JP2003274727A - 草刈機の集草案内構造 - Google Patents

草刈機の集草案内構造

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JP2003274727A JP2002088527A JP2002088527A JP2003274727A JP 2003274727 A JP2003274727 A JP 2003274727A JP 2002088527 A JP2002088527 A JP 2002088527A JP 2002088527 A JP2002088527 A JP 2002088527A JP 2003274727 A JP2003274727 A JP 2003274727A
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隆司 藤井
Hideya Umemoto
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武史 小森田
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Hiroyuki Tada
浩之 多田
Shozo Ishimori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底壁の上下揺動操作で底壁に付着した刈草の
除去を簡単に行えるものでありながら、その底壁の後方
への延出長さを長くして集草性能の向上を図るようにし
た際における底壁の地面への接当を回避できるようにし
て、その高い集草性能を長期にわたって維持できる信頼
性の高いものにする。 【解決手段】 走行機体1にリアディスチャージモーア
4を昇降可能に装備し、リアディスチャージモーア4の
ハウジング26に形成した後上がり傾斜姿勢の刈草排出
経路部31を、走行機体1の後部に装備された集草容器
34に集草ダクト33を介して接続し、刈草排出経路部
31を、その底壁43が操作レバー49の操作に連動し
て上下揺動するように構成し、リアディスチャージモー
ア4の対地高さが低くなるほど底壁43の刈草案内姿勢
からの揺動操作量が小さくなるように、底壁43の揺動
範囲を制限する制限機構50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体にリアデ
ィスチャージモーアを昇降可能に装備し、前記リアディ
スチャージモーアのハウジングに形成した後上がり傾斜
姿勢の刈草排出経路部を、前記走行機体の後部に装備さ
れた集草容器に集草ダクトを介して接続してある草刈機
の集草案内構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような草刈機の集草案内構
造においては、例えば特開2001−45827号公報
で開示されているように、ハウジングに装備した操作レ
バーの操作に連動して、刈草排出経路部の底壁が横向き
の支軸周りに上下揺動するように構成して、底壁に付着
した刈草の除去を簡単に行えるようにしたものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、草刈機の集
草案内構造においては、底壁の後方への延出長さを長く
するほど集草性能の向上を図れるようになるのである
が、上記の従来技術において、集草性能の向上を図るた
めに底壁の後方への延出長さを長くすると、底壁の上下
揺動操作を行った際に、底壁の後端側が地面に接当して
底壁が変形する虞がある。そして、底壁が変形した場合
には、底壁による刈草の案内に乱れが生じて集草性能が
低下するようになる。
【0004】本発明の目的は、底壁の上下揺動操作で底
壁に付着した刈草の除去を簡単に行えるものでありなが
ら、その底壁の後方への延出長さを長くして集草性能の
向上を図るようにした際における底壁の地面への接当を
回避できるようにして、その高い集草性能を長期にわた
って維持できる信頼性の高いものにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1に記載の発明では、
走行機体にリアディスチャージモーアを昇降可能に装備
し、前記リアディスチャージモーアのハウジングに形成
した後上がり傾斜姿勢の刈草排出経路部を、前記走行機
体の後部に装備された集草容器に集草ダクトを介して接
続してある草刈機の集草案内構造において、前記刈草排
