WO1998003302A1

WO1998003302A1 - Dispositif d'usinage

Info

Publication number: WO1998003302A1
Application number: PCT/JP1997/002496
Authority: WO
Inventors: Yoshitaka Shono
Original assignee: Nittoku Engineering Co., Ltd.
Priority date: 1996-07-23
Filing date: 1997-07-18
Publication date: 1998-01-29
Also published as: KR100269243B1; CN1104997C; EP0865867A4; CN1204977A; US6164881A; TW333486B; EP0865867A1

Description

明細書工作装置技術分野

本発明は、特に加工によって発生した切粉を集塵しつつワークに加工を施すェ作装置に関するものである。背景技術

日本において公開された特開平 6 - 5 5 4 0 2号公報（特公平 7— 5 5 4 3 7 号公報）には、工作機械におけるカッターの冷却と切粉の集塵に関する技術が開示されている。この従来技術では、カッターを取り囲む冷却集塵ハウジングが可橈性フードを介してワークに圧接されて密閉空間が形成され、冷却集塵ハウジングに連通されたバキューム式切粉吸引装置によって加工によって発生した切粉を吸引 '集塵する。この際、冷却エア一をカッターに吹き付けることにより、切粉を力ッタ一の上方に一旦吹き上げてから排出ダク卜に集塵する。また、同じく日本において公開された特開平 6— 7 1 5 3 9号公報には、ヮークを X— Y方向に移動させる移動テ一ブルと、上下動するカッターと、該カツタ —の切削によって発生した切粉を集塵する集塵機構が記載されている。この集塵機構は、可動ダクトをカッターの横方向から接近させ、該可動ダクト内に設けられたノズルからワークの切削部位にエア一を吹き付け、可動ダクトに接続される中継ダクトを介して切粉を回収する。この中継ダクトは、カッターの上下方向への移動時に力ッタ一の移動に伴って回収ダクト内に収納されるようになつており、またカッターの交換時には可動ダク卜が後退するとともにカッターが上昇し、工具交換装置によってカッターが交換されるようになっている。ところで、上記特開平 6— 5 5 4 0 2号公報に記載された技術は、上部取付部材と中間取付部材と下部取付部材とフード取付部材とから構成される固定的な冷却集塵ハウジング內でカッターが移動されてワークに加ェを施すものであるが、力ッターの上下方向の移動ストロークが冷却集塵ハウジングの高さ寸法等によつて制限される。したがって、カッターの上下方向の移動ストロークが小さくても加工可能な板状のワークについては効果的に切粉を集塵することが可能であるが、比較的高さ寸法の大きい立体的なワークについては切粉を効果的に集塵することが困難である。また、冷却エアーのカッターへの吹き付け方向が固定されており、最適な状態で力ッターに冷却エアーを吹き付けるように可変構造となっていない。一方、特開平 6— 7 1 5 3 9号公報に記載の従来技術にあっては、カッター全体がダクト等によって覆われているわけではなく、加工時に力ッターとワークとの間に隙間が生じるため、該隙間に切粉が対流し易い。また、横方向への切削加ェにおいて、一方向への切削時には切粉の回収が効果的に行われるが、逆方向への加工時には切粉を回収しにくい。例えば、右方向にある深さで切削を進め、次に 9 0 ° 方向を変えて切削し、さらに最初とは逆の方向に切削を行った場合、該逆方向の切削時において切粉が可動ダクトとは反対の方向に飛散するので切粉を効果的に回収することができない。この結果、装匿内部の清掃を頻繁に行う必要が生じる。発明の開示

本発明は、上述した技術課題を解決するためになされたものであり、以下の点を S的とするものである。

a . 簡単な構成で厚さのある立体形状のワークに加工を施すことが可能な工作装置を提供する。

b . 切粉の集塵を効果的に行いつつ、上記立体形状のワークと平板なワークとに加工を施すことが可能な工作装 Rを提供する。

c · 簡単な構成で切粉の飛散を防止することが可能な工作装 Bを提供する。このような目的を達成するために、本発明では、ワークが载置された作業台とカッターが装着されたスピンドルとが互いに相対移動してワークに加工を施すェ作装置において、一方の開口端が前記スピンドルを囲むようにスピンドルへッドに連結されると共に、他方の開口端がワークを取り囲むように作業台に連結される伸縮自在な隔離部材とを具備する技術的手段を採用する。このような技術的手段を採用することにより、スピンドルに装着された力ッタ —をワークに対して比較的大きく移動させることができるので、平板なワークのみならず、比較的厚さ寸法の大きな立体的なヮ一クに対しても容易に加工を施すことが可能である。また、本発明では、 1平面開放状態で工作台上に立設され、ワークを収納する収納手段と、ワークに加工を施すカッターと、該カソターが装着されて前記収納手段上に配され、カッターの移動とともに収納手段上を移動する移動手段と、前記力ッタ一と移動手段との間に介在され、力ッターの移動に応じて伸縮する連結手段と、前記収納手段と移動手段との間に配され、移動手段の移動に応じて伸縮すると共に収納手段の上部開放端を密閉する密閉手段とを具備する技術的手段を採用する。このような技術的手段を採用することにより、収納手段内を密閉した状態で力ッタ一を比較的大きなストロークで移動させることができると共に、加工によつて生じる切粉の飛散を抑えることができる。したがって、従来と比較して極めて単純な構成により、切粉を収納手段の外に飛散させることなく、平板なワークのみならず立体形状のワークに対しても容易に加工を施すことができる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明に係わる工作装置の第 1実施形態の構成を示す正面図である。図 2は、上記図 1に示された A— A ' 線における矢視図である。

図 3は、本発明に係わる工作装置の第 2実施形態の構成を示す正面図である。図 4は、上記図 3に示された D— D ' 線における矢視図である。図 5は、本発明に係わる工作装置の第 3実施形態の構成を示す正面図である。図 6は、本発明に係わるェ作装置の第 3実施形態の構成を示す側面図である。図 7は、本発明に係わる工作装匱の第 3実施形態において、上部取付金具の構成を示す正面図である。

図 8は、本発明に係わる工作装置の第 3実施形態において、上部取付金具の構成を示す側面図である。

図 9は、本発明に係わる工作装置の第 4実施形態を示す正面図である。

図】 0は、上記図 9の A— A線における矢視図である。

図 1 1は、上記図 9の B— B線における矢視図である。

図 1 2は、本発明に係わる工作装置の第 4実施形態において、移動台とスピンドルへッドとの関係を示す図である。

図 1 3は、本発明に係わる工作装置の第 4実施形態において、スピンドルカバ一の詳細構成を示す正面図である。

図 1 4は、上記図 1 3の一部拡大図である。

図 1 5は、本発明に係わる工作装置の第 4実施形態において、スピンドルカバ一の他の構成例を示す平面図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明に係わる工作装置の最良の実施形態について、上記図面を参照して詳しく説明する。

