JP2000267263A - フレキソ印刷用感光性構成体 - Google Patents

フレキソ印刷用感光性構成体

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JP2000267263A
JP2000267263A JP6943599A JP6943599A JP2000267263A JP 2000267263 A JP2000267263 A JP 2000267263A JP 6943599 A JP6943599 A JP 6943599A JP 6943599 A JP6943599 A JP 6943599A JP 2000267263 A JP2000267263 A JP 2000267263A
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Japan
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shielding layer
infrared shielding
layer
photosensitive resin
resin layer
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JP6943599A
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Shuji Ozaki
修司 小崎
Shohei Nakamura
庄平 中村
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非赤外線の遮蔽層を塗布する時の作業環境を
改善するとともに引火爆発のおそれの解消を図り、更に
この層を感光性樹脂層に直接塗布する際の感光性樹脂層
に対するダメージを解消できる上、広い範囲での現像溶
剤の選択を可能とするデジタル情報化された画像を赤外
線レーザーを用いて直接描画する製版プロセス用のフレ
キソ印刷版用感光性構成体を提供する。 【解決手段】 支持体層と赤外線非感応の感光性樹脂層
と赤外線レーザーで切除可能な非赤外線の遮蔽層からな
り、且つその感光性樹脂層がエラストマー性バインダー
とエチレン性不飽和モノマーと非赤外線の放射線に対し
て感光性を持つ開始剤で構成されており、その非赤外線
の遮蔽層がラテックスをバインダーとする塗工液で塗布
形成されているフレキソ印刷用感光性構成体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真ネガチブを用い
ることなく、デジタル情報となった画像を赤外線レーザ
ーを用いて直接描画する製版プロセスに対応したフレキ
ソ印刷版用感光性構成体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフレキソ印刷用感光性構成体は、
ポリエステルフィルムなどを支持体層とし、その上に少
なくとも一つの熱可塑性エラストマーと少なくとも一つ
のモノマーと放射線に感応する少なくとも一つの開始剤
を含む感光性樹脂層からなるものが一般的である。この
ようなフレキソ印刷用感光性材料からフレキソ印刷版を
製版する手順としては、まず版の裏側となる面から支持
体を通して全面に紫外線露光を施し(バック露光)、薄
い均一な硬化層を設け、次いでネガフィルムを通して感
光性樹脂層の面に画像露光(レリーフ露光)をおこな
い、未露光部を現像溶剤で洗い流して所望の画像、すな
わちレリーフ像を得て印刷版とする方法がとられてい
る。そして、その方法では感光層の上にはネガチブとの
接触を滑らかにするため、しばしばスリップ層または保
護層と呼ばれる薄膜が設けられてきた。
【0003】一方、ネガフィルムを用いず、デジタル化
された画像情報を直接描画することができるフレキソ版
用感光性構成体及びその製版方法についての技術も知ら
れている。その手法は、非赤外線感応性の感光性樹脂層
上に設けられた非赤外線を遮断する薄い層を、コンピュ
ーターで処理されたデジタル情報に基づいて、赤外線レ
ーザーで選択的に切除することによって、所望の画像を
得るものであって、感光性樹脂層上に画像を描画した後
は、従来の製版プロセスをそのまま適用することができ
る。
【0004】すなわち既存の露光装置を用いて支持体側
からバック露光を、そして赤外線レーザーで描かれた画
像側からはレリーフ露光を施し、その後現像工程を経て
フレキソ印刷版となる。この製版方法は従来のネガフィ
