JP2015020231A - クーラント装置を備えた工作機械 - Google Patents

クーラント装置を備えた工作機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2015020231A
JP2015020231A JP2013148630A JP2013148630A JP2015020231A JP 2015020231 A JP2015020231 A JP 2015020231A JP 2013148630 A JP2013148630 A JP 2013148630A JP 2013148630 A JP2013148630 A JP 2013148630A JP 2015020231 A JP2015020231 A JP 2015020231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant pump
coolant
door
machine tool
stopping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013148630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5667251B2 (ja
Inventor
前川 進
Susumu Maekawa
進 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2013148630A priority Critical patent/JP5667251B2/ja
Priority to DE102014109813.7A priority patent/DE102014109813B8/de
Priority to US14/332,719 priority patent/US9498863B2/en
Priority to CN201410337633.1A priority patent/CN104289964B/zh
Publication of JP2015020231A publication Critical patent/JP2015020231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5667251B2 publication Critical patent/JP5667251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/0075Devices for removing chips for removing chips or coolant from the workpiece after machining
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1038Arrangements for cooling or lubricating tools or work using cutting liquids with special characteristics, e.g. flow rate, quality
    • B23Q11/1046Arrangements for cooling or lubricating tools or work using cutting liquids with special characteristics, e.g. flow rate, quality using a minimal quantity of lubricant
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】切粉を除去するために効率よくかつ安全にクーラントを吐出または停止することが可能な工作機械を提供する。
【解決手段】工作機械において、クーラントポンプを駆動または停止する条件を設定するクーラントポンプ駆動停止条件設定手段を有し、クーラントポンプ制御手段は、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段により設定された内容に基づいてクーラントポンプを駆動または停止する。これにより、加工プログラム中の指令や操作盤からの操作による制御だけではなく、クーラントポンプ駆動停止条件によって設定された内容によって、適切なタイミングでクーラントの吐出や停止を行うことが可能となる。そのため、消費電力を抑えつつ、効果的に切粉を除去することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明はクーラント装置を備えた工作機械に関する。
工作機械においては、加工中に発生した切粉は加工物周辺や、加工領域を覆うカバーの内部のさまざまな箇所に付着して堆積することがある。このように切粉が蓄積すると、加工精度が悪くなったり、工作機械が正常に動作しなくなったりすることがあるため、切粉を除去して機械の外部に排出する必要がある。工作機械の内部に蓄積される切粉を除去する方法としては、加工領域を覆っているカバー内部の各所にクーラントを供給するノズル等を設けて、クーラントを使用して切粉を洗い流すことが一般的である。
クーラントの供給方法としては、装置内にクーラント供給用の配管を行ったり、外部のノズルから工作機械にクーラントを吐出させるといった方法がある。
