JP6837177B1 - 段取りステーション - Google Patents

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Abstract

【課題】ミストによって内部空間内が汚損されるのを防止することができる段取りステーションを提供する。【解決手段】ワークWが装着されるパレットPを保持するパレット保持機構16、及びパレット保持機構16の周囲の少なくとも一部を囲むように配設されたカバー体9,19を備える。パレット保持機構16が配設され、且つカバー体9,19によって取り囲まれた段取り領域内の空気を吸気する吸気流路33を有し、吸気した空気中のミストをミスト捕集部39によって捕集するミスト捕集装置30を備える。ミスト捕集装置30は、段取り領域内の空気を吸気し、ミストを捕集した後の空気を外部に排気する排気流路34を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、ワークが装着されるパレットを保持するパレット保持機構、及び前記パレット保持機構の周囲の少なくとも一部を囲むように配設されたカバー体を備えた段取りステーションに関する。
上述した段取りステーションの一例として、従来、下記特許文献1に開示されるような段取りステーションが知られている。この段取りステーションは、横型のマシニングセンタに付設されたパレット交換装置の一部を構成するもので、マシニングセンタの加工領域外に設けられている。
より具体的には、このパレット交換装置は、旋回式の交換装置であり、加工領域より外側のベッド上に設けられたパレット載置台、及び同じくベッド上に配設された交換機構などから構成され、交換機構は、アルファベットのH字状をした平面形状を有し、その両方の開口部がパレットを保持する保持部となった交換アームと、この交換アームを旋回させる旋回手段と、当該交換アームを上下動させる昇降手段などから構成される。
前記交換アームの一方の保持部は加工領域内に位置して、マシニングセンタのテーブル上に載置されたパレット、即ち、当該加工領域内に設けられたパレットを、当該開口部から受入れ可能に配設されるとともに、他方の保持部は、パレット載置台上に載置されたパレットをその開口部から受け入れた状態となっている。
そして、前記交換アームの加工領域内に位置する保持部にパレットが受け入れられるとともに、パレット載置台上のパレットが加工領域外に位置する保持部に受け入れられた状態で、前記昇降手段により交換アームを上方に移動させると、その両保持部にそれぞれパレットが保持された後、テーブル上のパレットは当該テーブル上から持ち上げられるとともに、パレット載置台上のパレットは当該パレット載置台から上方に持ち上げられる。
次に、前記旋回手段により交換アームを180°回転させた後、昇降手段により交換アームを下方に移動させると、交換アームの両保持部に保持されたパレットがそれぞれテーブル及びパレット載置台上に載置される。以上により、加工領域内のパレットと、加工領域外のパレットとが交換される。
尚、前記交換アームには、加工領域内と加工領域外と仕切るための仕切り板が立設されており、当該交換アームとともに回転する。また、パレット載置台が設けられる空間は適宜カバー体によって、カバーされている。
斯くして、このパット交換装置では、前記パレット載置台、及びこのパレット載置台が設けられる空間をカバーするカバー体などから段取りステーションが構成され、当該段取りステーションにおいて、オペレータにより、前記パレット載置台上のパレットに対して、加工完了品の取り外しや、被加工物(加工材料)の取り付けといった段取り作業が行われる。
ところで、一般的に、マシニングセンタの加工領域内には、加工の際に工具及びワークを冷却するためにクーラントが供給されているが、供給されたクーラントは、高速回転する工具などと衝突することによってミスト化し、このミストが加工領域外に漏出すると、マシニングセンタの周辺がこのミストによって汚損されるという問題を生じる。そこで、従来、加工領域内で発生したミストを、当該加工領域内で捕集するためのミストコレクタが提案されている(下記特許文献2参照)。
特開2002−137136号公報 実開平5−70615号公報
ところが、上述したパレット交換装置を備えたマシニングセンタの場合には、当該パレット交換装置によって加工領域内のパレットと段取りステーションのパレットとを交換する際に、加工領域内の空間と段取りステーション内の空間とが連通状態になるため、加工領域内のミストが段取りステーション内に流れ込んで、当該段取りステーション内がミストによって汚損されるという問題を生じていた。