ルムを用いる方法と比較して、画像の修正が生じた際に
新しいネガチブを作る必要がなく、デジタル化された画
像データをコンピューター上で修正することで対応でき
る為、時間と労力が節約できるという長所がある。また
従来のネガチブに比較して寸方安定性においても有利で
あり、このことはレリーフ像の再現性、ひいては印刷品
質の向上につながるという効果も有している。
【0005】かかる技術の1つである特開平8−305
030号公報に記載の方法では赤外線で切除可能な非赤
外線の遮蔽層において、そのバインダーポリマーを感光
性樹脂層の少なくとも一つの低分子量物質と実質的に非
相用であるものを用いることが記載されている。そし
て、そのような特性を実現する目的で用いられるバイン
ダーポリマーの例としては、ポリアミド、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルアルコール/ポリエチレングリコ
ールのグラフト共重合体、両性インターポリマー、アル
キルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ニト
ロセルロース、エチレンとビニルアセテートとの共重合
体、セルロースアセテートブチレート、ポリブチラー
ル、環状ゴム、スチレンとアクリル酸との共重合体、ポ
リビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンとビニルア
セテートとの共重合体、及びこれらポリマー群との組み
合わせなどを挙げられている。
【0006】しかしながら、これらのポリマー群を用い
て調製される非赤外線の遮蔽層と感光性樹脂層との間に
は、現像溶剤に対する溶解性の差が少なからず存在し、
その為にフレキソ印刷版用感光性構成体の大部分を占め
る感光性樹脂層に本来好適な溶剤を現像液として利用で
きないという実態がある。
【0007】典型的なフレキソ印刷用感光性構成体の感
光性樹脂層には、スチレン誘導体と共役ジエンモノマー
の重合体からなる熱可塑性エラストマーがバインダーポ
リマーとして用いられている。一方、現像液としては環
境規制の為に塩素系溶剤に代わって、石油系炭化水素や
エステル系溶剤にアルコール類を混合した非塩素系溶剤
が使用されるようになってきている。しかしながらこれ
ら非塩素系の溶剤を用いた場合は、感光性樹脂層と赤外
線で切除可能な非赤外線の遮蔽層の溶剤に対する溶解性
の差が原因で、不具合が発生するという問題がある。
【0008】例えば非赤外線の遮蔽層としてポリアミド
をバインダーとして用いた場合、3−メトキシブチルア
セテートのような現像溶剤に用いると、非赤外線の遮蔽
層の洗浄が不十分となり、感光性樹脂層の現像にむらが
生じる。またセルロースアセテートブチレートをバイン
ダーとする非赤外線の遮蔽層の場合も、石油系炭化水素
とアルコール類との組み合わせからなる現像溶剤を用い
るとやはり溶解性が不十分な為、現像後のレリーフの深
さが均一とならないなどの不具合が生じる。さらに現像
溶剤中で完全に溶解しない非赤外線の遮蔽層は、膨潤し
たまま現像槽中に浮遊し、液循環の配管系のつまりを引
き起こしたり、あるいはこの浮遊物の版への再付着な
ど、製版工程での深刻な問題をしばしば引き起こす。
【0009】これらのポリマー群を用いて感光性樹脂層
の表面に非赤外線の遮蔽層を設ける為の手段としては、
赤外線吸収性物質及び/または放射線不透明材料をバイ
ンダーとともに予備混練したものを、n−ブタノール/
トルエン=80/20のような溶剤に溶解したもの塗工
液とし、一度フィルムに塗布した後に光重合性層にラミ
ネートするか、塗工液を感光性樹脂層に直接塗布するこ
とでおこなわれている。しかしいずれの方法でも非赤外
線の遮断層を与える塗工液が有機溶剤系である為、作業
環境に与える悪影響と引火爆発の危険性を有している。
【0010】継ぎ目のない連続的な印刷版を作製する場
合、従来のネガチブを使用する製版方法ではネガチブの
継ぎ目を合わせるのが非常に困難であったが、継ぎ目の
ないスリーブ状感光性樹脂層の表面に非赤外線の遮蔽層
を設けることで、赤外線レーザーにより容易に継ぎ目の
ないネガチブを得ることができる。この場合非赤外線の
遮蔽層は、継ぎ目のないスリーブ状感光性樹脂層表面に
直接塗布形成する必要があるが、有機溶剤系の塗工液で
は感光性樹脂層をも溶解してしまう為、感光性樹脂層の
表面についたゴミ、ホコリ等を表面に食い込ませてしま
い、仕上がったフレキソ印刷版の表面にダメージを与え