また、特許文献1には、工作機械の装置内に配管を設置することなく、工作機械の壁部に開口部を設けて、開口部を通じて工作機械の内壁自体から壁面に沿ってクーラントを吐出させる技術が開示されている。
また、クーラントの吐出や停止に関しては、加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や、操作盤等からの入力により行われる。そして、加工中はクーラントを吐出して切粉を除去し、加工が終了するとクーラントの吐出を停止することが一般的に行われている。
特開2005−131762号公報
特許文献1に開示されている技術は、機械内部に設置する配管からではなく、壁部に設けた開口部を通すことによって内壁自体から壁面に沿ってクーラント(切削液)等の流体を吐出させている。これにより、機械内部の側壁や底面に付着・蓄積する切粉を効果的に排出することが可能となる。しかしながら、クーラントなどの流体を吐出または停止する手段については開示されていないため、どのようにクーラントの吐出または停止を行うかは不明である。
また、クーラントの吐出や停止を加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や操作盤等からの入力により行い、加工が終了するとクーラントの吐出を停止する場合は、加工終了時に切粉が除去しきれておらず、切粉が完全に除去されることなく、機内に残ってしまう場合がある。
一方、切粉の除去のために常時クーラントを吐出しておくままにしておくなど、加工終了後もクーラントの吐出を継続すると、不必要に電力を消費したり、カバーに設けられた扉を開けた際にクーラントが機械外部に飛び散ってしまうおそれがある。また、これによってクーラントが床に飛び散ったりすると、床が滑りやすくなってしまい危険が生じるというおそれもある。
そこで本発明は、切粉を除去するために効率よくかつ安全にクーラントを吐出または停止することが可能な工作機械を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明では、クーラントを蓄えるクーラントタンクと、前記クーラントタンクからクーラントを送出するクーラントポンプと、前記クーラントポンプを駆動または停止するクーラントポンプ制御手段と、前記クーラントポンプから供給されたクーラントを吐出するための吐出部とを有する工作機械において、前記クーラントポンプを駆動または停止する条件を設定するクーラントポンプ駆動停止条件設定手段をさらに有し、前記クーラントポンプ制御手段は、前記クーラントポンプ駆動停止条件設定手段により設定された内容に基づいてクーラントポンプを駆動または停止することを特徴とするクーラント装置を備えた工作機械が提供される。
請求項1に係る発明では、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段により設定された内容に基づいてクーラントポンプを駆動または停止するように制御しているため、加工プログラム中の指令や操作盤からの操作による制御だけではなく、クーラントポンプ駆動停止条件によって設定された内容によって、適切なタイミングでクーラントの吐出や停止を行うことが可能となる。そのため、消費電力を抑えつつ、効果的に切粉を除去することが可能となる。
本願の請求項2に係る発明では、前記工作機械に備えられた扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検出手段を有し、前記クーラントポンプ駆動停止条件設定手段は扉の開閉状態を条件として含み、前記クーラントポンプ制御手段は、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号に基づいてクーラントポンプを駆動または停止することを特徴とする請求項1に記載のクーラント装置を備えた工作機械が提供される。
請求項2に係る発明では、工作機械に設けられた扉の開閉状態を、クーラントポンプ駆動停止条件に含めて制御することにより、扉の開閉とクーラントポンプの駆動及び停止を関連付けることができ、扉を開けた時の外部へのクーラントの飛散を防止するといったことが可能となる。
本願の請求項3に係る発明では、前記クーラントポンプ制御手段は、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉開状態であると判断したらクーラントポンプを停止する信号を出力することを特徴とする請求項2に記載のクーラント装置を備えた工作機械が提供される。
請求項3に係る発明では、扉開状態であると判断したときにクーラントポンプを停止するようにすることで、扉を開けた際にクーラントポンプの駆動が継続して、クーラントが機械外部に飛び散って床が滑りやすくなるなどの危険を回避することが可能となる。
本願の請求項4に係る発明では、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉開状態であると判断してクーラントポンプを停止する信号を出力したことを記録するクーラントポンプ自動停止記録手段を有することを特徴とする請求項3に記載のクーラント装置を備えた工作機械が提供される。
請求項4に係る発明では、扉開状態であることを判断してクーラントポンプを停止したときに、そのことをクーラントポンプ自動停止記録手段に記録するようにしているため、その後、扉が閉められたときなどに、自動停止記録手段に記録された記録に基づいて、その後の制御を行うことが可能となる。