A . 第 1実施形態

まず、本発明の第 1実施形態の構成を図 1及び図 2を参照して説明する。これらの図において、符号 1はスピンドルヘッドであり、上下方向つまり矢印 X方向に移動自在に支持されると共に、内部に組み込まれたスピンドル 1 aの先端部にはホルダ一 2を介してカッター 3が着脱自在に装着される。また、スピンドルへッド 1の下端部にはブラケット 4がネジ 5によって締結固定されており、該ブラケット 4には力ッター 3に向けて突出する 2本のエアノズル 5 A， 5 Bが備えられる。該エアノズル 5 A , 5 Bは、互いに異なる方向からカッター 3に圧縮冷却空気を吹き付けるように配置されると共に、自由に湾曲させて吹き付け方向及び高さが調節されるようになっている。このエアノズル 5 A， 5 Bには、該エアノズル 5 Λ , 5 Bに連通するエアクーラー 6が備えられ、該エアクーラー 6には外部から圧縮空気が供給されるようになっている。上記ブラケット 4の下端部には、上部連結部材 7を介して隔離部材である蛇腹 8が着脱自在に連結される。該上部連結部材 7は、図 2に示すように、ブラケット 4の外周に複数設けられ、ブラケット 4と蛇腹 8の上部開 Π端とを密閉状態に連結させるものである。蛇腹 8は、伸縮方向つまり矢印 X方向に対して垂直な断面が方形で、かつ該方形の角部が直線状に面取りされて袋状に形成されており、ゴム等の弹性材によつて形成される。なお、この面取りは直線状ではなく円弧状であっても良い。また、蛇腹 8の断面形状は方形状ではなく円形状であっても良く、さらに面取りのないものであっても良い。また、蛇腹 8の内側には、スピンドル 1が降下して蛇腹 8が折り畳まれたときに、可撓性のある該蛇腹 8が負圧によって内側に倒れ込むのを防止するために、弾性部材である複数のコイルスプリング 8 a〜8 h及び剛性部材であるリング 8 i〜 8 mが設けられている。このコイルスプリング 8 a〜 8 hとリング 8 i〜8 mとは、防止手段を構成するものである。コイルスプリング 8 a〜 8 hは、図 2に示すように、蛇腹 8の四隅と各辺の中間とに上部開口端と下部開口端とを結ぶように合計 8本が設けられる。リング 8 i〜8 mは、下方に広がる蛇腹 8の各凸部（蛇腹 8の内面から見ると凹部）の內周に合わせた大きさに形成されており、各凸部の内面に圧接された状態に填め合わされる。 W /

例えば、蛇腹 8がゴム等の弹性材で形成される場合、各凸部の内周よりも若干大きめにリング 8 i 〜 8 mを形成することにより、蛇腹 8が外周方向に延びることによって各リング 8 i 〜 8 mは確実に蛇腹 8の内面に圧接されて各凸部に固定される。また、蛇腹 8と作業台 9との間には筒状の下部ケース 1 0 (中継部材）が介在されている。この下部ケース 1 0の下端は作業台 9に固定され、上端は蛇腹 8のもう一方の開口端に下部連結部材 1 1によって着脱自在に連結される。すなわち、蛇腹 8と作業台 9と下部ケース 1 0によって略密閉状の内部空間 Cが形成される。この内部空間 C内の作業台 9上には、厚さのある立体形状のワーク Wあるいは平板なワーク Wが載置される。例えば、ワーク Wは、微小な切粉が発生するァルミやカーボン等である。下部ケース 1 0の下部周面には、複数の孔 1 0 aが内部空間 C内に外気を取り入れる通気手段として形成されると共に、図示されていない外部の集塵装置と下部ケース 1 0の内側とを連通させる集塵ダクト I 2が接続されている。なお、通気手段としては、複数の孔 1 0 aに代えて作業台 9と下部ケース 1 0との間に隙間を設けることによって形成される間隙としても良い。上記下部ケース 1 0は、アクリル板等の透明性を有する材料から形成され、外部から内部の状態が確認できるようになつている。作業台 9は、サーボモータ等の駆動によって水平面內の一定範囲において移動するように構成され、上面に载置されたワーク Wを水平面内で移動できるようになっている。このような構成によれば、ワーク Wは、蛇腹 8と作業台 9と下部ケース 1 0によって形成される略密閉状の内部空間 C內に配置されて、力ッタ一 3による加工が施される。すなわち、ワーク Wに加工を施す場合、まずスピンドル l aが降下されてワーク Wに圧接されると共に、作業台 9が所定の加工情報に従って移動されてワーク Wの各部位に加工が施される。この場合、スピンドル 1 a と下部ケース 1 0とが可撓性を有する蛇腹 8によつて連結されているので、力ッタ一 3を上下方向に比較的大きなストロークで自由に移動させることができるので、矢印 X方向の寸法が比較的大きな立体形状のヮ —ク Wであっても、あるいは矢印 X方向の寸法が比較的小さな平板な形状のヮ一ク Wであっても、カッター 3を自由に移動させて加工しようとするワーク Wの部位に応じた加工を施すことができる。上記カッター 3による加工と同時に、エアノズル 5 A , 5 Bからはエアクーラ一 6によつて冷却された圧縮空気が力ッタ一 3に吹き付けられる。これによつて、加工によって加熱されたカッター 3は効果的に除熱されると共に、加工によつて該カッタ一 3近傍に生じる切粉は圧縮空気によって吹き上げられる。また、加工中には、集塵装置が駆動されることにより内部空間 C内の空気は、集塵ダクト 1 2を介して吸引される。したがって、圧縮冷却空気によって吹き上げられた力一ボン等の微小な切粉は、内部空問 Cの外部に飛散することなく、またスピンドル 1 aの駆動機構の内部等に侵入することなく、孔 1 0 aを介して外部から流入した空気と一緒に集塵ダクト 1 2から集中的に排出される。このとき、内部空間 C内は外界に対して負圧となり、可撓性を有する蛇腹 8は内部空間 C側に倒れ込むように外力を受けるが、複数のコイルスプリング 8 a〜 8 h及びリング 8 i〜 8 mからなる防止手段によって倒れ込みが阻止される。また、蛇腹 8の上部開口端は上部連結部材 7によってブラケット 4に、下部開口端は下部連結部材 1 1によって下部ケース 1 0に着脱自在に連結されるようになっているので、蛇腹 8の上部開口端とブラケット 4との連結を解除して容易に力ンター 3を交換することができると共に、蛇腹 8の下部開口端と下部ケース 1 0との連結を解除することにより容易にヮ一ク Wを内部空間 C内に載 gすることができる。

B . 第 2実施形態

次に、図 3及び図 4を参照して、本発明の第 2実施形態の構成を説明する。なお、ここでは上記第 1実施形態において既に説明した構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。これらの図において、符号 1 3は外気取入口であり、上記下部ケース 1 O Aと同搽に形成された下部ケース：！ 0 Bの集塵ダクト 1 2の対向面に設けられる。そして、内部空問 C內には、該外気取入口 1 3を介して外気が送り込まれるようになっている。

