JP6892543B1 - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さいエネルギー消費で、加工エリア内に発生したミストまたはヒュームを効率的に回収することが可能な工作機械および加工機械、を提供する。【解決手段】工作機械100は、加工エリア120を区画形成するカバー体21と、加工エリア120内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置71と、送風ファン53を含み、加工エリア120内において気流を発生させる送風装置51と、ミストコレクタ用ファン43を含み、加工エリア120からの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタ31と、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出される場合に、加工エリア120内において気流を発生させ、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア120内における気流の発生を停止するように、送風装置51を制御する送風制御部91とを備える。【選択図】図2

Description

この発明は、工作機械および加工機械に関する。
たとえば、国際公開第2017/038071号(特許文献1)には、加工室と、ミストコレクタとを備える工作機械が開示されている。ミストコレクタでオイルミストが除去された清浄空気を加工室内に供給し、その清浄空気を治具またはテーブルに吹き付けることによって、治具またはテーブルに付着した切屑を除去する。
国際公開第2017/038071号
工作機械においてクーラントを用いてワークの加工を行なうと、加工熱により温められたクーラントがミスト状(霧状)になる。このようなミストが工作機械の機外に排出されると、工場内を汚損する原因となるため、加工エリア内で生じたミストを効率的に回収することが求められる。一方、工作機械のランニングコストを低減するために、ミストの回収は、より小さいエネルギー消費で実施されることが求められる。
また、ワークの付加加工(AM(Additive manufacturing)加工)またはレーザ加工などのレーザ光を用いたワーク加工においては、加工エリア内に、金属の加熱によって生じる粉塵であるヒュームが発生する。このヒュームもまた工場内を汚染する原因となるため、ヒュームの効率的な回収が求められる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、小さいエネルギー消費で、加工エリア内に発生したミストを効率的に回収することが可能な工作機械と、小さいエネルギー消費で、加工エリア内に発生したヒュームを効率的に回収することが可能な加工機械とを提供することである。
この発明の1つの局面に従った工作機械は、加工エリアを区画形成するカバー体と、加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、第1ファンを含み、第1ファンの駆動によって、加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、第2ファンを含み、第2ファンの駆動によって、加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する制御部とを備える。カバー体は、天井部を含む。送風装置は、天井部に設けられる。
この発明の別の局面に従った工作機械は、加工エリアを区画形成するカバー体と、加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、第1ファンを含み、第1ファンの駆動によって、加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、第2ファンを含み、第2ファンの駆動によって、加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する制御部とを備える。制御部は、クーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が第1流量である場合に、送風装置による送風量が第2流量となり、クーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が第1流量よりも大きい第3流量である場合に、送風装置による送風量が第2流量よりも大きい第4流量となるように、送風装置を制御する。
この発明のさらに別の局面に従った工作機械は、加工エリアを区画形成するカバー体と、加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、第1ファンを含み、第1ファンの駆動によって、加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、第2ファンを含み、第2ファンの駆動によって、加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する制御部と、工具を回転させるための工具主軸とを備える。クーラント吐出装置は、工具主軸に設けられる主軸クーラント吐出装置である。工作機械は、主軸クーラント吐出装置よりも上方に設けられる天井クーラント吐出装置と、主軸クーラント吐出装置よりも下方に設けられるベースクーラント吐出装置とをさらに備える。制御部は、主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、天井クーラント吐出装置およびベースクーラント吐出装置の少なくともいずれか一方からクーラントが吐出される場合であっても、主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合には、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する。
この発明のさらに別の局面に従った工作機械は、加工エリアを区画形成するカバー体と、加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、第1ファンを含み、第1ファンの駆動によって、加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、第2ファンを含み、第2ファンの駆動によって、加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する制御部とを備える。
このように構成された工作機械によれば、送風装置により加工エリア内において気流を発生させ、ミストを含む気流を加工エリア内の構造物と衝突させることによって、ミストの液化を促進させることができる。この際、ミストが発生するタイミングであるクーラント吐出装置からのクーラントの吐出時には、第1ファンを駆動させ、ミストが発生しないタイミングであるクーラント吐出装置からのクーラントの非吐出時には、第1ファンを停止させるため、小さいエネルギー消費で、効率的にミストを回収することができる。
また好ましくは、第1ファンは、加工エリア内に配置される。
このように構成された工作機械によれば、第1ファンがミストが発生する加工エリア内に配置されるため、より効率的にミストを含む気流を発生させることができる。
