JP2001045827A - リアディスチャージモーア - Google Patents

リアディスチャージモーア

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JP2001045827A
JP2001045827A JP11227362A JP22736299A JP2001045827A JP 2001045827 A JP2001045827 A JP 2001045827A JP 11227362 A JP11227362 A JP 11227362A JP 22736299 A JP22736299 A JP 22736299A JP 2001045827 A JP2001045827 A JP 2001045827A
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Hiroshi Kawabata
博志 川畑
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Yoshio Tomiyama
芳雄 冨山
Kazuaki Kurohara
一明 黒原
Masatake Murakawa
正剛 村川
Takashi Fujii
隆司 藤井
Mikio Yuki
三喜雄 結城
Shinichiro Saji
伸一郎 佐治
Masaki Hayashi
林  正樹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング構造の複雑化を招くことなくハウ
ジング強度の向上や振動音の低減を図れるようにする。 【解決手段】 左右方向に並設される複数のブレード1
2を縦軸芯P1周りに回転可能に支持するハウジング1
3に、隣接する所定のブレード12の縦軸芯P1間から
後上方向に向けて刈草を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の
排出案内経路R2を形成してあるリアディスチャージモ
ーアにおいて、ハウジング13を、排出案内経路R2の
上手側部分R2aが一体的にプレス成形されるハウジン
グ本体13Aと、上手側部分R2aに連設されるダクト
部材13Bとから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右方向に並設さ
れる複数のブレードを縦軸芯周りに回転可能に支持する
ハウジングに、隣接する所定のブレードの縦軸芯間から
後上方向に向けて刈草を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の
排出案内経路を形成してあるリアディスチャージモーア
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなリアディスチャージ
モーアにおいては、比較的複雑な形状に形成されるハウ
ジングに、後ろ上がり傾斜姿勢の排出案内経路の全体を
一体的にプレス成形するとともに、その成形によって開
口する排出案内経路の底部を、予め設定された後ろ上が
り傾斜姿勢で排出案内経路の縦壁に固着される底壁で閉
塞するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、排出案内経路が後ろ上がり傾斜姿勢であることか
ら、排出案内経路の下手側部分を形成する箇所に深絞り
加工を施す必要がある。しかしながら、本来より比較的
複雑な形状となっているハウジングに深絞り加工を行う
と、その加工箇所に無理がかかってクラックが入り易く
なる。そこで、上記の従来技術においては、ハウジング
の材料としてプレス成形の行い易い厚みの薄い板金材を
採用して、深絞り加工箇所でのクラックの発生を防止す
るようにしているのであるが、その反面、ハウジングの
厚みが薄くなる分、ハウジングの強度不足や振動音の増
大を招くようになっていた。又、薄い板金材を採用しな
がらも、リブ付けなどの補強構造や防振構造を付加する
ことによって、ハウジング強度の向上や振動音の低減を
図ることも考えられているが、この場合には、ハウジン
グの構造が大幅に複雑化する不都合を招くようになって
いた。
【0004】ところで、上記のようなリアディスチャー
ジモーアにおいては、通常、その排出案内経路が機体後
部に配備された集草容器にダクトを介して接続されるよ
うになる。そのため、上記の従来技術において、排出案
内経路の底部を閉塞する底壁の傾斜角を小さくすると、
その傾斜角が小さいほど集草容器の上部側に向けて刈草
が流動し難くなることから、集草容器の上部側が空いて
いるにもかかわらず刈草が集草容器から排出案内経路側
