JP3776071B2 - 集草装置及びこの集草装置を備えた草刈機 - Google Patents

集草装置及びこの集草装置を備えた草刈機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草装置及びこの集草装置を備えた草刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】
モーアユニットで刈り取られた刈草を直接放出できないような環境下においては、刈草は集草ダクト等を介して集草容器に一時的に保管する必要がある。このような集草装置を備えた草刈機では、集草容器内に所定量の刈草が貯まると定められた刈草放置エリアまで走行して、そこで集草容器から刈草が放出される。この刈草の放出時において、集草容器が所定の位置に達する前に集草容器の開口から刈草がこぼれて刈草放置エリア外に飛び散ってしまうことを避けるために種々の工夫が従来から提案されている。
【0003】
例えば、集草容器の開口に蓋体とこの蓋体によって開閉操作される案内体が設けられており、刈草作業時には、蓋体を閉鎖して案内姿勢の案内体を介してダクトからの刈草を集草容器に蓄え、刈草放出時にはこの集草容器を草刈機のダクトから引き抜き、刈草放置エリアまで運んだ後蓋体を開放揺動するとともに案内体も開放姿勢に揺動することで得られる大きな開口でもって集草容器から刈草を放出する集草装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
集草容器を人が刈草放置エリアまで運ぶのではなく、草刈機が刈草放置エリアまで移動して、そこで集草容器から刈草を放出する構成のものもある。このような草刈機では、昇降リンク機構に、左右向きの支軸周りの揺動で集草姿勢と排草姿勢とに姿勢切り換え可能となるように容器本体を連結し、その容器本体に、左右向きの支軸周りの揺動で容器本体の後端部に形成された開口を開閉する開閉蓋を装備し、昇降リンク機構と容器本体とにわたって、容器本体を姿勢切り換え操作する油圧シリンダを架設し、昇降リンク機構と開閉蓋との間に、容器本体の姿勢切り換え操作に連動して開閉蓋を開閉操作するリンク機構を介装しており、集草容器を集草ダクトから離間した高い排草位置で集草姿勢から排草姿勢とに姿勢切り換え操作することで集草容器から刈草が放出される(例えば、特許文献2参照。)。この草刈機では、容器本体の姿勢切り換え操作に連動して開閉蓋を開閉操作するリンク機構にガタなどが生じることにより、走行時に容器本体と開閉蓋の間からの刈草の漏れ出すことがあった。
【0005】
さらに、集草ダクトと集草容器の間の領域に可動フラップが設けられ、集草容器が集草ダクトから離脱するように上昇する際に可動フラップが集草容器の開口を閉じる位置に変位して、集草容器の開口から刈草が不用意に放出されないように構成された草刈機がある(例えば、特許文献2参照。)。この草刈機においても、可動フラップの変位機構を正確に製作しないと閉じられた可動フラップと集草容器の開口との間から刈草が漏れ出す可能性がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平03−004714号公報(第2−3頁、第1図)
【0007】
【特許文献2】
特開2001−275438号公報(段落番号12−17、第5図)
【0008】
【特許文献3】
米国特許第6050072号明細書(第4欄−第6欄、第3図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記実状に鑑み、本発明の課題は、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草ダクトを介して集草容器に送り込む集草装置において、集草ダクトと集草容器の間から抜け出した刈草が刈草放置エリア以外の場所に散らばることを避けることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む、本発明による集草装置では、モーアユニットから集草容器に刈草を案内するとともに上板と左右側板と底板によって前記集草容器への出口部が形成されている集草ダクトと、前記集草ダクトの出口部と前記集草容器の開口部のとの間の境界面に配置されるゲートフレームと、前記集草容器の開口部が前記ゲートフレームに向かい合う集草姿勢と前記集草容器の開口部が下方を向く排草姿勢との間で前記集草容器を揺動させる揺動機構とが備えられ、かつ前記集草容器の集草姿勢において前記出口部の底板が前記ゲートフレーム領域からこぼれ落ちる刈草を受け止めるように配置されており、前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への揺動時に前記出口部の底板がこの底板の表面が傾斜する姿勢に変位するように集草容器と底板とを連動連結してある
