設け
られるとともに、センターブレードと右サイドブレード
との間にマルチング用回転刃が設けられ、2つのブレー
ドを全て時計方向に回転させることで、左サイドブレー
ドとセンターブレードによって刈り取られた刈草は合流
してマルチング用回転刃の左側領域に送られ、右サイド
ブレードによって刈り取られた刈草はマルチング用回転
刃の右側領域に送られ、それぞれさらにマルチング用回
転刃によって細断された後後方に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者のリアディスチャ
ージモーアユニットでは、モーアハウジングと各ブレー
ドとの隙間が少なく、特別な刈草を流通させる経路も設
けられていないので、各ブレードによって刈り取られた
刈草の排出口への流れがスムーズでなく、刈草が排出口
から放出される前に局地的に滞留してその場所から落下
するといった不都合を解消することが困難である。後者
のリアディスチャージモーアユニットでは、全てのブレ
ードの回転方向を同一にしていることから、センターブ
レードによって排出口に送り出される刈草の流通路と右
サイドブレードによって排出口に送り出される刈草の流
通路とが比較的離れており、このことはモーアハウジン
グのコンパクト化に対する障害となる。
【0005】本発明の第1の目的は、上述した従来のリ
アディスチャージモーアユニットがもつ問題点を解決
し、コンパクトなモーアハウジングにも関わらずモーア
ハウジング内に刈草がスムーズに流れる刈草流通路が形
成されたリアディスチャージモーアユニットを提供する
ことである。
【0006】本発明の第2の目的は、本発明による上記
のようなリアディスチャージモーアユニットを搭載した
芝刈機において、リアディスチャージモーアユニットの
排出部から集草器への刈草の搬送を機体横断方向に部材
を突出させることなく行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記本発明の第1の目的
を達成するため、本発明によるリアディスチャージモー
アユニットは、モーアハウジングと、前記モーアハウジ
ングに横並びで回転可能に支持された第1サイドブレー
ドとセンターブレードと第2サイドブレードと、前記セ
ンターブレードと第2サイドブレードを一方の方向に回
転させるとともに前記第1サイドブレードを他方の方向
に回転させる動力伝達機構と、前記第1サイドブレード
と前記センターブレードとの境界領域で第1サイドブレ
ードとセンターブレードとによる刈草の排出方向に沿っ
て形成された刈草排出部と、前記センターブレードの回
転軸芯の周方向に延びているとともに刈草を前記刈草排
出部に送り込むセンター流通路を形成するセンターバッ
フル手段と、前記第1サイドブレードの回転軸芯の周方
向に延びているとともに刈草を前記刈草排出部に送り込
む第1サイド流通路を形成する第1サイドバッフル手段
と、前記第2サイドブレードの回転軸芯の周方向に延び
ているとともに刈草を前記センター流通路に送り込む第
2サイド流通路を形成する第2サイドバッフル手段と、
を備えている。
【0008】この構成では、第2サイドブレードによっ
て刈り取られた刈草は第2サイド流通路を通ってセンタ
ー流通路に流れ込み、ここでセンターブレードによって
刈り取られた刈草と合流し、さらに刈草排出部に送り出
され、ここで第1サイド流通路を流れてくる第1サイド
ブレードによって刈り取られた刈草と合流する。各ブレ
ードで刈り取られた刈草は、それぞれバッフル手段によ
って形成された刈草流通路を流れるため、確実にかつス
ムーズに刈草排出部に達し、そこで外部に放出された
り、さらにダクトを通って集草器に送り込むことが可能
となる。つまり、刈草を四方八方にまき散らすのではな
く、所定の位置に確実に放出することができる。
【0009】本発明の好適な実施形態の1つでは、前記
刈草排出部は、前記センターバッフル手段と第1サイド
バッフル手段とに連結する排出バッフル手段を備えてお
り、前記排出バッフル手段は前記第1サイドブレードと
センターブレードと第2サイドブレードによって刈り取
られた刈草を合流して排出する排出流通路を形成してい
る。この構成によれば、センタ流通路と第1サイド流通
路がスムーズに排出流通路に接続することになり、第1