1 4 A〜 1 4 Dは圧縮空気ノズルであり、外気取入口 1 3 と同様に下部ケ一ス】 0 Bの集塵ダクト 1 2の対向面に設けられ、流量調整弁 1 4 aによって調節された流量の圧縮空気をワーク W周辺に吹き付ける。また、この場合、集塵ダクト 1 2から流出する内部空間 C內の空気（切粉を含む）は、流量調整弁 1 2 aによつて流量が調節されて集塵装置に吸収されるようになっている。符号 1 5は矩形状のガイド板（流路制限手段）であり、下部ケース ] 0 B内の上記集塵ダクト】 2とワーク Wとの間に、集塵ダクト 1 2及び外気取入 Π 1 3の前方を遮るように下部ケース 1 0 Bの壁面からワーク Wに向けて斜めに配匱される。該ガイド板 1 5のワーク W側の端面には、ガイド板 1 5に対して摺動自在に保持された摺動板 1 5 a (流路調節手段）が設けられる。本実施形態の工作装置によれば、エアノズル 5 A , 5 Bから圧縮冷却空気が力ッター 3に吹き付けられると共に、外気取入口】 3から内部空間 Cに外気が取り込まれ、かつ圧縮空気ノズル 1 4 A〜 1 4 Dによってヮ一ク W周辺に圧縮空気が吹き付けられる。このとき、エアノズル 5 A， 5 Bからの圧縮冷却空気によって力ッター 3近傍の切粉はその周囲に飛散され、該飛散された切粉は圧縮空気ノズノレ 1 4 A〜 1 4 Dからの圧縮空気によって集塵ダクト 1 2の方向に集められて、集塵ダクト 1 2の吸引力によって該集塵ダクト 1 2内に回収される。また、ガイド板 1 5の作用により、外気取入口 1 3からの空気及び圧縮空気ノズル 1 4 A〜 1 4 Dからの圧縮空気は流路が狭められることによって加速される。これによつて、カッター 3の周囲の切粉は、効果的に集塵ダクト 1 2の方向に吹き飛ばされて集塵ダクト 1 2に効果的に回収される。さらに、上記摺動板 1 5 aをガイド板 1 5に対してスライドさせることにより、圧縮空気の流路の幅が調整されて切粉の吸引力が調節される。

C . 第 3実施形態

次に、図 5を参照して、本発明に係わる工作装置の第 3実施形態の構成を説明する。なお、この実施形態は上記装着手段に工夫を加えたものであり、既に説明した構成要素についてはその説明を省略する。上記実施形態では、蛇腹 8とスピンドルへッド 1 とは上部連結部材 7によって着脱自在に連結されるが、本実施形態では該着脱が自動的に行われるように装着手段が構成される。すなわち、符号 2 0はェアーシリンダ（駆動手段）であり、可動ロッド 2 0 a が垂直方向に上下動するようにスピンドルへッド 1に固定される。可動口ッド 2 0 aの先端部は、フロ一ティングジョイント 2 0 bを介して、蛇腹 8の上端に取り付けられた上部取付金具 2 1に固定される。 2 2 A , 2 2 Bはガイドバーであり、ェアーシリンダ 2 0の両側に配されてボールブッシュ 2 3 A , 2 3 Bを介して上下動自在にスピンドルヘッド 1に固定される。また、ガイドバー 2 2 A， 2 2 Bの蛇腹 8側の先端部は、上部取付金具 2 1に固定される。上記上部取付金具 2 1は、図 6に示すように、スピンドル 1 aが挿通される挿通口 2 1 aと、上記フロ一ティングジョイント 2 0 bの一端が取り付けられるネジ孔 2 l b と、ガイドバ一 2 2 A， 2 2 Bの先端部が嵌入されるネジ孔 2 1 c , 2 I dと、上記挿通口 2 1 aの周囲に配され、ブラケット 4に嵌合される合ピン 2 4 a 〜 2 4 d とから形成される。本実施形態の工作装置によれば、蛇腹 8の上端部は上部取付金具 2 を介してガイドバー 2 2 A， 2 2 B及びエア一シリンダ 2 0によってスピンドノレゝッド 1 に連結される。このとき、上記合ピン 2 4 a 〜 2 4 dがブラケット 4に嵌合されて、スピンドルへッド 1に対する上部取付金具 2 1 の位置決めがなされる。また、エアーシリンダ 2 0が作動されて可動口ッド 2 0 aが下方に送り出されると、同時にガイドバ一 2 2 A , 2 2 Bがボールブッシュ 2 3 A， 2 3 Bを介して摺動して上部取付金具 2 1が押し下げられ、蛇腹 8はスピンドルへッド 1力ら解離した状態となる。このとき、エア一シリンダ 2 0と上部取付金具 2 J との間には、フローティングジョイント 2 0 bが介在されているので、組立精度の調整がなされるので、ある程度長いストロ一クに亘つて支障なく上部取付金具 2 1 を押し下げることができる。この状態において、スピンドル 1 aの先端部に取り付けられたカッター 3は表出状態とされる。すなわち、エア一シリンダ 2 0が作動されることによりカツタ一 3が自動的に表出状態とされるので、カッター 3の交換を極めて作業性良く行うことができる。上述した各実施形態の工作装置は、以下のような効果を奏する。

a . スピンドル 1 a に装着された力ッタ一 3をワーク Wに対して比較的大きく移動させて加工することができるので、平板なワーク Wのみならず、比較的高さ方向の寸法の大きなワーク Wに対しても容易に加工を施すことができる。 b . —方の開口端がスピンドル 1 aを囲むようにスピンドルへッド 1に連結されると共に、他方の開口端がワーク Wを取り囲むように作業台 9に連結される隔離部材として蛇腹 8が用いられるので、加工によって生じる切粉を外部に飛散させることなく力ッター 3を移動させることができる。 c . 従来の装置に比較して構造が単純なので、工作装置のコストを低減することができる。

d . 隔離部材としての蛇腹 8の一方の開口端及び他方の開口端のうちいずれか一方あるいは両方が、装着手段である上部連結部材 7及び下部連結部材 1 によつて着脱自在とされるので、上部連結部材 7あるいは下部連結部材 1 を開放して蛇 8とスピンドル 1 aあるいは蛇腹 8 と下部ケース 1 O Aを離間させることにより、力ッター 3の交換あるいはフ一ク Wの作業台 9上への載置が極めて容易である。 e . 蛇腹 8の一方の開口端は、駆動手段であるエア一シリンダ 2 0によってスピンドルへッド 1に着脱されるので、エア一シリンダ 2 0が作動されると蛇腹 8 はスピンドルヘッド 1に対して自動的に解離状態とされる。したがって、スピンドル 1 aに装着されるカツタ一 3の交換が極めて作業性良く行われる。 ί . 蛇腹 8の他方の開口端と作業台 9との間には、切粉を吸引する集塵ダクト 1 2 と外気を取り込む孔 1 0 aを備えた下部ケース 1 O Aが介挿されるので、孔 1 0 aを介して外部から流入した空気は、切粉と一緒に集塵ダクト 1 2に効果的に吸引される。 g . エアノズル 5 A， 5 Bが屈曲自在に形成されるので、該エアノズル 5 A , 5 Bから吹き出される圧縮冷却空気の力ッタ一 3への吹き付け方向を調節することが容易である。したがって、カッター 3の種類や形状及びワーク Wの形状等に応じて、カッター 3の除熱と共に切粉を効果的に力ッタ一 3の周辺部に飛散させることができる。 h . 蛇腹 8のワーク W上への座屈を防止するコイルスプリング 8 a〜8 h (防止手段）がワーク Wを取り囲むように蛇腹 8の内面に沿って一方の開口端と他方の開口端とを結ぶように設けられるので、蛇腹 8の座屈によって蛇腹 8がワーク W上に覆い被さること、及び力ッター 3に蛇腹 8が接触することを防止することが可能である。に下部ケース 1 0 Bには、ワーク Wを挟んで集塵ダクト 1 2に対向する位置に外気取入口 1 3が配されるので、集塵ダクト ] 2に対向する方向から取り込まれた外気によってワーク W周辺の切粉が効果的に集塵ダクト 1 2に移送される。 j . 下部ケース 1 O Bには、切粉を集塵ダクト 1 2の方向に吹き飛ばす圧縮空気ノズル 1 4 A〜 1 4 Dが配されるので、該圧縮空気ノズル 1 4 A〜 1 4 Dから喰射される圧縮空気によってヮ一ク W周辺の切粉は強制的に集糜ダクト 1 2に移送される。 k . 下部ケース 1 0 Bにおいて集塵ダクト 1 2とワーク Wとの間には集塵ダクト】 2に吸引される空気の流路を狭く制限するガイド板 1 5が配されるので、集塵ダクト 1 2とワーク Wとの間の空気の流速が上昇して集塵ダクト 1 2による吸引力が上昇して切粉を効果的に回収することができる。