また好ましくは、送風装置は、加工エリア内で空気が循環するように設けられる。また好ましくは、送風装置は、加工エリア内の空気を加工エリアの外部に送出するように設けられる。また好ましくは、送風装置は、加工エリアの外部の空気を加工エリア内に送出するように設けられる。
このように構成された工作機械によれば、送風装置による各種の送風によって、加工エリア内にミストを含む気流を発生させることができる。
また好ましくは、カバー体は、天井部を含む。送風装置は、天井部に設けられる。
このように構成された工作機械によれば、ミストは、加工エリア内において高く舞うため、送風装置を天井部に設けることによって、より効率的にミストを含む気流を発生させることができる。
また好ましくは、制御部は、クーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が第1流量である場合に、送風装置による送風量が第2流量となり、クーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が第1流量よりも大きい第3流量である場合に、送風装置による送風量が第2流量よりも大きい第4流量となるように、送風装置を制御する。
このように構成された工作機械によれば、少量のミストが発生するタイミングであるクーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が相対的に小さい第1流量である場合に、送風装置による送風量を相対的に大きい第2流量とし、多量のミストが発生するタイミングであるクーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が相対的に大きい第3流量である場合に、送風装置による送風量を相対的に大きい第4流量とすることによって、さらに小さいエネルギー消費で、効率的にミストを回収することができる。
また好ましくは、工作機械は、工具を回転させるための工具主軸をさらに備える。クーラント吐出装置は、工具主軸に設けられる主軸クーラント吐出装置である。工作機械は、主軸クーラント吐出装置よりも上方に設けられる天井クーラント吐出装置と、主軸クーラント吐出装置よりも下方に設けられるベースクーラント吐出装置とをさらに備える。制御部は、主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、天井クーラント吐出装置およびベースクーラント吐出装置の少なくともいずれか一方からクーラントが吐出される場合であっても、主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合には、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する。
このように構成された工作機械によれば、多量のミストが発生するタイミングである主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、第1ファンを駆動させ、ミストの発生が比較的抑えられるタイミングである天井クーラント吐出装置およびベースクーラント吐出装置の少なくともいずれか一方からクーラントが吐出される場合に、第1ファンを停止させることによって、さらに小さいエネルギー消費で、効率的にミストを回収することができる。
この発明に従った加工機械は、加工エリアを区画形成するカバー体と、加工エリア内に設けられ、ワークに向けてレーザ光を出射するためのレーザ光出射装置と、第1ファンを含み、第1ファンの駆動によって、加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、第2ファンを含み、第2ファンの駆動によって、加工エリアからの空気に含まれるヒュームを捕集するヒュームコレクタと、レーザ光出射装置からワークに向けてレーザ光が出射される場合に、加工エリア内において気流を発生させ、レーザ光出射装置からワークに向けてレーザ光が出射されない場合に、加工エリア内における気流の発生を停止するように、送風装置を制御する制御部とを備える。
このように構成された加工機械によれば、送風装置により加工エリア内にヒュームを含む気流を発生させることによって、ヒュームを含む空気をより効率的にヒュームコレクタに導入することができる。この際、ヒュームが発生するタイミングであるレーザ光出射装置からのレーザ光の出射時には、第1ファンを駆動させ、ヒュームが発生しないタイミングであるレーザ光出射装置からのレーザ光の非出射時には、第1ファンを停止させるため、小さいエネルギー消費で、効率的にヒュームを回収することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、小さいエネルギー消費で、加工エリア内に発生したミストを効率的に回収することが可能な工作機械と、小さいエネルギー消費で、加工エリア内に発生したヒュームを効率的に回収することが可能な加工機械とを提供することができる。
この発明の実施の形態1における工作機械を示す斜視図である。 図1中の工作機械を模式的に示す断面図である。 図2中の送風装置における送風ファンを駆動させるための制御系を示すブロック図である。 図2中の工作機械において、ワーク加工に伴うクーラント吐出と、送風装置による気流の発生との関係の一例を示す表である。 図4中のワーク加工に伴うクーラント吐出と、送風装置による気流の発生との関係の変形例を示す表である。 この発明の実施の形態2における工作機械を模式的に示す断面図である。 図6中の工作機械において、ワーク加工に伴うクーラント吐出と、送風装置による気流の発生との関係の一例を示す表である。 この発明の実施の形態3における工作機械を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態4における加工機械を模式的に示す断面図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における工作機械を示す斜視図である。図2は、図1中の工作機械を模式的に示す断面図である。
図1および図2を参照して、工作機械100は、ワークに回転する工具を接触させることによって、ワーク加工を行なうマシニングセンタであり、より特定的には、工具の回転中心軸が水平方向に延びる横形マシニングセンタである。工作機械100は、コンピュータによる数値制御によって、ワーク加工のための各種動作が自動化されたNC(Numerically Control)工作機械である。
図中には、水平方向に平行で、かつ、工具の回転中心軸に平行なZ軸と、水平方向に平行で、かつ、工具の回転中心軸に直交するX軸と、鉛直方向に平行なY軸とが示されている。
工作機械100は、カバー体21を有する。カバー体21は、加工エリア120を区画形成するとともに、工作機械100の外観をなしている。加工エリア120は、ワークの加工が行なわれる空間であり、ワーク加工に伴う切屑または切削油等の異物が加工エリア120の外部に漏出しないように密閉されている。
カバー体21は、第1サイドカバー23と、第2サイドカバー24と、天井カバー22(天井部)と、扉部25とを有する。
