WO2001059022A1 - Liquide de revetement sensible aux infrarouges - Google Patents

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Description

明 細 書
赤外線感受性塗工液 技術分野
本発明は、 ネガフィルムを用いること無く、 デジタル情報となった画像を赤外 線レーザーを用いて直接描画する製版プロセスに対応したフレキソ印刷版を製造 する際に用いられる、 赤外線レーザ一で切除可能な赤外線感受性層を形成するた めの塗工液、 及び該塗工液を用いたつなぎ目の無い感光性樹脂スリーブ印刷版の 製造方法に関するものである。
従来技術
通常のフレキソ印刷版は特開昭 5 5 - 4 8 7 4 4号公報ゃ特開平 5— 1 3 4 4 1 0号公報等に記載されているように、 感光性エラストマ一組成物を用い、 それ をネガフィルムを通して画像露光し、 未露光部を洗い出すことによって製造され るのが一般的である。 そして得られた印刷版は印刷機のシリンダーに貼りつけら れて印刷に用いられるが、 その際精度よく位置を決めて貼りこむ作業に長時間を 要しており、 この作業を簡略化、 できれば省略することが望まれている。
この目的のために、 画像露光前の印刷版をスリーブ状に加工することが行われ ているが、 この場合、 連続的で切れ目の無い図柄を印刷する必要がある時は、 も ともと板状の感光性樹脂をスリーブ等に巻き付けた後、 版のつなぎ目部分をなく す処理が必要であった。
つなぎ目が無いスリーブ状印刷版を作成する方法としては、 板状の感光性樹脂 をスリーブ等に巻き付けた後、 類似の液状樹脂又は感光性エラストマ一組成物を 溶剤に溶かしたもの等をつなぎ目の接着剤として用い、 つなぎ目に生じる盛り上 がりを削り取る等してシームレスの状態にする方法が行われていた。 しかし、 こ のような作業は熟練と長時間の作業が必要な上、 完全につなぎ目を無くすことが 難しく、 簡単に完全なシームレスの版を得る方法が望まれていた。
完全につなぎ目が無いスリーブ状版を作成する方法としては、 これまでに板状 感光性樹脂をスリーブに巻き付けた後、 該感光性樹脂の軟化温度以上に加熱して つなぎ目を無くし、 次いでグラインダーで表面を研磨することにより、 精度の良 V、つなぎ目の無レ、感光性樹脂層を得るという方法が採られてきた。 この方法によ りつなぎ目の無い精度の良いスリーブ状感光性樹脂層を得ることができるように なったが、 画像を形成する為にネガフィルムを上記スリーブ状感光性樹脂層に密 着させて露光すると、 ネガフィルムの端部が重なりを生じ、 得られる印刷版のそ の部分が段差模様となる為、 印刷版としてはつなぎ目の無いものを得ることはで きなかった。
一方、 最近になって、 特開平 8— 3 0 5 0 3 0号公報ゃ特開平 9— 1 6 6 8 7 5号公報等に記載されているような、 感光性樹脂表面に赤外線レーザーによる切 除が可能で非赤外線を遮蔽する性質を有する赤外線感受性層を設け、 赤外線レー ザ一で描画することによりマスクを形成し、 次いでこのマスクを通して画像露光、 現像、 及び乾燥を施すことにより印刷版を作成することが行われるようになって きた。
そこで、 その技術を利用して、 つなぎ目の無い感光性樹脂層の上に、 つなぎ目 の無い赤外線感受性層を設けて赤外線レーザーでマスクを形成し、 これを通して 画像露光、 現像、 及び乾燥を施すことによりつなぎ目の無い印刷版を作成するこ とも試みられている。
その際、 赤外線レーザーによる切除が可能で非赤外線遮蔽性を有する赤外線感 受性層を感光性樹脂層上に設けるために、 赤外線感受性層を構成する成分を含む 溶液を塗布する方法が採られている。
しかしグラインダ一により研磨して得られる感光性樹脂表面は少なからず荒れ た状態になっているため、 この表面に赤外感受性塗工液を塗布すると、 塗工され た赤外感受性層にピンホールなどの欠点が生じ易いという問題があった。 また、 この荒れのために、 印刷時のベタのつぶしが劣るという問題を有していた。
また上記文献に記載されている赤外線感受性組成物を溶液にして使用する場合 は、 溶媒としてトルエンなどの有機溶剤を用いることが多い。 そのため、 赤外線 感受性層を感光性樹脂層の上に塗布形成する際にリングコーターを使用すると、 溶剤がリングコータ一のスケージゴムを大きく膨潤変形させてしまい、 塗工を行 うごとにスケージゴムを更新しなければならないという問題点も生じていた。 更に上記文献に記載されているような溶液系では作業環境を悪化させ、 火災爆 発の危険を伴うため、 安全性の高い溶剤系が望まれていた。
そこで、 グラインダ一による研磨で荒れた感光性樹脂の上にもピンホール等の 欠点を生じさせずに赤外線感受性層の形成が可能であり、 ゴムに対する膨潤変形 の影響が少なく、 かつ安全性の高い塗工液、 及びベタのつぶしの良好なつなぎ目 の無い感光性樹脂スリーブ印刷版の製造方法が望まれていたのである。
発明の開示