るという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の問題点を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明はネガフィルムを用いることなく、デ
ジタル情報となった画像を赤外線レーザーを用いて直接
描画する製版プロセスに対応したフレキソ印刷版用感光
性構成体において、赤外線レーザーで切除可能な非赤外
線の遮蔽層を水系の塗工液で塗布形成することを可能に
することで、非赤外線の遮蔽層を塗布する時の作業環境
の改善と引火爆発のおそれの解消を図り、更にこの層を
感光性樹脂層に直接塗布する際の感光性樹脂層に対する
ダメージを解消しようとするものであり、また、広い範
囲での現像溶剤の選択を可能とするフレキソ印刷用感光
性構成体を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
について鋭意検討した結果、フレキソ印刷用感光性構成
体の赤外線非感応感光性樹脂層をエラストマー性バイン
ダーとエチレン性不飽和モノマーと非赤外線の放射線に
対して感光性を持つ開始剤で構成し、かつ赤外線レーザ
ーで切除可能な非赤外線の遮蔽層をラテックスをバイン
ダーとする塗工液を用いて塗布形成したものにすること
によって、該課題を解決できることを見出し本発明を完
成した。
【0013】すなわち、本発明は(a)支持体層と、
(b)支持体層(a)の上の少なくとも一つの赤外線非
感応の感光性樹脂層と、(c)(b)層上にあり赤外線
レーザーで切除可能な非赤外線の遮蔽層からなり、且つ
(b)の感光性樹脂層が少なくとも一つのエラストマー
性バインダーと少なくとも一つのエチレン性不飽和モノ
マーと非赤外線の放射線に対して感光性を持つ少なくと
も一つの開始剤から構成されており、そして(c)の赤
外線レーザーで切除可能な非赤外線の遮蔽層が、少なく
とも一つのラテックスをバインダーとして含有する塗工
液を用いて塗布形成されたものであることを特徴とする
フレキソ印刷用感光性構成体を提供するものである。
【0014】本発明で用いる(a)支持体層としては、
ポリエステルフィルムなど寸法安定な厚さ75〜300
μのフィルムや、フレキソ印刷用のスリーブとして一般
に使用されているニッケルスリーブ、プラスチックスリ
ーブ、グラスファイバースリーブ等を用いることができ
る。支持体層の下側あるいは支持体層と感光性樹脂層の
間には、必要に応じてウレタンフォームなどのクッショ
ン層を設けてもよい。スリーブの上にフィルムの層を設
けてもよく、この場合印刷の終了したスリーブ状フレキ
ソ印刷用構成体をフィルムごと剥がすことができ、スリ
ーブを再利用するのに便利である。またこれらの支持体
層、感光性樹脂層、クッション層などの間には、必要に
応じて接着剤を設けてもよい。
【0015】本発明における(b)赤外線非感応の感光
性樹脂層はバインダ−ポリマ−としてモノビニル置換芳
香族炭化水素と共役ジエンを重合して得られる熱可塑性
エラストマ−と、少なくとも一種のエチレン性不飽和モ
ノマ−と光開始剤を主成分として構成されている。ま
た、この感光性樹脂層に要求される特性に応じて増感
剤、熱重合禁止剤、可塑剤、着色剤などの添加剤を含む
ことができる。
【0016】感光性樹脂層のバインダ−ポリマ−として
用いられるモノビニル置換芳香族炭化水素モノマーと共
役ジエンモノマーを重合して得られる熱可塑性エラスト
マーにおけるモノビニル置換芳香族炭化水素モノマ−と
しては、スチレン,α−メチルスチレン,p−メチルス
チレン、p−メトキシスチレン等が、また共役ジエンモ
ノマ−としてはブタジエン,イソプレン等が用いられ、
代表的な例としてはスチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合体や、スチレン−イソプレン−スチレンブ
ロック共重合体などが挙げられる。
【0017】少なくとも一種のエチレン性不飽和モノマ
−としてはバインダーポリマーと相溶性のあるもので、
例としてはt−ブチルアルコールやラウリルアルコール
などのアルコールとアクリル酸、メタクリル酸とのエス
テルやラウリルマレイミド、シクロヘキシルマレイミ
ド、ベンジルマレイミドなどのマレイミド誘導体、ある
いはジオクチルフマレートなどのアルコールとフマール
酸のエステル、さらにはヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなど
の多価アルコールとアクリル酸、メタクリル酸とのエス
テルなどを挙げることができる。
【0018】光開始剤としてはベンゾフェノンのような
芳香族ケトン類やベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、
α−メチロールベンゾインメチルエーテル、α−メトキ
シベンゾインメチルエーテル、2,2−ジエトキシフェ
ニルアセトフェノン等のベンゾインエーテル類などの公
知の光重合開始剤の中から選択し、また組み合わせて使
用することができる。
【0019】感光性樹脂層は種々の方法で調製すること
ができる。例えば上述のような組成であれば、配合され
る原料を適当な溶媒、例えばクロロホルム、テトラクロ
ルエチレン、メチルエチルケトン、トルエン等の溶剤に
溶解させて混合し、型枠の中に流延して溶剤を蒸発さ
せ、そのまま板とすることができる。また溶剤を用い
ず、ニーダーあるいはロールミルで混練し、押し出し
機、射出成形機、プレスなどにより所望の厚さの板に成
形することができる。
【0020】本発明における(c)赤外線レーザーで切
除可能な非赤外線の遮蔽層は、ラテックスをバインダー
ポリマーとして含有し、赤外線吸収物質及び非赤外線の
遮蔽物質を分散させた水系の塗工液を用いて塗布形成さ
れるものである。赤外線吸収物質は非赤外線遮蔽性物質
を兼ねていてもよい。この塗工液には、要求される特性
に応じて、湿潤剤、界面活性剤、消泡剤、製膜助剤、防
腐剤などの添加剤を含ませることができる。
【0021】非赤外線の遮蔽層は、感光性樹脂層の表面
に直接塗布するか、一度ポリエステルなどのフィルムに
塗工した後、ラミネートすることで感光性樹脂層の表面
に形成することができるが、感光性樹脂層が予めスリー
ブ状に加工されたものである場合には、感光性樹脂層の
表面に直接塗布する方法が有効である。本発明における
非赤外線の遮蔽層を形成する為の塗工液は、水系である
為、感光性樹脂層の表面に直接塗布する場合、感光性樹
脂層に対する溶解、膨潤などの悪影響がなく、塗工時に
ダメージを与えることがない。
【0022】感光性樹脂の表面に直接塗布する方法とし
ては、リングコーターなどの浸漬塗工方法、スプレーな
どが挙げられる。非赤外線の遮蔽層の厚みは、赤外線レ
ーザーによる切除の感度と非赤外線の遮蔽効果を考慮し
て決定されるべきであるが、通常は0.1〜20g/m
2、好ましくは1〜5g/m2の範囲で設定される。
【0023】バインダーとして用いられるラテックスと
しては、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸2エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸ブチルなどの(メタ)アクリル酸エステルを原料単
量体とするアクリル系ラテックス、スチレン−アクリル
系ラテックス、スチレン−ブタジエン系ラテックス、メ
チルメタクリレート−ブタジエン系ラテックス、アクリ
ロニトリル−ブタジエン系ラテックス、クロロプレン系
ラテックス、酢酸ビニル系ラテックス、エチレン−酢酸
ビニル系ラテックス、ウレタン系ラテックスなどが挙げ
られ、好ましくはアクリル系ラテックス、スチレン−ア
クリル系ラテックス、スチレンブタンジエン系ラテック
スである。これらは単独あるいは混合して用いることが
できる。
【0024】本発明において用いられるラテックスは公
知の乳化重合法によって得られる。乳化重合の方法に関
しては特に制限はなく、従来公知の方法である、水性媒
体中で単量体と連鎖移動剤と界面活性剤とラジカル重合
開始剤と必要に応じて用いられる他の添加剤成分を基本
構成成分とする分散系において、単量体を重合させて合
成樹脂の粒子の水性分散液、すなわちラテックスを製造
する方法を用いることができる。そして、重合に際して
は、単量体組成を全重合課程で均一にする方法や重合課
程で逐次、あるいは連続的に変化させることによって生
成するラテックス粒子の形態的な組成変化を与える方法
など所望に応じてさまざまな方法が利用できる。
【0025】またウレタン系ラテックスは、イソシアネ
ート化合物とポリオール化合物との反応によって得られ
るウレタン樹脂を、分子中の親水性基もしくは界面活性
剤で乳化させることで得られるものが用いられる。
【0026】本発明に用いられるラテックスは、塗工液
を塗工して乾固した時に膜を形成することが可能で、使
用する赤外線レーザー光線で切除可能な膜厚を与える範
