JP2009005659A - フロントモーアの伝動装置 - Google Patents

フロントモーアの伝動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009005659A
JP2009005659A JP2007172365A JP2007172365A JP2009005659A JP 2009005659 A JP2009005659 A JP 2009005659A JP 2007172365 A JP2007172365 A JP 2007172365A JP 2007172365 A JP2007172365 A JP 2007172365A JP 2009005659 A JP2009005659 A JP 2009005659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
shaft
transmission
fan
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007172365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5135917B2 (ja
Inventor
Hirotaka Toda
大尊 戸田
Hidekazu Tsuji
英和 辻
Renshi Goto
廉史 後藤
Takashi Okamoto
傑 岡元
Shinya Yoshiki
晋也 吉木
Haruyoshi Honda
春義 本多
Toshiteru Yoshida
年輝 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2007172365A priority Critical patent/JP5135917B2/ja
Publication of JP2009005659A publication Critical patent/JP2009005659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5135917B2 publication Critical patent/JP5135917B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 フロントモーアや、ミッドモーアにおいてブロアを介して後方上部のコレクタへ刈取芝草の搬送を行わせる形態では、シュータや、ブロワ等における芝草の搬送詰まりを起し易いが、これを解消しようとする。
【解決手段】 後部のエンジン2側からの入力を受けて連動するミッションケース3の左右両側部に、前端部に前輪12の支持軸41を備えた車輪伝動ケース39を設け、これらミッションケース3と車輪伝動ケース39からなる伝動フレーム25を平面視で略コの字状に形成し、このミッションケース3の前側面に集草用のブロワ5と、このブロワフアン10を軸装するフアン軸8を設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、トラクタ車体の前部にモーアデッキを装着するフロントモーアにおいて、このモーアデッキで刈取られた芝草を吸引搬送して車体後部のコレクタへ搬送収容するブロワを設けるもので、このブロワや、走行車輪等の伝動構成を簡単化して、メンテナンスを行い易くするものである。
モーアデッキとコレクタとの間をシュータとブロワで連結して、このモーアデッキで刈取られた芝草をブロワで吸引搬送して、コレクタに送込んで集送する技術や、このブロワを運転席の後部に配置する技術(例えば、特許文献1参照)等が知られている。
特開昭63−98313号公報(第1頁、図1)。
フロントモーアや、ミッドモーアでは、トラクタ車体の横側や、腹部にシュータを設け、このシュータの後上部にブロワを連結して後方上部のコレクタへ刈取芝草の搬送を行わせる形態では、シュータや、ブロワ等における芝草の搬送経路が長くなり、搬送詰まりを起し易く、この詰まりを起したときは、これらの搬送系の一部を開いて、詰まった芝草を除去する。又、このブロワの搬送能力を大きくするため、ブロワフアンの回転を高速にすると騒音が激しくなり、作業疲労度を増し易い。
請求項1に記載の発明は、後部のエンジン2側からの入力を受けて連動するミッションケース3の左右両側部に、前端部に前輪12の車軸41を備えた車輪伝動ケース39を設け、これらミッションケース3と車輪伝動ケース39からなる伝動フレーム25を平面視で略コの字状に形成し、このミッションケース3の前側面に集草用のブロワ5と、このブロワフアン10を軸装するフアン軸8を設けたことを特徴とするフロントモーアの伝動装置の構成とする。
上記の構成によると、ミッションケース3には、エンジン2側からの入力を受けて走行伝動と、ブロワー5の伝動が行われる。走行伝動は、左右両側の伝動ケース39の伝動機構を介して連動されて、前輪12を回転駆動する。又、このミッションケース3内の伝動機構を介して正面側に装着のブロワ5のブロワフアン10を回転伝動する。このような伝動によって車体走行しながらモーアデッキ部で刈取られる芝草をシュータ等を経てブロワ5へ集草搬入して、エンジン2の上部等に搭載のコレクタに搬送投入して収容させる。