に溢れ出す不都合を招くようになる。又、この不都合を
回避するために、底壁の傾斜角を大きくすると、その傾
斜角が大きいほど濡れた刈草などが底壁に付着し易くな
って排出案内経路で刈草が滞留する不都合を招き易くな
る。しかも、底壁が固着されていることから、底壁に付
着した濡れた刈草などを取り除くためには、ハウジング
の下方から底壁に向けて手や器具を差し入れる、あるい
は、集草容器を取り外してダクトの後部開口から底壁に
向けて手や器具を差し入れる、といったことを行う必要
があることから、底壁に付着した濡れた刈草などの除去
作業が面倒なものになっていた。
【0005】本発明の第1の目的は、ハウジング構造の
複雑化を招くことなくハウジング強度の向上や振動音の
低減を図れるようにすることにあり、又、本発明の第2
の目的は、底壁に濡れた刈草などが付着した際のメンテ
ナンス性の向上を図れるようにすることにあり、更に、
本発明の第3の目的は、集草効率の向上と刈草搬送効率
の向上の両立を図れるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうちの請求項1
記載の発明では、上記第1の目的を達成するため、左右
方向に並設される複数のブレードを縦軸芯周りに回転可
能に支持するハウジングに、隣接する所定のブレードの
縦軸芯間から後上方向に向けて刈草を案内する後ろ上が
り傾斜姿勢の排出案内経路を形成してあるリアディスチ
ャージモーアにおいて、前記ハウジングを、前記排出案
内経路の上手側部分が一体的にプレス成形されるハウジ
ング本体と、前記上手側部分に連設されるダクト部材と
から構成した。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、ハウジング本体には、比較的に高さの低い排出案内
経路の上手側部分のみを一体的にプレス成形し、高さの
高くなる排出案内経路の下手側部分は、ハウジング本体
に後付けされるダクト部材で形成するようにしているこ
とから、比較的複雑な形状に形成されるハウジング本体
の排出案内経路形成箇所に深絞り加工を施す必要がない
ので、深絞り加工に起因したクラックの発生を防止でき
るようになる。又、これによって、ハウジングの材料と
して厚みの厚い板金材を採用することができるので、リ
ブ付けなどの補強構造や防振構造を付加することなく、
ハウジング強度の向上や振動音の低減を図れるようにな
る。
【0008】〔効果〕従って、ハウジング構造の複雑化
を招くことなくハウジング強度の向上や振動音の低減を
図れるようになった。
【0009】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記第2の目的を達成するため、左右方向に並設される
複数のブレードを縦軸芯周りに回転可能に支持するハウ
ジングに、隣接する所定のブレードの縦軸芯間から後上
方向に向けて刈草を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の排出
案内経路を形成してあるリアディスチャージモーアにお
いて、前記排出案内経路の底壁を上下揺動可能に構成す
るとともに、前記底壁を揺動操作する操作レバーを前記
ハウジングの左右一側端部に配備した。
【0010】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、排出案内経路の底壁に濡れた刈草などが付着して刈
草搬送に悪影響を及ぼすようになった場合には、操作レ
バーを操作して底壁を上下揺動させることによって、底
壁に付着した濡れた刈草などを簡単に取り除くことがで
きるようになる。しかも、操作レバーをハウジングの左
右一側端部に配備していることから、このモーアを走行
機体の下腹部に装備するミッドマウント形式の乗用型草
刈機を構成した場合には、走行機体の操縦部に居ながら
底壁に付着した濡れた刈草などの除去を行うことも可能
になる。
【0011】〔効果〕従って、底壁に濡れた刈草などが
付着した際のメンテナンス性の向上を図れるようになっ
た。
【0012】本発明のうちの請求項3記載の発明では、
上記第3の目的を達成するため、左右方向に並設される
複数のブレードを縦軸芯周りに回転可能に支持するハウ
ジングに、隣接する所定のブレードの縦軸芯間から後上
方向に向けて刈草を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の排出
案内経路を形成してあるリアディスチャージモーアにお
いて、前記排出案内経路における底壁の上面を角度調節
可能に構成した。