囲で添加される。一般的には乾固後の膜に対してポリマ
ー分として20〜80重量%の添加が好ましい。
【0027】本発明に用いられるラテックスは、ガラス
転移温度(Tg)が低すぎると乾燥後の非赤外線の遮蔽
層のべとつきが大きくなって、表面に印刷版の再現性に
悪影響を与えるゴミやホコリが付着し易くなる為、感光
性樹脂層の上での非赤外線の遮蔽層のタック値は、PI
CMAタックテスター(東洋精機社製、非接触体PE
T)による測定で300g/13mm以下であることが
望ましい。逆にラテックスのTgが高すぎると、乾燥し
た時に膜にクラックを生じ易くなる為、好適なTgの範
囲がある。
【0028】本発明の中で定義するTgは、DSCによ
る10℃/分の昇温で、変曲点の温度を指し、ラテック
スとして−20〜50℃のものを使用することが望まし
い。またこの時、膜のべとつき低減とクラック発生の抑
制をバランスよく達成する為には、2−(2−ブトキシ
エトキシエタノール)や2−ブトキシエタノールなどを
製膜助剤として添加することが有効である。
【0029】赤外線吸収物質には通常750〜2000
nmの範囲で強い吸収をもつ単体あるいは化合物が使用
される。そのようなものの例としては、カーボンブラッ
ク、グラファイト、亜クロム酸銅、酸化クロームなどの
無機顔料やポリフタロシアニン化合物、シアニン色素、
クロコニウム色素、金属チオレート色素などの色素類な
どが挙げられる。特に水分散性の顔料は、ラテックスと
混合して用いるのに適している。これら赤外線吸収物質
は、使用する赤外線レーザー光線で切除可能な感度を付
与する範囲で添加される。一般的には乾固後の膜に対し
て赤外線吸収物質分として20〜80重量%の添加が効
果的である。
【0030】非赤外線の遮蔽物質には、紫外光を反射ま
たは吸収する物質を用いることができる。紫外線吸収剤
やカーボンブラック、グラファイトなどはその好例であ
り、所要の光学濃度が達成できるように添加量を設定す
る。一般的には2.0以上、好ましくは3.0以上の光
学濃度となるように添加することが必要である。
【0031】本発明における(c)赤外線レーザーで切
除可能な非赤外線の遮蔽層を形成する為の塗工液には、
感光性樹脂層やポリエステルフィルム等、被塗工体の表
面に対する塗工液の濡れ性を良くする目的でスルホン酸
塩型アニオン界面活性剤やパーフルオロアルキル化合物
などの界面活性剤を添加することができる。
【0032】本発明における(c)赤外線レーザーで切
除可能な非赤外線の遮蔽層を形成する為の塗工液には、
塗工液を容器から移し替える時などの取り扱い性を改善
する目的で、シリコーン類、長鎖アルコール類、脂肪酸
エステル類、金属セッケン類などの消泡剤を添加するこ
とができる。
【0033】このような非赤外線の遮蔽層は、フレキソ
印刷用感光性樹脂の現像剤として一般に用いられている
溶剤に対して広い範囲での選択が可能であるばかりでは
なく、驚くべきことに水現像フレキソ版の現像剤でも除
去することが可能であった。このことは、バインダーと
してラテックスを使用している為、塗工、乾燥して得ら
れた非赤外線の遮蔽層の膜の中に界面活性剤が存在する
ことによって得られる効果であると考えられる。従って
本発明の非赤外線の遮蔽層は、溶剤現像のフレキソ版の
みならず、水現像フレキソ版に用いても、従来の現像工
程で非赤外線の遮蔽層を除去することが可能となった。
【0034】また赤外線の遮蔽層の膜の中に界面活性剤
が存在することで、膜の電気伝導度を引き上げるメリッ
トが生じる。すなわち赤外線の遮蔽層を一度ポリエステ
ルなどのフィルムに塗工した後、感光性樹脂層の表面に
ラミネートした場合、使用前にポリエステルのフィルム
を剥離除去する必要があるが、その際に生じる静電気を
低く抑え、ゴミやホコリなどを呼び込むおそれを低くす
ることができる。
【0035】製版工程で使用される赤外線レーザーとし
ては波長が750−2000nmのものを用いることが
できる。このタイプの赤外レーザーとしては750−8
80nmの半導体レーザーや1060nmのNd−YA
Gレーザーが一般的である。これらレーザーの発生ユニ
ットは駆動系ユニットとともにコンピューターで制御さ
れており、感光性樹脂層上の非赤外線の遮蔽層を選択的
に切除していくことにより、デジタル化された画像情報
をフレキソ版用感光性構成体に付与するものである。
【0036】レーザーによる画像描画が終了した後、フ
レキソ版用感光性構成体の感光性樹脂層を光硬化するの
に用いられる紫外線光源としては、高圧水銀灯、紫外線
蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ、太陽光な
どがある。紫外線を画像面から露光することにより所望
のレリーフ像を得ることができる。
【0037】感光性樹脂層に紫外線を照射して画像を形
成させた後、非赤外線の遮蔽層と感光性樹脂層の未露光
部を洗い出すのに用いられる現像溶剤としては、感光性
樹脂層を溶解する性質を持つものであればいずれも使用
可能である。
【0038】例えばヘプチルアセテート、3−メトキシ
ブチルアセテート等のエステル類、石油留分、トルエ
ン、デカリン等の炭化水素類、テトラクロルエチレンな
どの塩素系溶剤等が用いられる。またこれらの溶剤にプ
ロパノール、ブタノール、ペンタノール等のアルコール
類を混合したものも用いることも可能である。非赤外線
の遮蔽層および未露光部の洗い出しはノズルからの噴射
によって、またはブラシによるブラッシングでおこなわ
れる。得られた印刷版はリンス洗浄し、乾燥後に後露光
を実施して仕上げをする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例に基づいて具体的に説明する。
【0040】
【実施例】実施例1 アクリル系ラテックスA65(商品名、旭化成(株)
製、固形分濃度65%、Tg約7℃)23.1重量部、
湿潤剤ノプコウェット50(商品名、サンノプコ(株)
製、固形分約50%)1.0重量部、界面活性剤サーフ
ロンS−113(商品名、セイミケミカル(株)製、固
形分30%)0.05重量部、消泡剤SNデフォーマー
777(商品名、サンノプコ(株)製、固形分98%)
0.02重量部、液体タイプ顔料ユニスパースBlack B-
PI(商品名、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)
製)38.1重量部、水30重量部を混合し、超音波洗
浄機FC−100Z−IA(日本ヒューチャア社製)で
30分間分散処理を行うことで、非赤外線の遮蔽層の塗
工液を準備した。
【0041】フレキソ印刷用感光性樹脂固体版AFP/
HD−21(商品名、旭化成(株)製、版厚1.14m
m)に対して支持体PETフィルム側からから強度10
mW/cm2の紫外線蛍光灯で30秒間の露光処理を行
った後、反対側のPETフィルム及びスリップ層を剥離
したシートを準備した。このシートを前述の塗工液にデ
ィッピングし、塗工液液面に対して垂直に50mm/分
の速度で引き上げた。シートの支持体PET側についた
液をウエスで拭き取った後、70℃で30分間乾燥する
ことで、支持体と反対の面に非赤外線の遮蔽層を有する
フレキソ印刷用感光性構成体シートを得た。
【0042】得られたシートの非赤外線遮蔽層の光学濃
度を光学濃度計DM−500(大日本スクリーン社製)
で非赤外線の遮蔽層のないものとの比較で測定したとこ
ろ、4.0であった。このシートを5cm×5cmに切
り、非赤外線の遮蔽層をエタノールで拭き取った前後の
重量で塗工量を測定したところ、5g/m2の塗工量で
あった。感光性樹脂表面にコートされた状態の非赤外線
の遮蔽層のタック値をPICMAタックテスター(東洋
精機社製、被接触体PET)にて測定したところ、27
0g/13mmであった。
【0043】シートの非赤外線の遮蔽層側を上にしてレ
ーザーセッターWFL40−2V(Wetzel社製)
に装着し、出力28A、ドラム回転数24rpsで描画
したところ、画像データを忠実に再現したフォトマスク
を形成することができた。
【0044】このシートの非赤外線の遮蔽層側から強度
12mw/cm2の紫外線蛍光灯で6分間露光し、次い
でソルベッソ150(商品名、エクソン化学社製、芳香
族炭化水素)/ベンジルアルコール=4:1(体積)の
混合溶剤を用いてブラシによる赤外線感受層の洗い落と
し及び感光性樹脂層の未露光部分の洗い出しを行い、6
0℃で1時間乾燥したところ、非赤外線の遮蔽層は完全
に洗い落とされ、また現像機中にも非赤外線の遮蔽層の
溶け残り等みとめられなかった。またこうして洗い出さ
れた版表面の状態も良好であった。
【0045】実施例2 アクリル系ラテックスA65(商品名、旭化成(株)
製、固形分濃度65%、Tg約7℃)5.5重量部、ア
クリル系ラテックスF2400(商品名、旭化成(株)
製、固形分濃度47%、Tg約30℃)17.6重量
部、湿潤剤ノプコウェット50(商品名、サンノプコ
(株)製、固形分約50%)1.5重量部、界面活性剤