第1サイドカバー23および第2サイドカバー24は、X軸方向において、互いに対向して配置されている。第2サイドカバー24を挟んで加工エリア120の反対側には、工具を格納するためのマガジン(不図示)が設けられている。天井カバー22は、工作機械100の天井に配置されている。天井カバー22は、加工エリア120の上方に配置されている。
第1サイドカバー23には、開口部26が設けられている。開口部26は、加工エリア120を外部空間に開放している。扉部25は、開口部26に設けられている。扉部25は、開口部26を開状態とする開位置と、開口部26を閉状態とする閉位置(図1中に示される扉部25の位置)との間において、Z軸方向にスライド動作可能である。
工作機械100は、操作部28をさらに有する。操作部28は、加工エリア120の外部に設けられている。操作部28は、第1サイドカバー23に取り付けられている。操作部28は、開口部26と隣接して設けられている。操作部28は、作業者が工作機械100を操作する際に用いる各種のボタンおよびスイッチ、ならびに、工作機械100におけるワークの加工状態等を示す表示部などを含む。
工作機械100は、ベッド14と、工具主軸12と、テーブル16とをさらに有する。工具主軸12およびテーブル16は、加工エリア120に配置されている。
ベッド14は、工具主軸12およびテーブル16等を支持するためのベース部材であり、工場などの床面に設置されている。ベッド14は、鋳物から構成されている。
工具主軸12は、ドリル、リーマーまたはフライス等の工具を、Z軸に平行な回転中心軸110を中心に回転させる。工具主軸12には、工具を着脱可能に保持するためのクランプ機構が内蔵されている。工具主軸12は、図示しないコラム等によりベッド14上に支持されている。工具主軸12は、コラム等に設けられた各種の送り機構、案内機構またはサーボモータなどにより、X軸方向およびY軸方向に移動可能に設けられている。
テーブル16は、ワークを固定するための装置である。テーブル16は、ベッド14等に設けられた各種の送り機構、案内機構またはサーボモータなどにより、Z軸方向に移動可能に設けられている。
工作機械100は、クーラントタンク61と、クーラントポンプ63と、クーラントバルブ66と、クーラント吐出装置71とをさらに有する。
クーラントタンク61は、クーラントを貯留可能なタンク形状を有する。クーラントタンク61は、加工エリア120内からクーラントを回収可能なように構成されている。クーラントタンク61には、クーラントが貯留されている。クーラントタンク61は、工場などの床面に設置されている。クーラントタンク61は、ベッド14に対して併設されている。
クーラントポンプ63は、クーラントタンク61に設けられている。クーラントポンプ63は、その駆動に伴って、クーラントタンク61に貯留されたクーラントを加工エリア120に向けて圧送する。
クーラント吐出装置71は、加工エリア120に配置されている。クーラント吐出装置71は、クーラントを吐出可能なように構成されている。クーラント吐出装置71は、たとえば、円筒状のノズル、または、クーラントの吐出口が設けられたブロック体等からなる。クーラント吐出装置71は、加工エリア120において、クーラントポンプ63から圧送されるクーラントを吐出する。
クーラント吐出装置71は、主軸クーラント吐出装置71Sと、天井クーラント吐出装置71Cと、ベースクーラント吐出装置71Bとを有する。
主軸クーラント吐出装置71Sは、工具主軸12に設けられている。主軸クーラント吐出装置71Sは、工具主軸12のハウジングを通じて主軸端面からクーラントを吐出するサイドスルー仕様であってもよいし、工具主軸12の主軸中心を通じて工具主軸12に保持された工具の刃先からクーラントを吐出するセンタースルー仕様であってもよい。主軸クーラント吐出装置71Sは、主に、ワークの加工点にクーラントを供給することにより、ワークの加工点の発熱を抑えたり、ワークおよび工具の間を潤滑したりすることを目的としている。
天井クーラント吐出装置71Cは、主軸クーラント吐出装置71Sよりも上方に設けられている。天井クーラント吐出装置71Cは、天井カバー22に取り付けられている。天井クーラント吐出装置71Cは、主に、天井カバー22から加工エリア120の全体にクーラントを供給することにより、ワーク加工に伴って生じた切屑を加工エリア120内から排出することを目的としている。
ベースクーラント吐出装置71Bは、主軸クーラント吐出装置71Sよりも下方に設けられている。ベースクーラント吐出装置71Bは、ベッド14に取り付けられている。ベースクーラント吐出装置71Bは、主に、ベッド14の壁面にクーラントを供給することにより、ワーク加工に伴って生じた切屑を加工エリア120内から排出することを目的としている。
クーラントバルブ66は、クーラントポンプ63およびクーラント吐出装置71の間で延びるクーラントの流路上に設けられている。クーラントバルブ66は、クーラントポンプ63からクーラント吐出装置71(主軸クーラント吐出装置71S,天井クーラント吐出装置71C,ベースクーラント吐出装置71B)に向けて圧送されるクーラント流れを制御する制御弁である。
なお、図2中では、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bに対応して、1つのクーラントポンプ63が用いられているが、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bの各吐出装置にクーラントポンプが設けられてもよい。
工作機械100は、ミストコレクタ31をさらに有する。ミストコレクタ31は、カバー体21に接続されている。
加工エリア120内において、クーラントを用いてワークの加工を行なうと、加工熱により温められたクーラントがミスト状(霧状)となったオイルミストが発生する。ミストコレクタ31には、加工エリア120からオイルミストが導かれる。ミストコレクタ31は、空気中に含まれるオイルミストを回収し、清浄な空気を排出する装置である。
ミストコレクタ31は、ケース体36を有する。ケース体36は、ミストコレクタ31の外観をなす筐体からなる。ケース体36は、全体として、仮想上の中心軸101を中心とする円筒形状を有する。
ケース体36には、吸気口34と、排気口37とが設けられている。吸気口34および排気口37は、中心軸101の軸方向において互いに離れて設けられている。吸気口34は、中心軸101の軸方向におけるケース体36の一方端において、中心軸101の軸方向を向いて開口している。ケース体36は、吸気口34が開口する位置で縮径する先細り形状を有する。排気口37は、中心軸101の軸方向におけるケース体36の他方端において、中心軸101の半径方向外側を向いて開口している。
ミストコレクタ31は、ダクト32を介してカバー体21に接続されている。ケース体36内の空間は、ダクト32を通じて加工エリア120と連通している。ダクト32の一方端は、吸気口34に接続され、ダクト32の他方端は、天井カバー22に接続されている。なお、ダクト32が接続されるカバー体21の位置は、特に限定されない。
ミストコレクタ31は、天井カバー22上に設置されている。ミストコレクタ31は、支持脚33によって、天井カバー22上に支持されている。ミストコレクタ31は、中心軸101が上下方向に延びる姿勢に支持されている。ミストコレクタ31は、吸気口34が下方を向いて開口し、排気口37が吸気口34よりも上方に配置される姿勢に支持されている。
