JPS59203424A - リヤデイスチヤ−ジモ−アの回転ブレ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転ブレードを備えたモー了であって、特に
、３個の回転ブレードを左右方向に並設し、中央の排出
部より後方へ排出するりャディスチャージ型のものに関
する。

第１図は、かかるモー了を取付けたトラクタの全体を示
し、（１）は、前後の車輪（２１（２）を備えた機体で
あって、その前後の中央部下面に、取付はフレーム（３
）によって、この種リヤディスチャージ型のモー了（４
）が取付けられており、このモー了（４）によって刈り
取った草を後方へ排出するようにしてい第２図は、この
種リャディスチャージモー了（４）の従来構造を示し、
第１図をも参照してその構造を説明すると、上面のデツ
キ（５）と側面ガイド（６）とからなるブレードフレー
ム（７）には、その中央部より後方へ突出して排出ガイ
ド（８）が設けられている。

このようなブレードフレーム（７）には、その内部にお
いて、３個の長方形回転ブレード（９ａ）　　（９ｂ）
（９ｃ）が、中央部の回転ブレード（９ｂ）のみやや前
方へ突出した状態で左右方向へ配置され、その際、各回
転ブレード（９ａ）　　（９ｂ）　　（９ｃ）は、垂直
軸（１０ａ）（１０ｂ）（１０ｃ）に支持されている。

そして、デツキ（５）より上方へ突出する各垂直軸（１
０ａ）（１０ｂ）（１０ｃ）には、各々ブレードプーリ
　（１０ａ）（１０ｂ）（１０ｃ）が取付けられ、更に
、中央の垂直軸（１０ｂ　）には、被動プーリ（１２）
が取付けられている。（１３）は、この被動プーリ　（
１２）へ巻回した駆動ベルトで、この駆動ベルト（１３
）を、第１図のフロントＰＴＯ部（１４）側へ連結し、
このフロントＰＴＯ部（１４）から駆動ベルト（１３）
及び被動プーリ　（１２）を介して、中央部の垂直軸（
１０ｂ）を回転駆動するようにしている。

また、中央のブレードプーリ　（ｌｌｂ）の後方には、
テンションプーリ　（１５）が配置されている。

さて、上記の構成において、各ブレード（９ａ）（９ｂ
）　　（９ｃ）を左から第一、第二、第三ブレードとす
ると、各ブレードの第一、第二、第三ブレードプーリ　
（１１ａ　）　　（１１ｂ　）　　（１１ｃ　）に巻回
されるブレードベルト（１６）は、まず、第ニブレード
プーリ　（１１ｂ　）からテンションプーリ　（１５）
を経て第一ブレードプーリ（１１ａ　）を迂回し、第三
ブレードプーリ　（１１ｃ　）を通って第ニブレードプ
ーリ（１１ｂ　＞へと巻回され、これによって、各ブレ
ード（９ａ）　　（９ｂ）　　（９ｃ）を同一方向、即
ち何れも左方向へ回転させるようにしている。（１７ａ
）　　（１，７ｂ）・・・は、各回転ブレード（９ａ）
　　（９ｂ）　　（９ｃ）によって刈り取られた芝生等
の刈草を、排出ガイ、ド（８）側へ案内すべくブレード
フレーム（７）内に配設された仕切ガイドである。

上記従来の構成においては、全ての回転ブレード（９ａ
）　　（９ｂ）　　（９ｃ）が左回転となっており、こ
れらのうち右側の第三ブレード（９ｃ）においては、刈
り取られた草が第ニブレード（１１ｂ　）側を通ってそ
のまま後部排出ガイド（８）側へ、略進行方向（矢印Ａ
方向）と反対方向へ流れ、モーアの進行がこの流れを助
長することとなって、運動量は少な（て済み、スムーズ
なディスチャージを行なうことができるが、左側の第一
ブレード（９ａ）においては、刈り取られた草が第ニブ
レード（９ｂ）とは反対側の側面ガイド（６）側を通っ
て排出ガイド（８）側へ流れるため、モーアの進行方向
に対して横方向へ流れることとなり、該モーアの進行に
よる排出の促進を期待できず、そのため、確実に排出す
るだけの力が必要となり、駆動ロスが大きく、かつ、草
の詰まりを生じ易いとともに、第２図の如く、刈り取ら
れたウィンドロー（１７）も右側に片寄って見栄えが悪
いという欠点がある。