【0013】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、刈草が乾いている場合には、排出案内経路の底壁上
面に刈草が付着し難いことから、その底壁上面の後ろ上
がり傾斜角を大きくして上向きの指向性を持たせること
によって、集草容器の上部側に向けて刈草を流動させる
ことができるようになり、もって、刈草を集草容器の上
部側にも詰め込むことができるようになる。逆に、刈草
が濡れている場合には、排出案内経路の底壁上面に刈草
が付着し易いことから、その底壁上面の後ろ上がり傾斜
角を小さくして流動抵抗を軽減することによって、濡れ
た刈草などが底壁上面に付着することを抑制できるよう
になり、もって、その付着に起因した排出案内経路での
刈草などの滞留を招き難くすることができるようにな
る。
【0014】〔効果〕従って、排出案内経路における底
壁上面の傾斜角を、刈草の濡れ具合に応じて適切な後ろ
上がりの傾斜角に調節することによって、集草効率の向
上と刈草搬送効率の向上の両立を図れるようになった。
【0015】本発明のうちの請求項4記載の発明では、
上記請求項2又は3記載の発明において、前記底壁の上
面に、難付着性の高い樹脂材を付設した。
【0016】〔作用〕上記請求項4記載の発明による
と、底壁の上面に濡れた刈草などが付着することをより
効果的に抑制できるようになる。
【0017】〔効果〕従って、底壁に付着した濡れた刈
草などを取り除くメンテナンス作業の作業回数を減少さ
せることができるとともに、より一層の集草効率の向上
を図りながら刈草搬送効率の向上を図れるようになっ
た。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には草刈機の全体側面が示さ
れており、この草刈機は、左右一対の前輪1と後輪2と
を備えた走行機体Aの下腹部に、昇降リンク機構3を介
してモーアBを昇降可能に吊り下げ装備するとともに、
走行機体Aの後部に、モーアBから排出される刈草をダ
クト4を介して集草する集草容器Cを連結装備すること
によって構成されている。
【0019】図1〜3に示すように、走行機体Aは、そ
の前部に搭載されたエンジン5、機体後部に配備された
静油圧式無段変速装置6、静油圧式無段変速装置6の後
部に連設されたギヤ式変速装置7、及び、ギヤ式変速装
置7の左右に配設された減速装置8、などによって構成
されており、エンジン5からの走行用の動力が、伝動軸
9を介して静油圧式無段変速装置6に伝達されるととも
に静油圧式無段変速装置6にて変速され、その変速後の
動力がギヤ式変速装置7にて減速され、その減速後の動
力が、ギヤ式変速装置7の後端下部に配備された差動機
構7Aから左右の差動軸10を介して左右の減速装置8
に伝達され、左右の減速装置8にて更に減速された動力
が、左右の後車軸11を介して左右の後輪2に伝達され
るようになっている。
【0020】図1及び図2に示すように、モーアBは、
左右方向に並設される3枚のブレード12、それらのブ
レード12を縦軸芯P1周りに回転可能に支持するハウ
ジング13、及び、ハウジング13の上部に配備された
ベルト式伝動機構14、などによって構成されており、
エンジン5からの作業用の動力が、ベルトテンション式
の作業クラッチ15及び伝動軸16を介してベルト式伝
動機構14に伝達され、ベルト式伝動機構14から各ブ
レード12に伝達されるようになっている。
【0021】図1に示すように、集草容器Cは、ギヤ式
変速装置7の後方に配備された油圧シリンダ17の作動
による集草容器Cの前上部に設定された支点P2周りで
の上下揺動操作によって、その姿勢を、その前部に形成
された開口Caをダクト4に連通させる前向きの作業姿
勢と、ダクト4を介して集草した刈草を開口Caから排
出する下向きの排出姿勢とに切り換えられるように構成
されている。
【0022】図1〜3に示すように、走行機体Aにおい
て、左側の減速装置8は、その右側面上部が左側の機体
フレーム18に連結されるとともに、その右側面下部に
ギヤ式変速装置7が直結されている。右側の減速装置8
は、その左側面上部が右側の機体フレーム18に連結さ
れるとともに、その左側面下部に、右側の差動軸10を
外囲する差動軸ケース19を介してギヤ式変速装置7が
連結されている。この構成から、静油圧式無段変速装置
6とギヤ式変速装置7とが走行機体Aの左側に偏位した
状態で配備されるようになり、ギヤ式変速装置7と右側
の減速装置8と差動軸ケース19との間に、ダクト4を
通すための大きい空間が形成されるようになっている。
【0023】図1〜4に示すように、ダクト4は、下部
が開放された断面視コの字状のダクト本体4Aと、その