1 . ガイド板 1 5には、空気の流路の幅を調節する摺動板 1 5 aが設けられるので、吸引力を最適な状態に設定することができる。

m . 下部ケース 1 0 A , 1 0 Bが透明に形成されるので、ワーク Wの加工状態を容易に確認することができる。なお、本願発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のような形態も本願発明の範囲に属する。

a . 上記各実施形餱では、スピンドルヘッド 1を上下動させてカッター 3を移動させると共に作業台 9を水平面内で移動させることによりワーク Wに加工を施すように構成したが、本願発明はこれに限定されるものではない。ワーク Wに対して力ッタ一 3を相対的に移動させることによりワーク Wに加工を施すタイプの工作機械であれば全て本願発明の範囲に属する。例えば、作業台 9を固定させてスピンドルへッド 1を 3次元的に移動させるタイプの工作装置等も本願発明の範囲に属する。 b . 上記各実施形態では、隔離部材として可撓性を有する蛇腹 8を用いたが、ゴム等の弾性材を用いても良い。また、可撓性を有する隔離部材として、機密性あるいは通気性を有する幕を適用しても良い。なお、通気性を有する幕を用いた場合、該幕を介して外界の空気が内部空間に流れ込むので下部ケース 1 0 A， 1 0 Bに設けた孔 1 0 aあるいは外気取入口 1 3を排除することが可能となる。 c . 上記各実施形態では、蛇腹 8の内側に複数のコイルスプリング 8 a〜8 h を配す'る構成としたが、蛇腹の外側に複数のコイルスプリングを配して外側に引つ張る構成としても良く、コイルスプリング 8 a〜 8 hに代えてゴム紐等の弾性材を用いても良い。 d - 複数のコイルスプリング 8 a〜 8 hを配するのではなく、蛇腹 8の下部開口端から上部開口端に向かって蛇腹 8の内面に沿って螺旋状に伸びる大口径のコィルスプリングを一本配置することにより、蛇腹 8を支えることができる。さらに、コイルスプリング 8 a〜 8 hに代えてグラスファイバー棒等の弹性材を用いても良い。 e . 蛇腹 8には、切削油等に対する耐候性や切削により発生する熱に対する耐熱性を考慮し、ゴム等の弾性材の内面に樹脂シートを張り合わせた材料を用いても良い。 f . 上記各実施形態では、 2方向からカッター 3に空気を吹き付けるように配置されているが、さらに多方向から空気を吹き付けるようにさらに多数のエアノズルを設けるようにしてもよい。 g. 上記第 1実施形態においても、第 2実施形態で示したガイド板 1 5を設けるようにしても良い。 h . 上記第 3実施形態では、スピンドルヘッド 1の片側のみに装着手段が配されるが、スピンドルへッド 1 を挟んで該装着手段を 1対設けるようにしても良い。この場合、蛇腹 8の自重が 2つの装着手段に分散されるので、該装着手段の耐久性が向上する。

D. 第 4実施形態

さらに、本発明の第 4実施形態について、上記図 9〜図 1 5を参照して説明する。

これらの図において、符号 5 1は方形の筒状に形成されたケース（収納手段）であり、上面が開口した状態で工作台上に立設 · 固定される。この工作台は、図示しない駆動装置によって X— Y平面つまり水平面において 2次元的に移動するように構成されており、該ケース 5 1 内に配置されたワーク Wを X— Y平面で移動させる。このケース 5 1内には、ワーク Wが配置 '固定されると共に、その上部には 1 対のガイドレール 5 2 A, 5 2 Bが X軸方向に沿って設けられている。図 1 0に示すように、該ガイドレール 5 2 A， 5 2 Bは、ケース 5 1の X軸方向の寸法よりも若干長く設定されており、ケース 5 1から左右にそれぞれ突出するように設けられている。ガイドレール 5 2 A, 5 2 Bにおいて、ケース 5 1から突出する部分の下端面には、蛇腹下面カバ一 5 2 C, 5 2 Dがそれぞれ設けられる。また、上記ガイドレール 5 2 A， 5 2 B上には、スライドユニット 5 3 A1, 5 3 A2, 53 B1, 5 3 B2を備えた長方形状の移動台 54が載置される。該移動台 54は、各スライドユニット 5 3 A1, 5 3 A2, 5 3 B 1, 5 3 B2がガイドレ一ル 5 2 A, 2 B上を摺動することによって X軸方向に移動する。この移動台 54上には、 Y軸方向に沿って 1対のガイドレール 56 C， 5 6 D が一定間隔を隔てて設けられている。このガイドレール 5 6 C, 5 6 Dは、図 1 1に示すように、ケース 5 1の Y軸方向の寸法よりも若干長く設定されており、ケ一ス 5 1から上下方向に突出するように配匱される。このガイドレール 56 C , 56 Dにおいて、ケース 5 〗から突出する部分の下端面には、蛇腹下面カバ一 56 a , 5 6 bがそれぞれ設けられている。このガイドレ一ノレ 56 C, 5 6 D上には、スライドユニット 5 7 C 1, 5 7 C2 ， 5 7 D1, 5 7 D2を備えた移動台 5 8が載置される。この移動台 58は、ガイドレーノレ 5 6 C， 5 6 D上を各スライドユニット 5 7 Cl， 5 7 C2, 5 7 D 1 , 5 7 D2が摺劻することによって、 Y軸方向に移動する。なお、上記ガイドレール 5 2 Λ, 5 2 Bとスライドユニット 5 3 A1, 5 3 A2, 53 B 1, 5 3 B2と移動台 54、及びガイドレール 56 C, 56 Dとスライドュニット 5 7 Cl， 5 7 C2, 5 7 D1, 5 7 D2と移動台 5 8とは移動手段を構成するものである。このようにケース 5 1上を X軸方向に移動する移動台 54と該ケース 5 1 との間には、密閉手段である蛇腹 Bl, B2が介在され、移動台 54上を Y軸方向に移動する移動台 58 と該移動台 54との間にも密閉手段である蛇腹 B3, B4がそれぞれ介在される。この蛇腹 Bl， B2, B3, B4は、ゴム等の弾性材から成形されている。すなわち、上記蛇腹 Bl, B2は、 X軸方向に伸縮自在となるようにガイドレ一ル 5 2 A, 5 2 Bの各端部と移動台 5 4の両端面との間にケース 5 1の上面を覆うように配される。例えば、図 9において、移動台 54が X軸の正方向（右方向 ) に移動した場合、蛇腹 B1は折り畳まれて収縮し、蛇腹 B2は伸張してケース 5