本発明は、 上記のような従来技術の問題点を解決した、 つなぎ目の無い感光性 樹脂スリーブ印刷版の製造方法を提供する。 即ち、 本発明はグラインダーによる 研磨で荒れた感光性樹脂表面に対してもピンホール等の欠点を生じさせずに赤外 線感受性層の形成が可能であり、 赤外線感受性塗工液の塗布手段としてリングコ —ターで塗工を行う場合においてはスケージゴムの繰り返し使用を可能とし、 赤 外線感受性層を設けるための塗工工程における作業環境を改善するとともに、 引 火爆発のおそれを低減でき、 更にグラインダ一による研磨で荒れた感光性樹脂表 面の荒れを軽減して、 ベタのつぶしの良好なつなぎ目の無い感光性スリーブ印刷 版の製造方法を提供する。
本発明者は上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果、 一般式 (A) で表され るエステル系溶剤を含む溶剤に、 その溶剤に可溶なバインダーポリマーと、 赤外 線吸収物質と、 必要に応じて非赤外線遮蔽物質とを溶解又は分散させてなる液を、 赤外線感受性塗工液として用いることにより上記問題点を解決できることを見出 し、 本発明を完成した。
R 1 COOR2 (A)
(式中 R1は CH3又は C2H5であり、 R2は一 CnH2 n + 1 (nは 6〜1 〇 の整数である) で表されるアルキル基、 C6Hi 0X (Xは H又は炭素数 1〜 4のアルキル基である) で表される置換又は非置換のシクロへキシル基、
-CnH2 nA r (A rは芳香族基、 nは 1又は 2である) で表されるァラルキ ル基、 一 (CnH2 n〇) a CmH2m+ l (nは 2〜6の整数、 mは 1〜4の整 数、 aは 1又は 2、 aZ (n a +m) ≤ 1 4である) で表されるアルコキシポ リオキシアルキレニル基を表す) 。 すなわち、 本発明は特定のエステル系溶剤に、 その溶剤に可溶なバインダーポ リマーと、 赤外線吸収物質と、 必要に応じて非赤外線遮蔽性物質とを溶解又は分 散させてなる、 感光性樹脂表面に赤外線感受性層を設けるための塗工液、 及び該 塗工液を用いた感光性樹脂スリーブ印刷版の製造方法を提供するものである。 発明を実施するための最良の形態
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の塗工液は、 赤外線レーザーで切除可能な非赤外線に対する遮蔽層を与 える赤外線感受性塗工液であって、 特定のエステル系溶剤に、 その溶剤に可溶な バインダーポリマーと、 赤外線吸収物質と、 必要に応じて非赤外線遮蔽性物質と を溶解又は分散させたものである。 赤外線吸収物質は非赤外線の遮蔽物質を兼ね ていてもよい。 この塗工液には、 要求される特性に応じて、 界面異活性剤、 分散 剤、 消泡剤等の添加剤を含ませることができる。
本発明における非赤外線とは、 赤外線以外の波長領域の電磁波であり、 波長約 7 5 0 n m以下の紫外線、 可視光線等を表す。 また、 非赤外線に対する遮蔽性と は、 非赤外線に対して不透明又は実質的に不透明であるという性質を表す。
本発明で赤外線感受性塗工液の溶剤として用いられる一般式 (A) で表される 化合物は、 酢酸又はプロピオン酸のエステルであるが、 例えばへプチルァセテー ト、 2 —ェチル キシルアセテート、 3 5 5 —トリメチル キシルァセテ一 ト、 ヘプチルプロピオネート、 2—ェチ キシルプロピオネート、 シクロへキ シノレアセテート、 ェチノレシクロへキシノレアセテート、 tーブチノレシクロへキシノレ アセテート、 シクロへキシノレプロピオネート、 ベンジルアセテート、 ベンジ プ 口ピオネート、 2 —フエニルェチルアセテート、 3 —メ トキシブチルアセテート、 3—メ トキシブチルプロピオネート、 3—メ トキシー 3—メチルブチルァセテ一 ト、 2 —ブトキシェチルアセテート、 2 —ブトキシブチルアセテート、 4 一ブト キシブチルアセテート、 4一 (4, ーメ トキシブトキシ) ブチルアセテート等を 例として挙げることができる。 これらの溶剤は、 フレキソ印刷用感光性樹脂に対 する塗れ性が良い上に、 該感光性樹脂層の適度な溶解性を有しているため、 ダラ ィンダ一による研磨で荒れた表面に対してもピンホール等の欠点を生じさせるこ となく赤外線感受性層を形成することができるという特徴を備えている。 更に上記した溶剤は単独で用いられるほかに、 2種類以上の上記の溶剤を任意 に組み合わせて用いてもよいし、 工業的製造工程で生じる異性体を含むもの、 例 えばノニルアセテート等も同様に用いることができる。 また、 これら以外の他の 溶剤を 50重量。/。以下、 例えば 1〜 50重量%の比率で組み合わせて使用しても よい。
これらの中でも特に一般式 (B) で表されるエステル系溶剤を用いると、 赤外 線吸収物質の分散安定性が良い上、 塗工液としての臭気がソフトであるために作 業環境上好ましく、 さらに引火点が高く火災爆発の恐れが少なく特に優れている。
CH3 COOR 1 (B)
(式中 R1は一 CnH2 nOCmH2m+ 1 (nは 2〜6の整数、 mは:!〜 4の整 数) で表されるアルコキシアルキレニル基を表す) 。
本発明における赤外線感受性塗工液のバインダーポリマーとしては、 前述のェ ステル系溶剤に可溶であり、 望ましくは感光性樹脂層との密着性が良く、 更に感 光性樹脂と密着した状態でタック性を生じ難いものが用いられる。 具体的にはス チレン一ブタジエン一スチレンブロック共重合体、 スチレン一イソプレン一スチ レンプロック共重合体等のモノビュル置換芳香族炭化水素と共役ジェンを重合し て得られる熱可塑性エラス トマ一や、 ェチルセルロース、 ヒ ドロキシアルキルセ ルロース等のセルロース誘導体、 ポリエステル、 ポリ塩化ビュル等を挙げること ができる。