ミストコレクタ31は、フィルタ44をさらに有する。フィルタ44は、ケース体36に収容されている。フィルタ44は、オイルミストを捕集可能なように構成されている。フィルタ44は、微細な孔が並ぶ網目状のメッシュ体からなる。
ミストコレクタ31は、モータ42と、ミストコレクタ用ファン43(第2ファン)とを有する。モータ42およびミストコレクタ用ファン43は、ケース体36に収容されている。モータ42の出力軸は、ミストコレクタ用ファン43およびフィルタ44に接続されている。
モータ42の駆動時、モータ42の出力軸から出力された回転が、ミストコレクタ用ファン43およびフィルタ44に伝達される。ミストコレクタ用ファン43が回転することにより、ケース体36内には、吸気口34から排気口37に向かう空気流れが形成される。
加工エリア120内で発生したオイルミストを含む空気は、ミストコレクタ用ファン43の回転に伴って、ダクト32を通ってミストコレクタ31に導かれる。空気は、吸気口34を通じてケース体36内に吸引される。空気は、ケース体36内において、回転するフィルタ44を通過する。このとき、空気がフィルタ44の網目を通過する一方で、空気中に含まれるオイルミストは、高速回転するフィルタ44と衝突することによって、フィルタ44の網目を通過することができない。これにより、フィルタ44を通過した空気と、フィルタ44により遮断され、液化されたオイルミストとが分離される。
分離されたオイルミストは、図示しないドレンを通り、工作機械100の加工エリア120内またはクーラントタンク61に回収される。オイルミストが分離された清浄な空気は、排気口37を通じて外部空間に排出される。
なお、ミストコレクタ31の設置場所は、工作機械100が設置される工場等の床面上であってもよい。また、本実施の形態では、ミストコレクタ31が、ケース体36の軸方向が上下方向となる縦置きタイプであるが、ケース体36の軸方向が水平方向となる横置きタイプであってもよい。
また、本発明におけるミストコレクタにおいてオイルミストを回収する方式は、特に限定されない。ミストコレクタで用いられるフィルタは、定期的に交換されるフィルタであってもよいし、オイルミストの回収方式が、遠心分離方式であってもよい。
工作機械100は、送風装置51をさらに有する。送風装置51は、送風ファン53(第1ファン)を有する。送風装置51は、送風ファン53の駆動によって、加工エリア120内に気流を発生させる。送風装置51は、加工エリア120内にオイルミストを含む気流を発生させる。
送風装置51は、ファンケース54と、モータ52とをさらに有する。ファンケース54は、送風ファン53を収容する筐体からなる。モータ52の出力軸は、送風ファン53に接続されている。モータ52の駆動時、モータ52の出力軸から出力された回転が送風ファン53に伝達されることによって、送風ファン53が回転する。ファンケース54には、送風ファン53の回転に伴って空気を送出するための送風口55が設けられている。送風口55から空気が送出されることによって、加工エリア120内にオイルミストを含む気流が発生する。
送風装置51は、加工エリア120内に配置されている。送風装置51は、加工エリア120内で空気が循環するように設けられている。
送風装置51は、X軸方向において、第1サイドカバー23と隣り合った位置に設けられている。送風装置51は、送風口55が水平方向(−X軸方向)を向いて開口するように設けられている。送風口55から送出された空気は、水平方向(−X軸方向)に流れる。送風口55から送出された空気は、図2中の矢印210に示されるように、第1サイドカバー23から第2サイドカバー24に向けて流れる。送風口55から送出された空気は、第2サイドカバー24に衝突する。
なお、送風口55から送出された空気は、X軸方向における第1サイドカバー23および第2サイドカバー24の間において、テーブル16、テーブル16に保持されたパレット17、パレット17に取り付けられたイケール、または、工具主軸12等に衝突してもよい。
このような構成によれば、送風装置51の送風口55からの送風によって、加工エリア120内にオイルミストを含む気流を発生させ、その気流を加工エリア120内の第2サイドカバー24等の構造物に衝突させる。これにより、気流に含まれるオイルミストの液化が促進されるため、オイルミストを効率的に回収することができる。
図3は、図2中の送風装置における送風ファンを駆動させるための制御系を示すブロック図である。図1から図3を参照して、工作機械100は、制御装置81をさらに有する。
制御装置81は、工作機械100を制御する。制御装置81は、工作機械100に備え付けられ、工作機械100における各種動作を制御するための制御盤である。
制御装置81は、プログラム記憶部82と、プログラム実行部83と、工具主軸制御部84と、テーブル制御部85と、クーラント制御部86とを有する。
プログラム記憶部82には、工作機械100の作業者によって作成されたワーク加工のための実行プログラム(数値制御プログラム)が記憶されている。プログラム記憶部82は、一例として、フラッシュメモリである。
プログラム実行部83は、プログラム記憶部82に記憶された実行プログラムを実行する。より具体的には、プログラム実行部83は、実行プログラムの命令を読み取って、工具主軸制御部84、テーブル制御部85およびクーラント制御部86の各々に制御信号を出力する。工具主軸制御部84は、プログラム実行部83からの制御信号に従って、工具主軸12を回転させるための工具主軸モータ87、および、工具主軸12をX軸方向およびY軸方向に移動させるための工具主軸送りモータ88を制御する。テーブル制御部85は、プログラム実行部83からの制御信号に従って、テーブル16をZ軸方向に移動させるためのテーブル送りモータ89を制御する。クーラント制御部86は、プログラム実行部83からの制御信号に従って、クーラント吐出装置71(主軸クーラント吐出装置71S,天井クーラント吐出装置71C,ベースクーラント吐出装置71B)に向けて圧送されるクーラント流れを制御するためのクーラントバルブ66を制御する。
制御装置81は、送風制御部91をさらに有する。送風制御部91は、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出される場合に、加工エリア120内において気流を発生させ、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア120内における気流の発生を停止するように、送風装置51を制御する。
より具体的には、送風制御部91は、プログラム実行部83において実行される実行プログラムを参照することによって、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されているか否かを判断する。送風制御部91は、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されていると判断した場合に、送風ファン53を回転させるためのモータ52を駆動させる。送風制御部91は、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されていないと判断した場合に、送風ファン53を回転させるためのモータ52の駆動を停止させる。