又、これらブロワ5等のメンテナンス等を行うときは、このブロワ5前側のモーアデッキや、吸引筒等を取外して、車体の伝動フレーム25部等の前側を開放状態にしながら、この広く開放された開放部からブロワ5内部のブロワフアン10や、フアン軸8部等の補修等を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、前記ミッションケース3の前側に、ブロワフアン10を駆動するフアン軸8、又はこのフアン軸8に代えて前方作業部を伝動可能のセンタPTO軸26を設けたことを特徴とするものである。このミッションケース3の前側中央部に位置してフアン軸8およびこのファン軸8に接続してセンタPTO軸26を設けるものであるから、これらのミッションケース3内側の伝動機構からの連動を簡単に行うことができる。又、ブロワ5を伝動フレーム25の左右幅の中央部に配置して、このフアン軸8からの連動を行い易くし、又、ミッションケース3の前方中央部に作業装置を配置装着して、このブロワフアン10を取外したフアン軸8や、このフアン軸8に代えて設けるセンタPTO軸26から、前方の作業装置の入力軸との間を連動軸で連結して伝動する。
請求項3に記載の発明は、前記ブロワケース9の前側中央部に、この吸引口7よりも大口径に形成すると共に、ブロワフアン10及びセンタPTO軸26を出し入れ可能の開口部72を形成したことを特徴とするものである。前記ミッションケース3の前側に取付けたブロワケース9内のブロワフアン10を着脱したり、フアン軸8やセンタPTO軸26を着脱するときは、このブロワケース9前側の大きく開かれた開口部72から出し入れして行うことができる。
請求項1に記載の発明は、平面視で門形状の伝動フレーム25におけるミッションケース3の前側中央部にブロワ5を設けるため、このブロワ5を運転席11の下側の低い位置に設けることができ、ブロワ5の軸受、取付構成を安定させることができ、ブロワ5等の刈取芝草の搬送構成を簡単化すると共に、モーアデッキから後方コレクタへの搬送経路を低く短くする形態にして、刈取芝草の吸引筒による吸引搬送を円滑に行わせることができ、草詰まりを少なくする。又、この前方のモーアデッキや、吸引筒等を取外すことによってミッションケース3の正面側を広く開放して、このブロワ5の軸装、着脱を簡単にして、メンテナンスを容易化することができる。
請求項2に記載の発明は、ミッションケース3の中央部のフアン軸8にセンタPTO軸26を構成するものであるから、この伝動フレーム26前側のブロワ5の伝動、乃至前方作業装置の伝動取出を簡単、容易に行うことができる。又、ブロワ5の不要の場合は、このブロワ5、又はブロワフアン10等を取外して、前方の作業装置をPTO軸連結して、連動構成、及び伝動を簡単、円滑化できる。
請求項3に記載の発明は、ブロワケース9を取外すことなく、ブロワフアン10や、フアン軸8、センタPTO軸26等を、この開口部72から簡単、容易に着脱することができ、前方作業機へのPTO軸の連結、連動を簡単に、円滑に行わせることができる。
図に基づいて、トラクタフロントモーアの車体フレーム16は、運転席11の下方に前輪12を配置し、後方に後輪13を配置し、この後輪13をステップフロア14前部のステアリングハンドル15で操向し、この後部に搭載のエンジン2によって駆動走行する乗用四輪走行形態に構成している。モーアデッキ17は、この車体フレーム16の前部でステップフロア14の下方にリフトリンクによって昇降可能に設けられ、車体16下部のフロントPTO軸18からモーア連動軸19を介して連動される。又、このモーアデッキ17の左右のブレード軸20の回転によって刈取られる芝草を吸引搬送する吸引筒21、及びブロワ5等を、この車体フレーム16の前側で、運転席11の下側に設け、このブロワ5によって、運転席11の後部横側の排出筒22を経て後方上部のコレクタ23に連通させる。このコレクタ23は、前記エンジン2上に設けて、リフトリンクや、リフトシリンダ、ダンプシリンダ等の伸縮によって昇降され、ダンプ作用することができ、後側の蓋27を開いて収容芝草を排出することができる。
前記モーアデッキ17は、左右複数のブレード軸20を配置して、ブレードの回転によって芝草を刈取ることができる。このモーアデッキ17の後側中央部に排出口24を形成し、各ブレード軸20の回転によってブレード部で刈取られた芝草をこの排出口24へ集送して、この排出口24に連結の吸引筒21集草させて搬送する。ブロワ5は運転席11の下側部に位置して設け、吸込口7を前側に向けて開口し、排出筒22を運転席11の後部一側部を経て上方へ伸ばしてコレクタ23に連通させる。エンジン2はこのブロワ5の後方部において左右後輪13間に搭載している。