1の上面を覆う。一方、移動台 54が X軸の負方向（左方向）に移動した場合、蛇腹 B2は折り畳まれて収縮し、蛇腹 B1は伸張してケース 5 1の上面を覆うようになっている。なお、蛇腹 Bl， B2は、移動台 54及びケース 5 1に対して着脱 ^在に連設されるようになつている。一方、蛇腹 B3, B4は、ゴム等の弾性材を Y軸方向に伸縮自在となるようにガイドレール 56 C, 56 Dの各端部と移動台 58の両端面との間にケース 5 1の上面を密閉状に覆うように配される。例えば、において、移動台 58が Y軸の正方向（上方向）に移動した場合、蛇腹 B3は折り畳まれて収縮し、蛇腹 B4は伸張してケース 5 1の上面を覆う。一方、移動台 58が X軸の負方向（下方向）に移動した場合、蛇腹 B4は折り畳まれて収縮し、蛇腹 B3は伸張してケース 5 ] の上面を覆うようになっている。上記蛇腹 B1〜B4は、移動台 54， 58の移動を可能とすると共に、ケース 5 1の上方開口端の密閉状態を確保するものである

さらに、移動台 58上には、円筒状のスピンドルカバ一 59 (連結手段）が設けられ、該スピンドルカバ一 59を介して円筒状のスピンドルへッド 60が装着されるようになつている。スピンドルヘッド 60には、中央部にスピンドル 6 1 が固定され、該スピンドル 6 1の先端部にはカッター 62が装着される。このスピンドル 6 1は、図示しない移動装匱によって上下動されるようになっている。これらスピンドルへッド 60とスピンドル 6 1 とカッター 62とは、加工手段を構成している。なお、上記移動台 54において、ガイドレール 56 C, 56 Dの間に位置する帯状の部分は空洞状に形成されており、スピンドルカバ一 59にスピンドルへッド 60が装着された場合に、カッター 62がワーク Wに対向するようになつている。上記スピンドルカバ一 59は、図 1 3及び図 14に示すように、同心状の複数のリング 59 a〜 59 f が重層状に重ね合わされて、かつ中心軸方向に所定寸法スライドするように形成される。これらリング 59 a〜 59 f のうちリング 59 b〜59 iには、外周に沿って等間隔を隔てた 4箇所に、上下方向に長円状の溝 5 9 b 1〜 5 9 f 1が各々形成される。この溝 5 9 b 1〜 5 9 ί 1には、互いに隣り合うリング 5 9 a〜 5 9 eに設けられたガイドビン 5 9 a 2〜 5 9 e 2が嵌合される。例えば、図 1 4に示すように、リング 5 9 ίには溝 5 9 f 1が形成され、該溝 5 9 f 1には隣接するリング 5 9 eに固定されたガイドビン 5 9 e 2が嵌合し、リング 5 9 eに形成された溝 5 9 f 1には隣接するリング 5 9 dに固定されたガイドピン 5 9 e 2が嵌合するようになっている。このようにスピンドルカバ一 5 9を構成することにより、各リング 5 9 a〜 5 9 ίは、その一部が重なり合った状態で上下方向に延展するので、ケース 5 1内の密閉状態を保持したまま力ッター 6 2を上下方向に移動させることができる。一方、図 1 2に示すように、上記リング 5 9 aにおいてスピンドルヘッド 6 0 の取付面には永久磁石からなるマグネット 6 3が貼り付けられており、スピンドルへッド 6 0は該マグネソト 6 3の磁力によってリング 5 9 aに吸い付けられるようになつている。また、該リング 5 9 aの外周には下方に突出する凸部 5 9 a 3が等間隔に 4力所形成され、該凸部 5 9 a 3と移動台 5 8との間には圧縮バネ 6 がそれぞれ配される。また、リング 5 9 aには、一対のエア一クーラ一 6 5 a , 6 5 bにそれぞれ連通する冷却エア一ノズル 6 6 a， 6 6 bが固定される。該冷却エア一ノズル 6 6 a , 6 6 bは、エアークーラー 6 5 a， 6 5 bから送り込まれた冷却エア一を力ッター 6 2に吹き付けるものであり、銅やアルミニウム等の屈曲性を有する金属等によって成形されることにより、冷却エアーの吹き付け方向を調節できるようになっている。エア一クーラ一 6 5 a， 6 5 bは、図示しないドライ圧縮エアー供給源から送り込まれたドライ圧縮エア一を冷却して冷却エア一ノズル 6 6 a , 6 6 bに送り出すものである。このエア一クーラ一 6 5 a , 6 5 bと冷却エアーノズル 6 6 a ， 6 6 b とは、カッター 6 2を冷却する冷却手段を構成している。また、図 9に示すように、上記ケース 5 1內には右側の角部近傍に圧縮空気を吹き出す 1対のエアー吹出ノズル 6 7 a， 6 7 bが配されている。該エア一吹出ノズル 6 7 a， 6 7 bには、図示しない圧縮空気供給源から管路 6 8を介して圧縮空気が供給されるようになっている。このエアー吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bは、圧縮空気の吹き出し方向が該エア一吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bに対向して設けられた粲麋口に向けられている。なお、図 1 1に示すように、ケース 5 1において上記エア一吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bが配された面の下端部には、矩形状の外気取入口 6 9が形成される。この外 ¾取入口 6 9の上部には、 L字型に折り曲げられたスライド板 7 0が 1対の調整ノブ 7 1 a， 7 1 bを介してケース 5 1から突設した風量調整アングル 7 2 にネジ止めされる。すなわち、この調整ノブ 7 1 a , 7 1 bを操作することにより、スライド板 7 0が上下動して外気取入口 6 9の面積を調節できるようになつている。上記外気取入口 6 9 とスライド板 7 0 と調整ノブ 7 l a , 7 1 bと風量調整アングル 7 2とは、外気取入手段を構成している。ケース 5 1において外気取入口 6 9の対向面には、該外気取入口 6 9 と同様に形成された集塵口 7 3が設けられる。すなわち、ケース 5の下端部に矩形状に形成された集塵口 7 3の上部には、 L宇型に折り曲げられたスライド板 7 4力； 1対の調整ノブ 7 5 a， 7 5 bを介してケース 5 1にネジ止めされ、調整ノブ 7 5 a ， 7 5 bを操作することにより、スライド板 7 4が上下動して集塵口 7 3の面積を調節できるようになつている。また、上記ケ一ス 5 1には、スライド板 7 4を挟んで集塵口 7 3に連通するフード 7 6が設けられる。このフード 7 6は、図示しない集塵装置に接続された集塵ダクト 7 7に連通している。上述した集塵口 7 3とスライド板 7 4と調整ノブ 7 5 a , 7 5 b , 及びフード 7 6と集塵ダクト 7 7とは、集塵手段を構成している < さらに、ケース 5 1の角部には、上方に突出するボールプランジャー 7 8が備えられると共に、上記移動台 5 8には下方に突出するボールボタン 5 8 aが備えられている。すなわち、ケース 5 ] のボールプランジャー 7 8が移動台 5 8のボールボタン 5 8 aに嵌合することにより、図 9に示すように移動台 5 8が基準位置 aに位置決めされるようになつている。次に、 1：記工作装置を用いた工作手顒について説明する。