これらの中でも特にモノビュル置換芳香族炭化水素と共役ジェンを重合して得 られる熱可塑性エラストマ一は、 赤外線感受性層と感光性樹脂層の未露光部を洗 い出す工程において現像液の種類を選ばないという点において特に優れている。 赤外線感受性層に占めるバインダーポリマーの比率は、 使用する赤外線レーザ 一光線で除去可能な感度を確保でき、 かつ赤外線感受性層として必要な膜強度を 確保できる範囲で定められ、 40〜90重量%、 より好ましくは 55〜 75重量 %の比率で配合される。
バインダーと組み合わせて用いられる赤外線吸収物質としては、 通常 750か ら 2000 nmの波長の範囲で強い吸収を持つ単体又は化合物が使用される: そ のようなものの例としては、 カーボンブラック、 グラフアイ ト、 亜クロム酸銅、 酸化クロームなどの無機顔料やポリフタロシアニン化合物、 シァニン色素、 クロ コニゥム色素、 金属チォレート色素などの色素類等が挙げられる。 これらの赤外 線吸収物質は、 使用する赤外線レーザ一光線で切除可能な感度を付与する範囲で 添加される。 一般的には赤外線感受性層としての全重量を基準とすると赤外線吸 収物質分として 5〜6 0重量%、 より好ましくは 2 5〜4 5重量%の範囲で添加 される。
非赤外線遮蔽物質には、 紫外光を反射又は吸収する物質を用いることができる。 例えば紫外線吸収剤やカーボンブラック、 グラフアイト等はその好例であり、 所 望の光学濃度が達成できるように添加量を設定する。 非赤外線遮蔽物質は一般的 には、 2 . 0以上、 好ましくは 3 . 0以上の光学濃度となるように添加される。 なお、 赤外線吸収物質と非赤外線遮蔽物質は同一であっても差し支えない。
本発明の赤外線感受性塗工液には、 赤外線吸収物質や非赤外線遮蔽物質の溶液 に対する分散性を良くする目的で、 高分子量非ィオン界面活性剤ゃポリォキシェ チレンアルキルエーテルのリン酸エステル等の分散剤を添加することができる。 本発明の赤外線感受性塗工液には、 塗工液を容器から移し替える時に気泡が発 生するのを抑え、 また生じた気泡を短時間で消すために、 シリコーン類、 長鎖ァ ルコール類、 脂肪族エステル類、 金属セッケン類等の消泡剤を添加することがで さる。
本発明の赤外線感受性塗工液には、 グラインダ一による研磨で荒れた状態とな つている感光性樹脂表面に対する塗工液のレペリング性を良くする目的でパーフ ルォロアルキル化合物等の界面活性剤を添加することができる。
本発明の赤外線感受性塗工液中の溶剤以外の成分は、 合計で通常 2〜 4 0重量 %の濃度であり、 これらの成分は溶剤に溶解又は分散される。
赤外線感受性塗工液の調製方法としては、 バインダーポリマー及び赤外線吸収 性物質、 非赤外線遮蔽物質に直接溶剤を加えて攪拌羽根による強制攪拌やボール ミルを用いた分散、 超音波を利用した攪拌、 又はそれらの併用を施すという方法 や、 あるいはバインダーポリマーと赤外線吸収物質、 非赤外線遮蔽物質とを、 押 し出し機やニーダーを用いて予備混練してから溶剤に溶解する方法等が有効であ る。 また、 混合後はカートリッジフィルタ一等でゴミ、 異物、 分散残りの固体成分 を除去することが望ましい。 フィルタ一としては 1 / 程度の細かさのものを用い るのが望ましい。
つなぎ目の無い感光性樹脂スリーブ印刷版は、 つなぎ目無く成形された感光性 樹脂スリーブの表面に、 赤外線感受性塗工液を用いてつなぎ目のない赤外線感受 性層を形成する工程を経て製造される。
感光性樹脂スリーブの表面に赤外線感受性層を形成する方法としては、 感光性 樹脂スリーブの表面に赤外線感受性塗工液を直接塗布するか、 赤外線感受性塗工 液から予め塗膜を形成しておき、 感光性樹脂スリーブの表面にラミネートするこ と等によって行われる。
赤外線感受性塗工液を感光性樹脂スリーブの表面に直接塗布する方法としては、 リングコーター、 スプレーコーター、 ハケ塗り、 浸漬引き上げ、 ロールコーター 等を挙げることができる。
赤外線感受性塗工液から予め塗膜を形成しておき、 感光性樹脂スリーブの表面 にラミネートする方法は、 赤外線感受性塗膜を感光性樹脂スリーブの表面に円筒 状に円周方向に卷き付けて積層し、 つなぎ目の膜の重なる部分のみを除去するこ とカゝらなる。 まず、 赤外線感受性塗工液をポリエステルやポリプロピレン等の力 パーシート上に塗布することにより塗膜を形成し、 この力パーシートと共に感光 性樹脂の表面に卷き付けながら積層し、 カバーシートを剥離して塗膜を転写する ことにより、 赤外線感受性層を感光性樹脂の表面に形成すると、 作業性が良い。 つなぎ目の膜の重なる部分の除去は、 膜の重なる部分を伸張して断裂除去する方 法や、 吸引して除去する方法、 圧縮空気で吹き飛ばして除去する方法、 ブラシで 擦つて除去する方法等で行うことができる。
赤外線感受性層の厚みは、 赤外線レーザーによる切除に対する感度と非赤外線 の遮蔽効果を考慮して決定されるべきであるが、 通常は 0 . l〜2 0 g Zm 2、 好ましくは 1〜5 g Zm 2の範囲で設定される。