本願の請求項5に係る発明では、前記クーラントポンプ制御手段は、前記クーラントポンプ自動停止記録手段による記録があり、かつ前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉閉状態であると判断したらクーラントポンプを駆動する信号を出力することを特徴とする請求項4に記載のクーラント装置を備えた工作機械が提供される。
請求項5に係る発明では、クーラントポンプ自動停止記録手段に停止の記録がされている場合、その後扉閉状態であると判断したときに、クーラントポンプを駆動する信号を出力するようにしているため、クーラントポンプが駆動中に扉が開かれることによってクーラントポンプが停止させられた場合、その後扉が閉められたときに再度クーラントポンプの駆動を再開することが可能となる。
本発明により、切粉を除去するために効率よくかつ安全にクーラントを吐出または停止することが可能な工作機械を提供することが可能となる。
本発明の実施形態の、クーラントポンプとクーラントポンプ制御手段等の関係を示すブロック図である。 クーラントポンプ駆動停止条件設定手段20に設定されるクーラントポンプの駆動及び停止条件の設定の例を示した図である。 クーラントポンプ制御のフローチャートである。 クーラントポンプ駆動中(クーラント吐出中)に扉を開けた場合のフローチャートである。 扉を閉じた場合のクーラントポンプ制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
従来からの一般的な構成であるため図示は省略するが、工作機械は装置カバーなどで筐体が構成されており、その外部や内部に配管やダクトを設け、それにクーラントを供給することで、工作機械の外部や内部の切粉を除去するように構成されている。
図1は、本実施形態のクーラントポンプと、クーラントポンプ制御手段等の関係を示すブロック図である。クーラントタンク10にクーラントが蓄えられており、クーラントポンプ12により、クーラントタンク10に蓄えられているクーラントを吸い上げて供給する。クーラントポンプ12によって吸い上げられたクーラントは、吐出部14により各所に吐出される。図1においては、ブロック図のためひとつしか記載されていないが、クーラントポンプ12や吐出部14は必要に応じて複数備えられていることもある。一例として、工具と加工物の潤滑や冷却、加工により発生した加工物付近の切粉除去を目的とするもの、加工領域を覆うカバー内部の側壁部に付着した切粉を洗い流す目的のものなどが挙げられる。
また、クーラントポンプ12には、クーラントポンプ制御手段16が接続されており、クーラントポンプ12の駆動と停止を制御している。また、クーラントポンプ制御手段16には、クーラントポンプ自動停止記録手段18、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段20、扉開閉状態検出手段22が接続されている。
クーラントポンプ制御手段16は、加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や、操作盤からの入力など、クーラントを吐出するための条件を満たした場合に、クーラントポンプ12を駆動する信号を出力する。これにより、クーラントポンプ12が駆動され、吐出部14からクーラントが吐出される。また、同様に加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や、操作盤からの入力など、クーラントを停止するための条件を満たした場合に、クーラントポンプ12を停止する信号を出力し、クーラントポンプ12を停止させてクーラントの吐出を停止する。
本実施形態においては、上記の加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や操作盤からの入力だけではなく、それに加えてクーラントポンプ駆動停止条件設定手段20において、クーラントポンプを駆動または停止する条件を設定して、それに基づいてクーラントポンプの駆動または停止を制御する。また、扉開閉状態検出手段22において、工作機械の扉の開閉状態を検出し、その検出結果をクーラントポンプ駆動停止条件設定手段20におけるクーラントポンプの駆動または停止する条件として用いている。
図2は、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段20に設定されるクーラントポンプの駆動及び停止条件の設定の例を示した図である。図2に示されているように、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段20において、加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や操作盤からの入力以外の制御条件の設定が行われている。
この例では、クーラントポンプAはサイクルスタートにより駆動され、扉を開けた時または加工が終了した時に停止する。扉閉時の再駆動はしない設定とされているため、扉を開けて停止した後に扉を閉めても、クーラントポンプは再駆動されず、次回のサイクルスタート時に再駆動される。
クーラントポンプBは、サイクルスタートにより駆動され、扉を開けた時に停止する。扉閉時の再駆動をする設定とされているため、扉を開けて停止した後に扉を閉めると、クーラントポンプが再駆動される。
クーラントポンプCは、電源投入時に駆動され、加工プログラム中に指令されたMコード等の指令や操作盤からの入力以外では停止することはない。また、扉を開けても停止しないので、扉を閉めた時の設定はされていない。