出経路部を、その底壁が操作レバーの操作に連動して上
下揺動するように構成するとともに、前記リアディスチ
ャージモーアの対地高さが低くなるほど前記底壁の刈草
案内姿勢からの揺動操作量が小さくなるように、前記底
壁の揺動範囲を制限する制限機構を設けた。
【0006】〔作用〕上記請求項1に記載の発明による
と、リアディスチャージモーアの対地高さを高くした状
態において操作レバーを操作すると、底壁の後方への延
出長さと、そのときのリアディスチャージモーアの対地
高さとを考慮して制限された比較的大きい揺動範囲で底
壁が上下揺動するようになり、リアディスチャージモー
アの対地高さを低くした状態において操作レバーを操作
すると、底壁の後方への延出長さと、そのときのリアデ
ィスチャージモーアの対地高さとを考慮して制限された
比較的小さい揺動範囲で底壁が上下揺動するようにな
る。
【0007】つまり、底壁の後方への延出長さを長くし
て集草性能の向上を図るようにした場合であっても、操
作レバーを操作すれば、底壁の上下揺動によって底壁に
付着した刈草を簡単に除去することができるとともに、
制限機構によって底壁の揺動範囲が制限されることで、
底壁の後方への延出長さやリアディスチャージモーアの
対地高さに関係なく、底壁の上下揺動によって底壁が地
面に接当して変形する虞を未然に回避することができる
ようになる。
【0008】〔効果〕従って、リアディスチャージモー
アの刈草排出経路部における底壁の後方への延出長さを
長くして集草性能の向上を図るようにしながらも、操作
レバーによる底壁の上下揺動操作によって底壁に付着し
た刈草の除去を簡単に行えるとともに、底壁の上下揺動
によって底壁が地面に接当して変形することに起因した
集草性能の低下を回避できる、集草性能及び底壁に刈草
が付着した際のメンテナンス性に優れた信頼性の高いも
のにすることができるようになった。
【0009】〔構成〕本発明のうちの請求項2に記載の
発明では、上記請求項1に記載の発明において、前記制
限機構を、前記走行機体に装備した被接当部材と、前記
リアディスチャージモーアの対地高さが低くなるほど前
記被接当部材に接近するように前記底壁の操作系に装備
した接当部材とから構成した。
【0010】〔作用〕上記請求項2に記載の発明による
と、被接当部材と接当部材とから制限機構を構成するこ
とから、例えば、リアディスチャージモーアの対地高さ
を検出するセンサや、そのセンサからの検出に基づいて
底壁の刈草案内姿勢からの揺動操作量を変更する電磁シ
リンダなどによって制限機構を構成する場合に比較し
て、構成の簡素化を図れるようになる。
【0011】〔効果〕従って、構成の簡素化を図りなが
ら、集草性能及び底壁に刈草が付着した際のメンテナン
ス性に優れた信頼性の高いものにすることができるよう
になった。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には草刈機の全体側面が示さ
れており、この草刈機は、走行機体1の前部に配備され
た前輪として機能する左右一対のキャスター式の転輪2
と、走行機体1の後部に配備された後輪として機能する
左右一対の駆動輪3との間に、リアディスチャージモー
ア4を昇降操作可能に装備したミッドマウント形式に構
成されている。
【0013】図1〜4に示すように、走行機体1は、運
転座席5がリアディスチャージモーア4の上方に位置す
るように配備され、その運転座席5の左右に変速レバー
6が配設され、運転座席5の後方となる機体後部上方の
左右中間部位にエンジン7が搭載され、このエンジン7
からの動力が、振動に起因した伝動軸心のズレを許容す
るボールジョイント8を介して、エンジン7の前下方に
配設されたミッションケース9の入力軸10に伝達さ
れ、ミッションケース9内において、入力軸10から3
枚の平歯車11を介して動力分配機構12に伝達され、
この動力分配機構12からの走行用の動力が、一対のベ
ベルギヤ13及び左右向きの中継軸14などを介して左
右の静油圧式無段変速装置15に分配伝達され、左右の
各静油圧式無段変速装置15による変速後の動力が、左
右の各車軸ケース16内に装備された減速機構17を介
して左右の対応する駆動輪3に伝達されるように構成さ
れている。
【0014】つまり、走行機体1は、エンジン7からの
動力が左右の対応する静油圧式無段変速装置15を介し
て左右の各駆動輪3に正逆転切り換え可能に独立変速伝
達されており、左右の静油圧式無段変速装置15に対応
して連係された左右の変速レバー6を操作して、左右の