サーフロンS−113(商品名、セイミケミカル(株)
製、固形分30%)0.05重量部、消泡剤SNデフォ
ーマー777(商品名、サンノプコ(株)製、固形分9
8%)0.02重量部、2−(2−ブトキシエトキシ)
エタノール1.0重量部、液体タイプ顔料ユニスパース
Black B-PI(商品名、チバ・スペシャルティ・ケミカル
ズ(株)製)34.3重量部、水40重量部を混合し、
超音波洗浄機で30分間分散処理を行うことで、非赤外
線の遮蔽層の塗工液を準備した。
【0046】得られた塗工液に対して実施例1と同じ方
法で準備したシートを実施例1と同じ方法で浸漬、乾燥
することで、非赤外線の遮蔽層を有するフレキソ印刷用
感光性構成体シートを得た。得られたシートの非赤外線
の遮蔽層の光学濃度は3.2で、非赤外線の遮蔽層の塗
工量は3g/m2、感光性樹脂層の上での非赤外線の遮
蔽層のタック値は80g/13mmであった。
【0047】このシートを実施例1と同じ方法で非赤外
線の遮蔽層のレーザー描画、露光、現像、乾燥を行った
ところ、非赤外線の遮蔽層は完全に洗い落とされ、また
現像機中にも非赤外線の遮蔽層の溶け残り等みとめられ
なかった。またこうして洗い出された版表面の状態も良
好であった。
【0048】実施例3 SB系ラテックスL−2301(商品名、旭化成(株)
製、固形分濃度50%、Tg約22℃)40重量部、湿
潤剤ノプコウェット50(商品名、サンノプコ(株)
製、固形分約50%)1.0重量部、界面活性剤サーフ
ロンS−113(商品名、セイミケミカル(株)製、固
形分30%)0.05重量部、消泡剤SNデフォーマー
777(商品名、サンノプコ(株)製、固形分98%)
0.02重量部、液体タイプ顔料ユニスパースBlack B-
PI(商品名、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)
製)38.1重量部、水40重量部を混合し、超音波洗
浄機で30分間分散処理を行うことで、非赤外線の遮蔽
層の塗工液を準備した。得られた塗工液に対して実施例
1と同じ方法で準備したシートを実施例1と同じ方法で
浸漬、乾燥することで、非赤外線の遮蔽層を有するフレ
キソ印刷用感光性構成体シートを得た。
【0049】得られたシートの非赤外線の遮蔽層の光学
濃度は3.5で、非赤外線の遮蔽層の塗工量は5g/m
2、感光性樹脂層の上での非赤外線の遮蔽層のタック値
は230g/13mmであった。このシートを実施例1
と同じ方法で非赤外線の遮蔽層のレーザー描画、露光、
現像、乾燥を行ったところ、非赤外線の遮蔽層は完全に
洗い落とされ、また現像機中にも非赤外線の遮蔽層の溶
け残り等みとめられなかった。またこうして洗い出され
た版表面の状態も良好であった。
【0050】実施例4 実施例1〜3で得られた非赤外線の遮蔽層を有するフレ
キソ印刷用感光性構成体にレーザー描画、露光処理を行
ったシートに関して、実施例1と同じ方法で現像剤を様
々に変えて現像を行い、非赤外線の遮蔽層の洗い性をみ
た。その結果、表1に示すように全ての現像剤に対して
非赤外線の遮蔽層は完全に洗い落とされ、また現像機中
にも非赤外線の遮蔽層の溶け残り等みとめられなかっ
た。又こうして洗い出された版表面の状態も良好であっ
た。
【0051】
【表1】
【0052】比較例1、2 以下に示すポリマー50重量部と、汎用カーボンブック
#10(三菱化成製、粒子径84nm)とをニーダーで
混練したものを、トルエン/酢酸エチル1/9の混合溶
剤に溶解、分散させて固形分濃度5重量%の均一な溶液
を調製した。比較例1‥‥ポリアミド マクロメルト6
900(商品名、ヘンケル社製) 比較例2‥‥セルロースアセテートブチレート CAB
−551−0.2(商品名、コダック社製) これらを非赤外線の遮蔽層の塗工液として、実施例1と
同じ方法で塗工、乾燥することで、非赤外線の遮蔽層を
有するフレキソ印刷用感光性構成体シートを得た。
【0053】これらのシートを実施例1と同じ方法でレ
ーザー描画、露光し、実施例4と同じ方法で現像剤を様
々に変えて現像を行って、非赤外線の遮蔽層の洗い性を
みた。その結果、表2に示すように現像剤によっては、
現像機の液中に浮遊する非赤外線の遮蔽層の溶け残り
や、これらの版面への再付着などの現像残渣などがみと
められた。また、非赤外線の遮蔽層の洗いが良好な場合
も、洗い出された画像部表面には非赤外線の遮蔽層の塗
工時に版表面についたものと思われるゴミが食い込んで
おり、良好な印刷版を得ることができなかった。