サイドブレードとセンターブレードと第2サイドブレー
ドとによって刈り取られた刈草が滞留することなく刈草
排出路へ流れ込んでいく。
【0010】前記排出バッフル手段を前記第1サイドブ
レード側に位置する第1バッフル板と前記センターブレ
ード側に位置する第2バッフル板とによって構成する場
合、前記第2バッフル板を斜めに延設することで前記排
出流通路の排出口をモーアハウジングの中心に寄せるこ
とができるし、また、前記第2バッフル板を直線的に延
設することで前記排出流通路の排出口をモーアハウジン
グの中心から遠ざけることができる。排出口の位置の選
択は、搭載される芝刈機の用途に応じて決定すればよ
い。
【0011】さらに本発明の好適な実施形態の1つで
は、前記第2サイド流通路の前記センター流通路への連
結領域は前記センターブレードの軌跡円と前記第2サイ
ドブレードの軌跡円の共通接線に沿って延びている。
の構成では、周方向に屈曲した第2サイド流通路を流れ
てきた刈草は、同様に周方向に屈曲したセンター流通路
に向かって互いの共通接線の沿って流れるため、不必要
な減速をともなうことなく流れ込んでいく。
【0012】上述した本発明によるリアディスチャージ
モーアユニットを前・後車輪の間に吊り下げ配置してミ
ッドマウント型の芝刈機を構成する場合、刈草排出部の
排出口が前記後輪の間の方を向くようにするならば、刈
草が車輪に踏みつぶされることなく車輪の轍の間に集積
され、後も刈草の収集が容易となる。
【0013】本発明の第2の目的を達成するため、本発
明による芝刈機では、上述したようなリアディスチャー
ジモーアユニットを前・後車輪の間に吊り下げ配置する
とともに集草器を後輪の後方に配置し、一端をリアディ
スチャージモーアユニットの刈草排出部に連結するとと
もに前記後輪の間を延びて他端を前記集草器に連結して
いる刈草搬送ダクトが設けられている。この構成では、
各ブレードによって刈り取られ、各流通路を経て刈草排
出部に集められた刈草は、刈草搬送ダクトを通って集草
器に集積される。各流通路は専用のバッフル手段によっ
て形成されいることから空気流の流れ損失が少なく、十
分な勢いをもって刈草は刈草搬送ダクトを通り抜けるこ
とができる。
【0014】集草器と刈草搬送ダクトとの連結箇所は、
通常集草器の底部より高い位置にあるため、本発明の好
適な実施形態では、後輪の車軸の中間部分を下方にオフ
セットさせ、刈草搬送ダクトが前記オフセットした車軸
部分の上を上方に傾斜しながら延びている。これによ
り、刈草搬送ダクトを比較的緩やかな傾斜でもって所望
の集草器の連結箇所に接続することができる。
【0015】さらに、機体前方に配置されたエンジンと
機体後方に配置された走行動力変速装置を備えた本発明
による芝刈機の好適な実施形態では、エンジンと走行動
力変速装置を連結する伝動軸が機体長手軸に関して一方
側を延びており、刈草搬送ダクトが機体長手軸に関して
他方側を延びている。この構成により、機体下部の限ら
れたスペースを伝動軸と刈草搬送ダクトに振り分けるこ
とで、デッドスペースの少ないコンパクトな集草器付き
ミッドマウント型芝刈機が得られた。本発明のその他の
特徴及び利点は以下図面を用いた発明の実施の形態の説
明により明らかになるだろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、操向車輪としての左右一
対の前輪1,1と、駆動車輪としての左右一対の後輪
2,2とによって対地支持される板金構造の機体フレー
ム3の前部にエンジン4およびラジエータ5を含む原動
部が、機体フレーム3の中間部にステアリングポスト6
が、機体フレーム3の後部にHST7及びギヤ式トラン
スミッション8が搭載された乗用型芝刈機が示されてい
る。ステアリングポスト6の上端にはハンドル9が取り
付けられ、ステアリングポスト6付近まで延びて運転部
を形成する後輪フェンダー10の上部に運転座席11が
設置されている。前輪1と後輪2の間にリンク機構12
を介してモーアユニット50が昇降操作可能に機体フレ
ーム3から吊り下げ配置されている。
【0017】機体フレーム3と後輪フェンダー10の後
端に集草器13が装着されており、モーアユニット50
で刈り取られた刈草は刈草搬送ダクト14を通って集草