下部を閉塞する底壁4Bとから構成されている。ダクト
本体4Aは、その後端が、走行機体Aの後端に立設装備
された連結部20の縦壁20Aに連結されるとともに、
その前後中間部が差動軸ケース19に受け止め支持され
ている。底壁4Bは、その後部が、連結部20の左右の
ブラケット20Bに横軸芯P3周りに回動可能に支持さ
れた回動軸21に固着され、かつ、その前部が差動軸ケ
ース19に受け止め支持されるとともに、その回動軸2
1から前端までの長さが、ダクト本体4Aにおける回動
軸21から前端までの長さよりも短い長さに設定されて
いる。そして、この長さ設定によって、ダクト4の前底
部には開放空間Sが形成されるようになっている。又、
底壁4Bは、その前後中間部に、差動軸ケース19の上
面よりも低くなる凹部4aが形成されている。一方、回
動軸21は、その左側端部が、連結部20の左側のブラ
ケット20Bに上下摺動可能に支持された操作レバー2
2と揺動アーム23を介して連係されており、操作レバ
ー22の上下摺動操作に伴って横軸芯P3周りに回動す
るようになっている。
【0024】この構成から、集草容器Cから刈草が溢れ
るようになっても、ダクト4の凹部4aにて刈草を集草
することができ、その分、作業時間を長くすることがで
きて作業効率の向上を図れるようになっている。そし
て、ダクト4の凹部4aからも刈草が溢れるようになる
と、その溢れた刈草がダクト4の開放空間Sから既刈り
地に零れ落ちるようになることから、満杯検出センサな
どを装備しなくても、その零れ落ちた刈草の目視確認に
よって、集草容器Cから刈草を排出する刈草排出作業の
タイミングを容易に知ることができ、もって、その刈草
排出作業を効率良く行えるようになっている。又、操作
レバー22を押し下げて回動軸21を横軸芯P3周りに
回動させることで、底壁4Bを、その前部が差動軸ケー
ス19に載置された通常の刈草案内姿勢から横軸芯P3
周りに後方に向けて上昇揺動させることができるように
なり、もって、底壁4B上の刈草をダクト4の後方に容
易に放出することができるとともに、ダクト4の底壁4
Bに付着した濡れた刈草などの除去を容易に行えるよう
になっている。ちなみに、底壁4Bは、その自重で刈草
案内姿勢に保持されるようになっている。尚、底壁4B
は、回動軸21から差動軸ケース19の上端に向けて一
直線状に延出形成されたものであってもよい。
【0025】図2及び図4〜6に示すように、モーアB
のハウジング13には、各ブレード12からの刈草を、
隣接する所定のブレード12の一例である中央のブレー
ド12と右側のブレード12との縦軸芯P1間に向けて
案内する搬送案内経路R1と、その縦軸芯P1間から後
上方向に向けて刈草を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の排
出案内経路R2とが備えられている。つまり、モーアB
は、各ブレード12で切断された刈草を、その後方に向
けて放出するリアディスチャージ型に構成されている。
【0026】図2及び図5に示すように、モーアBのベ
ルト式伝動機構14には、伝動軸16に中央のブレード
12の支軸12aを伝動連結する入力部14A、中央の
ブレード12と右側のブレード12とを排出案内経路R
2ではそれぞれが前方から後方に向かうように互いに逆
向きに回転させる逆転伝動経路部14B、及び、中央の
ブレード12と左側のブレード12とを同方向に回転さ
せる正転伝動経路部14Cが設けられている。この構成
から、各ブレード12で切断された刈草は、各ブレード
12の回転に伴って発生する起風作用により、搬送案内
経路R1を通って排出案内経路R2に導かれるようにな
っている。
【0027】逆転伝動経路部14Bは、中央のブレード
12の支軸12aと一体回転する第1駆動プーリ14
a、右側のブレード12の支軸12aと一体回転する第
1従動プーリ14b、それらのプーリ14a,14b間
に配設された一対の中継プーリ14c、第1従動プーリ
14bの後方に配設された補助プーリ14d、第1従動
プーリ14bに対しては背面掛け状態となるようにそれ
らのプーリ14a〜14dに亘って回し掛けられた伝動
ベルト14e、及び、バネ14fの付勢で伝動ベルト1
4eを緊張させるテンションプーリ14g、などによっ
て構成されている。尚、逆転伝動経路部14Bの各プー
リ14a〜14d,14gにはVプーリが、伝動ベルト
14eには六角ベルトが採用されている(図5参照)。
【0028】正転伝動経路部14Cは、中央のブレード
12の支軸12aと一体回転する第2駆動プーリ14
h、左側のブレード12の支軸12aと一体回転する第
2従動プーリ14j、それらのプーリ14h,14jに