この例においては、3つのクーラントポンプA,B,Cにそれぞれ異なる駆動条件、停止条件を設定しているが、より多いクーラントポンプに対してさらに別の駆動、停止条件を設定することも可能であるし、逆に複数のクーラントポンプに対して、同一の駆動、停止条件を設定することもできる。
次に、クーラントポンプ制御手段16における、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段20に設定された条件を用いてクーラントポンプ12を駆動または停止する処理を図3のフローチャートを用いてステップ毎に説明する。
・(ステップSA1)クーラントポンプ駆動停止条件設定手段に格納されているクーラントポンプの駆動条件を取得する。
・(ステップSA2)クーラントポンプの駆動条件を満たすかどうかを判定する。満たす場合(YES)はステップSA3に進み、満たさない場合(NO)はステップSA1に戻る。
・(ステップSA3)クーラントポンプを駆動する信号を出力して、クーラントポンプを駆動する。
・(ステップSA4)クーラントポンプ駆動停止条件設定手段に格納されているクーラントポンプの停止条件を取得する。
・(ステップSA5)クーラントポンプの停止条件を満たすかどうかを判定する。満たす場合(YES)はステップSA6に進み、満たさない場合(NO)はステップSA4に戻る。
・(ステップSA6)クーラントポンプを停止する信号を出力して、クーラントポンプを停止する。
次に、扉開閉状態によるクーラントポンプの駆動または停止について説明する。
図4は、クーラントポンプ駆動中(クーラント吐出中)に扉を開けた場合のフローチャートである。以下、ステップ毎に説明する。
・(ステップSB1)扉開閉状態検出手段から扉開閉状態を取得する。
・(ステップSB2)扉が開状態であるかどうかを判定する。開状態である場合(YES)はステップSB3に進み、閉状態である場合(NO)はステップSB1に戻る。
・(ステップSB3)クーラントポンプ駆動停止条件設定手段に格納されているクーラントポンプの停止条件を取得する。
・(ステップSB4)クーラントポンプの停止条件として、「扉開」が含まれているかどうかを判定する。含まれている場合(YES)はステップSB5に進み、含まれていない場合(NO)は終了する。
・(ステップSB5)クーラントポンプを停止する信号を出力して、クーラントポンプを停止する。
・(ステップSB6)クーラントポンプ自動停止記録手段に、扉開によってクーラントポンプを停止したことを記録する。
なお、SB6においてクーラントポンプ自動停止記録手段にクーラントポンプを停止する信号を出力したことを記録するのは、扉を開けたことによりクーラントポンプを停止した場合のみ、以下に述べる扉閉時のクーラントポンプの再駆動を実行するためである。
次に、図5のフローチャートを用いて、扉を閉じた場合のクーラントポンプ制御についてステップ毎に説明する。
・(ステップSC1)扉開閉状態検出手段から扉開閉状態を取得する。
・(ステップSC2)扉が閉状態であるかどうかを判定する。閉状態である場合(YES)はステップSC3に進み、開状態である場合(NO)はステップSC1に戻る。
・(ステップSC3)クーラントポンプ駆動停止条件設定手段に格納されている、扉閉時のクーラントポンプ再駆動条件を取得する。
・(ステップSC4)扉閉時にクーラントポンプを再駆動する設定かどうかを判定する。再駆動する設定の場合(YES)はステップSC5に進み、再駆動する設定ではない場合(NO)は終了する。
・(ステップSC5)クーラントポンプ自動停止記録手段から、扉開によってクーラントポンプを停止した記録を取得する。
・(ステップSC6)ステップSC5において、クーラントポンプ自動停止記録手段に扉開によってクーラントポンプを停止した記録があるかどうかを判定する。記録がある場合(YES)はステップSC7に進み、記録がない場合(NO)は終了する。
・(ステップSC7)クーラントポンプを駆動する信号を出力して、クーラントポンプを駆動する。
・(ステップSC8)クーラントポンプ自動停止記録手段に記録されていた、扉開によってクーラントポンプを停止した記録を消去する。
本実施形態においては、扉の開閉状態を検出して、開閉状態に応じてクーラントポンプの駆動又は停止を制御する例で説明しているが、これに限ったものではなく、その他の操作者の操作等に応じてクーラントポンプの駆動又は停止を制御するようにすることも可能である。また、本実施形態においては、扉閉時の再駆動設定によって、扉開によってクーラントポンプの駆動が停止された場合に、扉閉によって再駆動が行われる例で説明しているが、扉閉時の再駆動設定項目なしに、扉閉時において再駆動を行わないようにしたり、逆に扉開によってクーラントポンプの駆動が停止された場合には、必ず扉閉時に再駆動を行うような設定とすることもできる。
10 クーラントタンク
12 クーラントポンプ
14 吐出部
16 クーラントポンプ制御手段
18 クーラントポンプ自動停止記録手段
20 クーラントポンプ駆動停止条件設定手段
22 扉開閉状態検出手段