器13に蓄積される。集草器13は、機体フレーム3と
後輪フェンダー10に固定された固定部13aと、固定
部の上部に設けられた揺動軸13c回りで揺動する揺動
部13bとから構成されており、揺動部13bの揺動に
より集草器13の下部を開放し、蓄積された刈草を適当
な場所で放出することが可能となっている。固定部13
aに設けられた刈草搬送ダクト14との接続部は、モー
アユニット50の昇降にともなう搬送ダクト14の動き
を吸収できるように、上下方向に融通をもった開口を備
えている。
【0018】次にエンジン4の動力を後輪2へ伝達する
走行動力伝達ラインを説明する。図1および図2に示す
ように、エンジン4はその出力軸4aが機体長手軸芯P
に沿うように配置されており、エンジン出力軸4aの後
端はユニバーサルジョイント15を介して中間伝動軸1
6の一端に連結している。中間伝動軸16の他端はユニ
バーサルジョイント15を介してHST7の入力軸に連
結している。HST7の出力軸はギヤ式トランスミッシ
ョン8の入力軸に連結しており、HST7で変速された
動力は高と低のいずれかの変速段を経てディファレンシ
ャル機構17に伝達される。エンジン動力はディファレ
ンシャル機構17によって左右のそれぞれの後輪2の方
へ振り分けられるが、それぞれの動力伝達ラインは実質
的に同一なので、ここでは右側後輪2へのラインのみを
図3を用いて説明する。ディファレンシャル機構17を
出た動力は機体長手軸芯Pの横断方向に延びた中間車軸
18に伝達される。中間車軸18の軸芯レベルは後輪2
の車軸19の軸芯レベルより低い位置となっているた
め、そのレベル差を埋めるために、中間車軸18と車軸
19との間にギヤ伝動機構20が設けられている。ディ
ファレンシャル機構17、中間車軸18、そしてギヤ伝
動機構20は、逆門型に形成されるとともに機体フレー
ム3に吊り下げ支持されているケーシングに内蔵されて
いる。
【0019】上記HST7は、可変容量型の油圧ポンプ
と、この油圧ポンプからの油圧によって駆動される油圧
モータとから構成された静油圧式無段変速装置であり、
伝動切りの中立を挟んで前進側と後進側とに切り換え操
作できるとともに前進側と後進側のいずれにおいても無
段階に変速操作できる。HST7を前進側に切り換える
とともに変速操作することにより、後輪2が前進方向に
駆動するとともにその駆動速度も変速できる。HST7
を後進側に切り換えるとともに変速操作することによ
り、後輪2が後進方向に駆動するともにその駆動速度も
変速できる。そして、HST7を中立に操作することに
より、後輪2が停止する。
【0020】中間車軸18の対地レベルが低いことか
ら、結果的に中間車軸18領域のケーシング部分と機体
下面との間に比較的大きなスペースが生まれ、このスペ
ースを刈草搬送ダクト14が上方に傾斜しながら延びて
いる。図3からよく理解できるように、中間伝動軸1
6、HST7、ギヤ式トランスミッション8などからな
る走行動力伝動ラインと、刈草搬送ダクト14は機体長
手軸芯Pに関して振り分け配置されて機体長手軸芯Pに
沿って延びており、特に後輪2付近での機体下方のスペ
ースを有効利用している。
【0021】次にエンジン4の動力をモーアユニット5
0へ伝達するモーア動力伝達機構を説明する。図1,図
2および図4に示すように、エンジン出力軸4aの前端
には2連式の駆動プーリ22が装着されており、この駆
動プーリ22によってVベルト23を介して回される従
動プーリ24が第1中間伝動軸25に装着されている。
第1中間伝動軸25は、機体フレーム3から吊り下げら
れた軸受ブロック26によって回転自在に保持されてい
る。第1中間伝動軸25の後端はユニバーサルジョイン
ト26を介して第2中間伝動軸27の一端に連結してい
る。第2中間伝動軸27の他端はユニバーサルジョイン
ト26を介してモーアユニット50の入力ボックス51
に備えられた入力軸52に連結している。このユニバー
サルジョイント26は、モーアユニット50がリンク機
構12の前後一対の揺動リンク12aと12bによる所
定ストロークの昇降操作が可能なように構成されてい
る。入力ボックス51には、さらに鉛直方向に延びたセ
ンターブレード軸53が軸受支持されており、入力軸5
2とセンターブレード軸53とはベベルギヤ機構54に