まず、移動装置の作動によりあるいは手動操作により移動台 5 8が上記基準位 K aに位置決めされ、蛇腹 B 2と移動台 5 4との接合が解除されてケース 5 1の上面が開放状態とされる。この状態において、ワーク Wがケース 5 1内に配置 · 固定され、工作台が駆動手段によって駆動されることにより移動台 5 8が移動されてスピンドルカバ一 5 9がスピンドル 6 1の直下に配置される。ここで、移動装置の作動によってスピンドル 6 1が降下されてスピンドルへッド 6 0がスピンドルカバー 5 9にマグネット 6 3の磁力によって装着される。続いて、蛇腹 B 2と移動台 5 4とが連結されてケース 5 1上面が閉鎖される。このとき、調整ノブ 7 l a , 7 1 bが操作されて外気取入口 6 9が所定幅で開口されてケース 5 1内に外気が取り込まれると共に、エアー吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bからは圧縮空気がワーク Wに向けて噴射される。また、集塵ダクト 7 7に連通する集塵装置が作動され、ケース 5 1内の空気が集塵口 7 3及びフード 7 6を介してケース 5 1内から回収される。この状態で移動装匱が作動されることにより、スピンドル 6 1が X軸方向と Y 軸方向と上下方向に自在に移動されてワーク Wに加工が施される。このとき、スピンドル 6 1 はスピンドルカバ一 5 9を介して移動台 5 8に装着されているので、移動台 5 8及び移動台 5 4は、スピンドル 6 1 の移動に応じてガイドレール 5 2 A , 5 2 B , 5 6 C , 5 6 D上を移動することになる。そして、この移動台 5 8及び移動台 5 4の移動に伴って、蛇腹 B〗〜B 4が伸縮にてケース 5 1の上面は閉鎖状態が保たれることになる。また、スピンドル 6 1の移動と共に、カツタ一 6 2によってワーク Wに加工が施される。このとき、カツタ一 6 2には冷却エア一ノズル 6 6 a , 6 6 b力ら冷却エア一が吹き付けられて力ッタ一 6 2の発熱が抑えられると共に、加工によつて生じた切粉がワーク Wの加工部位から吹き上げられてケース 5 】内に飛散される。このケース 5 1内に飛散した切粉は、上記エアー吹出ノズル 6 7 a , 6 7 b から喰射された圧縮空気によって集塵口 7 3の方向に移送されると共に、集塵装匱によって集塵口 7 3から排出される空気の流れによって集塵口 7 3に集められる。そして、集塵口 7 3に集められた切粉は、フ一ド 7 6及び集塵ダクト 7 7を介してケース 5 1の外に排出される。なお、集塵 U 7 3の面積は、調整ノブ 7 5 a , 7 5 bの操作によって可変できるようになっているので、集塵口 7 3を通過する空気（切粉を含む）の流量並びに流速は、調整ノブ 7 5 a , 7 5 bによって調節することができる。すなわち、切粉の集塵能力は、調整ノブ 7 5 a , 7 5 bによって調節することが可能である。このように本実施形態によれば、切粉は、冷却エア一ノズル 6 6 a， 6 6 わによって一旦吹き上げられた後、エア一吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bから噴射された圧縮空気によって集塵口 7 3に集められるので、ケース 5 1内への滞留が抑えられて効果的に集塵 · 回収される。ところで、上述したように工作台の X軸及び Y軸方向への移動とスピンドル 6 1の上下動によって力ッタ一 6 2がワーク Wに対して 3次元移動されてワーク W に加工が施されるが、加工途中においてカッター 6 2を交換する必要が生じる場合がある。この場合、スピンドル 6 1は基準位置 aに移動されて、ボールプランジャー 7 8がボールボタン 5 8 aに嵌合することにより、移動台 5 4及び移動台 5 8が固定される。そして、スピンドル 6 1が上昇される。このとき、スピンドルカバ一 5 9のリング 5 9 aは、マグネット 6 3を介してスピンドルへッド 6 0に接続されているので、スピンドル 6 1 の移動と共に延展して上方に引き上げられるが、マグネット 6 3の磁力との兼ね合いでスピンドル 6 1がある高さまで上昇されるとスピンドルへッド 60から離脱する。この結果

、スピンドルカバー 5 9の各リング 5 9 a ~ 5 9 f は、それぞれ収納されて収縮状態に復帰する。スピンドルカバー 5 9から離脱したスピンドル 6 1 (止確にはスピンドルへッド 60) は、所定位置まで移動されて、図示しないカツタ一取換手段によって力ッタ一 6 2が自動的に交換される。そして、再び基準位置 aの上方に位置されて降下されることによりスピンドルカバー 59に装着される。以下、上述したように新しい力ッターによってワーク Wに加工が施される。このような本実施形態の工作装置によれば、以下のような効果を奏する。