本発明は、上記従来型リャディスチャージモーアの欠点
を解消し、馬力のロスが少なく、従って刈り取り作業時
のディスチャージ性能が向上され、しかも刈り取った草
のウィンドローの形状も良好となるようにしたモーアを
提供することを目的としてなされたもので、その構成と
して本発明は、３個の回転ブレードを左右方向に並設し
、刈草を略中夫の排出部より後方へ排出するモーアにお
いて、左右両側の回転ブレードによって刈り取られた草
が共に中央の回転ブレード側より後方へ流れるよう、左
右回転ブレードの回転方向を相互に逆回転としたことを
特徴とするものである。

以下本発明の構成を図示の一実施例に基づいて説明する
と、次のとおりである。なお、以下の実施例において、
第２図従来例に対応するものには同一の符号を用いてい
る。

第４図及び第５図において、各回転ブレード（９ａ）　
　（９ｂ）　　（９ｃ）は、第２図従来例と同じく左右
方向へ、中央部の回転ブレード（９ｂ）のみが前方へ突
出した状態で並設されているが、第２図において第ニブ
レードプーリ（１１ｂ　）の後方に配置されていたテン
ションプーリ　（１５）は、第一ブレードプーリ（１１
ａ　）の左側方へ配置されている。そして、各ブレード
プーリ　（１１ａ　）　　（１１ｂ　）　　（１１ｃ）
へ巻回されるブレードベルト（１６）は、まず、第二の
ブレードプーリ（１１ｂ　）からテンションプーリ　（
１５）の外側を迂回して第三ブレードプーリ（１１Ｃ）
側へ巻回され、更にこの第三ブレードプーリ　（１１Ｃ
）から、第一ブレードプーリ　（ｌｌａ）を迂回して第
ニブレードプーリ　（１１ｂ　）側へ巻回されており、
本実施例では、このようなブレードベルト（１６）の巻
回によって左側の第一回転ブレード（９ａ）のみ右方向
へ回転させることとし、これによって、右側の第三回転
ブレード（９ｃ）の左回転と逆方向の回転となるように
したものである。

従って、この実施例においては、左側第一回転ブレード
（９ａ）によって刈り取られた草は、第二回転ブレード
（９ｂ）側を通って、即ち真中寄りを通って後部排出ガ
イド（８）側へ流れることとなり、それ故、右側の第三
回転ブレード（９ｃ）と同じくモー了の進行方向と略逆
方向に流れることとなり、該モー了の進行に伴ってスム
ーズに排出されるため、馬力のロスが少なく草の詰まり
が減少するとともに、このようにして排出された刈草の
ウィンドロー（１７）　も、第５図の如く片寄った形に
ならず見栄えの良いものとなる。なお、第４図で示すよ
うに、上記第一回転ブレード（９ａ）によって刈り取ら
れた草の流れに従い、左端の仕切ガイド（１７ａ）は、
垂直軸（１０ａ）の近傍から排出ガイド（８）前端部へ
向けて配設されており、この点において第２図と異なる
。

第６図は、上記と同じく第一回転ブレード（９ａ）のみ
を右方向へ回転きせるため、ブレードベルト（１６）の
他の巻回方法を示しており、この実施例では、テンショ
ンプーリ　（１５）を２個とするとともに、第ニブレー
ドプーリ　（１１ｂ　＞から１つのテンションプーリ　
（１５）を経て第一ブレードプーリ　（１１ａ　）へ巻
回し、更にもう１つのテンションプーリ　（１６）から
第三ブレードプーリ（１１Ｃ）を迂回して、第ニブレー
ドプーリ　（１１ｂ　）側へ巻回されている。

第７図は、回転ブレード駆動方式の他の実施例であって
、この実施例では、ブレードプーリ　（１１ａ　）　　
（１１ｂ　＞　　（１１ｃ　）とテンションプーリ（１
５）を、前記第２図従来例と同じ配置構造とするととも
に、第一回転ブレードの垂直軸（１０ａ）へ被動ギヤ（
１８）を、更に、この被動ギヤ（１８）の外側に駆動ギ
ヤ（１９）を取付け、この駆動ギヤ（１９）と被動ギヤ
（１８）を介して、まず第一のブレードプーリ　（１１
ａ　）を駆動し、この第一のブレードプーリ　（１１ａ
　）から、他の各ブレードプーリ　（１１ｂ）（ｌｌｃ
）を回転駆動させるようにしている。なお、駆動ギヤ（
１９）は、図示していないが、ベルト等によってフロン
トＰＴＯ部（１４）へ連結される。