亘って回し掛けられた伝動ベルト14k、及び、バネ1
4mの付勢で伝動ベルト14kを緊張させるテンション
プーリ14n、などによって構成されている。尚、正転
伝動経路部14Cの各プーリ14h,14j,14nに
はVプーリが、伝動ベルト14kにはVベルトが採用さ
れている(図5参照)。
【0029】図2、図4及び図6に示すように、逆転伝
動経路部14Bにおいて、一対の中継プーリ14cは、
中央のブレード12の縦軸芯P1と右側のブレード12
の縦軸芯P1とを結ぶ線L1よりも前方側に位置するよ
うに配置設定されており、これによって、逆転伝動経路
部14Bは前記線L1よりも前方側を迂回するようにな
り、その分、排出案内経路R2を、その前端が前記線L
1よりも前方側に位置する状態に延出形成することがで
きるようになっている。
【0030】その結果、排出案内経路R2では、中央の
ブレード12と右側のブレード12とが排出案内経路R
2に略沿う状態で回転するようになり、それらのブレー
ド12の起風作用によって得られる搬送風の流動方向
と、排出案内経路R2による刈草案内方向とが一致する
ようになることから、搬送風にて搬送される刈草を、よ
り円滑に排出案内経路R2に導くことができるとともに
排出案内経路R2に沿って軽快に排出流動させることが
できるようになっている。
【0031】図4〜8に示すように、モーアBのハウジ
ング13は、排出案内経路R2の上手側部分R2aなど
が一体的にプレス成形されたハウジング本体13Aと、
排出案内経路R2の上手側部分R2aに連設される排出
案内経路R2の下手側部分R2bを形成するダクト部材
13Bとから構成されている。つまり、ハウジング本体
13Aには、比較的に高さの低い排出案内経路R2の上
手側部分R2aのみを一体的にプレス成形し、高さの高
くなる排出案内経路R2の下手側部分R2bは、ハウジ
ング本体13Aに後付けされるダクト部材13Bで形成
することにより、ブレード支持部13aや搬送案内経路
R1などを有するように比較的複雑な形状に形成される
ハウジング本体13Aに、排出案内経路R2の下手側部
分R2bを形成するための深絞り加工を施す必要性を無
くすようにしているのであり、これによって、その深絞
り加工に起因したクラックの発生を防止できるようにな
っている。又、これによって、ハウジング13の材料と
して厚みの厚い板金材を採用することができるので、リ
ブ付けなどの補強構造や防振構造を付加することなく、
ハウジング13の強度の向上や振動音の低減を図れるよ
うになっている。
【0032】ハウジング本体13Aにおいて、搬送案内
経路R1は、各ブレード12の回転軌跡kに略沿うよう
に湾曲形成された状態でハウジング本体13Aに吊設さ
れるバキュームプレート24、バキュームプレート24
と一定距離を隔てて対向するように立ち上げ形成された
ハウジング本体13Aの左右の内部縦壁13b、及び、
バキュームプレート24と左右の内部縦壁13bとに亘
るハウジング本体13Aの第1上壁部分13cによって
形成されている。排出案内経路R2の上手側部分R2a
は、中央のブレード12の縦軸芯P1と右側のブレード
12の縦軸芯P1との間において対向するハウジング本
体13Aの左右の縦壁13dと、左右の縦壁13dに亘
るハウジング本体13Aの第2上壁部分13eとから形
成されている。
【0033】図4〜7に示すように、ダクト部材13B
は、板金材からなる下部が開放された断面視コの字状の
本体部13fと、その下部を閉塞する板金材などからな
る底壁13gとから、排出案内経路R2の下手側部分R
2bを形成するようになっている。本体部13fは、そ
の前端がハウジング本体13Aに溶接されている。底壁
13gは、その後部が、ハウジング本体13Aの後端に
ブラケット25を介して横軸芯P4周りに回動可能に支
持された回動軸26に固着されるとともに、その前部
が、本体部13fにおける回動軸26の前方箇所に内向
きに突設された左右一対の受具27で受け止め支持され
ており、通常は、その上面aで刈草を後上方向に案内す
る刈草案内姿勢に自重保持されている。回動軸26は、
その左側端部が、ハウジング本体13Aの左側端部に配
備された操作レバー28とリンク29などを介して連係
されている。つまり、底壁13gは、操作レバー28の
前後揺動操作に伴って、通常の刈草案内姿勢とその上部
に滞留した刈草を後方に向けて放出する放出姿勢とに亘
って横軸芯P4周りで上下揺動するようになっており、
この上下揺動で、その上面aに付着した濡れた刈草など
を簡単に取り除いて、その後方に位置するダクト4の開
放空間Sから排出できるようになっている。