【0011】
この構成では、前記集草ダクトの出口部と前記集草容器の開口部のとの間の境界面に配置されたゲートフレームの領域で、場合によってはこぼれ落ちる刈草は集草ダクト出口部の底板によって受け止められ、この底板の表面にたい積された刈草は刈草放置エリアで前記集草容器が集草姿勢から排草姿勢への揺動された時にこの底板の表面も傾斜姿勢に動かされることで刈草放置エリアに滑り落とされる。
【0012】
つまり本発明による集草装置では、集草ダクトと集草容器の間から刈草がこぼれ落ちることはある程度容認する代わりに、そこからこぼれ落ちる刈草を受け止める表面をもつ底板を用意しておき、刈草放置エリアにおいてその底板の表面を傾斜させることでそこにたい積した刈草を確実に刈草放置エリアに放出することにしている。これにより、集草装置の構成部材の組み付け精度をコストを押し上げるほどには要求せずとも、集草ダクトと集草容器の間から抜け出した刈草が刈草放置エリア以外の場所に散らばることが回避できる。
【0013】
集草容器に蓄えられている刈草も底板にたい積されている刈草も刈草放置エリアに放出する必要があるので、前記底板が前記揺動機構によって前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への揺動に連動して揺動変位される。
【0014】
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記集草容器は前記揺動機構を介して前記ゲートフレームに支持されている。この構成により、集草容器はゲートフレームを揺動支点ベースとしてその開口部を集草ダクトの出口部に向かい合わせる集草姿勢とその開口部が刈草放置エリアに向かい合った下向きの排草姿勢とに選択的に揺動切替自在となる。その際、こぼれ刈草を受け止める前記出口部の底板も前記ゲートフレームに変位可能に支持される構成を採用することで、集草容器の開口部と底板の位置関係がゲートフレームを取り付け基準体として正確に決定することができる。
【0015】
前記ゲートフレームが集草ダクトと集草容器との間の中継箇所として刈草の流れに悪い影響を与えないようにするために、本発明の好適な実施形態では、このゲートフレームには通過口が設けられており、前記集草姿勢における集草容器の開口部と前記集草ダクトの出口部がこの通過口を介して連通するように構成されている。
【0016】
上述した本発明による集草装置を自走式の草刈機に搭載した場合の好適な実施形態として、前記モーアユニットが後輪の前方に配置され、前記ゲートフレームは前記機体の後部に配置され、前記集草容器は前記機体の後方に突き出ているものが提案される。この構成を採用することにより草刈機は側方に何ら出っ張りを持たず、優れた刈り芝操行性が得られる。
【0017】
刈草放置エリアがトラックの荷台であるなら、放出した刈草を別な刈草処理場に簡単に輸送することができる。トラックの荷台に集草容器に蓄えられている刈草と底板にたい積されている刈草を上方から放出するために、本発明による草刈機の好適な実施形態では、集草容器と底板を支持しているゲートフレームを機体に対して昇降移動させる昇降リンク機構を備えている。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1には草刈機の全体側面が示されており、この草刈機はミッドマウントモーア型であり、前後方向に延びたフレームを含む走行機体1と、この走行機体1の前部に配備された前輪として機能する左右一対のキャスター式の転輪2と、走行機体1の後部に配備された後輪として機能する左右一対の駆動輪3と、前輪2と後輪3との間に昇降操作可能に装備されたモーアユニット4と、走行機体1の後方に配置された集草容器5とを備えている。走行機体1の中核要素として機能する機体フレーム10は基本的には前後方向に延びる左右一対の帯状プロファイル部材から構成されている。
【0019】
モーアユニット4で生じた刈草は左右一対の後輪3の間を延びている集草ダクト6によって案内され、集草容器5に蓄積されていくが、集草ダクト6と集草容器5の接続はゲートフレーム7を介して行われている。
【0020】