本願の請求項1に係る発明では、クーラントを蓄えるクーラントタンクと、前記クーラントタンクからクーラントを送出するクーラントポンプと、前記クーラントポンプを駆動または停止するクーラントポンプ制御手段と、前記クーラントポンプから供給されたクーラントを吐出するための吐出部とを有する工作機械において、前記クーラントポンプを駆動または停止する条件を設定するクーラントポンプ駆動停止条件設定手段と、前記工作機械に備えられた扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検出手段と、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉開状態であると判断してクーラントポンプを停止する信号を出力したことを記録するクーラントポンプ自動停止記録手段と、をさらに有し、前記クーラントポンプ制御手段は、前記クーラントポンプ駆動停止条件設定手段により設定された内容、及び前記扉開閉状態検出手段からの検出信号に基づいてクーラントポンプを駆動または停止し、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉開であると判断したら前記クーラントポンプを停止する信号を出力し、前記クーラントポンプ自動停止記録手段による記録があり、かつ前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉閉であると判断したら前記クーラントポンプを駆動する信号を出力することを特徴とするクーラント装置を備えた工作機械が提供される。
請求項1に係る発明では、クーラントポンプ駆動停止条件設定手段により設定された内容に基づいてクーラントポンプを駆動または停止するように制御しているため、加工プログラム中の指令や操作盤からの操作による制御だけではなく、クーラントポンプ駆動停止条件によって設定された内容によって、適切なタイミングでクーラントの吐出や停止を行うことが可能となる。そのため、消費電力を抑えつつ、効果的に切粉を除去することが可能となる。
また、工作機械に設けられた扉の開閉状態を、クーラントポンプ駆動停止条件に含めて制御することにより、扉の開閉とクーラントポンプの駆動及び停止を関連付けることができ、扉を開けた時の外部へのクーラントの飛散を防止するといったこと、扉開状態であると判断したときにクーラントポンプを停止するようにすることで、扉を開けた際にクーラントポンプの駆動が継続して、クーラントが機械外部に飛び散って床が滑りやすくなるなどの危険を回避することが可能となる。
さらに、扉開状態であることを判断してクーラントポンプを停止したときに、そのことをクーラントポンプ自動停止記録手段に記録するようにしているため、その後、扉が閉められたときなどに、自動停止記録手段に記録された記録に基づいて、その後の制御を行うこと、クーラントポンプ自動停止記録手段に停止の記録がされている場合、その後扉閉状態であると判断したときに、クーラントポンプを駆動する信号を出力するようにしているため、クーラントポンプが駆動中に扉が開かれることによってクーラントポンプが停止させられた場合、その後扉が閉められたときに再度クーラントポンプの駆動を再開することが可能となる。

Claims (5)

  1. クーラントを蓄えるクーラントタンクと、
    前記クーラントタンクからクーラントを送出するクーラントポンプと、
    前記クーラントポンプを駆動または停止するクーラントポンプ制御手段と、
    前記クーラントポンプから供給されたクーラントを吐出するための吐出部とを有する工作機械において、
    前記クーラントポンプを駆動または停止する条件を設定するクーラントポンプ駆動停止条件設定手段をさらに有し、
    前記クーラントポンプ制御手段は、前記クーラントポンプ駆動停止条件設定手段により設定された内容に基づいてクーラントポンプを駆動または停止することを特徴とするクーラント装置を備えた工作機械。
  2. 前記工作機械に備えられた扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検出手段を有し、
    前記クーラントポンプ駆動停止条件設定手段は扉の開閉状態を条件として含み、
    前記クーラントポンプ制御手段は、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号に基づいてクーラントポンプを駆動または停止することを特徴とする請求項1に記載のクーラント装置を備えた工作機械。
  3. 前記クーラントポンプ制御手段は、前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉開状態であると判断したらクーラントポンプを停止する信号を出力することを特徴とする請求項2に記載のクーラント装置を備えた工作機械。
  4. 前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉開状態であると判断してクーラントポンプを停止する信号を出力したことを記録するクーラントポンプ自動停止記録手段を有することを特徴とする請求項3に記載のクーラント装置を備えた工作機械。
  5. 前記クーラントポンプ制御手段は、前記クーラントポンプ自動停止記録手段による記録があり、かつ前記扉開閉状態検出手段からの検出信号により扉閉状態であると判断したらクーラントポンプを駆動する信号を出力することを特徴とする請求項4に記載のクーラント装置を備えた工作機械。
JP2013148630A 2013-07-17 2013-07-17 クーラント装置を備えた工作機械 Active JP5667251B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148630A JP5667251B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 クーラント装置を備えた工作機械