このような問題を解決するために、上記特許文献2に開示されたミストコレクタを用いて、加工完了後も所定時間引き続き加工領域内のミストを捕集した後で、パレット交換を行うことにより、段取りステーション内にミストが流入するのをある程度抑制することが可能であるが、このようにしたのでは、パレット交換を実行するまでに待ち時間を生じ、マシニングセンタの稼働率が低下するという問題を生じることになる。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、ミストによって内部空間内が汚損されるのを防止することができる段取りステーションの提供を、その目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、ワークが装着されるパレットを保持するパレット保持機構、及び前記パレット保持機構の周囲の少なくとも一部を囲むように配設されたカバー体を備えた段取りステーションであって、
前記パレット保持機構が配設され、且つ前記カバー体によって取り囲まれた段取り領域内の空気を吸気する吸気流路を有し、吸気した空気中のミストをミスト捕集部によって捕集するミスト捕集装置を備え、
前記ミスト捕集装置は、前記段取り領域内の空気を吸気し、ミストを捕集した後の空気を外部に排気する排気流路を備えていることを特徴とする段取りステーションに係る。
この態様に係る段取りステーションによれば、ミスト捕集装置により、吸気流路を介して段取り領域内の空気が吸気され、吸気された空気中のミストがミスト捕集装置のミスト捕集部によって捕集される。そして、ミストが捕集された空気は、ミスト捕集装置の排気流路を介して外部に排気される。
斯くして、この態様の段取りステーションによれば、段取り領域内のミストがミスト捕集装置によって捕集され、ミスト捕集後の空気が外部に排気されるので、段取り領域内がミストによって汚損されるのを防止することができるとともに、段取りステーションで段取り作業を行うオペレータがミストの影響を受けるのを防止することができ、また、段取りステーションの周囲がミストによって汚損されるのを防止することができる。
尚、本発明において、前記ミスト捕集装置は、前記段取り領域内の空気を吸気し、ミストを捕集した後の空気を前記段取り領域内に還流する還流流路を備えた態様を採ることができる。この態様の段取りステーションによれば、ミスト捕集部によりミストを捕集した後の空気を、ミスト捕集装置の還流流路を介して段取り領域内に還流させることができる。
また、本発明では、前記ミスト捕集装置は、ミスト捕集後の空気を外部に排気する排気流路と、段取り領域内に還流させる還流流路とを備えるとともに、ミスト捕集後の空気を前記排気流路と還流流路とに択一的に流通させる排気切換機構を備えた態様を採ることができる。この態様の段取りステーションによれば、ミスト捕集後の空気を、排気切換機構により、必要に応じて、外部に排気する排気流路と、段取り領域内に還流させる還流流路とに切り換えて、択一的に流通させることができる。
また、本発明に係る段取りステーションでは、段取り領域内に向けて空気を吐出する一又は複数の吐出ノズルを備えるとともに、この吐出ノズルに前記還流流路が接続された態様を採ることができる。この態様の段取りステーションによれば、ミスト捕集装置によりミストが捕集された後の空気が前記吐出ノズルに供給され、例えば、パレット及びこのパレットに装着されたワークに向けて、当該吐出ノズルから空気が吐出される。斯くして、パレット及びワークに付着したクーラントや切屑が、前記吐出ノズルから吐出される空気流によって吹き飛ばされ、当該パレット及びワークが浄化させる。尚、吐出ノズルから吐出される空気流によって吹き飛ばされたクーラントは、ミスト化する可能性があるが、この場合には、生成されたミストが前記ミスト捕集装置によって捕集される。
また、本発明において、前記ミスト捕集装置は、外気を取り入れる外気流路を備えるとともに、前記吸気流路と前記外気流路とを択一的に切り換えて前記ミスト捕集部に接続させる吸気切換機構を備えた態様を採ることができる。
上述した各態様の段取りステーションは、これを工作機械の加工領域に隣接して設けることができ、前記ミスト捕集装置は、その前記吸気流路が前記加工領域にも連通するように構成され、前記段取り領域内及び加工領域内の双方の空気を吸気可能に構成された態様を採ることができる。