図4は、図2中の工作機械において、ワーク加工に伴うクーラント吐出と、送風装置による気流の発生との関係の一例を示す表である。図4中では、ドリルを用いてワークの孔開け加工を行なう場合が想定されている。
図4を参照して、まず、図示しない自動工具交換装置(ATC:Automatic Tool Changer)によって、ワークの孔開け加工に用いるドリルを工具主軸12に保持する(S100)。本ステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオフとする。この場合に、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されないため、送風装置51による気流の発生をオフとする。
次に、工具主軸12に保持された工具を回転させる(S101)。次に、工具主軸12および/またはテーブル16を早送りすることによって、工具主軸12に保持された工具と、テーブル16に保持されたワークとを接近させる(S102)。これらのステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラント吐出をオフとし、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されるため、送風装置51による気流の発生をオンとする。
次に、テーブル16をZ軸方向に切削送りすることによって、ワークの孔開け加工を行なう(S103)。本ステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されるため、送風装置51による気流の発生をオンとする。
次に、工具主軸12および/またはテーブル16を早送りすることによって、工具主軸12に保持された工具と、テーブル16に保持されたワークとを離間させる(S104)。本ステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラント吐出をオフとし、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されるため、送風装置51による気流の発生をオンとする。
次に、工具主軸12に保持された工具の回転を停止させる(S105)。次に、自動工具交換装置により、次工程で用いられる工具を工具主軸12に保持する(S106)。これらのステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオフとする。この場合に、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されないため、送風装置51による気流の発生をオフとする。
このような構成によれば、オイルミストが発生するタイミングであるクーラント吐出装置71からのクーラントの吐出時には、送風ファン53を回転させるためのモータ52を駆動させ、オイルミストが発生しないタイミングであるクーラント吐出装置71からのクーラントの非吐出時には、送風ファン53を回転させるためのモータ52を停止させるため、小さいエネルギー消費で、効率的にオイルミストを回収することができる。
図5は、図4中のワーク加工に伴うクーラント吐出と、送風装置による気流の発生との関係の変形例を示す表である。
図3および図5を参照して、本変形例では、送風制御部91が、クーラント吐出装置71からのクーラントの吐出量が第1流量である場合に、送風装置51による送風量が第2流量となり、クーラント吐出装置71からのクーラントの吐出量が第1流量よりも大きい第3流量である場合に、送風装置51による送風量が第2流量よりも大きい第4流量となるように、送風装置51を制御する。
より具体的には、S101、S102およびS104のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラント吐出をオフとし、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71からのクーラントの吐出量は、相対的に小さい第1流量となる。送風制御部91が、モータ52からの出力回転数が小さくなるようにモータ52を制御することによって、送風装置51による送風量が相対的に小さい第2流量となる。
S103のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置71Cおよびベースクーラント吐出装置71Bからのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71からのクーラントの吐出量は、相対的に大きい第3流量となる。送風制御部91が、モータ52からの出力回転数が大きくなるようにモータ52を制御することによって、送風装置51による送風量が相対的に大きい第4流量となる。
主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラントの吐出量が大きい時には、多量のオイルミストが発生する一方、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラントの吐出量が小さい時には、少量のオイルミストしか発生しない。このため、このような少量のオイルミストしか発生しないタイミングでモータ52からの出力回転数を小さくすることによって、さらに小さいエネルギー消費で、効率的にオイルミストを回収することができる。
以上に説明した、この発明の実施の形態1における工作機械100の構造についてまとめると、本実施の形態における工作機械100は、加工エリア120を区画形成するカバー体21と、加工エリア120内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置71と、第1ファンとしての送風ファン53を含み、送風ファン53の駆動によって、加工エリア120内において気流を発生させる送風装置51と、第2ファンとしてのミストコレクタ用ファン43を含み、ミストコレクタ用ファン43の駆動によって、加工エリア120からの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタ31と、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出される場合に、加工エリア120内において気流を発生させ、クーラント吐出装置71からクーラントが吐出されない場合に、加工エリア120内における気流の発生を停止するように、送風装置51を制御する制御部としての送風制御部91とを備える。
このように構成された、この発明の実施の形態1における工作機械100によれば、小さいエネルギー消費で、効率的にオイルミストを回収することができる。
なお、本発明における工作機械は、横形マシニングセンタに限られず、たとえば、旋盤、立形マシニングセンタ、旋削機能と、ミーリング機能とを有する複合加工機にも適用可能である。
(実施の形態2)