つなぎ目の無い感光性樹脂スリーブは、 一般的に、 必要に応じて支持体フィル ムを有する感光性樹脂シートをスリーブに巻き付けて固定し、 感光性樹脂の軟化 点以上に加温することでつなぎ目を融着し、 次いでグラインダーで研磨してつな ぎ目を完全に無くすとともに感光性樹月旨スリーブの精度を高めることにより製造 される。
こうして得られた感光性樹脂スリーブの表面はグラインダーによる研磨によつ て少なからず荒れた状態となっており、 荒れの程度によっては印刷時のベタのつ ぶしが劣ったり、 またこの荒れた状態の表面に赤外線感受性塗工液を直接塗布す る場合、 塗工された赤外線感受性層にかすれやピンホール等の欠点を生じ易い場 合がある。
この対策としてグラインダーによる研磨工程と赤外線感受性層を設ける工程と の間に感光性樹脂表面の荒れを軽減する処理を施すことが有効である。 感光性樹 脂表面の処理は、 感光性樹脂の溶解性を有する溶剤で感光性樹脂の表面を処理す る工程を設けることや、 感光性樹脂の軟化温度以上で加温する工程を設けること により行うことができる。
溶剤による感光性樹脂の表面処理に用いられる溶剤は、 感光性樹脂に対して溶 解性を有するものであり、 該溶剤を感光性樹脂に塗布した時、 感光性樹脂表面に ベとつきを生じさせるものを表す。
感光性樹脂に対する溶解性を有する溶剤の具体例としては、 テトラクロロェチ レン、 1, 1, 1 一トリクロロェタン等の塩素系溶剤の他、 E P 0 3 5 5 7 8 9 号公報に記載のジエチレングリコールジメチルエーテル、 ジエチレングリコール ジブチルエーテル、 酢酸 2—ブトキシェチル、 酢酸 3, 5, 5—トリメチルへキ シル、 ォクタン酸ェチルエステル等や、 特開昭 6 2— 1 6 0 4 4 6号公報に記載 の p—メンタン、 ボルネオール、 D—及び L—リモネン等、 特開平 2— 7 0 5 6 号公報に記載の水素添加石油留分、 特開平 2— 2 5 5 3 8 5号公報に記載のテル ペン類、 特開平 4— 0 1 8 5 6 4号公報に記載の酢酸フユニル、 プロピオン酸フ ェニル、 酢酸ベンジル、 酢酸 3—メ トキシブチル、 酢酸ブチルジグリコール等、 公知となっているフレキソ印刷版用の現像溶剤の他、 トルエン、 酢酸ェチル、 メ チルェチルケトン等を単独又は混合して用いてもよい。
また、 感光性樹脂に対する溶解性を有する溶剤の種類や版表面の処理方法によ つては、 版表面に拭いた跡が残ってしまうことがあるため、 これらの溶剤にエタ ノール、 イソプロピルアルコール、 アセトン等の感光性樹脂に対して溶解性を有 さない溶剤を 1〜9 0重量%の範囲で混合して用いることができる。
本発明における感光性樹脂の表面処理は、 感光性樹脂の溶解性を有する溶剤を 含浸した布で感光性樹脂の表面を拭く方法や、 スリ一ブを該溶剤に浸漬する方法、 リングコーターやスプレーコーター等によつて感光性樹脂表面に該溶剤を塗布す る方法等によって行うことができる。
溶剤を含浸した布拭きで感光性樹脂の表面処理を行う場合、 感光性樹脂の表面 に拭き跡を残してしまう虞れがあるため、 感光性樹脂の溶解性を有する溶剤とし ては、 酢酸ェチル、 トルエン、 メチルェチルケトン等の低沸点の溶剤又はそれら に感光性樹脂に対して溶解性を有さない溶剤を混合して用いることが望ましい。 スリーブを溶剤に浸漬する方法や、 感光性樹脂表面に溶剤を塗布する方法によ る表面処理は、 感光性樹脂表面に触れること無く処理が可能であるため有用であ る。 これらの方法に適した感光性樹脂の溶解性を有する溶剤としては、 酢酸 3— メ トキシブチル、 酢酸ブチノレジグリコール、 ジエチレングリコールジメチルエー テル、 酢酸 3 , 5, 5 -トリメチルへキシル、 D—及び Lーリモネン等の高沸点 溶剤が好ましい。 これらの中でも、 酢酸 3—メ トキシプチルゃ、 酢酸ブチルジグ リコール等のアルコキシポリオキシアルキレニルエステル類は臭気が穏かなため、 作業環境上特に好ましい。
本発明における感光性樹脂スリーブ印刷版は、 フレキソ印刷用のスリ一ブとし て一般に使用されているニッケルスリーブ、 プラスチックスリーブ、 グラスファ ィバースリーブ等の上に感光性樹脂が積層されたものである。
スリーブの上にスリーブから剥離可能な支持体層を設けてもよい。 この場合印 刷の終了したスリ一ブ状フレキソ印刷用構成体を該支持体ごと剥がすことができ、 スリ一ブを再利用するのに便利である。
スリーブの上側又は支持体層と感光性樹脂層との間には、 必要に応じてウレタ ンフォーム等のクッション層を設けてもよい。 またこれらの支持体層、 感光性樹 脂層、 クッション層等の間には、 必要に応じて接着剤層を設けてもよい。
本発明で用いられる感光性樹脂は、 フレキソ印刷版用として公知のものを使用 することが可能であるが、 一般的にはバインダーポリマー、 少なくとも一種類の エチレン性不飽和モノマー、 光開始剤を主成分として含む。 更にはこの感光性樹 脂層に要求される特性に応じて、 増感剤、 熱重合禁止剤、 可塑剤、 着色剤等の添 加剤を含むことができる。