DE102014109813.7A DE102014109813B8 (de) 2013-07-17 2014-07-14 Werkzeugmaschine mit Kühlmittelvorrichtung
US14/332,719 US9498863B2 (en) 2013-07-17 2014-07-16 Machine tool including coolant apparatus
CN201410337633.1A CN104289964B (zh) 2013-07-17 2014-07-16 具备冷却液装置的机床

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148630A JP5667251B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 クーラント装置を備えた工作機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015020231A true JP2015020231A (ja) 2015-02-02
JP5667251B2 JP5667251B2 (ja) 2015-02-12

Family

ID=52131503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013148630A Active JP5667251B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 クーラント装置を備えた工作機械

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9498863B2 (ja)
JP (1) JP5667251B2 (ja)
CN (1) CN104289964B (ja)
DE (1) DE102014109813B8 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6892543B1 (ja) * 2020-09-17 2021-06-23 Dmg森精機株式会社 工作機械

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105436988A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 浙江纳迪克数控设备有限公司 一种机床用冷却液喷淋装置
CN105436986A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 青海模具制造科技有限公司 一种设有冷却液装置及冷却液加热装置的数控机床
CN117655793B (zh) * 2024-01-31 2024-04-23 斯丹诺(广东)科技有限公司 一种五轴切割中心

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148254U (ja) * 1988-03-29 1989-10-13
JPH04102754U (ja) * 1991-02-18 1992-09-04 日立精機株式会社 工作機械のワ−ク冷却装置
JPH0633640U (ja) * 1991-03-25 1994-05-06 オークマ株式会社 切粉除去装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2559614A (en) * 1944-10-12 1951-07-10 Hannah J Hapman Apparatus for conditioning, cleaning, and circulating cooling liquids
US2917874A (en) * 1958-08-25 1959-12-22 Thompson Ramo Wooldridge Inc Machine tool
US4977529A (en) * 1973-02-23 1990-12-11 Westinghouse Electric Corp. Training simulator for a nuclear power plant
US5384714A (en) * 1993-03-12 1995-01-24 Emerson Electric Co. Pump controller program
JPH07185993A (ja) 1993-12-27 1995-07-25 Murata Mach Ltd クーラント腐敗防止装置
DE4403327A1 (de) * 1994-02-03 1995-08-10 Karl Bauch Reinigungsvorrichtung an mehrachsigen Werkzeugmaschinen
US5505180A (en) * 1995-03-31 1996-04-09 Ford Motor Company Returnless fuel delivery mechanism with adaptive learning
DE29517783U1 (de) * 1995-11-10 1996-01-11 Hawema Werkzeugschleifmaschine Schutzkabine