図6は、この発明の実施の形態2における工作機械を模式的に示す断面図である。図6は、実施の形態1における図2に対応している。本実施の形態における工作機械は、実施の形態1における工作機械100と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図3および図6を参照して、クーラント吐出装置71は、主軸クーラント吐出装置71Sからなる。本実施の形態における工作機械200は、天井クーラント吐出装置76と、ベースクーラント吐出装置77とをさらに有する。すなわち、本実施の形態では、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77のうちの主軸クーラント吐出装置71Sのみが、クーラント吐出装置71に対応している。
送風制御部91は、主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出される場合に、加工エリア120内において気流を発生させ、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77の少なくともいずれか一方からクーラントが吐出される場合であっても、主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出されない場合には、加工エリア120内における気流の発生を停止するように、送風装置51を制御する。
図7は、図6中の工作機械において、ワーク加工に伴うクーラント吐出と、送風装置による気流の発生との関係の一例を示す表である。図7は、実施の形態1における図4に対応している。
図6および図7を参照して、まず、S100のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77からのクーラント吐出をオフとする。この場合に、クーラント吐出装置71に対応する主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出されないため、送風装置51による気流の発生をオフとする。
次に、S101およびS102のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラント吐出をオフとし、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77からのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71に対応する主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出されないため、送風装置51による気流の発生をオフとする。
次に、S103のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77からのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71に対応する主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出されるため、送風装置51による気流の発生をオンとする。
次に、S104のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラント吐出をオフとし、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77からのクーラント吐出をオンとする。この場合に、クーラント吐出装置71に対応する主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出されないため、送風装置51による気流の発生をオフとする。
次に、S105およびS106のステップにおいては、主軸クーラント吐出装置71S、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77からのクーラント吐出をオフとする。この場合に、クーラント吐出装置71に対応する主軸クーラント吐出装置71Sからクーラントが吐出されないため、送風装置51による気流の発生をオフとする。
主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラントの吐出時には、多量のオイルミストが発生する一方、主軸クーラント吐出装置71Sからのクーラントの非吐出時であって、天井クーラント吐出装置76およびベースクーラント吐出装置77の少なくともいずれか一方からのクーラントの吐出時には、オイルミストの発生が比較的抑えられる。このため、このようなオイルミストの発生が比較的抑えられるタイミングに、送風ファン53を回転させるためのモータ52を停止させることによって、さらに小さいエネルギー消費で、効率的にオイルミストを回収することができる。
このように構成された、この発明の実施の形態2における工作機械200によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
(実施の形態3)
図8は、この発明の実施の形態3における工作機械を模式的に示す断面図である。図8は、実施の形態1における図2に対応している。本実施の形態における工作機械は、実施の形態1における工作機械100と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図8を参照して、本実施の形態における工作機械300では、送風装置51が、天井カバー22に設けられている。
送風装置51は、加工エリア120の外部の空気を加工エリア120内に送出するように設けられている。送風装置51は、送風口55が下方向(−Y軸方向)を向いて開口するように設けられている。送風口55から送出された空気は、下方向(−Y軸方向)に流れる。送風口55から送出された空気は、図8中の矢印220に示されるように、天井カバー22からベッド14に向けて流れる。送風口55から送出された空気は、ベッド14に衝突する。
なお、送風口55から送出された空気は、工具主軸12に衝突してもよいし、テーブル16、テーブル16に保持されたパレット17、または、パレット17に取り付けられたイケール等に衝突してもよい。
送風装置51は、加工エリア120内の空気を加工エリア120の外部に送出するように設けられてもよい。この場合、ファンケース54内に、加工エリア120の外部に送出される空気に含まれるオイルミストを捕集するためのフィルタが設けられる。図8中の矢印230に示されるように、ベッド14から天井カバー22に向けて流れる気流が発生する。
このような構成によれば、実施の形態1と同様に、オイルミストを含む気流を加工エリア120内の構造物(送風装置51が加工エリア120内の空気を加工エリア120の外部に送出するように設けられる場合には、送風ファン53を含む)と衝突させることによって、オイルミストの液化を促進させることができる。また、オイルミストは、加工エリア120内において高く舞う。このため、送風装置51を天井カバー22に設けることによって、より効率的にオイルミストを含む気流を発生させることが可能となり、その結果、さらに多量のオイルミストを液化させることができる。
このように構成された、この発明の実施の形態3における工作機械300によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
(実施の形態4)