感光性樹脂層のバインダーポリマーとして用いられる代表的なものとしては、 モノビニル置換芳香族炭化水素モノマーと共役ジェンモノマーを重合して得られ る熱可塑性エラス トマ一である。 モノビニル置換芳香族炭化水素モノマーとして は、 スチレン、 ひーメチノレスチレン、 p—メチノレスチレン、 p—メ トキシスチレ ン等が、 また共役ジェンモノマーとしては、 ブタジエン、 イソプレン等が用いら れ、 代表的な例としては、 スチレン一ブタジエン一スチレンブロック共重合体や、 スチレンーィソプレン一スチレンブロック共重合体等が挙げられる。
また少なくとも一種類のエチレン性不飽和モノマーは、 バインダーポリマーと 相溶性のあるもので、 例としては、 t一ブチルアルコールやラウリルアルコール 等のアルコールとァクリル酸又はメタクリル酸とのエステル、 ラゥリルマレイミ ド、 シクロへキシルマレイミ ド、 ベンジルマレイミ ド等のマレイミ ド誘導体、 ジ ォクチノレフマレート等のァノレコーノレとフマーノレ酸のエステノレ、 へキサンジォーノレ ジ (メタ) アタリレート、 ノナンジオールジ (メタ) アタリレート、 トリメチロ ールプロパントリ (メタ) アタリレート等の多価アルコールとアクリル酸又はメ タクリル酸とのエステル等を挙げることができる。
光開始剤は、 ベンゾフエノンのような芳香族ケトン類やべンゾインメチルエー テノレ、 ベンゾィンェチノレエーテノレ、 ベンゾィンィソプロピノレエーテノレ、 ひーメチ ローノレべンゾインメチルエーテノレ、 α—メ トキシベンゾインメチルエーテル、 2, 2—ジェトキシフエニノレアセトフエノン等のベンゾィンエーテル類等の公知の光 重合開始剤の中から選択し、 又は組み合わせて使用することができる。
感光性樹脂層は種々の方法で調製することができる。 例えば上述のような組成 であれば、 配合される原料を適当な溶媒、 例えばクロ口ホルム、 テトラクロルェ チレン、 メチルェチルケトン、 トルエン等の溶剤に溶解させて混合し、 型枠の中 に流延して溶剤を蒸発させ、 そのまま板とすることができる。 また溶剤を用いず、 ニーダー又はロールミルで混練し、 押し出し機、 射出成形機、 プレス等により所 望の厚さの板に成形することができる。
スリーブ状感光性樹脂は、 上記感光性樹脂をシートにしてスリーブに巻き付け て固定し、 感光性樹脂の軟化点以上に加温することでつなぎ目を融着し、 次いで グラインダ一で研磨してつなぎ目を完全に無くすとともに感光性樹脂スリーブの 精度を高める方法や、 力レンダリング等の方法で一般的に製造される。
感光性樹脂上の赤外線感受性層を画像的に切除してマスクを形成するのに使用 される赤外線レーザーとしては、 波長が 7 5 0— 2 0 0 0 n mのものを用いるこ とができる。 このタイプの赤外線レーザーとしては 7 5 0 - 8 8 0 n mの半導体 レーザーや i 0 6 0 n mのN d— Y A Gレーザーが一般的である。 これらレーザ 一の発生ュニットは駆動系ュニットとともにコンピューターで制御されており、 感光性樹脂層上の赤外線感受性層を選択的に切除していくことにより、 デジタル 化された画像情報をフレキソ版用感光性構成体に付与するものである。
感光性樹脂の表面に赤外線感受性層を形成する工程において、 感光性樹脂表面 への異物付着により層の形成が失敗してしまったり、 形成後の赤外線感受性層に 傷をつけてしまった場合、 あるいは既に赤外線レーザーによる画像描画を行った パターンを修正したい場合等、 赤外線感受性層の修復を行う必要が生じた場合に は、 赤外線レーザーによる全面描画で赤外線感受性層を除去し、 その後赤外線感 受性層を再形成して感光性樹脂版を再生することができる。
レーザーによる画像描画が終了した後、 フレキソ版用感光性構成体の感光性樹 脂層を光硬化するのに用いられる紫外線光源としては、 高圧水銀灯、 紫外線蛍光 灯、 カーボンアーク灯、 キセノンランプ、 太陽光等がある。 紫外線を画像面から 露光することにより所望のレリーフ像を得ることができる。
感光性樹脂層に紫外線を照射して画像を形成した後、 赤外線感受性層と感光性 樹月旨層の未露光部を洗い出すのに用いられる現像溶剤としては、 感光性樹脂層を 溶解する性質を持つものであればいずれも使用可能であるが、 例えばへプチルァ セテート、 3—メ トキシブチルアセテート等のエステル類、 石油留分、 リモネン、 デカリン等の炭化水素類、 テトラクロルエチレン等の塩素系溶剤等が用いられる。 またこれらの溶剤にプロパノール、 ブタノーノレ、 ペンタノール等のァノレコーノレ 類を混合したものも用いることも可能である。 赤外線感受性層及び未露光部の洗 い出しはノズルからの噴射によって、 又はブラシによるブラッシングで行われる。 得られた印刷版はリンス洗浄し、 乾燥後に後露光を実施して仕上げをする。 以下に本発明を実施例などに基づいて具体的に説明する。
実施例 1
外周 461. 1 5 mm, 長さ 1 250 mmのニッケル製印刷用スリーブ外面に 接着剤 メガム 1 1 658 (商品名、 ケメタール社 (独) 製) をゥエツトの塗工 量 1 20 g/m で均一にスプレー塗布し、 60°Cで 1 5分間乾燥させた。 この 印刷用スリーブに対して TG Iス トッキング (商品名、 アンダーソン ' アンド ' フリーラント社製) を繊維の重なりが無いように引き伸ばしながら被せ、 印刷用 スリーブ外面全体を被覆した。