本発明に係る段取りステーションによれば、段取り領域内のミストがミスト捕集装置によって捕集されるので、段取り領域内がミストによって汚損されるのを防止することができるとともに、段取りステーションで段取り作業を行うオペレータがミストの影響を受けるのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る段取りステーションを備えた工作機械を示す平断面図であり、図2における矢視C−C方向の平断面図である。 図1における矢視A−A方向の正断面図である。 図1における矢視B−B方向の側断面図である。 図2におけるD部を拡大して示した部分断面図であり、本実施形態に係るミスト捕集装置の作用を説明するための説明図である。 図2におけるD部を拡大して示した部分断面図であり、本実施形態に係るミスト捕集装置の作用を説明するための説明図である。 図2におけるD部を拡大して示した部分断面図であり、本実施形態に係るミスト捕集装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態に係るミスト捕集装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態に係るミスト捕集装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態に係るミスト捕集装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の更に他の実施形態に係るミスト捕集装置を示した部分正断面図であって、図1における矢視A−A方向に相当する部分正断面図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る段取りステーションを備えた工作機械の概略構成を示す平面図であり、図2は図1における矢視A−A方向の正断面図であり、図3は、図1における矢視B−B方向の側断面図である。
図1〜図3に示すように、本例の工作機械1は、横型のマシニングセンタであって、ベッド2、コラム3、主軸頭5、テーブル7、パレット交換装置15及びミスト捕集装置30などを備えている。尚、工作機械1の全体を示す図1〜図3では、本実施形態において主要な構成となる要素のみを図示している。
前記ベッド2は、直線状をした第1ベッド2a、及びこの第1ベッド2aに直交するように連結された同じく直線状をした第2ベッド2bから構成され、全体としてアルファベットのT字状をした平面形状を有している。前記テーブル7は前記第2ベッド2b上に配設されており、ガイドレール8による案内の下、前記第1ベッド2aに対して進退する方向、即ち、水平な矢示Z軸方向に移動可能に設けられ、図示しないZ軸送り機構によって、前記Z軸方向に移動する。また、テーブル7上にはパレットPが設けられており、このパレットP上にワークWが取り付けられる。
前記コラム3は、前記第1ベッド2a上に配設され、ガイドレール4による案内の下、前記Z軸と水平に直交する矢示X軸方向に移動可能に設けられ、図示しないX軸送り機構によって、前記X軸方向に移動する。また、前記主軸頭5は、工具Tが装着される主軸6を回転自在に支持するとともに、前記X軸及びZ軸に直交する鉛直なY軸方向に移動可能に前記コラム3に保持されており、図示しないY軸送り機構によって、前記Y軸方向に移動する。また、主軸6は図示しない主軸モータによって駆動される。そして、前記X軸送り機構(図示せず)、Y軸送り機構(図示せず)、Z軸送り機構(図示せず)及び主軸モータ(図示せず)は、図示しない数値制御装置によってその作動が制御される。
斯くして、この工作機械1では、数値制御装置(図示せず)による制御の下、前記主軸頭5がX軸−Y軸平面内で移動するとともに、テーブル7がZ軸方向に移動し、このように主軸頭5及びテーブル7が三次元空間内で相対的に移動することによって、テーブル7に装着されたパレットP上のワークWが、主軸6に装着された工具Tによって加工される。そして、その際、図示しないクーラント供給装置により、パレットP上のワークW及び工具Tに向けてクーラントが供給され、このクーラントによって、ワークW及び工具Tが冷却される。
前記パレット交換装置15は、前記Z軸プラス方向において、前記ガイドレール8の延長上の前記第2ベッド2b上に設けられたパレット載置台16と、このパレット載置台16と前記ガイドレール8との間の第2ベッド2b上に立設された回転台17と、この回転台17の上端部に設けられた交換アーム18と、前記回転台17を軸中心に回転させる駆動モータ(図示せず)と、回転台17を軸方向に昇降させる昇降機構(図示せず)などから構成される。