走行機体1には、運転座席11がモーアユニット4の上方に位置するように配備され、その運転座席11の左右に変速レバー12が配設されている。運転座席11の後方で走行機体1の上方左右中間部位にエンジン13が搭載されている。
【0021】
図2〜4からよく理解できるように、エンジン13からの動力は、振動に起因した伝動軸心のズレを許容するボールジョイント14を介して、エンジン13の前下方に配設されたミッションケース20の入力軸21に伝達され、ミッションケース20内において、入力軸21から3枚の平歯車22を介して動力分配機構23に伝達される。この動力分配機構23からの走行用の動力が、一対のベベルギヤ24a及び左右向きの中継軸24などを介して左右のHST(静油圧式無段変速機構)30に分配伝達され、左右の各HST30による変速後の動力が、左右の各車軸ケース31内に装備された減速機構32を介して左右の対応する駆動輪3の車軸3aに伝達されるように構成されている。つまり左右の各駆動輪3の動力を伝達する左右一対の変速装置はそれぞれ無段変速機構30と減速機構32から構成されている。
【0022】
エンジン13からの動力が左右の対応するHST30を介して左右の各駆動輪(後輪)3の車軸3aに独立伝達されており、左右のHST30に対応して連係された左右の変速レバー12を操作して、左右の各HST30を独立変速操作することで、左右の両HST30を同じ変速状態に操作して左右の駆動輪3を等速駆動させる直進状態と、左右のHST30を異なる変速状態に操作して左右の駆動輪3を差動させる旋回状態とに走行状態を切り換えられるようになっている。尚、HST30は、前後進切り換え可能に構成されていることから、旋回状態として、左右の駆動輪3が同方向に駆動される緩旋回状態、左右いずれか一方の駆動輪3が駆動停止されるピボット旋回状態、及び、左右の駆動輪3が逆方向に駆動されるスピン旋回状態が作り出される。
【0023】
図4に示すように、動力分配機構23には、作業用の動力を断続する多板式の作業クラッチ25が装備され、作業クラッチ25を経由した作業用の動力が、前後向きの第1伝動軸26及び機体前部の前部ケース27内に装備された一対の平歯車28などを介して動力取出軸29に伝達され、この動力取出軸29の後端部から、一対のボールジョイント41及び前後向きの第2伝動軸42を介してモーアユニット4の入力軸43に伝達されるように構成されている。
【0024】
尚、動力取出軸29は、その前端部からも動力を取り出すことができるようになっており、この動力取出軸29の前端部を利用することで、図示は省略するが、走行機体1の前方などに装備される補助作業装置への伝動を容易に行えるようになっている。
【0025】
モーアユニット4は、ハウジング40内に草刈り用の左右一対のブレード44を縦向きの支軸45周りに回転可能に装備し、その入力軸43に伝達された作業用の動力が、一対のベベルギヤ46を介して一方の支軸45に伝達され、その一方の支軸45からベルト式伝動機構48を介して他方の支軸45に伝達されることで、左右のブレード44が、それらの回転軌跡の一部が重複する状態で、かつ、その重複箇所では互いに後方に向かう状態に、逆向き等速回転駆動されるように構成されており、この回転駆動によって草類の刈り取りを行うとともに、この回転駆動で生起される搬送風によってハウジング40の後部左右中央に形成された排出口を通じて集草ダクト6に向けて刈草が排出される。
【0026】
図3と4から明らかなように、左右のHST30及び減速機構32は、機体フレーム10の左右中央に配設された動力分配機構23を挟んだ左右の対称位置に振り分け配置されており、これによって、動力分配機構23と左右のHST30及び車軸ケース31は、左右中央下部に空間33を作り出すべく門形に構成されている。又、左右の車軸ケース31は、対応するHST30の機体外方側に連結配備されるようになっており、これによって、空間33は地面と機体フレーム10の間に位置することになる。そして、その空間33の左右中央を集草ダクト6が延びている。その際、集草ダクト6は前記後輪3の車軸3aとダクト断面の中心が実質的に一致するように延びている。また、図3から、動力分配機構23とHST30が前記左右の減速機構31の上端部の間で同じ高さレベルに配置されていることが確認できる。
【0027】
図2〜4に示すように、左右の各HST30の機体内方側には、対応するHST30の出力軸34に制動作用することで対応する駆動輪3を制動する湿式ブレーキ35が装備されており、これら左右の湿式ブレーキ35は、機体フレーム10の右前部に配設された単一のブレーキペダル36と操作可能に連動連係されている。