フレキソ印刷版用感光性樹脂固体版 AFP/HD— 1 1 (商品名、 旭化成工業 製、 版厚 3. 1 8 mm, サイズ 76 2 mmX 1 0 1 6 mm) シートの短い辺を 切って、 465. 1 5mmX 1 01 6mmの大きさの感光性樹脂シートとした。 この感光性樹脂シートから支持体フィルムを剥離除去した後、 前述の印刷用スリ ーブ外面に、 支持体フィルムが除去された後の面が接するようにして、 465. 1 5mmの辺をスリーブの円周方向に沿って弛みなく巻き付けたところ、 感光性 樹脂シートの 101 6mmの両辺の間にわずかに隙間が認められた。 この隙間を 横切る形で、 感光性樹脂シートの両辺を粘着テープで互いに引き寄せるようにし て、 該隙間全体を粘着テープで覆った。
次いでこの印刷用スリ一ブの両端部に生じた感光性樹脂シートに覆われていな い部分を、 TG Iストッキングで被覆されている上から粘着テープで隙間なく覆 レ、、 更にスリーブ状になった感光性樹脂シートのスリーブ円周方向に沿った両端 部と印刷用スリーブとの間に生じた隙間も粘着テ一プで覆レ、、 スリーブ状感光性 樹脂シートと印刷用スリ一ブとの間に空気の漏れがないようにした。
上記スリーブ状感光性榭月旨シートと印刷用スリーブとの間を T G Iストツキン グの口から排気することにより、 真空引きすることで、 スリーブ状感光性樹脂シ —トと印刷用スリーブを密着させた状態にした。 真空引きしたままの状態でスリ ーブ状感光性樹脂シート表面の PETフィルム (カバーシート) を、 カツターナ ィフを用いて該感光性樹脂シートのスリーブ円周方向に沿った両端から 5 c mの ところで円周に沿って切った後、 更に、 適当な位置で、 印刷用スリーブ回転軸に 沿った方向にも切れ込みを入れ、 該 P E Tフィルムを剥ぎ取るようにして除去し た。 更に感光性樹脂表面に残った剥離層も粘着テープを用いて剥ぎ取るようにし て除去した。 引き続きスリーブ状感光性樹脂シートと印刷用スリ一ブの間を真空 引きしたままの状態で、 全体を 1 3 0 °Cで 2 0分間加熱処理したところ、 スリー ブ状感光性樹脂シートのつなぎ目が見えなくなった。
こうして得られたつなぎ目の無い感光性樹脂スリーブを、 残存している粘着テ ープ、 P E Tフィルム、 及び剥離層を除去した後、 グラインデイングマシン S A 6 / 2 U X 2 0 0 (シュライフ ·マシーネンヴエルク社 (独) 製) にセットし、 感光性樹脂スリーブの外周が 4 8 O mmになるまで研磨することで、 完全につな ぎ目を無くした。
この感光性樹脂スリーブを 5 0 r p mで回転させながら、 酢酸ェチルを含浸さ せたベンコット M— 3 (商品名、 リントフリーワイパー、 旭化成工業製) で拭き 上げることで、 研磨屑を除去するとともに感光性樹脂スリーブ表面の荒れを低減 し、 つなぎ目の無い感光性樹脂スリーブを得た。
タフプレン 3 1 5 (商品名、 旭化成工業製、 スチレン含量重量 2 2 %のスチレ ンーブタジエンブロック共重合体) 6 0重量部と、 粒子径 3 0 n mのカーボンブ ラックである汎用カラーブラック # 3 0 (商品名、 三菱化学ネ: t ) 4 0重量部を ニーダ一で混練したものを、 3—メ トキシブチルアセテートに溶解、 分散させて 固形分 5重量%の均一な液を調製した。 これを 3 0 0メッシュ S U Sで濾過した 後、 濾過精度 1 μのカートリッジフィルター S L— 0 1 0 (商品名、 ロキテクノ 社製) で濾過して赤外線感受性塗工液を得た。
軟質クロ口プレン (厚さ l mm、 硬度 4 5度) をスケージゴムとして用いた、 垂直式リングコーター (高木彫刻社製) に上述のつなぎ目無く加工された感光性 樹月旨スリ一ブをセットし、 リングコ一ターに上述の赤外線感受性塗工液を、 液面 が感光性樹脂と接するスケージゴムの端部より 1 O mm高くなるように注いだ。 4 0 O mmZ分の速度で塗工液の入ったコーター部を下降させることにより赤外 線感受性塗工液の塗工を行った後、 室温で 3 0分間静置することにより、 ピンホ ール等欠点の無い均一な赤外線感受性層を感光性樹脂の上に形成することができ た。 塗工中及び塗工したスリーブの室温乾燥中の室内には、 わずかな溶剤臭が感 じられた程度であった。 塗工に使用したスケージゴムは塗工直後はわずかに膨潤していたが、 室温乾燥 により触感も形も元の状態に回復し、 繰り返し 3 0回以上の塗工に使用が可能で めった。
この赤外線感受性層付き感光性樹脂スリーブに対して、 赤外線レーザーセッタ 一で画像描画を施したところ、 画像データを忠実に再現したフォトマスクを形成 することができた。
この感光性樹脂スリーブ表面の全体に、 1 2 mWZ c m の紫外線蛍光灯で 4 0 0 O m Jノ c m 2の露光を行った後、 ソルべッソ 1 5 0 (商品名、 ェクソン化 学社製、 芳香族炭化水素) /ベンジルアルコール = 4 : 1 (体積) の混合溶剤を 用いてブラシによる赤外線感受性層の洗い落とし、 及び感光性樹脂層の未露光部 分の洗い出しを行い、 6 0 °Cで 1時間乾燥したところ、 良好なつなぎ目の無いフ レキソ印刷版を得ることができた。