図9は、この発明の実施の形態4における加工機械を模式的に示す断面図である。図9は、実施の形態1における図2に対応している。本実施の形態における加工機械と、実施の形態1における工作機械100とを比較した場合に重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図9を参照して、本実施の形態における加工機械400は、ワークの付加加工(AM(Additive manufacturing)加工)と、ワークの除去加工(SM(Subtractive manufacturing)加工)とが可能なAM/SMハイブリッド加工機である。
図中には、水平方向に平行で、かつ、ワークの回転中心軸に平行なZ軸と、水平方向に平行で、かつ、ワークの回転中心軸に直交するY軸と、鉛直方向に平行なX軸とが示されている。
加工機械400は、加工エリア310を区画形成するカバー体321を有する。加工エリア310は、ワークの除去加工および付加加工が行なわれる空間であり、これらのワーク加工に伴う切屑、切削油またはヒューム等の異物が加工エリア120の外部に漏出しないように密閉されている。
加工機械400は、ワーク主軸350と、工具主軸330と、付加加工用ヘッド340(レーザ光出射装置)とをさらに有する。ワーク主軸350、工具主軸330および付加加工用ヘッド340は、加工エリア310内に設けられている。
ワーク主軸350は、固定工具を用いた旋削加工時にワークを回転させたり、回転工具を用いたミーリング加工時または除去加工時にワークを保持したりする。ワーク主軸350は、Z軸に平行な回転中心軸160を中心に回転可能に設けられている。ワーク主軸350には、ワークを着脱可能に保持するためのチャック機構が設けられている。
工具主軸330は、回転工具を用いたミーリング加工時に回転工具を回転させる。工具主軸330は、X軸−Z軸平面に平行な回転中心軸130を中心に回転可能に設けられている。工具主軸330には、回転工具を着脱可能に保持するためのクランプ機構が設けられている。
工具主軸330は、図示しないコラム等によりベッド上に支持されている。工具主軸330は、コラム等に設けられた各種の送り機構、案内機構およびサーボモータなどにより、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向に移動可能に設けられている。工具主軸330は、さらに、Y軸に平行な旋回中心軸140を中心に旋回可能に設けられている(B軸旋回)。
付加加工用ヘッド340は、ワークに対して材料粉末を供給するとともにレーザ光を照射することにより付加加工を行なう(指向性エネルギー堆積法(Directed Energy Deposition))。材料粉末としては、たとえば、ステンレス、コバルト基合金、ニッケル基合金もしくはチタン等の金属粉末を利用することができる。
付加加工用ヘッド340は、工具主軸330に対して着脱可能に設けられている。付加加工時、付加加工用ヘッド340は、工具主軸330に装着される。工具主軸330が、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向に移動することによって、付加加工用ヘッド340による付加加工の加工位置が3次元的に変位する。さらに、工具主軸330が、旋回中心軸140を中心に旋回することによって、付加加工用ヘッド340も工具主軸330と一体となって旋回中心軸140を中心に旋回する。これにより、付加加工用ヘッド340による付加加工の向き(ワークに対するレーザ光の照射方向)を自在に変化させることができる。
除去加工時、付加加工用ヘッド340は、工具主軸330から分離され、図示しないヘッドストッカに格納される。
加工機械400は、パウダーフィーダ361と、レーザ発振装置362とをさらに有する。パウダーフィーダ361およびレーザ発振装置362は、加工エリア310の外部に設けられている。パウダーフィーダ361は、付加加工に用いられる材料粉末を、加工エリア310内の付加加工用ヘッド340に向けて導入する。レーザ発振装置362は、付加加工に用いられるレーザ光を発振する。
加工機械400は、送風装置51と、ヒュームコレクタ370とをさらに有する。送風装置51は、実施の形態3における送風装置51と同様の形態により設けられている。送風装置51は、カバー体321の天井カバー322に設けられている。
ヒュームコレクタ370は、フィルタ374と、モータ372と、ヒュームコレクタ用ファン373とを有する。フィルタ374は、ヒュームを捕集可能なように構成されている。モータ372の出力軸は、ヒュームコレクタ用ファン373に接続されている。
ワークの付加加工に伴って、加工エリア310内には、金属の加熱によって生じる粉塵であるヒュームが発生する。ヒュームコレクタ370には、加工エリア310からヒュームを含む空気が導かれる。ヒュームコレクタ370は、空気中に含まれるヒュームを回収し、清浄な空気を排出する装置である。
より具体的には、モータ372の駆動時、モータ372の出力軸から出力された回転が、ヒュームコレクタ用ファン373に伝達される。ヒュームコレクタ用ファン373が回転することにより、加工エリア310内で発生したヒュームを含む空気が、ヒュームコレクタ370に導かれる。ヒュームコレクタ370に導かれた空気がフィルタ374を通過する一方、空気中に含まれるヒュームは、フィルタ374により捕集される。これにより、空気と、ヒュームとが分離される。ヒュームが分離された清浄な空気は、外部空間に排出される。
加工機械400は、送風制御部91をさらに有する。送風制御部91は、付加加工用ヘッド340からワークに向けてレーザ光が出射される場合に、加工エリア310内において気流を発生させ、付加加工用ヘッド340からワークに向けてレーザ光が出射されない場合に、加工エリア310内における気流の発生を停止するように、送風装置51を制御する。
このような構成によれば、加工エリア310内にヒュームを含む気流を発生させることによって、ヒュームを含む空気をより効率的にヒュームコレクタ370に導入することができる。この際、ヒュームが発生するタイミングである付加加工用ヘッド340からのレーザ光の出射時には、送風ファン53を回転させるためのモータ52を駆動させ、ヒュームが発生しないタイミングである付加加工用ヘッド340からのレーザ光の非出射時には、送風ファン53を回転させるためのモータ52を停止させるため、小さいエネルギー消費で、効率的にヒュームを回収することができる。
以上に説明した、この発明の実施の形態4における加工機械400の構造についてまとめると、本実施の形態における加工機械400は、加工エリア310を区画形成するカバー体321と、加工エリア310内に設けられ、ワークに向けてレーザ光を出射するためのレーザ光出射装置としての付加加工用ヘッド340と、第1ファンとしての送風ファン53を含み、送風ファン53の駆動によって、加工エリア320内において気流を発生させる送風装置51と、第2ファンとしてのヒュームコレクタ用ファン373を含み、ヒュームコレクタ用ファン373の駆動によって、加工エリア310からの空気に含まれるヒュームを捕集するヒュームコレクタ370と、付加加工用ヘッド340からワークに向けてレーザ光が出射される場合に、加工エリア310内において気流を発生させ、付加加工用ヘッド340からワークに向けてレーザ光が出射されない場合に、加工エリア310内における気流の発生を停止するように、送風装置51を制御する制御部としての送風制御部91とを備える。