前記交換アーム18は、アルファベットのH字状をした平面形状を有し、その両方の開口部がパレットPを保持する保持部18aとして機能する。そして、この交換アーム18は、前記パレット載置台16側の保持部18aに、当該パレット載置台16上のパレットPが係合した状態にあり、一方、テーブル7側に位置する保持部18aは、前記テーブル7がZ軸プラス方向の移動端に位置したとき、前記テーブル7上のパレットPが、当該保持部18aの開口から当該保持部18aを構成する2本のアーム間に挿入され、当該パレットPと係合した状態となる。
斯くして、前記交換アーム18の保持部18aにそれぞれパレットPが係合した状態で、前記昇降機構(図示せず)により交換アーム18を上方に移動させると、これら両保持部18aにそれぞれパレットPが保持された後、テーブル7上のパレットPは当該テーブル’上から持ち上げられるとともに、パレット載置台16上のパレットPは当該パレット載置台16から上方に持ち上げられる。
次に、前記駆動モータ(図示せず)により交換アーム18を180°回転させた後、昇降機構(図示せず)により交換アーム18を下方に移動させると、交換アーム18の両保持部18aに保持されたパレットPがそれぞれテーブル7及びパレット載置台16上に載置される。以上によりテーブル7上のパレットPと、パレット載置台16上のパレットPとが交換される。
また、工作機械1は、前記ベッド2及びその上方の空間がカバー体9によって囲まれており、前記コラム3、テーブル7、パレット載置台16、回転台17、交換アーム18、パレットP及びワークWなどが、このカバー体9によって閉塞された空間内に位置している。また、前記回転台17及び交換アーム18の上面には、仕切り板19が立設されており、更に、この仕切り板19の下方には、第2ベッド2b上に立設された仕切り板20が設けられており、この仕切り板19,20によって、前記カバー体9により囲まれた空間内が、前記コラム3及びテーブル7などが設けられる加工領域と、パレット載置台16などが設けられる加工領域外とに仕切られている。
上述したように、加工領域内では加工時にクーラント供給装置(図示せず)から、パレットP上のワークW及び工具Tに向けてクーラントが供給されており、その際に、供給されたクーラントが、高速回転する工具Tなどと衝突することによってミスト化するが、加工領域はカバー体9及び仕切り板19によって閉塞されているので、加工領域内で生成されたミストが加工領域外に漏出するのが、これらカバー体9及び仕切り板19,20によって防止される。
そして、前記パレット載置台16、このパレット載置台16が設けられる第2ベッド2b、並びにこれらを囲むカバー体9及び仕切り板19,20によって段取りステーション10が構成される。この段取りステーション10を構成するカバー体9の内、Z軸プラス方向側のカバー体9には、開閉扉11が設けられており、この開閉扉11を開くことによって、その開口部を介して、オペレータがパレット載置台16上のパレットPに対して、ワークWの着脱を行うことができるようになっている。
前記ミスト捕集装置30は、前記段取りステーション10の天井部を形成するカバー体9上の中央部に前記Z軸に沿って設けられた筐体状のダクト31と、このダクト31内に設けられたモータ付の吸気ファン38、ミストを捕集するフィルタ39、並びにそれぞれ圧縮空気によって動作する吸気切換機構としての第1切換弁37、及び排気切換機構としての第2切換え弁40と、段取りステーション10の天井部を形成するカバー体9及び両側部を形成するカバー体9の内面にそれぞれ設けられた還流ダクト41,42,43,46,47と、還流ダクト43,47にそれぞれ接続されたノズル体44,48と、前記吸気ファン38、第1切換弁37及び第2切換え弁40の動作を制御する制御装置50などから構成される。
前記ダクト31は、その両端部が開口し、一方が外気を取り込むための取込口32a、他方が外部に空気を排気するための排気口34aとなっている。また、ダクト31の下面には、その前記取込口32a側に吸気口33aが形成されており、この吸気口33aは前記天井部のカバー体9に貫通形成された吸気口9aに接続されている。また、ダクト31の下面の前記排気口33a側には還流口35aが形成されており、この還流口35aは前記天井部のカバー体9に貫通形成された還流口9bに接続されている。
また、前記ダクト31内の流路内において、前記吸気口33aと還流口35aとの間には、その吸気口33a側に前記吸気ファン38が設けられ、その還流口35a側にフィルタ39が設けられている。また、前記第1切換弁37は矢示方向に回動して、外気流路32と吸気流路33とを択一的に開閉するように配設され、前記第2切換え弁40も同様に、矢示方向に回動して、排気流路34と還流流路35とを択一的に開閉するように配設されている。