US6241432B1 (en) * 1998-10-23 2001-06-05 Brookdale Associates Machine tool accessory high pressure fluid distribution system
JP4022510B2 (ja) * 2003-10-31 2007-12-19 ファナック株式会社 工作機械
JP5441552B2 (ja) 2009-08-03 2014-03-12 本田技研工業株式会社 クーラント供給装置
DE102010001518A1 (de) * 2010-02-02 2011-08-04 DECKEL MAHO Pfronten GmbH, 87459 Vorrichtung zum Steuern von Betriebsfunktionen einer Werkzeugmaschine
JP5269955B2 (ja) 2011-07-04 2013-08-21 株式会社牧野フライス製作所 工作機械のクーラント供給装置およびクーラント供給方法
CN102896552A (zh) 2011-07-27 2013-01-30 王萌 机床主动冷却技术
CN102848260A (zh) 2012-08-30 2013-01-02 承群威 一种车床的冷却装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148254U (ja) * 1988-03-29 1989-10-13
JPH04102754U (ja) * 1991-02-18 1992-09-04 日立精機株式会社 工作機械のワ−ク冷却装置
JPH0633640U (ja) * 1991-03-25 1994-05-06 オークマ株式会社 切粉除去装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6892543B1 (ja) * 2020-09-17 2021-06-23 Dmg森精機株式会社 工作機械
JP2022049965A (ja) * 2020-09-17 2022-03-30 Dmg森精機株式会社 工作機械

Also Published As

Publication number Publication date
CN104289964A (zh) 2015-01-21
DE102014109813B8 (de) 2019-12-12
DE102014109813B4 (de) 2019-10-24
DE102014109813A1 (de) 2015-01-22
US20150025673A1 (en) 2015-01-22
US9498863B2 (en) 2016-11-22
CN104289964B (zh) 2015-12-02
JP5667251B2 (ja) 2015-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5667251B2 (ja) クーラント装置を備えた工作機械
JP6340277B2 (ja) 加工装置
JP6424582B2 (ja) 切削加工装置および切削加工方法
JP2015146715A (ja) ファンモータを備えた電子機器
KR20130014096A (ko) 펌프의 공회전 방지장치
CN102808313A (zh) 裁剪机的负压保持系统
JP6328869B1 (ja) 空気抜き装置、潤滑装置、および、空気抜き方法
JP5845314B2 (ja) クーラントの滴下を防止した工作機械の機内洗浄装置
KR102330150B1 (ko) 펌프를 차단하기 위한 방법 및 펌프 스테이션 장치
CN203805318U (zh) 一种自动铆钉机
JP5195199B2 (ja) ターボ圧縮機
JP2015157330A (ja) クーラント冷却装置
JP2011240458A (ja) 研削盤
JP5778395B2 (ja) 酸洗設備及び酸洗設備の停止時処理方法
JP7359616B2 (ja) 工作機械
US20160062339A1 (en) Control device of machining tool with power consumption reduction function
US11920600B2 (en) Method and device for maintaining a pumping system in operational condition
KR102027177B1 (ko) 대형 컨테이너 냉각수시스템의 수격방지 장치
KR101869900B1 (ko) 클리닝 유체 순환부를 구비한 스윙 게이트 밸브
KR20140086077A (ko) 스윙 게이트 밸브
JP2015157328A (ja) クーラント冷却装置
JP2021122761A (ja) ストレーナ、給水装置の清掃運転方法、ストレーナケーシング、および給水装置
JP2007075803A (ja) ディスポーザ
JP2009052403A (ja) ポンプ装置の制御装置及びその方法
FR3047836B1 (fr) Dispositif et procede de reparation sous eau d'un trou d'une piece de reacteur nucleaire

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5667251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150