よって動力伝達可能に連結されている。
【0022】入力ボックス51は、天井部55aと天井
部55aから垂れ下がった周壁部55bとからなるモー
アハウジング55の天井部55aに設置されている。セ
ンターブレード軸53から間隔をあけて両側にそれぞれ
鉛直方向に延びた第1サイドブレード軸56と第2サイ
ドブレード軸57が天井部55aに回転可能に支持され
て配置されている。第1サイドブレード軸56と第2サ
イドブレード軸57はセンターブレード軸53より少し
後方にずれているとともに、センターブレード軸53の
下端に固定されたセンターブレード58と、第1サイド
ブレード軸56の下端に固定された第1サイドブレード
59と、第2サイドブレード軸57の下端に固定された
第2サイドブレード60の先端軌跡円がわずかに重なる
ように配置されており、ブレード間での刈り残しをなく
している。
【0023】センターブレード軸53の上側には第1・
第2プーリ61aと61bが、第2サイドブレード軸5
7には第3プーリ61cが、第1サイドブレード軸56
には第4プーリ61dが取り付けられており、さらに、
第1サイドブレード軸56の周辺部には方向転換用の第
5・第6プーリ61eと61fが設けられている。
【0024】第2プーリ61bと第3プーリ61cには
両者が同一方向に回転するように第1ベルト62aが巻
き掛けられているが、第1プーリ61aと第4プーリ6
1dに巻き掛けられる第2ベルト62bは、方向転換用
の第5・第6プーリ61eと61fを利用して、第1プ
ーリ61aに対する当たり面と第4プーリ61dに対す
る当たり面を逆にしており、これにより、第1プーリ6
1aと第4プーリ61dは逆方向に回転する。つまり、
センターブレード58と第2サイドブレード60は時計
方向に回転し、第1サイドブレード59は反時計方向に
回転することになる。
【0025】上述したモーア動力伝達機構によって3つ
のブレード58,59,60を回転させながら芝刈機が
走行することにより、モーアハウジング55の後部の左
右側に機体横方向の軸芯まわりで回動自在に取付けてあ
るゲージ輪28が芝面上を転動し、ゲージ輪28のモー
アハウジング55に対する取付高さによって決定される
所望の刈り高さでもって芝が刈り取られていく。モーア
ハウジング55の前側には機体横方向の軸芯まわりで回
動自在な3つのアンチスキャルプローラ29が機体横方
向に並んでに取り付けられており、これによりモーアユ
ニット50は地面の隆起部などの障害物が存在した場合
これを乗り越えることができる。
【0026】図5に示されているように、モーアユニッ
ト50は、刈り取った刈草をモーアユニット50の後部
に設けられた刈草排出部66にスムーズに送り出すため
に、センタブレード58の回転軌跡領域にセンターバッ
フル手段63を、第1サイドブレード59の回転軌跡領
域に第1サイドバッフル手段64を、第2サイドブレー
ド60の回転軌跡領域に第2サイドバッフル手段65を
備えている。各バッフル手段はモーアハウジング55の
天井部から下方に垂れ下がったバッフル板によって構成
されており、センターバッフル手段63は、センターブ
レード軸53を中心としてセンターブレード58より小
さい径をもつ円弧状に形成された内側バッフル板63a
とセンターブレード58より大きい径をもつ円弧状に形
成された2つの外側バッフル板63bを備え、第1サイ
ドバッフル手段64は、第1サイドブレード軸56を中
心として第1サイドブレード59より小さい径をもつ円
弧状に形成された内側バッフル板64aと第1サイドブ
レード59より大きい径をもつ円弧状に形成された外側
バッフル板64bを備え、第2サイドバッフル手段65
は、第2サイドブレード軸57を中心として第2サイド
ブレード60より小さい径をもつ円弧状に形成された内
側バッフル板65aと第2サイドブレード60より大き
い径をもつ円弧状に形成された外側バッフル板65bを
備えている。さらに、刈草排出部66も第1バッフル板
68aと第2バッフル板68bとを備えた排出バッフル
手段68として構成されており、天井壁55aの後方に
突き出した部分及び第1バッフル板68aと第2バッフ
ル板68bの終端が排出口67を形成している。この実
施形態では第2バッフル板68bと第1バッフル板68
