JP7357598B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
左右一対のクローラ走行装置によって支持される走行機体と、前記走行機体に設けられた空冷式のエンジンと、前記走行機体の前部に設けられた作業部と、が備えられ、前記エンジンは、前記走行機体の後端部に設けられており、前記エンジンに、エンジン本体から前記走行機体の後向きに突出する状態で冷却風導入部が備えられており、前記冷却風導入部が導入する冷却風の除塵を行う状態で前記冷却風導入部を覆う防塵ケースが備えられており、前記防塵ケースの内部に、前記エンジンを始動させるリコイルスタータ装置が設けられており、前記リコイルスタータ装置の始動用索が前記防塵ケースの外部に引き出されており、前記防塵ケースは、脱着可能に備えられ、前記防塵ケースに前記始動用索が挿通するように設けられた貫通穴は、切欠き穴である作業車。
前記作業部は、草刈および刈り草の破砕を行う草刈装置であると好適である。
なお、以下の説明では、草刈機(作業車の一例)の走行機体に関し、図1,2,3に示される矢印Fの方向を「機体前方」、矢印Bの方向を「機体後方」、図1,2,4に示される矢印Uの方向を「機体上方」、矢印Dの方向を「機体下方」、図3,4に示される矢印Lの方向を「機体左方」、矢印Rの方向を「機体右方」とする。
図1,2,3に示されるように、草刈機は、左右一対のクローラ走行装置1によって支持される走行機体2を備えている。走行機体2の前部に、作業部としての草刈装置3が設けられている。走行機体2の後部に、エンジン4を有する原動部5が設けられている。左右のクローラ走行装置1は、クローラ走行装置1とエンジン4とに亘って設けられた走行伝動装置6によってエンジン4からの動力が伝達されて駆動される。草刈装置3は、草刈装置3の横側部に連結された作業伝動装置7によってエンジン4からの動力が伝達されて駆動される。走行機体2には、クローラ走行装置1および草刈装置3の制御を行う制御装置(図示せず)が搭載されている。制御装置は、無線操縦装置(図示せず)からの制御指令を受信し、受信した制御指令に基づいて走行機体2の操縦、草刈装置3の駆動、停止等の操作を行うように構成されている。草刈機は、無線操縦装置による遠隔操作が可能に構成されている。草刈機は、いわゆるラジコン草刈機に構成されている。
図1,2に示されるように、左右のクローラ走行装置1は、走行機体2の前後方向に延びるトラックフレーム10を備えている。トラックフレーム10は、機体フレーム8の下部に支持されている。トラックフレーム10の前後方向に並ぶ3箇所に、接地輪体11が回転可能に支持されている。3箇所の接地輪体11のうちの最も後の接地輪体11よりも後側に緊張輪体12が設けられている。緊張輪体12は、トラックフレーム10の後部に回転可能に支持されている。トラックフレーム10の前後方向での中央部の上方に、駆動輪体13が設けられている。駆動輪体13は、走行伝動装置6に備えられたトランスミッション20に駆動可能に支持されている。3箇所の接地輪体11、緊張輪体12および駆動輪体13にわたってクローラベルト14が巻回されている。
図1,2,3に示されるように、草刈装置3は、機体フレーム8に昇降連結機構30を介して連結されており、走行機体2の横幅方向に延びる昇降軸芯Pを揺動支点にして揺動昇降可能な状態で走行機体2に設けられている。草刈装置3の後部に備えられた後部フレーム40と、機体フレーム8に備えられたシリンダ支持部8aとに昇降シリンダ35が連結されている。草刈装置3は、昇降シリンダ35の伸縮作動によって昇降操作される。
原動部5は、図1,2,3に示されるように、エンジン4、エンジン4の上方に設けられたエンジン用の燃料タンク9a、燃料タンク9aの横側方に設けられたエンジン用のエアクリーナ9b、エアクリーナ9bよりも前側において燃料タンク9aの横側方に設けられたエンジン用の排気マフラー9cを有している。
エンジン4は、空冷式に構成され、エンジン冷却風を導入する冷却風導入部50を有している。冷却風導入部50は、図5,7に示されるように、エンジン本体としてのクランクケース部4aから走行機体2の後向きに突出する状態で設けられている。
図5,6に示されるように、走行伝動装置6は、エンジン4よりも前側に設けられたトランスミッション20、および、エンジン4とトランスミッション20との間に設けられた伝動ケース21を備えている。トランスミッション20には、図6に示されるように、左右一対のクローラ走行装置1の駆動輪体13が駆動可能に支持されている。伝動ケース21には、図10,12に示されるように、エンジン4の出力軸4dとトランスミッション20の入力軸20aとを連動連結するギヤ連動機構22が収容されている。出力軸4dは、エンジン4の前部から前向きに突出されている。入力軸20aは、トランスミッション20の後部から後向きに突出されている。
2つの分割ケース21Aを第3連結ボルト70によって連結した組み立て状態に伝動ケース21をしておく。図9に示されるように、連結部材66をエンジン4に第1連結ボルト67によって連結する。次に、図11に示されように、伝動ケース21のエンジン側部21Eを連結部材66に第2連結ボルト68によって連結する。
作業伝動装置7は、図12に示されるように、トランスミッション20のミッションケースの内部に設けられた作業クラッチ74、トランスミッション20よりも前側に設けられた中継伝動装置75、草刈装置3の横側部に前部が連結された伝動ケース34、伝動ケース34の後部と中継伝動装置75とに亘って設けられた伝動筒33と、を備えている。
(1)上記した実施形態では、リコイルスタータ装置57が設けられた例を示したが、リコイルスタータ装置57が設けられないものであってもよい。
2 走行機体
3 作業部(草刈装置)
4 エンジン
4a エンジン本体(クランクケース部)
50 冷却風導入部
56 防塵ケース
56b 貫通穴
57 リコイルスタータ装置
58 始動用索
Claims (2)
- 左右一対のクローラ走行装置によって支持される走行機体と、
前記走行機体に設けられた空冷式のエンジンと、
前記走行機体の前部に設けられた作業部と、が備えられ、
前記エンジンは、前記走行機体の後端部に設けられており、
前記エンジンに、エンジン本体から前記走行機体の後向きに突出する状態で冷却風導入部が備えられており、
前記冷却風導入部が導入する冷却風の除塵を行う状態で前記冷却風導入部を覆う防塵ケースが備えられており、
前記防塵ケースの内部に、前記エンジンを始動させるリコイルスタータ装置が設けられており、
前記リコイルスタータ装置の始動用索が前記防塵ケースの外部に引き出されており、
前記防塵ケースは、脱着可能に備えられ、
前記防塵ケースに前記始動用索が挿通するように設けられた貫通穴は、切欠き穴である作業車。 - 前記作業部は、草刈および刈り草の破砕を行う草刈装置である請求項1に記載の作業車。
Priority Applications (1)
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JP2020216960A JP7357598B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020216960A JP7357598B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022102302A JP2022102302A (ja) | 2022-07-07 |
JP7357598B2 true JP7357598B2 (ja) | 2023-10-06 |
Family
ID=82273409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020216960A Active JP7357598B2 (ja) | 2020-12-25 | 2020-12-25 | 作業車 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7357598B2 (ja) |
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JP7390998B2 (ja) * | 2020-09-16 | 2023-12-04 | 株式会社クボタ | 草刈装置 |
Citations (1)
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- 2020-12-25 JP JP2020216960A patent/JP7357598B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017013716A (ja) | 2015-07-03 | 2017-01-19 | ヤンマー株式会社 | 歩行型農作業機 |
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