このスリーブ状フレキソ印刷版をフレキソ印刷機に装着して印刷を行ったとこ ろ、 ベタの乗りの良い良好な印刷物を得ることができた。
実施例 2
実施例 1と同じ方法でつなぎ目の無いスリーブ状に加工され、 グラインダーに よる研磨で荒れたままの感光性樹脂面を有する感光性樹脂スリーブの、 感光性樹 脂層とスリーブの間を真空引きしながら、 全体を 1 3 0 °Cで 3 0分間加熱処理し たところ、 スリーブ状感光性樹脂の表面から研磨による荒れが消えて鏡面化して いた。
このつなぎ目無く加工された感光性樹脂スリーブに対して、 実施例 1と同じ方 法で赤外線感受性塗工液の塗工、 赤外線レーザーによる画像描画、 露光、 赤外線 感受性層の洗い落とし、 及び感光性樹脂層の未露光部分の洗い出し、 乾燥を行つ たところ、 良好なつなぎ目の無いフレキソ印刷版を得ることができた。
このスリーブ状フレキソ印刷版をフレキソ印刷機に装着して印刷を行ったとこ ろ、 ベタの乗りの良い良好な印刷物を得ることができた。
実施例 3
実施例 1と同じ方法で調製した赤外線感受性塗工液を、 力パーシートとなる厚 みが 2 2 μ πιで幅が 1 0 5 O mmのポリプロピレンフィルム上に、 塗工幅 1 0 1 6 mmで乾燥後の塗布量が 3〜4 g /m 2となるよう、 バーコ一ターを用いて連 続的に塗布 ·乾燥して赤外線感受性塗膜を調製し、 これをロール状に巻き取った。 実施例 1と同じ方法でつなぎ目の無いスリーブ状に加工され、 表面処理を行つ た感光性樹脂スリーブに対し、 上述の赤外線感受性塗膜が塗布された力パーシー トのロールを平行に並べて置き、 ロールを引き出して塗布幅と感光性樹脂スリー ブの幅 (共に 1 0 1 6 mm) を合わせてから、 塗布面が感光性樹脂層に接するよ うに力パーシートの端の部分を感光性樹脂層の粘着性を利用して仮付けをした。 次に表面の滑らかなゴムロールで仮付けしたカバーシートの上を押さえながら、 スリーブを回転してカバーシートを感光性樹脂スリーブの上に巻き付けながら積 層し、 感光性樹脂スリーブを一周したところで、 つなぎ目部分から約 3 c m余分 を残してローリングカッターでカバーシートを断裁した。 その後カバーシートを 剥離して赤外線感受性層を感光性樹脂層上に転写してから、 つなぎ目部分から約 3 c m余分な部分を手で引っ張ったところ、 ほぼつなぎ目の境界に沿って赤外線 感受性塗膜を除去できたが、 わずかにつなぎ目からはみ出る部分が残った。 この 部分を家庭用歯ブラシで注意深く擦って除去して、 つなぎ目の無い赤外線感受性 層を感光性樹脂スリーブ上に設けた。
この赤外線感受性層付き感光性樹脂スリーブに対して、 実施例 1と同じ方法で 赤外線レーザーによる画像描画、 露光、 赤外線感受性層の洗い落とし、 及び感光 性樹脂層の未露光部分の洗い出し、 乾燥を行ったところ、 良好なつなぎ目の無い フレキソ印刷版を得ることができた。
このスリーブ状フレキソ印刷版をフレキソ印刷機に装着して印刷を行ったとこ ろ、 ベタの乗りの良い良好な印刷物を得ることができた。
比較例 1
マクロメノレト 6 9 0 0 (商品名、 ヘンケル社製、 ポリアミ ド) 6 5重量部、 粒 子径 3 0 n mのカーボンブラックである汎用カラーブラック # 3 0 (商品名、 三 菱化学社製) 3 5重量部をニーダ一で混練したものを、 トルエン Z 1—プロパノ ール = 1 : 1 (重量比) に溶解、 分散させて固形分 8重量%の均一な液を調製し た。 これを実施例 1と同じ方法で濾過して、 赤外線感受性塗工液を得た。
赤外線感受性塗工液として上述の塗工液を用いた以外は実施例 1と同じ方法で 赤外線感受性塗工液の塗工を行つた。 このスリーブを室温で 1 0分間静置したと ころ、 感光性樹脂スリーブの表面に形成された赤外線感受性層は、 ところどころ ピンホール等欠点のあるものであった。
塗工中及び塗工したスリーブの室温乾燥中の室内には、 かなり強い溶剤臭が感 じられ、 長時間の作業は困難な状態であった。
塗工に使用したスケージゴムは激しく膨潤変形しており、 溶剤が乾燥しても変 形が回復せず、 更に触感でざらざらの表面となって硬度もかなりアップしており、 繰り返し使用することは不可能な状態であった。
この赤外線感受性層付き感光性樹脂スリーブに対して、 実施例 1と同じ方法で 赤外線レーザーによる画像描画、 露光、 赤外線感受性層の洗い落とし、 及び感光 性樹脂層の未露光部分の洗い出し、 乾燥を行ったところ、 非画像部等、 本来画像 の無い部分にところどころ点状に画像が形成されており、 良好な印刷物が得られ る状態ではなかった。
実施例 4
実施例 1に準じた方法で、 赤外線感受性塗工液の溶剤とバインダーポリマーと を表 1に示すように様々に変更してつなぎ目の無い印刷版を作製した。
Figure imgf000018_0001
※ェ溶剤 : A…… 3—メ トキシブチルアセテート、 B……ヘプチルアセテート、 C……シクロへキシルアセテート、 D……ベンジルアセテート、 E…… 3—メ ト キシブチルアセテート : トルエン = 4 5 : 6 5 (重量比)