前記還流ダクト41は、天井部を形成するカバー体9の下面に、その長手方向が前記ダクト31と直交するように設けられており、その内部空間が前記還流口35aに接続されている。また、前記還流ダクト42,46は、段取りステーション10の両側部を形成するカバー体9の内面に前記Z軸方向に沿ってそれぞれ固設されており、前記還流ダクト41の両端部がそれぞれ接続されている。また、前記両側部を形成するカバー体9の内面には、前記還流ダクト42,46に接続された還流ダクト43,47が鉛直方向に沿って設けられ、この還流ダクト43,47には、同じく鉛直方向に沿ってノズル体44,48がそれぞれ設けられている。また、ノズル体44,48にはそれぞれ鉛直方向に沿って吐出ノズル群45,49が設けられており、この吐出ノズル群45,49はパレット載置台16、パレット載置台16上のパレットP、及びパレットP上のワークWを挟んで相互に対向する位置に設けられている。
前記制御装置50は、CPU、RAM、ROMなどを含むコンピュータから構成され、上述したように、前記吸気ファン38、第1切換弁37及び第2切換え弁40の動作を制御する。
以上のように構成されたNC工作機械1によれば、上述のごとく、前記数値制御装置(図示せず)による制御の下、前記主軸頭5がX軸−Y軸平面内で移動するとともに、テーブル7がZ軸方向に移動し、このように主軸頭5及びテーブル7が三次元空間内で相対的に移動することによって、テーブル7に装着されたパレットP上のワークWが主軸6に装着された工具Tによって加工される。
そして、加工時には、クーラント供給装置(図示せず)からパレットP上のワークW及び工具Tに向けてクーラントが供給され、このクーラントによって、ワークW及び工具Tが冷却される。尚、供給されたクーラントは、高速回転する工具Tなどと衝突することによってミスト化するが、加工領域はカバー体9及び仕切り板19によって閉塞されているので、これらカバー体9及び仕切り板19により、ミストが加工領域外に漏出するのが防止される。
そして、加工が終了すると、前記パレット交換装置15により、未加工のワークWが装着されたパレット載置台16上のパレットPと、加工完了後のワークWが装着されたテーブル7上のパレットPとが交換され、テーブル7上のパレットPに装着された未加工のワークWは、上記と同様にして、前記数値制御装置(図示せず)による制御の下で、加工が施される。
一方、段取りステーション10内には、パレット交換装置15によって、パレット載置台16上のパレットPと、テーブル7上のパレットPとを交換する際に、交換アーム18及び仕切り板19が回転することによって、加工領域内の空間と段取りステーション10の空間とが連通した状態となり、これにより、加工領域内のミストが段取りステーション10内に流入し、また、クーラントが付着した加工後のワークW及びパレットPがパレット載置台16上に移載されるが、このような状態にある段取りステーション10内は、以下に説明するミスト捕集装置30の動作によって、浄化される。そして、段取りステーション10内が浄化された後、オペレータにより、パレット載置台16上のパレットPに対して、ワークWの着脱等の作業が行われる。
以下、前記ミスト捕集装置30の動作態様について、図4〜図6に基づいて説明する。
[第1の動作態様]
前記ミスト捕集装置30の第1の動作態様を図4に示す。同図4に示すように、この第1の動作態様では、前記制御装置50により前記第1切換弁37を駆動して、吸気流路33を開く一方、外気流路32を閉じ、また、第2切換え弁40を駆動して、還流流路35を開く一方、排気流路34を閉じ、この状態で吸気ファン38を駆動する。
これにより、吸気ファン38によって、吸気口9a、吸気口33a及び吸気流路33を介して段取りステーション10内の空気が吸気され、吸気された空気はフィルタ39を通過し、その際、空気中に含まれるミストがフィルタ39によって捕集される。そして、フィルタ39を通過した空気は、還流流路35内を流通した後、還流口35a及び還流口9bを介して、還流ダクト41内に流入し、還流ダクト42,46、ついで還流ダクト43,47内を流通した後、ノズル体44,48の吐出ノズル群45,49からそれぞれパレット載置台16、パレットP及びワークWに向けて吐出される。そして、吐出ノズル群45,49から吐出される空気流(エアブロー)によって、パレットP及びワークWに付着された切屑やクーラントが吹き飛ばされ、当該パレットP及びワークWが浄化される。