ここにおいて、この発明に係る伝動装置は、後部のエンジン2側からの入力を受けて連動するミッションケース3の左右両側部に、前端部に前輪12を軸装41する車輪伝動ケース39を設けて、伝動フレーム25を平面視で略コの字状形態に形成し、このミッションケース3の前側面に集草用のブロワ5と、このブロワフアン10軸装可能のフアン軸8を設けたことを特徴とするフロントモーアの伝動装置の構成とする。ミッションケース3には、エンジン2側からの入力を受けて走行伝動と、ブロワ5の伝動が行われる。走行伝動は、左右両側の伝動ケース39の伝動機構を介して連動されて、前輪12を回転駆動する。又、このミッションケース3内の伝動機構を介して正面側に装着のブロワ5のブロワフアン10を回転伝動する。このような伝動によって車体走行しながらモーアデッキ部で刈取られる芝草をシュータ等を経てブロワ5へ集草搬入して、エンジン2の上部等に搭載のコレクタに搬送投入して収容させる。又、これらブロワ5等のメンテナンス等を行うときは、このブロワ5前側のモーアデッキや、吸引筒等を取外して、車体の伝動フレーム25部等の前側を開放状態にしながら、この広く開放された開放部からブロワ5内部のブロワフアン10や、フアン軸8部等の補修等を行うことができる。
又、前記ミッションケース3の前側に、ブロワフアン10を駆動するフアン軸8、又はこのフアン軸8に代えて前方作業部を伝動可能のセンタPTO軸26を設けたことを特徴とするものである(図12、図13)。このミッションケース3の前側中央部に位置してフアン軸8、又はセンタPTO軸26を設けるものであるから、これらのミッションケース3内側の伝動機構からの連動を簡単に行うことができる。又、ブロワ5を伝動フレーム25の左右幅の中央部に配置して、このフアン軸8からの連動を行い易くし、又、ミッションケース3の前方中央部に作業装置を配置装着して、このブロワフアン10を取外したフアン軸8や、このフアン軸8に代えて設けるセンタPTO軸26から、前方の作業装置の入力軸との間を連動軸で連結して伝動する。前記フロントモーアにおいて、前記フアン軸8からブロワフアン10を取外して、このフアン軸8にPTO連動軸73を連結し、モーアデッキ17の中央部に設けられる入力軸74との間にわたって連動連結する。このとき、フロントPTO軸18を有する形態では、PTO連動軸73が作業機幅の略中央部に位置して設置される形態では、PTO連動軸73がこれら機体幅の略中央部に沿うセンターライン上に沿って設けられるため、構成が簡単であり、伝動を円滑に行わせる。又、このPTO連動軸73が作業機幅の略中央部に設定する作業機として、道路面掃除機や、除雪機等に有効に利用することができる。前記フアン軸8に代えて、PTO連動軸73を連結駆動するに適するセンタPTO軸26に付替交換したり、センタPTO軸26を軸受、乃至連結する形態に構成することもできる。又、図14においては該掃除機の形態で、機体の横側にサイド入力軸102を設けたもので、この形態では前記センタPTO軸を連結しないでフロントPTO軸18を用いて連動する。ブラシフレーム100に横方向のブラシ軸103の回りに回転する掃除ブラシ98を設け、リフトリンク101を介してトラクタフレーム16の前部に昇降可能に装着する。99はブラシカバーで、掃除ブラシ98の上部を覆う。入力軸102はこのブラシ軸103の横端部に設けている。
又、前記ブロワケース9の前側中央部に、この吸引口7よりも大口径に形成すると共に、ブロワフアン10及びセンタPTO軸26を出し入れ可能の開口部72を形成したことを特徴とするものである。前記ミッションケース3の前側に取付けたブロワケース9内のブロワフアン10を着脱したり、フアン軸8やセンタPTO軸26を着脱するときは、このブロワケース9前側の大きく開かれた開口部72から出し入れして行うことができる。
前記後側にHSTケース1を取付けると共にエンジン2動力を入力するミッションケース3の前側面に、スペーサ4を重合介在してブロワ5を着脱可能に取付ける。このミッションケース3の後側には、エンジン2からの入力伝動軸30が軸受されると共に、HSTケース1が取付けられる。又、前側には、スペーサ4を重合介在してブロワ5を取付ける。これらエンジン2側から駆動される入力伝動軸30を経てブロワ5を伝動すると共に、HSTケース1内のHSTを介して走行車輪12、13を駆動する。このブロワ5の駆動によって、モーアデッキ17で刈取られる芝草を吸引搬送して後方上部のコレクタ23に搬送収容させる。
前記スペーサ4に油圧クラッチ操作用の切替弁6を取付けている。ブロワ5は、ミッションケース3内のブロワクラッチ42によって伝動入り、切りされる。このブロワクラッチ42は、スペーサ4に取付けられた油圧切替弁6を操作することによって入り、切りされる。この切替弁6は、ミッションケース3前側のスペーサ4に取付けられるため、ブロワクラッチ42との間の配管距離を短くし、ミッションケース3の形態による取付制限を受けることを少なくすることができ、構成、取付等を簡単にすることができる。
前記ブロワ4の吸込口7を前面に形成し、前記スペーサ4に軸受したフアン軸8に対して前側からブロワケース9、及びブロワフアン10を軸装して着脱可能に設ける。ブロワ5等の着脱は、このブロワ5の吸込口7前方部のモーアデッキ17や、吸引筒21等を取外して広く開放した状態にして、この吸込口7の内側に手を差込んで、内側からブロワ5の着脱操作、メンテナンス等を行うことができる。