このように構成された、この発明の実施の形態4における加工機械400によれば、小さいエネルギー消費で、加工エリア310内に発生したヒュームを効率的に回収することができる。
なお、本発明における加工機械は、AM/SMハイブリッド加工機に限られず、たとえば、ワークを切断したり、ワークに孔開けしたりするレーザ加工機に適用されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、旋盤もしくはマシニングセンタ等の工作機械、または、AM/SMハイブリッド加工機もしくはレーザ加工機等の加工機械に適用される。
12,330 工具主軸、14 ベッド、16 テーブル、17 パレット、21,321 カバー体、22,322 天井カバー、23 第1サイドカバー、24 第2サイドカバー、25 扉部、26 開口部、28 操作部、31 ミストコレクタ、32 ダクト、33 支持脚、34 吸気口、36 ケース体、37 排気口、42,52,88,89,372 モータ、43 ミストコレクタ用ファン、44,374 フィルタ、51 送風装置、53 送風ファン、54 ファンケース、55 送風口、61 クーラントタンク、63 クーラントポンプ、66 クーラントバルブ、71 クーラント吐出装置、71B,77 ベースクーラント吐出装置、71C,76 天井クーラント吐出装置、71S 主軸クーラント吐出装置、81 制御装置、82 プログラム記憶部、83 プログラム実行部、84 工具主軸制御部、85 テーブル制御部、86 クーラント制御部、87 工具主軸モータ、91 送風制御部、100,200,300 工作機械、101 中心軸、110,130,160 回転中心軸、120,310 加工エリア、140 旋回中心軸、340 付加加工用ヘッド、350 ワーク主軸、361 パウダーフィーダ、362 レーザ発振装置、370 ヒュームコレクタ、373 ヒュームコレクタ用ファン、400 加工機械。

Claims (7)

  1. 加工エリアを区画形成するカバー体と、
    前記加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、
    第1ファンを含み、前記第1ファンの駆動によって、前記加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、
    第2ファンを含み、前記第2ファンの駆動によって、前記加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、
    前記クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、前記加工エリア内において気流を発生させ、前記クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、前記加工エリア内における気流の発生を停止するように、前記送風装置を制御する制御部とを備え
    前記カバー体は、天井部を含み、
    前記送風装置は、前記天井部に設けられる、工作機械。
  2. 加工エリアを区画形成するカバー体と、
    前記加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、
    第1ファンを含み、前記第1ファンの駆動によって、前記加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、
    第2ファンを含み、前記第2ファンの駆動によって、前記加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、
    前記クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、前記加工エリア内において気流を発生させ、前記クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、前記加工エリア内における気流の発生を停止するように、前記送風装置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記クーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が第1流量である場合に、前記送風装置による送風量が第2流量となり、前記クーラント吐出装置からのクーラントの吐出量が前記第1流量よりも大きい第3流量である場合に、前記送風装置による送風量が前記第2流量よりも大きい第4流量となるように、前記送風装置を制御する、工作機械。
  3. 加工エリアを区画形成するカバー体と、
    前記加工エリア内においてクーラントを吐出するためのクーラント吐出装置と、
    第1ファンを含み、前記第1ファンの駆動によって、前記加工エリア内において気流を発生させる送風装置と、
    第2ファンを含み、前記第2ファンの駆動によって、前記加工エリアからの空気に含まれるミストを捕集するミストコレクタと、
    前記クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、前記加工エリア内において気流を発生させ、前記クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合に、前記加工エリア内における気流の発生を停止するように、前記送風装置を制御する制御部と、
    工具を回転させるための工具主軸を備え、
    前記クーラント吐出装置は、前記工具主軸に設けられる主軸クーラント吐出装置であり、さらに、
    前記主軸クーラント吐出装置よりも上方に設けられる天井クーラント吐出装置と、
    前記主軸クーラント吐出装置よりも下方に設けられるベースクーラント吐出装置とを備え、
    前記制御部は、前記主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出される場合に、前記加工エリア内において気流を発生させ、前記天井クーラント吐出装置および前記ベースクーラント吐出装置の少なくともいずれか一方からクーラントが吐出される場合であっても、前記主軸クーラント吐出装置からクーラントが吐出されない場合には、前記加工エリア内における気流の発生を停止するように、前記送風装置を制御する、工作機械。
  4. 前記第1ファンは、前記加工エリア内に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の工作機械。
  5. 前記送風装置は、前記加工エリア内で空気が循環するように設けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の工作機械。
  6. 前記送風装置は、前記加工エリア内の空気を前記加工エリアの外部に送出するように設けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の工作機械。
  7. 前記送風装置は、前記加工エリアの外部の空気を前記加工エリア内に送出するように設けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の工作機械。
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