【0034】図4、図6及び図9に示すように、底壁1
3gは、中央のブレード12の直右後方で右側のブレー
ド12の左斜め後方に位置することから、その左先端と
右後端とを結ぶ対角線L2から右先端に向けて徐々に下
向きに湾曲傾斜する形状に形成されるとともに、その上
面aが、難付着性の高い樹脂材Gの一例である超高分子
量ポリエチレン材で形成されており、これによって、底
壁13gの先端を中央のブレード12と右側のブレード
12とのそれぞれに更に近づけることができて排出案内
経路R2での刈草の零れ落ちを効果的に抑制できるとと
もに、中央のブレード12と右側のブレード12からの
搬送風を後上方向に向けてより円滑に偏向させることが
できる上に、底壁13gの上面aに対する濡れた刈草な
どの付着を効果的に抑制できるようになり、もって、ハ
ウジング13内の刈草を、排出案内経路R2から集草容
器Cに向けて、ダクト4の開放空間Sから流出させるこ
となく、より効率良く搬送することができるとともに、
排出案内経路R2及びダクト4内での詰まりに対するメ
ンテナンス作業の作業回数を減少させることができるよ
うになっている。又、その湾曲形成によって、底壁13
gの剛性を高めることができるようになっている。
【0035】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 モーアBにおいて、左右方向に並設されるブレード
12の数量は種々の変更が可能である。 排出案内経路R2が形成される隣接する所定のブレ
ード12の選定は種々の変更が可能であり、例えば、上
記の実施形態においては、隣接する所定のブレード12
として中央のブレード12と左側のブレード12とを選
定するようにしてもよい。 図10に示すように、ダクト部材13Bの底壁13
gを、その先端から後方に向けて徐々に上向きに湾曲傾
斜する形状に形成することにより、単に、底壁13g
を、その先端から後方に向けて一直線状に上向き傾斜さ
せる場合に比較して、刈草を、その上面aに沿ってより
円滑に後上方向に流動させ易くするようにしてもよい。 図11に示すように、ダクト部材13Bの底壁13
gに、その上面aを形成するバネ鋼材からなる上面形成
部材13hを備えるとともに、それらの先端同士を連結
し、かつ、底壁13gの後部に横軸芯P5周りに上下揺
動可能な揺動アーム30を装備し、その揺動アーム30
の揺動操作で、上面形成部材13h(底壁13gの上面
a)の角度を、底壁13gに上面形成部材13hを密接
させる勾配の緩い第1設定角〔図11の(イ)参照〕
と、上面形成部材13hの後部側ほど底壁13gから大
きく離間させる勾配の大きい第2設定角〔図11の
(ロ)参照〕との2段階に調節できるように構成しても
よい。この構成によると、刈草が濡れて底壁13gの上
面aである上面形成部材13hに付着し易い場合には、
上面形成部材13hの角度を第1設定角に設定すること
によって、排出案内経路R2での搬送詰まりの原因とな
る上面形成部材13hへの濡れた刈草などの付着を抑制
できるようになる。又、刈草が乾いて底壁13gの上面
aである上面形成部材13hに付着し難い場合には、上
面形成部材13hの角度を第2設定角に設定することに
よって、集草容器Cの上部側に刈草を流動させて詰め込
むことができるので、集草効率の向上を図れるようにな
る。ちなみに、図11における符号31は、揺動アーム
30を操作するための操作アームであり、符号30a
は、上面形成部材13hに形成された凸部bとの係合で
上面形成部材13hを第2設定角で保持するように揺動
アーム30に形成された凹部である。 上記の別実施形態においては、底壁13gの上面
aを3段階以上に角度調節可能に構成してもよく、又、
無段階に角度調節可能に構成してもよい。 上記の別実施形態においては、上面形成部材13
hを難付着性の高い樹脂材の一例である超高分子量ポリ
エチレンなどで構成してもよい。 上記の別実施形態においては、底壁13g及び上
面形成部材13hを、上記の実施形態で例示した底壁1
3gの形状と同様に、それらの左先端と右後端とを結ぶ
対角線L2から右先端に向けて徐々に下向きに湾曲傾斜
する形状に形成してもよく、又、上記の別実施形態で
例示した底壁13gの形状と同様に、その先端から後方
に向けて徐々に上向きに湾曲傾斜する形状に形成しても
よい。 排出案内経路R2の底壁13gを揺動操作する操作
レバー28を、ハウジング本体13Aの右側端部に配設
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】草刈機の全体側面図
【図2】伝動構成を示す草刈機の概略平面図
【図3】走行伝動系の配置を示す走行機体の背面図
