JP5113643B2 - 草刈機 - Google Patents
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特許文献1に記載された草刈機では、伝動ケース14(後輪駆動ケースに相当)、静油圧式無段変速装置15、ダクト11(搬送ダクトに相当)を備えている。
伝動ケース14は、後車輪2を支持するとともにダクト11の両横側に分散した左右一対の支持部20,21と、前記左右一対の支持部20,21に連なる中間部22とを備えている。中間部22は、搬送ダクト11の下方に位置している。
静油圧式無段変速装置15は、左の支持部21の後部分に連結されている。(各符号は、公報に記載された符号である。)
前記搬送ダクトが後方に向かうほど上方に位置し、前記後輪駆動ケースに、前記後車輪を下端部で支持するとともに前記搬送ダクトの両横外側に分散して位置する左右一対の車体上下向きの後輪伝動ケース部と、前記左右一対の後輪伝動ケース部の上端部に連なるとともに前記搬送ダクトの上方に位置する車体左右向きの入力ケース部とを備え、
前記静油圧式無段変速装置を、油圧ポンプが油圧モータよりも低い配置高さに位置する状態で前記入力ケース部の前部に連設するとともに前記入力ケース部に出力するよう構成してある。
静油圧式無段変速装置を入力ケース部の前部に連設したものだから、後車輪と搬送ダクトとの間に後輪伝動ケース部を設けるだけで済ませて搬送ダクトの横幅を従来のそれよりも大にしながら静油圧式無段変速装置による左右後輪の駆動を行える。
静油圧式無段変速装置の油圧ポンプが油圧モータよりも低い配置高さに位置するものだから、静油圧式無段変速装置の入力軸の配置高さを低くしてエンジン側と静油圧式無段変速装置との間の回転軸の前後傾斜を無くしたり少なく済ませたりしながらエンジン駆動力を静油圧式無段変速装置に伝達できる。
搬送ダクトが後上がりの傾斜姿勢になるとか、搬送ダクトの車体上下方向での幅が車体後方側ほど大になるなど、搬送ダクトの上壁が車体後方側ほど高い配置高さに位置する場合であっても、かつ、後車輪を車体後方側に位置させて前後輪間隔を大にしても、後輪伝動ケース部の上端側が下端側よりも車体前方側に位置して後輪駆動ケースの上端の配置高さを低く済ませることができる。
本第3発明は、前記静油圧式無段変速装置が運転座席よりも下方で、且つ、前記運転座席と機体前後方向において重複して配置されている。
本第4発明は、前記入力ケース部の底部が、後方に至るほど上方に位置するよう前記静油圧式無段変速装置の連設部の直後部から傾斜して形成されている。
図1は、本発明の実施例に係る草刈機の全体側面図である。この図に示すように、本発明の実施例に係る草刈機は、左右一対の操向操作自在な前車輪1,1と左右一対の駆動自在な後車輪2,2とによって自走するよう構成され、かつ車体後部に設けた運転座席3が装備された運転部を有した乗用型の自走車を備え、この自走車の車体フレーム4の前後輪間にリンク機構10を介して連結された草刈装置20を備え、前記自走車の車体フレーム4の後部に支持フレーム31を介して支持される集草容器32が装備された刈草回収装置30を備えている。
すなわち、前記自走車は、車体前部に設けたエンジン5と、このエンジン5の下方に設けた動力取り出し機構40とを備えている。前記動力取り出し機構40は、前記エンジン5の出力を、伝動ベルト42を介して入力軸41に入力し、入力軸41の駆動力を油圧操作式の作業クラッチ45を介して動力取り出し軸43に伝達し、この動力取り出し軸43の駆動力を、回転軸46を介して前記草刈装置20の刈り刃駆動機構22に伝達する。
回転軸54とを備えている。
つまり、前記搬送ダクト6は、これの車体上下方向高さが車体後方側に至るほど大になり、かつ搬送ダクト6の上壁6aが車体後方側に至るほど高い配置高さに位置した形体を備えている。後輪伝動ケース部51bは、前記傾斜姿勢により、搬送ダクト6の前記形体にかかわらず、かつ後車輪2の車体前後方向での配置にかかわらず、後輪駆動ケース51の上端側を低い配置高さに位置させている。
ケース51の入力ケース部51aに入力ギヤ60によって入力し、入力した駆動力を差動機構63の左右の出力軸63b,63bに伝達し、左側の出力軸63bの駆動力を左側の後輪伝動ケース部51bによって左側の後車軸2aに伝達して左側の後車輪2を駆動し、右側の出力軸63bの駆動力を右側の後輪伝動ケース部51bによって右側の後車軸2aに伝達して右側の後車輪2を駆動する。