aを斜めに延設することで、排出口67をモーアユニッ
ト50の中心側に寄せている。
【0027】センターバッフル手段63の内側バッフル
板63aと外側バッフル板63bの一端は排出バッフル
手段68の第2バッフル板68bと連結しており、セン
ターブレード58の回転方向に延びた渦巻き状のセンタ
ー流通路69aを作り出しており、同様に、第1サイド
バッフル手段64の内側バッフル板64aと外側バッフ
ル板64bの一端も排出バッフル手段68の第1バッフ
ル板68aと連結しており、第1サイドブレード59の
回転方向に延びた、つまりセンター流通路69aとは逆
方向の渦巻き状の第1サイド流通路69bを作り出して
いる。センター流通路69aと第1サイド流通路69b
は刈草流れ方向下流側で合流して、排出バッフル手段6
8の第1バッフル板68aと第2バッフル板68bによ
って作り出される排出流通路69dに連通している。な
お、センター流通路69aと第1サイド流通路69bと
の合流領域は、センターブレード58の先端軌跡円と第
1サイドブレード59先端軌跡円の共通接線に沿って延
びるようにレイアウトされている。
【0028】第2サイドバッフル手段65の内側バッフ
ル板65aと外側バッフル板65bの一端はセンターバ
ッフル手段63の後方側の外側バッフル板63bと連結
しており、第2サイドブレード60の回転方向に延びた
渦巻き状の第2サイド流通路69cを作り出している。
第2サイド流通路69cは、刈草流れ方向下流側でセン
ター流通路69aと合流するが、その合流への移行領域
がセンターブレード58の先端軌跡円と第2サイドブレ
ード60の先端軌跡円の共通接線に沿って延びるように
レイアウトされており、内側バッフル板65aと外側バ
ッフル板65bは、直線状に延びた部分を備えている。
【0029】上述したセンター流通路69a、第1サイ
ド流通路69b、第2サイド流通路69c、そして排出
流通路69dのレイアウトにより、各ブレードで刈り取
られた刈草はブレードによって発生した空気流に乗って
スムーズに共通の排出口67に達し、そこから刈草搬送
ダクト14を通って集草器13に送り込まれる。各流通
路の上方の境界面はモーアハウジング55の天井部55
aによって作り出されているが、流通路の下流側にいく
に従って搬送される刈草の量が増えていくため、その流
通断面積を大きく取る必要があるので、モーアハウジン
グ55の対応する天井部55aを下流側ほど膨らませて
おり、排出流通路69dに対応する天井部が一番高くな
っている。刈草排出部66と刈草搬送ダクト14は、図
2に示すように、揺動ピン14aによって揺動可能に連
結されており、モーアユニット50の昇降を許す連結構
造となっている。
【0030】次にハンドル9の操作変位を前輪1に伝達
する操向変位伝達ラインを説明する。この操向変位伝達
ラインにはパワーステアリング装置80が組み込まれて
いる。図6に示すように、左前輪1を回動自在に支持す
る車軸1aの端部から延出している機体上下方向のナッ
クル軸1bを前輪支持フレーム70の一端側に回動自在
に支持させ、右前輪1を回動自在に支持する車軸1aの
端部から延出している機体上下方向のナックル軸1bを
前記前輪支持フレーム70の他端側に回動自在に支持さ
せている。この前輪支持フレーム70は、このフレーム
70の機体横方向での中間部において、前記左右一対の
機体フレーム3の前端側どうしにわたって取り付けてい
る前後一対のブラケット71に設けられた機体前後方向
の枢支軸72を介して機体フレーム3に揺動自在に支持
されている。左前輪1のナックル軸1bの下端側に一体
回動自在に連結している第1ナックルアーム73と、右
前輪1のナックル軸1bの下端側に一体回動自在に連結
している第1ナックルアーム73はタイロッド74によ
って連動して同一方向に揺動するように連結されてい
る。左前輪1のナックル軸1bの上端側に第2ナックル
アーム75を一体回動自在に連結し、この第2ナックル
アーム75にドラグリンク76を介して出力軸77aが
連結しているギヤ機構77を左側の機体フレーム3の側
面にブラケット78を介して取り付けている。図7に示
すように、前記ギヤ機構77の機体内側に斜め上向きに
向く入力軸77bを回転軸79を介して操向ハンドル9