【0028】
図4に示す符号37は、ミッションケース20の入力軸21から動力分配機構23にわたる3枚の平歯車22のうちの中間の平歯車と一体回転する中間軸の回転に伴って駆動されるギヤポンプである。
【0029】
図5に示すように、集草ダクト6は、基本的には、上板60とこの上板60の側端から下方に垂れ下がっている左右側板61から構成された下方に開口したチャンネル断面をもつ角形ダクトであるが、モーアユニット4の排出口につながる入口部6Aにはさらにチャンネル開口を塞ぐように配置された短い前方底板62が設けられている。集草ダクト6に沿って案内される刈草はブレード44によって作り出された上向き特性をもつ搬送風に乗っているので、底板がなくとも落下することなく後方に搬送されていくが、入口部6Aでは搬送風が舞うことがあり、その際刈草が地面に落下することを防止するため、この前方底板62が用意されている。従って、場合によってはこの底板62の表面に堆積する刈草を除去するため、底板62は手動操作によってその表面が地面に対して大きく傾斜する姿勢に揺動するように構成されている。後から詳しく説明するが、同様に、集草ダクト6と集草容器5との接続中継部材として機能するゲートフレーム7につながる集草ダクト6の出口部6Bにも後方底板63が配置されている。集草ダクト6は、図1に示すように、機体フレーム10や機体フレーム10に取り付けられたブラケット15によって固定されている。
【0030】
図1、図6〜図8に示すように、ゲートフレーム7は矩形の立てプレート70の周囲に枠プレート71を取り付けた構造であり、立てプレート70には通過口72が形成されている。集草容器5の容器本体50が、上側の枠プレート71に回動自在に設けられた左右向きの支軸51を介してその水平支軸51周りに上下揺動可能にゲートフレーム7に支持されている。この揺動構造により、集草容器5は、容器本体50の開口部50aが立てプレート70に向き合ってその開口部50aが立てプレート70の通過口72に重なり合う集草姿勢と、その開口部50aが地面に向き合う排草姿勢との間で揺動可能となる。
【0031】
集草容器5のゲートフレーム7に対する上述した揺動は、その一端をゲートフレーム7の下部に枢支するとともにその他端を前記支軸51に固定された揺動リンク52に枢支された油圧シリンダ53によって油圧的に行われる。
【0032】
この実施の形態では、ゲートフレーム7は昇降リンク機構8を介して走行機体1に連結されており、この昇降リンク機構8は走行機体1に立設された転倒保護フレーム16の左右上端部からゲートフレーム7の下部にわたってそれぞれ平行4連リンクを形成するように架設された互いに平行に延びた上側アーム80と下側アーム81と、転倒保護フレーム16と下側アーム81とにわたって架設された油圧シリンダ82によって構成されており、油圧シリンダ82の作動で、このゲートフレーム7を、結果的にはこのゲートフレーム7に揺動可能に支持されている集草容器5を、集草ダクト6の出口部6Bの高さレベルに一致するローレベル位置と、トラックの荷台高さより高いハイレベル位置とにわたって昇降させることができる。なお、ローレベル位置において、集草ダクト6の出口部6Bと容器本体50の開口部50aとがほぼ向き合うことになり、この出口部6Bと開口部50aの境界面にゲートフレーム7の立てプレート70が位置し、立てプレート70の通過口72を介して集草ダクト6から送られてきた刈草は集草容器5に達することができる。
【0033】
集草ダクト6の出口部6Bの底壁を構成する前述した後方側の底板63は、集草容器5の集草姿勢から排草姿勢への揺動にともなってこの底板63の表面が地面に対して大きく傾斜する姿勢に揺動するように構成されている。この底板63の揺動構造を以下に説明する。
【0034】
図9と図10に模式的に示されているように、底板63の両端には略直角三角形状のウエブ63aが設けられており、底板63の表面に滞積した刈草が不用意に側方から落下することを防止している。このウエブ63aにより上向き開口をもつチャンネル構造となった底板63はその水平姿勢において集草ダクト6の出口部6Bの下向き開口をもつチャンネル構造の中にはまり込むようにレイアウトされている。
【0035】