a . 蛇腹 B 1~B4が伸縮することによって各移動台 54， 58はケース 5 1に対して水平面内を移動する。この場合、各蛇腹 Bl， B2はガイドレール 5 2 A, 52 B上を水平面内の X軸方向のみに伸縮し、蛇腹 B3， B4はガイドレール 56 C, 56 D上を水平面內の Y軸方向のみに伸縮する。すなわち、蛇腹 BI〜B4には、伸張状態及び収縮状態の何れにおいても伸縮方向に対して直交する重力が均等に作用する状態でガイドレール 5 2 A, 52 Bあるいはガイドレール 5 6 C, 56 Dに沿って伸縮するので、蛇腹 B1〜B4は移動台 54， 5 8の移動に対して安定した状態で伸縮する。したがって、蛇腹 B1〜B 4は移動台 54, 58の移動に対して応答性良く伸縮するので、作業性の良い加工をワーク Wに施すことができる。 b . ケース 5 1内を密閉した状態で力ッター 6 2を比較的大きなストロークで移動させることができる。したがって、従来と比較して極めて単純な構成により、加工によって生じる切粉をケース 5 1の外に飛散させることなく、平板なヮ一ク Wのみならず立体形状のワーク Wにも容易に加工を施すことができる _ί: c . 外気取入手段からケース 5 1内に取り込まれた外気は加工によって生じた切粉とともに集塵手段によって排出される。したがって、切粉は効果的に集塵 - 排出される。また、集塵手段の方向に圧縮空気を吹き付けるエア一吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bを備えた場合、ワーク W周辺に飛散した切粉は、集塵手段によってさらに効果的に集塵 · 回収される。 d . スピンドルカバ一 5 9， 5 9 ' は、同心状に層配置され、中心軸方向に幅寸法內でスライドする複数のリング 5 9 a〜 5 9 f ， 5 9 a ' 〜5 9 f ，から形成されるので、ケース 5 1内の密閉状態を確保したまま比較的大きなストロークで力ッター 6 2を上下動させることができる。 e . カッター 6 2は、磁力によってスピンドルカバ一 5 9, 5 9' に装着されるので、構成が極めて簡単であるとともに力ッタ一 6 2の移動手段への着脱が極めて容易である。 ί . カツタ一 6 2に冷却された冷却圧縮エアーを吹き付ける冷却エアーノズル 66 a , 66 bが備えられるので、カッターが効果的に冷却されると共に、カツタ一 6 2による切粉が加工部位から飛散される。 g . 冷却エア一ノズル 6 6 a , 6 6 bはカツタ一 6 2への冷却圧縮エア一の吹き付け方向を可変するように形成されるので、カッター 6 2の長さ等に応じて冷却圧縮エアーの吹き付け方向を設定することができる。この結果、カッター 6 2 の冷却及び加工部位からの切粉の除去が効果的に行われる。 h . 外気取入手段が外気の取入量を可変するように形成されるので、または集塵手段がケース 5 1内の空気の排出量を可変するように形成されるので、容易に切粉の集塵能力を調節することができる。なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、以下のような変形も本発明の範囲に属する。 a . 上記実施形態では、ワーク Wに対して上方から加工を施すタイプの工作装置について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、側方あるいは斜め方向からワークに加工を施すタイプの工作装匮についても適用することができる。例えば、側方からワーク Wに加工を施すタイプの工作装置にあっては、方形のケースの側方面を開口面とし、該開口面にガイドレールを設け、さらにガイドレ —ルに沿って移動自在な移動台を設けてカッターを備えたスピンドルを該移動台に装着する。そして、開 Π面に沿った垂直面内でスピンドルをワークに対して移動させることにより加工を施す。但し、この場合、移動台が垂直面内で移動することになるので、移動台がガイドレールから離脱しないようにスライドュニットを形成する必要がある。 b . 上記実施形態ではマグネット 6 3として永久磁石を用いたが、該永久磁石に代えて電磁石を用いる。そして、該電磁石への通電を O N / O F Fすることによってスピンドルカバ一とスピンドルへッドとの着脱をコントロールする。このような手段によれば、スピンドルへッドの着脱を電磁石への通電電流によって任意に制御することができる。 c . 上記実施形態ではマグネット 6 3の磁力によってスピンドルカバー 5 9とスピンドルへッド 6 0とを結合する手段を採用したが、該マグネット 6 3に代えて、スピンドルへッド 6 0の側面においてリング 5 9 a と重なり合う部分にリング 5 9 aに貫通するとともにスピンドルへッド 6 0においては所定深さとなる孔を形成し、該孔にピンを水平方向から差し込むことによってスピンドルカバ一 5 9とスピンドルへッド 6 0とを結合状態に保つ手段が考えられる。この場合、上記孔はリング 5 9 a及びスピンドルへッド 6 0の外周に複数個が設けられ、スピンドルカバー 5 ⁹とスピンドノレへッド 6 0 とが安定して結合される。例えば、上記ピンの挿入は、スピンドルヘッド 6 0に軸が水平方向に移動するシリンダを設け、該シリンダを作動させることによって軸の先端が上記孔に挿人されることによって実現することが考えられる。 d - 上記実施形態では、スピンドル 6 1が上舁することによって該スピンドル β 1が移動台 5 8から完全に離脱するように構成したが、スピンドノレへッド 6 0 の外周に軸が上下方向に伸縮する複数のシリンダを設け、各軸の先端部をリング 5 9 aに固定する構成が考えられる。この場合、シリンダを作動させて軸を伸張させることによりスピンドルへッド 6 0とスピンドル力バー 5 9とを離間状態とし、軸を収納させることによりスピンドルへッド 6 0とスピンドルカバー 5 9 と結合状態とする。このような構成を採用することにより、スピンドルへッド 6 0 とスピンドル力バ一 5 9とは、水平方向における位置関係が保持された状態で離間結合がなされるので、上記スピンドル 6 1が移動合 5 8から完全に離脱する上記実施形態の構成と比較して、スピンドルカバー 5 9へのスピンドルへッド 6 0の装着が極めて容易となる。 e . 密閉手段として、上記蛇腹に代えてゴム等の伸縮性を有する弹性材から形成された平板なシートを用いることが考えられる。該シ一トが延び縮みすることによってケースの上方開口端の密閉状態を保持した状態で移動台の動きを可能とする。 f - スピンドルカバーの構成において、各リング間の接続は上記構成に限定されるものではなく、上下方向の移動幅と周方向の動きが規正されるものであれば他の構成であっても良い。

例えば、図 1 5に示すように、スピンドルカバー 5 9 ' の各リング 5 9 a ' 〜 5 9 f ' の両端部を L字型に成形し、該各リング 5 9 a ' 〜 5 9 ί ' の端部が当接することにより上下のスライド幅が規正されるように構成することが考えられる。このような構成を採用することにより、スピンドルカバー 5 9 ' の構造が極めて単純になるので、耐久性の向上並びに工作装置のコストを低減することがでさる。 g . 上記実施形態ではスピンドルカバー 5 9を構成する各リング 5 9 a〜 5 9 eを円简形に成形したが、円筒形に代えて方形あるいは多角形状のリングを適用することが考えられる。 h . 上記実施形態では、工作台が水平面内移動することによってカッターに対するワークの相対位置が移動されて該ワークに加工が施されるように構成した力';、移動装置によってスピンドルを 3次元移動させることによりカッターとヮ一クの相対位置を変えるように構成しても良い。この場合、上記移動装置の構成が複雑になるが、工作台に駆動装置を設ける必要がなくなるので工作装置のコストを削減することが可能である。に上記実施形態では、蛇腹 B 2と移動台 5 4との接合が解除されてケース 5 ] の上面が開放状態とされてワーク Wがケース 5 1内に配置 ·固定されるが、ケ一ス 5 1 の側面を開閉口を設け、この開閉口からワーク Wをケース 5 1内に挿入 K 置するようにしても良い。例えば、ケース 5 1において外気取入手段及び集塵手段が設けられる面以外の面に開閉口を設ける。 j . 上記実施形態では 2つのエア一吹出ノズル 6 7 a , 6 7 bを設けたが、本発明はこれに限定されるものではない。切粉の排出状態に応じてエア一吹出ノズルの数や位置を適宜配置し直すことが考えられる。

Claims

請求の範脷

1 . ワークが載置された作業台と力ッターが装着されたスピンドルとが互いに相対移動してヮ一クに加工を施す工作装匱において、

一方の開口端が前記スピンドルを囲むようにスピンドルへッドに連結されると共に、他方の開口端がワークを取り囲むように作業台に連結される伸縮自在な隔離部材とを具備することを特徴とする工作装置。

2 . 請求項 1記載の工作装匱において、隔離部材が蛇腹であることを特徴とする工作装置。

3 . 請求項 1記載の工作装置において、隔離部材の他方の開口端と作業台との間には中継部材が介挿されることを特徴とする工作装置。

4 . 請求項 3記載の工作装 gにおいて、中維部材は、切粉を吸引する集塵ダク卜と外気を取り入れる通気手段とを備えた下部ケースであることを特徴とするェ作装置。

5 . 請求項 4記載の工作装置において、通気手段はワークを挟んで集塵ダクトに対向配置される外気取入口であることを特徴とする工作装 ¾。

6 . 請求項 1記載の工作装置において、隔離部材の一方の開口端及び他方の開口端のうちいずれか一方あるいは両方は装着手段によって着脱自在に連結されることを特徴とする工作装置。