の回転支軸9aの下端側に連結してある。この回転支軸
9aに電動モータ81を備えるパワーステアリング装置
80が組み付けられており、ハンドル9の回転操作によ
る左右前輪1の操向操作を軽くしている。
【0031】すなわち、ハンドル9を回転操作すると、
回転支軸9aがハンドル9とともに回転し、その回転変
位が回転軸79を介してギヤ機構77の入力軸77bに
伝達される。ギヤ機構77は、入力軸77bと一体回転
するピニオンギヤ77c、このピニオンギヤ77cに噛
み合うとともに前記出力軸77aが一端側に連結してい
るラックギヤ77dをギヤケース77eの内部に備えて
おり、入力軸77bの回転力をピニオンギヤ77cとラ
ックギヤ77dとによって機体長手軸芯方向の直線変位
に変換し、この直線変位を出力軸77aからドラクリン
ク76に伝達する。ドラクリンク76が機体前後方向に
駆動されて第2ナックルアーム75をナックル軸1bの
機体上下方向の軸芯まわりで揺動操作し、左前輪1のナ
ックル軸1bが前輪支持フレーム70に対して回動する
とともに、この回動力が左前輪側の第1ナックルアーム
73からタイロッド74を介して右前輪側の第1ナック
アーム73に伝達して右前輪1のナックル軸1bが左前
輪側のナックル軸1bとは反対方向に前輪支持フレーム
70に対して回動する。これにより、左右前輪1,1が
ステアリングハンドル4の操作方向に対応する方向にス
テアリングハンドル4の回転角に対応する切れ角だけ操
向する。
【0032】パワーステアリング装置80は、回転支軸
9aに付設したセンサー82および支軸駆動ギヤ83、
この支軸駆動ギヤ83に噛み合うとともに電動モータ8
1に設けられた出力ギヤ84、この電動モータ81と前
記センサー82とを連係させている制御機構85によっ
て構成されており、ハンドル9を回転操作すると、ハン
ドル9によって回転操作される回転支軸9aの回転方向
および回転トルクをセンサー82が検出する。このセン
サー82からの信号に基づいて、制御機構85が自動的
にモータ81を回転支軸9aの回転方向に対応する回転
方向に駆動させ、結果的にモータ81が支軸駆動ギヤ8
3を駆動し、回転支軸9aに回転動力を付与する。これ
により、この回転支軸9aのモータ81による回動力が
回転軸79を介してギヤ機構77の入力軸77bに伝達
し、ギヤ機構77が上述した如く入力軸77bの回動力
を機体前後方向の直線動力に変換して出力軸77aから
ドラクリンク76に出力することをアシストする。ハン
ドル9の回転操作を停止すると、回転支軸9aの回転が
停止してこの支軸停止をセンサー82が検出し、制御機
構85がセンサー81aからの情報に基づいて自動的に
モータ81を停止する。
【0033】なおこのパワーステアリング装置80をハ
ンドル9の回転角に応じてアシストする力を変化させる
ように構成した場合、直進走行時にはハンドル9の操作
が重くなって蛇行しにくく、旋回走行時にはハンドル9
の操作が軽くなって楽に操向操作できるような操向シス
テムを提供することも可能である。
【0034】上述した実施の形態では、モーアユニット
50の排出口67は、刈草搬送ダクト14に接続され、
刈草は集草器13に蓄積されていたが、もちろん、刈草
搬送ダクト14や集草器13を取り外し、直接排出口6
7から刈草を放出することも可能である。この場合で
も、排出口67が左右の後輪の間を向いていることか
ら、放出された刈草は、実質的に後輪の轍の間に置かれ
ていくことになり、刈草があちこちに散在するような不
都合は避けられる。
【0035】図8は別実施形態のモーアユニット50を
示しており、ここでは第2バッフル板68bを直線状に
延設することで、排出口67をモーアユニット50の中
心に対して右側に寄せており、モーアユニット50の中
心に対して左側に位置する走行動力伝達ラインとの間隔
を大きくしている。さらに、センターバッフル手段63
の内側バッフル板が省略されている。
【0036】以上の説明ではバッフル手段の形態として
モーアハウジング55の天井部55aから垂れ下がった
ガイド板を取り挙げたが、もちろんこれ以外天井部55
aをプレス加工等で3次元的に形成してバッフル手段を
形成したり、その他従来から用いられている種々のバッ
フルの形態を採用して、刈草流通路を作り出すことも本