斯くして、この第1の動作態様では、段取りステーション10内の空気がミスト捕集装置30との間で循環され、このような循環によって、パレットP及びワークWが浄化されるとともに、段取りステーション10内に存在する加工時に生じたミストや、エアブローによって生じたミストがフィルタ39によって捕集され、当該段取りステーション10内の空気が浄化される。そして、所定時間、ミスト捕集装置30を稼働して段取りステーション10内を浄化した後、上述の如く、オペレータにより、パレット載置台16上のパレットPに対して、ワークWの着脱等の作業が行われる。
[第2の動作態様]
次に、前記ミスト捕集装置30の第2の動作態様について、図5に基づいて説明する。同図5に示すように、この動作態様では、前記制御装置50により前記第1切換弁37を駆動して、吸気流路33を開く一方、外気流路32を閉じ、また、第2切換え弁40を駆動して、排気流路34を開く一方、還流流路35を閉じ、この状態で吸気ファン38を駆動する。
この第2の動作態様では、吸気ファン38によって、吸気口9a、吸気口33a及び吸気流路33を介して段取りステーション10内の空気が吸気され、吸気された空気はフィルタ39を通過し、その際に、空気中に含まれるミストがフィルタ39によって捕集される。そして、フィルタ39を通過することにより浄化された空気は、排気流路34を流通した後、排気口34aから外部に放出される。
この第2の動作態様では、段取りステーション10内のミストを効果的に捕集することができる。したがって、段取りステーション10内のミストの捕集のみを実行する際に効果的であり、例えば、第1の動作態様を実行した後、当該第2の動作態様を実行することで、段取りステーション10内の空気をより清浄な状態にすることができる。
[第3の動作態様]
次に、前記ミスト捕集装置30の第3の動作態様について、図6に基づいて説明する。同図6に示すように、この動作態様では、前記制御装置50により前記第1切換弁37を駆動して、外気流路32を開く一方、吸気流路33を閉じ、また、第2切換え弁40を駆動して、還流流路35を開く一方、排気流路34を閉じ、この状態で吸気ファン38を駆動する。
この第3の動作態様では、吸気ファン38によって、取込口32a及び外気流路32を介して外気が取り込まれ、取り込まれた外気はフィルタ39を通過し、ついで還流流路35内を流通した後、還流口35a及び還流口9bを介して、還流ダクト41内に流入し、還流ダクト42,46、ついで還流ダクト43,47内を流通した後、ノズル体44,48の吐出ノズル群45,49からそれぞれパレット載置台16、パレットP及びワークWに向けて吐出される。そして、吐出ノズル群45,49から吐出される空気流(エアブロー)によって、パレットP及びワークWに付着された切屑やクーラントが吹き飛ばされ、当該パレットP及びワークWが浄化される。
この第3の動作態様では、パレットP及びワークWに付着された切屑やクーラントを効果的に吹き飛ばして、当該パレットP及びワークWを浄化することができる。この第3の動作態様は、段取りステーション10内にクーラントやミストが存在しない場合、即ち、クーラントを用いない加工の場合に、パレットP及びワークWから切屑を吹き飛ばして浄化するのに効果的である。或いは、この第3の動作態様を実行して、パレットP及びワークWからクーラント及び切屑を取り除いた後、第2の動作態様を実行して、段取りステーション10内のミストを捕集して、当該段取りステーション10内の空気を浄化するといった態様を採ることができる。更には、第3の動作態様、第1の動作態様及び第2の動作態様を順次実行することもできる。
以上、本発明の具体的な実施の形態について説明したが、本発明が採り得る態様は、何ら上例のものに限定されるものではない。
例えば、ミスト捕集装置は、上例の構成に代えて、図7〜図9に示した構成を備えたものとすることができる。尚、この図7〜図9に示した例において、ミスト捕集装置30と同じ構成については、同じ符号を付している。
このミスト捕集装置60は、上例のミスト捕集装置30のダクト31に代えて、加工領域側に延設されたダクト61を備えるとともに、このダクト61の前記取込口32aと吸気口33aとの間の下面に吸気口63aを形成し、この吸気口63aを加工領域側の前記天井部のカバー体9に貫通形成した吸気口9cに接続した構成を備えている。また、ダクト61内には吸気切換機構としての第3切換え弁64が設けられており、この第3切換え弁64は矢示方向に回動して、前記外気流路32と吸気流路63とを択一的に開閉するように設けられている。また、この第3切換え弁64は前記制御装置50によってその動作が制御される。