【図4】モーアの排出案内経路部での縦断側面図
【図5】モーアの左右中央部での縦断側面図
【図6】モーアの横断平面図
【図7】モーアの背面図
【図8】ハウジング本体の斜視図
【図9】ダクト部材における底壁の斜視図
【図10】別実施形態での排出案内経路の底壁の形状を
示す要部の縦断側面図
【図11】排出案内経路の底壁の上面を角度調節可能に
構成した別実施形態を示す要部の縦断側面図
【符号の説明】
12 ブレード 13 ハウジング 13A ハウジング本体 13B ダクト部材 13g 底壁 28 操作レバー G 樹脂材 P1 縦軸芯 R2 排出案内経路 R2a 上手側部分 a 上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 宏樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 川畑 博志 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山下 信行 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 冨山 芳雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 黒原 一明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 村川 正剛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 藤井 隆司 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 結城 三喜雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 佐治 伸一郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 林 正樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 箕浦 章 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 原田 選也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B083 AA02 BA12 BA18 CA09 CA28 DA02 FA06 FA09 FA13 FA16 GA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に並設される複数のブレードを
    縦軸芯周りに回転可能に支持するハウジングに、隣接す
    る所定のブレードの縦軸芯間から後上方向に向けて刈草
    を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の排出案内経路を形成し
    てあるリアディスチャージモーアであって、 前記ハウジングを、前記排出案内経路の上手側部分が一
    体的にプレス成形されるハウジング本体と、前記上手側
    部分に連設されるダクト部材とから構成してあるリアデ
    ィスチャージモーア。
  2. 【請求項2】 左右方向に並設される複数のブレードを
    縦軸芯周りに回転可能に支持するハウジングに、隣接す
    る所定のブレードの縦軸芯間から後上方向に向けて刈草
    を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の排出案内経路を形成し
    てあるリアディスチャージモーアであって、 前記排出案内経路の底壁を上下揺動可能に構成するとと
    もに、前記底壁を揺動操作する操作レバーを前記ハウジ
    ングの左右一側端部に配備してあるリアディスチャージ
    モーア。
  3. 【請求項3】 左右方向に並設される複数のブレードを
    縦軸芯周りに回転可能に支持するハウジングに、隣接す
    る所定のブレードの縦軸芯間から後上方向に向けて刈草
    を案内する後ろ上がり傾斜姿勢の排出案内経路を形成し
    てあるリアディスチャージモーアであって、 前記排出案内経路における底壁の上面を角度調節可能に
    構成してあるリアディスチャージモーア。
  4. 【請求項4】 前記底壁の上面に、難付着性の高い樹脂
    材を付設してある請求項2又は3記載のリアディスチャ
    ージモーア。
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