※ バインダーポリマー : A……タフプレン 3 1 5 (商品名、 スチレン一ブタジ ェンブロック共重合体) 、 B……クレイ トン D 1 1 0 7 C P (商品名、 シェル化 学社製、 スチレン含量 1 4重量0 /。のスチレン—イソプレンブロック共重合体) 、 C…… C A B - 3 8 1 - 0 . 1 (商品名、 コダック社製、 セルロースアセテート プチレート)
産業上の利用可能
本発明によって、 ネガフィルムを用いること無く、 デジタル情報となった画像 を赤外線レーザーを用いて直接描画する製版プロセスに対応したフレキソ印刷版 を製造する工程において、 グラインダ一による研磨で荒れた感光性樹脂表面に対 してもピンホール等の欠点を生じさせずに赤外線感受性層の形成を可能とし、 赤 外線感受性塗工液の塗布手段としてリングコーターで塗工を行う場合におけるス ケージゴムの繰り返し使用を可能とし、 赤外線感受性層を設けるための塗工工程 における作業環境を改善するとともに、 引火爆発のおそれを低減でき、 更にグラ ィンダ一による研磨で荒れた感光性樹脂表面の荒れを軽減して、 ベタのつぶしの 良好なつなぎ目の無い感光性スリーブ印刷版を製造することができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1. 一般式 (A) で表されるエステル系溶剤を含む溶剤に、 その溶剤に可溶な バインダーポリマーと、 赤外線吸収物質と、 必要に応じて非赤外線遮蔽性物質と を溶解又は分散させてなる、 感光性樹脂表面に赤外線感受性層を設けるための塗 ェ液:
R 1 COO R 2…… (A)
(式中 R丄は CH3又は C2H5であり、 R2は一 CnH2 n+ 1 (nは 6〜: L 0の 整数である) で表されるアルキル基、 一 C6H1 0X (Xは H又は炭素数 1〜4 のアルキル基である) で表される置換又は非置換のシクロへキシル基、
-CnH2 nAr (A rは芳香族基、 nは 1又は 2である) で表されるァラルキ ル基、 一 (CnH2 nO) a CmH2m+ 1 (nは 2〜6の整数、 mは;!〜 4の整 数、 aは 1又は 2、 a / (n a +m) ≤ 1 4である) で表されるアルコキシポ リオキシアルキレニル基を表す) 。
2. 一般式 (A) で表されるエステル系溶剤が、 溶剤の 50重量%以上を占め る、 請求項 1に記載の塗工液。
3. エステル系溶剤が、 一般式 (B) で表される、 請求項 1又は 2に記載の塗 ェ液。
CH3 COOR 1 (B)
(式中 R1は一 CnH2 nOCmH2m+ 1 (nは 2〜6の整数、 mは:!〜 4の整 数である) で表されるアルコキシアルキレニル基を表す) 。
4. バインダーポリマーがモノビニル置換芳香族炭化水素と共役ジェンを重合 して得られる熱可塑性エラストマ一である、 請求項 1に記載の塗工液。
5. スリーブ上に感光性樹脂層を積層し、 次いでつなぎ目を無くす処理を施し、 グラインダーにより感光性樹脂表面を研磨し、 それによつて完全につなぎ目を無 くした後、 赤外線感受性層を設け、 赤外線レーザー描画によりマスクを形成し、 更にマスクを通して画像露光を施し、 現像を行うことを含む、 つなぎ目の無い感 光性樹脂スリーブ印刷板の製造方法において、 感光性樹脂の表面に請求項 1に記 載の塗工液を直接塗布することにより赤外線感受性層を設ける、 上記方法。
6. スリーブ上に感光性樹脂層を積層し、 次いでつなぎ目を無くす処理を施し, グラインダーにより感光性樹脂の表面を研磨し、 それによつて完全につなぎ目を 無く した後、 赤外線感受性層を設け、 赤外線レーザー描画によりマスクを形成し、 更にマスクを通して画像露光を施し、 現像を行うことを含む、 つなぎ目の無い感 光性樹脂スリーブ印刷版の製造方法において、 請求項 1に記載の塗工液を予め塗 膜として形成しておき、 該塗膜を感光性樹脂の表面に円筒状に円周方向に巻き付 けて積層し、 つなぎ目の膜の重なる部分のみを除去することでつなぎ目の無い赤 外線感受性層を設ける上記方法。
7. グラインダーによる研磨工程と赤外線感受性層を設ける工程の間に、 感光 性樹脂の溶解性を有する溶剤で感光性樹脂の表面を処理する工程を含む請求項 5 又は 6に記載の方法。
8. グラインダ一による研磨工程と赤外線感受性層を設ける工程の間に、 感光 性樹脂の軟化温度以上で加温する工程を含む請求項 5又は 6に記載の方法。
9. 一般式 (A) で表されるエステル系溶剤が、 ヘプチルアセテート、 2—ェ チルへキシルアセテート、 3, 5, 5— トリメチルへキシルアセテート、 へプチ ノレプロピオネー ト、 2—ェチノレへキシノレプロピオネー ト、 シクロへキシノレァセテ ート、 ェチノレシクロへキシルアセテート、 tーブチルシクロへキシノレアセテート、 シクロへキシルプロピオネート、 ベンジルアセテート、 ベンジルプロピオネート、 2—フエニノレエチルアセテート、 3—メ トキシブチルアセテート、 3—メ トキシ ブチルプロピオネート、 3—メ トキシー 3 メチルブチルアセテート、 2—ブト キシェチルアセテート、 2 ブトキシブチルアセテート、 4 ブトキシブチルァ セテート、 及び 4 ( 4 ' ーメ トキシブトキシ) ブチルアセテートからなる群か ら選ばれる、 請求項 1又は 2に記載の塗工液。
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