このミスト捕集装置60は、例えば、図7〜図9に示すように動作する。図7に示した動作態様では、前記制御装置50により前記第1切換弁37を駆動して吸気流路33を閉じるとともに、第2切換え弁40を駆動して排気流路34を開く一方、還流流路35を閉じ、更に、第3切換え弁64を駆動して吸気流路63を開く一方、外気流路32を閉じる。そして、この状態で吸気ファン38を駆動する。
この動作態様では、吸気ファン38によって、吸気口9c、吸気口63a及び吸気流路63を介して加工領域内の空気が吸気され、吸気された空気はフィルタ39を通過し、その際に、空気中に含まれるミストがフィルタ39によって捕集される。そして、フィルタ39を通過することにより浄化された空気は、排気流路34を流通した後、排気口34aから外部に放出される。
この動作態様では、加工領域内のミストを効果的に捕集することができる。したがって、加工領域内のミストを捕集するミスト捕集装置を別に設ける必要が無く、装置コストの低減化を図ることができる。
また、図8に示した動作態様では、前記制御装置50により前記第1切換弁37を駆動して吸気流路33を閉じるとともに、第2切換え弁40を駆動して還流流路35を開く一方、排気流路34を閉じ、更に、第3切換え弁64を駆動して吸気流路63を開く一方、外気流路32を閉じる。そして、この状態で吸気ファン38を駆動する。
この動作態様では、吸気ファン38によって、吸気口9c、吸気口63a及び吸気流路63を介して加工領域内の空気が吸気され、吸気された空気はフィルタ39を通過し、その際に、空気中に含まれるミストがフィルタ39によって捕集される。そして、フィルタ39を通過することにより浄化された空気は、還流流路35内を流通した後、還流口35a及び還流口9bを介して、還流ダクト41内に流入し、還流ダクト42,46、ついで還流ダクト43,47内を流通した後、ノズル体44,48の吐出ノズル群45,49からそれぞれパレット載置台16、パレットP及びワークWに向けて吐出される。そして、吐出ノズル群45,49から吐出される空気流(エアブロー)によって、パレットP及びワークWに付着された切屑やクーラントが吹き飛ばされ、当該パレットP及びワークWが浄化される。
また、図9に示した動作態様では、前記制御装置50により前記第1切換弁37を駆動して吸気流路33を閉じるとともに、第2切換え弁40を駆動して還流流路35を開く一方、排気流路34を閉じ、更に、第3切換え弁64を駆動して外気流路32を開く一方、吸気流路63を閉じる。そして、この状態で吸気ファン38を駆動する。
この動作態様では、吸気ファン38によって、取込口32a及び外気流路32を介して外気が取り込まれ、取り込まれた外気はフィルタ39を通過し、ついで還流流路35内を流通した後、還流口35a及び還流口9bを介して、還流ダクト41内に流入し、還流ダクト42,46、ついで還流ダクト43,47内を流通した後、ノズル体44,48の吐出ノズル群45,49からそれぞれパレット載置台16、パレットP及びワークWに向けて吐出される。そして、吐出ノズル群45,49から吐出される空気流(エアブロー)によって、パレットP及びワークWに付着された切屑やクーラントが吹き飛ばされ、当該パレットP及びワークWが浄化される。
また、図10に示すように、上述したミスト捕集装置30のノズル体44,48に代えて、これよりも幅広のノズル体71,73を備えた構成のミスト捕集装置70としても良い。このノズル体71,73には、それぞれ複行複列に吐出ノズル群72,74が配設されており、この吐出ノズル群72,74から吐出される空気流によって、パレット載置台16、パレットP及びワークWを広範囲にエアブローすることができる。尚、当然のことながら、このような構成は、上述したミスト捕集装置60にも適用することができる。
また、吐出ノズル群45,49、72,74から空気を吐出させて、パレット載置台16、パレットP及びワークWをエアブローする態様では、その際に、適宜駆動手段により、パレットPを鉛直軸回りに回転させるようにしても良い。このようにすれば、パレットP及びワークWの全面を死角なくエアブローすることができる。
また、上例では、旋回式のパレット交換装置15を例示したが、これに限られるものでは無く、一般的にシャトル式と称されるパレット交換装置であっても良い。
また、上例では、工作機械として横型のマシニングセンタを例示したが、これに限られるものではなく、本発明に係る段取りステーションは、立型のマシニングセンタなど、他の工作機械に適用することができ、また、工作機械に限られず、パレットプール装置など工作機械以外の装置にも適用することができる。