すなわち、ブレーキペダル82が踏み込み操作されると、連動部材84が回転支軸83の軸芯まわりにブレーキペダル82と共に車体前方側に揺動して連動ロッド85を引っ張り操作し、連動リンク86のブレーキ側アーム86bが回転支軸86cの軸芯まわりに下降側に揺動操作されて連動バネ88とバネ受け体91とを介して連動ロッド87を下降操作し、ブレーキ操作リンク89が回転操作軸81aの軸芯まわりに揺動操作されて回転操作軸81aをブレーキ入り側に回転操作する。これによって走行ブレーキ81が入り状態に切り換え操作される。
図8は、前記ブレーキ維持アーム94の作用状態での側面図である。この図に示すように、ブレーキペダル82を踏み込み操作した状態で、前記ロックレバー95によって前記回転支軸93を回転操作してブレーキ維持アーム94をリターンバネ96に抗して下降揺動操作する。すると、ブレーキ維持アーム94のフック部94aが、前記連動部材84に設けた丸棒形のロック部材97に係合してブレーキペダル82をこれのブレーキ切り位置への復元力に抗して踏み込み状態に維持する。これにより、ブレーキ維持アーム94は、走行ブレーキ81を入り状態に維持し、走行ブレーキ81を駐車ブレーキとして左右後輪2,2に作用させる。
前記ブレーキ維持アーム94は、前記ロックレバー95が解除側に揺動操作されることにより、上昇側に揺動操作されて前記ロック部材97から外れ、走行ブレーキ81の入り維持を解除する。
前記貫通孔104を挿通した状態で前記連動部材84に支持されている。
5 エンジン
6 搬送ダクト
20 草刈装置
51 後輪駆動ケース
51a 入力ケース部
51b 後輪伝動ケース部
52 静油圧式無段変速装置
Claims (4)
- 車体前部に設けたエンジンと、左右一対の後車輪を駆動自在に支持するよう車体後部に設けた後輪駆動ケースと、前記エンジンからの駆動力を前進駆動力と後進駆動力とに変換して前記左右一対の後車輪に伝達する静油圧式無段変速装置と、草刈装置からの刈り草を車体後方側に搬送するよう前記左右一対の後車輪の間を通る搬送ダクトとを備えた草刈機であって、
前記搬送ダクトが後方に向かうほど上方に位置し、
前記後輪駆動ケースに、前記後車輪を下端部で支持するとともに前記搬送ダクトの両横外側に分散して位置する左右一対の車体上下向きの後輪伝動ケース部と、前記左右一対の後輪伝動ケース部の上端部に連なるとともに前記搬送ダクトの上方に位置する車体左右向きの入力ケース部とを備え、
前記静油圧式無段変速装置を、油圧ポンプが油圧モータよりも低い配置高さに位置する状態で前記入力ケース部の前部に連設するとともに前記入力ケース部に出力するよう構成してある草刈機。 - 前記左右一対の後輪伝動ケース部が、車体側面視で上端側ほど車体前方側に位置した傾斜姿勢になっている請求項1記載の草刈機。
- 前記静油圧式無段変速装置が運転座席よりも下方で、且つ、前記運転座席と機体前後方向において重複して配置されている請求項1又は2に記載の草刈機。
- 前記入力ケース部の底部が、後方に至るほど上方に位置するよう前記静油圧式無段変速装置の連設部の直後部から傾斜して形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の草刈機。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2008164523A JP5113643B2 (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | 草刈機 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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2008
- 2008-06-24 JP JP2008164523A patent/JP5113643B2/ja active Active
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