図6、図7と図10から明らかなように、ゲートフレーム7の下部に設けられた揺動横軸73に固定された揺動アーム74によってその裏面を受け止められることで底板63は保持されている。さらに、その一端が揺動アーム74の先端領域に設けられた長孔74bを貫通して底板63のウエブ63aの下端部の孔に入り込むことによりウエブ63a結果的には底板63に枢支連結されているとともにその他端がゲートフレーム7の下部に枢支連結されているリンクロッド75によって底板63はゲートフレーム7に対してつなぎ止められている。リンクロッド75は図7から明らかなように、ゲートフレーム7との枢支連結のための折れ曲がり部と揺動アーム74と平行に延びた直線部とさらに揺動アーム74の長孔74bを貫通して底板63のウエブ63aに枢支連結される折れ曲がり部とからなるコの字状の丸棒材である。揺動アーム74は揺動横軸73に関して底板63とは反対側にも延長部74aを有しており、その延長部74aは連結ロッド76によって揺動リンク52と連動連結されている。
【0036】
図11からよく理解できるように、集草容器5を集草姿勢から排草姿勢に揺動するために油圧シリンダ53を作動させて揺動リンク52を反時計方向(図11に関して)に揺動するとともに、連結ロッド76を押し下げることで、結果的に、揺動アーム74が時計方向(図11に関して)に揺動することになる。この揺動アーム74の時計方向の揺動は、この揺動アーム74に載っている底板63をリンクロッド75による規制の下で動かすことになる。その際、底板63の動きは揺動アーム74の揺動にともなって同様に揺動するが、その揺動は底板63に取り付けられたウエブ63aに枢支連結しているリンクロッド75によって規制されるので、揺動アーム74と底板63の裏面との間で相対的な滑りとリンクロッド75の折れ曲がり部が揺動アーム74の長孔74b内の移動を伴いながら、リンクロッド75のゲートフレーム7との枢支連結点(Y)を揺動軸心としたものとなる。なお、底板63の揺動軸心としてのこの枢支連結点(Y)の位置は揺動アーム74の揺動軸心として機能する揺動横軸73の軸心(X)より低いレベルにある。このように底板63の揺動軸心(Y)の位置を低くすることによって、底板63の長さを大きくしてもその先端が揺動時に集草ダクト6の上板60と干渉することが避けられる。底板63の長さを大きくすることは集草ダクト6から集草容器5への移行領域における刈草の落下を受け止める能力を高めることになるので、この特徴は重要である。
【0037】
ゲートフレーム7に揺動可能に支持された集草容器5と底板63の上述した構造によって、ゲートフレーム7を基準として、集草容器5が集草姿勢から排草姿勢に揺動されると同時に、底板63がその表面を刈草搬送方向にほぼ一致させている刈草案内姿勢からその表面を地面に対して大きく傾斜させている刈草除去姿勢に揺動される。つまり、集草容器5に蓄積されていた刈草が放出されると同時に底板63に受け止められていた刈草も放出されるのである。このような形態が特に利点を持つ理由は、集草容器5から刈草をトラックの荷台に放出するといったハイダンプ時において集草容器5が集草ダクト6との並び位置から上昇する際場合によっては容器本体50の開口部50aからこぼれ落ちる刈草が同様にゲートフレーム7と一体的に上昇している底板63によって受け止められることにより周辺に散らばっていくことが防止できるからである。
【0038】
この実施形態では、走行機体1に昇降リンク機構8を介して支持されているゲートフレーム7に対して集草容器5と刈草受け皿として機能する底板63が揺動可能に取り付けられ、集草容器5と底板63は共通の油圧シリンダ53によって揺動されるので、昇降リンク機構8によってゲートフレーム7をその都度の刈草放置エリアの高さレベルに合わせて上昇させ、適切な高さレベルから、蓄積されていた刈草を確実に刈草放置エリアに放出することができる。
【0039】
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、ゲートフレーム7を昇降リンク機構8を介して走行機体1に取り付けたが、ハイダンプが必要としない場合ゲートフレーム7を直接走行機体1に取り付けて、昇降リンク機構8を省略してもよい。
(2)上記実施形態では、集草ダクト6の出口部6Bを構成する上板60と側板61と底板63の内底板63だけを独立させて、ゲートフレーム7に揺動可能に設ける構成を採用したが、これに代えて、集草ダクト6の出口部6Bにおける上板60と側板61と底板63を一体化して集草ダクト6から分離させ、ゲートフレーム7に揺動可能に設ける構成を採用してもよい。この場合、側板61が底板63のウエブ63aとして機能するのでウエブ63aは不必要となる。