7 . 請求項 3記載の工作装置において、隔離部材の一方の開口端及び他方の開口端のうちいずれか一方あるいは両方は装着手段によって着脱自在に連結されることを特徴とする工作装匱。

8 . 請求項 6記載の工作装置において、隔離部材の一方の開口端は、駆動手段によってスピンドルへッドに着脱されることを特徴とする工作装置。

9 . 請求項 7記載の工作装匱において、隔離部材の一方の開口端は、駆動手段によってスピンドルへッドに着脱されることを特徴とする工作装置。

1 0 . 請求項 8記載の工作装匱において、カッターを冷却する冷却手段が備えられることを特徴とする工作装置。

1 1 . 請求項 9記載の工作装 gにおいて、カッターを冷却する冷却手段が備えられることを特徴とする工作装置。

1 2 . 請求項 1 0記載の工作装置において、冷却手段は、外部から流人される圧縮空気を冷却するエアクーラ一と、複数の方向からカッターに向けて冷却された圧縮空気を噴射する複数のエアノズルとからなることを特傲とする工作装匮。

1 3 . 請求項 1 1記載の工作装置において、冷却手段は、外部から流入される圧縮空気を冷却するエアクーラ一と、複数の方向から力ッターに向けて冷却された圧縮空気を噴射する複数のエアノズルとからなることを特徴とする工作装匱。

1 4 . 請求項 1 2記載の工作装置において、エアノズルが屈曲自在に形成されることを特徴とする工作装置。

1 5 . 請求項 1 3記載の工作装置において、エアノズルが屈曲自在に形成されることを特徴とする工作装置。

1 6 . 請求項 1記載の工作装置において、隔離部材のワーク上への座屈を防止する防止手段を備えることを特徴とする工作装置。

1 7 . 請求項 3記載の工作装置において、隔離部材のワーク上への座屈を防止する防止手段を備えることを特徴とする工作装置。

1 8 . 請求項 1 6記載の工作装置において、防止手段は、ワークを取り囲むように隔離部材の内面に沿って一方の開口端と他方の開口端とを結ぶ複数の弾性部材であることを特徴とする工作装置。

1 9 . 請求項 1 7記載の工作装置において、防止手段は、ワークを取り囲むように隔離部材の内面に沿って一方の開口端と他方の開口端とを結ぶ複数の弾性部材であることを特徴とする工作装置。

2 0 . 請求項 1 6記載の工作装置において、防止手段は、ワークを取り囲むように隔離部材の内面に沿って一方の開口端と他方の開口端とを結ぶ複数の弾性部材と、隔離部材の内面に圧接状態に介挿されるリングであることを特徴とするェ作装置。

2 1 . 請求項 1 7記載の工作装置において、防止手段は、ワークを取り囲むように隔離部材の内面に沿って一方の開口端と他方の開口端とを結ぶ複数の弾性部材と、隔離部材の内面に圧接状態に介挿されるリングであることを特徴とするェ作装置。

2 2 . 請求項 1 6記載の工作装 gにおいて、防止手段は、蛇腹の一方の開 Π端から他方の開口端に向かって蛇腹の內面に沿つて螺旋状に伸びる弾性部材であることを特徴とする工作装置。

2 3 . 請求項 1 7記載の工作装置において、防止手段は、蛇腹の一方の開口端から他方の開口端に向かつて蛇腹の內面に沿つて螺旋状に伸びる弾性部材であることを特徴とする工作装置。

2 4 . 請求項 3記載の工作装置において、中継部材には切粉を集塵ダクトの方向に吹き飛ばす圧縮空気ノズルが配されることを特徴とする工作装置。

2 5 . 詰'求項 4記載の工作装置において、集塵ダク卜とワークとの問には、集塵ダクトに吸引される空気の流路を狭く制限する流路制限手段が配されることを特徴とする 1作装置。

2 6 . 請求項 2 5記載の工作装置において、流路制限手段には流路の幅を調節する流路調節手段が設けられることを特徴とする工作装置。

2 7 . 請求項 3記載の工作装置において、中継部材が透明に形成されることを特徴とする工作装置。

2 8 . 1平面開放状態で工作台上に立設され、加工対象物を収納する収納手段と、

加工対象物に加工を施す加工手段と、

該加工手段が装着されて前記収納手段上に配され、加工手段の移動とともに収納手段上を移動する移動手段と、

前記加工手段と移動手段との間に介在され、加工手段の移動に応じて伸縮する連結手段と、

前記収納手段と移動手段との間に配され、移動手段の移動に応じて伸縮すると共に収納手段の上部開放端を密閉する密閉手段と、

を具備することを特徴とする工作装匱。

2 9 . 請求項 2 8記載の工作装置において、移動手段は、第 1のガイドレール上を移動する第 1の移動台と、該第 1の移動台上に前記第 1のガイドレールに直交して配された第 2のガイドレール上を移動する第 2の移動台とから形成されることを特徴とする工作装置。

3 0 . 請求項 2 8記載の工作装置において、密閉手段は、蛇腹によって形成されることを特徴とする工作装匱。

3 1 . 請求項 2 8記載の工作装 Sにおいて、密閉手段は、弾性材からなるシートによって形成されることを特徴とする工作装置。

3 2 . 請求項 2 8記載の工作装置において、密閉手段は、重層配置されて相互にスライドする複数の板状部材から形成されることを特徴とする工作装置。

3 3 . 請求項 2 8記載の工作装置において、連結手段は、同心状に重層配置され、中心軸方向に幅寸法内でスライドする複数のリングから形成されることを特徴とする工作装置。

3 4 . 請求項 2 8記載の工作装置において、加工手段は磁力によって連結手段に装着されることを特徴とする工作装置。

3 5 . 請求項 2 8記載の工作装置において、加工手段を構成するカッターに冷却された圧縮エア一（冷却圧縮エア一）を吹き付ける冷却手段が備えられることを特徴とする工作装置。

3 6 . 請求項 3 5記載の工作装置において、冷却手段は、カッターへの冷却圧縮エアーの吹き付け方向を可変するように形成されることを特徴とする工作装置

3 7 . 請求項 2 8記載の工作装置において、収納手段には、該収納手段内の空気を集塵する集塵手段が備えられることを特徴とする工作装置。

3 8 . 請求項 3 7記載の工作装置において、収納手段には、加工対象物を挟んで集塵手段に対向する位置に外気を収納手段内に取り入れる外気取入手段が備えられることを特徴とする工作装置。

3 9 . 請求項 3 7記載の工作装匿において、集塵手段の方向に圧縮空気を吹き付けるエア一吹出ノズルが備えられることを特徴とする工作装置。

4 0 . 請求項 3 8記載の工作装置において、集塵手段の方向に圧縮空気を吹き付けるエア一吹出ノズルが備えられることを特徴とする工作装置。

4 1 . 請求項 3 8記載の工作装置において、外気取入手段は、外気の取入量を可変するように形成されることを特徴とする工作装置。

4 2 . 請求項 3 8記載の工作装置において、集塵手段は、収納手段内の空気の徘出量を可変するように形成されることを特徴とする工作装置。

4 3 . 請求項 3 9記載の工作装置において、集塵手段は、収納手段内の空気の排出量を変するように形成されることを特徴とする工作装置。