各静油圧式無段変速装置15を独立変速操作すること
で、左右の両静油圧式無段変速装置15を同じ変速状態
に操作して左右の駆動輪3を等速駆動させる直進状態
と、左右の静油圧式無段変速装置15を異なる変速状態
に操作して左右の駆動輪3を差動させる旋回状態とに走
行状態を切り換えられるようになっている。尚、静油圧
式無段変速装置15は、前後進切り換え可能に構成され
ていることから、旋回状態としては、左右の駆動輪3が
同方向に駆動される緩旋回状態、左右いずれか一方の駆
動輪3が駆動停止されるピボット旋回状態、及び、左右
の駆動輪3が逆方向に駆動されるスピン旋回状態の現出
が可能となっている。
【0015】図1、図2及び図4に示すように、動力分
配機構12には、作業用の動力を断続する多板式の作業
クラッチ18が装備され、作業クラッチ18を経由した
作業用の動力が、前後向きの第1伝動軸19及び機体前
部の前部ケース20内に装備された一対の平歯車21な
どを介して動力取出軸22に伝達され、この動力取出軸
22の後端部から、一対のボールジョイント23及び前
後向きの第2伝動軸24を介してリアディスチャージモ
ーア4の入力軸25に伝達されるように構成されてい
る。
【0016】尚、動力取出軸22は、その前端部からも
動力を取り出すことができるようになっており、この動
力取出軸22の前端部を利用することで、図示は省略す
るが、走行機体1の前方などに装備される補助作業装置
への伝動を容易に行えるようになっている。
【0017】リアディスチャージモーア4は、ハウジン
グ26内に草刈り用の左右一対のブレード27を縦向き
の支軸28周りに回転可能に装備し、その入力軸25に
伝達された作業用の動力が、一対のベベルギヤ29を介
して一方の支軸28に伝達され、その一方の支軸28か
らベルト式伝動機構30を介して他方の支軸28に伝達
されることで、左右のブレード27が、それらの回転軌
跡の一部が重複する状態で、かつ、その重複箇所では互
いに後方に向かう状態に、逆向き等速回転駆動されるよ
うに構成されており、この回転駆動によって草類の刈り
取りを行うとともに、この回転駆動で生起される搬送風
によって、ハウジング26の後部左右中央箇所に形成し
た後上がり傾斜姿勢の刈草排出経路部31に向けて刈草
を搬送し、その刈草排出経路部31の排出口32から後
上方に向けて刈草を排出するようになっている。
【0018】図1及び図2に示すように、刈草排出経路
部31の排出口32から排出された刈草は、刈草排出経
路部31に接続された集草ダクト33によって、走行機
体1の後部に装備された集草容器34に案内されるよう
になっている。
【0019】図1〜4に示すように、左右の静油圧式無
段変速装置15及び減速機構17は、走行機体1の左右
中央に配設された動力分配機構12を挟んだ左右の対称
位置に振り分け配置されており、これによって、動力分
配機構12と左右の静油圧式無段変速装置15及び減速
機構17は、左右中央下部に空間35を有する門形を形
成するようになっている。又、左右の減速機構17は、
対応する静油圧式無段変速装置15の機体外方側に連結
配備されており、これによって、比較的大きい空間35
を確保できるようになっている。そして、その空間35
の左右中央を通るように集草ダクト33が配設されてい
る。
【0020】つまり、重量のある左右の静油圧式無段変
速装置15及び減速機構17を左右に対称配置し、それ
らの間に形成された空間35の左右中央を通るように集
草ダクト33を配設することから、草刈機全体としての
左右バランスを向上させることができるとともに、リア
ディスチャージモーア4から排出された刈草を集草容器
34内に片寄りなく収集することができるようになって
いる。しかも、左右の減速機構17を対応する静油圧式
無段変速装置15の機体外方側に配置したことで、他物
との接触に起因した比較的高価な各静油圧式無段変速装
置15の破損を各減速機構17によって効果的に抑制す
ることができ、又、比較的大きい空間35を確保できる
ことから、集草ダクト33の配設がより簡単に行えるよ
うになり、更に、左右の駆動輪3間の距離を大きくする
ことができて、草刈機全体としての安定性の向上を図れ
るようになっている。
【0021】図2〜4に示すように、左右の各静油圧式
無段変速装置15の機体内方側には、対応する静油圧式
無段変速装置15の出力軸36に制動作用することで対
応する駆動輪3を制動する湿式のブレーキ37が装備さ