前記エンジン2は前側にラジエータ28、出力軸29を設け、このエンジン2と前記ブロワ5との間にミッションケース3や、HST(油圧無段変速装置)内装のHSTケース1等を設ける。ミッションケース3内には前記走行車輪である前輪12を連動する走行伝動機構や、ブロワ5を伝動するブロワ伝動機構等を配置する。このミッションケース3の後部に入力軸30を軸受してエンジン2の出力軸29との間を連動軸31で連結すると共に、前記HSTケース1を取付けて、このHSTのポンプ軸32を該入力軸30からギヤ33連動し、モータ軸34から後方の後輪13の車軸35を連動する。シッションケース3の略中央部にはデフギヤ36、及び左右デフ軸37を設け、該モータ軸34の前端部からギヤ38連動する。この左右のデフ軸37の外端部から、車輪伝動ケース39のチエン40を介して前輪12の車軸41を伝動する構成としている。デフギヤ36の上部には、前記入力軸30から伝動される連動軸44上に油圧多盤形態のブロワクラッチ42を設ける。このブロワクラッチ42からミッションケース3の前側壁部43に軸受するブロワフアン軸8をギヤ45連動する。このミッションケース3の前側壁部43には、適宜厚さ、及び断面形態の方形状プレートからなるスペーサ4を重合させてボルト46締めによって取付ける。このスペーサ4の中央部にフアン軸8をベアリング47により軸受している。このスペーサ4の前面にブロワ5ケース9の後面を重合させてボルト48締めによって取付ける。ブロワケース9の後壁部49の中央部には取付ディスク50を取付け、この取付ディスク50の中央部に形成のボス穴51を、前記スペーサ4から前側へ突出する軸受ボス部52周りに嵌合させる。
このブロワケース9の前面に開口部72を形成して、前記モーアデッキ17の排出口24との間を吸引筒21で連結する。この開口部72にはボルト52締めによって、前端部にこの開口部72よりも小径の吸引口7を形成した連結案内筒53のフランジを着脱可能に設け、この案内筒53の吸引口7に吸引筒21の後端部を嵌合させて連通方向揺動可能、かつ着脱可能にして連結する。この案内筒53を取外した状態の開口部72はブロワフアン10の回転径よりも大きく形成して、このブロワフアン10を開口部72から前側へ取出したり、ブロワケース9内へ嵌合させて、着脱することができる。前記ブロワフアン10のフアン軸8に対して前側から嵌合するフアンボス54は、このフアン軸8の前端部から螺挿するロックボルト55によって取付固定される。このブロワフアン10の着脱はこのロックボルト55の操作で行い、ブロワケース9の前記スペーサ4に対する着脱は、このブロワフアン10を取外した状態で前記セットボルト48の操作で行うことができる。前記PTO連動軸73をこのフアン軸8に連結するときは、該フアンボス54を外してこのPTO連動軸73の自在継手部を連結することによって行う。
前記左右の車輪伝動ケース39は、前端部を車体フレーム16の前部に対してブラケット60を介して支持させる。又、ミッションケース3の左右両側のデフ軸37の上側部を覆うカバー61、及びこのカバー61を取付ける取付ブラケット62を設ける。前記フロントモーアデッキ17へ連動するフロントPTO軸18は、後端部をHSTケース1の外側部に位置させてプーリ63を有し、前記入力軸30のプーリ64との間にベルト65を掛けわたして伝動する。このフロントPTO軸18の前部には、左側の車輪伝動ケース39の内側部に取付た軸受メタル66に軸受して、前方のモーアデッキ17の入力軸へ連動させる。前記モータ軸34とデフ軸37との間のカウンタ軸56には、デフギヤ36の手前伝動行程で制動するデフ前ブレーキ57を設ける。又、左右のデフ軸37の周りには、デフギヤ36の下手側の各デフ軸37を制動するデフ後ブレーキ58を設ける。
これらミッションケース3、HSTケース1、及びブロワ5等の上部にはシートカバー67を設けて、このシートカバー67の上に運転席11を設けている。このシートカバー67の後部下側には、左右両側部にわたる燃料タンク68を設ける。この燃料タンク68の左端底部を底上げして、この下方には、コレクタ23昇降用のリフトバルブや、ダンプ用のダンプバルブ等のバルブ69等を配置している。前記PTO軸18のプーリ63部の外側に、バッテリー71ブラケットを設けている。
主として、図4、図8、図9に基づいて、前記デフ前ブレーキ57のブレーキリンク75を連動するリンク軸76を、前記ブロワ5を取り付けるスペーサ4の側端部のボス部77に回動自在に支持して、ブロワ5の前側部に迂回させる。このリンク軸76の外側端を、一側のデフ後ブレーキ58部に接近させて、各々のブレーキアーム78、79に、ブレーキペダル80との間を並設のブレーキロッド82、83で連結する。又、他側のデフ後ブレーキ58のブレーキアーム79をブレーキロッド83に連動している。81はHSTペダルで、HSTを前、後進し、及び増、減速するものである。
主として、図10、図11に基づいて、前記切替弁6を操作してブロワクラッチ42を入りきりする操作レバー85と、モーアデッキ17のブレード軸20連動のモーアクラッチのモーアクラッチレバーとを単一形態として、運転席11左手側のクランク形態のレバーガイド86に案内させる。この操作レバー85をレバーガイド86の中央部Nに位置させると、ブロワクラッチ42を入りにすると共に、モーアクラッチを切りにし、後側部Rに位置するとブロワクラッチ42を切りとすることができる。又、前側部Fに位置するとモーアクラッチを入りとする。このため、操作レバー85を前側へ操作することにより、ブロワ5を駆動した後にモーアデッキ17のブレード軸20を駆動することにより、刈取芝草の搬送詰まりを少なくすることができる。90はモーアデッキ17を昇降する昇降レバーで、前記操作レバー85に隣接して設けている。