第８図以下は、排出ガイド（８）部分へアンダーシェー
クを取付けた場合の実施例を示している。第１０図は、
ブレードフレーム（７）内における空気の流れを示した
ものであって、第１０図（Ａ）は、第１０図の高さＬｌ
で測定した場合の空気の流れを、同図（Ｂ）は同じく高
さＬ２、即ち地表面に近い最下段で測定した場合の空気
の流れを示しており、これらの図で示すように、上段部
分におむ）ては、空気が排出ガイド（８）方向へ流れ、
下段部分においては、ブレード（９）の垂直軸（１０）
側へ向かって流れる。従って、第１０図（Ｃ）で示すよ
うに、その中間層においては、上記上段と下段の空気が
相互に緩衝して乱流を発生し、そのため、草のスムーズ
な排出を妨げることとなる。そこで、第８図及び第９図
では、排出ガイド（８）の下端において、回転ブレード
（９）の高さよりもやや高い位置に板状のアンダーシュ
ータ（２１）を取付けたものである。第１２図及び第１
３図は、第８図が１つの回転ブレードのみ有するワンブ
レードタイプであるのに対し、３ブレードタイプのもの
に同様のアンダーシェーク（２１）を取付けた場合を示
す。

この実施例において、ブレードフレーム（７）内には、
各回転ブレード（９ａ）　　（９ｂ）　　（９ｃ）に対
応したそれぞれ独立の排出ガイド（８ａ）　　（８ｂ）
　　（８ｃ）を有し、これらの排出ガイド（８ａ）　　
（８ｂ）　　（８ｃ）に各々板状のアンダーシュータ（
２１）を取付けている。

本発明は、以上のような構成であり、このように本発明
においては、左右両側の回転ブレードによって刈り取ら
れた草が、共に中央の回転ブレード側より後方へ流れる
よう、左右回転ブレードの回転方向を相互に逆回転とし
ているから、画表右回転ブレードにようて刈り取られた
草は、何れも中央回転ブレード側より排出ガイド側へ流
れることとなり、そのため、その排出方向は、モー了の
進行方向と略逆方向となり、馬力ロスが少ないため、ス
ムーズに排出されることとなって、草の詰まりが少なく
、かつ、刈り取った草のウィンドロー形状も良好となっ
て見栄えのよいものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、リャデイスチャージモー了を備えたトラクタ
の全体側面図、第２図は、従来におけるリャディスチャ
ージモー了の平面図、第３図は、従来型モー了によって
刈り取られたウィンドローの断面の形状を示す概略図、
第４図は、本発明リャディスチャージモー了の平面図、
第５図は同じく本発明モーアによって刈り取られたウィ
ンドローの断面形状を示す概略図、第６図及び第７図は
、本発明リャディスチャージモーアの他の実施例を示す
平面図、第８図は、アンダーシェークを取付けた場合の
ワンブレード型すャディスチャージモーアの横断平面図
、第９図は、同じく後方から見た側面図、第１０図（Ａ
）〜（Ｃ）は、ブレードフレーム内における空気の流れ
を示す横断平面図、第１１図は、同じく後方から見た側
面図、第１２図は、３ブレードタイプのものにアンダー
シュータを取付けた場合の横断平面図、第１３図は、同
じく後方から見た場合の側面図である。 ＋４）−・モーア、（８）・−・−排出ガイド、（９ａ
）　　（９ｂ）　　（９ｃ）−−一回転ブレード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ３個の回転ブレードを左右方向に並設し、刈草を略中夫
   の排出部より後方へ排出するモー了において、左右両側
   の回転ブレードによって刈り取られた草が共に中央の回
   転ブレード側より後方へ流れるよう、左右回転ブレード
   の回転方向を相互に逆回転としたことを特徴とするりャ
   ディスチャージモーアの回転ブレード。