れており、これら左右のブレーキ37は、走行機体1の
前部に配設された単一のブレーキペダル38に連係され
ている。
【0022】ちなみに、図4に示す符号39は、ミッシ
ョンケース9の入力軸10から動力分配機構12にわた
る3枚の平歯車11のうちの中間の平歯車11と一体回
転する中間軸40の回転に伴って駆動されるギヤポンプ
である。
【0023】図3、図5及び図6に示すように、集草ダ
クト33は、その下部が開放された断面視コの字状に形
成されており、刈草排出経路部31の排出口32から後
上方に向けて排出された刈草が集草ダクト33の上部に
沿って集草容器34に案内されるようになっている。
【0024】図5及び図6に示すように、刈草排出経路
部31には、その後下部に装備された横向きの回動軸4
1に支持アーム42を介して上下揺動可能に支持された
底壁43が装備され、この底壁43は、刈草排出経路部
31の側壁44と回動軸41に一体装備された後向きの
第1アーム45とにわたって架設された引っ張りバネ4
6によって、支持アーム42から延設されたストッパー
ピン47が側壁44の下縁に接当する所定の刈草案内姿
勢に復帰保持されるとともに、回動軸41に後向きの第
2アーム48を介して連係された操作レバー49の操作
に連動して上下揺動するように構成されている。操作レ
バー49は、運転座席5の右側方箇所に立設されてい
る。
【0025】つまり、運転座席5に着座した状態で操作
レバー49を操作することによって、底壁43を上下揺
動操作することができて底壁43に付着した刈草を簡単
に除去することができ、もって、底壁43に刈草が付着
堆積することに起因した刈草回収効率の低下を容易に回
避できるようになっている。
【0026】ところで、底壁43は、集草性能の向上を
図れるようにするために、後方への延出長さが長くなる
ように形成されており、これによって、底壁43を上下
揺動操作した際に、その後端側が地面に接当して底壁4
3が変形する虞が生じ易くなっている。そこで、この草
刈機においては、底壁43の揺動範囲を制限して底壁4
3の地面への接当を防止する制限機構50が設けられて
いる。
【0027】制限機構50は、操作レバー49に装備し
た接当部材51としての接当ピン51と、操作レバー4
9を支持するとともに接当ピン51との接当によって底
壁43の地面への接当を防止するように走行機体1に装
備した被接当部材52としてのガイドプレート52とか
ら構成され、この構成から、リアディスチャージモーア
4の対地高さを低くするほど、ガイドプレート52に接
当ピン51が接近して、底壁43の刈草案内姿勢からの
揺動操作量が小さくなる状態に底壁43の揺動範囲を制
限するようになっている。
【0028】つまり、リアディスチャージモーア4の対
地高さを高くした状態において操作レバー49を操作す
ると、底壁43の後方への延出長さと、そのときのリア
ディスチャージモーア4の対地高さとを考慮して制限さ
れた比較的大きい揺動範囲で底壁43が上下揺動するよ
うになり、又、リアディスチャージモーア4の対地高さ
を低くした状態において操作レバー49を操作すると、
底壁43の後方への延出長さと、そのときのリアディス
チャージモーア4の対地高さとを考慮して制限された比
較的小さい揺動範囲で底壁43が上下揺動するようにな
り、これによって、底壁43の後方への延出長さを長く
して集草性能の向上を図るようにしても、操作レバー4
9を操作すれば、底壁43を上下揺動させることができ
て底壁43に付着した刈草を簡単に取り除くことができ
るとともに、この刈草除去作業時には、制限機構50に
よって底壁43の揺動範囲が適正範囲に制限されるよう
になって、リアディスチャージモーア4の対地高さに関
係なく、底壁43の上下揺動操作によって底壁43が地
面に接当して変形する虞を未然に回避することができ、
底壁43の変形に起因した集草性能の低下を防止できる
ようになっている。
【0029】図1、図3及び図7に示すように、左右の
各車軸ケース16は、左右一対の主フレーム53の対応
するものにボルト連結されるとともに、その側面視先窄
まり状の中間部の前後両縁部分54が、各主フレーム5
3にハの字状にボルト連結された前後一対のブラケット
55によって受け止め支持されるようになっており、こ
れによって、車軸ケース16と主フレーム53とを連結
するボルト56に掛かるせん断力を軽減できるととも
に、車軸ケース16の支持を安定性良く行えるようにな
っている。
【0030】図4及び図8に示すように、各車軸ケース