(3)上記実施形態では、底板63の長さを大きくしても底板63の先端が揺動時に集草ダクト6の上板60と干渉しないように、底板63の揺動軸心(Y)の位置を揺動アーム74の揺動軸心(X)より低い位置に設定する構成を採用していたが、さらに長い底板63を採用した場合や出口部6Bの上板60が低い場合でも揺動時の底板63の先端と集草ダクト6の上板60とが干渉しないようにするため、底板の揺動軸心(Y)が刈草除去姿勢への揺動とともに下方に移行する構造を採用してもよい。このような構造は、例えば、リンクロッド75のゲートフレーム7に対する取り付けを揺動アーム74の揺動によって下向き揺動する揺動ブラケットを介して行うことで実現可能である。
(4)作業機としては、草刈り作業時に作業地に放置された刈草を収集する集草専用のスイーパなどであってよく、又、走行機体1の前部にモーア4を装備したフロントモーア形式の草刈機などであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による集草装置を装備した草刈機の全体側面図
【図2】 図1による草刈機の要部の平面図
【図3】 図1による草刈機の要部の背面図
【図4】 図1による草刈機の伝動系統図
【図5】 集草ダクトの側面断面図
【図6】 ゲートフレームの側面図
【図7】 ゲートフレームと刈草除去姿勢での底板を示す背面図
【図8】 刈草集草状態における集草ダクトと集草容器とゲートフレームを示す側面図
【図9】 底板とゲートフレームを示す斜視図
【図10】 集草ダクトの出口部の横断面図
【図11】 刈草集草状態から刈草放出状態への揺動を説明する説明図
【符号の説明】
1 走行機体
2 転輪(前輪)
3 駆動輪(後輪)
3a 車軸
4 モーアユニット
5 集草容器
6 集草ダクト
6A 入口部
6B 出口部
7 ゲートフレーム
8 昇降リンク機構
50 容器本体
50a 開口部
51 支軸
52 揺動リンク
53 油圧シリンダ
60 上板
61 側板
62 底板(前方底板)
63 底板(後方底板)
63a ウエブ
70 立てプレート
71 枠プレート
72 通過口
73 揺動横軸
74 揺動アーム
74a 延長部
75 リンクロッド
76 連結ロッド

Claims (6)

  1. モーアユニットで刈り取られた刈草を集草容器に送り込む集草装置において、
    モーアユニットから集草容器に刈草を案内するとともに上板と左右側板と底板によって前記集草容器への出口部が形成されている集草ダクトと、前記集草ダクトの出口部と前記集草容器の開口部との間の境界面に配置されるゲートフレームと、前記集草容器の開口部が前記ゲートフレームに向かい合う集草姿勢と前記集草容器の開口部が下方を向く排草姿勢との間で前記集草容器を揺動させる揺動機構とが備えられ、かつ
    前記集草容器の集草姿勢において前記出口部の底板が前記ゲートフレーム領域からこぼれ落ちる刈草を受け止めるように配置されており、前記出口部の底板は前記揺動機構による前記集草容器の集草姿勢から排草姿勢への揺動に連動して当該底板の表面が傾斜する姿勢に揺動変位するように前記集草容器と底板とを連動連結してあることを特徴とする集草装置。
  2. 前記集草容器は前記揺動機構を介して前記ゲートフレームに支持されていることを特徴とする請求項1に記載の集草装置。
  3. 前記底板は前記ゲートフレームに変位可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の集草装置。
  4. 前記ゲートフレームには通過口が設けられており、前記集草姿勢における集草容器の開口部と前記集草ダクトの出口部がこの通過口を介して連通することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の集草装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の集草装置を機体前後方向に沿うように備えた草刈機において、
    前記モーアユニットは後輪の前方に配置され、前記ゲートフレームは前記機体の後部に配置され、前記集草容器は前記機体の後方に突き出ていることを特徴とする草刈機。
  6. 前記ゲートフレームを前記集草容器とともに機体に対して昇降移動させる昇降リンク機構が備えられていることを特徴とする請求項5に記載の草刈機。
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