繰り返しになるが、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
1 工作機械
2 ベッド
3 コラム
5 主軸頭
6 主軸
7 テーブル
9 カバー体
15 パレット交換装置
16 パレット載置台
17 回転台
18 交換アーム
19,20 仕切り板
30 ミスト捕集装置
31 ダクト
32 外気流路
33 給気流路
34 排気流路
35 還流流路
37 第1切換え弁
38 吸気ファン
39 フィルタ
40 第2切換え弁
41,42,43,46,47 還流ダクト
44,48 ノズル体
45,49 吐出ノズル群
50 制御装置
P パレット
W ワーク

Claims (6)

  1. ワークが装着されるパレットを保持するパレット保持機構、及び前記パレット保持機構の周囲の少なくとも一部を囲むように配設されたカバー体を備え、工作機械の加工領域に隣接して設けられた段取りステーションであって、
    前記パレット保持機構が配設され、且つ前記カバー体によって取り囲まれた段取り領域内の空気を吸気する吸気流路を有し、吸気した空気中のミストをミスト捕集部によって捕集するミスト捕集装置を備え、
    前記ミスト捕集装置は、その前記吸気流路が前記加工領域にも連通するように構成されて、前記段取り領域内及び加工領域内の双方の空気を吸気可能に構成されるとともに、前記段取り領域内の空気と加工領域内の空気とを択一的に吸気するための吸気切換機構を備え、更に、ミストを捕集した後の空気を外部に排気する排気流路を備えていることを特徴とする段取りステーション。
  2. ワークが装着されるパレットを保持するパレット保持機構、及び前記パレット保持機構の周囲の少なくとも一部を囲むように配設されたカバー体を備え、工作機械の加工領域に隣接して設けられた段取りステーションであって、
    前記パレット保持機構が配設され、且つ前記カバー体によって取り囲まれた段取り領域内の空気を吸気する吸気流路を有し、吸気した空気中のミストをミスト捕集部によって捕集するミスト捕集装置を備え、
    前記ミスト捕集装置は、その前記吸気流路が前記加工領域にも連通するように構成されて、前記段取り領域内及び加工領域内の双方の空気を吸気可能に構成されるとともに、前記段取り領域内の空気と加工領域内の空気とを択一的に吸気するための吸気切換機構を備え、更に、ミストを捕集した後の空気を前記段取り領域内に還流する還流流路を備えていることを特徴とする段取りステーション。
  3. ワークが装着されるパレットを保持するパレット保持機構、及び前記パレット保持機構の周囲の少なくとも一部を囲むように配設されたカバー体を備え、工作機械の加工領域に隣接して設けられた段取りステーションであって、
    前記パレット保持機構が配設され、且つ前記カバー体によって取り囲まれた段取り領域内の空気を吸気する吸気流路を有し、吸気した空気中のミストをミスト捕集部によって捕集するミスト捕集装置を備え、
    前記ミスト捕集装置は、その前記吸気流路が前記加工領域にも連通するように構成されて、前記段取り領域内及び加工領域内の双方の空気を吸気可能に構成されるとともに、前記段取り領域内の空気と加工領域内の空気とを択一的に吸気するための吸気切換機構を備え、更に、ミスト捕集後の空気を外部に排気する排気流路と、段取り領域内に還流させる還流流路とを備えるとともに、ミスト捕集後の空気を前記排気流路と還流流路とに択一的に流通させる排気切換機構を備えていることを特徴とする段取りステーション。
  4. 前記段取り領域内に向けて空気を吐出する一又は複数の吐出ノズルを備え、前記還流流路は前記吐出ノズルに接続されていることを特徴とする請求項2又は3記載の段取りステーション。
  5. 前記吐出ノズルは、前記パレット保持機構に保持されたパレット上のワークに向けて空気を吐出するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の段取りステーション。
  6. 前記ミスト捕集装置は、更に、外気を取り入れる外気流路を備え、前記吸気切換機構は、更に、前記吸気流路と前記外気流路とを択一的に切り換えて前記ミスト捕集部に接続させるように構成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の段取りステーション。
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