発明の枠内に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機全体の側面図
【図2】走行用動力とモーア用動力の伝達ラインを示す
芝刈機の平面図
【図3】モーアユニットへのモーア用動力の伝達ライン
を示す断面図
【図4】後輪車軸と刈草搬送ダクトの関係を示す芝刈機
の背面図
【図5】バッフル手段の構成を示す概略平面図
【図6】操向変位伝達ラインを示す平面図
【図7】操向変位伝達ラインを示す側面図
【図8】モーアユニットの別形態を示す概略平面図
【符号の説明】
58 センターブレード 59 第1サイドブレード 60 第2サイドブレード 63 センターバッフル手段 64 第1サイドバッフル手段 65 第2サイドバッフル手段 66 刈草排出部 69a センター流通路 69b 第1サイド流通路 69c 第2サイド流通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフ オーベルニュ フランス,95101,アージャントゥー ユ・セデックス,ベー・ペー88‐ジー・ イ,リュー・ジュール・ベルクリュイ ス,19‐25 (72)発明者 ベルトラン レグュイエット フランス,95101,アージャントゥー ユ・セデックス,ベー・ペー88‐ジー・ イ,リュー・ジュール・ベルクリュイ ス,19‐25 (56)参考文献 特開 昭61−170308(JP,A) 特開 平3−35716(JP,A) 特開 平5−153833(JP,A) 実開 昭55−133728(JP,U) 実開 平2−26428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/63 A01D 34/64

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーアハウジングと、 前記モーアハウジングに横並びで回転可能に支持された
    第1サイドブレードとセンターブレードと第2サイドブ
    レードと、 前記センターブレードと第2サイドブレードを一方の方
    向に回転させるとともに前記第1サイドブレードを他方
    の方向に回転させる動力伝達機構と、 前記第1サイドブレードと前記センターブレードとの境
    界領域で第1サイドブレードとセンターブレードとによ
    る刈草の排出方向に沿って形成された刈草排出部と、 前記センターブレードの回転軸芯の周方向に延びている
    とともに刈草を前記刈草排出部に送り込むセンター流通
    路を形成するセンターバッフル手段と、 前記第1サイドブレードの回転軸芯の周方向に延びてい
    るとともに刈草を前記刈草排出部に送り込む第1サイド
    流通路を形成する第1サイドバッフル手段と、 前記第2サイドブレードの回転軸芯の周方向に延びてい
    るとともに刈草を前記センター流通路に送り込む第2サ
    イド流通路を形成する第2サイドバッフル手段と、 を備えているリアディスチャージモーアユニット。
  2. 【請求項2】 前記刈草排出部は、前記センターバッフ
    ル手段と第1サイドバッフル手段とに連結する排出バッ
    フル手段を備えており、前記排出バッフル手段は前記第
    1サイドブレードとセンターブレードと第2サイドブレ
    ードによって刈り取られた刈草を合流して排出する排出
    流通路を形成することを特徴とする請求項1に記載のリ
    アディスチャージモーアユニット。
  3. 【請求項3】 前記排出バッフル手段は前記第1サイド
    ブレード側に位置する第1バッフル板と前記センターブ
    レード側に位置する第2バッフル板とを備えており、前
    記第2バッフル板は前記排出流通路の排出口をモーアハ
    ウジングの中心に寄せるために斜めに延びていることを
    特徴とする請求項2に記載のリアディスチャージモーア
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記排出バッフル手段は前記第1サイド
    ブレード側に位置する第1バッフル板と前記センターブ
    レード側に位置する第2バッフル板とを備えており、前
    記第2バッフル板は前記排出流通路の排出口をモーアハ