前記車体フレーム16の左側には、燃料タンク68の給油口87と、バッテリー71と、ラジエータ28のリザーブタンク88と、エンジンオイルゲージ89と等を配置して、これらのメンテナンス性を良好にしている。
主として図15、図16に基づいて、コレクタ23の集草投入筒95を、運転席11後部一側に設けて、ブロワ5との間を排出筒22で連結して、この投入筒85をコレクタ23の天井部よりも高く突出させて形成すると共に、このうち側の案内壁96をコレクタ23の中央後側部へ向けて傾斜形成して、芝草の収容を均一化することができる。
主として図18に基づいて、前記モーアデッキ17の後側中央部に形成される排出口24の上側に、ヒンジ97周りに上下回動可能の正面視で門形状断面のカバー98を設け、刈取芝草を後側刈取跡地面に直接排出するときは、下動して下方へ排出案内させ、前記のようなブロワ5等へ案内するときは、吸引筒21との間を覆うことにより的確に吸引案内させる。
ミッションケース部の左側面図。 その伝動機構の左側面図。 そのフロントモーアの外観左側面図(A)と、一部の平面図(B)。 そのトラクタ車体部の左側面図。 フロントモーアの正面図。 ブロワ部の正面図。 燃料タンク部の正面図 ミッションケース部の右側面図。 そのブレーキ部の正断面図。 フロントモーアの平面図。 その操作レバー部の斜視図。 一部別例を示すフロントモーアの側面図。 その平面図。 一部別例を示す掃除機の斜視図。 車体フレーム部の側面図。 その平面図。 コレクタ部の側面図(A)、およびその平面図(B)。
符号の説明
1 HSTケース
2 エンジン
3 ミッションケース
5 ブロワ
7 吸込口
8 フアン軸
9 ブロワケース
10 ブロワフアン
11 運転席
12 前輪
16 車体フレーム
17 モーアデッキ
21 吸引筒
25 伝動フレーム
26 センタPTO軸
39 車輪伝動ケース
41 車軸
72 開口部

Claims (3)

  1. 後部のエンジン(2)側からの入力を受けて連動するミッションケース(3)の左右両側部に、前端部に前輪(12)の車軸(41)を備えた車輪伝動ケース(39)を設け、これらミッションケース(3)と車輪伝動ケース(39)からなる伝動フレーム(25)を平面視で略コの字状に形成し、このミッションケース(3)の前側面に集草用のブロワ(5)と、このブロワフアン(10)を軸装するフアン軸(8)を設けたことを特徴とするフロントモーアの伝動装置。
  2. 前記ミッションケース(3)の前側に、ブロワフアン(10)を駆動するフアン軸(8)、又はこのフアン軸(8)に代えて前方作業部を伝動可能のセンタPTO軸(26)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフロントモーアの伝動装置。
  3. 前記ブロワケース(9)の前側中央部に、この吸引口(7)よりも大口径に形成すると共に、ブロワフアン(10)及びセンタPTO軸(26)を出し入れ可能の開口部(72)を形成したことを特徴とする請求項1、又は2に記載のフロントモーアの伝動装置。
JP2007172365A 2007-06-29 2007-06-29 フロントモーアの伝動装置 Expired - Fee Related JP5135917B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172365A JP5135917B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 フロントモーアの伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007172365A JP5135917B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 フロントモーアの伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009005659A true JP2009005659A (ja) 2009-01-15
JP5135917B2 JP5135917B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=40321419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007172365A Expired - Fee Related JP5135917B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 フロントモーアの伝動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5135917B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087519A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Iseki & Co Ltd フロントモア