16は、その内部に、減速機構17における伝動方向上
手側の一対のベベルギヤ57を収容する第1収容室5
8、縦向きの伝動軸59とこの伝動軸59を支持する上
下のベアリング60とを収容する第2収容室61、及
び、伝動方向下手側の一対のベベルギヤ62を収容する
第3収容室63が形成され、第2収容室61には、ベア
リング60を迂回して第1収容室58及び第3収容室6
3を第2収容室61に連通する油路64が備えられ、
又、第2収容室61の前後には、第2収容室61の上端
部と第3収容室63とを連通するバイパス油路65が並
列形成されている。
【0031】つまり、左右の各静油圧式無段変速装置1
5から対応する車軸ケース16の第1収容室58に流出
した油が、第2収容室61及び前後のバイパス油路65
を通って第3収容室63に流れるようになっており、こ
れによって、第2収容室61にのみ油を通す場合に比較
して、各静油圧式無段変速装置15からの油の冷却を効
率良く行えるようになっている。
【0032】尚、第3収容室63の油は、図外の還元油
路を介してミッションケース9内に還元されるようにな
っている。
【0033】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 (1)リアディスチャージモーア4において、左右方向
に並設されるブレード27の数量は種々の変更が可能で
ある。 (2)制限機構50の構成は種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】草刈機の全体側面図
【図2】草刈機の要部の平面図
【図3】草刈機の要部の背面図
【図4】草刈機の伝動系統図
【図5】リアディスチャージモーアを上昇させた状態で
の底壁の揺動範囲を示す要部の縦断側面図
【図6】リアディスチャージモーアを下降させた状態で
の底壁の揺動範囲を示す要部の縦断側面図
【図7】伝動ケースの支持構造を示す要部の縦断側面図
【図8】伝動ケースの縦断側面図
【符号の説明】
1 走行機体 4 リアディスチャージモーア 26 ハウジング 31 刈草排出経路部 33 集草ダクト 34 集草容器 43 底壁 49 操作レバー 50 制限機構 51 接当部材 52 被接当部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅本 英哉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 小森田 武史 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山下 信行 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 多田 浩之 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 石森 正三 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B083 AA02 BA12 BA18 CA09 CA28 DA02 EA01 EA10 EA15 FA06 FA09 FA11 GA01 HA22

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体にリアディスチャージモーアを
    昇降可能に装備し、前記リアディスチャージモーアのハ
    ウジングに形成した後上がり傾斜姿勢の刈草排出経路部
    を、前記走行機体の後部に装備された集草容器に集草ダ
    クトを介して接続してある草刈機の集草案内構造であっ
    て、 前記刈草排出経路部を、その底壁が操作レバーの操作に
    連動して上下揺動するように構成するとともに、前記リ
    アディスチャージモーアの対地高さが低くなるほど前記
    底壁の刈草案内姿勢からの揺動操作量が小さくなるよう
    に、前記底壁の揺動範囲を制限する制限機構を設けてあ
    る草刈機の集草案内構造。
  2. 【請求項2】 前記制限機構を、前記走行機体に装備し
    た被接当部材と、前記リアディスチャージモーアの対地
    高さが低くなるほど前記被接当部材に接近するように前
    記底壁の操作系に装備した接当部材とから構成してある
    請求項1に記載の草刈機の集草案内構造。
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