    ウジングの中心から遠ざけるために直線的に延びている
    ことを特徴とする請求項2に記載のリアディスチャージ
    モーアユニット。
  5. 【請求項5】 前記第2サイド流通路の前記センター流
    通路への連結領域は前記センターブレードの軌跡円と前
    記第2サイドブレードの軌跡円の共通接線に沿って延び
    ていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載
    のリアディスチャージモーアユニット。
  6. 【請求項6】 リアディスチャージモーアユニットを前
    ・後車輪の間に吊り下げ配置した芝刈機において、 前記リアディスチャージモーアユニットが、モーアハウ
    ジングと、前記モーアハウジングに横並びで回転可能に
    支持された第1サイドブレードとセンターブレードと第
    2サイドブレードと、前記センターブレードと第2サイ
    ドブレードを一方の方向に回転させるとともに前記第1
    サイドブレードを他方の方向に回転させる動力伝達機構
    と、前記第1サイドブレードと前記センターブレード
    の境界領域で第1サイドブレードとセンターブレードと
    による刈草の排出方向に沿って形成された刈草排出部
    と、前記センターブレードの回転軸芯の周方向に延びて
    いるとともに刈草を前記刈草排出部に送り込むセンター
    流通路を形成するセンターバッフル手段と、前記第1サ
    イドブレードの回転軸芯の周方向に延びているとともに
    刈草を前記刈草排出部に送り込む第1サイド流通路を形
    成する第1サイドバッフル手段と、前記第2サイドブレ
    ードの回転軸芯の周方向に延びているとともに刈草を前
    記センター流通路に送り込む第2サイド流通路を形成す
    る第2サイドバッフル手段とを備え、かつ前記刈草排出
    部の排出口が前記後輪の間の方を向いている芝刈機。
  7. 【請求項7】 リアディスチャージモーアユニットを前
    ・後車輪の間に吊り下げ配置するとともに集草器を後輪
    の後方に配置した芝刈機において、 前記リアディスチャージモーアユニットが、モーアハウ
    ジングと、前記モーアハウジングに横並びで回転可能に
    支持された第1サイドブレードとセンターブレードと第
    2サイドブレードと、前記センターブレードと第2サイ
    ドブレードを一方の方向に回転させるとともに前記第1
    サイドブレードを他方の方向に回転させる動力伝達機構
    と、前記第1サイドブレードと前記センターブレード
    の境界領域で第1サイドブレードとセンターブレードと
    による刈草の排出方向に沿って形成された刈草排出部
    と、前記センターブレードの回転軸芯の周方向に延びて
    いるとともに刈草を前記刈草排出部に送り込むセンター
    流通路を形成するセンターバッフル手段と、前記第1サ
    イドブレードの回転軸芯の周方向に延びているとともに
    刈草を前記刈草排出部に送り込む第1サイド流通路を形
    成する第1サイドバッフル手段と、前記第2サイドブレ
    ードの回転軸芯の周方向に延びているとともに刈草を前
    記センター流通路に送り込む第2サイド流通路を形成す
    る第2サイドバッフル手段とを備え、かつ一端を前記刈
    草排出部に連結するとともに前記後輪の間を延びて他端
    を前記集草器に連結している刈草搬送ダクトが設けられ
    ている芝刈機。
  8. 【請求項8】 前記後輪の車軸の中間部分が下方にオフ
    セットしており、前記刈草搬送ダクトが前記オフセット
    した車軸部分の上を上方に傾斜しながら延びていること
    を特徴とする請求項7に記載の芝刈機。
  9. 【請求項9】 機体前方に配置されたエンジンと機体後
    方に配置された走行動力変速装置とを連結する伝動軸が
    機体長手軸に関して一方側を延びており、前記刈草搬送
    ダクトが機体長手軸に関して他方側を延びていることを
    特徴とする請求項7又は8に記載の芝刈機。
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