【0054】
【表2】
【0055】実施例5 実施例1の方法で調製した非赤外線の遮蔽層の塗工液
を、100μ厚みのポリエステルフィルム上に、乾燥後
の塗布量が4〜5g/m2となるようにナイフコーター
を用いて塗布し、70℃で30分間乾燥して、PETフ
ィルム上に形成された非赤外線の遮蔽層を得た。次にフ
レキソ印刷用感光性樹脂固体版AFP/HD−21(商
品名、旭化成(株)製、版厚1.14mm)に対して、
支持体PETフィルム側から強度10mW/cm2の紫
外線蛍光灯で30秒間の露光処理を行った後、支持体と
は反対側のPETフィルム及びスリップ層を剥離したシ
ートを準備した。
【0056】このシートのスリップ層を剥離した面に対
して、前述の非赤外線の遮蔽層をドライラミネートした
後、130℃で1分間加熱して、感光性樹脂層と非赤外
線の遮蔽層とを密着させ、表面に非赤外線の遮蔽層を有
する感光性構成体シートを得た。得られたシートの非赤
外線の遮蔽層側のPETフィルムを剥離除去したとこ
ろ、特に静電気の発生を感じることはなく、剥離後の非
赤外線の遮蔽層にはゴミやホコリの付着は認められなか
った。
【0057】比較例3 比較例2の方法で調製した非赤外線の遮蔽層の塗工液
を、100μ厚みのポリエステルフィルム上に、乾燥後
の塗布量が4〜5g/m2となるようにナイフコーター
を用いて塗布し、80℃で1分間乾燥して、PETフィ
ルム上に形成された非赤外線の遮蔽層を得た。
【0058】この非赤外線の遮蔽層を実施例5に示す方
法で感光性樹脂層の表面にラミネート、密着させ、表面
に非赤外線の遮蔽層を有する感光性構成体シートを得
た。得られたシートの非赤外線の遮蔽層側のPETフィ
ルムを剥離除去したところ、静電気が発生して、剥離後
の非赤外線の遮蔽層にはゴミやホコリが付着してしまっ
た。
【0059】
【発明の効果】本発明はネガフィルムを用いることな
く、デジタル情報となった画像を赤外線レーザーを用い
て直接描画する製版プロセスに対応したフレキソ印刷版
用感光性構成体において、赤外線レーザーで切除可能な
非赤外線の遮蔽層を水系の塗工液で塗布形成可能とした
ことで、非赤外線の遮蔽層を塗布する時の作業環境を改
善するとともに引火爆発のおそれを解消でき、更にこの
層を感光性樹脂層に直接塗布する際の感光性樹脂層に対
するダメージを解消することができ、しかもフレキソ印
刷版を製版する工程において、広い範囲での現像溶剤の
選択が可能になったという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA04 AB02 AC01 AC08 AD01 BC13 BC31 BC37 BC55 BH01 BJ03 CA00 CA04 CB11 CB16 DA03 DA13 DA17 DA19 FA06 FA10 FA16 2H096 AA02 BA05 BA20 EA04 EA23 FA02 GA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)支持体層と、(b)支持体層(a)
    の上の少なくとも一つの赤外線非感応の感光性樹脂層
    と、(c)(b)層上にあり赤外線レーザーで切除可能
    な非赤外線の遮蔽層からなり、 且つ(b)の感光性樹脂層が少なくとも一つのエラスト
    マー性バインダーと少なくとも一つのエチレン性不飽和
    モノマーと非赤外線の放射線に対して感光性を持つ少な
    くとも一つの開始剤から構成されており、 そして(c)の赤外線レーザーで切除可能な非赤外線の
    遮蔽層が少なくとも一つのラテックスをバインダーとし
    て含有する塗工液を用いて塗布形成されたものであるこ
    とを特徴とするフレキソ印刷用感光性構成体。
  2. 【請求項2】 (a)の支持体層がフィルムである請求
    項1に記載のフレキソ印刷用感光性構成体。
  3. 【請求項3】 (a)の支持体層がスリーブであること
    を特徴とする請求項1に記載のフレキソ印刷用感光性構
    成体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001220537A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Asahi Kasei Corp 赤外線感受性層を形成する為の塗工液

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