JP2015053867A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 井関農機株式会社 乗用草刈機
EP2850931A1 (en) * 2013-09-19 2015-03-25 Iseki & Co., Ltd. Riding mower

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569863A (ja) * 1991-09-17 1993-03-23 Kubota Corp 多目的作業機
JPH08242651A (ja) * 1995-03-10 1996-09-24 Honda Motor Co Ltd 芝草刈機の刈芝草搬送装置
JP2006304728A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2006325555A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2007110906A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2007159518A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569863A (ja) * 1991-09-17 1993-03-23 Kubota Corp 多目的作業機
JPH08242651A (ja) * 1995-03-10 1996-09-24 Honda Motor Co Ltd 芝草刈機の刈芝草搬送装置
JP2006304728A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2006325555A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2007110906A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2007159518A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087519A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Iseki & Co Ltd フロントモア
JP2015053867A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 井関農機株式会社 乗用草刈機
EP2850931A1 (en) * 2013-09-19 2015-03-25 Iseki & Co., Ltd. Riding mower

Also Published As

Publication number Publication date
JP5135917B2 (ja) 2013-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3776071B2 (ja) 集草装置及びこの集草装置を備えた草刈機
US20210127577A1 (en) Mower assembly
FR2906106A1 (fr) Garde-boue pour un vehicule de travail du type autoporte.
JP5135917B2 (ja) フロントモーアの伝動装置
JP3515705B2 (ja) 草刈り機
JP5217186B2 (ja) フロントモーア
JP7357598B2 (ja) 作業車
JP5168908B2 (ja) フロントモワー型乗用芝刈機
JP4897455B2 (ja) 草刈機
JP2003189718A (ja) 作業機の集草構造
JP2012065569A (ja) 芝刈り機
JP2005021029A (ja) 乗用草刈機
JP5113643B2 (ja) 草刈機
JP4913566B2 (ja) 芝刈機
JP2007302049A (ja) 作業車両
JP7325397B2 (ja) 作業車
JP3778918B2 (ja) 集草装置
JP3513421B2 (ja) 草刈り機
JP3708422B2 (ja) 芝刈機
JP7450530B2 (ja) 作業車
JP4826725B2 (ja) 乗用芝刈機
JP2007089516A (ja) 乗用芝刈機のモーア昇降装置
JP5320804B2 (ja) コンバイン
JP2006304660A (ja) 乗用芝刈機
JP2007124976A (ja) 乗用芝刈機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5135917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees